7日ナゴヤドームで中日－阪神 8回戦が行われ、阪神は初対戦となった 2年目左腕、中日先発の浜田達郎投手(19)の前に 6安打完封負け。予告先発の川上が腰痛で先発回避し、緊急登板した相手に、鳥谷敬内野手(32)らが凡打と三振の山を築き、 3位に後退だ。これで初対戦の先発投手には今季 1勝 3敗。苦手の初モノを攻略できず、10代投手にプロ初星を献上してしまった。
2試合ぶりに｢ 1番・右翼｣でスタメン出場の俊介外野手(藤川俊介＝26)が 2安打 2四死球の 4出塁。得点には結びつかなかったが、初顔合わせの浜田に牙をむいた。上本離脱の中、 1番打者の代役の筆頭候補に名乗りをあげた。
突然歯車を狂わされた和田阪神の中でも、マット・マートン外野手(32)だけが冷静だった、といえるかもしれない。 2試合ぶりのマルチ安打を放ち、爪痕を残した。
ドラフト 4位梅野隆太郎捕手(22)と、同 6位岩崎優投手(22)が新人バッテリーを組んだ。
ドラフト 6位ルーキー岩崎優投手が、 2試合続けてKOされた。
先発岩崎に代わり、 5回二死 1、 2塁で登板した玉置隆投手(27)が中日和田に 3ランを浴び、ワンサイドゲームを演出してしまった。
腰痛で予告先発を回避した川上の代役として急きょ先発した19歳左腕の浜田に対して散発 6安打。和田豊監督(51)は渋い表情だった。記事をまとめてみました。
![2014.05.08 試合結果]()
＜中日 7－ 0阪神＞◇ 7日◇ナゴヤドーム◇ 8回戦
阪神は、初対戦となった 2年目左腕、中日先発の浜田達郎投手の前に 6安打完封負け。予告先発の川上が腰痛で先発回避し、緊急登板した相手に、鳥谷敬内野手らが凡打と三振の山を築き、 3位に後退だ。これで初対戦の先発投手には今季 1勝 3敗。苦手の初モノを攻略できず、10代投手にプロ初星を献上してしまった。
中日は 3回、ルナの適時打で 1点先制。さらに平田も 2点適時打を放ちこの回 3点を奪った。先発浜田は序盤無失点の立ち上がり。
中日は 5回、森野の適時打で 1点を追加。さらに和田の 7号 3ランでリードを 7点に広げた。浜田は中盤も無失点。
浜田は危なげない投球で 2ケタ三振を奪い、プロ初先発初完封で 1勝。中日が連敗を｢２｣で止めた。阪神は 6安打無得点だった。
![遊ゴロに倒れた鳥谷敬内野手]()
7回、遊ゴロに倒れた鳥谷敬内野手。中日先発の浜田を攻略できなかった
朗報のはずだった。中日の予告先発として発表されていた｢虎キラー｣こと川上が、試合前練習中に腰の違和感を訴えて登板回避。だが、代役の 2年目左腕・浜田にまさかの完封負け。完全な“ぬか喜び”となった和田監督も下を向くしかなかった。
｢やはり初モノに対して、というところ。タイミングがほとんど取れていなかった｣
阪神が練習中の午後 4時。先に中日・谷繁監督が入室していた審判員室に和田監督が呼ばれ、先発投手の交替をめぐる事情説明を受けた。｢これはあり得ること。ルール上認められていること｣と納得した上で、練習もオーダーも、左腕対策用へとシフトチェンジしていた。
![２三振を喫した左キラーの新井良太内野手]()
左キラーの新井良太内野手も 2三振を喫した
阪神戦で通算28勝を挙げている川上から、プロ初先発で初対戦となる19歳との対峙。だが、ふたを開ければ｢初モノに弱い虎｣を改めて強調しただけだった。
2－ 8回まで、すべてで得点圏に走者を置きながら、あと 1本が遠い。ゴメスとマートンにそれぞれ長打が出たが、前後を打つ鳥谷と新井良太が、ともに 3度の得点機で凡退した。鳥谷は｢真っすぐがコースに決まっていた。スクランブル？ そういうのは気にしていない｣と話したが、一矢も放てないゼロ敗ではなんとも寂しい。左キラーの新井良太も 2三振を喫するなどブレーキ。チームは11三振を喫した。
![中飛に倒れた鳥谷敬内野手]()
3回、中飛に倒れた鳥谷敬内野手
大瀬良(広島)、モスコーソ(ＤｅＮＡ)、ナーブソン(ヤクルト)に続き、初顔の先発は今季 4度目で、 1勝 3敗となった。“見ず知らず”を大の苦手とすることに、指揮官は｢わからない分だけ大事にいって思い切りがなくなる｣と分析。｢対浜田｣について、関川打撃コーチは｢すべてにおいて対応が遅れた。腕の振りが(印象と)少し変わっていた｣と猛省した。
巨人が勝ったため、延長12回の激闘を制した前夜の歓喜一転、 1日で 3位に陥落した。20日からは初対戦が多くなる交流戦も始まる。この日は不測の事態だったとはいえ、初モノアレルギーの積み重ねを回避しなければ、ペナントは遠のきかねない。
![１番打者として４出塁した俊介外野手]()
3回、 2盗を決めた俊介外野手。 1番打者として 4出塁した
2試合ぶりに｢ 1番・右翼｣でスタメン出場の俊介外野手が 2安打 2四死球の 4出塁。得点には結びつかなかったが、初顔合わせの浜田に牙をむいた。さらに、俊足を生かしての 2盗塁も。｢モーションが大きかったので。( 1番での 4出塁は)自信になります。きょうで終わりじゃないので、継続していきたい｣。上本離脱の中、 1番打者の代役の筆頭候補に名乗りをあげた。
![２ベースを放ったマット・マートン外野手]()
2ベースヒットを放ったマット・マートン外野手
突然歯車を狂わされた和田阪神の中でも、マット・マートン外野手だけが冷静だった、といえるかもしれない。 2試合ぶりのマルチ安打を放ち、爪痕を残した。
｢自分としては打席に入れば強い球をたたこうと意識していた。(日本語で)イツモイッショ｣
2塁打 2本。 2回一死では右中間へ、 4回一死では左中間へ運び、いずれも浜田の直球を一閃した。どちらも走者なしの場面で打席に立ち、後続が倒れたため、得点に結びつかなかったが、下降気味だったＭ砲のバットに光が差したことは間違いなさそうだ。
マートンは 3、 4月こそ打率 0.365、 6本塁打、32打点と好成績を残したが、 5月に入り、打率 0.263、 0本塁打、 0打点(試合前まで)と低迷。打点に関しては 9試合連続なしとなったが、その解消も時間の問題だろう。
8日の中日先発は雄太。今季、マートンは対左腕で打率 0.576(33打数19安打)と猛爆している。ゴメスとのＧＭ砲の爆発なくして首位・広島追撃なし。そろそろ、出番だ。
![ピンチを迎えて梅野の激励を受ける岩崎優投手]()
岩崎優投手はピンチを迎えて梅野隆太郎捕手(右)の激励を受ける
ドラフト 4位梅野隆太郎捕手と、同 6位岩崎優投手が新人バッテリーを組んだ。
阪神の新人バッテリーは2002年に安藤と浅井が組んで以来12年ぶりとなった。前日 6日、延長12回に勝ち越し 2ランを放った梅野は 3打数無安打 1四球。岩崎も 5回途中 6安打 6失点と、互いに結果を残すことはできなかった。
![阪神先発の岩崎優投手]()
阪神先発のドラフト 6位ルーキー岩崎優投手
ドラフト 6位ルーキー岩崎優投手が、 2試合続けてKOされた。
3回二死 1、 2塁から３番ルナにレフトへ適時 2塁打を浴びた。継続していた中日戦の無失点は15イニング目で途切れ、続く平田にも 2点適時打を許した。
5回二死 1、 2塁から森野に中前適時打を打たれたところでマウンドを降りた。 4回 3分の 2で 6失点。 1日広島戦(甲子園)に続き、 2戦連続 5回途中で降板した。
｢調子的には悪くはなかった。(二死からの失点に)結果としてもったいない。申し訳ないです｣と肩を落とした。
![左越え本塁打を浴びた玉置隆投手]()
5回裏、玉置隆投手は和田一浩の左越え 3点本塁打を浴びた
玉置隆投手が中日和田に 3ランを浴び、ワンサイドゲームを演出してしまった。
先発岩崎に代わり、 5回二死 1、 2塁で登板。しかし 3球目を左翼スタンドまで運ばれた。リードを 7点に広げられ｢僕の責任です。甘く入ってしまった｣と反省の言葉を並べた。
![きびしい表情で引き揚げる和田豊監督]()
完封負けを喫してきびしい表情で引き揚げる和田豊監督
阪神が完封負けを喫した。
腰痛で予告先発を回避した川上の代役として急きょ先発した19歳左腕の浜田に対して散発 6安打。和田豊監督は｢そんなに速くないけれど(スピード)ガン(表示)よりキレがあって、ほとんどの打者が(タイミングが)合っていなかった｣と渋い表情だった。
浜田先発が正式に決まったのが、試合開始 2時間前だったということについては｢これはあり得ることやしね。ルール上、認められていることだから。確かに昨日から分かっていたわけではないけれど、今日( 2軍から)上がってきたわけじゃない。中(継ぎ)に入っていた。初戦の前に対策は練っているわけだから｣と言い訳にはしなかった。
◎…阪神は今季、初対戦の先発投手に 1勝 3敗。ＤｅＮＡ・モスコーソ、広島のＤ 1位・大瀬良大地投手に白星を献上している。大瀬良には 2戦 2敗。ヤクルト・ナーブソンには勝ったが、 7回 6安打 2失点に抑えられている。
◎…阪神が先発した10代投手に敗れたのは、2012年 4月 8日の巨人戦(甲子園)の宮国椋丞(プロ 2年目、19歳11カ月)以来、 2年ぶり。この時は宮国に 7回 3安打 1失点に抑えられ、 1－ 5で敗戦。中日戦に限ると、2010年 4月 4日のナゴヤＤの伊藤準規(プロ 2年目、19歳 2カ月)以来、 4年ぶり。 8回 4安打 1失点に抑えられ、 1－ 6で敗れた。
◎…阪神は、中日・浜田にプロ初先発初完封を許した。過去には、巨人・槙原寛己が1983年 4月16日の甲子園( 1－ 0、10回完封)、広島・チェコが1995年 4月12日の甲子園( 4－ 0)にいずれも初登板完封された例がある。
1回負ければ 3位、 1回勝てば 2位と行ったり来たりの現状だが、最後に笑う事ができればそれで良いのではないだろうか。
しかし、本当に初物には弱いですよね。
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
![2014年 公式戦勝敗表]()
2014年 公式戦勝敗表
![日程と結果 5月]()
日程と結果 5月
阪神戦を見るなら｢虎テレ TORATELE｣だ！交流戦全24試合放送します！
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。
阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス｢虎テレ｣において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス｢パ・リーグTV｣との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる｢ライブ中継｣や、見たいシーンを検索することができる｢シーン検索｣、ファンのみなさんの感情が反映される｢熱狂メーター!!｣など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です！！
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夕方5時30分から（土は5時50分から）、完全実況中継！
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします！！
江本孟紀、関根潤三、若松勉、大矢明彦、田尾安志、達川光男、野村弘樹、宮本和知、
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2試合ぶりに｢ 1番・右翼｣でスタメン出場の俊介外野手(藤川俊介＝26)が 2安打 2四死球の 4出塁。得点には結びつかなかったが、初顔合わせの浜田に牙をむいた。上本離脱の中、 1番打者の代役の筆頭候補に名乗りをあげた。
突然歯車を狂わされた和田阪神の中でも、マット・マートン外野手(32)だけが冷静だった、といえるかもしれない。 2試合ぶりのマルチ安打を放ち、爪痕を残した。
ドラフト 4位梅野隆太郎捕手(22)と、同 6位岩崎優投手(22)が新人バッテリーを組んだ。
ドラフト 6位ルーキー岩崎優投手が、 2試合続けてKOされた。
先発岩崎に代わり、 5回二死 1、 2塁で登板した玉置隆投手(27)が中日和田に 3ランを浴び、ワンサイドゲームを演出してしまった。
腰痛で予告先発を回避した川上の代役として急きょ先発した19歳左腕の浜田に対して散発 6安打。和田豊監督(51)は渋い表情だった。記事をまとめてみました。
＜中日 7－ 0阪神＞◇ 7日◇ナゴヤドーム◇ 8回戦
阪神は、初対戦となった 2年目左腕、中日先発の浜田達郎投手の前に 6安打完封負け。予告先発の川上が腰痛で先発回避し、緊急登板した相手に、鳥谷敬内野手らが凡打と三振の山を築き、 3位に後退だ。これで初対戦の先発投手には今季 1勝 3敗。苦手の初モノを攻略できず、10代投手にプロ初星を献上してしまった。
中日は 3回、ルナの適時打で 1点先制。さらに平田も 2点適時打を放ちこの回 3点を奪った。先発浜田は序盤無失点の立ち上がり。
中日は 5回、森野の適時打で 1点を追加。さらに和田の 7号 3ランでリードを 7点に広げた。浜田は中盤も無失点。
浜田は危なげない投球で 2ケタ三振を奪い、プロ初先発初完封で 1勝。中日が連敗を｢２｣で止めた。阪神は 6安打無得点だった。
7回、遊ゴロに倒れた鳥谷敬内野手。中日先発の浜田を攻略できなかった
朗報のはずだった。中日の予告先発として発表されていた｢虎キラー｣こと川上が、試合前練習中に腰の違和感を訴えて登板回避。だが、代役の 2年目左腕・浜田にまさかの完封負け。完全な“ぬか喜び”となった和田監督も下を向くしかなかった。
｢やはり初モノに対して、というところ。タイミングがほとんど取れていなかった｣
阪神が練習中の午後 4時。先に中日・谷繁監督が入室していた審判員室に和田監督が呼ばれ、先発投手の交替をめぐる事情説明を受けた。｢これはあり得ること。ルール上認められていること｣と納得した上で、練習もオーダーも、左腕対策用へとシフトチェンジしていた。
左キラーの新井良太内野手も 2三振を喫した
阪神戦で通算28勝を挙げている川上から、プロ初先発で初対戦となる19歳との対峙。だが、ふたを開ければ｢初モノに弱い虎｣を改めて強調しただけだった。
2－ 8回まで、すべてで得点圏に走者を置きながら、あと 1本が遠い。ゴメスとマートンにそれぞれ長打が出たが、前後を打つ鳥谷と新井良太が、ともに 3度の得点機で凡退した。鳥谷は｢真っすぐがコースに決まっていた。スクランブル？ そういうのは気にしていない｣と話したが、一矢も放てないゼロ敗ではなんとも寂しい。左キラーの新井良太も 2三振を喫するなどブレーキ。チームは11三振を喫した。
3回、中飛に倒れた鳥谷敬内野手
大瀬良(広島)、モスコーソ(ＤｅＮＡ)、ナーブソン(ヤクルト)に続き、初顔の先発は今季 4度目で、 1勝 3敗となった。“見ず知らず”を大の苦手とすることに、指揮官は｢わからない分だけ大事にいって思い切りがなくなる｣と分析。｢対浜田｣について、関川打撃コーチは｢すべてにおいて対応が遅れた。腕の振りが(印象と)少し変わっていた｣と猛省した。
巨人が勝ったため、延長12回の激闘を制した前夜の歓喜一転、 1日で 3位に陥落した。20日からは初対戦が多くなる交流戦も始まる。この日は不測の事態だったとはいえ、初モノアレルギーの積み重ねを回避しなければ、ペナントは遠のきかねない。
3回、 2盗を決めた俊介外野手。 1番打者として 4出塁した
2試合ぶりに｢ 1番・右翼｣でスタメン出場の俊介外野手が 2安打 2四死球の 4出塁。得点には結びつかなかったが、初顔合わせの浜田に牙をむいた。さらに、俊足を生かしての 2盗塁も。｢モーションが大きかったので。( 1番での 4出塁は)自信になります。きょうで終わりじゃないので、継続していきたい｣。上本離脱の中、 1番打者の代役の筆頭候補に名乗りをあげた。
2ベースヒットを放ったマット・マートン外野手
突然歯車を狂わされた和田阪神の中でも、マット・マートン外野手だけが冷静だった、といえるかもしれない。 2試合ぶりのマルチ安打を放ち、爪痕を残した。
｢自分としては打席に入れば強い球をたたこうと意識していた。(日本語で)イツモイッショ｣
2塁打 2本。 2回一死では右中間へ、 4回一死では左中間へ運び、いずれも浜田の直球を一閃した。どちらも走者なしの場面で打席に立ち、後続が倒れたため、得点に結びつかなかったが、下降気味だったＭ砲のバットに光が差したことは間違いなさそうだ。
マートンは 3、 4月こそ打率 0.365、 6本塁打、32打点と好成績を残したが、 5月に入り、打率 0.263、 0本塁打、 0打点(試合前まで)と低迷。打点に関しては 9試合連続なしとなったが、その解消も時間の問題だろう。
8日の中日先発は雄太。今季、マートンは対左腕で打率 0.576(33打数19安打)と猛爆している。ゴメスとのＧＭ砲の爆発なくして首位・広島追撃なし。そろそろ、出番だ。
岩崎優投手はピンチを迎えて梅野隆太郎捕手(右)の激励を受ける
ドラフト 4位梅野隆太郎捕手と、同 6位岩崎優投手が新人バッテリーを組んだ。
阪神の新人バッテリーは2002年に安藤と浅井が組んで以来12年ぶりとなった。前日 6日、延長12回に勝ち越し 2ランを放った梅野は 3打数無安打 1四球。岩崎も 5回途中 6安打 6失点と、互いに結果を残すことはできなかった。
阪神先発のドラフト 6位ルーキー岩崎優投手
ドラフト 6位ルーキー岩崎優投手が、 2試合続けてKOされた。
3回二死 1、 2塁から３番ルナにレフトへ適時 2塁打を浴びた。継続していた中日戦の無失点は15イニング目で途切れ、続く平田にも 2点適時打を許した。
5回二死 1、 2塁から森野に中前適時打を打たれたところでマウンドを降りた。 4回 3分の 2で 6失点。 1日広島戦(甲子園)に続き、 2戦連続 5回途中で降板した。
｢調子的には悪くはなかった。(二死からの失点に)結果としてもったいない。申し訳ないです｣と肩を落とした。
5回裏、玉置隆投手は和田一浩の左越え 3点本塁打を浴びた
玉置隆投手が中日和田に 3ランを浴び、ワンサイドゲームを演出してしまった。
先発岩崎に代わり、 5回二死 1、 2塁で登板。しかし 3球目を左翼スタンドまで運ばれた。リードを 7点に広げられ｢僕の責任です。甘く入ってしまった｣と反省の言葉を並べた。
完封負けを喫してきびしい表情で引き揚げる和田豊監督
阪神が完封負けを喫した。
腰痛で予告先発を回避した川上の代役として急きょ先発した19歳左腕の浜田に対して散発 6安打。和田豊監督は｢そんなに速くないけれど(スピード)ガン(表示)よりキレがあって、ほとんどの打者が(タイミングが)合っていなかった｣と渋い表情だった。
浜田先発が正式に決まったのが、試合開始 2時間前だったということについては｢これはあり得ることやしね。ルール上、認められていることだから。確かに昨日から分かっていたわけではないけれど、今日( 2軍から)上がってきたわけじゃない。中(継ぎ)に入っていた。初戦の前に対策は練っているわけだから｣と言い訳にはしなかった。
◎…阪神は今季、初対戦の先発投手に 1勝 3敗。ＤｅＮＡ・モスコーソ、広島のＤ 1位・大瀬良大地投手に白星を献上している。大瀬良には 2戦 2敗。ヤクルト・ナーブソンには勝ったが、 7回 6安打 2失点に抑えられている。
◎…阪神が先発した10代投手に敗れたのは、2012年 4月 8日の巨人戦(甲子園)の宮国椋丞(プロ 2年目、19歳11カ月)以来、 2年ぶり。この時は宮国に 7回 3安打 1失点に抑えられ、 1－ 5で敗戦。中日戦に限ると、2010年 4月 4日のナゴヤＤの伊藤準規(プロ 2年目、19歳 2カ月)以来、 4年ぶり。 8回 4安打 1失点に抑えられ、 1－ 6で敗れた。
◎…阪神は、中日・浜田にプロ初先発初完封を許した。過去には、巨人・槙原寛己が1983年 4月16日の甲子園( 1－ 0、10回完封)、広島・チェコが1995年 4月12日の甲子園( 4－ 0)にいずれも初登板完封された例がある。
1回負ければ 3位、 1回勝てば 2位と行ったり来たりの現状だが、最後に笑う事ができればそれで良いのではないだろうか。
しかし、本当に初物には弱いですよね。
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この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス｢パ・リーグTV｣との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
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