26日マツダスタジアムで広島－阪神 4回戦が行われ、 珍しいハプニングが起こった。 5回二死で打席に鳥谷。広島先発ジョンソンが 7球目を投じた直後だった。球場にサイレンが鳴り響き、一時試合が止められた。数分後には止まり、試合は再開された。
広島打線は阪神能見篤史投手(35)の前に無得点に終わった。阪神は連敗を 2でストップ。能見は連勝で今季 2勝目( 2敗)を手にした。能見のチーム初完封、今季初となる 3点差以上での勝利など、確かなきっかけとなり得る10勝目。ここに内容がともなってくれば、一気の浮上も可能なはず。 4つの借金返済へ。まずは28日のヤクルト戦(甲子園)で、開幕カード以来の連勝を狙う。
阪神が 6回に 6得点の猛攻を繰り広げた。 4回無死 1、 2塁では 1軍昇格即スタメンで起用したＤ 3位・江越大賀外野手(22＝駒澤大學)がバントを 2度ファウルし、結局、見逃し三振。 5回も西岡の盗塁失敗直後に鳥谷が左前打というチグハグな攻撃に。ジョンソンに 5回 115球を投げさせ、球を見極める作戦は功を奏したが、 6回も続投されていれば、どうなっていたか－。マット・マートン外野手(33)の先制適時 2塁打に加え、二死満塁で 3番鳥谷敬内野手(33)が左翼へ走者一掃の 3点適時 3塁打を放った。｢みんなでつないで回ってきたチャンスだったので、自分も後ろへつないでいこうという気持ちでした｣と16日中日戦(ナゴヤドーム)以来の打点をマークした。さらに 4番マウロ・ゴメス外野手(30)も左翼へ適時 2塁打。一気に流れを引き寄せた。和田豊監督(52)も｢勝っても負けても苦しい試合で、ここまで来た。こういう勝ち方は今までなかった。何とかキッカケにしていきたい｣と振り返った。これで借金｢４｣。まずは勝率 5割に戻したいところだ。
鳥谷敬内野手、試合決めた３点三塁打！勝利を決定づける打球が左中間を破った。 6回、押し出しで 2点目を奪い、なお二死満塁。鳥谷が左腕・河内のスライダーをとらえた。
福留孝介外野手(38)が自身の38回目の誕生日に今季初の猛打賞をマークした。 4回、それまで無安打に抑えられていた広島ジョンソンからチーム初安打となる左前打。 6回には永川の代わりばなをとらえ、左翼線 2塁打だ。これをキッカケにこの回、チームは 6得点。さらに 9回にもヒースから右前打を放ち、 3安打固め打ちだ。誕生日の 3安打は日本球界では初めてだ。不調のマートンに代わり 5番に座って、 3試合目。13打数 4安打と与えられた役目をしっかり果たしている。来年も、再来年も、虎党からバースデーソングを受ける－。背番号｢８｣の活躍はまだまだ終わらない。
マット・マートン外野手が、初猛打ショー！マートンが先制打を放った。 0－ 0で迎えた 6回無死 2塁。広島 2番手の永川の外角高めフォークを右前へはじき返した。右翼鈴木誠が前進してきたが届かず、打球は転々と転がり適時 2塁打とした。先発ジョンソンの前に 2安打無得点と苦しんでいたが、代わりばなを捉えた。この日、38歳の誕生日を迎えた福留とマートンの連続 2塁打で待望の先制点を奪った。
マツダの鬼、ここにあり！！能見篤史投手が今季初の完封勝利を挙げた。 3塁を 1度も踏ませない快投で 9回 6安打無失点。前日25日は12安打11得点の広島打線を封じ込めた。能見篤史投手が広島を散発 6安打に抑え、無四球完封で 2勝目。負ければ最下位転落という危機を救った。チームにとっても、 3点差以上の快勝は今季10勝目で初。まだ借金｢４｣で、 5位と苦しむが、ここで乗らなきゃ、いつ乗るの！？前回登板の18日巨人戦(甲子園)から 2連勝とした。2014年 4月12日巨人戦(甲子園)以来の完封だった。試合後に本音を漏らした35歳。昨季 9勝に終わった男に完全復活の気配が漂う。借金 4の 5位と頂上は遠いが、能見の快投が逆襲の合図だ。
今季 4度目のスタメンマスクをかぶった藤井彰人捕手(38)が能見を完封に導いた。18日の巨人戦(甲子園)で今季初めてコンビを組んで、左腕に初白星をプレゼントしたが、 2度続けて好リード。攻撃でも 6回、 1点を先制してなおも一死 2塁で四球。つないで大量点に貢献した。記事をまとめてみました。
＜広島 0－ 6阪神＞ 4回戦◇26日◇マツダスタジアム
広島先発ジョンソン、阪神能見の左腕対決。阪神は 3回に 3連続四球で二死満塁の好機も、 4番ゴメスが中飛に倒れ無得点。
阪神が 6回に打者一巡の攻撃を見せた。無死 1塁からマートンの適時 2塁打で先制。二死満塁から押し出し四球で降板。今季初登板の河内も勢いを止められず、鳥谷とゴメスに連続適時打を許した。押し出しも含め 5安打 6得点の猛攻だった。
広島打線は阪神能見の前に無得点に終わった。阪神は連敗を 2でストップ。能見は連勝で今季 2勝目を手にした。
7回裏一死 1塁、広島鈴木誠を 2ゴロ併殺に抑え守備陣を指さす能見篤史投手＝マツダスタジアム
阪神が 6回に 6得点の猛攻を繰り広げた。マートンの先制適時 2塁打に加え、二死満塁で 3番鳥谷が左翼へ走者一掃の 3点適時 3塁打を放った。｢みんなでつないで回ってきたチャンスだったので、自分も後ろへつないでいこうという気持ちでした｣と16日中日戦(ナゴヤドーム)以来の打点をマークした。さらに 4番ゴメスも左翼へ適時 2塁打。一気に流れを引き寄せた。
和田監督は 6－ 0の快勝に｢これまでは勝っても苦しい試合できていた。こういう勝ちをきっかけにできれば｣と話した。
完封勝利した能見篤史投手は藤井彰人捕手とタッチ＝マツダスタジアム
能見篤史投手(35)が広島戦に先発し、 6安打 6奪三振で今季初完封。自身連勝となる 2勝目( 2敗)を挙げ、チームの連敗を｢２｣で止めた。
能見は外角にボールを集める丁寧なピッチングで、 5回まで 2安打と好投を見せた。すると打線は 6回、広島の 2番手・永川から福留、マートンが連続の 2塁打を放ち先制。さらに能見自ら 3塁への内野安打などで二死満塁とチャンスを広げると、上本が押し出し四球、なおも満塁で鳥谷が 3番手・河内から左中間へ 3点 3塁打を放つと、続くゴメスも左へ適時 2塁打を放ち一挙 6点を奪い、エースを大量援護した。
6回以降も広島打線を無失点に抑えた能見は、 9回二死から新井に左前打を許すもロサリオを 2ゴロに抑え、2014年 4月12日巨人戦(甲子園)以来となる完封勝利を挙げた。
ヒーローの能見は｢正直、疲れのほうがありますね｣と話すと、｢前回の巨人戦に続いて、いいイメージのままマウンドに上がったので、いい結果が出て良かった。逃げるのではなく、攻めの気持ちを持つようにしてました｣と振り返った。 7回のバントミスなどの反省点を挙げながら、｢(今後も)どこでどうなるか分からない。いいイメージを持ちながら続けていければ｣と謙虚にコメントした。
8回、選手交代を告げにベンチから出てくる和田豊監督＝マツダスタジアム
阪神が久しぶりのワンサイドゲームで快勝した。
5回までは相手先発ジョンソンを打ちあぐねて無得点だったが、 6回に 2番手永川に襲いかかった。 5長短打を集中して一気に 6点を奪取。先発能見が完封するなど、危なげのない展開で勝ちきった。敗れていれば単独最下位に転落する危機だった。
和田豊監督も｢勝っても負けても苦しい試合で、ここまで来た。こういう勝ち方は今までなかった。何とかキッカケにしていきたい｣と振り返った。これで借金｢４｣。まずは勝率 5割に戻したいところだ。
5回、 2盗に失敗した西岡剛内野手＝マツダスタジアム
今季初といっていい快勝も、手放しでは喜べない。 5回まで相手先発・ジョンソンが 6四球と“大サービス”してくれたにもかかわらず、 7残塁で無得点。序盤の拙攻について問われた和田監督は眉間にしわを寄せた。
｢(相手投手が)代わってもなんでも、勝てたらいいよ、きょうは｣
負ければ最下位転落という危機。細かい指摘や振り返りは言葉に出さず、とにかく勝利をつかんだという結果を強調したが…。今後の巻き返しに向けては、反省すべき材料は多々あった。
｢きょうも 6点取るまでは苦しい試合だった｣
1回、先頭の上本が相手失策で出塁も、盗塁失敗。 3回は二死から 3連続四球で満塁も、ゴメスが中飛に倒れた。
4回、送りバントでファールのＤ 3位・江越大賀外野手＝マツダスタジアム
4回無死 1、 2塁では 1軍昇格即スタメンで起用したＤ 3位・江越大賀外野手がバントを 2度ファウルし、結局、見逃し三振。 5回も西岡の盗塁失敗直後に鳥谷が左前打というチグハグな攻撃に。ジョンソンに 5回 115球を投げさせ、球を見極める作戦は功を奏したが、 6回も続投されていれば、どうなっていたか－。
永川に代わった 6回も 1点を奪ってなお無死 2塁で、江越にバントをさせず打たせたが、進塁打も打てず空振り三振。一死 1、 2塁から能見のバントが内野安打になったり、西岡が押し出し四球を選んだりと、今季初の 1イニング 6得点というビッグイニングを作ったが、喜んでばかりはいられない。大事なのは、勝ったことで救われた反省を次に生かすことだ。
｢(ここまでは)いつも、勝っても負けても苦しい試合をしてきたからね｣
能見のチーム初完封、今季初となる 3点差以上での勝利など、確かなきっかけとなり得る10勝目。ここに内容がともなってくれば、一気の浮上も可能なはず。 4つの借金返済へ。まずは28日のヤクルト戦(甲子園)で、開幕カード以来の連勝を狙う。
5回表阪神二死、西岡の 2盗死の後、火災警報で一時中断となったマツダスタジアム
珍しいハプニングが起こった。 5回二死で打席に鳥谷。広島先発ジョンソンが 7球目を投じた直後だった。球場にサイレンが鳴り響き、一時試合が止められた。数分後には止まり、試合は再開された。
なお 6回表が開始される前にアナウンスが流れ｢先ほどの警報はファウルボールの衝突により作動したものです｣と説明された。
6回に 3点 3塁打を放った鳥谷敬内野手。試合を決定づけた＝マツダスタジアム
鳥谷敬内野手が、試合決めた３点三塁打！勝利を決定づける打球が左中間を破った。 6回、押し出しで 2点目を奪い、なお二死満塁。鳥谷が左腕・河内のスライダーをとらえた。
｢点が入ればいいところなので。(カウント 2－ 2と)追い込まれていたし、球種を絞ることはなかった｣
走者一掃の 3塁打。16日の中日戦以来、 7試合ぶりの打点だった。
この試合までの得点圏打率は、まさかの 0.133。昨季は同 0.355(リーグ 4位)と勝負強さを発揮したが、今季は当初 1番で起用され、得点圏の打席が減ったこともあり、チャンスでなかなか打てていなかった。
｢試合を決める(一打)というかね｣と目を細めた和田監督。負ければ最下位転落だったが、キャプテンは｢それ(順位)は全然考えていなかった。勝ててよかった｣と力強く前を向いた。
6回表、先頭で 2塁打を放った福留孝介外野手。一挙 6得点の口火を切った＝マツダスタジアム
福留孝介外野手が自身の38回目の誕生日に今季初の猛打賞をマークした。 4回、それまで無安打に抑えられていた広島ジョンソンから左前打。 6回には永川の代わりばなをとらえ、左翼線 2塁打だ。これをキッカケにこの回、チームは 6得点。さらに 9回に右前打を放ち、 3安打固め打ちだ。
｢能見もよく投げたし、チームも勝ったし。いい誕生日にしてもらいました。よく走ったし、まあ、マシな38歳なんじゃないの｣
デーゲームで日焼けした顔で満足そうに話していた。
38歳となった福留孝介外野手に、ファンはハッピーバースデーの大合唱をした＝マツダスタジアム
真っ赤に染まった球場の“一部”から、バースデーソングが響いた。年に一度の、虎党からのプレゼント。38歳になった福留が、今季初の猛打賞で応えてみせた。
｢能見もゼロに抑えてくれたし、ゲームにも勝った。(みんなに)いい誕生日にしてもらいました｣
0－ 0の 6回。先頭で打席に立つと、先発・ジョンソンに代わって登板した永川の、出ばなをくじいた。 2－ 2から外角高め 145キロを逆らわずに流し打ち。左翼線 2塁打で、重いムードを吹き飛ばした。続くマートンの 2塁打で先制のホームイン。一挙 6得点の起爆剤となった。
｢(ジョンソンは)いい投手だし、簡単には打てないけどね。球数を投げさせたり( 5回 115球)、そういうことがチームとしてできたから。それが、あの回( 6回)につながったと思う｣
6回表阪神、 2塁から一気に生還する福留孝介外野手＝マツダスタジアム
4回にチーム初安打となる左前打。 9回にもヒースから右前打を放ち、誕生日の 3安打は日本球界では初めてだ。
昨年の誕生日には、日付が変わると同時に愛する 2人の子供からお祝い動画が届いた。しかし当時、不振にあえいでいた福留の打率は 0.163。ＤｅＮＡ戦(横浜)にチームは 7－ 1と快勝も、出番はなかった。それから 1年。今年はきっちりバットで父親の威厳を示した。
｢(38歳でも)まだまだ走れるから｣
9回はマートンの中前打で 1塁から一気に 3塁へ向かう好走塁。決して年齢を感じさせないプレーを続けている。
不調のマートンに代わり 5番に座って、 3試合目。13打数 4安打と与えられた役目をしっかり果たしている。来年も、再来年も、虎党からバースデーソングを受ける－。背番号｢８｣の活躍はまだまだ終わらない。
6回表無死 2塁、マット・マートン外野手は先制適時 2塁打を放った＝マツダスタジアム
マット・マートン外野手が、初猛打ショー！マートンが先制打を放った。 0－ 0で迎えた 6回無死 2塁。広島 2番手の永川の外角高めフォークを右前へはじき返した。右翼鈴木誠が前進してきたが届かず、打球は転々と転がり適時 2塁打とした。
｢追い込まれていたけれども、高めに浮いてきたボールにうまくコンタクトできたね。チームとしてチャンスを作っても点に結びつかなかった場面が続いていたし、ずっと抑えていたノウミサンのためにも早く点が取りたかったから、チャンスで打つことができて良かったよ｣と笑顔だった。
先発ジョンソンの前に 2安打無得点と苦しんでいたが、代わりばなを捉えた。この日、38歳の誕生日を迎えた福留とマートンの連続 2塁打で待望の先制点を奪った。
6回に先制打を放ったマット・マートン外野手。今季初猛打賞で、ようやくお目覚めの予感だ＝マツダスタジアム
ボールがバットに吸い込まれるような巧打が戻った。面白いようにＨランプを灯してこそ、マートンだ。
｢高めに浮いた球に、うまくコンタクトできたよ｣
まずは 0－ 0の 6回無死 2塁。永川のフォークをとらえた。右前へライナーで打ち返すと、突っ込んだ右翼・鈴木誠のグラブをはじいて適時 2塁打。 3試合連続の安打で先制点を刻んだ。
｢好機を作っても点に結びつかない場面が続いていたし、ずっと抑えていた能見さんのためにも早く点が取りたかったからね｣
5回まで 7残塁。重苦しい展開だったが、投手がジョンソンから永川に代わったイニングで、いきなり仕留めた。しかもいま、一番打って欲しい“眠れる主砲”の快音が打線に火をつけた。この回、今季初の一挙 6点で試合を決めた。
6回、生還したマット・マートン外野手を迎える和田豊監督(左から 2人目)。この勝利をきっかけとしたい＝マツダスタジアム
貴重な一打で、感覚を取り戻した。 7回は中前打。 7試合ぶりのマルチ安打を記録すると、 9回一死 1塁でも中前へ。来日 6年目で最も遅い24試合目にして、初の猛打賞だ。 2塁を狙ってアウトにはなったが、和田監督は、｢気持ちがなければ先の塁へというところまで行かなかった。善し悪しは別にして、気持ちがやっと乗ってきたな｣とうなずいた。
｢しっかりと集中すれば、これくらいのバッティングはできる選手。これを続けてほしい｣
打率は 2割台前半に落ち込み、一時は24打席連続無安打で自己ワーストも更新。判定への不満に端を発し、覇気のない姿も目についた。22日のＤｅＮＡ戦(横浜)から 6番降格。指揮官はこのカード前、スタメンを外すことも示唆していた。
それでも、主軸の復調なくして浮上はありえない。首脳陣やスタッフも再生に必死。広島には、好調時の映像が持ち込まれた。｢去年だけじゃなく一昨年の映像まで持ってきた｣と関川打撃コーチ。ゆったりタイミングを取る打法に修正を試みるなど、努力は実った。
｢イエス様のおかげだよ｣とマートン。お決まりのフレーズは、本来の姿である証拠。不振の助っ人がついに目覚めた。
鳥谷敬内野手(中央)からウイニングボールを受け取る能見篤史投手＝マツダスタジアム
能見篤史投手が今季初の完封勝利を挙げた。 3塁を 1度も踏ませない快投で 9回 6安打無失点。前日25日は12安打11得点の広島打線を封じ込めた。
｢前回の巨人戦に続いて、いいイメージを持っていたので。そのまま、いいイメージのまま今日はマウンドに上がったので、いい結果が出て良かったです｣。前回登板の18日巨人戦(甲子園)から 2連勝とした。2014年 4月12日巨人戦(甲子園)以来の完封だった。
圧巻の無四球完封！！ 真っ赤な敵地で、能見篤史投手の左腕がうなりをあげた＝マツダスタジアム
マツダの鬼、ここにあり！！能見篤史投手が広島を散発 6安打に抑え、無四球完封で 2勝目。負ければ最下位転落という危機を救った。チームにとっても、 3点差以上の快勝は今季10勝目で初。まだ借金｢４｣で、 5位と苦しむが、ここで乗らなきゃ、いつ乗るの！？
西日が差し込む中、最後までマウンドを守り抜いた。ゲームセットの瞬間、代名詞のポーカーフェースをようやく崩した。｢マツダの鬼｣は今年も健在。能見が赤ヘルを散発 6安打に抑え、今季のチーム初完封だ。
｢一人一人だったんで逃げずに、攻める気持ちをしっかり持つようにしています。いい結果が出てよかったです｣
負ければ最下位転落の危機を救う 2勝目は、自身 3度目となる無四球完封。文句なしの 110球に、声が弾んだ。
先発の能見篤史投手＝マツダスタジアム
左打者にスライダー、右打者にはチェンジアップを効果的に駆使。唯一得点圏に走者を背負った 5回一死 2塁では強気の姿勢を貫いた。梵を内角球で遊飛。代打・会沢には 145キロをひざ元に投げ込み、見逃し三振だ。
バットを持っても、 1点を先制した 6回、なお一死 1、 2塁で、絶妙バント。お手本のようなゴロを 3塁前に転がすと、内野安打となり、一挙 6得点を誘発した。
｢前回のいいイメージのままで結果が出た｣
2連敗スタートも、中10日で臨んだ18日の巨人戦(甲子園)で初勝利。今回も中 7日の間隔で、走り込んで体のキレを作った。自身が花開いた2009年に開場したマツダスタジアムでは通算15試合で10勝目( 4敗)。防御率1.54と、敵地はもはや“庭”となった。
先発した能見篤史投手＝マツダスタジアム
ジョキ、ジョキ－。心地いい響き。リビングでハサミを扱う愛妻を見る度に表情が緩む。子煩悩な 3児の父が密かに抱く夢がある。
｢子ども8長女が小学 1年)がもっと大きくなったときにわかるように、子ども部屋に本棚を置いて、スクラップを並べたくてね…｣
登板翌日に千江子夫人が新聞を買いに行くのが、能見家の習慣。 1、 2軍を行き来していた頃から続いている。最初は小さかった記事は、徐々に大きくなっていった。
｢サンスポは写真が大きいときがあるから、嫁が貼りにくくて大変、って言ってたよ｣
完全アウェーの中、熱い声援を送ってくれた虎党に挨拶する能見篤史投手＝マツダスタジアム
愛妻の“嬉しい悲鳴”に目を細める日々。A4サイズのノートは、もう50冊を超えた。｢スクラップが追いつかないみたい｣。我が子の成長とともに、白紙を埋める己の歴史。この日、また華々しい 1ページを彩った。
チームも、今季24試合目で初めて 3点差以上をつける快勝。和田監督は｢乗り切れない中で、投手が完封して点を取ってね。こういう勝ち方は今までなかった。きっかけにしたい｣と決意表明した。27日も異例の全体練習を行い、一枚岩となって再加速する。
｢疲れた～！！｣
試合後に本音を漏らした35歳。昨季 9勝に終わった男に完全復活の気配が漂う。借金 4の 5位と頂上は遠いが、能見の快投が逆襲の合図だ。
広島相手に完封勝利した能見篤史投手。右は藤井彰人捕手＝マツダスタジアム
今季 4度目のスタメンマスクをかぶった藤井彰人捕手が能見を完封に導いた。｢全体的に変化球がよかった。この前、勝ちがついたこともよかったんじゃないかな｣。18日の巨人戦(甲子園)で今季初めてコンビを組んで、左腕に初白星をプレゼントしたが、 2度続けて好リード。攻撃でも 6回、 1点を先制してなおも一死 2塁で四球。つないで大量点に貢献した。
たまにはこういう試合を展開しないと、ファンが逃げてしまうぞ！全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣ゲットだ！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
2015年 公式戦 日程と結果( 4月)
2015年 公式戦 日程と結果( 5月)
4月26日現在順位表
4月26日現在対戦表
※阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
◇公式戦全試合実況速報
公式戦全試合をテキスト速報！タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が｣一目で分かる｢観戦モード｣も必見！
◇現場からお届け！トラ番LIVEニュース
主催試合時は、現場から直接ニュースを配信！ タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。｢生｣の情報もお届けします!!
◇モバイル限定のコラムを配信
貴重なファームの情報や、ＯＢへのインタビュー等、ここでしか読めないコラムをさまざまな目線で配信！ コラムは随時追加予定です！
◇会員限定選手サイン色紙のプレゼント
毎月末は、選手サイン色紙などがあたる会員限定キャンペーンを実施！ このチャンスを
お見逃しなく！
※阪神戦を見るなら｢虎テレ TORATELE｣だ！交流戦全24試合放送します！
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。
阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス｢虎テレ｣において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス｢パ・リーグTV｣との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる｢ライブ中継｣や、見たいシーンを検索することができる｢シーン検索｣、ファンのみなさんの感情が反映される｢熱狂メーター!!｣など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です！！
球団公式動画配信サービス｢虎テレ｣に会員登録してください。
視聴価格：月額会員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
レプリカバックパック¥5,940 (送料別)
4月25日のブログ｢ゴメス発熱で練習参加せず！広島戦出場は？マートン先発落ちも…藤浪粘り勝つ！あすマツダで黒田と対決｣の記事中で、能見篤史投手が使っているバックパックと同型の物です。FC会員限定販売品には、好きな番号と名前が入る様になっています。(スペース，記号は不可)申込期間： 4月30日まで ¥7,560 (送料込)
※ニッポン放送｢ショウアップナイター｣はここだ！
メールアドレス：89@1242.com
番組ホームページはこちら、http://www.1242.com/baseball/
twitterハッシュタグは「#showup1242」
twitterアカウントは「@showup1242」
facebookページは「http://www.facebook.com/#!/am1242」
ニッポン放送では、夕方 5時30分からの｢ショウアップスポーツ｣の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
夕方5時30分から（土は5時50分から）、完全実況中継！
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします！！
江本孟紀、若松勉、大矢明彦、田尾安志、野村弘樹、宮本和知、里崎智也、山﨑武司、石井一久、関根潤三・・・一流解説陣が連日登場！
18時少し前と19時，20時の時報の後にクイズが有ります。
『プレゼントもクライマックス！毎試合 現金５万円が当たる クイズ・トリプルチャンス
スペシャル！』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円
をプレゼントいたします！ぜひ、ご参加ください！
人気ブログランキングへ
↧
阪神が打者一巡の猛攻で連敗ストップ！マートンが先制適時打放つ！能見が最下位転落の危機を救った！
↧