榎田再生は江夏コーチに託す！鳥谷Ｇグラブ受賞でメジャー挑戦に弾み！オリックスＦＡ金子千尋獲り！

　阪神が榎田大樹投手(28)再生を、来春沖縄キャンプの臨時コーチ就任が決まったＯＢ江夏豊氏(66＝野球解説者)の手腕に託す。左腕の中継ぎを厚くするためにも、来季は先発から中継ぎに転向する榎田の再生は、チームの重要課題。 2日、兵庫・西宮市の球団事務所を訪れた中西投手コーチは｢江夏さんは先発、リリーフの両方を経験された方。メンタル面も含めていろいろ教えていただけるかなと思う｣と語った。具体的な現状も中西コーチは江夏氏に伝えている。大物ＯＢコーチの再生手腕に希望を託す。
　オリックスから国内ＦＡ宣言して右肘を手術した金子千尋投手(31)に対して阪神が今週中にも方向性を決めることが 2日、分かった。
　阪神から海外ＦＡ宣言してメジャー挑戦を目指す鳥谷敬内野手(33)が 3日、都内ホテルで｢三井ゴールデン・グラブ賞｣の授賞式に出席。フルイニング出場で 2年連続 3度目の栄誉をゲットした。
　｢三井ゴールデングラブ賞｣の授賞式にに外野手部門で初受賞した大和外野手(27)が出席した。阪神の外野手では、2008年の赤星憲広氏(38＝野球評論家)以来の栄誉だ。
　藤浪晋太郎投手(20)が弟子入りへ！マエケン道場入り熱望だ！藤浪が、広島のエース前田健太投手(26)との合同自主トレを志願した。 2日、合同自主トレを熱望した藤浪の参加を歓迎した。前田健太が藤浪のラブコールを快諾したが、｢できるのなら、一緒でもいいですよ。 4人(前田健太投手、中田廉投手(24)、中崎翔太投手(22)、そして新人王を受賞した大瀬良大地投手(23)の面々)でやるので、気まずくなければね(笑)｣東京都内で行う予定のオールカープの自主トレメンバーの中に飛び込んでくる勇気があるなら…とジョークを交えながら、話した。断る理由は何もなかった。参加を認めながらも｢でも、阪神って決まりがあったんじゃないですか？｣と話した。 1人でも多い方が練習は活気づく。同じ志を持つ後輩ならば、なおさらだ。
　 2年目を迎える阪神岩貞祐太投手(23)が、今季新人王に輝いた広島大瀬良と 1年間の総括を行う。年明け早々、九州にて大学日本代表の同期で食事会を計画中。昨年は予定が合わず不参加だった大瀬良とも、語り合える環境が整いそうだ。
　梅野隆太郎捕手(23)がドラフト 3位指名された駒澤大學・江越大賀外野手(21＝長崎海星高校)のアドバイザーになる。福岡大學 4年の時に選出された大学日本代表でチームメートだった江越とは連絡を取る仲だ。
　阪神が 1軍春季キャンプを行う沖縄・宜野座村野球場が大改修工事を行っていることが 3日、分かった。阪神サイドからの要望に応えて、宜野座村が外野のラバーフェンスのクッションを総入れ替え。総工費は何と 5億円で中堅コンバートプランもある西岡剛内野手(30)を全面サポートする。記事をまとめてみました。

　阪神が榎田大樹投手再生を、来春沖縄キャンプの臨時コーチ就任が決まったＯＢ江夏豊氏の手腕に託す。左腕の中継ぎを厚くするためにも、来季は先発から中継ぎに転向する榎田の再生は、チームの重要課題。 2日、兵庫・西宮市の球団事務所を訪れた中西投手コーチは｢江夏さんは先発、リリーフの両方を経験された方。メンタル面も含めていろいろ教えていただけるかなと思う｣と語った。
　同コーチは江夏氏とＯＢ会総会などの場を利用し、すでに意見交換。｢左投手をお願いしたいし、メンタル面に関しては右投手もお願いしている｣と、技術指導とともに、阪神、南海など環境が変わっても実働18年で 206勝 193セーブを残したタフさを虎投に授けてほしいのが実情だ。得意球だったスライダーの変化が思うようにいかないなど、具体的な現状も中西コーチは江夏氏に伝えている。大物ＯＢコーチの再生手腕に希望を託す。

　オリックスから国内ＦＡ宣言して右肘を手術した金子千尋投手に対して阪神が今週中にも方向性を決めることが 2日、分かった。
　球団幹部が｢今週中には分かると思う｣と説明した。金子が残留する意思を示す可能性もあり、代理人と連絡した上で、今後の動きを決める方針だ。これまで、術後の全治期間や経過などから、条件面を検討する姿勢を示していた。


　ゴールデン・グラブ賞を受賞した鳥谷敬内野手(左)

　阪神から海外ＦＡ宣言してメジャー挑戦を目指す鳥谷敬内野手が 3日、都内ホテルで｢三井ゴールデン・グラブ賞｣の授賞式に出席した。
　フルイニング出場で 2年連続 3度目の栄誉をゲット。｢ 1年間フルで出て、この賞を取れたことがうれしいです｣と冷静に振り返った。


　外野手で初のゴールデングラブ賞を受賞した大和。来季のポジションは鳥谷敬内野手(後方中央)の去就次第で流動的だが、連続受賞を誓った

　遊撃でも取る！｢三井ゴールデングラブ賞｣の授賞式が 3日、東京都内のホテルで開かれ、外野手部門で初受賞した大和外野手が出席した。来季のポジションは未定だが、外野はもちろん、遊撃を守っても同賞を目指すことを誓った。また、海外フリーエージェント(ＦＡ)権を行使した鳥谷敬内野手は遊撃手で 2年連続 3度目の受賞。大リーグ移籍について、進展はないと語った。
　名手の列に虎の守備職人が並んだ。目標のタイトルに、大和は笑顔で素直に喜びを表現した。外野手として最高の勲章を得ながら、来季のポジションが未定。不思議な状況だが、 2年連続のゴールデングラブ賞を狙うことに迷いはなかった。


　黄金のグラブを手にポーズをとる大和外野手(後列左端)ら18選手

　｢やってみないと分からないですが、(外野でも遊撃でも)やるからには一番を目指して頑張ります｣
　阪神の外野手では、2008年の赤星憲広氏以来の栄誉だ。普通なら｢来年も｣と意気込むが、大和の場合は少し違う。海外ＦＡ権を行使した鳥谷が移籍すれば、来季は遊撃に転向。11月の秋季キャンプも内野の練習に重点を置いていた。
　｢何ともいえないですが、任されたところで。春季キャンプになれば分かるんじゃないですか｣
　すべての鍵は同席した先輩が握る。｢(守備位置について鳥谷と)話せるわけないですよ｣と苦笑いしたが、もともと内野手としての守備力もピカイチだ。遊撃の準備にも意欲的に取り組んでいることを明かした。


　ゴールデングラブ賞を受賞した大和外野手

　｢秋季キャンプで足りない部分も見えたし、実戦になる前に、できる範囲のことはオフにやっておきます。ゴロの足裁きも違う。外野より速く送球しないといけないし｣
　今季は中堅手として、球際の強さが際立った。日本シリーズでもダイビングキャッチを連発。壇上でもたたえられると、自画自賛した。
　｢今思えば、あんなによく捕れたなと。自分でも納得できるプレーでした。一番ほしかった賞です。来年もここに呼ばれるように頑張ります｣
　自信をつかんだ外野守備に磨きをかけて、帰ってくるのか。壇上の違う位置に立つのか。いずれにせよ、金色のグラブはいくつでも欲しい。
★ゴールデングラブ賞：守備のベストナインを表彰するもので1972年に｢ダイヤモンドグラブ賞｣として創設された。1986年から現名称。選考対象は、投手は規定投球回数以上またはチーム試合数の 3分の 1以上登板、野手はそれぞれのポジションでチーム試合数の 2分の 1以上出場していることが条件。新聞社、テレビ局などのプロ野球担当 5年以上の記者の投票で選ばれ、受賞者にはトロフィーと賞金50万円が贈られる。最多受賞は福本豊氏(67＝阪急・外野手)の12度(12年連続)。和田豊監督(52＝阪神・内野手)で 2回(1992年、1994年)、古屋英夫 2軍監督(59＝日本ハム球団・内野手)でも、 4回(1982年 - 1983年、1985年 - 1986年)しかしていない。


　鳴尾浜での自主トレを終え、報道陣の取材に応じる藤浪晋太郎投手。来季に向けて着々

　藤浪晋太郎投手が弟子入りへ！マエケン道場入り熱望だ！
　藤浪が、広島のエース前田健太投手との合同自主トレを志願した。広島・前田が 3日、東京都内で行われた｢三井ゴールデングラブ賞｣の授賞式に出席。前日 2日、合同自主トレを熱望した藤浪の参加を歓迎した。阪神球団が認めれば、春季キャンプ前の来年 1月、豪華な顔合わせが実現する。
　時期や場所は未定だが、近日中にも行われる球団との契約更改交渉でも申し出る意向。前田健太には11月の日米野球でもアドバイスを受けており、より深くコミュニケーションを取ることが狙い。この男の向上心、とどまるところを知らない。
　最高気温 8度。一気に寒くなった鳴尾浜のグラウンドに藤浪が飛び出した。｢なんでこんないきなり寒くなったんですかね｣。若手選手とともに取り組んだ練習。冷えた体をランニングで温めると、心に秘めていた野望がストレートに口をついた。
　｢自主トレは未定ですが、マエケンさんと機会があれば一緒にやりたいです｣


　 7月、オールスター戦の試合前に談笑する藤浪晋太郎投手(左)と前田健太投手

　具体的に日時や場所が決まっているわけではない。だが、レベルアップへの思いは止めることができない。日本のエースには11月の日米野球でも前田には｢話を聞かせていただきました｣という。滑りやすいメジャー球への対応など、親身にアドバイスをくれた。そんな先輩と接することで自然と湧いたのは、さらなる探求心。 3年目までの選手はトレーニングについて球団とすり合わせており｢契約更改ではそこを含めて話していきたい｣と、まずは近日中に球団へ許可を求める予定だ。
　｢マイナスになることは少ないと思うので。動作は人によって違うので、一緒にやって自分の知らないメニューとか考え方に触れることが大事だと思う｣
　 2日前にも藤浪は、来春キャンプで臨時コーチを務める江夏氏から考えを聞きたい意向をみせていた。技術の吸収よりも重きを置くのは、決まってメンタル面や考え方だ。｢侍の時は調整も特殊だった｣(藤浪)。じっくりと意見を交換しながら、前田の野球道に触れたい、という思いが言葉ににじむ。合同自主トレが実施されれば、絶好の機会に違いない。藤浪は今季左打者に 3割 6厘打たれるなど、左打者対策が 1つのテーマ。前田は対右で 2割 3分 1厘、対左で 2割 5分 2厘。投球術を吸収するチャンスにもなるはずだ。


　藤浪晋太郎投手からの合同自主トレの申し出を快諾した前田健太投手。球団の垣根を越えた師弟コンビが誕生

　藤浪にとって前田は中学野球｢大阪泉北ボーイズ｣時代のコーチが、その以前に教えていたという縁がある。昔から｢憧れであり、尊敬する先輩」と背中を追ってきた。入団から 2年連続の 2桁勝利で証明した実力に、異論を唱えるものはいない。後は熱意をそのまま球団に、前田に伝えるだけだ。目標に掲げる最多勝、最優秀防御率、最高勝率の 3冠へ。藤浪は上だけを見続け、アクションを起こす。
　敵味方は関係ない、来る者は拒まず－。鯉のエースが虎の若武者を受け入れた。東京都内で行われた｢三井ゴールデングラブ賞｣の授賞式。前田健太が藤浪のラブコールを快諾した。
　｢できるのなら、一緒でもいいですよ。 4人でやるので、気まずくなければね(笑)｣
　 4人とは前田健太、中田、中崎、そして新人王を受賞した大瀬良の面々。東京都内で行う予定のオールカープの自主トレメンバーの中に飛び込んでくる勇気があるなら…とジョークを交えながら、話した。断る理由は何もなかった。
　昨年は東京都内で中田と 2人で自主トレを行った。
　｢キャッチボールはできるけど、ノックしたりしたいなと思ったときは、多くの方がいい｣


　12月 3日付け大阪サンスポ 1面

　 1人でも多い方が練習は活気づく。同じ志を持つ後輩ならば、なおさらだ。
　11月に行われた日米野球の｢侍ジャパン｣のメンバーに選出された藤浪からいろいろとアドバイスを求められた。シーズン中の調整法やオフの過ごし方、体作りなどを伝授。今度はハードな練習で高い練習意識を植え付ける。今季は11勝 9敗、防御率2.60。 5年連続で 2桁勝利を挙げたが、チームは 3位に甘んじ、クライマックスシリーズ(ＣＳ)ファーストステージで虎に敗れた。納得のいかないシーズンだけに、優勝を争うライバル阪神の若きエース、藤浪と自主トレを行うことで新たな発見があるかもしれない。
　参加を認めながらも｢でも、阪神って決まりがあったんじゃないですか？｣と話した。阪神は、入団 3年目以内の選手は｢強化指定選手｣として、12月からのポストシーズンの 2カ月は、球団が用意したプログラムに沿って練習をすることが義務づけられている。藤浪は、近く予定されている球団との契約交渉の席で、越境トレの許可を求める。
　｢僕から(練習を)強制したりはしません｣
　盗むなら盗みたいだけ盗め！！これが球界を背負う右腕のプライドだ。来季、何度も投げ合うでろう後輩にすべてをさらけ出す。


　鳴尾浜でキャッチボールを行った岩貞祐太投手

　新人王のいろはを吸収だ！ 2年目を迎える阪神岩貞祐太投手が、今季新人王に輝いた広島大瀬良と 1年間の総括を行う。年明け早々、九州にて大学日本代表の同期で食事会を計画中。昨年は予定が合わず不参加だった大瀬良とも、語り合える環境が整いそうだ。
　｢久しぶりなので、楽しく食事をしながら野球の話もできればいいですね｣
　 2日、練習を終えた岩貞がほほ笑んだ。食事会はチームメート梅野、ＤｅＮＡ嶺井、西武山川らと毎年開催。今回はそれぞれの 1年が話題の中心になるだろう。大瀬良とは広島遠征の際に言葉を交わしたものの、じっくり話す時間を取れなかった。 1年間戦い抜き、10勝を挙げたライバルの体験談から学ぶことは多いはずだ。
　今季は左肘痛で出遅れ、総投球イニングは29回 1/3。30回以内だったことで、 2年目も新人王の資格を持つ。 1年前の入団会見では｢新人王をとりたいという気持ちは本当に強いので、それが現実になるように頑張りたい｣と力を込めたが、チャンスはまだ残っている。年明けは熊本・必由館の先輩ヤクルト山中や、後輩の巨人ドラフト 4位田中らと合同自主トレも予定。充実感たっぷりの帰省を来季につなげる。


　岩貞祐太投手とキャッチボールをする梅野隆太郎捕手

　梅野隆太郎捕手がドラフト 3位指名された駒澤大學・江越大賀外野手のアドバイザーになる。
　福岡大學 4年の時に選出された大学日本代表でチームメートだった江越とは連絡を取る仲だ。｢何でも気軽に聞いて欲しい｣と笑顔。阪神の先輩として何でも質問を受け付ける。
　 3日は鳴尾浜球場でランニングやキャッチボールで汗を流した。


　 5億円の巨費を投じて改修された宜野座村野球場。外野のラバーが新しくなり、西岡剛内野手の中堅コンバートをアシスト

　阪神が 1軍春季キャンプを行う沖縄・宜野座村野球場が大改修工事を行っていることが 3日、分かった。阪神サイドからの要望に応えて、宜野座村が外野のラバーフェンスのクッションを総入れ替え。総工費は何と 5億円で中堅コンバートプランもある西岡剛内野手を全面サポートする。
　気がつけば、あと 2カ月で球春到来。10年ぶりのリーグ優勝＆30年ぶりの日本一を目指すためのキャンプがスタートする。チームの土台を築くキャンプ地が大きく生まれ変わっていることが明らかになった。宜野座村野球場を管理する宜野座村関係者が経緯を説明し、胸を張った。
　｢改修工事を行っています。外野のラバーフェンスに関しては老朽化が目立っていたので、全面的にクッションを入れ替えました。球団からの要望があってのものです。確かに傷んでいたものも多かったですから。クッション性は、鳴尾浜と同じものになっています｣


　2003年から阪神のキャンプ地となった宜野座村野球場

　同球場は来年 2月 1日から始まる春季キャンプに向けて、改装中。バックネット裏に駐車場新設、内野スタンドの増設、外野スタンドの整備など、メスを入れた部分は多岐にわたった。
　｢今年の春に作った電光掲示板も含め、総工費は 5億円です｣
　その中での目玉は、やはり外野フェンスになるだろう。これまで遊撃のレギュラーだった鳥谷は海外ＦＡ権を行使。球団内では鳥谷流出の事態を想定し、大和を中堅から遊撃に、西岡を内野から中堅にコンバートするプランを練っている。
　西岡は右ひじの遊離軟骨除去手術を受けた後だが、経過は順調で、特守などには支障がないとみられる。右に左に、球際厳しく白球を追うのがスタイル。外野のラバーが新調されれば、けがを恐れず思い切った練習が可能になる。
　西岡はこの日、大阪市内で｢ファンミーティング｣を開催。お笑いタレント、たむらけんじとトークショーなどを行った。 5億円の巨費を投じてリニューアルされる宜野座村野球場が、背番号｢７｣を優しく温かく迎え入れる。
★宜野座村(ぎのざそん)とは：沖縄本島の中央に位置し、 6つの行政区からなる村。村のシンボルであるガラマン岳の麓に 5つのダムを有し｢水と緑と太陽の里｣をキャッチフレーズにする。村木｢琉球松｣、村魚｢ミーバイ(ハタ)｣。人口5860人。2003年より阪神の春季キャンプ地に。
【宜野座キャンプ地の施設経過】
★2003年：高知県安芸市で春季キャンプを張っていた阪神の誘致に成功。大勢のファンが駆けつけた。
★2006年：雨天時でも練習できる宜野座ドームが完成。投内連係や走り込みなど雨天時も可能に。駐車場も完備。
★2013年：沖縄県中頭郡読谷村のチーム宿舎に隣接する室内練習場が完成。休日や夜間練習など練習時間が確保できるようになった。
★2014年：宜野座村野球場のスコアボードがパネル式から電光式にリュニューアル。

　晋太郎よ、マエケンの弟子になって大きくなって帰って来い！
　ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！


　2014年 公式戦勝敗表


　ＣＳ日程と結果


　日本シリーズ 日程と結果


　侍ジャパン日米野球　試合日程


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