ランディ・メッセンジャー投手(33)が28日、関西空港着の航空機で到着した。開幕投手を争う藤浪晋太郎投手(20)に闘志を燃やした。
真の正捕手へ、カギはメッセだ！ 2年目を迎える梅野隆太郎捕手(23)が28日、沖縄先乗り合同自主トレに参加。同日に来日したランディ・メッセンジャー投手と、再び“恋人”となることを誓った。
能見篤史投手(35)が28日、沖縄合同自主トレで今年初ブルペン入りした。沖縄先乗り合同自主トレに合流。ブルペン投球の後は打撃やランニングと、若手顔負けのトレーニングを黙々とこなした。今季、36歳となるベテランは、徹底的な下半身強化で復活を目指す。記事をまとめてみました。
![来日したメッセンジャー投手]()
開幕投手は藤浪に譲らん！ 来日したランディ・メッセンジャー投手がさっそく力強い宣言だ＝関西空港
ランディ・メッセンジャー投手が28日、関西空港着の航空機で到着した。開幕投手を争う藤浪晋太郎投手に闘志を燃やした。
先発陣の柱として活躍し、昨季は最多勝(13勝)と最多奪三振( 226個)の 2冠を達成するなど実績はダントツ。虎助っ人初となる 2度目の大役は譲らない。来日 6シーズン目を前にして気合十分。｢ 1度とったタイトルは全部、防衛したい。過去や昨季をふくめて自分が開幕投手を投げる成績を残している。まだまだ(藤浪に)譲るわけにいかない。彼も、もっといい投手になる。それに値するまで頑張って欲しい｣と開幕投手に名乗り出た。このオフ、テネシー州の自宅では大工さんに変身。オノで木を切っては両腕を鍛えていたという。｢チェンソーはイージーだろ｣と言って、笑わせていた。
1メートル98の巨体からエースの風格が漂っていた。メッセンジャーが虎 6年目に向け、自信満々の来日。 2年ぶりの開幕投手へ、さっそくライバルの藤浪を一蹴した。｢まだまだ彼に譲るわけにはいかない。負けていられない｣
![来日したランディ・メッセンジャー投手]()
来日したランディ・メッセンジャー投手は青々とした観葉植物の横で開幕投手の思いを語った＝関西空港
半袖のＴシャツにハーフパンツ。寒さも感じない熱い男は｢力をつけてもらって、それ(開幕投手)に値するまで頑張ってもらいたい｣と 1メートル97の20歳に“上から目線”だ。すでに和田監督は 3月27日からの中日との開幕カードで、 2人を先発させることを明言。開幕投手争いは事実上、一騎打ちだが、助っ人右腕は余裕たっぷりだ。
｢他の投手を見ても、自分が一番適している｣
昨季13勝で初の最多勝に輝き、 2年連続で最多奪三振( 226個)も獲得。 4年連続 2けた勝利と実績はダントツだ。
昨季は 208回 1/3を投げたため、今オフは休養に専念。米テネシー州での自主トレでは、恒例の木を切るなどの練習は行ったが、虎入り後初めてブルペン入りせずに、来日した。
｢一度獲った(個人の)タイトルは防衛したいし、ベストを尽くして日本一になりたい｣
昨年11月には第 4子の二男・ローランドくんが誕生。虎の“ビッグダディ”が、まずは虎助っ人初となる 2度目の開幕投手をつかむ。
![ノックを受ける梅野隆太郎捕手]()
宜野座ドーム内でノックを受ける梅野隆太郎捕手。全試合出場を目指す 2年目、カギはメッセとの“復縁”だ
真の正捕手へ、カギはメッセだ！ 2年目を迎える梅野隆太郎捕手が28日、沖縄先乗り合同自主トレに参加。同日に来日したランディ・メッセンジャー投手と、再び“恋人”となることを誓った。昨季終盤はコンビ解消を強いられたが、目標の全 143試合出場へ向け、今年はよりコミュニケーションを図り、相棒の座を取り戻す。
気温は18度前後、朝に雨が降るなど、沖縄らしからぬ肌寒さとなった空気が、梅野の熱い決意を際立たせた。もう一度、信頼される捕手になる－。宜野座ドームで汗を流した後、この日、来日した右腕への思いをサンケイスポーツに激白した。
｢メッセンジャーには、いろいろなことを教えてもらいました。(基本が)直球、フォークという組み立ての中で、カーブの使い方であったり。昨年中盤に組ませてもらっただけに、最後は悔しかったです…｣
1年目の昨季。レギュラーシーズンで梅野は、最多勝(13勝)に輝いたメッセンジャーの登板31試合中、17試合で先発マスクをかぶった。しかし同最終登板、クライマックスシリーズ、日本シリーズと、最後の 5試合はすべて、先発マスクは藤井。それどころかポストシーズンでは、先発出場すらなく終わった。
突きつけられた厳しい現実。今季、目標に全 143試合出場を掲げているが、｢メッセンジャーとのコンビがカギか？｣と問われると｢もちろん、そうです。組みたいです｣と力を込めた。/font>
![関西空港に到着したランディ・メッセンジャー投手]()
関西空港に到着したランディ・メッセンジャー投手 カメラのストロボに眩しそうな表情をみせる＝関西空港
屈辱をバネにすべく、どこが足りなかったか、自問自答してきた。
｢メッセンジャーは球種やコースを決めると、すぐに投げたいタイプだと思います。リズムが大事。すぐにカリカリしてしまうところもあるので“間”であったり、落ち着かせたり、気持ちの面が大事だと思います｣
痛感したのは、配球や言葉だけでなく、相手のリズム、“空気”をつかみ取る感性だ。打撃では昨年、打率 0.197も 7本塁打、21打点をマーク。打つことはもちろん好きだが、いまは頭の中のほとんどを｢捕手｣が占めている。いかに信頼される存在になれるか。それを考える日々だ。
その第一歩が、メッセンジャーとの“復縁”といえる。｢(メッセの)懐に入り込むというか、いじられたり、時にはいじったり。そういう風にして、コミュニケーションを図っていきたいですね｣。投手と捕手、 18.44メートルをいかに“近く”するか。圧倒的な力と繊細な心を持つ助っ人と密なコミュニケーションがとれれば、捕手として大きな成長につながる。
｢(メッセの場合は)ブルペンで意思疎通を図るというより、できるだけ実戦で、です。もちろん(起用は)首脳陣が決めることですが、僕としてはできるだけ受けさせてほしいという気持ち。負けたくないんです｣
3月27日の開幕中日戦(京セラＤ)の先発マウンドがメッセンジャーであろうが、藤浪であろうが、扇の要には必ず自分が座る。そして全試合にマスクをかぶる－。熱い吐息が南国から飛んだ。
![ブルペンで投球練習を行う能見篤史投手]()
ブルペンで投球練習を行う能見篤史投手
能見篤史投手が28日、沖縄合同自主トレで今年初ブルペン入りした。沖縄先乗り合同自主トレに合流。ブルペン投球の後は打撃やランニングと、若手顔負けのトレーニングを黙々とこなした。今季、36歳となるベテランは、徹底的な下半身強化で復活を目指す。
この日から合流し、捕手を座らせて36球を投じた。｢これまで打撃投手もしてきたし、高めに投げることもしなくていい。マウンドの感覚を確認しながらね｣と話した。
![ブルペン入りした能見篤史投手]()
沖縄先乗り合同自主トレに合流し、即ブルペン入りした能見篤史投手。今年は昨年の屈辱を晴らす！
ときおり雲間からのぞく太陽にスカイブルーのシャツが映えた。しなやかな動きの主は一人しかいない。能見が先乗り自主トレに合流。投げて、走って、打って。また走って－。若返りへ、35歳が汗をしたたらせた。
｢(例年と)投げることは変わらないけど、下半身の強化はしっかり継続しようと思います｣
年始から沖縄で自主トレを行い、この日から若手に混ざった。真っ先にブルペンへ向かうと、今年初めて、マウンドの傾斜を使ってピッチングを行った。 5月に到達する自身の年齢と同じ36球。直球のみで感触を確かめたが、投球よりも目立ったのは運動量だった。
宜野座ドームに移動してノックを行うと、すぐにバットを握った。重心を落とし、下半身の粘りを意識してティー打撃。続いてマシン打撃を行うと、そのままシャトルランを開始。休みなく 3時間半、若手と同じ時間まで球場に残った。20歳代の選手に負けない肉体を、取り戻すためだ。
![ダッシュを繰り返す能見篤史投手]()
ダッシュを繰り返す能見篤史投手。若返りへ、とにかく走り込む
｢ティー打撃もそうだし、下(半身)を使うように。走るのも、速くなくていいから本数はこなしたい｣
昨季は防御率3.99。 9勝に終わり、リーグワーストの13敗を喫した。巻き返しを図る今春自身に課したのは下半身をいじめぬくことだ。
｢年齢もだし、去年はしっかり動けないことが何度もあった。いまのうちに貯金ではないけど、意識づけしないと｣
最近は藤浪にエースの座を託す発言も目立つが老け込むつもりはない。下準備に妥協なし。｢ＷＢＣのときくらいはやろうかな｣。 3月に日本代表としてＷＢＣに出場した2013年は早々に体をいじめたが、今季も同じ。プロ人生で最もきついキャンプを予告した。
その決意は行動にも表れた。 1年前は積極的に若手に助言する姿が目立ったが、この日は違う。練習前の藤浪との談笑のみで、その後は一人旅。自らの練習に集中した。
｢若い子ばっかで、あまり話したこともない選手もいて、入りにくいじゃないですか｣
大人心をみせつつ、黙々と体を動かす様子に本音が込められた。まだまだ若く。静かに、熱く燃える闘志が宿った。
![打撃練習をする能見篤史投手]()
打撃練習をする能見篤史投手＝宜野座村営野球場
メッセンジャーがついに来日した！これで、ゴメスを残して外人選手は全員集合だ！残るは、｢二文字｣へ向かって走るだけだ！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
![2015年 オープン戦 日程と結果( 2月)]()
2015年 オープン戦 日程と結果( 2月)
![2015年 オープン戦・公式戦 日程と結果( 3月)]()
2015年 オープン戦・公式戦 日程と結果( 3月)
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2015年 公式戦 日程と結果( 4月)
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阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス｢虎テレ｣において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス｢パ・リーグTV｣との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる｢ライブ中継｣や、見たいシーンを検索することができる｢シーン検索｣、ファンのみなさんの感情が反映される｢熱狂メーター!!｣など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です！！
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番組ホームページはこちら、http://www.1242.com/baseball/
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ニッポン放送では、夕方 5時30分からの｢ショウアップスポーツ｣の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
夕方5時30分から（土は5時50分から）、完全実況中継！
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします！！
江本孟紀、関根潤三、若松勉、大矢明彦、田尾安志、達川光男、野村弘樹、宮本和知、高津臣吾・初芝清・・・一流解説陣が連日登場！
18時少し前と19時，20時の時報の後にクイズが有ります。
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真の正捕手へ、カギはメッセだ！ 2年目を迎える梅野隆太郎捕手(23)が28日、沖縄先乗り合同自主トレに参加。同日に来日したランディ・メッセンジャー投手と、再び“恋人”となることを誓った。
能見篤史投手(35)が28日、沖縄合同自主トレで今年初ブルペン入りした。沖縄先乗り合同自主トレに合流。ブルペン投球の後は打撃やランニングと、若手顔負けのトレーニングを黙々とこなした。今季、36歳となるベテランは、徹底的な下半身強化で復活を目指す。記事をまとめてみました。
開幕投手は藤浪に譲らん！ 来日したランディ・メッセンジャー投手がさっそく力強い宣言だ＝関西空港
ランディ・メッセンジャー投手が28日、関西空港着の航空機で到着した。開幕投手を争う藤浪晋太郎投手に闘志を燃やした。
先発陣の柱として活躍し、昨季は最多勝(13勝)と最多奪三振( 226個)の 2冠を達成するなど実績はダントツ。虎助っ人初となる 2度目の大役は譲らない。来日 6シーズン目を前にして気合十分。｢ 1度とったタイトルは全部、防衛したい。過去や昨季をふくめて自分が開幕投手を投げる成績を残している。まだまだ(藤浪に)譲るわけにいかない。彼も、もっといい投手になる。それに値するまで頑張って欲しい｣と開幕投手に名乗り出た。このオフ、テネシー州の自宅では大工さんに変身。オノで木を切っては両腕を鍛えていたという。｢チェンソーはイージーだろ｣と言って、笑わせていた。
1メートル98の巨体からエースの風格が漂っていた。メッセンジャーが虎 6年目に向け、自信満々の来日。 2年ぶりの開幕投手へ、さっそくライバルの藤浪を一蹴した。｢まだまだ彼に譲るわけにはいかない。負けていられない｣
来日したランディ・メッセンジャー投手は青々とした観葉植物の横で開幕投手の思いを語った＝関西空港
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｢他の投手を見ても、自分が一番適している｣
昨季13勝で初の最多勝に輝き、 2年連続で最多奪三振( 226個)も獲得。 4年連続 2けた勝利と実績はダントツだ。
昨季は 208回 1/3を投げたため、今オフは休養に専念。米テネシー州での自主トレでは、恒例の木を切るなどの練習は行ったが、虎入り後初めてブルペン入りせずに、来日した。
｢一度獲った(個人の)タイトルは防衛したいし、ベストを尽くして日本一になりたい｣
昨年11月には第 4子の二男・ローランドくんが誕生。虎の“ビッグダディ”が、まずは虎助っ人初となる 2度目の開幕投手をつかむ。
宜野座ドーム内でノックを受ける梅野隆太郎捕手。全試合出場を目指す 2年目、カギはメッセとの“復縁”だ
真の正捕手へ、カギはメッセだ！ 2年目を迎える梅野隆太郎捕手が28日、沖縄先乗り合同自主トレに参加。同日に来日したランディ・メッセンジャー投手と、再び“恋人”となることを誓った。昨季終盤はコンビ解消を強いられたが、目標の全 143試合出場へ向け、今年はよりコミュニケーションを図り、相棒の座を取り戻す。
気温は18度前後、朝に雨が降るなど、沖縄らしからぬ肌寒さとなった空気が、梅野の熱い決意を際立たせた。もう一度、信頼される捕手になる－。宜野座ドームで汗を流した後、この日、来日した右腕への思いをサンケイスポーツに激白した。
｢メッセンジャーには、いろいろなことを教えてもらいました。(基本が)直球、フォークという組み立ての中で、カーブの使い方であったり。昨年中盤に組ませてもらっただけに、最後は悔しかったです…｣
1年目の昨季。レギュラーシーズンで梅野は、最多勝(13勝)に輝いたメッセンジャーの登板31試合中、17試合で先発マスクをかぶった。しかし同最終登板、クライマックスシリーズ、日本シリーズと、最後の 5試合はすべて、先発マスクは藤井。それどころかポストシーズンでは、先発出場すらなく終わった。
突きつけられた厳しい現実。今季、目標に全 143試合出場を掲げているが、｢メッセンジャーとのコンビがカギか？｣と問われると｢もちろん、そうです。組みたいです｣と力を込めた。/font>
関西空港に到着したランディ・メッセンジャー投手 カメラのストロボに眩しそうな表情をみせる＝関西空港
屈辱をバネにすべく、どこが足りなかったか、自問自答してきた。
｢メッセンジャーは球種やコースを決めると、すぐに投げたいタイプだと思います。リズムが大事。すぐにカリカリしてしまうところもあるので“間”であったり、落ち着かせたり、気持ちの面が大事だと思います｣
痛感したのは、配球や言葉だけでなく、相手のリズム、“空気”をつかみ取る感性だ。打撃では昨年、打率 0.197も 7本塁打、21打点をマーク。打つことはもちろん好きだが、いまは頭の中のほとんどを｢捕手｣が占めている。いかに信頼される存在になれるか。それを考える日々だ。
その第一歩が、メッセンジャーとの“復縁”といえる。｢(メッセの)懐に入り込むというか、いじられたり、時にはいじったり。そういう風にして、コミュニケーションを図っていきたいですね｣。投手と捕手、 18.44メートルをいかに“近く”するか。圧倒的な力と繊細な心を持つ助っ人と密なコミュニケーションがとれれば、捕手として大きな成長につながる。
｢(メッセの場合は)ブルペンで意思疎通を図るというより、できるだけ実戦で、です。もちろん(起用は)首脳陣が決めることですが、僕としてはできるだけ受けさせてほしいという気持ち。負けたくないんです｣
3月27日の開幕中日戦(京セラＤ)の先発マウンドがメッセンジャーであろうが、藤浪であろうが、扇の要には必ず自分が座る。そして全試合にマスクをかぶる－。熱い吐息が南国から飛んだ。
ブルペンで投球練習を行う能見篤史投手
能見篤史投手が28日、沖縄合同自主トレで今年初ブルペン入りした。沖縄先乗り合同自主トレに合流。ブルペン投球の後は打撃やランニングと、若手顔負けのトレーニングを黙々とこなした。今季、36歳となるベテランは、徹底的な下半身強化で復活を目指す。
この日から合流し、捕手を座らせて36球を投じた。｢これまで打撃投手もしてきたし、高めに投げることもしなくていい。マウンドの感覚を確認しながらね｣と話した。
沖縄先乗り合同自主トレに合流し、即ブルペン入りした能見篤史投手。今年は昨年の屈辱を晴らす！
ときおり雲間からのぞく太陽にスカイブルーのシャツが映えた。しなやかな動きの主は一人しかいない。能見が先乗り自主トレに合流。投げて、走って、打って。また走って－。若返りへ、35歳が汗をしたたらせた。
｢(例年と)投げることは変わらないけど、下半身の強化はしっかり継続しようと思います｣
年始から沖縄で自主トレを行い、この日から若手に混ざった。真っ先にブルペンへ向かうと、今年初めて、マウンドの傾斜を使ってピッチングを行った。 5月に到達する自身の年齢と同じ36球。直球のみで感触を確かめたが、投球よりも目立ったのは運動量だった。
宜野座ドームに移動してノックを行うと、すぐにバットを握った。重心を落とし、下半身の粘りを意識してティー打撃。続いてマシン打撃を行うと、そのままシャトルランを開始。休みなく 3時間半、若手と同じ時間まで球場に残った。20歳代の選手に負けない肉体を、取り戻すためだ。
ダッシュを繰り返す能見篤史投手。若返りへ、とにかく走り込む
｢ティー打撃もそうだし、下(半身)を使うように。走るのも、速くなくていいから本数はこなしたい｣
昨季は防御率3.99。 9勝に終わり、リーグワーストの13敗を喫した。巻き返しを図る今春自身に課したのは下半身をいじめぬくことだ。
｢年齢もだし、去年はしっかり動けないことが何度もあった。いまのうちに貯金ではないけど、意識づけしないと｣
最近は藤浪にエースの座を託す発言も目立つが老け込むつもりはない。下準備に妥協なし。｢ＷＢＣのときくらいはやろうかな｣。 3月に日本代表としてＷＢＣに出場した2013年は早々に体をいじめたが、今季も同じ。プロ人生で最もきついキャンプを予告した。
その決意は行動にも表れた。 1年前は積極的に若手に助言する姿が目立ったが、この日は違う。練習前の藤浪との談笑のみで、その後は一人旅。自らの練習に集中した。
｢若い子ばっかで、あまり話したこともない選手もいて、入りにくいじゃないですか｣
大人心をみせつつ、黙々と体を動かす様子に本音が込められた。まだまだ若く。静かに、熱く燃える闘志が宿った。
打撃練習をする能見篤史投手＝宜野座村営野球場
メッセンジャーがついに来日した！これで、ゴメスを残して外人選手は全員集合だ！残るは、｢二文字｣へ向かって走るだけだ！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
2015年 オープン戦 日程と結果( 2月)
2015年 オープン戦・公式戦 日程と結果( 3月)
2015年 公式戦 日程と結果( 4月)
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虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
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