10日阪神甲子園球場で阪神-巨人が行われる予定だったが、雨天中止となり、阪神は甲子園室内で練習。金本知憲監督(48)がドラフト 1位・高山俊外野手(23=明治大學)にじっくりと打撃指導を施した。調子が下降気味のゴールデンルーキーを再生させ、11日の同戦から打って、打って、打ち勝つ!高山がケージに入る前と、入った後、 2度に渡って、身ぶり手ぶりの直接指導を施した。今週は 5試合しかなく「やりたかった」と中止を残念がったが、その分、じっくり指導できたことにうなずいた。差し込まれるから、左肘がしっかり入る前にヘッドが回り出す。バットが遠回りしてドアスイングになり、ムチのようにしならない、ボールを押し込めないわけだ。 4月24日のマツダスタジアムでは、指導直後に右翼へ特大 2号。土台があるからこそ、教えればできる選手なのは、わかっている。そんな指揮官の指導に本人も意欲十分。高山が 1番で 1回に安打を打てば、 8連勝中。 4試合連続 6安打以下の打線に火をつけるのは、やはりこの男だ。11日は“村山実デー”だ。G倒に執念を燃やしたミスタータイガース。「タイガースの投手で、生え抜き、一筋では一番の人でしょ」。ふがいない試合はできない。高山を旗頭に、打って巨人を倒す。雨の 1日を、実りに変える。
巨人戦(甲子園)が雨天中止となった10日、先発ローテーションを再編する運びとなった。この日先発予定だった藤浪晋太郎投手(22)はスライド登板せず、13日からのDeNA 3連戦(横浜)でカード頭を託されるもようだ。より納得いくまで、修正できる。先発予定試合が雨で流れても、藤浪は冷静に受け止めた。雨が屋根を打つ室内練習場でキャッチボール、シャトルラン、打撃練習などで汗を流した。投球フォームを修正中で、足を上げた際に前屈みになって“お辞儀”をしないようにするなど、昨季好調時のフォームに戻そうと取り組んでいる。この雨天中止を、さらに修正を進める時間としたい。11日の巨人戦(甲子園)には予定通りメッセンジャーが先発。開幕から週頭を託された藤浪は、13日からのDeNA 3連戦(横浜)でカード頭に回る見込み。これからは“金曜の男”になる。19日の 3戦目には藤川が回るとみられる。 7日のヤクルト戦(甲子園)で 3回 5安打 5失点と振るわなかったが、中11日と万全の調整を経て先発できそうだ。
原口文仁捕手(24)が巨人の胸を借りる。10日の巨人戦(甲子園)は雨天中止になり、室内練習場でフリー打撃などを行った。 6試合連続先発マスクをかぶっている。正捕手を目指す立場だが「準備をしっかりして、時間があるときに捕手として打ち合わせをしたり、相手の傾向を見たりしたい」と気を引き締めた。11日はプロ初の巨人戦でのスタメンマスクが濃厚。原口文仁捕手が10日、11日の巨人戦(甲子園)での必勝を誓った。「永久欠番デー11」として、故村山実氏(満61歳没)の「生誕80周年」を記念し行われる一戦。育成枠からはい上がったシンデレラボーイだが、宿敵を前に沸き上がる気持ちは先人と同じ。「特に巨人は倒したいという気持ちが強い」と熱い思いを吐き出した。つい最近まで育成契約だったとはいえ、原口の魂はレジェンドと同じだった。タテジマに袖を通した瞬間から、G倒に燃える熱い血が流れている。帽子には「11」の刺しゅうが刻まれる。「永久欠番デー11」として、「打倒巨人」を地で行った背番号「11」、故村山実氏の魂とともに戦うのだ。原口はG戦では初のスタメン出場となるこの一戦に、並々ならぬ思いで臨む。G倒への心意気はすでに、今の虎戦士の中でも屈指だ。“村山魂”でこの 1戦を取りにいく。
北條史也内野手(21)、巨人・田口麗斗投手(20)に警戒心!北條は、11日にスライド先発する巨人・田口と2014年の「U-21侍ジャパン」で一緒に戦った仲だ。 1学年後輩の左腕について話した後、警戒心を強めた。
田面(たなぼ)巧二郎投手(25)が10日、プロ 4年目で初めて 1軍に合流した。 4月15日に支配下選手登録された右腕について、掛布雅之 2軍監督が「秘密兵器だよ」と話せば、金本知憲監督も「第 2の原口」と期待を込めた。巨人戦(甲子園)が行われる11日に出場選手登録される見込みだ。言葉の端々に熱い思いがこもっていた。田面がいざG斬りへ。掛布 2軍監督の秘蔵っ子がついに 1軍昇格を果たす。2013年ドラフト 3位で入団。昨年11月に育成契約となったが、 4月15日に支配下登録を勝ち取った。 4月10日のウエスタン・中日戦(四日市)では顔面に打球が直撃してもなんの。そのまま 1回 1/3を投げたど根性右腕だ。掛布 2軍監督は寡黙で練習熱心な姿勢を高く評価。初采配となる安芸キャンプ中の 2月11日、韓国・ハンファとの練習試合(安芸)など節目に迷わず先発に指名していたのがこの男だ。 4日のウエスタン・広島戦(甲子園)ではプロ入り後最速の 150キロをマークするなど、絶好調のまま 1軍の舞台に上がる。遠回りしてつかんだ大チャンス。手放してなるものか!! 燃えている。
掛布雅之 2軍監督(61)が10日、 2軍に降格した江越大賀外野手(23)の“V字回復”に太鼓判を押した。 3月にも同様の不振で 2軍落ちしたが、開幕 1軍入りをアシスト。今回も壁にぶち当たる若虎を上昇気流に乗せる。この日のウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)は雨天中止となり、チームは甲子園室内で調整した。問題は結果を求めすぎて上体が突っ込むこと。下半身主導の打撃を思い出させ、不振から脱するきっかけを作る。同様の“症状”は 3月のオープン戦期間中にもあり、 2軍降格後はミスタータイガースのもとで復調。開幕 1軍に滑り込んでいた。「上がほしい選手」と評する若虎を背番号「31」が心身ともに鍛え、整えていく。
キャンプイン直前にウエートトレで右肩を痛めてリハビリ生活を続けていた伊藤隼太外野手が10日から 2軍本隊に合流する。D 1位・高山俊外野手、D 6位・板山祐太郎外野手(22=亜細亜大學)ら同ポジションの若虎が続々と出てきているだけに巻き返したい。
阪神と阪神甲子園球場は10日、 6月15、16日のオリックス戦(18時・甲子園)で台湾デーを開催すると発表した。記事をまとめてみました。
<阪神-巨人=雨天中止>◇10日◇阪神甲子園球場
雨降って“打”固まる-。10日の阪神-巨人(甲子園)は雨のため中止となり、阪神は甲子園室内で練習。金本知憲監督がドラフト 1位・高山俊外野手にじっくりと打撃指導を施した。調子が下降気味のゴールデンルーキーを再生させ、11日の同戦から打って、打って、打ち勝つ!
これも“雨の恵み”か。練習開始直後の午後 2時30分、中止が早々に決まると、金本監督が動いた。室内でのフリー打撃。高山がケージに入る前と、入った後、 2度に渡って、身ぶり手ぶりの直接指導を施した。
ドラフト 1位・高山俊外野手(左)に打撃指導を行う金本知憲監督。雨天中止を機に、内角克服に動いた=阪神甲子園球場室内練習場
「そりゃあ(本人も)今のでいいとは思っていないよね。ポイント? いろいろよ。よく、バットを折るから」
今週は 5試合しかなく「やりたかった」と中止を残念がったが、その分、じっくり指導できたことに「まあね、ある意味」とうなずいた。
時間にして数分ながら中身は濃い。左肘の入れ方や右肘のリード。つまり腕の使い方だ。 3、 4月の月間打率 0.272から、 5月は 0.190。厳しい内角への攻めで調子を狂わされている。
「タイミングが遅いから全部、内角(の球)に差し込まれる。それを無理に打つからね。バットが折れるのは、タイミングとバットの軌道よ」
内角を攻められ、窮屈そうにバットを出す高山俊外野手
差し込まれるから、左肘がしっかり入る前にヘッドが回り出す。バットが遠回りしてドアスイングになり、ムチのようにしならない、ボールを押し込めないわけだ。
「広島でいいホームランを打ったけど。ヘッドをきかせて押し込んで。あれ以来、出ていない。忘れたんでしょう」
ジョーク混じりに話したが、 4月24日のマツダスタジアムでは、指導直後に右翼へ特大 2号。土台があるからこそ、教えればできる選手なのは、わかっている。
「一番難しいのは回転軸を教えることだけど、高山は軸という部分では完成されているから。あとはバットの出し方と、タイミングと、慣れ」
3点を挙げると「テークバックの時に、しゃがみ込んでしまうから、目線が狂っている」と、すぐに修正可能な1ポイントも付け加えた。
高山俊外野手は差し込まれ、バットを折られることも多かった
「いくらいい選手でも 1年目だから。迷っていい。長い目で見てね」
そんな指揮官の指導に本人も「バットの出し方です。肘もそうですしグリップも。腕の使い方とか。内角攻め? どのみち打たなければいけないボールですから」と意欲十分。高山が 1番で 1回に安打を打てば、 8連勝中。 4試合連続 6安打以下の打線に火をつけるのは、やはりこの男だ。
前回の甲子園での伝統の一戦は 2敗 1分に終わった。「やっぱり打たないとね、とにかく。打って打って、走って、勢いをつけていかないと」と語気を強めた金本監督。しかも11日は“村山実デー”だ。G倒に執念を燃やしたミスタータイガース。「映像しか見たことはないが、タイガースの投手で、生え抜き、一筋では一番の人でしょ」。ふがいない試合はできない。高山を旗頭に、打って巨人を倒す。雨の 1日を、実りに変える。
先発が流れた藤浪晋太郎投手(左)は岩貞祐太投手、藤川球児投手(右)と室内で調整=阪神甲子園球場室内練習場
阪神は巨人戦(甲子園)が雨天中止となった10日、先発ローテーションを再編する運びとなった。この日先発予定だった藤浪晋太郎投手はスライド登板せず、13日からのDeNA 3連戦(横浜)でカード頭を託されるもようだ。
より納得いくまで、修正できる。先発予定試合が雨で流れても、藤浪は冷静に受け止めた。
「きょうに合わせていたのは事実ですけど、(間が空いて)難しいというよりは、普通にやるだけです」
雨が屋根を打つ室内練習場でキャッチボール、シャトルラン、打撃練習などで汗を流した。投球フォームを修正中で、足を上げた際に前屈みになって“お辞儀”をしないようにするなど、昨季好調時のフォームに戻そうと取り組んでいる。この雨天中止を、さらに修正を進める時間としたい。
キャッチボールを行う藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場室内練習場
11日の巨人戦(甲子園)には予定通りメッセンジャーが先発。開幕から週頭を託された藤浪は、13日からのDeNA 3連戦(横浜)でカード頭に回る見込み。これからは“金曜の男”になる。
14日は岩貞、15日は能見の先発が濃厚。次週17日からの中日 3連戦(甲子園)は、初戦を中 5日でメッセンジャーに託すとみられる。18日の 2戦目は、 4日の同カード(ナゴヤD)で 7回 3安打無失点の好投を見せ、プロ初勝利を挙げた横山を再登録し先発させる見込みだ。
19日の 3戦目には藤川が回るとみられる。 7日のヤクルト戦(甲子園)で 3回 5安打 5失点と振るわなかったが、中11日と万全の調整を経て先発できそうだ。
金本知憲監督(左)が見守る前で打撃練習する原口文仁捕手=阪神甲子園球場室内練習場
原口文仁捕手が巨人の胸を借りる。10日の巨人戦(甲子園)は雨天中止になり、室内練習場でフリー打撃などを行った。 6試合連続先発マスクをかぶっている。
正捕手を目指す立場だが「準備をしっかりして、時間があるときに捕手として打ち合わせをしたり、相手の傾向を見たりしたい」と気を引き締めた。
11日はプロ初の巨人戦でのスタメンマスクが濃厚。「どの打者とかはなく、ゼロに抑えることを目標にやっていきます」と話した。
甲子園室内で打撃練習をする原口文仁捕手。G倒へ“村山魂”むき出しで臨む=阪神甲子園球場室内練習場
原口文仁捕手が10日、11日の巨人戦(甲子園)での必勝を誓った。「永久欠番デー11」として、故村山実氏の「生誕80周年」を記念し行われる一戦。育成枠からはい上がったシンデレラボーイだが、宿敵を前に沸き上がる気持ちは先人と同じ。「特に巨人は倒したいという気持ちが強い」と熱い思いを吐き出した。
普段はマスクの奥に隠している情熱を、むき出しにした。つい最近まで育成契約だったとはいえ、原口の魂はレジェンドと同じだった。タテジマに袖を通した瞬間から、G倒に燃える熱い血が流れている。
故村山実氏
「もちろん。特に巨人は倒したいという気持ちが強いです」
はっきり言い切った。 4月27日に支配下登録され、即初出場を果たしたのも巨人戦(甲子園)。腰痛や骨折など度重なるけがを乗り越え、同日に勢いのままプロ初安打を放ち、翌28日には 1点を追う 9回に値千金の同点犠飛を放った。埼玉県出身で、幼いころは阿部慎之助にあこがれた男が、プロ 7年目にしてたどり着いた伝統の一戦で、まばゆい輝きを放った。
そのカードはあまりに突然の昇格で自身のユニホームが間に合わず、山田 2軍バッテリーコーチの背番号「82」のユニホームを着用したが、今回は自前で挑める。そして帽子には「11」の刺しゅうが刻まれる。「永久欠番デー11」として、「打倒巨人」を地で行った背番号「11」、故村山実氏の魂とともに戦うのだ。
岩貞祐太投手(中)、横山雄哉投手(右)と談笑する藤川球児投手=阪神甲子園球場室内練習場
原口はG戦では初のスタメン出場となるこの一戦に、並々ならぬ思いで臨む。 7、 8日はヤクルト戦(甲子園)に連敗。直近 6戦連続フル出場でマスクをかぶり続けているが、試合に出るにつれ捕手としての反省点も多く浮かんでくる。「準備をするためにいつでも(投手と)コミュニケーションを取れるようにしていきたい。打ち合わせとかは継続してやっていきたい」と力を込める。悩んで悩み抜いて宿敵Gを封じることで、未来が開ける。
坂本、長野らは好調だが「抑えることができたら点が入らなくなると思う。ゼロに抑えられることを目標にやっていきます」と力強く言い切った。G倒への心意気はすでに、今の虎戦士の中でも屈指だ。“村山魂”でこの 1戦を取りにいく。
キャッチボールを行う横山雄哉投手=阪神甲子園球場室内練習場
★「永久欠番デー11」
11日の阪神-巨人(甲子園)で「永久欠番デー11」を実施。故村山実氏の「生誕80周年」を記念して永久欠番「11」を帽子に刺繍し、選手、監督、コーチが着用。来場者全員に村山氏直筆の座右の銘「道一筋」がプリントされたオリジナルタオルをプレゼントする(試合開始 1時間20分後までに入場した人が対象)。
◆村山実とは
兵庫・住友学園工業高校から関西大學を経て、1959年に巨人を蹴って阪神に入団。「ザトペック投法」で打倒巨人に燃え、天覧試合だった1959年 6月25日の巨人戦(後楽園)で、終生ライバル視した長嶋茂雄に打たれたサヨナラ本塁打について最期まで「あれはファウル」と譲らなかった。最多勝を 2度、最優秀防御率、沢村賞を各 3度獲得。1970年から選手兼任監督を務め、1972年の引退とともに退任。通算成績は 222勝 147敗、防御率2.09、2271奪三振。1988、1989年にも阪神で指揮を執った。1993年に野球殿堂入り。1998年に61歳で死去。
北條史也内野手、巨人・田口麗斗投手に警戒心! 北條は、11日にスライド先発する巨人・田口と2014年の「U-21侍ジャパン」で一緒に戦った仲だ。「台湾で一緒にやりました。おもしろいヤツですよ」と、 1学年後輩の左腕について話した後、「コントロールがいいしキレもある」と10日、警戒心を強めた。 8日のヤクルト戦(甲子園)でプロ初の猛打賞。 3塁守備でも成長の跡がみられるが、「気を抜いたらダメなので。野球にまだ手応えはないです」と、必死さを強調していた。
田面巧二郎投手が10日、プロ 4年目で初めて 1軍に合流した。 4月15日に支配下選手登録された右腕について、掛布雅之 2軍監督が「秘密兵器だよ」と話せば、金本知憲監督も「第 2の原口」と期待を込めた。巨人戦(甲子園)が行われる11日に出場選手登録される見込みだ。
言葉の端々に熱い思いがこもっていた。田面がいざG斬りへ。掛布 2軍監督の秘蔵っ子がついに 1軍昇格を果たす。
「(掛布 2軍監督からは)『思い切りやってこいよ』と言われました。(巨人戦は)テレビで見る機会が多い。攻めていけるようにしたいです」
2013年ドラフト 3位で入団。昨年11月に育成契約となったが、 4月15日に支配下登録を勝ち取った。 1メートル79、89キロのガッチリとした体形。入団時には“藤川2世”と称された最速 151キロのストレートに加えて、フォーク、スライダー、カーブなど変化球も多彩に操る。 4月10日のウエスタン・中日戦(四日市)では顔面に打球が直撃してもなんの。そのまま 1回 1/3を投げたど根性右腕だ。
1軍に合流した田面巧二郎投手。掛布雅之 2軍監督の「秘密兵器」がベールを脱ぐ=阪神甲子園球場室内練習場
「投げることが多くなったので、感覚がよくなった。そのおかげでスピードが上がったと思います」
掛布 2軍監督は寡黙で練習熱心な姿勢を高く評価。初采配となる安芸キャンプ中の 2月11日、韓国・ハンファとの練習試合(安芸)など節目に迷わず先発に指名していたのがこの男だ。 4日のウエスタン・広島戦(甲子園)ではプロ入り後最速の 150キロをマークするなど、絶好調のまま 1軍の舞台に上がる。
まな弟子の 1軍昇格。 9日に61歳の誕生日を迎えたばかりの掛布 2軍監督は「秘密兵器だよ。マウンドに上がって結果を出せば、61歳のいいスタートになる」と熱いエール。中継ぎでの起用になるが、金本監督も「第 2の原口でね、支配下から一気に、いいポジションで投げられる投手になってほしいよね。原口みたいにいってほしい」と活躍に期待を込めた。
4月27日に支配下登録になった原口が当日の巨人戦(甲子園)に代打で即試合出場。プロ初安打をマークするとそこから一気にスタメンの座を勝ち取った。この日はキャッチボールやブルペンなどで調整した田面も原口ロードを歩む覚悟だ。
「(原口とは)ファームで一緒に組んだこともあった。抑えられたいいですね」。遠回りしてつかんだ大チャンス。手放してなるものか!! 燃えている。
◆田面巧二郎(たなぼ・こうじろう)アラカルト
★生まれ:1990(平成 2)年12月 9日生まれ、25歳。群馬県出身
★球 歴:桐生商業高校から日産自動車に入社。野球部休部により、JFE東日本に移籍。2012年の都市対抗野球 4強進出に貢献。2013年D 3位で阪神入団。2014年オフに育成で再契約し、今年 4月15日に支配下登録された
★俊敏性:掛布 2軍監督から「タマキ!」と呼ばれ、すかさず「田面です!」と返す。かつて背番号「97」をつけていた玉置隆投手(現新日鉄住金鹿島)にかけた、師匠と弟子のやり取り
★名 字:珍しい名字について本人は「正確な由来はわかりませんが(出身が)田舎の方なので、田んぼとかそういうのかなと思います」
★趣 味:音楽鑑賞。お気に入りアーティストはケツメイシ
フリー打撃をする江越大賀外野手。掛布雅之 2軍監督(左)の復活プランが始まった=阪神甲子園球場室内練習場
掛布雅之 2軍監督が10日、 2軍に降格した江越大賀外野手の“V字回復”に太鼓判を押した。 3月にも同様の不振で 2軍落ちしたが、開幕 1軍入りをアシスト。今回も壁にぶち当たる若虎を上昇気流に乗せる。この日のウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)は雨天中止となり、チームは甲子園室内で調整した。
リベンジの機会は思ったより早く訪れるかもしれない。掛布2軍監督が甲子園室内で江越をチェックし、明るい見通しを示した。
「そんなに悪い状態じゃない。開幕前にいろいろやりましたので、それと同じ形で戻っていくと思いますよ。僕はそんなに心配していないですよ」
ランニングをする江越大賀外野手=阪神甲子園球場室内練習場
問題は結果を求めすぎて上体が突っ込むこと。下半身主導の打撃を思い出させ、不振から脱するきっかけを作る。同様の“症状”は 3月のオープン戦期間中にもあり、 2軍降格後はミスタータイガースのもとで復調。開幕 1軍に滑り込んでいた。
背番号「25」はこの日の指導を「『左膝が伸びてしまうので、柔らかく使え』といわれました。( 3月の指摘と)一緒ですね」と明かした。“復習”をこなして状態をあげていく構えだ。
さらに、将は心のゆとりの大切さを「乗用車のようなハンドルの“遊び”があればいいんじゃないの?」と独特の表現で説いた。「上がほしい選手」と評する若虎を背番号「31」が心身ともに鍛え、整えていく。
キャンプイン直前にウエートトレで右肩を痛めてリハビリ生活を続けていた伊藤隼太外野手が10日から 2軍本隊に合流する。大卒 5年目の今季に向けて定位置獲りを公約に掲げていたが、まさかのアクシデント発進。D 1位・高山俊外野手、D 6位・板山祐太郎外野手ら同ポジションの若虎が続々と出てきているだけに巻き返したい。
阪神と阪神甲子園球場は10日、 6月15、16日のオリックス戦(18時・甲子園)で台湾デーを開催すると発表した。台湾映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」で主演を務めた永瀬正敏が始球式を務め、球場内外で台湾観光協会のゆるキャラが来場、ガラポン抽選会、台湾出身の来場者にはプレゼントキャンペーンを行う。
<阪神-巨人>◇11日◇阪神甲子園球場
18時開始予定。予告先発は阪神がメッセンジャー、巨人が田口。
打てん中止!いや、雨天中止で休みとなり、トレーニングに良い日となったようですね。全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2016年 公式戦順位表
※知らないうちに、竜が昇り龍を始めていた!
※阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュースを配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!
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2016年阪神甲子園球場・京セラドーム大阪開催公式戦の入場券ただいま発売中!)
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