24日横浜でDeNA-阪神21回戦が行われ、DeNAは 1点を追う 7回、野選で同点とした。だが阪神は 9回、ゴメスの26号 2ランで勝ち越し、接戦を制した。
マウロ・ゴメス内野手(30)が 1回二死 3塁のチャンスで、DeNA山口の 3球目をライナーで左翼へ運び汚名返上の先制打だ。ショートバウンドで左翼筒香のグラブに収まり、先制の適時打となった。リーグトップを走る打点を 105に伸ばした。さらに、同点の 9回無死 1塁。三上のスライダーをとらえると、ライナーで左翼席に突き刺した。リーグトップの打点を 107まで伸ばし、ひとり旅状態だ。前日23日、サヨナラ負けにつながる失策を犯した 4番が 3打点の大暴れで、首の皮一枚、本拠地クライマックスシリーズ(CS)開催へ踏みとどまった。
前日23日、リーグ優勝の可能性がなくなった。電鉄本社、球団は和田豊監督(52)の来季続投の基本方針を前提としながらも、契約を更新しない場合の後任監督の最有力候補として、元監督の岡田彰布氏(56)をリストアップ。追い込まれた和田監督だが、試合前「一つでも上を目指しての戦いになる」と語っていた。
鳥谷敬内野手(33)が 3安打で 2試合連続の猛打賞だ。前日に阪神歴代 4位となった猛打賞の回数は 116度目となった。
右肘痛などで戦列を離れていた藤井彰人捕手(38)が 7回からマスクをかぶり、 7月22日以来の 1軍戦復帰を果たしたが、7回に、一死 1、 3塁で梶谷のゴロを本塁にワンバウンドを捕り損ねて同点に追いつかれた。
能見篤史投手(35)が、 6回途中 3失点で降板… 4年連続 2桁星絶望的…先頭打者の代打・柳田に四球。一死後、桑原に 2塁打を浴び、何とか二死までこぎ着けたが、ブランコに初球を中前へ運ばれ 2失点。筒香に内野安打を打たれた瞬間、ベンチはたまらず安藤へスイッチした。
3点のリードがみるみるうちに消えていった。能見が崩され、安藤優也投手(36)も勢いに飲まれた。押し寄せるDeNAの波をせき止めたのが 3年目の松田遼馬投手(20)だった。
マウンドに上がった呉昇桓(オ・スンファン)投手(32)の表情は、昨日と変わらない。だが、胸のなかは雪辱の思いであふれていた。必ず抑える-。強い決意をボールに込めた。 9回を 3人斬り。リベンジを果たし、来日 1年目の助っ人最多となる36セーブ目をマークした。記事をまとめてみました。
<DeNA 4- 6阪神>◇24日◇横浜◇21回戦
阪神は初回、ゴメスの適時打で先制。 2回にDeNA筒香のソロで同点とされるも、 3回にマートンの 2ゴロの間に勝ち越した。
阪神は 5回に 2点追加。DeNAは 6回二死 2、 3塁からブランコの 2点適時打で 1点差に迫った。先発山口は 5回 4失点で降板。
DeNAは 1点を追う 7回、野選で同点とした。だが阪神は 9回、ゴメスの26号 2ランで勝ち越し、接戦を制した。
1回表阪神 2死 3塁、マウロ・ゴメス内野手は左前適時打を放った
阪神がDeNAの拙守につけ込んだ。 2- 1で迎えた 5回、先頭の 2番大和が四球で出塁。 3番鳥谷がライナーで中前に安打を放つと、中堅桑原が後逸(失策)した。その間に大和が本塁を駆け抜け 2点差。
二死 3塁となった 6番福留の打席では、捕手黒羽根が捕逸し 4点目が入った。ラッキーな形でリードを 3点に広げ、主導権を握った。
9回表阪神無死 1塁、左越え 2点本塁打のゴメスを迎える和田豊監督(左)
マウロ・ゴメス内野手が汚名返上の先制打だ。 1回二死 3塁のチャンスで、DeNA山口の 3球目をライナーで左翼へ運んだ。ショートバウンドで左翼筒香のグラブに収まり、先制の適時打となった。リーグトップを走る打点を 105に伸ばした。
前日23日は 2併殺と急ブレーキ。 9回には 1塁守備で失策を犯し、サヨナラ2ランでの敗戦につながっていた。「打てるボールをしっかりと捉えられたね。昨日はランナーを置いた場面で打てなかったけれども、今日は 1打席目からいい結果を出せて良かったよ」と喜んだ。
神様、ゴメス様!! 同点の 9回、左翼上段に勝ち越しの26号 2ランを放ったマウロ・ゴメス内野手。 2位広島に 1.5差再接近だ!
マウロ・ゴメス内野手が値千金の決勝 2ランを放った。同点の 9回無死 1塁。三上のスライダーをとらえると、ライナーで左翼席に突き刺した。
左翼上段に今季26号 2ランを放ち、追いすがるDeNAを突き放した。「打った瞬間は、どうかなと思いました。しっかりスイングできました。ホームランになってよかったです」。今季 107打点になり、打点王レースのトップを快走する。この日は断続的に雨が降り、試合開始が30分遅れた。午後10時過ぎの一撃で試合を決め、 2位広島に「1・5ゲーム差」に迫った。前日23日、サヨナラ負けにつながる失策を犯した 4番が 3打点の大暴れで、首の皮一枚、本拠地CS開催へ踏みとどまった。
9回 勝ち越しの2点本塁打を放ったマウロ・ゴメス内野手
雨を切り裂き高々と舞い上がった打球の行方を確認し、バットを放り投げた。 4- 4の 9回無死 1塁。ゴメスが左翼席上段に放り込んだ。 2位広島とのゲーム差を「1・5」に縮めた。奇跡の大逆転 2位フィニッシュへ、首の皮一枚残った。
「打った瞬間どうかという感じだったが、しっかりスイングできた。ストライクゾーンに来た球は積極的に強くたたこうと。そういう気持ちで、打席に入りました」
DeNAの守護神・三上と対峙した。カウント 2- 2からの 6球目外角低めの直球を振り抜いた。打った瞬間、アーチと分かる決勝26号 2ランだ。先制したものの、 7回に追いつかれる嫌な展開。 3連敗がちらつく敗色濃厚のムードをまさに一振りで消し去った。
9回表無死 1塁、 2点本塁打を放ったマウロ・ゴメス内野手(右)は相手ベンチ前をゆっくりと走り抜ける
1回二死 3塁では先発・山口から左前に運び、来日 1年目の助っ人打点記録として、ポンセ(大洋)らの 105に並び、最後の劇弾で一気に抜き去った。リーグトップの打点を 107まで伸ばし、ひとり旅状態だ。
試合前から気まぐれな雨が降り続いた。降っては止み、審判団が中断を決断すれば、それを裏切り…。試合前練習からズブ濡れになりながらも、鬼の形相で 1塁ノックに励んでいたのがG砲だった。前日23日。打撃では 2併殺を含む 4タコで、守備では 1点リードの 9回一死にはゴロを弾くエラー。直後にブランコのサヨナラ 2ランが飛び出した。
「下もぬれているし、やろう」
高代内野守備コーチから声をかけられた。マートンからは「ゴメちゃんガンバッテネ」と日本語で声をかけられたが、真剣な表情を崩すことなく、雨中に飛び出した。
試合に勝ちファンに挨拶するマウロ・ゴメス内野手
高代コーチは「打撃が悪かったから、引きずっていたのだろう。『切り替えろ』といった。守備は守備、打撃は打撃。責任感が強いだけにね」とうなずく。汚名返上に燃えていた。
「(失策)過去のことだ。終わったことを考えても仕方ないからね。また新しい 1日が始まるという気持ちだったよ」
前日23日、リーグ優勝の可能性がなくなった。電鉄本社、球団は和田監督の来季続投の基本方針を前提としながらも、契約を更新しない場合の後任監督の最有力候補として、元監督の岡田彰布氏をリストアップ。追い込まれた和田監督だが、試合前「戦い方が変わるわけじゃない。一つでも上を目指しての戦いになる」と語っていた。 4番の一発で九死に一生を得た試合後「きょうのゲームに強い気持ちがあったのだろう。そういう切り替えができる選手」と手放しで褒めた。
25日にも「自力2位」が復活する。地獄に仏、虎にゴメス。勝負強い 4番がいる限り最後まであきらめない。鯉の背びれが再び見えてきた。
DeNAに勝利し、ファンの声援に応えるマウロ・ゴメス内野手
鳥谷敬内野手が 3安打で 2試合連続の猛打賞だ。前日に阪神歴代 4位となった猛打賞の回数は 116度目となった。「球はしっかり見えている。結果は出ているので続けていきたい」。守備では 7回に、一死 1、 3塁で梶谷のゴロを本塁にワンバウンド送球。藤井が捕り損ねて同点に追いつかれた。「浮かすのが嫌だったのでわざとワンバウンドを投げたが、中途半端になってしまった」と悔やんだ。
3回、安打を放った鳥谷敬内野手
右肘痛などで戦列を離れていた藤井彰人捕手が 7回からマスクをかぶり、 7月22日以来の 1軍戦復帰を果たした。「 7月以来といっても、その前 1カ月ぐらいも全く試合に出てなかったからなぁ」。悔やんだのは 7回一死 1、 3塁からの野選。鳥谷のバックホームを前にこぼしてしまった。球審は一度はアウトのジェスチャーをしただけに、捕球していれば…。「トリのナイスプレーだったのに。ミットの芯に当ててはじいてしまった。申し訳ない」と反省しきり。とはいえ、シーズン終盤にきて、男前の復活は心強い。
能見篤史投手が、 6回途中 3失点で降板… 4年連続 2桁星絶望的…
もったいない…。
ファンは思った。首脳陣も感じた。もちろん、一番反省しているのは能見本人だろう。味方の援護もあって 5回までは完投ペース。ところが、落とし穴が 6回に待っていた。
先頭打者の代打・柳田に四球。一死後、桑原に 2塁打を浴び、何とか二死までこぎ着けたが、ブランコに初球を中前へ運ばれ 2失点。筒香に内野安打を打たれた瞬間、ベンチはたまらず安藤へスイッチした。
6回、 1点差に迫られ降板を告げられた能見篤史投手(中)。先頭打者への四球が痛かった
「( 5回まで)四球を出していなかったので、四球だけは気をつけようと思っていたんですが。あれが反省点ですね」
たった 1つの与四球が、87球というあまりにも少ない球数での降板に直結してしまった。
9勝目はお預け。残り試合日程から考えると先発は一度。ということは、 4年連続 2桁勝利は限りなく難しい状況になった。
とはいえ、悔やんでいる時間はない。優勝は逃しても、日本一の可能性は残されている。CSを勝ち抜くには、能見の力が必要不可欠。シーズンの何倍もの価値があるCS、日本シリーズでの勝利をファンは待っている。
同点に追いつかれた 7回二死 1、 2塁から登板し、打者 2人を簡単に打ち取った松田遼馬投手。CSは任せた!
遼馬CS万全! 3戦連続パーフェク投!
3点のリードがみるみるうちに消えていった。能見が崩され、安藤も勢いに飲まれた。押し寄せるDeNAの波をせき止めたのが 3年目の松田遼馬投手だった。
「球がまだ高かった。修正していきたいです」
4- 4と追いつかれた 7回一死 1、 2塁。 4番手で高宮からバトンを受けた。前の打席で 2塁打を放っている桑原を初球 147キロ直球で遊飛。3番・グリエルも外角高めへのスライダーで遊飛に仕留めた。わずか 4球。敵に流れが行きそうな場面で打者 2人でピシャリ。相手に仕事をさせず、ピンチを脱出。もう一度虎に流れを引き寄せた。
「 1アウト目をとれたのが、でかかったです」
7回途中から登板した松田遼馬投手はまず桑原を遊飛で二死
9月14日に今季初昇格してから、これで復帰後 3試合でパーフェクト投球。安打や四球を与えることなく、ここまできた。ファンや首脳陣が期待するのは、もちろん、CSでのリリーフだ。ベテランの安藤、福原とともにフル回転してほしい。松田は「使ってもらっているときは、どんな場面でもゼロで抑えていきたい」と話した。
今年 2月に右ひじ痛を発症して、離脱。鳴尾浜でリハビリ生活を続ける間、幼き頃のシーンが脳裏によぎった。長崎・島原での中学生時代、平田勝男現 2軍監督や元ロッテ・村田兆治氏らの野球教室に参加した。そこで何と打席に立たせてもらい、“マサカリ投法”を体感したという。「 1球でしたが、プロの球ってすごいと感じました」。時は過ぎ、いまや、子どもたちから憧れのまなざしを注がれる存在になった。今季は開幕前からイバラの道だったが、その記憶が、くじけそうになる自分を支えてくれた。
ここからはリョーマの季節。頼むぞ、フル回転! 遅れてきた剛腕が躍動する。
2点リードの 9回、 3人で締めて、サヨナラ負けを喫した前日の借りを返した呉昇桓投手
マウンドに上がった呉昇桓投手の表情は、昨日と変わらない。だが、胸のなかは雪辱の思いであふれていた。必ず抑える-。強い決意をボールに込めた。 9回を 3人斬り。リベンジを果たし、来日 1年目の助っ人最多となる36セーブ目をマークした。
「きのう失敗していたし、次のゲームしっかり切り替えて投げることが大事だと考えていた」
6- 4の 9回。その名がコールされると、虎党には嫌な記憶が蘇った。前日23日のDeNA戦(横浜)。 1点リードの場面で登板すると、一死 1塁からブランコにまさかのサヨナラ弾を浴びた。自身にとっても来日初の屈辱で今季 6度目のセーブ失敗。負のイメージを払拭する力投を披露した。
代打・下園を捕邪飛に打ち取ると、代打・後藤は外角 150キロの直球で空振り三振。最後は柳田のバットを外角 144キロのカットボールで空を切らせ、ゲームセットだ。ボールを前に飛ばすことさえ許さず、ミッション完了。リーグを独走する36Sで、並んでいたギャラード(中日)、サファテ(広島)を抜き去り、外国人来日 1年目の最多セーブ記録を樹立した。
攻めて36S、来日 1年目の外国人守護神の最多セーブ記録を樹立した呉昇桓投手
だが、レコードに興味はない。快挙を達成しても「今年の場合、セーブ数よりも失敗することが多い。思いだす試合が多い。失敗してしまった場合は、チームにも迷惑をかけるし、ファンの方にも申し訳ない」と渋い表情を浮かべた。前日には今季 4敗目。それが何よりも悔しかった。
守護神を務める以上、救援失敗は敗戦に直結する。チームの流れに及ぼす影響も大きい。だからこそ、打たれたときほど、ゲームのビデオをチェックすることが多いという。
「反省して勉強することもある。早く忘れた方がいいこともあるけど」
球場中に悲鳴がこだまする惨状と、あえて向き合う。タフな背番号「22」を若手投手は慕い、右腕もトレーニング法を伝授するなど、結束を深めている。
シーズンも残り6試合。CSからの日本一を目指し、「石仏」は任務を遂行する。
日本人選手は何をやっているんだ!外人選手が頑張っての勝利なんて…
このままで行けば、CSの主催権は取れないかも知れないが、残り試合をしっかりとやって行って欲しいですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 公式戦勝敗表
日程と結果 9月
日程と結果10月
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マウロ・ゴメス内野手(30)が 1回二死 3塁のチャンスで、DeNA山口の 3球目をライナーで左翼へ運び汚名返上の先制打だ。ショートバウンドで左翼筒香のグラブに収まり、先制の適時打となった。リーグトップを走る打点を 105に伸ばした。さらに、同点の 9回無死 1塁。三上のスライダーをとらえると、ライナーで左翼席に突き刺した。リーグトップの打点を 107まで伸ばし、ひとり旅状態だ。前日23日、サヨナラ負けにつながる失策を犯した 4番が 3打点の大暴れで、首の皮一枚、本拠地クライマックスシリーズ(CS)開催へ踏みとどまった。
前日23日、リーグ優勝の可能性がなくなった。電鉄本社、球団は和田豊監督(52)の来季続投の基本方針を前提としながらも、契約を更新しない場合の後任監督の最有力候補として、元監督の岡田彰布氏(56)をリストアップ。追い込まれた和田監督だが、試合前「一つでも上を目指しての戦いになる」と語っていた。
鳥谷敬内野手(33)が 3安打で 2試合連続の猛打賞だ。前日に阪神歴代 4位となった猛打賞の回数は 116度目となった。
右肘痛などで戦列を離れていた藤井彰人捕手(38)が 7回からマスクをかぶり、 7月22日以来の 1軍戦復帰を果たしたが、7回に、一死 1、 3塁で梶谷のゴロを本塁にワンバウンドを捕り損ねて同点に追いつかれた。
能見篤史投手(35)が、 6回途中 3失点で降板… 4年連続 2桁星絶望的…先頭打者の代打・柳田に四球。一死後、桑原に 2塁打を浴び、何とか二死までこぎ着けたが、ブランコに初球を中前へ運ばれ 2失点。筒香に内野安打を打たれた瞬間、ベンチはたまらず安藤へスイッチした。
3点のリードがみるみるうちに消えていった。能見が崩され、安藤優也投手(36)も勢いに飲まれた。押し寄せるDeNAの波をせき止めたのが 3年目の松田遼馬投手(20)だった。
マウンドに上がった呉昇桓(オ・スンファン)投手(32)の表情は、昨日と変わらない。だが、胸のなかは雪辱の思いであふれていた。必ず抑える-。強い決意をボールに込めた。 9回を 3人斬り。リベンジを果たし、来日 1年目の助っ人最多となる36セーブ目をマークした。記事をまとめてみました。
<DeNA 4- 6阪神>◇24日◇横浜◇21回戦
阪神は初回、ゴメスの適時打で先制。 2回にDeNA筒香のソロで同点とされるも、 3回にマートンの 2ゴロの間に勝ち越した。
阪神は 5回に 2点追加。DeNAは 6回二死 2、 3塁からブランコの 2点適時打で 1点差に迫った。先発山口は 5回 4失点で降板。
DeNAは 1点を追う 7回、野選で同点とした。だが阪神は 9回、ゴメスの26号 2ランで勝ち越し、接戦を制した。
1回表阪神 2死 3塁、マウロ・ゴメス内野手は左前適時打を放った
阪神がDeNAの拙守につけ込んだ。 2- 1で迎えた 5回、先頭の 2番大和が四球で出塁。 3番鳥谷がライナーで中前に安打を放つと、中堅桑原が後逸(失策)した。その間に大和が本塁を駆け抜け 2点差。
二死 3塁となった 6番福留の打席では、捕手黒羽根が捕逸し 4点目が入った。ラッキーな形でリードを 3点に広げ、主導権を握った。
9回表阪神無死 1塁、左越え 2点本塁打のゴメスを迎える和田豊監督(左)
マウロ・ゴメス内野手が汚名返上の先制打だ。 1回二死 3塁のチャンスで、DeNA山口の 3球目をライナーで左翼へ運んだ。ショートバウンドで左翼筒香のグラブに収まり、先制の適時打となった。リーグトップを走る打点を 105に伸ばした。
前日23日は 2併殺と急ブレーキ。 9回には 1塁守備で失策を犯し、サヨナラ2ランでの敗戦につながっていた。「打てるボールをしっかりと捉えられたね。昨日はランナーを置いた場面で打てなかったけれども、今日は 1打席目からいい結果を出せて良かったよ」と喜んだ。
神様、ゴメス様!! 同点の 9回、左翼上段に勝ち越しの26号 2ランを放ったマウロ・ゴメス内野手。 2位広島に 1.5差再接近だ!
マウロ・ゴメス内野手が値千金の決勝 2ランを放った。同点の 9回無死 1塁。三上のスライダーをとらえると、ライナーで左翼席に突き刺した。
左翼上段に今季26号 2ランを放ち、追いすがるDeNAを突き放した。「打った瞬間は、どうかなと思いました。しっかりスイングできました。ホームランになってよかったです」。今季 107打点になり、打点王レースのトップを快走する。この日は断続的に雨が降り、試合開始が30分遅れた。午後10時過ぎの一撃で試合を決め、 2位広島に「1・5ゲーム差」に迫った。前日23日、サヨナラ負けにつながる失策を犯した 4番が 3打点の大暴れで、首の皮一枚、本拠地CS開催へ踏みとどまった。
9回 勝ち越しの2点本塁打を放ったマウロ・ゴメス内野手
雨を切り裂き高々と舞い上がった打球の行方を確認し、バットを放り投げた。 4- 4の 9回無死 1塁。ゴメスが左翼席上段に放り込んだ。 2位広島とのゲーム差を「1・5」に縮めた。奇跡の大逆転 2位フィニッシュへ、首の皮一枚残った。
「打った瞬間どうかという感じだったが、しっかりスイングできた。ストライクゾーンに来た球は積極的に強くたたこうと。そういう気持ちで、打席に入りました」
DeNAの守護神・三上と対峙した。カウント 2- 2からの 6球目外角低めの直球を振り抜いた。打った瞬間、アーチと分かる決勝26号 2ランだ。先制したものの、 7回に追いつかれる嫌な展開。 3連敗がちらつく敗色濃厚のムードをまさに一振りで消し去った。
9回表無死 1塁、 2点本塁打を放ったマウロ・ゴメス内野手(右)は相手ベンチ前をゆっくりと走り抜ける
1回二死 3塁では先発・山口から左前に運び、来日 1年目の助っ人打点記録として、ポンセ(大洋)らの 105に並び、最後の劇弾で一気に抜き去った。リーグトップの打点を 107まで伸ばし、ひとり旅状態だ。
試合前から気まぐれな雨が降り続いた。降っては止み、審判団が中断を決断すれば、それを裏切り…。試合前練習からズブ濡れになりながらも、鬼の形相で 1塁ノックに励んでいたのがG砲だった。前日23日。打撃では 2併殺を含む 4タコで、守備では 1点リードの 9回一死にはゴロを弾くエラー。直後にブランコのサヨナラ 2ランが飛び出した。
「下もぬれているし、やろう」
高代内野守備コーチから声をかけられた。マートンからは「ゴメちゃんガンバッテネ」と日本語で声をかけられたが、真剣な表情を崩すことなく、雨中に飛び出した。
試合に勝ちファンに挨拶するマウロ・ゴメス内野手
高代コーチは「打撃が悪かったから、引きずっていたのだろう。『切り替えろ』といった。守備は守備、打撃は打撃。責任感が強いだけにね」とうなずく。汚名返上に燃えていた。
「(失策)過去のことだ。終わったことを考えても仕方ないからね。また新しい 1日が始まるという気持ちだったよ」
前日23日、リーグ優勝の可能性がなくなった。電鉄本社、球団は和田監督の来季続投の基本方針を前提としながらも、契約を更新しない場合の後任監督の最有力候補として、元監督の岡田彰布氏をリストアップ。追い込まれた和田監督だが、試合前「戦い方が変わるわけじゃない。一つでも上を目指しての戦いになる」と語っていた。 4番の一発で九死に一生を得た試合後「きょうのゲームに強い気持ちがあったのだろう。そういう切り替えができる選手」と手放しで褒めた。
25日にも「自力2位」が復活する。地獄に仏、虎にゴメス。勝負強い 4番がいる限り最後まであきらめない。鯉の背びれが再び見えてきた。
DeNAに勝利し、ファンの声援に応えるマウロ・ゴメス内野手
鳥谷敬内野手が 3安打で 2試合連続の猛打賞だ。前日に阪神歴代 4位となった猛打賞の回数は 116度目となった。「球はしっかり見えている。結果は出ているので続けていきたい」。守備では 7回に、一死 1、 3塁で梶谷のゴロを本塁にワンバウンド送球。藤井が捕り損ねて同点に追いつかれた。「浮かすのが嫌だったのでわざとワンバウンドを投げたが、中途半端になってしまった」と悔やんだ。
3回、安打を放った鳥谷敬内野手
右肘痛などで戦列を離れていた藤井彰人捕手が 7回からマスクをかぶり、 7月22日以来の 1軍戦復帰を果たした。「 7月以来といっても、その前 1カ月ぐらいも全く試合に出てなかったからなぁ」。悔やんだのは 7回一死 1、 3塁からの野選。鳥谷のバックホームを前にこぼしてしまった。球審は一度はアウトのジェスチャーをしただけに、捕球していれば…。「トリのナイスプレーだったのに。ミットの芯に当ててはじいてしまった。申し訳ない」と反省しきり。とはいえ、シーズン終盤にきて、男前の復活は心強い。
能見篤史投手が、 6回途中 3失点で降板… 4年連続 2桁星絶望的…
もったいない…。
ファンは思った。首脳陣も感じた。もちろん、一番反省しているのは能見本人だろう。味方の援護もあって 5回までは完投ペース。ところが、落とし穴が 6回に待っていた。
先頭打者の代打・柳田に四球。一死後、桑原に 2塁打を浴び、何とか二死までこぎ着けたが、ブランコに初球を中前へ運ばれ 2失点。筒香に内野安打を打たれた瞬間、ベンチはたまらず安藤へスイッチした。
6回、 1点差に迫られ降板を告げられた能見篤史投手(中)。先頭打者への四球が痛かった
「( 5回まで)四球を出していなかったので、四球だけは気をつけようと思っていたんですが。あれが反省点ですね」
たった 1つの与四球が、87球というあまりにも少ない球数での降板に直結してしまった。
9勝目はお預け。残り試合日程から考えると先発は一度。ということは、 4年連続 2桁勝利は限りなく難しい状況になった。
とはいえ、悔やんでいる時間はない。優勝は逃しても、日本一の可能性は残されている。CSを勝ち抜くには、能見の力が必要不可欠。シーズンの何倍もの価値があるCS、日本シリーズでの勝利をファンは待っている。
同点に追いつかれた 7回二死 1、 2塁から登板し、打者 2人を簡単に打ち取った松田遼馬投手。CSは任せた!
遼馬CS万全! 3戦連続パーフェク投!
3点のリードがみるみるうちに消えていった。能見が崩され、安藤も勢いに飲まれた。押し寄せるDeNAの波をせき止めたのが 3年目の松田遼馬投手だった。
「球がまだ高かった。修正していきたいです」
4- 4と追いつかれた 7回一死 1、 2塁。 4番手で高宮からバトンを受けた。前の打席で 2塁打を放っている桑原を初球 147キロ直球で遊飛。3番・グリエルも外角高めへのスライダーで遊飛に仕留めた。わずか 4球。敵に流れが行きそうな場面で打者 2人でピシャリ。相手に仕事をさせず、ピンチを脱出。もう一度虎に流れを引き寄せた。
「 1アウト目をとれたのが、でかかったです」
7回途中から登板した松田遼馬投手はまず桑原を遊飛で二死
9月14日に今季初昇格してから、これで復帰後 3試合でパーフェクト投球。安打や四球を与えることなく、ここまできた。ファンや首脳陣が期待するのは、もちろん、CSでのリリーフだ。ベテランの安藤、福原とともにフル回転してほしい。松田は「使ってもらっているときは、どんな場面でもゼロで抑えていきたい」と話した。
今年 2月に右ひじ痛を発症して、離脱。鳴尾浜でリハビリ生活を続ける間、幼き頃のシーンが脳裏によぎった。長崎・島原での中学生時代、平田勝男現 2軍監督や元ロッテ・村田兆治氏らの野球教室に参加した。そこで何と打席に立たせてもらい、“マサカリ投法”を体感したという。「 1球でしたが、プロの球ってすごいと感じました」。時は過ぎ、いまや、子どもたちから憧れのまなざしを注がれる存在になった。今季は開幕前からイバラの道だったが、その記憶が、くじけそうになる自分を支えてくれた。
ここからはリョーマの季節。頼むぞ、フル回転! 遅れてきた剛腕が躍動する。
2点リードの 9回、 3人で締めて、サヨナラ負けを喫した前日の借りを返した呉昇桓投手
マウンドに上がった呉昇桓投手の表情は、昨日と変わらない。だが、胸のなかは雪辱の思いであふれていた。必ず抑える-。強い決意をボールに込めた。 9回を 3人斬り。リベンジを果たし、来日 1年目の助っ人最多となる36セーブ目をマークした。
「きのう失敗していたし、次のゲームしっかり切り替えて投げることが大事だと考えていた」
6- 4の 9回。その名がコールされると、虎党には嫌な記憶が蘇った。前日23日のDeNA戦(横浜)。 1点リードの場面で登板すると、一死 1塁からブランコにまさかのサヨナラ弾を浴びた。自身にとっても来日初の屈辱で今季 6度目のセーブ失敗。負のイメージを払拭する力投を披露した。
代打・下園を捕邪飛に打ち取ると、代打・後藤は外角 150キロの直球で空振り三振。最後は柳田のバットを外角 144キロのカットボールで空を切らせ、ゲームセットだ。ボールを前に飛ばすことさえ許さず、ミッション完了。リーグを独走する36Sで、並んでいたギャラード(中日)、サファテ(広島)を抜き去り、外国人来日 1年目の最多セーブ記録を樹立した。
攻めて36S、来日 1年目の外国人守護神の最多セーブ記録を樹立した呉昇桓投手
だが、レコードに興味はない。快挙を達成しても「今年の場合、セーブ数よりも失敗することが多い。思いだす試合が多い。失敗してしまった場合は、チームにも迷惑をかけるし、ファンの方にも申し訳ない」と渋い表情を浮かべた。前日には今季 4敗目。それが何よりも悔しかった。
守護神を務める以上、救援失敗は敗戦に直結する。チームの流れに及ぼす影響も大きい。だからこそ、打たれたときほど、ゲームのビデオをチェックすることが多いという。
「反省して勉強することもある。早く忘れた方がいいこともあるけど」
球場中に悲鳴がこだまする惨状と、あえて向き合う。タフな背番号「22」を若手投手は慕い、右腕もトレーニング法を伝授するなど、結束を深めている。
シーズンも残り6試合。CSからの日本一を目指し、「石仏」は任務を遂行する。
日本人選手は何をやっているんだ!外人選手が頑張っての勝利なんて…
このままで行けば、CSの主催権は取れないかも知れないが、残り試合をしっかりとやって行って欲しいですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 公式戦勝敗表
日程と結果 9月
日程と結果10月
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