全日本選手権第 2日(27日、長野・ビッグハット、観衆=4258)激動の年を 3連覇締め!!
男子フリーなどが行われた。ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(20=ANA)はフリーでも 1位となり、合計286.86点で 3連覇。来年 3月の世界選手権(上海)代表に決まった。ラストの試合を“ユヅくんスマイル”で終えた。演技直前の 6分間練習の時点で、不調は自覚していた。冒頭の 4回転サルコーは転倒。不安は的中したが、SPで失敗した 3回転ルッツを 2度ともしっかり決めた。トリプルアクセル( 3回転半ジャンプ)も 2つ鮮やかに跳んで高得点につなげた。
フィギュアスケートの全日本選手権で 3連覇を飾った、ソチ五輪男子金メダルの羽生結弦が腹痛の精密検査のため、29日のメダリスト・オン・アイス(長野ビッグハット)欠場することが28日、発表された。
男子フィギュアスケートの町田樹(24=関西大學)が28日、現役引退を発表した。「私事ではありますが、この全日本をもちまして現役を引退することを決めました。将来は研究者を目指したいです」突然の発表だった。
全日本選手権最終日(28日、長野・ビッグハット)誰が優勝しても初制覇となる女子フリーで、SP 9位と出遅れた村上佳菜子(20=中京大學)が、 110.74点をマーク。SPの57.55点と合わせ168.29とした。SPに続いて、オペラ座の怪人を演じた。 3回転ループで手をつくなど、ミスが所々で目立った。SPでは冒頭の連続 3回転トーループだけでなく、続く 3回転フリップでも回転不足を取られるなど、最後まで苦戦を強いられた大会になった。再出発を誓った。
全日本選手権最終日(28日、長野・ビッグハット)SP 9位と出遅れた村上佳菜子はフリーも点数が伸びず、 5大会ぶりに表彰台を逃した。演技後は空虚感に包まれたが、数時間後に世界選手権代表入りの吉報が届くと涙があふれた。
浅田真央(24=中京大學)が休養し、鈴木明子(29=邦和スポーツランド)は引退。新エースの期待を背負ったが、10代選手の台頭は著しい。
全日本選手権最終日ペアの高橋、木原組は、フリーを大きなミスなくまとめた。国内大会のため国際スケート連盟には公認されないが、自己ベストを大きく上回る100.76点。前回の世界選手権ではショートプログラム(SP)のみの演技で終わった。木原は「次はSPを通過して、フリーを演じたい」と意気込んだ。記事をまとめてみました。
全日本選手権第 2日(27日、長野・ビッグハット、観衆=4258)激動の年を 3連覇締め!!
男子フリーなどが行われた。ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦はフリーでも 1位となり、合計286.86点で 3連覇。来年 3月の世界選手権(上海)代表に決まった。 2月のソチ五輪での金メダルに始まり、けがや体調不良にも苦しんだ2014年。ラストの試合を“ユヅくんスマイル”で終えた。
もがき苦しんだファントムがそこにいた。 277秒に及んだ『オペラ座の怪人』。羽生が両ひざに手をついた。リンクを引き揚げる際は、指導を受けるブライアン・オーサー氏(53=カナダ)にもたれかかるように抱きついた。
「とりあえずホッとしている。悔しい部分はあるけど体調が悪いなか、ミスを最小限にとどめられたことは良かった」
3連覇を果たし、優勝カップを手にする羽生結弦。演技中とは違い、柔和な笑顔が戻っていた=長野
演技直前の 6分間練習の時点で、不調は自覚していた。冒頭の 4回転サルコーは転倒。不安は的中したが、SPで失敗した 3回転ルッツを 2度ともしっかり決めた。トリプルアクセル( 3回転半ジャンプ)も 2つ鮮やかに跳んで高得点につなげた。
五輪王者として迎えた今季。初戦となったGPシリーズ第 3戦の中国杯(上海)で練習中に他選手と衝突し大けがを負った。その後は体重が 2、 3キロ減り、練習再開時は痛みで涙がこぼれた。
第 6戦NHK杯の前にオーサー氏から、 22つの選択肢を提示された。大事を取って欠場するか、演技構成を落として出場するかどうかだった。来年 3月の世界選手権の切符がかかる、この一戦に照準を合わせた名伯楽は復帰を急ぐまな弟子に“ブレーキ”もかけた。
全日本フィギュアスケート選手権、羽生結弦=長野
強行参戦したNHK杯は 4位に終わったが、GPファイナルでは「V2」を達成。 7週間で 3大会をこなした反動は大きかった。今月16日に帰国後は蓄積された疲れが出て、追い込むトレーニングはできず。そんな逆境も乗り越えた。
ジュニアGPファイナルを制した17歳の宇野が 2位となり、一気に頭角を現した。追われる立場にはなったが、「やっと一緒に戦ってきた人が出てきてくれた」と躍進を歓迎した。
「 3連覇は素晴らしいもの。うれしい気持ちはあるけど、その試合でしかない。こだわりは全然ない」
2005年~2007年の高橋大輔以来となる「V3」は伝説の序章に過ぎない。上海決戦までは 3カ月ある。悪夢に襲われた因縁の地で、最高の舞いで、羽生が再び戴冠を果たす。
全日本フィギュアスケート選手権、優勝した羽生結弦の男子フリーの演技=長野市ビッグハット
フィギュアスケートの全日本選手権で 3連覇を飾った、ソチ五輪男子金メダルの羽生結弦が腹痛の精密検査のため、29日のメダリスト・オン・アイス(長野ビッグハット)欠場することが28日、発表された。
羽生は書面で「グランプリファイナルの期間中から断続的に腹痛がありました。帰国後、医師に相談した結果、医師よりこのタイミングで精密検査をおこなうことを勧められました。メダリスト・オン・アイスを楽しみにして頂いていたファンの皆様には、ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。まずはしっかり検査をおこない、今後については、あらためてご報告させて頂きます」とコメントを寄せた。
現役引退を発表した町田樹=長野
男子フィギュアスケートの町田樹が28日、現役引退を発表した。
「私事ではありますが、この全日本をもちまして現役を引退することを決めました。来年 4月より早稲田大学に進み、将来は研究者を目指したいです」
突然の発表だった。長野市のビッグハットで行われていた全日本選手権ではSPで 2位につけるも、フリーで崩れ 4位に終わった。満足のいく結果とはならなかったが、さまざまな選考基準により来年 3月の世界選手権(上海)代表に内定。代表選手発表のためリンクに現れたが、観客を前に代表辞退を告げ、引退を宣言。「えー」と戸惑うファンを前に深々と頭を下げ、リンクをさっそうと去った。
フリーで演技する村上佳菜子=長野
全日本選手権最終日誰が優勝しても初制覇となる女子フリーで、SP 9位と出遅れた村上佳菜子が、 110.74点をマーク。SPの57.55点と合わせ168.29とした。
「ちょっと(気持ちが)空っぽになったような大会。すごく追い込んできたので、これぐらいはいくかなというのがあったのを、見事にスパッと切られたかんじ」
SPに続いて、オペラ座の怪人を演じた。 3回転ループで手をつくなど、ミスが所々で目立った。SPでは冒頭の連続 3回転トーループだけでなく、続く 3回転フリップでも回転不足を取られるなど、最後まで苦戦を強いられた大会になった。
「回りきれない高さではない。あと少しキュッと締めて(ジャンプを)降りたい。降りる感覚を一から直していきたい」と再出発を誓った。
代表に選ばれ涙する村上佳菜子=長野
全日本選手権最終日(28日、長野・ビッグハット)SP 9位と出遅れた村上佳はフリーも点数が伸びず、 5大会ぶりに表彰台を逃した。演技後は「今までスケートした中でも(練習を)すごく追い込んだので、空っぽになったような大会」と空虚感に包まれたが、数時間後に世界選手権代表入りの吉報が届くと涙があふれた。
浅田真央(中京大學)が休養し、鈴木明子は引退。新エースの期待を背負ったが、10代選手の台頭は著しい。「下から追い上げられるのはつらいが、これを乗り越えたら輝ける。(世界選手権の)目標は表彰台」と巻き返しを誓った。
全日本選手権最終日(28日、長野・ビッグハット)ペアの高橋、木原組は、フリーを大きなミスなくまとめた。国内大会のため国際スケート連盟には公認されないが、自己ベストを大きく上回る100.76点。高橋は「やっと 3桁を出せた。もっと良くしていきたい」と満足げだった。
前回の世界選手権ではショートプログラム(SP)のみの演技で終わった。木原は「次はSPを通過して、フリーを演じたい」と意気込んだ。
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男子フリーなどが行われた。ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(20=ANA)はフリーでも 1位となり、合計286.86点で 3連覇。来年 3月の世界選手権(上海)代表に決まった。ラストの試合を“ユヅくんスマイル”で終えた。演技直前の 6分間練習の時点で、不調は自覚していた。冒頭の 4回転サルコーは転倒。不安は的中したが、SPで失敗した 3回転ルッツを 2度ともしっかり決めた。トリプルアクセル( 3回転半ジャンプ)も 2つ鮮やかに跳んで高得点につなげた。
フィギュアスケートの全日本選手権で 3連覇を飾った、ソチ五輪男子金メダルの羽生結弦が腹痛の精密検査のため、29日のメダリスト・オン・アイス(長野ビッグハット)欠場することが28日、発表された。
男子フィギュアスケートの町田樹(24=関西大學)が28日、現役引退を発表した。「私事ではありますが、この全日本をもちまして現役を引退することを決めました。将来は研究者を目指したいです」突然の発表だった。
全日本選手権最終日(28日、長野・ビッグハット)誰が優勝しても初制覇となる女子フリーで、SP 9位と出遅れた村上佳菜子(20=中京大學)が、 110.74点をマーク。SPの57.55点と合わせ168.29とした。SPに続いて、オペラ座の怪人を演じた。 3回転ループで手をつくなど、ミスが所々で目立った。SPでは冒頭の連続 3回転トーループだけでなく、続く 3回転フリップでも回転不足を取られるなど、最後まで苦戦を強いられた大会になった。再出発を誓った。
全日本選手権最終日(28日、長野・ビッグハット)SP 9位と出遅れた村上佳菜子はフリーも点数が伸びず、 5大会ぶりに表彰台を逃した。演技後は空虚感に包まれたが、数時間後に世界選手権代表入りの吉報が届くと涙があふれた。
浅田真央(24=中京大學)が休養し、鈴木明子(29=邦和スポーツランド)は引退。新エースの期待を背負ったが、10代選手の台頭は著しい。
全日本選手権最終日ペアの高橋、木原組は、フリーを大きなミスなくまとめた。国内大会のため国際スケート連盟には公認されないが、自己ベストを大きく上回る100.76点。前回の世界選手権ではショートプログラム(SP)のみの演技で終わった。木原は「次はSPを通過して、フリーを演じたい」と意気込んだ。記事をまとめてみました。
全日本選手権第 2日(27日、長野・ビッグハット、観衆=4258)激動の年を 3連覇締め!!
男子フリーなどが行われた。ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦はフリーでも 1位となり、合計286.86点で 3連覇。来年 3月の世界選手権(上海)代表に決まった。 2月のソチ五輪での金メダルに始まり、けがや体調不良にも苦しんだ2014年。ラストの試合を“ユヅくんスマイル”で終えた。
もがき苦しんだファントムがそこにいた。 277秒に及んだ『オペラ座の怪人』。羽生が両ひざに手をついた。リンクを引き揚げる際は、指導を受けるブライアン・オーサー氏(53=カナダ)にもたれかかるように抱きついた。
「とりあえずホッとしている。悔しい部分はあるけど体調が悪いなか、ミスを最小限にとどめられたことは良かった」
3連覇を果たし、優勝カップを手にする羽生結弦。演技中とは違い、柔和な笑顔が戻っていた=長野
演技直前の 6分間練習の時点で、不調は自覚していた。冒頭の 4回転サルコーは転倒。不安は的中したが、SPで失敗した 3回転ルッツを 2度ともしっかり決めた。トリプルアクセル( 3回転半ジャンプ)も 2つ鮮やかに跳んで高得点につなげた。
五輪王者として迎えた今季。初戦となったGPシリーズ第 3戦の中国杯(上海)で練習中に他選手と衝突し大けがを負った。その後は体重が 2、 3キロ減り、練習再開時は痛みで涙がこぼれた。
第 6戦NHK杯の前にオーサー氏から、 22つの選択肢を提示された。大事を取って欠場するか、演技構成を落として出場するかどうかだった。来年 3月の世界選手権の切符がかかる、この一戦に照準を合わせた名伯楽は復帰を急ぐまな弟子に“ブレーキ”もかけた。
全日本フィギュアスケート選手権、羽生結弦=長野
強行参戦したNHK杯は 4位に終わったが、GPファイナルでは「V2」を達成。 7週間で 3大会をこなした反動は大きかった。今月16日に帰国後は蓄積された疲れが出て、追い込むトレーニングはできず。そんな逆境も乗り越えた。
ジュニアGPファイナルを制した17歳の宇野が 2位となり、一気に頭角を現した。追われる立場にはなったが、「やっと一緒に戦ってきた人が出てきてくれた」と躍進を歓迎した。
「 3連覇は素晴らしいもの。うれしい気持ちはあるけど、その試合でしかない。こだわりは全然ない」
2005年~2007年の高橋大輔以来となる「V3」は伝説の序章に過ぎない。上海決戦までは 3カ月ある。悪夢に襲われた因縁の地で、最高の舞いで、羽生が再び戴冠を果たす。
全日本フィギュアスケート選手権、優勝した羽生結弦の男子フリーの演技=長野市ビッグハット
フィギュアスケートの全日本選手権で 3連覇を飾った、ソチ五輪男子金メダルの羽生結弦が腹痛の精密検査のため、29日のメダリスト・オン・アイス(長野ビッグハット)欠場することが28日、発表された。
羽生は書面で「グランプリファイナルの期間中から断続的に腹痛がありました。帰国後、医師に相談した結果、医師よりこのタイミングで精密検査をおこなうことを勧められました。メダリスト・オン・アイスを楽しみにして頂いていたファンの皆様には、ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。まずはしっかり検査をおこない、今後については、あらためてご報告させて頂きます」とコメントを寄せた。
現役引退を発表した町田樹=長野
男子フィギュアスケートの町田樹が28日、現役引退を発表した。
「私事ではありますが、この全日本をもちまして現役を引退することを決めました。来年 4月より早稲田大学に進み、将来は研究者を目指したいです」
突然の発表だった。長野市のビッグハットで行われていた全日本選手権ではSPで 2位につけるも、フリーで崩れ 4位に終わった。満足のいく結果とはならなかったが、さまざまな選考基準により来年 3月の世界選手権(上海)代表に内定。代表選手発表のためリンクに現れたが、観客を前に代表辞退を告げ、引退を宣言。「えー」と戸惑うファンを前に深々と頭を下げ、リンクをさっそうと去った。
フリーで演技する村上佳菜子=長野
全日本選手権最終日誰が優勝しても初制覇となる女子フリーで、SP 9位と出遅れた村上佳菜子が、 110.74点をマーク。SPの57.55点と合わせ168.29とした。
「ちょっと(気持ちが)空っぽになったような大会。すごく追い込んできたので、これぐらいはいくかなというのがあったのを、見事にスパッと切られたかんじ」
SPに続いて、オペラ座の怪人を演じた。 3回転ループで手をつくなど、ミスが所々で目立った。SPでは冒頭の連続 3回転トーループだけでなく、続く 3回転フリップでも回転不足を取られるなど、最後まで苦戦を強いられた大会になった。
「回りきれない高さではない。あと少しキュッと締めて(ジャンプを)降りたい。降りる感覚を一から直していきたい」と再出発を誓った。
代表に選ばれ涙する村上佳菜子=長野
全日本選手権最終日(28日、長野・ビッグハット)SP 9位と出遅れた村上佳はフリーも点数が伸びず、 5大会ぶりに表彰台を逃した。演技後は「今までスケートした中でも(練習を)すごく追い込んだので、空っぽになったような大会」と空虚感に包まれたが、数時間後に世界選手権代表入りの吉報が届くと涙があふれた。
浅田真央(中京大學)が休養し、鈴木明子は引退。新エースの期待を背負ったが、10代選手の台頭は著しい。「下から追い上げられるのはつらいが、これを乗り越えたら輝ける。(世界選手権の)目標は表彰台」と巻き返しを誓った。
全日本選手権最終日(28日、長野・ビッグハット)ペアの高橋、木原組は、フリーを大きなミスなくまとめた。国内大会のため国際スケート連盟には公認されないが、自己ベストを大きく上回る100.76点。高橋は「やっと 3桁を出せた。もっと良くしていきたい」と満足げだった。
前回の世界選手権ではショートプログラム(SP)のみの演技で終わった。木原は「次はSPを通過して、フリーを演じたい」と意気込んだ。
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