15日西武ドームで西武-阪神 4回戦が行われて阪神は 7回、ゴメスに適時打が出て、先発全員安打で快勝。メッセンジャーは 5勝目。西武の連勝は 4で止まった。
上本博紀内野手(27)が先制適時打を放った。 3回二死 3塁で西武野上の 141キロをセンター前に運んだ。
緒方凌介外野手(23)が同点に追いつかれた直後の 5回一死 1、 2塁で西武野上から右中間へ勝ち越し 2号 3ランを放った。控えめに見える23歳だが、サッカー日本代表FW本田圭佑(28)ばりの有言実行男だった。
マウロ・ゴメス内野手(29)が 6点リードの 7回。一死 1塁で西武中郷の 134キロをレフト前に運び、ダメ押しの適時 2塁打を放った。
ランディ・メッセンジャー投手(32)が自己最多の13奪三振の力投で、 8試合目にして今季の敵地初勝利を挙げた。記事をまとめてみました。
<西武 1- 8阪神>◇15日◇西武ドーム◇ 4回戦
阪神は 3回二死 3塁から、上本の適時打で 1点を先制した。西武は 3回、一死満塁から栗山の押し出し四球で同点に追い付く。
阪神は 5回、緒方の 2号 3ランで勝ち越し、さらに二死満塁からの暴投で 2点を追加。 6回にも緒方に適時打が出て突き放す。
阪神は 7回、ゴメスに適時打が出て、先発全員安打で快勝。メッセンジャーは 5勝目。西武の連勝は 4で止まった。
5勝目を挙げたメッセンジャー投手は、安藤からウイニングボールを受け取る
阪神が先発全員の13安打で 8得点を奪って、西武に快勝した。
5回、緒方の 2号 3ランで勝ち越すと、その後も追加点を奪った。ベースを踏み忘れる走塁ミスで“懲罰交代”を食らったかと思えば、びっくりするような大仕事をする2年目外野手について、和田豊監督(51)は「ちょっとチェンジアップにあっていなかったけど、真っすぐを一振りで仕留める。あそこで打つというのはそういうものを持っているのかもしれないな」と話した。
西武に勝利しナインを出迎える和田豊監督
上本博紀内野手が先制適時打を放った。 3回二死 3塁で西武野上の 141キロをセンター前に運んだ。
世界の舞台で先制ゴールを挙げたザック・ジャパンの背番号「4」は、試合後、逆転負けの屈辱に表情を強ばらせた。対するタテジマの背番号「4」も西武ドームの長い階段を上りながら表情は硬かった。勝ったんだから、活躍したんだから、もっと笑えばいいのに。本田の分までビッグマウスを…。と思うのは、こちらの勝手な都合。どんな時もクールで言葉は少なめなのが“虎の 1トップ”上本の流儀だ。
7番藤井が 2塁打で出塁後、 8番緒方、 9番メッセンジャーが連続三振。「打ったのはストレート。追い込まれていたので、必死に食らいついていこうと思っていました」。チャンスを逃しかけたところで貴重な先制点をもたらした。
3回、先制適時打を放った上本博紀内野手
「追い込まれていたので、必死に食らいついていこうと思っていました。うまく合わせることができました」
淡々と振り返ったのは 3回二死 3塁から右中間へはじき返した先制タイムリー。無死 3塁から連続三振で思い切りイヤ~な空気が流れた直後だった。値千金の一打だ。
地球の裏側ブラジルでは、背番号「4」の先制弾は、追いつかれ、ひっくり返されたが、多摩丘陵では追いつかれても再び引き離した。ヒーローになり損ねた本田には申し訳ないが、猛虎の背番号「4」はしっかり勝利に貢献!
「自分のやれることをやるだけです」
今後の巻き返しに関しても、大きなことは一切言わない。そんな寡黙な後輩の分まで、大喜びしていたのが、読売テレビの中継解説席にいた川藤幸三、藪恵壹両OB。そろってタテジマでは背番号「4」のコンビは、上本の分までゴキゲンそうだった。
5回表阪神、緒方凌介外野手は野上からバックスクリーンへ 3点本塁打を放った
阪神の 2年目、緒方凌介外野手が勝ち越し 3ランを放った。同点に追いつかれた直後の 5回一死 1、 2塁で西武野上から右中間へ 2号 3ラン。 4打点の大暴れで西武を倒し、久々の完勝だ。
「打ったのはストレート。 1打席目はチャンスで三振していたので、何とか取り返そうと思って打席に入りました。いい結果になって良かったです」。先発メッセンジャーを援護する大きな 3点になった。
今季 4度目の先発全員安打で試合を完ぺきに支配し、貯金は「2」。ブラジルW杯でのザック・ジャパン逆転負けショックを一掃。和田虎もやるときはやる!!
列島を襲ったW杯ショックをひと振りで一掃した。バックスクリーン右に、決勝ゴォォォ~ル!! 2号 3ランでチームの窮地を救った緒方は試合後、初のヒーローインタビューに呼ばれた。
「 2年目の緒方です。みなさんのおかげで頑張れました。やったった…ヨッシャ!!という気持ちでした」
初々しい自己紹介を披露した後の通路では「緊張しました。声が震えて…」と心臓バクバクであったことを明かした。待ち望んでいたフレッシュな若虎が大仕事だ。
虎党に見守られながら初々しい初のヒーローインタビューを受ける緒方凌介外野手
1- 1の 5回一死 1、 2塁、カウント 1- 1から、野上の真ん中低め直球を強振した。打球はループシュートのような放物線を描き、スタンドに吸い込まれた。
「抜けたな…と思いましたが、本塁打とは思いませんでした。どうやって打ったかは覚えてないです。必死でした」
5点リードの 6回にも左前適時打。当たり損ねに一瞬ファウルと勘違いしていたが、フェアゾーンに打球が落ちると 1塁まで猛ダッシュ。 2試合ぶりのスタメンで自身初の 4打点だ。 9日のソフトバンク戦(甲子園)では 2塁ベースを踏み忘れて懲罰交代。翌日には罰走を科された。夜も眠れないほど悔しがったボーンヘッドをカバーして余りある大暴れだ。
控えめに見える23歳だが、サッカー日本代表FW本田圭佑ばりの有言実行男だった。父の日の劇弾をなんと予告していた。
7日のオリックス戦(甲子園)で初アーチ。記念球は父・裕士さん(46)に贈る予定だったが「家族だけでみるよりはファンに見てもらいたい」と甲子園歴史館に寄贈した。その際「父の日までにもう 1本打つから」と話していた。ジョークのつもりだったが、現実にしてしまった。
「(父に贈るのは)バットかボールかどちらかにしようか迷いますね」
5回、右中間に勝ち越し 2号 3ランを放った緒方。すべてのモヤモヤを吹き飛ばす一発だ!
キャンプから目をかけてきた虎の父、和田監督も「あそこで打つというのは、そういうものを持っているのかもしれないな。『なんとかかえしてくれ』という気持ちで見ていた。ベストスイングだった」と目を細めた。
13日にタイガースの親会社の阪急阪神ホールディングスの定時株主総会で、男性株主から「自前の選手を育ててほしい」と声が上がった。その 2日後-。負ければ貯金「0」、交流戦の負け越しが決まる土俵際で、待望久しいヒーローが現れた。
サッカー日本代表はブラジルでショックな逆転負け発進。試合後、和田監督は「日本の底力はこれから。期待しています」とザック・ジャパンにエールを送った。もちろん、虎の底力もこれから見せつける。殊勲の緒方は「このまましっかりがんばって、優勝に貢献できるように頑張ります」と力強い。勝負はこれから。必ずセ界を驚かせてみせる。
4回は空振り三振。 3打席目まで 3連続三振だったマウロ・ゴメス内野手
これがザック・ジャパンにはない決定力!!マウロ・ゴメス内野手がダメ押しの適時 2塁打を放った。ボールにバットが当たらなくても、動じない。不屈のメンタル力を持つゴメスが 3連続三振の後、ダメ押し打を放った。
6点リードの 7回。一死 1塁で西武中郷の 134キロをレフト前に運んだ。 1塁走者の鳥谷が激走し、 8点目のホームイン。ゴメスはそれまで 3打席連続三振に倒れており、汚名返上の一打になった。阪神はゴメスの適時 2塁打で先発全員安打を記録した。
「(走者が)得点圏にいてもいなくても打席での気持ちは変わらない。普段通り、いい球をしっかり打つ」
7回一死 1塁。粘って粘って左翼線へ。スタートを切っていた一走・鳥谷が俊足を飛ばして、生還するタイムリー 2塁打。貴重な追加点でリードを 7点に広げて安全圏に導き、試合をそのまま終わらせた。これでリーグ 2位の57打点目(トップは広島・エルドレッドの61打点)。ブラジルに届けたいほどの決定力だ。
7回、トドメの左翼線タイムリー 2塁打を放ったマウロ・ゴメス内野手。ズバ抜けた決定力だ!
意外な形でW杯の“恩恵”を受けていた。チームは午前10時40分に立川市内の宿舎を出発した。球場まで35分かかることを想定していた。だが、ブラジルW杯日本-コートジボワールの試合中とあり、外出する人は少なく、周辺道路で渋滞はなく、スイスイ。バスは20分で到着。日本代表が 1点リードしている時間帯に西武ドームに到着した。チーム関係者が「早く着きすぎた」と頭をかく中、ゴメスはマートンがバットを振るミラールームに足を運んだ。
「スイングのことや、野球のことを話したよ」
アップ開始までのおよそ10分間。 4打数無安打に終わった前日の夜に焼き肉をつついてリフレッシュした同僚とさらに話し合った。W杯のおかげでできた貴重な時間を有効に使った。
「打点がつくことはいいことだが一番はチームの勝利に貢献すること」
交流戦は残り 4試合。17日からの北海道日本ハム戦(甲子園)では球団史上初の来日 1年目での11球団本塁打がかかる。どんな劣勢になってもあきらめない。虎には決定力抜群の 4番がいる。
ランディ・メッセンジャー投手が自己最多の13奪三振の力投で、 8試合目にして今季の敵地初勝利を挙げた。勝利自体も約 1カ月ぶりで「しっかり球を低めに集められたし、自分の投球をできたのが何よりうれしい」と 125球の余韻に浸った。
打撃でも 5回に安打を放ち、得点に絡んだ。「安打も打ったから最高だよ」とご満悦だった。
3回一死満塁で栗山に押し出し四球を与え、日本中が悲鳴に包まれた“あのスコア”と同じになった。それでも、メッセンジャーは持ちこたえた。さらなる悲劇を防ぎきった。
「イライラもしたけど、うまく切り替えられた。もう 1回集中し直すことができた」
先発したランディ・メッセンジャー投手
大きく息を吐いて、ギアチェンジ。主砲の中村を 149キロ直球で空振り三振に仕留めた。一発のあるメヒアには追い込んでから、自慢のフォークで空転させた。ザック・ジャパンが踏ん張りきれなかった勝負どころを最少失点で“ファインセーブ”だ。 8回 6安打 1失点。自己最多13三振を奪い、昨季 8月25日の中日戦(ナゴヤD)以来、12試合ぶり、 6連敗中のビジターで白星をつかんだ。呪縛を解き放った。
「気分はいいよ。プラスしてヒットも打てた。打率もちょっと上がった(0.36)し、もうちょっとで本塁打だったしね。いい投球ができてうれしい」
自己最多の13三振を奪ったランディ・メッセンジャー投手。うれしいビジター今季初勝利だ!
今シーズン初安打となる2打席目の左越え打を引き合いに出すほど、上機嫌。「ストレスはたまっている」と、ときにやけ酒をした。それだけ、格別な 5勝目( 6敗)は今年の交流戦初勝利でもあった。今季の通算奪三振数をリーグ単独トップの 102個とし、大台到達。虎の助っ投ではバッキー以来(1964~68年に 5年連続)の 4年連続 100奪三振( 122→ 166→ 183→ 102)も成し遂げた。
試合前にはうれしい電話が鳴った。「子どもから『ハッピー、ファーザーズデー!!』といわれたよ」。 3児のパパ。これまでは、大好きな米国製のキャンディーなどをプレゼントしてもらった。今回は遠征中のため、受け取っていないが「母の日にあるんだから、もらわないとね」とニヤリ。ご褒美が待っている自宅に胸を張って、帰れる。
「安打も打ったし、勝ちもついた。いい1日になったよ」
メッセがメッシ級の活躍で鬼門打破。今度はブラジルW杯に出場する母国米国の1次リーグ突破へ視線を向けた。「家にいるときには試合を見たい」とエールを送り、足取り軽くバスに乗り込んだ。
「やればできる。やらなきゃできない。何事も」をまたまたやってくれた、全員野球。
これで良いのだが、この後がいつも繋がらない。どうしてそうなるのか…
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 交流戦勝敗表
日程と結果 6月
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阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。
阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス「虎テレ」において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス「パ・リーグTV」との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
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虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
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