掛布雅之 2軍監督(60)が29日、坂井信也オーナー(67＝電鉄本社会長)と神戸ユニバー記念競技場を訪れ、ラグビートップリーグの神戸製鋼対ＮＴＴドコモを観戦した。ミスを連発した神戸製鋼が24－25で敗戦。日本代表 4人を擁する強豪が敗れるシーンに“やっぱりミスはダメ”と痛感。今季の阪神も終盤、ミスで自滅した試合が目についただけに、ミス撲滅を誓った。自滅で敗れた姿は、勝負どころでのミスが目立った今季の阪神と重なる。 9月21日のヤクルト戦(甲子園)では、 6回一死満塁の勝ち越し機で大和がスクイズ失敗。首位攻防戦を落とし、自力Ｖが消滅。守備でも同13日の広島戦(同)で 0－ 1の二死 1、 3塁、重盗を仕掛けられると、直前に投手カットのサインを確認したにもかかわらず、 3走に本塁生還を許した。今季の広島戦では、同じような過ちを 3度も繰り返し、 3試合すべてで敗戦のきっかけとなった。ミスさえなければ…。そんな場面ばかりが思い起こされる。ミスの怖さを再認識し、隙のないチームを作っていく。
右肘痛からの完全復活を目指す西岡剛内野手(31)が今オフ、ハワイで 1カ月におよぶ長期自主トレを計画していることが29日、明らかになった。近年は 1月下旬に自主トレの総仕上げをするために行っていたが、今年は12月下旬から常夏の島へ。温暖な気候のもと“プレ・キャンプ”で体を作り、 2月 1日から全快をアピールする構えだ。チーム関係者の話を総合すると、12月下旬から海を渡る計画を立てている。年末年始も滞在する、長期合宿になる見通し。万全な状態で迎えると宣言している 2月 1日の宜野座キャンプに向け、ノンストップ態勢で臨む。
藤浪晋太郎投手(21)が29日、鳴尾浜で藤川球児投手(35)と“初接触”した。藤川が阪神に復帰して以降では初対面で、ともにウエートルームで汗を流した。2013年オフには｢高い目標を持ってほしい｣と激励されたこともあるだけに、大いに刺激を受けたようだ。この日、藤浪は鳴尾浜での自主トレ始動日だった。真っ先にウエートルームに向かったためグラウンドで汗を流していた藤川と屋外で会うことはなかったが、午後に藤川もウエートトレを行い、そこで“対面”となった。しばらくともに鳴尾浜で自主トレを続けるとあって、何度も顔を合わせる機会はある。教えを請い、藤川も教えることで互いに刺激しあう。猛虎に新たな師弟関係誕生の予感。来季は藤浪が先発し、球児が抑える。あるいはともに先発で連勝する－。“強力タッグ”の夢は広がるばかりだ。
阪神が来夏に使用するサードユニホームが決定したことが29日、明らかになった。今季同様、基調色は黄だが、加えて黒のラインが入る。まさに虎そのもの。金本知憲監督の掲げる『超変革』に合わせて、どう猛に生まれ変わる。今年の同イベント 6試合( 7月24日～対ＤｅＮＡ 3連戦、 7月31日～ヤクルト 3連戦)は 3勝 3敗だった。ペナントの行方を占う夏本番。ファンもレプリカユニホームを身にまとって、甲子園全体に一体感が増すイベントだけに、五分といわずに大きく勝ち越したい。そんな思いを込めた。新政権で強さを取り戻した虎が戦うには、ピッタリの戦闘服が完成だ。 記事をまとめてみました。
![掛布雅之２軍監督と坂井坂井信也オーナー]()
ラグビーの神戸製鋼戦を観戦する掛布雅之 2軍監督(左)と阪神坂井信也オーナー＝神戸ユニバー記念競技場
掛布雅之 2軍監督が29日、坂井信也オーナーと神戸ユニバー記念競技場を訪れ、ラグビートップリーグの神戸製鋼対ＮＴＴドコモを観戦した。
後半に入ると、地元の神戸製鋼は立て続けにトライを許して劣勢に立たされ、残り10分を切ってから 2トライで反撃したが、24－25で惜敗した。掛布 2軍監督は｢生身の体がぶつかる迫力とか、骨のきしむような音とかすごみを感じる。中央の突破力、両サイドのスピード感はすごいね｣とうなっていた。坂井オーナーが神戸製鋼の社外監査役を務める縁もあり、今回の観戦が実現した。
![掛布２軍監督と坂井オーナー]()
掛布掛布雅之 2軍監督(左)は坂井信也オーナー(その右)に誘われてラグビー観戦。ミスはやっぱりアカン…と痛感した＝神戸ユニバー記念競技場
掛布雅之 2軍監督が29日、坂井信也オーナーとラグビートップリーグ・神戸製鋼－ＮＴＴドコモ(神戸ユ)を観戦した。ミスを連発した神戸製鋼が24－25で敗戦。日本代表 4人を擁する強豪が敗れるシーンに“やっぱりミスはダメ”と痛感。今季の阪神も終盤、ミスで自滅した試合が目についただけに、ミス撲滅を誓った。
まさかの敗戦に気持ちが引き締まった。野球でもラグビーでも、やはりミスは禁物。掛布 2軍監督が、勝負の分かれ目を改めて思い知らされた。
![神戸製鋼はノックオンにパスミスと連発]()
神戸製鋼はノックオンにパスミスと連発。“格下”ドコモに 1点差で敗れた＝神戸ユニバー記念競技場
｢野球とは全然、違うスポーツだけど、試合の流れという点で神戸製鋼はミスが多かったんじゃないかな。ミスした方が負けるというのは、野球にもつながってくる｣
坂井オーナーが神戸製鋼の社外監査役を務めている縁で実現したラグビー観戦。日本代表 4人を擁する神戸製鋼に対し、ＮＴＴドコモは南ア代表選手ら外国人を大型補強して対抗。それでも、昨季トップリーグ 3位の実績などから、神戸製鋼が有利と思われていた。
しかし、下馬評で上回る伝統のチームは、大事な場面でミスを連発。 3－ 6の後半 1分、相手陣内に攻め込みながらもインターセプトされると、そのままトライを献上。ボールを前に落とす反則｢ノックオン｣を犯すなど流れに乗り切れず、 1点差に追い上げながらも金星を許した。終わってみれば、反則数は相手の｢８｣に対して｢１１｣。ミスが命取り－。掛布 2軍監督はそう感じずにはいられなかった。
![今季の阪神も大和のスクイズ失敗とか]()
思い返せば今季の阪神も大和外野手のスクイズ失敗とか…ミスが痛かった
自滅で敗れた姿は、勝負どころでのミスが目立った今季の阪神と重なる。 9月21日のヤクルト戦(甲子園)では、 6回一死満塁の勝ち越し機で大和がスクイズ失敗。首位攻防戦を落とし、自力Ｖが消滅。守備でも同13日の広島戦(同)で 0－ 1の二死 1、 3塁、重盗を仕掛けられると、直前に投手カットのサインを確認したにもかかわらず、 3走に本塁生還を許した。今季の広島戦では、同じような過ちを 3度も繰り返し、 3試合すべてで敗戦のきっかけとなった。ミスさえなければ…。そんな場面ばかりが思い起こされる。
掛布 2軍監督には、横田ら若虎の育成に期待が寄せられている。この日の試合中、隣同士に座った坂井オーナーと熱い議論を交わした。神戸製鋼が敗れた理由はどこにあるのか。猛虎にフィードバックできる材料はどれか。大いに刺激を受けた。冷静に分析し、来年 2月の春季キャンプからの指導に役立てていくつもりだ。
｢骨がきしむような音とか、すごみを感じるよね｣。肉体が激しくぶつかり合う迫力に興奮する一方、気持ちはすでに来季に向いている。ミスの怖さを再認識し、隙のないチームを作っていく。
右肘痛からの完全復活を目指す西岡剛内野手が今オフ、ハワイで 1カ月におよぶ長期自主トレを計画していることが29日、明らかになった。近年は 1月下旬に自主トレの総仕上げをするために行っていたが、今年は12月下旬から常夏の島へ。温暖な気候のもと“プレ・キャンプ”で体を作り、 2月 1日から全快をアピールする構えだ。
もう失敗はできない。 2年連続で故障に泣いた西岡が、完全復活を期してハワイで“プレ・キャンプ”を行うことが明らかになった。海外自主トレとしては異例の 1カ月という長期に渡って滞在する予定。温暖な気候のもとで体作りに励む。
｢右肘のことを考えての結果と聞いています｣
球団関係者が常夏の島に向かうことを認めた。
これまでハワイでの自主トレは、春季キャンプ直前の 1月20日前後から行っていた。オフの鍛錬の総仕上げ期間と位置づけて、故障のリスクの少ない温暖な島で走り込みなどで汗を流していた。それ以外の期間は、地元・関西のグラウンドで体をいじめ抜いていた。
しかし、今オフは違う。チーム関係者の話を総合すると、12月下旬から海を渡る計画を立てている。年末年始も滞在する、長期合宿になる見通し。万全な状態で迎えると宣言している 2月 1日の宜野座キャンプに向け、ノンストップ態勢で臨む。
![西岡剛内野手は年内からハワイで自主トレ]()
西岡剛内野手は年内からハワイで自主トレ。完全復活を目指し、温暖な島で目いっぱい汗をかく
桧山流、福留流といえるかもしれない。かつて代打の神様と呼ばれた桧山進次郎氏も、 1月はグアムに滞在。福留も中日時代からオフはハワイでトレーニングに励み、真っ黒に日焼けして帰ってくる姿が“恒例行事”となっている。この時期、寒い日本を避けて海を渡るアスリートは多く、異業種交流して刺激を受けることもできる。西岡の場合、昨年 5月に発症した右肘痛を考慮しての判断とみられるが、効果は大きいはずだ。
11月21日のファン感謝デーで、西岡は｢(金本監督に)『 2塁にこだわりがある』とは伝えました。(競争して)ダメという判を押されたら、選手として終わり。先頭に立って、ぐいぐいアピールしていきたい｣と悲壮な決意を語っていた。指揮官からは｢( 2塁が)ダメなら外野に行ってもらう｣とも通告された。上本、大和らから定位置を取り戻すためにも、故障を再発させるリスクは可能な限り避けたい。
2014年は肋骨などの骨折で24試合、今季は右肘痛で50試合しか出場できなかった。このままでは存在感が薄れていくばかり。定位置奪取へ、必ず巻き返す。ファンに元気な姿を届ける。その思いでハワイにいく。
春季キャンプで上本と 2塁手を争っていたが、キャンプ最終日に 3塁へのコンバートが決定。開幕後も 3塁手として出場していた。 5月22日のＤｅＮＡ戦(横浜)で、右肘の違和感を訴えて途中交代。翌23日に登録抹消された。右肘内側側副靱帯損傷と診断され、 2軍でリハビリ。 1軍復帰できたのは 9月25日の広島戦(マツダ)だった。今季は50試合で打率 0.262、 2本塁打、14打点。巨人とのクライマックスシリーズ・ファーストステージでは代打で 3打席に立ち、 2打数 1安打 1犠飛 1打点だった。
![藤浪は藤川が阪神復帰して以降、初対面]()
藤浪晋太郎投手は藤川球児投手が阪神復帰して以降、初対面。ウエートルームで一緒に汗を流した＝鳴尾浜球場
藤浪晋太郎投手が29日、鳴尾浜で藤川球児投手と“初接触”した。藤川が阪神に復帰して以降では初対面で、ともにウエートルームで汗を流した。2013年オフには｢高い目標を持ってほしい｣と激励されたこともあるだけに、大いに刺激を受けたようだ。
猛虎の若きエース・藤浪が胸を躍らせた。かつての守護神・藤川と阪神復帰後、初コンタクト。鳴尾浜の屋内でトレーニング中に顔を合わせて、言葉をかわした。
｢(これまでも)お会いしたことはあったので。『よろしくお願いします』と言いました｣
![藤川にとって藤浪はたかわいい後輩だ]()
藤川球児投手にとって藤浪晋太郎投手は、2013年オフに金言を授けたかわいい後輩だ＝鳴尾浜球場
この日、藤浪は鳴尾浜での自主トレ始動日だった。真っ先にウエートルームに向かったためグラウンドで汗を流していた藤川と屋外で会うことはなかったが、午後に藤川もウエートトレを行い、そこで“対面”となった。｢(会話は)いろいろと…です。記事になるようなことは話してません｣と対話の内容は明かさなかったが、約20分間にわたって、一緒にトレーニングに励んだ。
藤浪は2012年オフのドラフトで入団し、藤川は2013年に米大リーグに挑戦。同時にタテジマを着て戦ったことはないものの、知らない仲ではない。2013年オフに開かれた投手会に当時、カブスに所属していた藤川がサプライズ参加。｢プレーヤーとして伸びるためには阪神のエースを目標にするのではなく、もっと高い目標を持ってほしい｣と金言を授かった。来ると分かっていても打たれない“火の玉ストレート”を投げる大先輩はあこがれの存在。その言葉をありがたく受け取った。
![笑顔の藤川球児投手]()
笑顔の藤川球児投手＝鳴尾浜球場
藤川にとっても、藤浪は実力を高く評価しているかわいい後輩の１人。久しぶりの再会に｢自主トレ中なんで。ここで話すことはないですよ｣と多くを語らなかったものの、その成長ぶりがうれしくないはずはない。
しばらくともに鳴尾浜で自主トレを続けるとあって、何度も顔を合わせる機会はある。教えを請い、藤川も教えることで互いに刺激しあう。猛虎に新たな師弟関係誕生の予感。来季は藤浪が先発し、球児が抑える。あるいはともに先発で連勝する－。“強力タッグ”の夢は広がるばかりだ。
ポイントは黒！ 阪神が来夏に使用するサードユニホームが決定したことが29日、明らかになった。今季同様、基調色は黄だが、加えて黒のラインが入る。まさに虎そのもの。金本知憲監督の掲げる『超変革』に合わせて、どう猛に生まれ変わる。
来季のテーマは『強さ』－。夏恒例の球団イベント｢ウル虎の夏｣で着用するユニホームが、早くも決定した。
球団幹部は｢黄色がベースであるのは今年と変わりませんが、黒のラインを入れました。強さの象徴です｣と説明した。
関係者の話を総合すると上は黄で下は白。黒いラインは首もとから肩にかけて描かれている。一般的に黒は強さ、圧力を相手に感じさせる効果があるといわれる。球団サイドは金本監督とも打ち合わせを重ね、このたびＧＯサインを出したというわけだ。
今年の同イベント 6試合( 7月24日～対ＤｅＮＡ 3連戦、 7月31日～ヤクルト 3連戦)は 3勝 3敗だった。ペナントの行方を占う夏本番。ファンもレプリカユニホームを身にまとって、甲子園全体に一体感が増すイベントだけに、五分といわずに大きく勝ち越したい。そんな思いを込めた。
新政権で強さを取り戻した虎が戦うには、ピッタリの戦闘服が完成だ。
阪神が来夏に使用するサードユニホームが決定したという。これで、虎軍奮闘してくれれば言うこと無しだ！アニキのもとで来シーズンこそ全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって前進だ！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
![順位表]()
2015年順位表
![対戦表]()
2015年対戦表
![クライマックスシリーズ ファイナルステージ]()
クライマックスシリーズ ファイナルステージ
![日本シリーズ 2015 日程]()
日本シリーズ 2015 日程
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｢プレミア１２｣ 1次ラウンド順位表
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右肘痛からの完全復活を目指す西岡剛内野手(31)が今オフ、ハワイで 1カ月におよぶ長期自主トレを計画していることが29日、明らかになった。近年は 1月下旬に自主トレの総仕上げをするために行っていたが、今年は12月下旬から常夏の島へ。温暖な気候のもと“プレ・キャンプ”で体を作り、 2月 1日から全快をアピールする構えだ。チーム関係者の話を総合すると、12月下旬から海を渡る計画を立てている。年末年始も滞在する、長期合宿になる見通し。万全な状態で迎えると宣言している 2月 1日の宜野座キャンプに向け、ノンストップ態勢で臨む。
藤浪晋太郎投手(21)が29日、鳴尾浜で藤川球児投手(35)と“初接触”した。藤川が阪神に復帰して以降では初対面で、ともにウエートルームで汗を流した。2013年オフには｢高い目標を持ってほしい｣と激励されたこともあるだけに、大いに刺激を受けたようだ。この日、藤浪は鳴尾浜での自主トレ始動日だった。真っ先にウエートルームに向かったためグラウンドで汗を流していた藤川と屋外で会うことはなかったが、午後に藤川もウエートトレを行い、そこで“対面”となった。しばらくともに鳴尾浜で自主トレを続けるとあって、何度も顔を合わせる機会はある。教えを請い、藤川も教えることで互いに刺激しあう。猛虎に新たな師弟関係誕生の予感。来季は藤浪が先発し、球児が抑える。あるいはともに先発で連勝する－。“強力タッグ”の夢は広がるばかりだ。
阪神が来夏に使用するサードユニホームが決定したことが29日、明らかになった。今季同様、基調色は黄だが、加えて黒のラインが入る。まさに虎そのもの。金本知憲監督の掲げる『超変革』に合わせて、どう猛に生まれ変わる。今年の同イベント 6試合( 7月24日～対ＤｅＮＡ 3連戦、 7月31日～ヤクルト 3連戦)は 3勝 3敗だった。ペナントの行方を占う夏本番。ファンもレプリカユニホームを身にまとって、甲子園全体に一体感が増すイベントだけに、五分といわずに大きく勝ち越したい。そんな思いを込めた。新政権で強さを取り戻した虎が戦うには、ピッタリの戦闘服が完成だ。 記事をまとめてみました。
ラグビーの神戸製鋼戦を観戦する掛布雅之 2軍監督(左)と阪神坂井信也オーナー＝神戸ユニバー記念競技場
掛布雅之 2軍監督が29日、坂井信也オーナーと神戸ユニバー記念競技場を訪れ、ラグビートップリーグの神戸製鋼対ＮＴＴドコモを観戦した。
後半に入ると、地元の神戸製鋼は立て続けにトライを許して劣勢に立たされ、残り10分を切ってから 2トライで反撃したが、24－25で惜敗した。掛布 2軍監督は｢生身の体がぶつかる迫力とか、骨のきしむような音とかすごみを感じる。中央の突破力、両サイドのスピード感はすごいね｣とうなっていた。坂井オーナーが神戸製鋼の社外監査役を務める縁もあり、今回の観戦が実現した。
掛布掛布雅之 2軍監督(左)は坂井信也オーナー(その右)に誘われてラグビー観戦。ミスはやっぱりアカン…と痛感した＝神戸ユニバー記念競技場
掛布雅之 2軍監督が29日、坂井信也オーナーとラグビートップリーグ・神戸製鋼－ＮＴＴドコモ(神戸ユ)を観戦した。ミスを連発した神戸製鋼が24－25で敗戦。日本代表 4人を擁する強豪が敗れるシーンに“やっぱりミスはダメ”と痛感。今季の阪神も終盤、ミスで自滅した試合が目についただけに、ミス撲滅を誓った。
まさかの敗戦に気持ちが引き締まった。野球でもラグビーでも、やはりミスは禁物。掛布 2軍監督が、勝負の分かれ目を改めて思い知らされた。
神戸製鋼はノックオンにパスミスと連発。“格下”ドコモに 1点差で敗れた＝神戸ユニバー記念競技場
｢野球とは全然、違うスポーツだけど、試合の流れという点で神戸製鋼はミスが多かったんじゃないかな。ミスした方が負けるというのは、野球にもつながってくる｣
坂井オーナーが神戸製鋼の社外監査役を務めている縁で実現したラグビー観戦。日本代表 4人を擁する神戸製鋼に対し、ＮＴＴドコモは南ア代表選手ら外国人を大型補強して対抗。それでも、昨季トップリーグ 3位の実績などから、神戸製鋼が有利と思われていた。
しかし、下馬評で上回る伝統のチームは、大事な場面でミスを連発。 3－ 6の後半 1分、相手陣内に攻め込みながらもインターセプトされると、そのままトライを献上。ボールを前に落とす反則｢ノックオン｣を犯すなど流れに乗り切れず、 1点差に追い上げながらも金星を許した。終わってみれば、反則数は相手の｢８｣に対して｢１１｣。ミスが命取り－。掛布 2軍監督はそう感じずにはいられなかった。
思い返せば今季の阪神も大和外野手のスクイズ失敗とか…ミスが痛かった
自滅で敗れた姿は、勝負どころでのミスが目立った今季の阪神と重なる。 9月21日のヤクルト戦(甲子園)では、 6回一死満塁の勝ち越し機で大和がスクイズ失敗。首位攻防戦を落とし、自力Ｖが消滅。守備でも同13日の広島戦(同)で 0－ 1の二死 1、 3塁、重盗を仕掛けられると、直前に投手カットのサインを確認したにもかかわらず、 3走に本塁生還を許した。今季の広島戦では、同じような過ちを 3度も繰り返し、 3試合すべてで敗戦のきっかけとなった。ミスさえなければ…。そんな場面ばかりが思い起こされる。
掛布 2軍監督には、横田ら若虎の育成に期待が寄せられている。この日の試合中、隣同士に座った坂井オーナーと熱い議論を交わした。神戸製鋼が敗れた理由はどこにあるのか。猛虎にフィードバックできる材料はどれか。大いに刺激を受けた。冷静に分析し、来年 2月の春季キャンプからの指導に役立てていくつもりだ。
｢骨がきしむような音とか、すごみを感じるよね｣。肉体が激しくぶつかり合う迫力に興奮する一方、気持ちはすでに来季に向いている。ミスの怖さを再認識し、隙のないチームを作っていく。
右肘痛からの完全復活を目指す西岡剛内野手が今オフ、ハワイで 1カ月におよぶ長期自主トレを計画していることが29日、明らかになった。近年は 1月下旬に自主トレの総仕上げをするために行っていたが、今年は12月下旬から常夏の島へ。温暖な気候のもと“プレ・キャンプ”で体を作り、 2月 1日から全快をアピールする構えだ。
もう失敗はできない。 2年連続で故障に泣いた西岡が、完全復活を期してハワイで“プレ・キャンプ”を行うことが明らかになった。海外自主トレとしては異例の 1カ月という長期に渡って滞在する予定。温暖な気候のもとで体作りに励む。
｢右肘のことを考えての結果と聞いています｣
球団関係者が常夏の島に向かうことを認めた。
これまでハワイでの自主トレは、春季キャンプ直前の 1月20日前後から行っていた。オフの鍛錬の総仕上げ期間と位置づけて、故障のリスクの少ない温暖な島で走り込みなどで汗を流していた。それ以外の期間は、地元・関西のグラウンドで体をいじめ抜いていた。
しかし、今オフは違う。チーム関係者の話を総合すると、12月下旬から海を渡る計画を立てている。年末年始も滞在する、長期合宿になる見通し。万全な状態で迎えると宣言している 2月 1日の宜野座キャンプに向け、ノンストップ態勢で臨む。
西岡剛内野手は年内からハワイで自主トレ。完全復活を目指し、温暖な島で目いっぱい汗をかく
桧山流、福留流といえるかもしれない。かつて代打の神様と呼ばれた桧山進次郎氏も、 1月はグアムに滞在。福留も中日時代からオフはハワイでトレーニングに励み、真っ黒に日焼けして帰ってくる姿が“恒例行事”となっている。この時期、寒い日本を避けて海を渡るアスリートは多く、異業種交流して刺激を受けることもできる。西岡の場合、昨年 5月に発症した右肘痛を考慮しての判断とみられるが、効果は大きいはずだ。
11月21日のファン感謝デーで、西岡は｢(金本監督に)『 2塁にこだわりがある』とは伝えました。(競争して)ダメという判を押されたら、選手として終わり。先頭に立って、ぐいぐいアピールしていきたい｣と悲壮な決意を語っていた。指揮官からは｢( 2塁が)ダメなら外野に行ってもらう｣とも通告された。上本、大和らから定位置を取り戻すためにも、故障を再発させるリスクは可能な限り避けたい。
2014年は肋骨などの骨折で24試合、今季は右肘痛で50試合しか出場できなかった。このままでは存在感が薄れていくばかり。定位置奪取へ、必ず巻き返す。ファンに元気な姿を届ける。その思いでハワイにいく。
春季キャンプで上本と 2塁手を争っていたが、キャンプ最終日に 3塁へのコンバートが決定。開幕後も 3塁手として出場していた。 5月22日のＤｅＮＡ戦(横浜)で、右肘の違和感を訴えて途中交代。翌23日に登録抹消された。右肘内側側副靱帯損傷と診断され、 2軍でリハビリ。 1軍復帰できたのは 9月25日の広島戦(マツダ)だった。今季は50試合で打率 0.262、 2本塁打、14打点。巨人とのクライマックスシリーズ・ファーストステージでは代打で 3打席に立ち、 2打数 1安打 1犠飛 1打点だった。
藤浪晋太郎投手は藤川球児投手が阪神復帰して以降、初対面。ウエートルームで一緒に汗を流した＝鳴尾浜球場
藤浪晋太郎投手が29日、鳴尾浜で藤川球児投手と“初接触”した。藤川が阪神に復帰して以降では初対面で、ともにウエートルームで汗を流した。2013年オフには｢高い目標を持ってほしい｣と激励されたこともあるだけに、大いに刺激を受けたようだ。
猛虎の若きエース・藤浪が胸を躍らせた。かつての守護神・藤川と阪神復帰後、初コンタクト。鳴尾浜の屋内でトレーニング中に顔を合わせて、言葉をかわした。
｢(これまでも)お会いしたことはあったので。『よろしくお願いします』と言いました｣
藤川球児投手にとって藤浪晋太郎投手は、2013年オフに金言を授けたかわいい後輩だ＝鳴尾浜球場
この日、藤浪は鳴尾浜での自主トレ始動日だった。真っ先にウエートルームに向かったためグラウンドで汗を流していた藤川と屋外で会うことはなかったが、午後に藤川もウエートトレを行い、そこで“対面”となった。｢(会話は)いろいろと…です。記事になるようなことは話してません｣と対話の内容は明かさなかったが、約20分間にわたって、一緒にトレーニングに励んだ。
藤浪は2012年オフのドラフトで入団し、藤川は2013年に米大リーグに挑戦。同時にタテジマを着て戦ったことはないものの、知らない仲ではない。2013年オフに開かれた投手会に当時、カブスに所属していた藤川がサプライズ参加。｢プレーヤーとして伸びるためには阪神のエースを目標にするのではなく、もっと高い目標を持ってほしい｣と金言を授かった。来ると分かっていても打たれない“火の玉ストレート”を投げる大先輩はあこがれの存在。その言葉をありがたく受け取った。
笑顔の藤川球児投手＝鳴尾浜球場
藤川にとっても、藤浪は実力を高く評価しているかわいい後輩の１人。久しぶりの再会に｢自主トレ中なんで。ここで話すことはないですよ｣と多くを語らなかったものの、その成長ぶりがうれしくないはずはない。
しばらくともに鳴尾浜で自主トレを続けるとあって、何度も顔を合わせる機会はある。教えを請い、藤川も教えることで互いに刺激しあう。猛虎に新たな師弟関係誕生の予感。来季は藤浪が先発し、球児が抑える。あるいはともに先発で連勝する－。“強力タッグ”の夢は広がるばかりだ。
ポイントは黒！ 阪神が来夏に使用するサードユニホームが決定したことが29日、明らかになった。今季同様、基調色は黄だが、加えて黒のラインが入る。まさに虎そのもの。金本知憲監督の掲げる『超変革』に合わせて、どう猛に生まれ変わる。
来季のテーマは『強さ』－。夏恒例の球団イベント｢ウル虎の夏｣で着用するユニホームが、早くも決定した。
球団幹部は｢黄色がベースであるのは今年と変わりませんが、黒のラインを入れました。強さの象徴です｣と説明した。
関係者の話を総合すると上は黄で下は白。黒いラインは首もとから肩にかけて描かれている。一般的に黒は強さ、圧力を相手に感じさせる効果があるといわれる。球団サイドは金本監督とも打ち合わせを重ね、このたびＧＯサインを出したというわけだ。
今年の同イベント 6試合( 7月24日～対ＤｅＮＡ 3連戦、 7月31日～ヤクルト 3連戦)は 3勝 3敗だった。ペナントの行方を占う夏本番。ファンもレプリカユニホームを身にまとって、甲子園全体に一体感が増すイベントだけに、五分といわずに大きく勝ち越したい。そんな思いを込めた。
新政権で強さを取り戻した虎が戦うには、ピッタリの戦闘服が完成だ。
阪神が来夏に使用するサードユニホームが決定したという。これで、虎軍奮闘してくれれば言うこと無しだ！アニキのもとで来シーズンこそ全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって前進だ！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
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