●阪神のOB会総会と懇親会が26日、大阪市内のホテルで開催され、壇上に立った金本知憲監督(48)がOBに“臨時コーチ”を要請した。元阪神監督の楽天・星野仙一球団副会長(69)からチームの成長を認められたが、根本である若手をより育成すべく、OBに頭を下げた。壇上でマイクの前に立つ直前には、自身をFAで阪神に引き入れ、監督就任時にも背中を押してくれた楽天・星野球団副会長と談笑した。ユニホームは変われど、いまだタテジマの血も流れている闘将は、教え子の超変革を「道半ば」と表現しながらベクトルの方向が正しいことを褒めてくれた。星野副会長も金本監督も阪神の生え抜きではない。しかしともに“虎を変えた男”だからこそ、いかに生え抜きの底上げが大事か、わかる。オリックスから糸井をFAで獲得するなど、補強も進めているが、そのためにレジェンドたちの経験を、高い技術を求めていく。原口、高山ら伸びしろ十分の選手たちにOBたちのエキスを-。タイガース一丸で12年ぶりの優勝を目指す。
●阪神のOB会総会と懇親会が26日、大阪市内のホテルで開催され、元阪神監督の楽天・星野仙一球団副会長はFA加入した糸井について、改めて熱く一丸を訴えていた。
●原口文仁捕手(24)が26日、高山俊外野手(23)とともに大阪市内で行われたOB会総会と懇親会に出席。先輩諸氏から、来季は捕手か一塁か質問攻めにあい、「捕手でいきたいです」と力強く宣言した。虎の捕手のレジェンド、田淵幸一氏(70)からは背中を押された。見渡せば偉大なOB、先輩方がズラリ…。グレーのスーツに身を包み、終始緊張しっぱなしの原口だったが、答えに迷いはいっさいなかった。今季 107試合に出場し、打率 0.299、11本塁打、46打点。 4月末に育成から支配下登録されると一気にブレークしたが、右肩に不安を抱えた終盤は坂本らにスタメンマスクを譲ることも-。 9試合に、 1塁でスタメン出場していた。OB会総会では今季の活躍を評価され、高山と敢闘賞の表彰を受けた。記念の盾と副賞を受け取ったが、うれしい“ご褒美”も待っていた。捕手のレジェンド、田淵氏からのエールだ。1970年代に阪神の正捕手として君臨した田淵氏は、1975年に43発で本塁打王に輝くなど通算 474本塁打。球史に名を残す「強打の捕手」だ。まずは自分の武器で猛アピールしろ-。熱く背中を押され、原口の気持ちもさらに強くなった。覚悟は十分。アーチストの言葉を胸に、原口が持ち前の強打で、正妻の座を狙う。
●フリーエージェント(FA)宣言でオリックスから阪神に入団した糸井嘉男外野手(35)が26日、大阪市内をテレビ、イベントと駆け抜けた。午前中はMBSの情報バラエティー番組「せやねん!」の生放送に出演。公約に「お立ち台 7回」を掲げると、夕方に登場したボートレース住之江のトークショーでは勝負師らしく宣言した。背番号と同じラッキーナンバーだ。お立ち台イコール、勝利に導くということ。京都で生まれ育った男が公共の電波に乗せ、“最高の瞬間”を 7度も届けると誓った。お立ち台は主催試合に限られる。今季チーム最多 9試合で決勝打を放った福留もヒーローインタビューは 7度。甲子園、京セラドームでのお立ち台は 6度だった。初の 2桁勝利をつかんだ岩貞もヒーローインタビュー 8度のうち、お立ち台は 4度。糸井が主催試合で 7度ヒーローになるには、ビジターも合わせ“倍近い”殊勲打が必要だ。前日25日の会見で誓った個人成績での「キャリアハイを目指す」に続き、この公約も実現すれば、虎はまたVへと近づく。駆けつけた虎ファンは大喜びで手を叩き、オリックスファンは勝利の使者の新たな挑戦を旗を振って見送った。浪速を走り回り、自らに厳しいノルマを課した糸井。勝つことしか考えていない。記事をまとめてみました。
OB会総会であいさつに立つ金本知憲監督(左端)。そうそうたるメンバーに、“臨時コーチ”をお願いした=大阪市内のホテル
遠慮なく指導してください! 阪神のOB会総会と懇親会が26日、大阪市内のホテルで開催され、壇上に立った金本知憲監督がOBに“臨時コーチ”を要請した。元阪神監督の楽天・星野仙一球団副会長から「勝つということにチャレンジできるレベルまできた」とチームの成長を認められたが、根本である若手をより育成すべく、OBに頭を下げた。
熱気に帯びた会場。そして 130人も集まったOBを前に、金本監督が“就任要請”を行った。どんどん選手にアドバイスをください-。そこに“壁”はなかった。
「キャンプとかに来られたら、ぜひ、いろいろOBの方に(選手へ)アドバイスとかを、本当にしていただきたいなと思っています。遠慮せず、ご指導の方、よろしくお願いします」
吉田 義男氏=大阪市内のホテル
つまり、OB全員が“臨時コーチ”。異例ともいえるお願いだった。
選手の育成も失敗も、すべての責任は現場の長にある。外部からさまざまなアドバイスを受けることで、選手が迷ってしまうこともあるだけに、キャンプやシーズン中にOBがグラウンドに足を運んでも、選手を直接指導することはまずない。OBの方が、遠慮をして一定の距離をとるのが通常だ。しかし、金本監督はそんな「一線」を、とっぱらう。
「選手って、ちょっとしたことでガラッとイメージがわいてきて、よくなることもあると思う。『片岡(打撃)コーチや監督がいったことと同じだな』と再確認したり、『やっぱり大事なんだ』ということをわかるのも僕は大事だと思う」
田淵 幸一氏=大阪市内のホテル
壇上でマイクの前に立つ直前には、自身をFAで阪神に引き入れ、監督就任時にも背中を押してくれた楽天・星野球団副会長と談笑した。ユニホームは変われど、いまだタテジマの血も流れている闘将は、教え子の超変革を「道半ば」と表現しながら「勝つことにチャレンジできるレベルまできたんじゃないか」とベクトルの方向が正しいことを褒めてくれた。
「すごく(星野副会長は)応援してくれている。僕にとっても、すごく心強い。あのエネルギー、欲しいわ…」
江本 孟紀氏=大阪市内のホテル
星野副会長も金本監督も阪神の生え抜きではない。しかしともに“虎を変えた男”だからこそ、いかに生え抜きの底上げが大事か、わかる。オリックスから糸井をFAで獲得するなど、補強も進めているが、「やっぱり生え抜き中心の選手を育てていこうという方針は、変わっていません」と指揮官。そのためにレジェンドたちの経験を、高い技術を求めていく。
「プロ野球のあるべき姿として、やっぱり自前でとってきて、自前で調理して、一品料理としてお客さんに披露する。そして最高の料亭にする」
原口、高山ら伸びしろ十分の選手たちにOBたちのエキスを-。タイガース一丸で12年ぶりの優勝を目指す。
OB会の懇親会で、楽天・星野仙一副会長(左)と談笑する金本知憲監督=大阪市内のホテル
阪神のOB会総会と懇親会が26日、大阪市内のホテルで開催され、元阪神監督の楽天・星野仙一球団副会長はFA加入した糸井について、改めて「きのう言った通り。金本のために死ぬ気でやれ! と」と話した。また「フロント、ファン、親会社(電鉄本社)、メディアも含めて、超変革をしていかないといけない」と、熱く一丸を訴えていた。
◆OB会総会に出席した阪神・掛布 2軍監督
「チームの歴史みたいなものを感じるときですから。現場の我々は重く受け止めるということですね」
◆阪神・川藤OB会長
「現場の好きなようにやればええ。最終的には若手の柱を作りたいというのが監督の本音やと思う。糸井だって入ったらからには外様じゃないんだから、思いっきりやったらええ」
原口文仁捕手(24)が26日、高山俊外野手(23)とともに大阪市内で行われたOB会総会と懇親会に出席。先輩諸氏から、来季は捕手か一塁か質問攻めにあい、「捕手でいきたいです」と力強く宣言した。虎の捕手のレジェンド、田淵幸一氏(70)からは「とにかくバットでアピールしろ!」と背中を押された。
見渡せば偉大なOB、先輩方がズラリ…。グレーのスーツに身を包み、終始緊張しっぱなしの原口だったが、答えに迷いはいっさいなかった。「来季は捕手? 1塁?」。OBから“質問攻め”にあった24歳は、自身の決意を何度も、力強く繰り返した。 「もう、あいさつする方全員に聞かれているので。キャッチャーでいきたいと言っています」
楽天・星野仙一副会長(手前右)と田淵幸一氏(同左)にあいさつする原口文仁捕手。「捕手と 1塁どっちや?」と聞かれている!?=大阪市内のホテル
今季 107試合に出場し、打率 0.299、11本塁打、46打点。 4月末に育成から支配下登録されると一気にブレークしたが、右肩に不安を抱えた終盤は坂本らにスタメンマスクを譲ることも-。 9試合に、 1塁でスタメン出場していた。
秋季キャンプでも序盤は肩回りのリハビリと強化に費やし、終盤に捕手として“復帰”。金本監督は原口の 1塁起用を視野に入れながら、捕手でいくかの判断を、来春キャンプ、おそくともオープン戦までと話しているが、本人の捕手への気持ちは揺るがない。
OB会総会では今季の活躍を評価され、高山と敢闘賞の表彰を受けた。記念の盾と副賞を受け取ったが、うれしい“ご褒美”も待っていた。捕手のレジェンド、田淵氏からのエールだ。
原口文仁捕手が「捕手でいきたいです」と力強く宣言=大阪市内のホテル
「キャッチャーか一塁か、どっちがやりたいか聞いたよ。『とにかくお前はバットでアピールしろ』と言った。俺もそれで頑張ってきたから」
1970年代に阪神の正捕手として君臨した田淵氏は、1975年に43発で本塁打王に輝くなど通算 474本塁打。球史に名を残す「強打の捕手」だ。
まずは自分の武器で猛アピールしろ-。熱く背中を押され、原口の気持ちもさらに強くなった。
「そうですね。(打撃で)アピールしつつ、守備の方で、なんとか力になれるように」
田淵氏だけでなく星野仙一氏や中西太氏、吉田義男氏ら、歴代監督、名選手が集結。背筋を伸ばし続けたが、その分、気持ちが引き締まった。
「やっぱりすごい伝統のある球団で、OBの方々も、すごい方ばかり。少しでも近づけるように頑張ります」
覚悟は十分。アーチストの言葉を胸に、原口が持ち前の強打で、正妻の座を狙う。
★今季の原口
4月27日に育成から支配下登録され、即1軍昇格。同日の巨人戦(甲子園)に代打で初出場。 5月に育成出身野手初の月間MVP受賞し、球宴も監督推薦で選出された。 7月31日の中日戦は 4番で出場。育成出身の 4番は球団史上初で、捕手の 4番も田淵幸一以来38年ぶり。今季 107試合出場( 1塁で 9試合スタメン)、打率 0.299、11本塁打、46打点。シーズン後は右肩のリハビリを続け、秋季キャンプ中の11月10日の紅白戦で、10月 1日のシーズン最終戦(巨人)以来の実戦マスク。15日の紅白戦では 2つの 2盗を刺した。
☆田淵幸一とは 捕手。法政一高から法政大學を経て、1969年D 1位で阪神入団。 1年目から22本塁打を放ち、新人王を獲得。1975年は本塁打王(43本)を獲得。1978年オフにトレードで西武移籍。 2年連続(1982、1983年)日本一に貢献し、1984年に現役引退。引退後はダイエー(現ソフトバンク)の監督や阪神、楽天、北京五輪日本代表のコーチを務めた。通算1739試合で打率 0.260、 474本塁打、1135点。監督通算 390試合で 151勝 230敗 9分け、勝率 0.396。
ボートレース住之江でトークショーに登場した糸井嘉男外野手。大勢のファンを前に、力強くタテジマでの活躍を誓った=ボートレース住之江
勝ちに直結する働きを! フリーエージェント(FA)宣言でオリックスから阪神に入団した糸井嘉男外野手が26日、大阪市内をテレビ、イベントと駆け抜けた。午前中はMBSの情報バラエティー番組「せやねん!」の生放送に出演。公約に「お立ち台 7回」を掲げると、夕方に登場したボートレース住之江のトークショーでは「勝負勘を出して勝ちにつながるプレーをしたい」と勝負師らしく宣言した。
土曜日の午前、関西のお茶の間はドッと沸いただろう。勝ちに飢えた糸井は、あふれんばかりの勝利を虎に運んでくるつもりだ。生出演した「せやねん!」で来季の公約を問われ、ドンッとフリップを突き出した。
「お立ち台 7回」
背番号と同じラッキーナンバーだ。お立ち台イコール、勝利に導くということ。京都で生まれ育った男が公共の電波に乗せ、“最高の瞬間”を 7度も届けると誓った。
ときおり“超人ぶり”を交えながら、ファンを盛り上げた糸井嘉男外野手=ボートレース住之江
お立ち台は主催試合に限られる。今季チーム最多 9試合で決勝打を放った福留もヒーローインタビューは 7度。甲子園、京セラドームでのお立ち台は 6度だった。初の 2桁勝利をつかんだ岩貞もヒーローインタビュー 8度のうち、お立ち台は 4度。糸井が主催試合で 7度ヒーローになるには、ビジターも合わせ“倍近い”殊勲打が必要だ。前日25日の会見で誓った個人成績での「キャリアハイを目指す」に続き、この公約も実現すれば、虎はまたVへと近づく。
番組中には「金本監督は僕が野手へ転向したとき(2006年)すごい成績を出されていた方。ドキドキしましたし『優勝するために力を貸してくれ』と言われ、やったろうという気持ちになりました」と恋心を吐露。 4年契約だけに、虎に骨をうずめるつもりか問われると「そういう覚悟で頑張ります」と、生涯虎宣言まで飛び出した。
電波越しの誓いでは終わらない。午後はボートレース住之江でトークショー。ファンの前で勝負師の顔を見せつけた。
「せやねん!」に出演した糸井嘉男外野手(前列左から 2人目)
「僕はあまりギャンブルはしないんですけど…。(お立ち台に 7回上がれるよう)そういう勝ちにつながる『勝負勘』というのを出して、 1試合でも多く勝ちにつながるプレーをできるようにしたいです」
実は“無冠”に終わった昨年オフ、NPBの表彰式をテレビで見て「(来年は)出たいなと思った」という。今年はタイトルを意識し、最年長盗塁王(53)にベストナイン、ゴールデングラブ賞とゲット。本当に勝負強い男だ。さらに、虎は今季交流戦に 7勝11敗と負け越したが、パ出身として「交流戦になったら俺が打ってやる?」と司会者に振られると…。
「その気持ちはあります、はい!」
駆けつけた虎ファンは大喜びで手を叩き、オリックスファンは勝利の使者の新たな挑戦を旗を振って見送った。浪速を走り回り、自らに厳しいノルマを課した糸井。勝つことしか考えていない。
★えっ年末ボートレース泳いで参戦!?
ギャンブルはしない糸井だが、生観戦でのエンジン音に「めっちゃ迫力ありました!」とビックリ。ただ、ボートを乗りこなすのは難しそうで「狭いですね(自分の体が)デカすぎます!」とガッカリだった。年末に「優勝賞金1億円」のレースがあることを聞かされると、悔しそうに「僕もちょっと参加していいですか? 泳ぐ! 結構速いですよ!」と緊急参戦!? をにらんでいた。
来シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2016年 公式戦順位表
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュースを配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!
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