覇気ない者は去れ！虎・金本監督、Ｖ奪回イヤー始動ではや戦闘モード！ドラ２坂本が４時間トレ！

　阪神は 5日、兵庫・西宮市の球団事務所で年賀式を行った。あいさつした四藤慶一郎球団社長が、今季のチームスローガン｢超変革｣を｢超変ソク｣と言い間違え、球団職員らの参加者は大爆笑。その後あいさつに立った金本知憲監督は、｢今年のスローガンは超変ソクに変更いたします。冗談ですが｣とフォローして再び大爆笑。金本監督元年は和やかなスタートになった。Ｖ奪回イヤーの幕開け、はや戦闘モードだ！　金本知憲監督(47)が 5日、西宮市の球団事務所で行われた年賀式に出席。スローガンに掲げている｢超変革｣を球団関係者に呼びかけるとともに、 2月 1日から始まる春季キャンプは、厳しいサバイバルとなることを予告した。蒸しかえる熱気に、身が引き締まる。球団関係者や報道陣ら約 150人を前に、新指揮官に“スイッチ”が入った。おとそムードは終わり。ここからは戦う集団になる－。金本監督が、力強い言葉で2016年の第一歩を踏み出した。監督就任 1年目で恒例となった年始のあいさつ。｢頼まれたのが 5分前。何をしゃべっていいやら｣とおどけていた表情から一変、熱いメッセージが会場に響くと、拍手が沸き上がった。同じ力なら年齢の若い方…ではない。戦う姿勢から変革する。さらにキャンプ中の入れ替えについても｢ありますよ、絶対｣と断言した。変革には妥協はない。激しいサバイバルから、精鋭集団を作り上げていく。
　阪神新入団の本屋敷俊介トレーナー(40)が 5日、年賀式に出席。金本監督が重視するトレーニング部門での全力サポートを誓うと、若トラの秘める高いポテンシャルに腕まくりだ。清原和博氏のリハビリを担当するなど、オリックスで培った経験を元に、敏腕トレーナーが猛虎のフィジカル強化に貢献する。
　岩貞祐太投手(24)が 5日、母校の横浜商科大學で自主トレを行った。今年の漢字に｢躍｣を選んだ左腕は、自身と同じ熊本・必由館高出身で、プロ注目の同大エース左腕、平木隆世投手( 3年)が汗を流す姿に原点回帰の思いを強め、先発ローテ入りへ勝負の 3年目に臨む。飛躍を目指す３年目に向けて、岩貞が母校・横浜商科大學のグラウンドで同期の楽天・西宮悠介投手(24)と自主トレ。今年の漢字に｢躍｣を選んだ。昨年11月に山形県出身の一般女性と結婚。地元・熊本で過ごした年末年始も休まず体幹、股関節周りを中心に、キャンプで行うウエートの基礎作りに費やした。 2シーズンで 2勝 5敗。今年こそ、の思いは誰にも負けない。昨年12月下旬まで開催された台湾でのウインターリーグでは 2勝 0敗、防御率0.53で投手部門のＭＶＰを獲得し、原点の地から大活躍を誓った2016年。岩貞が金本阪神 1年目の力になる。
　ドラフト 2位の明治大學・坂本誠志郎捕手(22)が 5日、大阪・茨木市内の履正社高校茨木グラウンドで自主トレを公開した。高校時代の岡田龍生監督(54)が矢野燿大 1軍作戦兼バッテリーコーチ(46)と同等と太鼓判を押す観察眼と視野の広さで、猛アピールを狙う。対象は野球界に留まらない。他競技のアスリートに刺激を受け、さらなる成長を図る。Ｄ 2位・坂本の武器は矢野級の観察眼。坂道ダッシュにキャッチボール、打撃練習など約 4時間の自主トレを行うと、年明け早々の“観察”を明かした。チームスローガンの超変革を地でいく柔軟性、順応能力も坂本の魅力。矢野のような正妻へ、猛アピールをかける。
　阪神が獲得を目指しているラファエル・ドリス投手(27＝タイガース)と契約合意間近であることが 5日、分かった。春季キャンプに間に合う見通しで、大筋合意しているマルコス・マテオ投手(31＝パドレス)とともに、退団した呉昇桓投手(33)の穴を埋める。記事をまとめてみました。


　球団仕事始めで笑顔を見せた、四藤慶一郎社長（左）と金本知憲監督＝阪神球団事務所

　阪神は 5日、兵庫・西宮市の球団事務所で年賀式を行った。
　あいさつした四藤慶一郎球団社長が、今季のチームスローガン｢超変革｣を｢超変ソク｣と言い間違え、球団職員らの参加者は大爆笑。
　その後あいさつに立った金本知憲監督は、｢今年のスローガンは超変ソクに変更いたします。冗談ですが｣とフォローして再び大爆笑。金本監督元年は和やかなスタートになった。


　四藤慶一郎社長(左)がスローガンを言い間違え、金本知憲監督(右)は大爆笑。シーズンでもこの笑顔が見たい＝阪神球団事務所

　Ｖ奪回イヤーの幕開け、はや戦闘モードだ！　金本知憲監督が 5日、西宮市の球団事務所で行われた年賀式に出席。スローガンに掲げている｢超変革｣を球団関係者に呼びかけるとともに、 2月 1日から始まる春季キャンプは、厳しいサバイバルとなることを予告した。
　蒸しかえる熱気に、身が引き締まる。球団関係者や報道陣ら約 150人を前に、新指揮官に“スイッチ”が入った。おとそムードは終わり。ここからは戦う集団になる－。金本監督が、力強い言葉で2016年の第一歩を踏み出した。
　｢本当にチームを変えていきたい。勝てるチームになるため、全力をあげてぶつかっていこうと思います。フロントの協力を得て、編成や裏方さんもすべて野球に対する意識を変える、勝つために変える。みなさん、よろしくお願いします！｣


　乾杯する(左から)阪神・四藤球団社長、金本監督。右端は南球団顧問＝阪神球団事務所

　監督就任 1年目で恒例となった年始のあいさつ。｢頼まれたのが 5分前。何をしゃべっていいやら｣とおどけていた表情から一変、熱いメッセージが会場に響くと、拍手が沸き上がった。
　超変革－。掲げるスローガンを具現化する 1年が始まった。｢気持ちを新たにというか。正月はゆっくりして、きょうを境に、自然にね｣。年賀式を終えると、気持ちははや“戦闘モード”。 7日には合同スタッフ会議を開き、春季キャンプ( 1軍＝沖縄・宜野座、 2軍＝高知・安芸)の人選などを進めていくが、その基準のひとつも明確だ。
　｢若手中心？　そうでもないよ。基準をどうするか。同じポジション、同じレベルなら、心情として、一生懸命に取り組んでいる方を。どっちにしようか五分五分なら、ガツガツ、やる気に満ちている方を選びたい。去年の秋季キャンプの姿勢とか、練習での覇気とか｣


　あいさつを述べる金本知憲監督＝阪神球団事務所

　同じ力なら年齢の若い方…ではない。戦う姿勢から変革する。さらにキャンプ中の入れ替えについても｢ありますよ、絶対｣と断言した。
　｢しないのが一番だろうけど。でもファームの方も活性化(させる)というか。(入れ替えで)心が痛いくらいね。『かわいそうだけど、 2軍にいってくれ』みたいな。悩ませて欲しいね｣　落とすような選手はいないが、 2軍の猛アピールを受けて、悩みながら誰かを入れ替える－。求めるのは、そんな高いレベルでの争いだ。
　｢僕は( 1軍に)多めに、紅白戦ができるくらいの人数は連れて行きたい。 2軍も試合があるのでバランスもあるけど｣
　遠征での練習試合を避ける方針だけに、紅白戦は必然と多くなる。だからこそ 1軍には多めに連れて行く。そこで自らの目で見定める。技術、体力、そして根底となる心を－。当然、覇気なき者は弾かれる。ふるい落とされていくだけだ。
　｢( 2軍になって)腐る奴は勝手に腐ればいい。腐るか、チクショウと思ってがんばるか。道は大きく変わってくる｣
　変革には妥協はない。激しいサバイバルから、精鋭集団を作り上げていく。

◆阪神・監督仕事始めあらかると◆
★2002年　星野仙一
　｢ 4年連続の最下位は、恥ずべき成績。阪神－巨人の伝統の一戦を取り戻そうというのが関西人の願い。それを背負って、決心しました｣
★2004年　岡田彰布
　｢フロントの皆様から昨年同様、力添えをもらって、我々現場も昨年同様、感動を与えるゲームをやっていきたい｣
★2009年　真弓明信
　｢新しくなる甲子園で、いい試合を見せたい。全部勝ちたい｣

　阪神新入団の本屋敷俊介トレーナーが 5日、年賀式に出席。金本監督が重視するトレーニング部門での全力サポートを誓うと、若トラの秘める高いポテンシャルに腕まくりだ。
　｢トレーニングに対する意識を変え、フィジカルを強くして、年間通して戦える土台作りをしていきたい｣
　スーツ姿で緊張気味で“所信表明”すると、好素材へ言及だ。昨年末から数度、甲子園などでの練習を見学。藤浪について｢まだ伸びていく。これからが楽しみな選手｣と話すと、横田、江越、伊藤隼の名前を挙げ｢身体能力がすごい。(糸井)嘉男のような雰囲気がある｣と高く評価した。
　清原和博氏のリハビリを担当するなど、オリックスで培った経験を元に、敏腕トレーナーが猛虎のフィジカル強化に貢献する。


　あいさつする本屋敷俊介トレーナー。清原氏を支えた男が虎に加わった

　岩貞祐太投手が 5日、母校の横浜商科大學で自主トレを行った。今年の漢字に｢躍｣を選んだ左腕は、自身と同じ熊本・必由館高出身で、プロ注目の同大エース左腕、平木隆世投手が汗を流す姿に原点回帰の思いを強め、先発ローテ入りへ勝負の 3年目に臨む。
　飛躍を目指す３年目に向けて、岩貞が母校・横浜商科大學のグラウンドで同期の楽天・西宮悠介投手と自主トレ。今年の漢字に｢躍｣を選んだ。
　｢字の通り、私生活でも大きな変化がありました。ほんとうに今年、成績を残さないといけない気持ちが、より一層強まりました｣
　昨年11月に山形県出身の一般女性と結婚。地元・熊本で過ごした年末年始も休まず体幹、股関節周りを中心に、キャンプで行うウエートの基礎作りに費やした。 2シーズンで 2勝 5敗。今年こそ、の思いは誰にも負けない。


　横浜商科大學のグラウンドで汗を流した岩貞祐太投手。原点の地から飛躍を誓った

　プロを目指して泥にまみれたかつての“自分”に心が奮い立った。ブルペンで調整中の 1人の投手に目を奪われた。自身と同じく必由館高から同大に進学した直系の後輩、平木の投球姿だった。
　｢自分がもがき苦しんだ姿をみている感じがしました。大学で頑張っていたころを思い出して、さらに頑張らないといけない、と｣
　平木は｢コントロールが悪い。冬場に体幹を強化して、変化球、球の質を上げて、リーグ戦への準備をしたい｣とがむしゃらに前に進んでいる。プロの立場上、直接指導はできないが、自身と同じ道を歩む後輩左腕へ、熱い激励を送った。
　｢プロに行きたいなら、(ここからの) 3カ月を死ぬ気で頑張れ」。強い頂点への思いは、かつての“自分”だけではなく、今の左腕にも当てはまる。原点回帰の思いを強くして、勝負の 3年目に向かう。
　｢覚悟というか、責任感があります。今年は自分の地位を確立させたい。がむしゃらにやります｣
　昨年12月下旬まで開催された台湾でのウインターリーグでは 2勝 0敗、防御率0.53で投手部門のＭＶＰを獲得し、原点の地から大活躍を誓った2016年。岩貞が金本阪神 1年目の力になる。
●岩貞祐太(いわさだ・ゆうた)：投手。1991(平成 3)年 9月 5日生まれ、24歳。熊本県出身。必由館高校から横浜商科大學を経て、2014年Ｄ 1位で阪神入団。同年 8月10日の広島戦(京セラＤ)で初登板(初先発)。同17日のＤｅＮＡ戦(横浜)で初勝利を挙げる。昨季は 5試合で 1勝 1敗 0Ｓ、防御率4.35。通算11試合で 2勝 5敗 0Ｓ、防御率4.50。左投げ左打ち。今季年俸1600万円。背番号｢１７｣。(金額は推定金額)


　自主トレを公開しキャッチボールを行う坂本誠志郎捕手＝大阪・茨木市内の履正社高校茨木グラウンド

　ドラフト 2位の明治大學・坂本誠志郎捕手が 5日、大阪・茨木市内の履正社高校茨木グラウンドで自主トレを公開した。
　午後 2時から約 4時間、精力的に汗を流した坂本は｢今年はいつも以上に強い気持ちがある。自分にプレッシャーをかけてやっていかないとこの先続かないと思う。やるべきことを 1つ 1つやっていこうと思う｣と闘志を燃やした。


　坂道をダッシュする坂本誠志郎捕手。持ち前の観察力でプロの道も駆け上がりたい

　矢野級観察力や！　阪神のドラフト 2位・坂本誠志郎捕手が 5日、大阪・茨木市内の母校・履正社高校のグラウンドで自主トレを公開した。高校時代の岡田龍生監督が矢野燿大 1軍作戦兼バッテリーコーチと同等と太鼓判を押す観察眼と視野の広さで、猛アピールを狙う。
　対象は野球界に留まらない。他競技のアスリートに刺激を受け、さらなる成長を図る。Ｄ 2位・坂本の武器は矢野級の観察眼。坂道ダッシュにキャッチボール、打撃練習など約 4時間の自主トレを行うと、年明け早々の“観察”を明かした。
　｢トッププレーヤーの技術の高さを感じたし、どういう風に取り組んでいるのか気にしながら見ていた。特にゴルフは印象に残った。追い込まれた状況での集中力がすごい｣


　現役時代の矢野燿大コーチ(左)。視野の広さでは坂本も負けていない。右は藤川球児投手

　とんねるずの 2人が、さまざまなジャンルのスポーツ選手と対決した 2日放送のＡＢＣテレビ系｢とんねるずのスポーツ王は俺だ！｣。松山英樹と石川遼という日本ゴルフ界を背負う 2人に目を奪われた。 2学年上と年齢は近いが、世界で戦う 2人の高い技術と集中力に感嘆。｢いつか自分も他の人に刺激を与えられる存在になりたい｣と目を輝かせた。
　捕手に必要な視野の広さをうかがわせた形だが、その資質に太鼓判を押したのが、履正社高校の恩師・岡田監督だ。
　｢彼の観察力、視野の広さというのは、30年近く(指導を)やっているけど、なかなかいない。捕手に一番必要なものを持ち合わせている｣と話すと、かつて桜宮高でコーチとして指導した矢野作戦兼バッテリーコーチの高校時代と比較した。


　自身が出場した｢選抜高校野球｣の記念モニュメントの前でポーズをとる坂本誠志郎捕手＝大阪・茨木市内の履正社高校茨木グラウンド

　｢運動能力は矢野の方が上だけど、捕手としての視野は矢野と同等レベル。Ｔ(－岡田、オリックス)ほどホームランを打てないし、山田(ヤクルト)ほど足も速くないけど、彼らにはないものを持っている。考える力がある｣と、履正社ＯＢを引き合いに高く評価した。
　プロという未知の世界で多くのことを体感し、観察し、吸収する。高い“アンテナの感度”が成長を止めない。
　｢沖縄で気づいたことの方が、より自分のためになると思う。そっち(沖縄)に行くだけの準備をしたい｣
　チームスローガンの超変革を地でいく柔軟性、順応能力も坂本の魅力。矢野のような正妻へ、猛アピールをかける。

★年末に山田と合同トレ
　“原点”からの再出発だ。坂本は｢僕の野球人生の中で高校３年間は大きかった。もう一度自分を見つめ直して野球をやりたい｣という思いから、慣れ親しんだグラウンドを練習場所に選んだ。昨年12月27日にはヤクルト・山田と同校で一緒に汗を流し、年末年始は実家のある兵庫県内で体を動かすなど、新人合同自主トレへ向けて準備。｢野球に集中できる環境に入っていけるのは楽しみ。自分自身にも期待している｣と、入寮後の野球漬けの生活を心待ちにしている。

　阪神が獲得を目指しているラファエル・ドリス投手と契約合意間近であることが 5日、分かった。春季キャンプに間に合う見通しで、大筋合意しているマルコス・マテオ投手とともに、退団した呉昇桓投手の穴を埋める。

　今年こそ夢をつかめ！アニキのもとで来シーズンこそ全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって前進だ！
　ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！


　2015年順位表


　2015年対戦表


　クライマックスシリーズ ファイナルステージ


　日本シリーズ 2015 日程



　｢プレミア１２｣ 1次ラウンド順位表


　準決勝トーナメント


　侍ジャパン日本代表メンバー


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