28日東京ドームで巨人-阪神 9回戦が行われ、巨人は今村、阪神は岩崎の両左腕が先発。巨人は 3回二死 2塁で北條の適時失策、長野の適時打で 2点を先制した。阪神が 9回、原口、ヘイグの連続ソロ本塁打で追加点を挙げた。岩崎が今季初勝利。巨人は10年ぶりの 7連敗を喫した。
マット・ヘイグ内野手(30)が同点打を決めた。 4回、 1点差に迫り、なおも一死 1、 3塁から左翼線適時 2塁打。
新井良太内野手(32)が勝ち越し打を放った。同点に追いついた直後の 4回一死 2、 3塁で今村から右前 2点打。耳をつんざくような大歓声が沸き上がる。やったぞ! 新井が 1塁上で右こぶしを突き上げた。 3回まで無安打と眠っていた虎打線が 4回に爆発。今村に襲いかかり、 4連打で 4点だ。守備力にある程度、目をつぶる形で攻撃型オーダーを組んだ金本采配を的中させた。ヘイグ、北條に 3塁の開幕 1軍の座を奪われた。 4月24日に昇格後は代打要員。試合中、何度も何度も体を作ることを求められた。好球必打も絶対条件。練習の合間をうまく利用して福留、鳥谷、狩野ら経験豊富な先輩を質問攻めにした。交流戦開幕となる31日の楽天戦(コボスタ宮城)など、パ・リーグ主催試合ではDHもある。良太の季節がやってくる。大暴れするしかない。
原口文仁捕手(24)が巨人戦(東京D)の 9回、 5号ソロを放った。その裏、 2点を追い上げられたことを思えば、値千金弾。 4回にも反撃のノロシとなる適時打で、チームの貯金「2」と 2位浮上に貢献した。大きな一発が、大きな追加点になった。原口が値千金の5号ソロ。支配下再登録、即出場から 1カ月あまり。あこがれ続けた東京ドームで、夢見心地のベース一周だ。 4- 2の 9回先頭。巨人・宮国の高め直球を振り抜いた。打球は左翼席へ一直線。ヘイグも 2者連続弾で続き 4点差。その裏、 2点を追い上げられたことを思えば、実に貴重な追加弾だった。 0- 2の 4回にも右前適時打で反撃のノロシ。 5番抜てきに応え続ける 3打数 2安打 2打点。チームも 2連勝で、 5月 6日以来の 2位に浮上だ。 2年間替えていなかったプロテクター一式が、 5月 3日からスタメンマスクを譲らなかったことで、替えどきが近づいていた。いきなり汚れるのは…と、ためらいもあったが、最後は決めた。謙虚だが頼もしく、力強い打撃でもチームの中心に座る。原口とともに、虎ももっともっと上を目指す。
岩崎優投手(24)が 6回 2/3を投げ 4安打 2失点(自責 0)と踏ん張り、今季初勝利を挙げた。 3回に北條の失策、自身の暴投が絡んで先行を許したが、その後は踏ん張り試合を作った。 7回二死 2塁。重信にフルカウントから 123球目が外れた瞬間、岩崎はまるでサヨナラ打を浴びたようにマウンドにしゃがみこんだ。これが先発としての責任感。今季初勝利はローテ定着への強い決意がにじみ出た。昨年 9月22日(東京D)以来 2度目の巨人戦登板で、自身初のG倒。だが、 7回を振り返り、悔しさをにじませた。同じ 3年目の25歳、同級生左腕だ。ドラフト 1位の岩貞(岩崎は 6位)に負けるな、お前もやってくれ-。ライバル心をもくすぐるアニキの猛ゲキに、応えないわけにはいかなかった。球速 140キロ前後も、切れのある真っすぐでG打線を封じた。 3回には北條の失策から不運な先制点を与えたが、そこから踏ん張った。直後の 4回に味方が逆転すると、丁寧にゼロを並べた。今季初登板の前回21日の広島戦(甲子園)での 6回 1失点に続く好投。期待に応えた25歳に、金本監督も目を細めた。岩貞、岩崎で伝統の一戦に連勝。若き同期コンビがローテに定着すれば、こんな頼もしいことはない。記事をまとめみてました。
<巨人 4- 6阪神、 9回戦>◇28日◇東京ドーム
巨人は今村、阪神は岩崎の両左腕が先発。巨人は 3回二死 2塁で北條の適時失策、長野の適時打で 2点を先制した。
阪神は 4回、原口、ヘイグ、新井の 3連続適時打を含む 4連打で 4得点を奪い、一気に逆転。先発岩崎は 4回以降、無失点。
阪神が 9回、原口、ヘイグの連続ソロ本塁打で追加点を挙げた。岩崎が今季初勝利。巨人は10年ぶりの 7連敗を喫した。
9回表阪神無死、 2者連続となる左越え本塁打を放ったマット・ヘイグ内野手(手前)を迎える岩崎優投手=東京ドーム
マット・ヘイグ内野手が同点打を決めた。
4回、 1点差に迫り、なおも一死 1、 3塁から左翼線適時 2塁打。
「打ったのはフォーク。 1打席目はボール球のフォークに手を出してしまったから、ゾーンを上げていこうという意識で打席に入ったんだ。 1打席目はやられてしまったけれども、その反省を生かすことができた打席だったね」と振り返った。
4回表阪神一死 1、 3塁、今村から左適時 2塁打を放ったマット・ヘイグ内野手=東京ドーム
新井良太内野手が勝ち越し打を放った。
同点に追いついた直後の 4回一死 2、 3塁で今村から右前 2点打。
「打ったのはストレート。チャンスだったので積極的にいこうと思っていました。いいところで打ててよかったです」と冷静に振り返った。
4回表阪神一死 2、 3塁、新井良太内野手は右前適時打を放ち一塁上でガッツポーズを見せた=東京ドーム
耳をつんざくような大歓声が沸き上がる。やったぞ! 新井が 1塁上で右こぶしを突き上げた。 3回まで無安打と眠っていた虎打線が 4回に爆発。今村に襲いかかり、 4連打で 4点だ。
「すごくうれしいです。みんながつないでくれて、その流れのままでした。三振と内野フライだけはしないように心がけていました。詰まりましたが、よかったです」
猛虎祭りは 0- 2の 4回一死 1塁から幕を開けた。ゴメスの右前打に続き原口が右前適時打、さらにヘイグが左翼線に同点 2塁打。押せ押せの雰囲気の一死 2、 3塁で新井が初球直球を逆らうことなく右方向に運んだ。 2走・ヘイグも生還。 5月14日のDeNA戦(横浜、左翼)以来今季 2度目のスタメン出場で決勝打。守備力にある程度、目をつぶる形で攻撃型オーダーを組んだ金本采配を的中させた。
新井良太内野手は 4回、スタメン起用に応えて勝ち越しのタイムリーを放った=東京ドーム
「(スタメンと代打での違いは)関係ないと思います。試合に出してもらっているので、チームに貢献できるように。これからも準備を怠らずにやっていきたいです」
ヘイグ、北條に 3塁の開幕 1軍の座を奪われた。 4月24日に昇格後は代打要員。試合中、何度も何度も体を作ることを求められた。好球必打も絶対条件。練習の合間をうまく利用して福留、鳥谷、狩野ら経験豊富な先輩を質問攻めにした。狩野は新井の姿勢を「対戦した投手の印象を話したりね。お互い、いい方向に進めたらいいなと思う。俺が良太に教えてもらうこともある」と評する。持ち前の明るさ、人なつっこさ、真剣さで技術をどんどん吸収していった。
7回、安打を放った新井良太内野手=東京ドーム
甲子園でのナイター時でも昼前からグラウンドに出て、黙々とポール間を走る。研究して、準備を怠らない。日々の努力が実を結んだ。
「(打撃では)もっともっと精度を上げてやっていきたいです。とにかくあす(29日)はすごく大事。切り替えて、また頑張ります」
交流戦開幕となる31日の楽天戦(コボスタ宮城)など、パ・リーグ主催試合ではDHもある。良太の季節がやってくる。大暴れするしかない。
原口文仁捕手は 9回、 5号ソロを放った。結果的に値千金弾となった=東京ドーム
原口文仁捕手が巨人戦(東京D)の 9回、 5号ソロを放った。その裏、 2点を追い上げられたことを思えば、値千金弾。 4回にも反撃のノロシとなる適時打で、チームの貯金「2」と 2位浮上に貢献した。宿敵相手に東京ドームで連勝するのは、2014年以来 2年ぶり。さあ、29日も勝って 3連勝といくで!
大きな一発が、大きな追加点になった。原口が値千金の5号ソロ。支配下再登録、即出場から 1カ月あまり。あこがれ続けた東京ドームで、夢見心地のベース一周だ。
「うれしいですね。どこまで行ったかは見ていないですけど、感触はよかったです」
4回、適時打を放った原口文仁捕手=東京ドーム
4- 2の 9回先頭。巨人・宮国の高め直球を振り抜いた。打球は左翼席へ一直線。ヘイグも 2者連続弾で続き 4点差。その裏、 2点を追い上げられたことを思えば、実に貴重な追加弾だった。
チームは非常事態だった。守護神マテオが右肩関節炎でこの日、登録抹消。 9回裏に藤川が 2点差に迫られ、金本監督は『え~っ、なぜいつもこうなるんだろう』というね。いつも最後の最後までわからない展開になるんでね」と苦笑いしながら「どうしてもあと 1点ほしかったんですが、本当にうまくね、ホームラン 2本で」と称えた。
4回、適時打を放った原口文仁捕手=東京ドーム
0- 2の 4回にも右前適時打で反撃のノロシ。 5番抜てきに応え続ける 3打数 2安打 2打点。チームも 2連勝で、 5月 6日以来の 2位に浮上だ。
前日27日のカード初戦で原口は、いつになく硬い表情で東京ドームに入った。「緊張しているんです…。僕にとってはここが聖地だから。何回も連れてきてもらったので」。小学生のころは父・秀一さんに連れられ、何度も埼玉の実家から観戦に来た。けがもあってプロ入り後はなかなかたどり着けなかった。 7年目でようやくあこがれのグラウンドを踏んだ。
松井秀喜や阿部慎之助のファンだった。ずっと見てきたから、G戦への思い入れも人一倍。雨天中止から一夜明けた 5月11日の巨人戦(甲子園)前に、悩んでいた。
「新しいキャッチャー道具をおろしたいんですけど、思ったより土が濡れていて、緩いですね。どうしようかな…」
9回、ソロ本塁打を放った原口文仁捕手(中央)を出迎える金本知憲監督(左)=東京ドーム
2年間替えていなかったプロテクター一式が、 5月 3日からスタメンマスクを譲らなかったことで、替えどきが近づいていた。いきなり汚れるのは…と、ためらいもあったが、最後は決めた。
「きょうは巨人戦ですしね。全国放送ですかね? よし、新しいので行こう!」
捕手ができる喜びを誰より知る男は、巨人戦にピカピカの防具で飛び出して行った。
宿敵撃破と聖地巡礼も済ませ、捕手としてもG戦連勝に導いた。 5月の月間成績は打率 0.403(72打数29安打)、17打点、 5本塁打。育成枠を経験した野手では史上初となる月間MVPを、シンデレラボーイが本当に手中に収めてしまう。
「(打順は)どこでも関係なく、チャンスで回ってきたら打ちたいですし( 5番も)全然、やることは変わらないです」
謙虚だが頼もしく、力強い打撃でもチームの中心に座る。原口とともに、虎ももっともっと上を目指す。
7回途中まで投げ 2失点と力投した阪神先発の岩崎優投手=東京ドーム
岩崎優投手が 6回 2/3を投げ 4安打 2失点(自責 0)と踏ん張り、今季初勝利を挙げた。
3回に北條の失策、自身の暴投が絡んで先行を許したが、その後は踏ん張り試合を作った。プロ 3年目で巨人戦初勝利を挙げた左腕は「あとを投げたリリーフの方に感謝です。もっと長いイニングを投げられるように次、頑張ります」と頭を下げた。
岩崎優投手は七回途中にピンチを招いて降板も、 4安打 2失点と試合を作った=東京ドーム
7回二死 2塁。重信にフルカウントから 123球目が外れた瞬間、岩崎はまるでサヨナラ打を浴びたようにマウンドにしゃがみこんだ。これが先発としての責任感。今季初勝利はローテ定着への強い決意がにじみ出た。
「絶対に投げきりたかったです」
昨年 9月22日(東京D)以来 2度目の巨人戦登板で、自身初のG倒。だが、 7回を振り返り、悔しさをにじませた。
意気に感じていた。岩貞が完封勝利を挙げた前日27日の試合後、金本監督は「これであした(28日)岩崎が何を感じて投げてくれるか。岩崎もチームに本当に必要な投手だから」と名指しで熱い言葉を口にしていた。
同じ 3年目の25歳、同級生左腕だ。ドラフト 1位の岩貞(岩崎は 6位)に負けるな、お前もやってくれ-。ライバル心をもくすぐるアニキの猛ゲキに、応えないわけにはいかなかった。
阪神先発の岩崎優投手=東京ドーム
球速 140キロ前後も、切れのある真っすぐでG打線を封じた。 3回には北條の失策から不運な先制点を与えたが、そこから踏ん張った。直後の 4回に味方が逆転すると、丁寧にゼロを並べた。
決意を込めた今季。春季キャンプでは下柳臨時投手コーチに自ら志願して、同氏が現役時代に行ったブルペン投球とダッシュを繰り返す地獄のサーキットトレに挑戦。 100球を超えるとつかまる悪癖を払拭すべく、必死だった。ところが、キャンプ終盤に体の張りを訴えて離脱。情けなく、悔しかった。それをすべてマウンドで表現した。
今季初登板の前回21日の広島戦(甲子園)での 6回 1失点に続く好投。期待に応えた25歳に、金本監督も「きのうの岩貞の勝ちを、さらに岩崎が価値あるものにしてくれた」と目を細めた。
「きょうはリリーフの方たちに感謝しなくてはいけない。もっと長いイニングを投げられるように次、頑張ります」
岩貞、岩崎で伝統の一戦に連勝。若き同期コンビがローテに定着すれば、こんな頼もしいことはない。
◆データBOX◆
◎…東京ドームで巨人相手に連勝するのは、2014年 7月13日→ 8月12日以来。ちなみに同一カードで連勝したのは2013年 5月 6~ 8日の 3連勝以来 3年ぶり。
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