縦横無尽にグラウンドを駆け回る姿が、帰ってきた。左肩鎖(けんさ)関節の炎症で出遅れていた柴田講平外野手(25)が 3日、亜細亜大学(元赤星外野手の出身校)とのプロアマ交流戦(鳴尾浜)で実戦復帰し、 2打数 2安打 3打点と活躍。『走と攻』で大暴れし“中堅奪取”へのろしを上げた。
アニキ・金本知憲外野手(43)が 3日、甲子園球場でのシート形式の実戦練習で今季 1号を放った。2012年の“聖地初戦”で、エースの能見篤史投手(32)から右翼へドッカ~ン豪快弾を放った。記事をまとめてみました。
左肩鎖関節の炎症で出遅れていた柴田講平外野手が 3日、亜大とのプロアマ交流戦(鳴尾浜)で実戦復帰し、 2打数 2安打 3打点と活躍した。 1- 1の 7回一死 2塁で指名打者の一二三慎太外野手(19)の代打で登場し、右中間を破る同点 3塁打。 8回は 2点をたたき出す左中間突破の 3塁打を放った。「試合カンを早く取り戻したかった。違和感はありませんでした」と、中堅争いの本命がペースを上げてきた。
亜細亜大学戦で 8回、 2点適時打となる 3塁打を放った柴田講平外野手。まずはバットで復活の
のろしだ!
「きょうは結果というより、打席へ向かうときの緊張感を確かめたかった。いい収穫でした」
1- 1で迎えた 7回一死 2塁。代打で出場し、 3球目を鋭く右中間へ運んだ。二走が悠々ホームイン。「 100%の自信がなかったら行きませんよ」と、持ち前の快足を飛ばし 3塁を陥れた。さらにDHで残り、 8回の第 2打席。二死 1、 2塁の好機で今度は左中間を切り裂き、再び 3塁へ到達。 2本の 3塁打で 3打点。守備には就かなかったが、最高のスタートを切った。
昨季は 104試合に出場。終盤は真弓前監督に抜てきされ「 2番・中堅」に定着した。D 1位・伊藤隼太外野手(慶大)らと中堅レギュラー争いでぶつかり合うはずだった今季、 1月の自主トレ中に「左肩鎖関節の炎症」を発症。キャンプも 2軍で過ごし、ようやく迎えた実戦だった。
復活の兆しには、安芸で悔しい敗戦を喫した直後の和田監督も「久しぶりの朗報だね。結果も出して、もう 1回ポジション争いに入ってこられる状態で( 1軍に)上がってきてもらいたい」と期待を込めた。
「開幕のことは考えていない。 1軍に行きたい気持ちはあるけど、ちゃんと治してアピールするしかないので」と、本人も足下を見つめている。 4日の大院大戦(鳴尾浜)では、外野守備でも実戦復帰する見込み。順調なら6、 7日の教育リーグ・ソフトバンク戦(雁の巣)への帯同も視野に入る。背番号「00」の勝負の年が少しだけ遅れて幕を開ける。
アニキ・金本知憲外野手が 3日、“今季 1号”を放った。オープン戦不参加のメンバーとともに、甲子園で練習。シート打撃では開幕投手が濃厚な能見からサク越えの一打を放った。
観客のいないスタンドに、甲高い打球音が響く。チームがオリックスと戦う高知・安芸と同様に青空が広がった甲子園で熱い“今季初戦”が繰り広げられた。
打った瞬間に入ったと分かる当たりだった。内角高めの直球を振り抜くと、打球は一直線に右翼席へ。エース左腕から放った推定 115メートル弾だ。白球を目で追った金本が 1塁ベースに到達すると、控えめながらも 1塁上で両手を突き上げガッツポーズを作った。シート形式の実戦練習で、右肩痛の影響を感じさせない豪快なホームラン。完全復活への“号砲”を放った。右肩痛からの完全復活に聖地 1号で弾みをつけた。
甲子園でのシート打撃で快音を響かせ、笑顔が弾けるアニキ・金本知憲外野手
自身の調子を問われると、「わかりまへ~ん」と話すに留めたが、放った打球は順調ぶりを雄弁に物語っていた。
エース・能見と対峙した 2打席目だ。カウント 2- 2からの 5球目。内より高めの直球を完ぺきにとらえた。白球は美しいアーチを描き、瞬く間に右翼席へ。絶頂時をほうふつとさせるスイングを見せつけた。昨年 9月15日の中日戦以来、 170日ぶりとなる聖地弾だ。
続く 3打席目には、スタンリッジから鋭いライナーの右前打を放ち 2安打目。再び能見との対戦でフルカウントから低めの変化球を見極めると「よっしゃ! 少し落ちが早かった」と声をあげた。選んだ四球は 3つで、計 9打席で 5度出塁。ここまでの紅白戦、オープン戦を通じて 6打数ノーヒットと思えない充実ぶりを示した。
一発を打った直後には、「(打てるところに投げてくれた能見の)人間性やな~」と笑顔。続けてマウンドの左腕に、「でも、次の(打者・新井)は抑えろよ」と指令する。さらに城島が 3塁へ痛烈なゴロを放つと守っていないのに、「新井、エラー」とイジり、最後は「(新井に)にらまれた」とちゃめっ気たっぷり。目前に迫る実戦漬けへ、存在感は増すばかりだ。
4日は甲子園で調整し、 5日にチーム本隊に合流。 6日のソフトバンク戦(ヤフーD)からオープン戦に本格参戦する。 9日からの甲子園 5試合。そして、15日からの関東遠征 4試合と、続けて帯同する見込み。10日前後には左翼守備にも就く予定だ。例年にない実戦重視は、仕上がりが順調だからこそ。
「すごいな。( 2軍コーチだった)去年はほとんど見ていないけど、一緒に現役をやっていたときに近いよね。新井も城島もブラゼルも、みんな状態はいいけど、特に金本さんはいい」
練習を見守った高橋打撃コーチは驚きを隠さなかった。イメージしたのは右肩痛を抱える前の姿。アニキ・金本本来の姿に戻りつつある。若手中心でオープン戦に臨んでいるチームはこの日完封負けで、 3連敗。だからこそ、元気な43歳の登場で熱くする。開幕まであと 4週間を切った。鉄人が復活への階段を駆け上がる。
3月17日神宮でオープン戦が行われるので、チャンスが有ったら行ってみたいなと思っています。
亜細亜大学(元赤星外野手の出身校=虎ちゃんの出身校)とのプロアマ交流戦とは言う物の背番号「00」柴田講平外野手が復活!そうして甲子園でのシート打撃でだが、アニキ金本も復活!今年の阪神には、何かがついているのかも知れない。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!
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柴田、今季初実戦復帰で即 2打数 2安打 3打点!アニキ・金本、エース・能見からドッカ~ン!
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