西武などで通算224勝を挙げ、歴代 1位となる実働29年を記録した工藤公康氏(48)が、自身のブログで「引退をすることにしました」と現役引退を表明した。記事をまとめてみました。
西武などで通算 224勝を挙げ、歴代 1位となる実働29年を記録し、DeNAの監督に就任直前で破談となった工藤公康氏(48)が 9日、自身のブログで「引退をすることにしました」と現役引退を表明した。
「30年間ありがとうございました」とのタイトルで、次の様に心境をつづっている。
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夜遅くにこのような形でファンのみなさまにお伝えするねかは、大変心苦しく辛い決断ではありますが、私、工藤公康は「引退!」をする事にしました。本来ならば、違う形でファンのみなさまにお伝えする事が大事だと思ったのですが、今年は肩の痛みもとれず、何をしても肩の事が気になり、病院に行って注射を打っても痛みが引かない日々を過ごしていました。でも、「いつか必ず!」「いつか必ず!」という思いを心に刻みつけ、リハビリも、トレーニングもしてきましたが、今に至るまで、痛みが消えることがなかった!ことが最大の引退に至った事です。ファンのみなさまには今まで沢山の応援や、励ましをいただき、それが何よりも私の“諦めない心“でした。本当にありがとうございました。そして、これまで応援していただきあありがとうございました。そして、これまでに、沢山の先輩方、監督さん、コーチの方々、裏方さん達、病院の先生方、トレーニングでお世話になった方々、トレーナーのみなさん、記者さん、全ての人に感謝です。
私の力ではとてもここまで来る事は出来ませんでした。
沢山の人の支えがこれからの私の宝です。
これからは支える側として一人でも多くの子供たちにケガをせず、楽しく野球が出来るようアドバイスが出来れば!と思います。
私自身、学ぶ事!知る事!考える事!を忘れず、次のステップへと進んでいこうと思います。長い間応援していただきありがとうございました。
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左肩の痛みが取れず、さまざまな治療を施したが回復しなかったとして、「今年は肩の痛みもとれず、何をしても肩の事が気になり、病院に行って注射を打っても痛みが引かない日々を過ごしていたことが最大の引退に至った事です。本当にありがとうございました」と肩痛に悩まされ続けたことを告白。ファンをはじめ、球界や病院の関係者らに感謝の言葉をつづっている。懸命にリハビリを続けてきたものの、痛みが消えなかったことが引退を決意した最大の理由だと明かしたブログ記事だ。
昨年西武を退団し、今季はチームに所属せずに現役続行を目指していたが、痛めている左肩の状態が思わしくないことから決断した。
少年野球教室で指導する工藤氏
工藤氏は先に横浜DeNAの監督候補に挙がったが、最終段階でまとまらず、交渉は 5日に打ち切られ、横浜DeNAの初代監督候補に挙げられながら合意直前に破談となったが、今後については「これからは支える側として一人でも多くの子供たちにケガをせず、楽しく野球が出来るようアドバイスが出来れば!と思います。私自身、学ぶ事!知る事!考える事!を忘れず、次のステップへと進んでいこうと思います」とした。
工藤氏は1982年に愛知・名古屋電気高(現愛工大名電高)からドラフト 6位で西武に入団。ダイエー(現ソフトバンク)、巨人、横浜 4球団を渡り歩き昨季、西武に復帰した。通算成績は 635試合で 224勝 142敗 3セーブ。
「50歳を過ぎても現役でいたい」と、水島 新司の岩田鉄五郎と自分を重ねて見てきたと言う事は有名な話しになっている。
そんな工藤氏がついに引退する事になった。虎ちゃんが、まだ日本ハム球団の関係者だった頃に入団して来た投手だった。敵球団投手ながら、良い物を持っていた。
そんな工藤氏に一言伝えたい。「本当にお疲れ様でした」と…
※工藤公康公式サイト 諦めない心は、次のURLでご覧頂けます。
http://sports.nifty.com/kudoh/
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実働29年を記録した工藤公康氏が、ブログで引退表明…
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