凱旋門賞馬デインドリーム(牝 3)は文句なしの状態で日本制圧に臨む。最終調整は東京のダートでキャンター。どっしりと落ち着いて風格を漂わせる。シールゲン師は「気持ちよさそうに走っていた。不安はない。凱旋門賞の時と同じぐらいの状態だよ」と絶好調を確信していた。
ウインバリアシオンは11月26日午後 3時25分、東京競馬場に到着した。「輸送中に食べないのはいつものこと。輸送で減ると思って、ゆったりめにつくってきました。追い切りの時が 520キロ台。アンカツさんに『太い?』って聞いたら『大丈夫』と。問題ないでしょう」と竹邑厩務員。これらの記事をまとめてみました。
歴史に名を残す女傑がやってきた。◎デインドリームへの信頼は揺るがない。
5、 6、 5馬身差でGIを 3連勝中。欧州の王者決定戦である凱旋門賞はケタ違いの瞬発力で馬群から抜け出し、 2分24秒49のレースレコードで駆け抜けた。エリザベス女王杯を連覇したスノーフェアリーは大きく離された 3着であり、その実力は世界でも一、二を争う。ドイツ産馬はランドが1995年のジャパンCを制しているが、その上をはるかに行く大物である。“恵量”53キロでまともに走られたら日本馬に出番はない。日本の芝への適性うんぬんのレベルの馬ではないのだ。陣営が本気ならば、結果は自然と付いてくる。
凱旋門賞馬デインドリームは文句なしの状態で日本制圧に臨む。最終調整は東京のダートでキャンター。どっしりと落ち着いて風格を漂わせる。シールゲン師は「気持ちよさそうに走っていた。不安はない。凱旋門賞の時と同じぐらいの状態だよ」と絶好調を確信していた。
凱旋門賞をレースレコードで制したデインドリーム。来日後も順調で態勢は整っている
日本で将来的に種牡馬として繋養される牡馬ならば、手加減した“顔見世興行”も考えられるが、デインドリームはまだ 3歳の牝馬であり、無事ならば凱旋門賞V2をはじめ、来シーズンも複数のGIタイトル獲得が濃厚。JCのためにリスクを冒す必要など皆無だ。体調に少しでも不安があれば、日本に連れてくるわけがない。逆に自信があればこそ、来日したと見るほうが合点がいく。
競走馬として遅い 5月 7日の生まれながら、早くも 2歳の 6月にデビュー。しかも地元ドイツではなくフランスへ遠征した。その後も自国の賞金が安いため、フランスやイタリアへの遠征が続いた。旅慣れした鉄の女であり、心身とも丈夫でタフ。アジア遠征ぐらいで音を上げるヤワな馬ではないのだ。
だからこそ、23日には東京のダートでしっかりと長めから追い切りを消化することもできた。 3億5000万円のビッグマネー(本賞金 2億5000万円とボーナス 1億円)を本気で取りに来たのであり、その準備も万端だ。
ドイツが生んだ規格外の名牝デインドリームが、頂点を極めた本場の走りを見せつける。
赤文字が、虎ちゃん推奨の馬達です。
ウインバリアシオンは11月26日午後 3時25分、東京競馬場に到着した。「輸送中に食べないのはいつものこと。輸送で減ると思って、ゆったりめにつくってきました。追い切りの時が 520キロ台。アンカツさんに『太い?』って聞いたら『大丈夫』と。問題ないでしょう」と竹邑厩務員。春シーズンは裂蹄に悩まされていたが「今は爪の不安がないし、何の心配もいらない。ジョッキーがどんな戦法で乗るか楽しみ」と終始笑顔で語った。
Cウッドチップコースを疾走するブエナビスタ。闘志満々だ
ブエナビスタが、気合十分にCウッドチップコースを駆け抜けた。頭を小刻みに上下に振りながら直線へ。ステッキが一発、二発、三発…。 1頭で走ると気を抜くタイプだが、ムチが振り下ろされるたびに加速して 7ハロン98秒 2―12秒 3。女傑が戦闘モードに入った。
松田博調教師が「気合が乗っているから」と単走での最終追い切りに。いつもはおとなしい“優等生”が、前日は立ち上がるシーンを見せ、闘争心を表に出していた。「こんなに気合が乗ってるのは、今までないな。前走(天皇賞・秋 4着)はボテボテだったけど、体が締まった。一度使って、全然違うよ」
昨年は、圧倒的強さで 1位入線しながら、直線の内斜行で 2着降着という悪夢に。それ以来、勝ち星から見放されている。コンビを組んで 4戦目の岩田は「去年は陣営も悔しい思いをしたし、僕自身もこの馬で勝っていない。強い馬はいるが、ブエナが一番強いと思う。結果を出したい」ときっぱり。ブエナビスタ、松田師、そして鞍上。雪辱に燃える 3つの熱い思いが、“世界の頂”への道を切り開いていく。
昨日今日の新聞には、虎ちゃんが推薦している馬に関する記事が色々と載っている!それぞれに頑張って欲しいと思っている。
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ブエナビスタ凌ぐデインドリームが日本制圧に臨む!ウインバリアシオン「何の心配もいらない」
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