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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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糸原セ新人最長記録の10打席連続出塁!高山2号!敗戦も存在感!藤川がバレンティンに痛恨の1発…

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阪神は 6回、岩貞の代打で出た伊藤隼が、右翼へ今季「1号」のソロ。原樹は 6回を投げきり 4安打 1失点で降板した。阪神は 8回に高山が今季「2号」ソロ。しかしその裏、ヤクルトもバレンティンがソロで加点し逃げ切った。原樹は今季初勝利。阪神岩貞「3敗」目。

ドラフト 5位糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)が球史に残る記録を樹立した。 2回二死 1塁。ヤクルト原樹理の速球を見極めて四球で出塁し、チャンスを広げた。この出塁で10打席連続出塁。 2リーグ制以降で、セ・リーグ新人最長記録となった。パ・リーグ新人を含めても、 2人目という快挙だ。細かい準備の積み重ねが記録を作った。スタメンから代打、守備固めと、さまざまな起用の中で、出塁記録を打ち立てた。記録の10打席のうち、安打は 3本しかないが、四球を選んでいるのは選球眼とともに、あらゆる場面を想定した準備ができているから。さらに打率は 1割 9分 1厘だが、出塁率は 3割 8分 7厘。ヒットは出なくても、出塁で存在感を示している。勝利を求め続けた先に、若虎が大記録を成し遂げた。

伊藤隼太外野手(28)が今季「1号」を放った。 3点を追う 6回。先頭で代打出場するとヤクルト原樹の初球カットボールを右翼スタンドに突き刺した。相性のいい神宮で反撃ムードを作ったが、 2- 4で「2連敗」。先発した岩貞祐太投手(25)は 5回 3失点。またも序盤に打たれ、 2軍降格が濃厚となった。いってくれ!! その一心で伸びる弾道へ目をやった。聞こえてくるのは燕党の悲鳴と虎党の大歓声。高い高い放物線を描き、白球は右翼スタンドへ吸い込まれる。執念の一打。伊藤隼が今季「1号」となる代打本塁打で反撃のノロシをあげた。打線がわずか 1安打に抑えられる劣勢のなか岩貞の代打で登場し、原樹理の初球をいきなり捉えた。昨季11打数 5安打 1本塁打、打率 0.455と相性抜群の神宮で2015年 5月24日のDeNA戦(横浜)以来の代打本塁打を放った。定位置もなく、チャンスも少ない。だからこそ、崖っぷちで真価が問われる。次は勝ち戦でヒーローになってみせる。

糸井嘉男外野手(35)がヤクルト相手に 4打数無安打に終わり、移籍後初となる 3試合ノーヒット。糸井のバットと同調するように、チームも 3試合続けて 2得点以下。 4月19、20日の中日戦で 2連敗して以来、約 1カ月ぶりの連敗を喫した。次は頼みまっせ!!敗戦の神宮だからこそ、虎党の声援が胸にしみたに違いない。快音を残せないまま、連敗。開幕から「3番」に座り続ける糸井が、短い言葉に悔しさをにじませた。一発出れば同点だった 2- 3の 8回二死では、甘い球を見逃し、高めの真っすぐを逆方向にはじき返したが、飛球は左翼手・バレンティンのグラブに収まった。 4打数無安打 2三振。これで移籍後初となる 3試合連続無安打で、打率 0.295と「3割」を切った。実際、糸井が「H」ランプを灯せなかった 3試合のチーム得点は「2」「1」「2」と、いずれも 2点以下。いかに首位快走をけん引しているのかがわかる。休養日が設けられる福留と違い、開幕から全試合スタメンで出場。 1カ月ぶりの「2連敗」で貯金は「10」と目減りしたが、現在、チームは 8カード連続負け越しなし。小川と対峙する、20日が大事になる。再び上昇気流に乗せる方法を、背番号「7」なら知っているはずだ。

高山俊外野手(24)が技ありの今季「2号」本塁打を放った。 2点を追う 8回一死走者なし。石山の内角低めスライダーを両腕のさばきでとらえ、右翼席に運んだ。 2日ヤクルト戦以来、今年のアーチは 2本とも神宮で放ったもの。打撃はまだ本調子ではないが、敗戦のなかで、確かな存在感を示した。漆黒の空へ向け、高々とすくい上げた。クルッと鋭く回る、高山らしい一発だった。一時は 1点差に迫った「2号ソロ」。空砲にはなったが、間違いなく手応えは残った。今季、ヤクルトの勝ちパターンとして定着している 3番手右腕の石山が、2017年に初めて浴びた本塁打だった。 140キロ台後半の直球をマークしながら、内角低めにグッと食い込んでくるスライダーをつかまえた。打球は右翼席中段へ。 2日の同カードで放った今季 1号弾以来、17日、51打席ぶりのアーチは、またも明治大學時代から汗と涙がしみこんだ神宮で飛び出した。高山が描いた放物線とともに、虎ももう一度、上昇カーブを描く。

岩貞祐太投手(25)が 5回 4安打 3失点で 3敗目を喫した。序盤から制球が定まらずボールが上ずる。 1回、二死満塁の場面では大引に右中間へ 2点適時打を許して先制点を献上。 3回にもバレンティンに右前適時打を浴びた。試合後、岩貞はガックリ。前回10日巨人戦で 4回 7失点と炎上。 2試合連続の背信投球となった。異例の光景だった。試合後のグラウンド、金本監督と香田投手コーチが話をしながら引き揚げていったが、岩貞についても話されたもようだ。 4回を 7失点と炎上した前回登板の10日の巨人戦(東京ドーム)でも、 1回に 2失点。そこから中 8日と登板間隔を空け、投球フォームの修正に取り組み臨んだ一戦だったが…。今季は 2年連続の 2桁勝利が期待されるが、防御率は5.51。指揮官は渋い表情だ。12年ぶりのリーグ優勝に必要不可欠なピース。このままではいけない。何かキッカケをつかみたい。

3番手藤川球児投手(36)が痛恨の 1発を浴びた。 1点差まで追い上げて迎えた 8回に登板。先頭バレンティンに初球フォークを左翼スタンドに運ばれた。反撃ムードがしぼむソロ被弾。 5月10日の巨人戦(東京ドーム)以来 9日ぶりの登板という難しさもあったが、一切言い訳しなかった。二死 2塁から代打・大松を空振り三振に斬って、NPB通算「1000奪三振」まであと「7」に迫った。記事をまとめてみました。

 

 

 <ヤクルト 4- 2阪神>◇19日◇明治神宮球場

 ヤクルトの原樹が、今季 2度目の先発。序盤を無失点で上々のスタート。打線は阪神先発岩貞から 3回までに 3点を奪った。

 阪神は 6回、岩貞の代打で出た伊藤隼が、右翼へ今季「1号」のソロ。原樹は 6回を投げきり 4安打 1失点で降板した。

 阪神は 8回に高山が今季「2号」ソロ。しかしその裏、ヤクルトもバレンティンがソロで加点し逃げ切った。原樹は今季初勝利。阪神岩貞「3敗」目。

 

 阪神ドラフト 5位糸原健斗内野手が球史に残る記録を樹立した。 2回二死 1塁。ヤクルト原樹理の速球を見極めて四球で出塁し、チャンスを広げた。

 この出塁で10打席連続出塁。 2リーグ制以降で、セ・リーグ新人最長記録となった。パ・リーグ新人を含めても、 2人目という快挙だ。記録達成には「全然気にしてなかったです」と冷静に振り返った。

 ネクストバッターズサークルで待っている時だ。凡退してベンチに戻る中谷に、打ち取られた球種を質問。「スラ(スライダー)」と返答された。細かい準備の積み重ねが記録を作った。

  2回表阪神二死 1塁、四球を選んで出塁した糸原健斗内野手=明治神宮球場

 スタメンから代打、守備固めと、さまざまな起用の中で、出塁記録を打ち立てた。記録の10打席のうち、安打は 3本しかないが、四球を選んでいるのは選球眼とともに、あらゆる場面を想定した準備ができているから。さらに打率は 1割 9分 1厘だが、出塁率は 3割 8分 7厘。ヒットは出なくても、出塁で存在感を示している。

 「あまり結果をほしがらず、チームのために結果を出したい」。 5回の第 2打席は右飛で記録はストップ。 9回は最後の打者となった。この日は勝てず、笑顔はない。あるのは敗れた悔しさだけ。勝利を求め続けた先に、若虎が大記録を成し遂げた。

 

  6回、特大の1号ソロを放った伊藤隼太外野手。相性のいい神宮で反撃のノロシをぶち上げた=明治神宮球場

 伊藤隼太外野手が今季「1号」を放った。

  3点を追う 6回。先頭で代打出場するとヤクルト原樹の初球カットボールを右翼スタンドに突き刺した。

 伊藤隼は「( 6回攻撃前に)円陣を組んだ時に片岡コーチからも『積極的にいこう』という言葉がありましたし、代打での打席だったので初球から思い切って振りにいきました」と話した。

  6回表阪神無死、代打で原から右越え本塁打を放った伊藤隼太外野手=明治神宮球場

 伊藤隼太外野手が 6回に代打で右翼に今季「1号ソロ」を放った。相性のいい神宮で反撃ムードを作ったが、 2- 4で「2連敗」。先発した岩貞祐太投手は 5回 3失点。またも序盤に打たれ、 2軍降格が濃厚となった。

 いってくれ!! その一心で伸びる弾道へ目をやった。聞こえてくるのは燕党の悲鳴と虎党の大歓声。高い高い放物線を描き、白球は右翼スタンドへ吸い込まれる。執念の一打。伊藤隼が今季「1号」となる代打本塁打で反撃のノロシをあげた。

 「回に入る前に、片岡さん(打撃コーチ)から『積極的にいこう』という言葉があり、その通りできました」

  6回、右越えにソロ本塁打を放った伊藤隼太外野手=明治神宮球場

  0- 3の 6回無死走者なし。打線がわずか 1安打に抑えられる劣勢のなか岩貞の代打で登場し、原樹理の初球をいきなり捉えた。昨季11打数 5安打 1本塁打、打率 0.455と相性抜群の神宮で2015年 5月24日のDeNA戦(横浜)以来の代打本塁打を放った。

 昨季29試合で打率 0.245、 1本塁打、 4打点。 1軍定着には至らず「なにかを変えないといけないと思ったんです」。 昨オフ、大阪市内に引っ越し、家具の配置は風水に詳しい知人のアドバイスも受けた。グラウンドの外でもがむしゃらにあがいてきた。

 昨年 1月末日には、金本政権 1年目の沖縄・宜野座キャンプスタート前日のウエート中に右肩を負傷し「右肩関節唇の損傷」と診断された。手術の選択肢もあったが、早期の実戦復帰を目指す道を選んだ。鳴尾浜でのリハビリに加え、関節の可動域をひろげる初動負荷のジムに通い始めるなど、 1日何軒もトレーニング施設をはしごする日々だった。

  6回、代打で本塁打を放った伊藤隼太外野手(右)を出迎える金本知憲監督=明治神宮球場

 「すべて、勉強ですから」

 決して下は向かなかった。リハビリ期間をこなすと、体重を落とすために自宅まで約 1時間半以上の道のりを自転車で帰ったこともある。どん底から這い上がってきた心の強さを証明した。

 「与えられたところでやることをやって、その中で結果を出せてよかった」

 定位置もなく、チャンスも少ない。だからこそ、崖っぷちで真価が問われる。次は勝ち戦でヒーローになってみせる。

  6回、ヘッドスライディングも虚しく、 3ゴロに倒れた中谷将大内野手=明治神宮球場

◇データBOX◇

◎…伊藤隼は神宮と相性がよく、通算17試合で打率 0.325、 3本塁打、 8打点。通算 8本塁打のうち約 3分の 1以上を神宮で放っている。ちなみに伊藤隼が新人だった2012年 9月27日、プロ初本塁打となる満塁本塁打を神宮でのヤクルト戦で放っている。

 

  6回無死 1、 2塁のチャンスに、糸井嘉男外野手は 1ゴロ。 3試合ノーヒットに終わった=明治神宮球場

 やっぱ、糸井が頼りや! 糸井嘉男外野手がヤクルト相手に 4打数無安打に終わり、移籍後初となる 3試合ノーヒット。糸井のバットと同調するように、チームも 3試合続けて 2得点以下。 4月19、20日の中日戦で 2連敗して以来、約 1カ月ぶりの連敗を喫した。次は頼みまっせ!!

 敗戦の神宮だからこそ、虎党の声援が胸にしみたに違いない。快音を残せないまま、連敗。開幕から「3番」に座り続ける糸井が、短い言葉に悔しさをにじませた。

 「(切り替えるか、という問いに)ハイ」

  4回、糸井嘉男外野手(左)が三振に倒れ、金本監督はベンチで下を向いた=明治神宮球場

 絶好の追撃機だった。 6回。先頭の代打・伊藤隼がソロで 2点差に迫り、高山&北條が連打で無死 1、 2塁を作った。ヤクルト先発・原樹にたたみ掛けたいところだったが、糸井は 1ゴロで 2塁封殺。福留、中谷も凡退し、点を取り損ねた。

 一発出れば同点だった 2- 3の 8回二死では、甘い球を見逃し、高めの真っすぐを逆方向にはじき返したが、飛球は左翼手・バレンティンのグラブに収まった。 4打数無安打 2三振。これで移籍後初となる 3試合連続無安打で、打率 0.295と「3割」を切った。

 香田勲男投手コーチと話をしながら引き揚げる金本知憲監督=明治神宮球場

 金本監督は「どうかなぁ。練習ではそんなに悪くはみえないんだけど」とかばい、片岡打撃コーチも「まぁ、(みんな)波は(あるよ)ね。いいときも悪いときもある」と話した。 5月に入って51打数13安打(打率 0.250)、 1本塁打、 8打点。打撃には誰しも波があるのはわかっているが、 3、 4月に打率 0.318、 4本塁打、20打点と右膝関節炎を忘れさせてくれるような活躍をしていただけに、クローズアップされてしまうのは致し方ないところか-。

 敗れて引き上げる金本知憲監督と香田勲男投手コーチ=明治神宮球場

 実際、糸井が「H」ランプを灯せなかった 3試合のチーム得点は「2」「1」「2」と、いずれも 2点以下。いかに首位快走をけん引しているのかがわかる。休養日が設けられる福留と違い、開幕から全試合スタメンで出場。金本監督の「 4月の終わりから 5月のこの時期は(疲れが出てくるから)ね。ある程度してくると逆に振れてくるタイプもいる」というメッセージがすべて。

  1カ月ぶりの「2連敗」で貯金は「10」と目減りしたが、現在、チームは 8カード連続負け越しなし。小川と対峙する、20日が大事になる。再び上昇気流に乗せる方法を、背番号「7」なら知っているはずだ。

◇データBOX◇

◎…糸井が今季初めて 3試合無安打。オリックス時代の昨季は 3試合連続ヒットなしが最長( 2度記録9。 1度目は巨人( 3試合)、 2度目は広島( 2試合)と阪神( 1試)で、すべて交流戦でのセ・リーグ相手だった。ちなみに打席のヒットなし最長は15打席( 2度記録)。

 

 高山俊外野手が技ありの今季「2号」本塁打を放った。

  2点を追う 8回一死走者なし。石山の内角低めスライダーを両腕のさばきでとらえ、右翼席に運んだ。「真っすぐを打ちにいって、変化球に対応できて、結果的にホームランになった」。 2日ヤクルト戦以来、今年のアーチは 2本とも神宮で放ったもの。打撃はまだ本調子ではないが、敗戦のなかで、確かな存在感を示した。

  8回にソロを放った高山俊外野手。ソロ 2本では勝てなかった=明治神宮球場

 漆黒の空へ向け、高々とすくい上げた。クルッと鋭く回る、高山らしい一発だった。一時は 1点差に迫った「2号ソロ」。空砲にはなったが、間違いなく手応えは残った。

 「真っすぐを打ちにいって、結果的にホームランになりました」

  1- 3の 8回一死走者なし。今季、ヤクルトの勝ちパターンとして定着している 3番手右腕の石山が、2017年に初めて浴びた本塁打だった。 140キロ台後半の直球をマークしながら、内角低めにグッと食い込んでくるスライダーをつかまえた。打球は右翼席中段へ。 2日の同カードで放った今季 1号弾以来、17日、51打席ぶりのアーチは、またも明大時代から汗と涙がしみこんだ神宮で飛び出した。

  8回表阪神一死、高山俊外野手は右越えソロ本塁打を放った=明治神宮球場

 直前の 4戦中 2戦でベンチスタートだったが、17日の中日戦(甲子園)で代打として決勝の適時打を放って意地を見せた。そこから 2試合連続で「1番・左翼」に入り、10日の巨人戦(東京ドーム)以来となる、今季10度目のマルチ安打。地位を奪い返そうともがく。

 変化球に反応しての本塁打は、いい状態のバローメーターかと問われ「そうですかね、はい」と前を向いた。高山が描いた放物線とともに、虎ももう一度、上昇カーブを描く。

 

 岩貞祐太投手が 5回 4安打 3失点で 3敗目を喫した。序盤から制球が定まらずボールが上ずる。 1回、二死満塁の場面では大引に右中間へ 2点適時打を許して先制点を献上。 3回にもバレンティンに右前適時打を浴びた。

 試合後、岩貞は「フォーム的なところもあると思う。それ(原因)が分かれば早いんですけど…」とガックリ。前回10日巨人戦で 4回 7失点と炎上。 2試合連続の背信投球となった。

 阪神先発の岩貞祐太投手=明治神宮球場

 またしても、殻は打ち破れなかった。先発した岩貞は、 5回 4安打 3失点で今季「3敗目(2勝)」。 3試合連続、今季登板 6試合中 5試合での初回失点が敗戦につながり、 2軍落ちが濃厚となった。

 「(原因は)それが分かっていれば修正も早いんですが…。一からやらないといけない」

 下を向きながらも必死に言葉を絞り出した。制球の乱れが失点に直結した。 1回、先頭の荒木に四球。立ち上がりからボールが高めに浮く。その後、二死満塁のピンチを迎え、大引に右中間へ先制の 2点 2塁打を浴びた。 3回にも一死 1塁から雄平に死球。得点圏に走者を背負うと、続くバレンティンに右前へ適時打を許した。

 ヤクルト戦に先発した岩貞祐太投手=明治神宮球場

 異例の光景だった。試合後のグラウンド、金本監督と香田投手コーチが話をしながら引き揚げていったが、岩貞についても話されたもようだ。 4回を 7失点と炎上した前回登板の10日の巨人戦(東京ドーム)でも、 1回に 2失点。そこから中 8日と登板間隔を空け、投球フォームの修正に取り組み臨んだ一戦だったが…。今季は 2年連続の 2桁勝利が期待されるが、防御率は5.51。指揮官は「開幕から何も修正されていない感じがしますね。ストライクが入らない。ボール先行で。変化球も浮くし」と渋い表情だ。

  3回、雄平外野手に死球を与え、顔をしかめる岩貞祐太投手。 2軍降格が濃厚となった=明治神宮球場

 香田投手コーチも「当然、戦力として必要な選手」と期待を口にしながら「(登板の)間を空けたり、いろんな調整をしているが、同じようなことが続いている。(登板を空ける)日にちが足りないのか、アプローチを変えた方がいいかもしれない」と 2軍での再調整を示唆した。

 香田コーチが言うように、12年ぶりのリーグ優勝に必要不可欠なピース。このままではいけない。何かキッカケをつかみたい。

 

  8回、ヤクルト・バレンティン外野手に本塁打を打たれた藤川球児投手=明治神宮球場

  3番手藤川球児投手が痛恨の 1発を浴びた。 1点差まで追い上げて迎えた 8回に登板。先頭バレンティンに初球フォークを左翼スタンドに運ばれた。

 二死 2塁からは代打大松を空振り三振に仕留め、通算1000奪三振まであと「7」とした。試合後は「何もないです」と話した。

  8回裏ヤクルト無死、藤川球児投手はバレンティン外野手に左越えソロ本塁打を浴びた=明治神宮球場

 痛い一発だった。 1点ビハインドの 8回に登板した 3番手・藤川が投じた初球が、先頭のバレンティンに捉えられた。反撃ムードがしぼむソロ被弾。 5月10日の巨人戦(東京ドーム)以来 9日ぶりの登板という難しさもあったが、「何もないです」と一切言い訳しなかった。二死 2塁から代打・大松を空振り三振に斬って、NPB通算「1000奪三振」まであと「7」に迫った。

 

 呑竜された後に燕返しに遭ってしまった…。今日は、燕に対して(藤浪)晋太郎クンで逆に燕返しを食らわせろ!

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

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 ※らくらくスマートフォンには対応しておりません。 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 

 

 

   

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