阪神初４連勝＆上本Ｖ打！ヤクルト４連敗＆首位陥落！上本走者一掃３点打にアナウンスかき消す歓声！

　30日阪神甲子園球場で阪神－ヤクルト 6回戦が行われ、阪神 3番手高宮が今季初勝利、チームは今季初の 4連勝。ヤクルトは 4連敗で首位陥落した。
　阪神は同点の 7回二死満塁で、上本博紀内野手(28)が左翼線に決勝の 3点 2塁打を放ち、今季初の 4連勝。今季甲子園のラッキーセブンは無得点だったが、11試合目で呪縛を解いた。 1－ 1の 7回二死満塁で、秋吉の内角高めスライダーをさばいた。打球は、切れずに左翼線の内側に落ちた。 3人の走者を一気にかえす適時 2塁打。最高の仕事をした。最大｢５｣だった借金を｢１｣に減らして 4月を締めた。 2日から首位巨人戦(東京Ｄ)。 5割復帰を目指すには絶好の舞台だ。
　西岡剛内野手(30)がバットでミスを取り返した。守備で足を引っ張った分、チャンスで何としてでも打ちたかった。西岡が汚名返上のダメ押し打。 1塁ベース上でしてやったりの表情を浮かべた。 6回一死の 3塁守備でボテボテのゴロをポロリ。失策で無駄な走者を出したが、年下の松田が無失点でフォローしてくれていた。そのみそぎとばかりに、 3点リードの 7回二死 2塁で左前適時打を放った。
　 7回の口火をきったのは先頭の福留孝介外野手(38)だった。ヤクルトの 2番手左腕、中沢の直球をはじき返した打球は、中堅のフェンスを直撃。中堅手がもたくつ間に、38歳のベテランは全力疾走し、 3塁を陥れた。国内では中日時代の2006年 9月20日の横浜戦(横浜)以来、 9年ぶりのトリプルだった。
　中堅手のイスは誰にも渡さない－。伊藤隼太外野手(25)が自画自賛の同点打を放った。意地をこめながらバットを振り抜いた。打球が外野芝生で弾んだ。28日にプロ初本塁打を放ったルーキー江越らと中堅手を争う中で、大きなアピールになった。ライバルは多いが、己の力を信じ、バットを振り続ける。
　 7回一死 3塁から伊藤隼太に代わって最初の代打を告げられた関本賢太郎内野手(36)は 1ストライク後の 2球目、秋吉から左腕に死球。一瞬マウンドに歩み寄ろうとし、相手投手をにらみつけた。
　 3人続いた代打の 3人目。最後のとりで、俊介外野手(27)が泥臭く粘り、千金の四球。上本の決勝 3点 2塁打につなげた。 7回二死 1、 3塁で高宮和也投手(33)に代わり、代打として送り出された。 2ボール 1ストライクから 4球目を空振り。気づけば土俵際。だが、そこからの粘りに気迫がこもっていた。徳俵に足をかけながらも秋吉の外角低めに外れた10球目の直球をしっかり見極めた。 5球ファウルで食らいつき、二死満塁に好機を拡大。広陵高校の 1学年先輩上本のＶ打をおぜん立てした。 4連勝を呼びこんだイブシ銀は、 5月反攻を目指す虎にとって欠かせないピースだ。
　先発岩本輝投手(22)が自らの首を絞めたバントミスを反省した。 1点リードされて迎えた 3回無死 1塁の第 1打席。初球をバントしたものの、打球は捕手の目の前に転がり｢ 2－ 6－ 3｣と転送され併殺打になった。投球面では 5回を投げて 4安打 4四球 1失点。
　リリーフ左腕、高宮和也投手(33)が 2試合連続の好救援。わずか 8球で今季初勝利をあげた。プロ10年目の左殺し職人がヤクルト 3連勝に貢献した。打席は好調川端。得点圏打率　 3割を超すツバメの 4番は初球のカーブにバットが空を切った。 1ボール後、 3球目の 116キロのカーブ。やや甘く入ったが、右飛に打ち取り、窮地を脱した。オフに古巣・ホンダ鈴鹿で合同自主トレをした弟分・島本が開幕から 1軍で奮闘するなか、 4月 3日に初昇格した兄貴分も意地をみせた。これで 7試合連続無失点のリリーバーは｢抑えることができて良かった｣と胸を張った。横浜－オリックス－阪神と 3球団渡り歩いた苦労人がタテジマで花を咲かせる。記事をまとめてみました。



　＜阪神 5－ 1ヤクルト＞ 6回戦◇30日◇阪神甲子園球場
　ヤクルトは 3回、 3番川端の右前適時打で 1点を先制。先発新垣は序盤 3回を 1安打無失点と快調な立ち上がりを披露した。
　 1安打投球を続けていたヤクルト新垣は 5回一死 1塁、伊藤隼に同点適時 2塁打を浴びた。試合は 1－ 1同点で終盤に突入した。
　阪神は 7回、上本の 3点適時 2塁打、西岡の適時打で一気に 4点を奪い試合を決めた。
　阪神 3番手高宮が今季初勝利、チームは今季初の 4連勝。ヤクルトは 4連敗で首位陥落。


　上本博紀内野手の走者一掃勝ち越し適時 2塁打に阪神ベンチも盛り上がる＝阪神甲子園球場

　決めた！！阪神は同点の 7回二死満塁で、上本博紀内野手が左翼線に決勝の 3点 2塁打を放ち、今季初の 4連勝。今季甲子園のラッキーセブンは無得点だったが、11試合目で呪縛を解いた。最高の勝ち方で 4月を締め、 5割復帰に王手。 2日からは伝統の一戦。巨人を倒して大反攻の始まりや！！上本が値千金の走者一掃勝ち越し 2塁打を放った。
　同点で迎えた 7回二死満塁のチャンスで、ヤクルト秋吉の 2球目を振り抜いた。ライナー性の打球は広く空いた左翼の左に弾み、 3人の走者が全員生還した。
　次打者の｢ 2番西岡｣を告げるアナウンスをかき消すほどの歓声が、 2塁ベース上の上本に送られた。


　 7回裏阪神二死満塁、走者一掃の勝ち越し適時二塁打を放った上本博紀内野手＝阪神甲子園球場

　歓喜の声で作られたスポットライトは小柄な体にすべて注がれた。“ラッキーセブン”にふさわしい走者一掃。どう転んでもおかしくない接戦の主役を、上本がさらった。
　｢必死に食らいついたら、いい結果になりました。来た球は全部打とうと思っていました｣
　 1－ 1の 7回二死満塁で、秋吉の内角高めスライダーをさばいた。｢ファウルだと思った｣という打球は、切れずに左翼線の内側に落ちた。 3人の走者を一気にかえす適時 2塁打。最高の仕事をした。
　｢全員でつないでくれた好機だったので打ちたかったです｣
　お立ち台のヒーローが振り返ったように、和田監督が勝負に出たイニングだ。先頭福留が 3塁打。一死 3塁から、ベンチの戦力を次々と投入した。関本、狩野、俊介と 3連続代打。 3走には代走・大和も送った。


　 7回二死満塁から左翼線に決勝の 3点 2塁打を放った上本博紀内野手＝阪神甲子園球場

　｢勝負どころと見た。 7回は勝負かけた。同点からの次の 1点が勝負。勝負どころだったので、リスクを冒してもいった。最後の最後で上本がよく打ってくれた｣と指揮官は称えた。先制された試合は11連敗中だった。チャンスが訪れると言われる 7回は今季甲子園で無得点だった。執念采配に上本が応え、アンラッキーセブンの壁を11試合目にして打ち破り、今季初の 4連勝だ。
　まだ上本の打率は 0.222。開幕から不振の背番号｢４｣を、将は決して外そうとしなかった。もう、不動のレギュラー。西岡とのポジション争いの末に地位を勝ち取った。ただ、春季キャンプでは競争をあおる周囲とは逆に、本人は裏で意外な心境を語っていた。
　｢どうせダメだと思ってやっているので。去年もそう思ってやったらよかったので｣


　ヒーローインタビューの上本博紀内野手＝甲子園球場

　一昨年は西岡が加入した上に、自身は故障で出遅れた。プロ野球人生そのものをあきらめかけたという。
　｢いままで野球しかやっていないから、やめたらどうしよう。何もできないです。『何のアルバイトをしよう』とか考えていました｣
　自問自答の結果、たどり着いた｢開き直り｣。決めたのは、目の前のプレーに集中することだけだ。その結果が昨年の活躍。どん底からはい上がった男は、もう何が起きてもぶれない。本来の 1番に戻ってからチームは11試合で 7勝 4敗と上向き。さあ、ここから浮上－。チーム状況に自分が重なった。


　ヒーローの上本博紀内野手＝甲子園球場

　｢どんなときも、その日の試合を全力で頑張ります。いろいろ厳しいこともいわれますけど、シーズンは長いので。温かい声援をもらえたらうれしいです｣
　最大｢５｣だった借金を｢１｣に減らして 4月を締めた。 2日から首位巨人戦(東京Ｄ)。 5割復帰を目指すには絶好の舞台だ。

　西岡剛内野手がバットでミスを取り返した。守備で足を引っ張った分、チャンスで何としてでも打ちたかった。西岡が汚名返上のダメ押し打。 1塁ベース上でしてやったりの表情を浮かべた。｢ミスを取り返す気持ちだった。ウエポン(上本)が点差を広げてくれて、俊介が粘ってくれたので、何とかつなげようと思った｣


　 7回二死 2塁から西岡剛内野手が汚名返上の左前タイムリー放った＝阪神甲子園球場

　 6回一死の 3塁守備でボテボテのゴロをポロリ。失策で無駄な走者を出したが、年下の松田が無失点でフォローしてくれていた。そのみそぎとばかりに、 3点リードの 7回二死 2塁で左前適時打を放った。試合後は｢連勝しているいいときに水を差すことはしたくなかったけれど、ミスしちゃいました。すみません｣と表情柔らかに言葉を残し、クラブハウスに引き揚げた。


　山田の打球を見失った西岡剛内野手＝阪神甲子園球場

　 7回、上本が走者一掃となる勝ち越しの 3点 2塁打を放った直後だ。 4－ 1としてなお二死 2塁。カウント 2－ 2と追い込まれたが、秋吉の 145キロの内角直球を振り抜いた。詰まった打球はフラフラと舞い上がり、左翼前に落下。上本がかえり、試合を決定づける５点目を奪った。最近はチャンスで一本が出ない試合が続いていたが、 4月16日の中日戦(ナゴヤＤ)以来10試合ぶりのタイムリーに胸をなでおろした。


　 6回表ヤクルト一死、森岡のゴロをはじいた 3塁手西岡剛内野手＝阪神甲子園球場

　失策を帳消しにした。 1－ 1の 6回一死走者なしで、森岡の 3遊間のゴロをファンブル。投手陣が後続を抑えたが、失点につながってもおかしくないプレーだった。｢練習はしているんですが、こういうときに水を差すようなミスをしてすみません｣。 3回には先頭の山田の打球を 3塁ファウルゾーンに弾き、ボールを見失った。記録は 2塁打だったが、そのまま先制点を与えてしまっていた。


　エラーした西岡剛内野手＝阪神甲子園球場

　ミスはときどき出る。ただ、西岡はどんなときも守備のリーダー役だ。ピンチの場面では、内野陣のなかで誰よりも早く投手に声を掛けに行く。この日は、自身の失策のあとに松田のもとに歩み寄り｢ゲッツーを取るからな｣と動揺させないように努めた。 4月21日のＤｅＮＡ戦(横浜)では、完全試合ペースの快投を続けていた岩田が 7回に死球で初走者を出すと、すかさずマウンドへ。｢パーフェクトに抑えているところでは、ヒット一本で流れが変わることが多い｣。投手にとって安心できる存在にちがいない。
　和田監督は｢剛(西岡)の 1点も大きかったと思う｣と貴重なダメ押し点をたたき出した背番号｢７｣を称えた。自分のミスは自分で取り返す－。これからも男気あふれるプレーをみせていく。


　 7回、 3塁打を放った福留孝介外野手＝阪神甲子園球場

　 7回の口火をきったのは先頭の福留孝介外野手だった。ヤクルトの 2番手左腕、中沢の直球をはじき返した打球は、中堅のフェンスを直撃。中堅手がもたくつ間に、38歳のベテランは全力疾走し、 3塁を陥れた。国内では中日時代の2006年 9月20日の横浜戦(横浜)以来、 9年ぶりのトリプルだった。
　｢あと 1メートルぐらい(でホームラン)だったかな。でも、なにがあってもいいように、思い切って走ったよ。おかげで足が張ったよ｣。大リーグ時代は 5年間で13個記録したが、阪神移籍後 3年目で初の 3塁打に、してやったりの表情だった。
　その後、代走・大和が告げられ、お役ご免。上本の走者一掃の 3塁打はベンチで見届けると手をたたいて大喜びだ。
　この一打で、対左投手には打率 0.400。ちなみに、右投手に対しては打率 0.193。左打者は左投手を苦手－という法則は、福留には当てはまらない。左キラーとして頼れる 5番が、 5月も打線を鼓舞し続ける。


　 5回裏阪神一死 1塁、左中間深くへ同点適時 2塁打を放った伊藤隼太外野手＝阪神甲子園球場

　中堅手のイスは誰にも渡さない－。伊藤隼太外野手が自画自賛の同点打を放った。意地をこめながらバットを振り抜いた。打球が外野芝生で弾んだ。
　｢試合前のミーティングで変化球の甘い球がくるという話があった。風がいい感じに吹いていたし、抜けると思った｣
　 1点ビハインドで迎えた 5回一死 1塁で、 1ストライクから高めに浮いたヤクルト新垣の 129キロフォークを捉えた。高々と舞い上がった打球は追い風にも乗って左中間を破る適時 2塁打で、 1塁走者マートンが激走ホームイン。試合を振り出しに戻す左中間適時二塁打となった。｢(積極性が)自分のスタイルなのでよかったです｣。前日 4月29日の 3打数 2安打に続き、 2試合連続安打。 7回は左腕中沢が相手で代打を送られたが、スタメン起用には十分応えた。
　｢浮いてきた変化球は逃さずに打ちに行こうと考えていたので、イメージ通りのバッティングができたと思います。スタート(先発)ではなくても自分の役割をできるようしっかり準備していきたいです｣と振り返った。そこまで 1安打投球を続けていた新垣をようやく捕まえ、相手に傾いていた流れを止めた。28日にプロ初本塁打を放ったルーキー江越らと中堅手を争う中で、大きなアピールになった。ライバルは多いが、己の力を信じ、バットを振り続ける。

　 7回一死 3塁から伊藤隼太に代わって最初の代打を告げられた関本賢太郎内野手は 1ストライク後の 2球目、秋吉から左腕に死球。一瞬マウンドに歩み寄ろうとし、相手投手をにらみつけた。その後、 4点が入り｢そのあと点が入ったから良かったんじゃないですか。こういうの(粘り)がウチの戦い方｣と納得の表情だった。


　和田豊監督(86番)と勝利のハイタッチを交わす俊介外野手。 7回二死 2、 3塁から10球粘って千金の四球＝阪神甲子園球場

　無死 3塁のチャンスはスコアボードに得点を刻めぬまま二死になってしまった。絶好機を逃せば相手に流れが渡ってしまいそうな同点の 7回だ。 3人続いた代打の 3人目。最後のとりで、俊介外野手が泥臭く粘り、千金の四球。上本の決勝 3点 2塁打につなげた。
　｢結果的にはつなげて、点に絡むことができてよかったです｣
　 7回二死 1、 3塁で高宮に代わり、代打として送り出された。 2ボール 1ストライクから 4球目を空振り。気づけば土俵際。だが、そこからの粘りに気迫がこもっていた。徳俵に足をかけながらも秋吉の真っすぐをファウル、ファウル、ファウル…。続く 1ボールの間に 1走・関本が 2盗を決め、 2、 3塁。もうひとつファウルで粘ると、秋吉が力尽きた。外角低めに外れた10球目の直球をしっかり見極めた。 5球ファウルで食らいつき、二死満塁に好機を拡大。広陵高校の 1学年先輩上本のＶ打をおぜん立てした。


　泥臭く粘った俊介外野手＝阪神甲子園球場

　｢状態というより、気持ちでしっかりやろうと思っている。その結果です｣
　中堅のレギュラーを目指すが、役割はさまざま。代打、代走、バント要員、守備固めもある。前日 4月29日は 2軍戦に出場。ウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)に 3打席立ち、試合勘を養い、出番に備えた。打率は 0.278だが、出塁率はなんと 0.500。どんな状況であっても仕事をこなす。それが俊介だ。
　 1軍の外野陣は昨季のレギュラー大和が打撃不振でＤ 3位・江越大賀外野手(22＝駒澤大學)や伊藤隼ら若手が争っているが、背番号｢６８｣も虎視眈々。 4連勝を呼びこんだイブシ銀は、 5月反攻を目指す虎にとって欠かせないピースだ。


　 3回裏無死 1塁、バントを試みるも捕ゴロで併殺に終わった先発岩本輝投手＝阪神甲子園球場

　先発岩本輝投手が自らの首を絞めたバントミスを反省した。 1点リードされて迎えた 3回無死 1塁の第 1打席。初球をバントしたものの、打球は捕手の目の前に転がり｢ 2－ 6－ 3｣と転送され併殺打になった。｢逆の立場で考えると(四球で出した走者を)きっちりとバントで送って 1番につながれると嫌な場面でしたし、反省しないといけません｣。
　投球面では 5回を投げて 4安打 4四球 1失点。｢調子自体は悪くなかったと思いますが、変化球で思うようにストライクが取れなくて不利なカウントにしてしまいました｣と振り返った。


　 7回、高宮和也投手は怖い雄平外野手を右飛に打ち取り、ピンチ脱出＝阪神甲子園球場

　絶体絶命のピンチを防いだ。リリーフ左腕、高宮和也投手が 2試合連続の好救援。わずか 8球で今季初勝利をあげた。プロ10年目の左殺し職人がヤクルト 3連勝に貢献した。
　同点の 7回二死 2塁で出番が巡って来た。打席は好調川端。
　｢初めは歩かせるつもりはなかった。厳しく、厳しく、甘くいかないように腕を振って投げました｣。勝負にいったが、カウントが悪くなり、四球で歩かせ、雄平との勝負を選んだ。得点圏打率　 3割を超すツバメの 4番は初球のカーブにバットが空を切った。 1ボール後、 3球目の 116キロのカーブ。やや甘く入ったが、右飛に打ち取り、窮地を脱した。


　 7回に登板した高宮和也投手＝阪神甲子園球場

　｢危ないといえば危ない球。ひやっとしました｣と振り返った。
　ピンチを見事にしのぐと、直後に打線が 4得点を奪った。昨年 5月 7日の中日戦(ナゴヤＤ)以来の白星。前日 4月29日にも 3点を守る 8回に救援して、先発岩田の今季初勝利がかかるゲームを後ろにつないだ。充実したブルペン陣に和田監督は｢勝っても負けても接戦が多くなっているので、大きなウエートを占める｣と称えた。
　オフに古巣・ホンダ鈴鹿で合同自主トレをした弟分・島本が開幕から 1軍で奮闘するなか、 4月 3日に初昇格した兄貴分も意地をみせた。これで 7試合連続無失点のリリーバーは｢抑えることができて良かった｣と胸を張った。横浜－オリックス－阪神と 3球団渡り歩いた苦労人がタテジマで花を咲かせる。

◆データＢＯＸ◆
◎…阪神は今季初の 4連勝。昨年 8月17日から21日以来
◎…甲子園での 3連勝は昨年 9月26日から29日以来
◎…同一カード 3連勝は開幕カードの 3月27日から29日の中日戦(京セラＤ)以来今季 2度目。甲子園で同一カード 3連勝は昨年 4月18日から20日のヤクルト戦以来

　連勝！連勝！で勝ち進め！全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣ゲットだ！
　ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！


　2015年 公式戦 日程と結果( 4月)


　2015年 公式戦 日程と結果( 5月)


　 4月30日現在順位表


　 4月30日現在対戦表


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