阪神から海外フリーエージェント(FA)権を行使し、メジャー挑戦を目指す鳥谷敬内野手(33)の去就のデッドラインが 1月16日に設定されていることが 8日、わかった。大阪市浪速区の産経新聞大阪本社に年始のあいさつに訪れた阪神・南信男球団社長(60)が明かした。しかし、不動の遊撃手だった男が流出となれば、その穴を埋めるのは容易ではない。大和を秋季キャンプ中に遊撃のポジションで練習させるなど、万が一に備えてきたが、これ以上、今シーズンへの構想を停滞させるのは難しいというのが本音。
和田豊監督(52)が 8日、鳴尾浜でスタートした新人合同自主トレを視察後、海外FA権を行使した鳥谷敬内野手の流出が決まった場合、西岡剛内野手(30)に中堅転向を説得する意向を明らかにした。すでに方針を固めており、 2遊間にこだわりを見せる西岡を直接会談で説き伏せる。
福原忍投手(38)が 8日、甲子園クラブハウスを訪れ、自主トレを行った。今季、39歳シーズンを迎えるチーム最年長だが、気合十分。 2月 1日の春季キャンプ初日からブルペン入りする考えを明かした。勝利の方程式の一角を担うベテランが親しい後輩を上回るべく、「 2.1」から、小気味いいミット音を鳴らすつもりだ。
金の卵に非常事態…。阪神のドラフト 1位・横山雄哉投手(20=新日鉄住金鹿島)が 8日、鳴尾浜で新人合同自主トレに参加したが、一切ボールを触らず、別メニューで初日を終えた。期待の即戦力左腕は昨年11月の「21Uワールドカップ(W杯)」出場の影響による蓄積疲労が左肩に残っている模様で、キャッチボール再開のメドも立たないことが判明した。新人合同自主トレ初日。約1時間、入念なアップ。ここまでは全員一緒だ。いざキャッチボールが始まると、異変が明らかになった。記事をまとめてみました。
阪神から海外FA権を行使し、メジャー挑戦を目指す鳥谷敬内野手の去就のデッドラインが 1月16日に設定されていることが 8日、わかった。大阪市浪速区の産経新聞大阪本社に年始のあいさつに訪れた阪神・南信男球団社長が明かした。熟慮を重ねる虎の至宝の決断は間近に迫っている。
年始のあいさつ、談笑もそこそこに、話題はやはり“渦中の人”に移った。海外FA権を行使した鳥谷の行く末はいかに-。南社長は虎党、球団関係者らが固唾をのんで見守る去就決着の時期について、「1.16」にデッドラインを設けていることを初めて明言した。
大阪・難波の産経新聞本社に来社した阪神・南信男球団社長は鳥谷の返答最終期限が 1月16日になることを明らかにした
「来週には返事をもらうことになっています。 1月16日に 1、 2軍の監督コーチが集まって、(春季キャンプの)振り分けなどを決めるスタッフ会議があるので。いずれにしても、それまでですね」
阪神サイドはすでに、複数回に渡って話し合い、最大4年の大型契約の提示を含めた残留交渉を終えている。当初は、昨年中での返答を求めていたものの、鳥谷側の意向もあり、期日を延長。しかし、不動の遊撃手だった男が流出となれば、その穴を埋めるのは容易ではない。
南信男球団社長は鳥谷敬内野手について「ぜひとも残ってほしい」と改めてラブコール
大和を秋季キャンプ中に遊撃のポジションで練習させるなど、万が一に備えてきたが、これ以上、今シーズンへの構想を停滞させるのは難しいというのが本音。夢の実現に向け、粘り強く交渉を進めたい気持ちも十二分に理解しつつ、設けたリミットが春季キャンプの振り分けを決める今月16日だった。会談中には南社長が「どうですか。情報ないですか」と植村徹也代表補佐兼特別記者ら“産経軍団”に逆取材する一幕もあるなど、残留を願う思いは強かった。
現状、鳥谷に対しては、パドレス、ブルージェイズなどが獲得交渉を行っているとはいえ、希望の条件面との隔たりがあるとみられている。残留の選択肢を含め、最後の最後まで熟考するもよう。南社長は「条件はタイガースが上だと思います。是が非でも残ってもらわないと」と力を込めた。
残り 1週間。虎の至宝の決断のときは刻々と迫っている。
中堅転向に拒否反応を示す西岡剛内野手を説得する考えを明かした和田豊監督。鳥谷敬内野手が残留すれば一番の解決策になるのだが…
和田豊監督が 8日、鳴尾浜でスタートした新人合同自主トレを視察後、海外FA権を行使した鳥谷敬内野手の流出が決まった場合、西岡剛内野手に中堅転向を説得する意向を明らかにした。すでに方針を固めており、 2遊間にこだわりを見せる西岡を直接会談で説き伏せる。
和田監督が西岡に訴えかける。10年ぶりとなるリーグ優勝に向けて、西岡が全試合出場することが、いかに大事かということを。そのための中堅転向プラン。年をまたいでも、西岡が拒否反応を示しても、そこにブレはなかった。
西岡剛内野手は 2遊間にこだわり。外野のグラブは必要ない
「現時点で俺の頭の中に、ああなったらこう…こうなったらこう…というのはある。一番、チームのため、本人のため、というのを考えながら」
鳴尾浜の三塁ベンチ前。 2台の火鉢が置かれた前で西岡の起用法を問われると、心の中で決定済みであることを強調した。
「自分の中では固まってはいるんだけど、それを伝える段階ではないので。それが、ここ何日間かで、そういう(鳥谷の去就がはっきりする)方向になると思うので、本人に一番先に伝えたい」
鳥谷がメジャー流出した場合は、大和を遊撃にまわし、西岡を中堅にコンバートする。はっきりとは明言しなかったが、西岡の配置転換が本筋であるのは明らかだった。
球場に訪れた阪神・和田豊監督=鳴尾浜球場
昨年11月中旬に判明した構想に対し、前日 7日に自主トレを公開した西岡は「 2遊間で出られないなら、控えでもいい。グラブも外野用は用意しない。するつもりもない」と自分の考えをはっきりと伝えた。
西岡の反発について「ヤキモキしているところはあるだろう。そういう発言が出てきたということは、相当ひじの状態に手応えが出てきたのかな。剛の口は状態を物語っている」と受け止めた。困惑した表情を見せることもなく、うなずいた。ベンチを温める選手ではない。西岡がラインアップに並ぶことこそが、優勝奪回に直結する。そう確信している。
「そこ(鳥谷)が決まってこないことにはね。ピンポイントでこう、といってあげられないのは苦しい。ただ、これはまだまだ長く(混迷期間が)続くことじゃない。近いうちに方向性を示してあげないといけない」
全 143試合、西岡の名前をスタメン表に刻みたい。和田監督が説き伏せる。
報道陣の取材に応じる阪神・和田豊監督=鳴尾浜球場
★西岡の中堅プラン
昨年11月14日、海外FA権を行使した鳥谷がメジャー移籍した場合の備えとして、大和が中堅から遊撃に回し、西岡を中堅にコンバートするプランを首脳陣が描いていることが判明。和田監督も同29日のOB総会で「もちろん考えられる配置」と認めていた。一方、福留ら選手側からは守備力を考え、大和の中堅の継続を求める声も出ていた。
年が明けた前日 7日に西宮市内で合同自主トレを公開した西岡が中堅コンバート案に反発。「 2遊間で出られないなら、控えでもいいという気持ちでいる」と強い決意を口にし、「グラブも外野用は用意しない。するつもりはない」と話していた。
球児超えだ!!福原忍投手が 8日、甲子園クラブハウスを訪れ、自主トレを行った。今季、39歳シーズンを迎えるチーム最年長だが、気合十分。 2月 1日の春季キャンプ初日からブルペン入りする考えを明かした。
「そう投げられるようにやっていければ。それなりの準備をしてね」
すでに、キャッチボールを再開するなど、調整は順調そのもの。若手に負けん!!とばかりに、鼻息を荒くする発奮材料もある。
「球児とは(オフに)飯も食ったしね」
今季50試合登板を果たせば、 5年連続となり、その藤川(現米大リーグ、レンジャーズ)の阪神時代の記録を抜く。勝利の方程式の一角を担うベテランが親しい後輩を上回るべく、「 2.1」から、小気味いいミット音を鳴らすつもりだ。
同期の新人のトス打撃を見守るドラフト 1位・横山雄哉投手。肩の蓄積疲労のため、一度もボールを触らない異例の初日となった=鳴尾浜球場
金の卵に非常事態…。阪神のドラフト 1位・横山雄哉投手が 8日、鳴尾浜で新人合同自主トレに参加したが、一切ボールを触らず、別メニューで初日を終えた。期待の即戦力左腕は昨年11月の「21UW杯」出場の影響による蓄積疲労が左肩に残っている模様で、キャッチボール再開のメドも立たないことが判明した。
ドラフト 1位左腕の様子が明らかにおかしい。自主トレのメニューをしっかり消化していく同期たちを横目に、横山は淡々と別メニューをこなした。
「大丈夫です。特に(焦りは)感じていない。自分のペースでやれればいいと思います」
視察した和田豊監督が横山と話し込むシーンも=鳴尾浜球場
練習後、マイペースを強調したが、報道陣からは肘や肩の状態についても質問が飛んだ。新人合同自主トレ初日。多くの報道陣が見守るなか、若虎たちが動き出した。約1時間、入念なアップ。ここまでは全員一緒だ。いざキャッチボールが始まると、異変が明らかになった。横山だけが同期たちと離れ、黙々とポール間ダッシュを行った。休憩を挟みながら10本。気温 5度の寒さでも顔を真っ赤にしながら走りきった。
その後も本隊がポール間ダッシュをしている間はトレーナーと二人三脚、坂路やブルペンでストレッチなどをこなした。前日 7日に「しばらくキャッチボールもしません」とノースローの方針を明かしていたが、わずか距離 3メートルほどのトス打撃の返球にも加わらなかった。約 2時間の練習中、一切ボールを触らないという、ショッキングな船出となった。
ウォーミングアップをする(左から)横山、江越、石崎、植田、守屋=鳴尾浜球場
新人合同自主トレ初日に立ち会った和田監督は「21Uで長いことやっていたから、疲労を考慮して、体作りからしっかりやらせていこうという方針を決めた。全体的なこと。ピンポイントで、ここ…というわけじゃない」と説明した。関係者の話を総合すると、故障ではなく、昨年11月に日本代表として出場した「21UW杯」(台湾)での蓄積疲労を考慮した処置だという。肘や肩に張りもないそうだが、投球については球団からストップがかかった形だ。
ボールを使った練習再開について横山は「まだ(球団と)話してない」とメドすら立っていないことを明かした。その表情は、やはり冴えなかった。「21UW杯」ではフル回転。 3試合12回で20奪三振。ドクターKぶりに虎党の期待も大いに高まった。阪神はこのストーブリーグ、補強で全敗。投手陣の厚みを増やすことができず、新人頼みに陥っていた。W杯で結果を残した横山には先発ローテの一角を担う大きな期待がかかっていただけに、手痛い出遅れだ。 1軍キャンプ発進にも黄信号が灯った。
「開幕のときに、しっかり 1軍で活躍できればいいと思っている」と落ち着いた様子で話した。遅れを挽回しようと焦る様子がないのが救いだった。黄金ルーキーがまさかのノースロースタート。ここから這い上がる。
球場を後にする横山雄哉投手=鳴尾浜球場
何回か触れてきたが、鳥谷内野手の動向はどうなるのでしょうね。
ベテランも新人達も自主トレが開始されてきた。今年の目標は、「二文字」だけですよね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2015年 オープン戦 日程と結果( 2月)
2015年 オープン戦・公式戦 日程と結果( 3月)
2015年 公式戦 日程と結果( 4月)
※阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
◇公式戦全試合実況速報
公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース
主催試合時は、現場から直接ニュースを配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
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貴重なファームの情報や、OBへのインタビュー等、ここでしか読めないコラムをさまざまな目線で配信! コラムは随時追加予定です!
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※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放送します!
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阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス「虎テレ」において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス「パ・リーグTV」との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
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決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
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夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!
江本孟紀、関根潤三、若松勉、大矢明彦、田尾安志、達川光男、野村弘樹、宮本和知、高津臣吾・初芝清・・・一流解説陣が連日登場!
18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。
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和田豊監督(52)が 8日、鳴尾浜でスタートした新人合同自主トレを視察後、海外FA権を行使した鳥谷敬内野手の流出が決まった場合、西岡剛内野手(30)に中堅転向を説得する意向を明らかにした。すでに方針を固めており、 2遊間にこだわりを見せる西岡を直接会談で説き伏せる。
福原忍投手(38)が 8日、甲子園クラブハウスを訪れ、自主トレを行った。今季、39歳シーズンを迎えるチーム最年長だが、気合十分。 2月 1日の春季キャンプ初日からブルペン入りする考えを明かした。勝利の方程式の一角を担うベテランが親しい後輩を上回るべく、「 2.1」から、小気味いいミット音を鳴らすつもりだ。
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阪神から海外FA権を行使し、メジャー挑戦を目指す鳥谷敬内野手の去就のデッドラインが 1月16日に設定されていることが 8日、わかった。大阪市浪速区の産経新聞大阪本社に年始のあいさつに訪れた阪神・南信男球団社長が明かした。熟慮を重ねる虎の至宝の決断は間近に迫っている。
年始のあいさつ、談笑もそこそこに、話題はやはり“渦中の人”に移った。海外FA権を行使した鳥谷の行く末はいかに-。南社長は虎党、球団関係者らが固唾をのんで見守る去就決着の時期について、「1.16」にデッドラインを設けていることを初めて明言した。
大阪・難波の産経新聞本社に来社した阪神・南信男球団社長は鳥谷の返答最終期限が 1月16日になることを明らかにした
「来週には返事をもらうことになっています。 1月16日に 1、 2軍の監督コーチが集まって、(春季キャンプの)振り分けなどを決めるスタッフ会議があるので。いずれにしても、それまでですね」
阪神サイドはすでに、複数回に渡って話し合い、最大4年の大型契約の提示を含めた残留交渉を終えている。当初は、昨年中での返答を求めていたものの、鳥谷側の意向もあり、期日を延長。しかし、不動の遊撃手だった男が流出となれば、その穴を埋めるのは容易ではない。
南信男球団社長は鳥谷敬内野手について「ぜひとも残ってほしい」と改めてラブコール
大和を秋季キャンプ中に遊撃のポジションで練習させるなど、万が一に備えてきたが、これ以上、今シーズンへの構想を停滞させるのは難しいというのが本音。夢の実現に向け、粘り強く交渉を進めたい気持ちも十二分に理解しつつ、設けたリミットが春季キャンプの振り分けを決める今月16日だった。会談中には南社長が「どうですか。情報ないですか」と植村徹也代表補佐兼特別記者ら“産経軍団”に逆取材する一幕もあるなど、残留を願う思いは強かった。
現状、鳥谷に対しては、パドレス、ブルージェイズなどが獲得交渉を行っているとはいえ、希望の条件面との隔たりがあるとみられている。残留の選択肢を含め、最後の最後まで熟考するもよう。南社長は「条件はタイガースが上だと思います。是が非でも残ってもらわないと」と力を込めた。
残り 1週間。虎の至宝の決断のときは刻々と迫っている。
中堅転向に拒否反応を示す西岡剛内野手を説得する考えを明かした和田豊監督。鳥谷敬内野手が残留すれば一番の解決策になるのだが…
和田豊監督が 8日、鳴尾浜でスタートした新人合同自主トレを視察後、海外FA権を行使した鳥谷敬内野手の流出が決まった場合、西岡剛内野手に中堅転向を説得する意向を明らかにした。すでに方針を固めており、 2遊間にこだわりを見せる西岡を直接会談で説き伏せる。
和田監督が西岡に訴えかける。10年ぶりとなるリーグ優勝に向けて、西岡が全試合出場することが、いかに大事かということを。そのための中堅転向プラン。年をまたいでも、西岡が拒否反応を示しても、そこにブレはなかった。
西岡剛内野手は 2遊間にこだわり。外野のグラブは必要ない
「現時点で俺の頭の中に、ああなったらこう…こうなったらこう…というのはある。一番、チームのため、本人のため、というのを考えながら」
鳴尾浜の三塁ベンチ前。 2台の火鉢が置かれた前で西岡の起用法を問われると、心の中で決定済みであることを強調した。
「自分の中では固まってはいるんだけど、それを伝える段階ではないので。それが、ここ何日間かで、そういう(鳥谷の去就がはっきりする)方向になると思うので、本人に一番先に伝えたい」
鳥谷がメジャー流出した場合は、大和を遊撃にまわし、西岡を中堅にコンバートする。はっきりとは明言しなかったが、西岡の配置転換が本筋であるのは明らかだった。
球場に訪れた阪神・和田豊監督=鳴尾浜球場
昨年11月中旬に判明した構想に対し、前日 7日に自主トレを公開した西岡は「 2遊間で出られないなら、控えでもいい。グラブも外野用は用意しない。するつもりもない」と自分の考えをはっきりと伝えた。
西岡の反発について「ヤキモキしているところはあるだろう。そういう発言が出てきたということは、相当ひじの状態に手応えが出てきたのかな。剛の口は状態を物語っている」と受け止めた。困惑した表情を見せることもなく、うなずいた。ベンチを温める選手ではない。西岡がラインアップに並ぶことこそが、優勝奪回に直結する。そう確信している。
「そこ(鳥谷)が決まってこないことにはね。ピンポイントでこう、といってあげられないのは苦しい。ただ、これはまだまだ長く(混迷期間が)続くことじゃない。近いうちに方向性を示してあげないといけない」
全 143試合、西岡の名前をスタメン表に刻みたい。和田監督が説き伏せる。
報道陣の取材に応じる阪神・和田豊監督=鳴尾浜球場
★西岡の中堅プラン
昨年11月14日、海外FA権を行使した鳥谷がメジャー移籍した場合の備えとして、大和が中堅から遊撃に回し、西岡を中堅にコンバートするプランを首脳陣が描いていることが判明。和田監督も同29日のOB総会で「もちろん考えられる配置」と認めていた。一方、福留ら選手側からは守備力を考え、大和の中堅の継続を求める声も出ていた。
年が明けた前日 7日に西宮市内で合同自主トレを公開した西岡が中堅コンバート案に反発。「 2遊間で出られないなら、控えでもいいという気持ちでいる」と強い決意を口にし、「グラブも外野用は用意しない。するつもりはない」と話していた。
球児超えだ!!福原忍投手が 8日、甲子園クラブハウスを訪れ、自主トレを行った。今季、39歳シーズンを迎えるチーム最年長だが、気合十分。 2月 1日の春季キャンプ初日からブルペン入りする考えを明かした。
「そう投げられるようにやっていければ。それなりの準備をしてね」
すでに、キャッチボールを再開するなど、調整は順調そのもの。若手に負けん!!とばかりに、鼻息を荒くする発奮材料もある。
「球児とは(オフに)飯も食ったしね」
今季50試合登板を果たせば、 5年連続となり、その藤川(現米大リーグ、レンジャーズ)の阪神時代の記録を抜く。勝利の方程式の一角を担うベテランが親しい後輩を上回るべく、「 2.1」から、小気味いいミット音を鳴らすつもりだ。
同期の新人のトス打撃を見守るドラフト 1位・横山雄哉投手。肩の蓄積疲労のため、一度もボールを触らない異例の初日となった=鳴尾浜球場
金の卵に非常事態…。阪神のドラフト 1位・横山雄哉投手が 8日、鳴尾浜で新人合同自主トレに参加したが、一切ボールを触らず、別メニューで初日を終えた。期待の即戦力左腕は昨年11月の「21UW杯」出場の影響による蓄積疲労が左肩に残っている模様で、キャッチボール再開のメドも立たないことが判明した。
ドラフト 1位左腕の様子が明らかにおかしい。自主トレのメニューをしっかり消化していく同期たちを横目に、横山は淡々と別メニューをこなした。
「大丈夫です。特に(焦りは)感じていない。自分のペースでやれればいいと思います」
視察した和田豊監督が横山と話し込むシーンも=鳴尾浜球場
練習後、マイペースを強調したが、報道陣からは肘や肩の状態についても質問が飛んだ。新人合同自主トレ初日。多くの報道陣が見守るなか、若虎たちが動き出した。約1時間、入念なアップ。ここまでは全員一緒だ。いざキャッチボールが始まると、異変が明らかになった。横山だけが同期たちと離れ、黙々とポール間ダッシュを行った。休憩を挟みながら10本。気温 5度の寒さでも顔を真っ赤にしながら走りきった。
その後も本隊がポール間ダッシュをしている間はトレーナーと二人三脚、坂路やブルペンでストレッチなどをこなした。前日 7日に「しばらくキャッチボールもしません」とノースローの方針を明かしていたが、わずか距離 3メートルほどのトス打撃の返球にも加わらなかった。約 2時間の練習中、一切ボールを触らないという、ショッキングな船出となった。
ウォーミングアップをする(左から)横山、江越、石崎、植田、守屋=鳴尾浜球場
新人合同自主トレ初日に立ち会った和田監督は「21Uで長いことやっていたから、疲労を考慮して、体作りからしっかりやらせていこうという方針を決めた。全体的なこと。ピンポイントで、ここ…というわけじゃない」と説明した。関係者の話を総合すると、故障ではなく、昨年11月に日本代表として出場した「21UW杯」(台湾)での蓄積疲労を考慮した処置だという。肘や肩に張りもないそうだが、投球については球団からストップがかかった形だ。
ボールを使った練習再開について横山は「まだ(球団と)話してない」とメドすら立っていないことを明かした。その表情は、やはり冴えなかった。「21UW杯」ではフル回転。 3試合12回で20奪三振。ドクターKぶりに虎党の期待も大いに高まった。阪神はこのストーブリーグ、補強で全敗。投手陣の厚みを増やすことができず、新人頼みに陥っていた。W杯で結果を残した横山には先発ローテの一角を担う大きな期待がかかっていただけに、手痛い出遅れだ。 1軍キャンプ発進にも黄信号が灯った。
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球場を後にする横山雄哉投手=鳴尾浜球場
何回か触れてきたが、鳥谷内野手の動向はどうなるのでしょうね。
ベテランも新人達も自主トレが開始されてきた。今年の目標は、「二文字」だけですよね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2015年 オープン戦 日程と結果( 2月)
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2015年 公式戦 日程と結果( 4月)
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18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。
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