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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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侍24年ぶり 4連勝ならず!MLB初勝利!10安打 6得点と打線が奮起!侍大谷、18日先発!

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 16日東京ドームで2014SUZUKI日米野球:日本代表-MLB第 4戦が行われ、日本は 7、 8回と得点圏に走者を進めても無得点。米国は 8回一死満塁から内野ゴロで 1点を加えてダメ押し初勝利を挙げた。日本代表が、初黒星を喫した。日本代表は打線が 9安打を放つも要所を封じられ拙攻で 1点止まりだった。24年ぶりの 4連勝とはならなかった。
 MLBオールスターのジャスティン・モーノー内野手(33=ロッキーズ)が、 1回一死 2塁。日本代表の先発・阪神藤浪晋太郎投手(20=阪神)の 142キロのカットボールにうまく反応し 1塁線を破る先制の適時打を放った。
 力勝負を挑んだ藤浪が 4回で 4長打を含む 5安打を浴びて 4失点。侍ジャパン小久保裕紀監督(43)はメジャー打線を「さすがにMLB打線はストレート系の速い球には強い印象を持った。緩急をつければ目先を狂わせることができる。(侍ジャパンについては)最後のあと1本が出なかった」と振り返った。
 今回の日米野球で初めて 2番に座ったソフトバンクの侍ジャパンの柳田悠岐外野手(26)が 2度目の 3安打猛打賞を記録した。来季の指揮官にもアピールした。ソフトバンク工藤公康新監督(51)がテレビ解説のため、東京ドームを訪れた。柳田は練習中にあいさつを交わし気を引き締めた。
 初先発した侍ジャパンの藤浪晋太郎投手は自己最速タイの 157キロを大ファウルにされるなど、メジャーの洗礼を受けた。 5三振を奪ったが、 3回 3ランを浴び、 4回 4失点。虎での出直しを決意した。まだまだ虎でやらなければいけないことがたくさんあると、早くも心は来季へと向いている。前田健太投手(26=広島)や金子千尋投手(31=オリックス)、同い年の大谷翔平投手(20=北海道日本ハム)、も、メジャー志望を隠そうとしない。だが、この男にとってはまず「阪神のエース・藤浪」になることこそが、さだめだ。
 ソフトバンクの武田翔太投手(21)が 3番手で日米野球に初登板した。 2回を投げ、 7回は無失点でしのいだが、 8回に連続四球などで走者をためて 1失点。「四球が絡むのが一番駄目」と反省した。
 「2014 SUZUKI 日米野球」の第 5戦(18日・札幌ドーム)の予告先発投手が16日、発表された。侍ジャパンは大谷翔平投手、MLBオールスターのマット・シューメーカー投手(28=エンゼルス)が登板する。尊敬する先人たちが残した、前例もある。メジャーリーガーは縦の変化に弱い傾向があるとされる。フォーク系の球種は、メジャーで活躍する日本人投手が大成するキーワードの 1つだ。野茂英雄氏(46)と佐々木主浩氏(46=日刊スポーツ評論家)のフォーク、近年ではレッドソックス上原浩治氏(39)のスプリットなど。大谷は精度は現時点で未完成も、球速的にみれば、いつかは先輩たちのウイニングショットに匹敵、または上回る潜在能力を秘めている。将来は米挑戦希望を持つ大谷が、超高速フォークの力を試す絶好の機会にもなる。
 16日コボスタ宮城で巨人阪神OB戦が行われ、元巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(40)がOB戦に 3番右翼で出場。ゴジラが12年ぶりに巨人の一員として帰ってきた。
記事をまとめてみました。

侍ジャパン日米野球 試合結果

 <2014SUZUKI日米野球:日本代表 1- 6MLB>◇第 4戦◇16日◇東京ドーム
 米国は 1回に連続 2塁打で先制。 2回に同点に追い付かれたが、 3回にはモーノーが右翼席へ 3ランを放った。
 米国は 5回一死 1、 3塁で併殺に倒れたが、 6回にロンゴリアがソロを放った。日本は 6回一死 2塁で無得点に終わった。
 日本は 7、 8回と得点圏に走者を進めても無得点。米国は 8回一死満塁から内野ゴロで 1点を加えてダメ押し初勝利を挙げた。


ファンの声援に応えるモーノー
 ヒーローインタビュー後、ファンの声援に応えるジャスティン・モーノー内野手

 MLBオールスターのジャスティン・モーノー内野手が、 1塁線を破る先制の適時打を放った。
  1回一死 2塁。日本代表の先発・阪神藤浪の 142キロのカットボールにうまく反応した。
 さらに、同点の 3回一死 2、 3塁。藤浪の甘く入ったスライダーを右翼席へ運ぶ 3ラン。「前のバッターが塁に出てくれて、打ちやすい球を捉えてスタンドまで運べたので良かったです」と話した。


選手の交代を告げる小久保裕紀監督
  7回裏、選手の交代を告げる侍ジャパン小久保裕紀監督

 日本代表が、初黒星を喫した。日本代表は打線が 9安打を放つも要所を封じられ拙攻で 1点止まりだった。24年ぶりの 4連勝とはならなかった。第 4戦で初黒星を喫した小久保監督は「個々の状態は悪くないが、走者をためてあと一本が出なかった」と振り返った。
 投手では力勝負を挑んだ藤浪が 4回で 4長打を含む 5安打を浴びて 4失点。侍ジャパン小久保裕紀監督はメジャー打線を「さすがにMLB打線はストレート系の速い球には強い印象を持った。緩急をつければ目先を狂わせることができる。(侍ジャパンについては)安打は出ていたし、個々の状態は悪くなかったが、最後のあと1本が出なかった」と振り返った。


2塁打を放った柳田悠岐外野手
  6回表日本一死、 2塁打を放った侍ジャパンの柳田悠岐外野手

 今回の日米野球で初めて 2番に座ったソフトバンクの侍ジャパンの柳田悠岐外野手が 2度目の 3安打猛打賞を記録した。前日の 3三振から一転の内容にも「『打てたらいいな』くらいの気持ちでいった。いい結果が出て良かった」とひょうひょうとしていた。 2番右翼でフル出場。 3回に中前打。 6回に弾丸ライナーで右翼フェンス直撃の 2塁打を放ち、 8回は 151キロの直球を左前に運んだ。力強い打撃が光った。
 この日は初めて 2番に起用され、 2度目の 3安打。日米野球の 4試合で打率 0.375(16打数 6安打)の 4打点。『日本に柳田あり』の活躍だ。
 「いいバッティングができてよかった。(打順は)何番でも一緒。メジャーの球はすごいっすよ」。


3安打と気を吐いた柳田悠岐外野手
  3安打と気を吐いた柳田悠岐外野手。スイングスピードの速さはメジャー級だ

 来季の指揮官にもアピールした。ソフトバンク工藤公康新監督がテレビ解説のため、東京ドームを訪れた。柳田は練習中にあいさつを交わし、「『頑張ろう』と声をかけてもらった。目の前で打ててうれしいけど、来年もレギュラー争いをしないといけない」と気を引き締めた。 
 指揮官の目の前で豪快なスイングを披露。柳田も「来年もレギュラーを狙う立場なので、うれしい」と喜んだ。
 この日は 2試合続けて右翼で先発出場。 3回に自分の頭上を越える本塁打を放ったモーノーについて「あれはすごかった。しっかり(変化球に)対応している」と、同じ左打者として刺激を受けていた。


モーノーに特大の3ランを浴びた藤浪晋太郎投手
  3回、モーノー内野手に特大の 3ランを浴び、打球を見つめる藤浪晋太郎投手。口アングリ!?

 初先発した侍ジャパンの藤浪晋太郎投手は自己最速タイの 157キロを大ファウルにされるなど、メジャーの洗礼を受けた。 5三振を奪ったが、 3回 3ランを浴び、 4回 4失点。「僕はまだそんなレベルではない」と虎での出直しを決意した。侍ジャパンは 1- 6で米大リーグ選抜に敗れ、初黒星。対戦成績は 3勝 1敗となった。
 未知との遭遇だ。思わず白い歯がこぼれる。だが打たれるにつれ、その表情もこわばった。藤浪に、メジャーの洗礼だ。プロ入り後初めて日の丸を背負ってマウンドに上がったが、見事に弾き返された。
 「日本にいたらまず、 157キロとかそれぐらいの球を思い切り踏み込んで引っ張る打者っていないので…。ビックリしたのは確かですね」


先発の阪神・藤浪晋太郎投手
  1回、先発の阪神・藤浪晋太郎投手

  0- 1とされた直後、 1回二死 3塁でのサンタナ(インディアンス)への初球だ。自己最速タイの直球を外角へ投げ込んだが、左打席からハミ出さんばかりに踏み込んで来た。ド迫力の大ファウルが右翼ポール際まで吹っ飛ぶ。やばっ…。思わずペロッと舌を出し、苦笑いするしかなかった。
 今季、規定投球回到達者では両リーグ最少の被本塁打「6」を誇った虎の至宝が簡単に打球をはじき飛ばされる。ナ・リーグ首位打者のモーノー(ロッキーズ)には、 1回の右翼線適時 2塁打にとどまらず、 3回にも右越え 3ランで計 4打点を献上した。
 カットボールやフォークで 5三振を奪い、 4回の三者凡退には「丁寧に低めを突くことを心がけたら、しっかり打ち取れた」と手応えも得たが、80球の球数制限もあり、 4回 5安打 4失点。70球で降板。最後は険しい表情で、プロ初の“海外挑戦”を終えた。


適時打を放たれた藤浪晋太郎投手
  1回 ロッキーズ・モーノーに適時打を放たれた阪神・藤浪晋太郎投手(左)

 己の未熟さばかりが、気になった。侍ジャパンの合宿入り前日「感じる部分があるかもしれない」と、含みを持たせていたメジャー挑戦への興味について、試合後も「特にないですね。すごいなと思いましたし、まだそんなことを言えるレベルではないので。しっかり来シーズンに向けて頑張りたい」とキッパリ。まだまだ虎でやらなければいけないことがたくさんあると、早くも心は来季へと向いている。前田健や金子、同い年の大谷も、メジャー志望を隠そうとしない。だが、この男にとってはまず「阪神のエース・藤浪」になることこそが、さだめだ。
 「全体的に力をつけていきたいですし、もうちょっと投球の幅を広げたい。緩急もですし、しっかり球を動かしてゴロを打たせるとか。そういう工夫で、アウトの取り方を増やしたいです」
 前日15日、ノーヒットノーランを食らったメジャー軍団は、明らかに目の色が違った。本気でぶつかり“本物”を知ることができた。最高の授業を経て、藤浪は阪神を支えていく。


投球するソフトバンク・武田翔太投手
  7回、投球するソフトバンク・武田翔太投手

 ソフトバンクの武田翔太投手が 3番手で日米野球に初登板した。 2回を投げ、 7回は無失点でしのいだが、 8回に連続四球などで走者をためて 1失点。「四球が絡むのが一番駄目」と反省した。
 自慢のカーブが見極められる場面が目立ち「縦の変化を振らなかった。日本(の打者)と違う」と印象を語った。日本シリーズで快投を演じるなど、成長著しい右腕は「初めてで緊張はあったけどいい経験ができた。しっかり真っすぐで押せるようになりたい」と収穫も得た様子だった。

 「2014 SUZUKI 日米野球」の第 5戦(18日・札幌ドーム)の予告先発投手が16日、発表された。
 侍ジャパンは大谷翔平投手、MLBオールスターのマット・シューメーカー投手が登板する。
 侍ジャパン大谷翔平投手が衝撃デビューから一夜明けた13日、勝負本番での「魔球」の本格解禁を宣言した。この日、大阪から東京へ移動。12日の日米野球第1戦で快投した前田(広島)の投球スタイルを直視し、縦変化の球種の有効性を確認。先発予定の18日の第 5戦(札幌ドーム)では直球主体だった第 1戦からモデルチェンジし、最速 151キロの超高速フォークを交え、再びMLBオールスター相手にサプライズのパフォーマンスを披露する。
 想像から確信に変わっていた。大谷が衝撃デビューから一夜明け、「魔球」」を本格解禁する覚悟を決めた。きっかけは、目の当たりにした第1戦だった。先発した前田が大きく変化するツーシーム、チェンジアップでスター軍団を 5回 2安打無失点とほぼ完璧に抑えた。東京へ移動したこの日、自身の先発が予定される18日の第 5戦に向けて得たヒント、秘策を明かした。

 大谷:全部、勉強になった。縦の変化球を有効に使っていた。
 その一戦。自身は 3番手で登板し、最速 159キロの直球を主体に真っ向勝負を展開した。 1回のみ、全12球中10球が直球で 3者凡退に切った。残り 1球がスライダー、もう 1球が次回で決め球にすることを示唆した超高速フォークだった。今季レギュラーシーズンの最終登板。10月 5日楽天戦で、驚きの自己最速 151キロをマークした。侍ジャパン合流前の沖縄・国頭村での日本ハム秋季キャンプでもMLBオールスターに対抗する手段として、脳裏に描いていた。「落ちる系のボールは使えると思う。要所で使えるかな」と描いていたが、前田の快投で迷いはなくなった。


フォークボールを投じる大谷翔平投手
 2013年 8月23日オリックス戦でフォークボールを投じた大谷翔平投手

 尊敬する先人たちが残した、前例もある。メジャーリーガーは縦の変化に弱い傾向があるとされる。フォーク系の球種は、メジャーで活躍する日本人投手が大成するキーワードの 1つだ。野茂英雄氏と佐々木主浩氏のフォーク、近年ではレッドソックス上原のスプリットなど。大谷は精度は現時点で未完成も、球速的にみれば、いつかは先輩たちのウイニングショットに匹敵、または上回る潜在能力を秘めている。
 将来は米挑戦希望を持つ大谷が、超高速フォークの力を試す絶好の機会にもなる。カノ、ロンゴリア、プイグら主力選手との対決へ、14日の第 2戦(東京ドーム)からは登板に備えて欠場、完全にベールを脱ぐ準備を整えていく。「(日米野球を)生で見られる機会はないので、楽しみたい」。スター軍団を驚かせた第 1戦の試運転から、さらに本気度を増して、世界へ仰天パフォーマンスを見せつける。


久保田智之氏から中前打を放った松井秀喜氏
 OB戦で、阪神久保田智之氏から中前打を放った松井秀喜氏

 <巨人阪神OB戦:巨人OB10- 0阪神OB>◇16日◇コボスタ宮城
 ゴジラが12年ぶりに巨人の一員として帰ってきた。
 元巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(40)がOB戦に 3番右翼で出場。
 巨人の背番号「55」のユニホームを着てプレーをするのは2002年以来。初回二死の第 1打席は今季限りで引退した阪神久保田智之氏(33)と対戦した。初球のファウルに腰を押さえるしぐさでスタンドからは笑いも漏れた。最後は低めの直球をセンター前へ運び、両軍通じての初安打に拍手を浴びていた。
 第 2打席では天敵を相手に圧巻のパワーを見せつけた。
  2回二死 1、 3塁で阪神遠山と対戦。松井キラーで名をはせた左腕を相手に、真ん中低めの直球を完璧に打ち返した。ライトの頭をはるかに越え、ワンバウンドでフェンスに当たる 2塁打だった。広いコボスタ宮城でなかったら本塁打の可能性もあった当たりで存在感を示した。

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