金本知憲新監督(47)が19日、大阪市内のホテルで就任会見を行った。第33代指揮官は、理想の監督像を「勝つ監督」と断言、その手段として最も大事なものに「闘志」を挙げた。 3年連続終盤の失速で優勝を逃してきた虎を戦う集団にすることを誓い、今日20日から選手と個別に面談することも示唆した。なお、契約は 3年で推定年俸 1億2000万円。背番号は未定。狙うは 1年目から優勝。では、具体的にどう勝たせるか。金本監督が最も重要視するものは明確だった。明るく、厳しく、そして強く。まさに「アニキ」のイメージにぴったりの猛虎改革像が浮かび上がった。
アニキ監督、見てください!! 金本知憲新監督から未来の 4番候補に指名された江越大賀外野手(22=駒澤大学)が西武戦(南郷)に「 4番・中堅」でスタメン出場し、 8回、左越えのダメ押しソロを放った。新監督の期待に応える一発で猛アピール。同じく指名された陽川尚将内野手(24)も 4回、高橋光成投手(18)から同点 2点打を放った。自慢の長打力に加えて確実性の高い打撃を目指す。宮崎の実戦は練習試合も含め残り6試合。毎日を大切にして金本新監督の期待に応える。
金本知憲新監督が20日、西宮市内の甲子園クラブハウスでナインと初顔合わせした。個別面談では、いきなりキャプテンの鳥谷敬内野手(34)に対し「物足りなさ過ぎる」と猛ゲキ。生え抜きでチームを引っ張る立場ながら、闘志を表に出さない背番号「1」の変身こそチーム改革の第一歩と強調。打率 0.281、 6本塁打に終わった打撃についても、直接指導でメスを入れる考えを伝えた。 1軍選手、コーチ、スタッフを前に、約 5分間の訓示を行った後だ。一部の主力選手に対する個人面談で、キャプテンに思いを伝えた。訓示では「日本一」の目標も口にした。熱い言葉は鳥谷やナインの心に響いたはずだ。
藤浪晋太郎投手(21)が、鉄人監督に鉄腕宣言!藤浪晋太郎投手が20日、甲子園クラブハウス内で金本知憲新監督と初対面。直接面談でスタミナ面での自信をアピールした。今季、虎のエースといえるだけの好成績を残した若き右腕が自覚たっぷりに、金本政権の投手陣の柱を担う。受け取ったメッセージを胸に秘め、多くを語らなかった右腕に代わり、新指揮官が満足げな表情で明かした。体力面での自信こそ、エースの自覚だった。 4年目をさらなる飛躍の 1年にするため-。着実にステップアップを続ける若武者が金本タイガースの大黒柱として、大車輪の活躍を目指す。
金本知憲新監督(47)が就任会見でドラフト戦略について初めて言及し、即戦力より将来性を求めた。22日のドラフト会議に参加し、監督就任最初の大仕事として、抽選となった場合のクジを引くことも決まった。「やっぱり(くじを)引かないといけないかなと思います。そういう責任のある立場になってしまったので」と明言。自らの手で、阪神の将来を背負う逸材をつかみとり、自らの手で育てるつもりだ。
阪神が来季の外国人選手編成、FAなど補強戦略を再検討していることが19日、分かった。ここまでに外国人では構想外となったマートンの退団が確実となり、ゴメスの残留も微妙な状況となっていた。金本知憲新監督就任に伴い、これまでの編成方針を踏まえながらも指揮官の意見と合わせて再検討する方針となった。
阪神は20日、金本新監督誕生に伴う新たなコーチングスタッフの第1弾を発表した。金本知憲監督を支えるヘッドコーチとして高代延博前作戦兼内野守備走塁コーチ(61)が就任した。平田勝男前ヘッドコーチ(56)は新たにチーフ兼守備走塁コーチに就いた。トーマス・オマリー打撃コーチ補佐(55)と伊藤敦規トレーニングコーチ(52)は留任。新監督が「ヘッド」に選んだのは、野球人生の恩人でもある高代コーチだった。和田政権でも作戦分野や内野守備部門を支え、 3塁コーチとして現在のタイガースを知り尽くしている球界の大先輩が“右腕”として金本政権を支えることになった。記事をまとめてみました。
金本知憲新監督が19日、大阪市内のホテルで就任会見を行った。第33代指揮官は、理想の監督像を「勝つ監督」と断言、その手段として最も大事なものに「闘志」を挙げた。 3年連続終盤の失速で優勝を逃してきた虎を戦う集団にすることを誓い、今日20日から選手と個別に面談することも示唆した。なお、契約は 3年で推定年俸 1億2000万円。背番号は未定。
強く、頼りがいのある猛虎改革宣言だった。 200人の報道陣、50台のカメラに囲まれての就任会見。指導者経験なしで伝統球団の指揮官を引き受けた金本監督は、すっきりとした表情でこう言った。
「不安と希望がかなり入り交じっています。しかし今は希望といいますか、やってやろう! という強い気持ちがあります」
託されたのは改革だ。南球団社長をはじめ、球団側の「 1回壊してでも立て直したい」という熱意を意気に感じ、決断したという。選手を育て、チームを変える。難題に対して球団は長期スパンでの計画を提示した。だが、金本監督は「勝利」と「改革」は切り離せないという確固たる信念を強調した。
「すべては勝つため、優勝するためにやっていく。改革とか、再建とかが優先なのはあり得ない。勝ちながら立て直していく」
狙うは 1年目から優勝。では、具体的にどう勝たせるか。金本監督が最も重要視するものは明確だった。
就任会見であいさつする金本知憲新監督=19日、大阪市内のホテル
「何が何でもという気持ち。精神的なことを軽く見てはいけない。そこは絶対に基本だから。何をするにしても。ただひょうひょう淡々とこなしていくような試合は避けたい。避けたいというか、僕が許せない。どうしても選手はそうなりがちになるんだけれど、そこをグッとむち打って、手綱を締めてね」
目指すチーム像は「結束力のある、戦う集団を作っていきたい」とも語った。そして、技術、体力を極限まで磨き上げた男が最も大事なのは「闘志」だと言う。その説得力に場の空気は張り詰めた。
期待の若手に江越、横田、陽川の名前を挙げた。一方で実績ある鳥谷、福留、福原、安藤にもさらなる成績アップへの期待を示した。今日20日、監督として初めて選手と顔を合わせる。全体へのメッセージはもちろん、いきなり個人的に話し合うこともあるという。
「何人かいます。みんなにも言いたいことがある」
自らの考えを伝えるために初日から“個別面談”も実施する構えだ。
理想像は「勝てる監督」だと言い切った。
「最近では落合さんとか原監督とか。 2人の共通点は厳しさだと思う」
厳しさを連想させたかと思えば、取材の合間に自然とジョークが飛び出す。星野監督は就任時、鬼になると宣言したが「僕は気が優しいでしょ。鬼にはなれない」。緊迫感の中に突如、爆笑が巻き起こる。
「明るくないチームは好きじゃない。ふざけることは許さないけれど、明るく前向きにやるのは大好き」
明るく、厳しく、そして強く。まさに「アニキ」のイメージにぴったりの猛虎改革像が浮かび上がった。
アニキ監督、見てください!! 金本知憲新監督から未来の 4番候補に指名された江越大賀外野手が西武戦(南郷)に「 4番・中堅」でスタメン出場し、 8回、左越えのダメ押しソロを放った。新監督の期待に応える一発で猛アピール。同じく指名された陽川尚将内野手も 4回、高橋光成投手から同点 2点打を放った。
宮崎から 450キロ以上離れた阪神甲子園球場まで届きそうな勢いで打球が飛んだ。ルーキー江越が、自慢のフルスイングで一発回答。グシャ!! というインパクト音とともにチームの勝利を決定付けるダメ押し弾を放った。
「打ったのは内よりのスライダーです。(本塁打を)狙っていたわけではないです」
西武の先発・高橋光の前に 3打数無安打で迎えた 3点リードの 8回二死。 3番手・松下の低めの変化球を振り抜いた。左翼スタンドに飛び込むのを確認すると、南国のからっとした太陽の下、悠々とダイヤモンドを一周した。
8回、左翼に一発を放った江越大賀外野手。金本監督期待の若虎が充実の秋を過ごしている=20日南郷
「前の打席で( 4回の 2打席目)見逃していたので、積極的に打っていこうと思いました」
生え抜きの 4番候補生として期待を背負う。前日19日の就任会見では金本新監督から「(バットが)振れている」と名前を挙げられた。会見の様子を伝え聞き「光栄です。やるべきことをやって、(将来は)主軸を任せてもらえるようになりたいです」と話していた。ド派手な一撃で決意表明だ。
今季は56試合で打率 0.214、 5本塁打、16打点。 2年目はレギュラー獲得を狙う若虎に、掛布育成&打撃コーディネーターは「思いきりの良さが出ていたね」と称えた後「後は外の変化球の対応。特長を持ちつつ、外角球へ粘れるかじゃないかな」と注文を付けた。
江越は「状態はよくないですけど、結果より内容にこだわっていきたい」と話した。自慢の長打力に加えて確実性の高い打撃を目指す。宮崎の実戦は練習試合も含め残り6試合。毎日を大切にして金本新監督の期待に応える。
★江越大賀(えごし・たいが):外野手。1993(平成 5)年 3月12日生まれ、22歳。長崎県出身。慈恩寺小学校 2年でソフトボールを始め、西有家(にしありえ)中学では軟式野球部に所属し、長崎県 4強。海星高校では甲子園出場なし。駒澤大学では 1年春から外野のレギュラーでリーグ戦通算11本塁打。 2年春、 3年秋、 4年秋にベストナイン。 3年時に日米大学野球の日本代表。2015年D 3位で阪神入団。今季56試合に出場し、打率 0.214、 5本塁打、16打点。 1メートル82、83キロ。右投げ右打ち。今季年俸1000万円。背番号「25」。
金本知憲新監督は鳥谷敬内野手との面談でいきなり「物足りなさ過ぎる」ゲキ。チーム変革のために鳥谷自身が変わることを求めた
鳥よ変われ!虎・金本新監督、主将に猛ゲキ!
金本知憲新監督が20日、西宮市内の甲子園クラブハウスでナインと初顔合わせした。個別面談では、いきなりキャプテンの鳥谷敬内野手に対し「物足りなさ過ぎる」と猛ゲキ。生え抜きでチームを引っ張る立場ながら、闘志を表に出さない背番号「1」の変身こそチーム改革の第一歩と強調。打率 0.281、 6本塁打に終わった打撃についても、直接指導でメスを入れる考えを伝えた。
言わずにはいられなかった。就任会見から一夜明け、金本新監督はクラブハウスでナインと初顔合わせ。チームを再建するため、そして戦う集団になるため、まずは鳥谷を呼び寄せた。そして強烈な言葉を浴びせた。
「お前が変わらないとチームが変わらない。すべて、数字も。やっているトリ(鳥谷)の実績と年数と年齢を見たときに、『物足りなさ過ぎる』と言いました」
1軍選手、コーチ、スタッフを前に、約 5分間の訓示を行った後だ。一部の主力選手に対する個人面談で、キャプテンに思いを伝えた。
金本知憲新監督から面談でいきなり「物足りなさ過ぎる」とゲキを飛ばされた鳥谷敬内野手
鳥谷は今季も 143試合フルイニング出場。連続記録を 575試合まで伸ばし、松井秀喜(巨人)を抜いて歴代4位となった。金本新監督が持つ1492試合の世界記録には及ばないが、背中の痛みも抱えながら鉄人ぶりを発揮。一方、打撃では打率 0.281、 6本塁打、42打点で昨季を下回った。チームの顔、不動の存在として、歴代の監督からこれまで厳しく言われることは皆無に近かったが、新指揮官は手加減しなかった。
鳥谷は2009年に20本塁打を記録した。飛ばせる力は持っているはず。昨年の沖縄宜野座キャンプでは掛布雅之育成&打撃コーディネーター(60)と一緒に鳥谷の打撃練習を見つめ、体の使い方を見直せば、もっと飛距離を伸ばせるのでは…と本人も交えて意見交換した。来年35歳になるが、まだまだ成長できると確信している。
「彼もその気になってくれて。僕も見るし、彼も『ぜひ』ということだったのでね」。マンツーマンで直接指導する考えも明かした。
鳥谷は新監督就任について「まだ実感がない。グラウンドでどうかという感じ」と話すにとどめた。結果に一喜一憂せず、シーズンと通じて淡々とプレーしていくのが性分。だが、2013年のワールド・ベースボール・クラシックでみせたように、勝負にこだわる熱い気持ちも内面に秘めている。技術面、精神面において鳥谷のポテンシャルを極限まで引き上げる。金本監督は就任 1年目からビシビシ鍛えていくつもりだ。
「勝って、日本一になって笑えるように。厳しいことを言ったりするかもしれないけど、肝に銘じておいて」
訓示では「日本一」の目標も口にした。熱い言葉は鳥谷やナインの心に響いたはずだ。
藤浪晋太郎投手が、鉄人監督に鉄腕宣言!
藤浪晋太郎投手が20日、甲子園クラブハウス内で金本知憲新監督と初対面。直接面談でスタミナ面での自信をアピールした。今季、虎のエースといえるだけの好成績を残した若き右腕が自覚たっぷりに、金本政権の投手陣の柱を担う。
熱い思いに熱く応えた。藤浪が金本新監督との初顔合わせで宣言した。本人は岩崎、岩田とともに臨んだ“四者面談”を振り返り「厳しく行くぞと言われました」とだけ語ったが、力強い決意表明をしていた。
「藤浪もスタミナには自信満々だったから一安心した」
受け取ったメッセージを胸に秘め、多くを語らなかった右腕に代わり、新指揮官が満足げな表情で明かした。体力面での自信こそ、エースの自覚だった。
金本知憲新監督との顔合わせを終え、鳴尾浜の虎風荘に帰って来た藤浪晋太郎投手。スタミナに自信があることを伝えた
3年目の今季は28試合で自己最多の14勝( 7敗)を挙げ、防御率2.40。 221奪三振で初タイトルを獲得し、 7完投はリーグトップの数字を残した。しかし、名実ともに虎の顔として階段を上り始めた21歳が特に納得できなかったのが投球回数。 199イニングで終わり、大台にあと一歩、足りなかった。
それだけにオフに入り「今年は最低 180イニングと(目標を)言っていて、軽く超えることができた。来年は 200イニングを軽く超えられるようにしたい」と新たな目標を掲げていた。その心意気を早速、金本監督に伝えた形だ。
藤浪のフル回転はチームの命運を握っている。現状、来季の勝利の方程式は守護神・呉昇桓(オ・スンファン)の去就が不透明で40歳シーズンとなる福原、39歳を迎える安藤が軸。今年も目立った若手リリーバーの台頭がなかっただけに松田、歳内らが一皮むけない限り、厳しい台所事情は解決できない。そこで、背番号「19」が 1イニングでも多く投げて、ブルペン陣の負担を減らすことができれば、大きな助けになるというわけだ。
この日は、11月に開催される国際大会「プレミア12」の出場に備え、甲子園クラブハウス内で再始動した。 4年目をさらなる飛躍の 1年にするため-。着実にステップアップを続ける若武者が金本タイガースの大黒柱として、大車輪の活躍を目指す。
金本知憲新監督が就任会見でドラフト戦略について初めて言及し、即戦力より将来性を求めた。
「(要望は)まだ出していません。急なことだったので。要望というより、将来が楽しみな選手をね。例えば『4番を打てる』『エースになれる』『クローザーになれる』というね。まだまだ選手はトレードとかで補える。とにかく、中心となっていける選手をメーンにしてドラフトしたい」と語った。
阪神の 1位候補には、県立岐阜商業高校・高橋純平投手、東海大學相模高校・小笠原慎之介投手(ともに 3年)、明治大學・高山俊外野手( 4年=日本大學第三高校)の名前が挙がっている。金本新監督が口にした将来性を秘めた選手を重視するとすれば、県岐阜商・高橋、東海大相模・小笠原の両高校生投手に加え、今夏の甲子園で身体能力の高さを発揮し騒がせた関東第一高校・オコエ瑠偉外野手( 3年)も魅力的な逸材だ。残り 3日で作戦を練っていく。
22日のドラフト会議に参加し、監督就任最初の大仕事として、抽選となった場合のクジを引くことも決まった。「やっぱり(くじを)引かないといけないかなと思います。そういう責任のある立場になってしまったので」と明言。自らの手で、阪神の将来を背負う逸材をつかみとり、自らの手で育てるつもりだ。
阪神が来季の外国人選手編成、FAなど補強戦略を再検討していることが19日、分かった。ここまでに外国人では構想外となったマートンの退団が確実となり、ゴメスの残留も微妙な状況となっていた。金本知憲新監督就任に伴い、これまでの編成方針を踏まえながらも指揮官の意見と合わせて再検討する方針となった。
ドラフト、FA補強を含めた補強戦略も練り直す。今オフFA市場の目玉とみられるソフトバンク松田が宣言した場合でも獲得は見送る方針だったが、新監督の意向次第では再び調査に乗り出す可能性が出てきた。
この日の会見では補強について「実際そこまで考えていません。できれば補強なしで、今の選手で勝っていくのが理想ですけれど、やはりそうは言っても結果を求められる。これからじっくり、時間をかけて考えていきたい」と戦力補強の必要性を示唆。球団は、新監督の意向も尊重する方針で外国人補強、補強を含めた部分にも金本色は反映されることになりそうだ。
金本知憲監督を支えるヘッドコーチとして高代延博前作戦兼内野守備走塁コーチが就任した。平田勝男前ヘッドコーチは新たにチーフ兼守備走塁コーチに就いた。トーマス・オマリー打撃コーチ補佐と伊藤敦規トレーニングコーチは留任。
金本知憲新監督が就任後初めて選手たちと対面した。
甲子園球場クラブハウス内で選手、スタッフを集めて全体ミーティングをした指揮官は「厳しくするとは言いました。でも、明るくもする」と話した。その後は主力選手たちと“個人面談”を行うなど、精力的だった。
阪神は20日現在で決まっている来季のコーチ陣について20日、発表した。
金本監督を支えるヘッドコーチ就任が決まった高代延博コーチ(右)。指導者経験のない新監督をサポートする
高代コーチがヘッド昇格!金本虎の新参謀決まった!
阪神は20日、金本新監督誕生に伴う新たなコーチングスタッフの第1弾を発表した。高代延博作戦兼内野守備走塁コーチがヘッドコーチに昇格し、ヘッドだった平田勝男コーチがチーフ兼守備走塁コーチに。和田政権を支えた2人が、引き続き新監督を全面バックアップする。また、トーマス・オマリー打撃コーチ補佐、伊藤敦規トレーニングコーチの残留も発表された。
新監督が「ヘッド」に選んだのは、野球人生の恩人でもある高代コーチだった。和田政権でも作戦分野や内野守備部門を支え、 3塁コーチとして現在のタイガースを知り尽くしている球界の大先輩が“右腕”として金本政権を支えることになった。
19日の就任会見。チーム作りのビジョン、期待する選手、理想の監督像などなど、多岐に渡ってアニキ節を披露した新監督は、理想のコーチ像にも言及している。
バットでコツンとやっているのが広島時代の高代延博コーチ(右)でやられているのが、なんと現役時代の金本知憲監督。1992年当時のこのショットで絆の強さが分かります
「情熱のあるコーチです。選手を育てる、何が何でも一人前にするという…。練習に付き合うコーチ。そして、僕に付いて来てくれるコーチ。すべて気持ちから入ることだと思う。そういう気持ちのないコーチを選ぶつもりはないです」
吐露した本音と合致する存在が、高代ヘッドだった。
金本監督は2006年に連続フルイニング出場世界新記録を樹立した際の会見で「カープの若い時代、三村(敏之)監督、山本(一義)コーチ、高代コーチの影響が大きい」と話した。自身を育ててくれた恩人。若き日、コーチ・高代はとにかく、選手・金本を徹底的にしごいた。
「一人前になる前の自分に、守備、走塁を根気よく、本当に根気よく教えてくれた人」
高代ヘッドの姿こそ、新監督の理想のコーチ像なのだ。
そして、前政権のヘッドコーチにもサポート役をお願いした。平田コーチに、今度は「チーフ」としてコーチ陣のまとめ役、そして内野守備部門を託す。今の阪神の良い点も悪い点も熟知している 2人を“助さん格さん”にして、新たな船出へ。心強い、そして盤石の“トロイカ体制”の誕生-。その他の要職も近日中に固める予定だ。
★高代延博(たかしろ・のぶひろ):元内野手。1954(昭和29)年 5月27日、奈良県生まれ、61歳。智弁学園高校、法政大學、東芝を経て、1979年D 1位で日本ハム球団入団。1989年に広島に移籍し、その年限りで現役引退。通算 917試合に出場、打率 0.256、57本塁打、 346打点。引退後は広島、中日、オリックスなどでコーチを歴任し、2009、2013年のWBCでも日本代表コーチを務めた。2014年に阪神 1軍内野守備走塁コーチに就任し、今季から作戦コーチも兼任した。 1メートル70、77キロ。右投げ右打ち。背番号「70」。
金本丸が出航した!来シーズンは、今年以上に輪を大切にして全員野球でファン皆が待ち望む「三文字」に向かって前進だ!
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