右肘の不調で戦列を離れていた西岡剛内野手(30)がDeNA戦で 1軍復帰した。「 3番 3塁」でフル出場、 4打数無安打だったが今季から本格的に挑む 3塁の守備を無難にこなすなど動きはまずまずだった。
「状態は上がってきていると思います」。結果が出なかったこともあり、笑顔はなかったが落ち着いた様子で話していた。
ドラフト 3位江越大賀外野手(21=駒澤大學)が 7番中堅で先発し、 8戦ぶりのマルチ安打を記録。バットでアピールした。
左腕撃ちも任せろ!!福留孝介外野手(37)が17日、DeNA戦(横浜)で 4点を追う 8回に岡島秀樹投手(39)から右翼へソロ。オープン戦 1号を放った。「 3番構想」を残している和田豊監督(52)も移籍後最高ともいえる仕上がりに喜んだ。
開幕 2カード目のヤクルト戦初戦に先発することが濃厚な能見篤史投手(35)が先発し、 6回を 6安打 7三振 1四球 1失点だった。記事をまとめてみました。
<オープン戦:DeNA 6- 1阪神>◇17日◇横浜スタジアム
右肘の不調で戦列を離れていた西岡剛内野手がDeNA戦で 1軍復帰した。
「 3番 3塁」でフル出場、 4打数無安打だったが今季から本格的に挑む 3塁の守備を無難にこなすなど動きはまずまずだった。
「状態は上がってきていると思います」。結果が出なかったこともあり、笑顔はなかったが落ち着いた様子で話していた。
2回裏DeNA二死 2塁、ロペスの三ゴロを軽快にさばいた西岡剛内野手=横浜スタジアム
右肘の違和感を訴えて欠場していた西岡がオーダーに帰ってきた。「 3番 3塁」で初のフル出場。快音こそなかったが、一時は不安視された開幕に向けて前進した。
「状態は上がってきていると思います」
4試合ぶりのスタメンは 4打数無安打。すべて 2ゴロも、積極的なフルスイングは見せた。 4回一死 1塁の併殺打は、芯でとらえた打球。守備でも 6つの打球を無難に処理。 3塁線のライナーを飛びついて好捕し、送球も危なげなかった。
4回、飛雄馬の痛烈な打球に飛びついてキャッチした西岡剛内野手=横浜スタジアム
昨年11月にメスを入れた右肘だけに心配されたが、和田監督は「ひじも気にせずにプレーできている」と安心した。オープン戦は打率 0.105と本調子ではないが、右肩上がりを予感させた。
指揮官は「結果は別にして、打席を追うごとに内容が上がっている」と見立て、フル出場を課した。「何日か空いたので、もう少し(打席に)立っていかないとキレも出てこない。そんなに(残り)試合もないし。打席だけではなく、守っておかないといけない選手」。開幕まで残り 5試合。背番号「7」なら、万全に近づく術を知っているはずだ。
3回、中前打を放った江越大賀外野手。唯一のマルチ安打で気を吐いた=横浜スタジアム
ドラフト 3位江越大賀外野手が 7番中堅で先発し、 8戦ぶりのマルチ安打を記録した。
中堅レギュラー最有力の大和が「打ち込み日」で10戦ぶりに中堅先発を外れた一戦で井納から中前打、岡島から左翼線 2塁打を放った。
「自分の予想以上に真っすぐに差されていた。結果を出せたのは良かったけど、そこを反省材料にしないといけない」。試合後は冷静に振り返ったが、アピールに成功した。
8回表阪神無死、岡島から左 2塁打を放った江越大賀外野手=横浜スタジアム
気持ちの乗った白球はしぶとく外野へ転がった。一線級の相手にも通用する。江越大賀外野手がバットでアピールした。
「球速より速く感じました。結果が出たのはよかったし、自信にしたいけど、直球に差し込まれることが多々あった」
プロの力を実感しながら、結果は勝ち。DeNAの先発は井納。昨季11勝で、今年も先発の柱となる右腕からの安打は貴重だ。 3回先頭で内角の 144キロを中前へ。「詰まった感じ」。それでも、打球は 2遊間を抜けてHランプを灯した。
主戦からの一打は戦力になることの証明だ。外野はマートン、大和、福留の牙城が崩れない。ただ、和田監督は「昨年11勝している投手にどうついていくかをみたけど、何とか食らいつく姿勢をね。いい投手が出てくるとダメだという感じではない」と目を細めた。開幕 1軍は決定的。レギュラーに何かあっても、すぐに名乗りを上げるだけの実力を示した。
先発のDeNA・井納翔一投手=横浜スタジアム
6回は井納の直球に差し込まれて 2ゴロも、 8回には技あり。こちらも実績十分の岡島から左翼線 2塁打を放った。カウント 1- 2からフォークに食らいついた。
「追い込まれてから変化球に対応できたので、続けていきたいです」
8試合ぶりのマルチ安打でオープン戦は打率 0.300。現在のテーマは「(ミートポイントを)前で打つこと。打撃投手の球も前で打つように注意しています」。プロの世界を学び、しがみつきながら課題も意識。すべきことが多い中で結果を出すのは立派だ。
「(井納と)上にいったら対戦はあるので。次に生かしたいです」
壁を一つずつ越えて、まもなく本番。即戦力ルーキー。前評判は本物だ。
8回先頭で、右翼席へ運んだ福留孝介外野手。オープン戦 1号で調子のよさをアピールだ=横浜スタジアム
左腕撃ちも任せろ!!福留孝介外野手が17日、DeNA戦(横浜)でオープン戦 1号を放った。 4点を追う 8回に岡島秀樹投手から右翼へソロ。昨季は調子の上がってきた 8月以降も、対左投手時にスタメンから外れたが、今年は問題なし。「 3番構想」を残している和田豊監督も移籍後最高ともいえる仕上がりに喜んだ。
8回、本塁打を放った福留孝介外野手=横浜スタジアム
福留らしい弾道だった。白球は右中間席に一直線だった。最高気温21度。ちょっと歩けば、汗ばむような陽気に包まれた横浜で確かな春を証明した。早くも飛び出した“開花宣言”から、状態の良さをうかがわせた。
「タイミングよく振り抜けたんで、いいんじゃないですか。体の状態はいい。今の状態のまま調整していけば形になる」
4点を追う 8回先頭だった。かつて、ともにメジャーの舞台で戦っていた岡島の初球、 134キロを狙った。「まったく知らない投手じゃないし、初球からいってみようかな、と思った」。 1塁を回ったところでオープン戦 1号を確認。走るスピードをようやく緩めた。
「(一発が)出ようが出まいが関係ない。自分の形で、しっかりと振ることが大事。少しずつ打球に角度がつき始めているし、悪くはない」
左腕から打ったことに意味がある。昨季は開幕 3戦目で西岡と交錯。肋骨&鎖骨を骨折しながらも試合に出続けた。 6月に 2軍落ちしたが、 9月以降、打率 0.357(70打数25安打)、 4本塁打、13打点と巻き返しに成功。日本シリーズ進出に貢献したが、調子の上がり始めた 8月以降でも、相手先発が左投手だった12試合でスタメンを狩野、今成、新井良太らに譲ったのも事実だった。
8回、DeNA・岡島から本塁打を放った福留孝介外野手=横浜スタジアム
「もともと右、左を苦にするタイプじゃない」
和田監督は杓子定規で起用法を決めているわけではないことを強調した。昨季の対右打率 0.249、対左同 0.273と、むしろ相性はいい。休養日を設け、パフォーマンスを上げることが目的だったが、指揮官が「今年は体も元気だしね。昨年の 9月以降の状態を保っているんじゃないかな」と話すように、過去 2年間とは異なる。
「 1番・鳥谷」で始まる新打順でこの日は「 6番」に入ったが、「 3番・西岡」が本調子でない場合、福留が任される。クリーンアップに座れば、そう簡単に“穴”は空けられない。
球団関係者によると、福留は今キャンプ中、アルコール類を一切口にしなかったという。ウーロン茶などでのどを潤し、疲労回復を最優先に考えた。途中、左足への張りを訴えた時期もあったが、それも回復。試合前練習では黙々とダッシュする姿が目立つ。虎将が「ここからは開幕まで気をつかって」とブレーキをかけさせるほど順風満帆で球春に備えている。
「(状態は)まだまだだけど、きょうの3打席はいい感覚だった。明日につなげていきたいね」
福留が口角を上げた。過去 2年、シーズンの 3、 4月の打率は 1割台だったが、今年は違う。タテジマに袖を通して 3年目。最高の年にする。
先発の能見篤史投手は 6回を 6安打 1失点と好投した=横浜スタジアム
開幕 2カード目のヤクルト戦初戦に先発することが濃厚な能見篤史投手が先発し、 6回を 6安打 7三振 1四球 1失点だった。
シーズン前最後のオープン戦登板で今年最長の 6イニング、球数も99球を投げた。「昨年と比べると、これまでやってきたことが出てきたかなという感触。継続しながらやっていきたい」とさらに状態を上げていく。
開幕まであとわずかとなってきた。全員野球で、今年こそ「二文字」ゲットだ!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2015年 練習試合・オープン戦 日程と結果( 2月)
2015年 オープン戦・公式戦 日程と結果( 3月)
2015年 公式戦 日程と結果( 4月)
※阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
◇公式戦全試合実況速報
公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース
主催試合時は、現場から直接ニュースを配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
◇モバイル限定のコラムを配信
貴重なファームの情報や、OBへのインタビュー等、ここでしか読めないコラムをさまざまな目線で配信! コラムは随時追加予定です!
◇会員限定選手サイン色紙のプレゼント
毎月末は、選手サイン色紙などがあたる会員限定キャンペーンを実施! このチャンスをお見逃しなく!
※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放送します!
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。
阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス「虎テレ」において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス「パ・リーグTV」との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。
視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
※ニッポン放送「ショウアップナイター」はここだ!
メールアドレス:89@1242.com
番組ホームページはこちら、http://www.1242.com/baseball/
twitterハッシュタグは「#showup1242」
twitterアカウントは「@showup1242」
facebookページは「http://www.facebook.com/#!/am1242」
ニッポン放送では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!
江本孟紀、関根潤三、若松勉、大矢明彦、田尾安志、達川光男、野村弘樹、宮本和知、高津臣吾・初芝清・・・一流解説陣が連日登場!
18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。
『プレゼントもクライマックス!毎試合 現金5万円が当たる クイズ・トリプルチャンス
スペシャル!』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円
をプレゼントいたします!ぜひ、ご参加ください!
にほんブログ村
↧
西岡1軍復帰、無安打も無難に3塁守備!江越8戦ぶりマルチ打でアピール成功!福留、左撃ち任せろ弾!
↧