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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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「東京マラソン 2012」会見で大舌戦!川内がライバル藤原と会見場バトル!川内、藤原新を“口撃”

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$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-東京マラソンLog. ロンドン五輪をかけた「東京マラソン 2012」の選手会見が24日、都内で行われ、市民ランナー川内優輝(24=埼玉県庁)が「先制口撃」を仕掛けた。記事をまとめてみました。

 ロンドン五輪の代表選考会を兼ねた東京マラソン(サンケイスポーツなど後援東京都庁~東京ビッグサイト)は26日午前 9時10分、号砲が鳴る。24日には国内外の男女招待選手が都内で会見し、公務員ランナーの川内優輝(24=埼玉県庁)と北京五輪代表補欠の藤原新(30=東京陸協)が舌戦を繰り広げた。これを仲裁したのが元世界記録保持者の“皇帝”ハイレ・ゲブレシラシエ(38=エチオピア)。五輪切符を巡る熱い戦いの幕が開いた。
 ロンドン五輪をかけた東京マラソンの選手会見が24日、都内で行われ、ひな壇での穏やかな会見が一転、埼玉県庁の文字をあしらったジャージー姿で登壇した川内優輝の一言で、修羅場と化した。市民ランナー川内優輝が「先制口撃」を仕掛けた。ライバル藤原新に対し「タイムを明言しないので、僕は 2時間 7分台と明言します」と発言。
 これに東京で過去2度の2位を誇る実力者、藤原新が「持ち上がるために言わなかった」とやり返すと、負けじと川内も応酬。丁々発止の展開に会場は大爆笑に包まれた。川内を軸とするロンドン切符をめぐる争いは、レースを前に一気にヒートアップした。
 前世界記録保持者で「皇帝」と呼ばれる世界最強ゲブレシラシエを迎えても、やはり主役は川内だった。外国人招待選手に交じって、国内から藤原新、藤原正和とともに登壇。ゲブレシラシエの隣に座った川内のマシンガントークは、最初からエンジン全開だった。
 川内「目標としましては、以前から言いました通り 2時間 7分台。平常心を持って 2時間 7分台。昨年は藤原新さんが 2時間 7分台と言っていたと思いますが、今回はそのように明言しなかったので、僕は 2時間 7分台というのを明言したいと思います。」
 いつもの早口で、公務員らしく言葉は折り目正しいものだった。だが、挑発するかのようにライバルと目される 6歳上の選手を名指し。目標とする「 2時間 7分台」を 3度、口にした。これには藤原新も黙っていられない。司会者から水を向けられると、笑顔で辛辣(しんらつ)にやり返した。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-笑顔で記念撮影する選手達
 笑顔で記念撮影する(左から)ビクトル・ロスリン、藤原新、ハイレ・ゲブレシラシエ、川内優輝、ジャフレッド・キプチュンバ

 藤原新「僕がタイムを明言しなかったというのは、あのー、ちょっと気を使って。(川内の) 7分台が持ち上がるように。なので…、そういう意味なんで、川内君。」

 すると最強市民ランナーも負けていない。

 川内 「いやぁー、完全に藤原新さんは日本記録( 2時間 6分16秒=03年、高岡寿成)狙いということが分かりました。これで僕のモチベーションも上がると思います。ぜひ25キロ以降、引っ張り合っていきましょう。よろしくお願いします。」

 世界のゲブレシラシエを間に挟み、丁々発止の展開となった。 100人以上のメディアで埋まった会場が沸く。さらに応酬は続く。

 藤原新「(ペースメーカーがいなくなる)25キロから勝負だ。でも、オレの後ろにばっかりつくなよ。代わる代わるで引っ張るんだぞ。前に出ないと嫌だよ。」

 会場は大爆笑。『火事とけんかは江戸の華』の想定外の展開に、『金持ちけんかせず』とばかり火消し役を務め絶妙の間合いで、マイク片手に皇帝が続いた。

 ゲブレシラシエ 「けんかはよくないよ。私は皆さんにグッドラックと言いたい」


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-互いの健闘を誓い3人で握手を交わす選手達
 互いの健闘を誓い 3人で握手を交わす、左から藤原新、ハイレ・ゲブレシラシエエ、川内優輝

 まるでプロレスのような掛け合いで、完璧なオチまで付いた。陸上選手の会見と言えば、控えめで当たり障りのない発言に終始することが多い。だが常識を打ち破る男・川内は違った。
 これには川内も振り上げていた刀を下ろすしかない。「 1日 2時間の練習で 7分台を出せることを証明したい。そうすればもっと多くの人が速く走ることができる」と市民ランナーの鏡となることを皇帝に約束した。
 1987年(昭62年)12月の福岡国際マラソン。ソウル五輪の選考レースで、左足骨折で欠場した瀬古利彦に対し、強烈なライバル心を抱いた中山竹通が「はってでも出てこい」というニュアンスの発言をした。日本が「マラソン王国」を自負した熱き時代の風、ガッツあふれる川内が「春一番」を吹かせた。
 会見が終わると、川内は「自分は自分の平常心でいきます。瀬古さんの本にも書いてありました。平常心が大事、と。平常心を失ったから、ロサンゼルス・オリンピックの時(14位)に崩れた」。最後は、きっちり瀬古メソッドを取り入れていることを明かし、決戦への準備は完了。そして実業団を皮肉るかのように続けた。
 川内 努力をしても報われない人のためにも、 1日 2時間の練習でもできることを証明したい。
 今大会は外国人選手用に 1キロ 2分50秒台(日本人選手用は 3分)の超高速ペースメーカーもつく。「周りは速いタイムを狙うかもしれないが、とにかく平常心を保つことが必要」と最後は自らに言い聞かせた川内。熱き戦いは前哨戦まで。本番では冷静沈着に五輪切符をたぐり寄せるつもりだ。
 日本マラソン界に風穴をあける男は、どこまでも痛快だった。


 虎ちゃんは、品川駅付近の「15km給水場」で川内優輝先生と藤原新選手の姿を、次のユニフォームを着て(ユニフォームの下は、ついに!「東京マラソン 2012」まで後 2日…で写っている物と同じベストです)間近で見ることになると思います。しかし、写真はボランティアリーダーという立場から撮ることができませんので、声援だけはしたいと思っています。

$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-ボランティアリーダーユニフォーム












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