Quantcast
Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5167

阪神15点大勝!糸井が7号2ラン!高山4号ソロ!秋山4勝目!5回7失点粘投!藤川1000K!

$
0
0

阪神は 1回、糸井の「2ラン」で先制。ロッテは 2回、大嶺翔の 2ランなどで 4点を奪い逆転。阪神は 3回、高山のソロで追い上げた。阪神は中盤も得点を重ねた。 4回から 6回で 9点追加。ロッテも 5回に 3点を挙げた。 6回を終え、12- 7で阪神がリード。阪神が終盤も得点を重ね大勝した。 5回 7失点の秋山が大量援護で「4勝」目。日本生命セ・パ交流戦が開幕し、阪神は金本知憲監督(49)の采配がズバリ的中し、ロッテに逆転勝ち。今季初スクイズ成功で同点に追いついた後、打線が爆発し、今季初スタメンの俊介外野手(29)が 3 2塁打、 4打点の大暴れ。敵地のロッテ戦は毎回乱戦となるが、交流戦球団最多の15得点を奪い、力で制した。これが交流戦の怖さ。幕張ならではのドラマだ。交流戦球団史上最多の「15」得点でKO勝ち。金本監督は、まな弟子たちをたたえた。中盤までパの最下位ロッテにてこずったが、打つ手がことごとく当たった。 1点差の 4回には一死 3塁から梅野にスクイズを指示。今季初の成功で同点に追いつくと昇格即スタメンで起用した広陵高校の後輩が大暴れだ。試合前にはサプライズがあった。国鉄と巨人で歴代最多の 400勝をあげた大投手、金田正一氏(83)が阪神ベンチを訪問。名球会の先輩の訪問に監督室から飛び出し、頭を下げた。金田氏はかわいい後輩を励ました。大御所の心配をヨソに最終的にはダブスコアの圧勝だ。 5回終了時に彩った花火のように。どっかんどっかん、最高のスタートや!!

糸井嘉男外野手(35)が 7号 2ランを放った。 1回、一死 2塁からロッテ石川の変化球をとらえて右翼スタンドに突き刺した。交流戦の初戦となったこの試合は「3番・DH」で出場した。交流戦でも虎の快進撃を予感させる号砲だ。一回一死二塁。糸井のバットが炸裂した。右翼席へ「7号2ラン」。阪神今季最多「15得点」を呼び込む先制パンチだった。 5試合ぶりに 3番に座った。慣れ親しんだ打順。さらに「DH」。セ・リーグの打者が戸惑う「DH」も、糸井にすれば“定位置”。気分よく打席に入れた。結果、一発の後の 5打席中 4四球。振って、歩いて、勝利に大貢献だ。球場入りの際、ちょうど 2軍戦を終えたばかりのロッテ・大村巌 2軍打撃コーチとバッタリ。北海道日本ハム時代に投手から打者転向した糸井に、基本を叩き込んでくれた恩師だ。元気をもらった糸井が引っ張れば、猛虎は強い。

千葉出身の高山俊外野手(24)が凱旋(がいせん)弾を放った。「1番・左翼」で出場し、先頭で迎えた 3回。ロッテ石川の初球ストレートを右翼席に運ぶ「4号ソロ」を放った。 2回には一死 1、 2塁から 8番三木が放った左翼線の打球を後逸。痛恨の適時失策を犯していた。

梅野隆太郎捕手(25)が同点スクイズを決めた。 1点ビハインドの 4回。一死から 8番俊介が左翼線 2塁打を放ち出塁すると、ロッテ石川のけん制悪送球で一死 3塁。続く 9番梅野が 2ボールから 3球目を投前に転がしてスクイズを成功させた。阪神のスクイズは昨年 7月28日ヤクルト戦の北條以来。今季初めてだった。

福留孝介外野手(40)の視線の先で、火の出るような打球がうなりをあげて人工芝の上を加速していく。遊撃・三木亮内野手(25)の脇を抜けてあっという間に左前に到達。貫禄を示すには十分すぎるV打で 4番の仕事をきっちり果たした。40歳の主将は誇りを守り、胸を張った。 4- 4で迎えた 5回無死、四球で出塁の 1走上本が 2盗。ロッテベンチは糸井とは勝負を避け、 1塁を埋めた。無死 1、 2塁となり、福留が石川歩投手の外寄りの 140キロの初球を逆らわずに逆方向へ。左前への決勝タイムリーとなった。 6打数 3安打 2打点で 4日のヤクルト戦(神宮)以来、19試合ぶり今季「3度目の猛打賞」をマーク。乱打戦のなかでも抜群の存在感を示した。乱戦を自らのバットで制した主将は胸を張った。連勝街道を突き進む。

鳥谷敬内野手(35)が鼻骨骨折から 5試合ぶりに先発復帰し、骨折後初ヒットを決めた。「6番・3塁」で先発。 1点リードの 5回一死 1、 2塁、左腕土肥の高めスライダーを左前に運んだ。 5月24日巨人戦の 5回に左腕吉川光の直球が顔面に直撃し、鼻骨を骨折。翌25日巨人戦以降は代打出場が続いていた。この日は相手先発が右腕石川ということもあり、満を持して先発復帰していた。金本監督は慎重な起用を示唆していたが、 2番手の左腕投手との対決にも代打は送らず。鳥谷は恐怖心に打ち勝つ形で、しっかり結果を出した。白球が左翼の人工芝に弾む。スコアボードに「H」ランプが灯ると、虎党が沸いた。今季14度目のマルチもマークした。 6打数 2安打 1打点とフル出場し、通算打席数は「7887」。藤田平氏の「7882」を抜き、球団歴代「1位」に立った。「2000安打」までも残り「85」。最前線に戻ってきた“虎の顔”が、チームにさらに勢いをもたらしていく。

秋山拓巳投手(26)が今季「4勝」目をあげた。ロッテ打線に猛打を浴び、 5回 7失点も粘りの投球を見せた。

藤川球児投手(36)がNPB通算「1000奪三振」を達成した。 9回に登板し、先頭の角中を見逃し三振に斬った。史上「146人」目。これまでの最速記録は1993年野茂(近鉄)の「871回」。藤川は「771回と 2/3」で達成。野茂のスピード記録を大幅に更新した。藤川は安打で一死 1塁とした後、井口から通算「1001個」目の三振を奪い、代打柴田を中飛に打ち取って試合を締めた。「771回 2/3」での「1000「K」」到達。「またがんばります」と切り替えていた。

記事をまとめてみました。

 

 

 <日本生命セパ交流戦:阪神15- 7ロッテ>◇30日◇ZOZOマリンスタジアム

 阪神は 1回、糸井の「2ラン」で先制。ロッテは 2回、大嶺翔の 2ランなどで 4点を奪い逆転。阪神は 3回、高山のソロで追い上げた。

 阪神は中盤も得点を重ねた。 4回から 6回で 9点追加。ロッテも 5回に 3点を挙げた。 6回を終え、12- 7で阪神がリード。

 阪神が終盤も得点を重ね大勝した。 5回 7失点の秋山が大量援護で「4勝」目。ロッテは投手陣が打ち込まれ、 2連敗で再び借金「20」。ロッテ石川は「5敗」目。

  6回表阪神二死満塁、俊介外野手は 3塁線を破る 2点適時 2塁打を放った=ZOZOマリンスタジアム

 日本生命セ・パ交流戦が開幕し、阪神は金本知憲監督の采配がズバリ的中し、ロッテに逆転勝ち。今季初スクイズ成功で同点に追いついた後、打線が爆発し、今季初スタメンの俊介外野手が 3 2塁打、 4打点の大暴れ。敵地のロッテ戦は毎回乱戦となるが、交流戦球団最多の15得点を奪い、力で制した。

 潮を含んだ風が肌にまとわりつく。貧打のロッテという前評判はどこにいったんだ。これが交流戦の怖さ。幕張ならではのドラマだ。殴り、殴られ、また殴り返した。交流戦球団史上最多の15得点でKO勝ち。金本監督は「風もあったしね」と控えめながら、まな弟子たちをたたえた。

 打つ手がすべて当たって、昨年「3連敗」したロッテを力でねじ伏せた金本知憲監督(左)=ZOZOマリンスタジアム

 「(先発が実績のある)石川ですから。だんだん調子を上げてきている投手かなと思っていたし、よく打ってくれました」

 中盤までパの最下位ロッテにてこずったが、打つ手がことごとく当たった。 1点差の 4回には一死 3塁から梅野にスクイズを指示。今季初の成功で同点に追いつくと昇格即スタメンで起用した広陵高の後輩が大暴れだ。10- 7の 6回二死満塁、「8番・中堅」で今季初先発の俊介が右腕・高野のフォークを鋭く振り抜き、 3塁線を破った。

 「結果を出したいだけで、全力でやりました」

 今季初スタメンの俊介外野手が 5回、 2点 2塁打。 3 2塁打、 4打点と大暴れし、金本監督の起用に応えた=ZOZOマリンスタジアム

  2塁から鼻骨骨折の鳥谷もゆっくりと生還。リードを 5点とした。 4回には左中間 2塁打、 5回一死満塁でも左翼線に 2点 2塁打を放ち、 3 2塁打で自身初となる 1試合 4打点。 4年ぶり自身 6度目の猛打賞だ。 2軍で打率 0.314と好調だった背番号「68」を起用した金本監督は「俊介といえば今まで人がいないときにスタメンだったりしたんですが」と笑いながら「パッと使って結果を出せるというのは成長したのかな」と目を細めた。

  4回、 2塁打を放った俊介外野手=ZOZOマリンスタジアム

 試合前にはサプライズがあった。「金本大監督おらんか?」。国鉄と巨人で歴代最多の 400勝をあげた大投手、金田正一氏が阪神ベンチを訪問。名球会の先輩の訪問に監督室から飛び出し、頭を下げた。金田氏はかわいい後輩を「健康優良児。いいチームになった。観客動員数をみても阪神がヘタをしたらダメ。(球界を引っ張るのは)すごくいいこと」と励ました。元ロッテ監督は阪神優勝の条件として「楽天みたいにお金をドーンと積んで外国人を獲ればいい」と緊急提言。大御所の心配をヨソに最終的にはダブルスコアの圧勝だ。

  4回 梅野隆太郎捕手のスクイズで生還する俊介外野手=ZOZOマリンスタジアム

 2005年の日本シリーズで大敗し、 4連敗。昨季は 5割からこのカードで 3連敗を喫し、借金生活に転落した。苦い思い出が多い幕張だが、金本監督は「俺は大逆転したときのことが一番印象に残っているよ」と笑う。2007年 6月16日。 2- 7だった 9回に一挙 9点で逆転し、“幕張の奇跡”と呼ばれたゲームだ。この日も俊介、梅野の 8、 9番で計 7打点。猛打爆発の虎祭り-。プラス思考がドラマ再演の源泉だ。

 福留、糸井、鳥谷と役者が仕事をし、脇役も穴を埋める以上の活躍をした。 5回終了時に彩った花火のように。どっかんどっかん、最高のスタートや!!

  6回、 2点適時 2塁打を放った俊介外野手=ZOZOマリンスタジアム

◇データBOX◇

◎…阪神が30日のロッテ戦(ZOZOマリン)で交流戦最多得点となる「15」。これまでは2014年 6月 8日のソフトバンク戦(甲子園)の「14」だった。

◎… 1試合「15」得点は2014年 8月 5日のヤクルト戦(神宮)での「20」得点以来。ちなみに阪神の球団記録は2010年 8月25日の広島戦(京セラ)での「22」。

 ヒーローインタビューを終え、ファンの声援に応える俊介外野手=ZOZOマリンスタジアム

☆ZOZOマリンと阪神

 2005年の日本シリーズでは敵地での第 1戦から● 1-10、● 0-10と大敗。甲子園に戻った 3戦目も● 1-10と立て直せず、 4戦目も● 2- 3で敗れ、「4連敗」を喫した。ロッテには交流戦では通算25勝21敗 5分け(30日現在)と勝ち越しているが、敵地では昨年同一カード「3連敗」を喫するなど、通算11勝12敗 3分けと負け越している。

 

 糸井嘉男外野手が 7号 2ランを放った。 1回、一死 2塁からロッテ石川の変化球をとらえて右翼スタンドに突き刺した。

 糸井は広報を通じて「打った感触も良かったですし、何より先制することができて良かったです」とコメント。交流戦の初戦となったこの試合は「3番・DH」で出場した。

  1回表阪神一死 2塁、糸井嘉男外野手は先制 2点本塁打を放った=ZOZOマリンスタジアム

 交流戦でも虎の快進撃を予感させる号砲だ。一回一死二塁。糸井のバットが炸裂した。右翼席へ「7号2ラン」。阪神今季最多「15得点」を呼び込む先制パンチだった。

 「打ったのはシンカー。打った感触もよかったですし、何より先制することができてよかったです」

 存在感はさすがだ。 5回無死 2塁から、ロッテベンチは糸井を警戒し、歩かせた。直後の福留タイムリー。大量 6点は糸井の“顔”のおかげだ。

  5試合ぶりに 3番に座った。慣れ親しんだ打順。さらに「DH」。故障がちのオリックス時代に何度も経験してきた。セ・リーグの打者が戸惑う「DH」も、糸井にすれば“定位置”。気分よく打席に入れた。結果、一発の後の5打席中4四球。振って、歩いて、勝利に大貢献だ。

  1回、先制「2ラン」を放った糸井嘉男外野手はベンチ前でナインとハイタッチ。DHとパ・リーグの投手は任せろ!!=ZOZOマリンスタジアム

 球場入りの際、うれしい再会があった。ちょうど 2軍戦を終えたばかりのロッテ・大村 2軍打撃コーチとバッタリ。北海道日本ハム時代に投手から打者転向した糸井に、基本を叩き込んでくれた恩師だ。ハイタッチして…。

 糸井「見てて下さい」

 大村「見とくわ」

 つまり、予告の一撃だった。名称が変わり、今はZOZOマリンとなった球場は、プロ初安打を放ち、初盗塁を決めた舞台でもある。よく、その思い出を話していた。元気をもらった糸井が引っ張れば、猛虎は強い。

 

 千葉出身の高山俊外野手が凱旋(がいせん)弾を放った。「1番・左翼」で出場し、先頭で迎えた 3回。ロッテ石川の初球ストレートを右翼席に運ぶ「4号ソロ」を放った。

  2回には一死 1、 2塁から 8番三木が放った左翼線の打球を後逸。痛恨の適時失策を犯していた。高山は「守備でのミスを取り返すためにも出塁することだけ考えて打席に入りました。追いついて勝ち越せるように頑張ります」と話した。

  3回表阪神無死、高山俊外野手はソロ本塁打を放った=ZOZOマリンスタジアム

 高山俊外野手が「4号ソロ」を放った。

  2点を追う 3回。石川の初球をとらえた打球は右中間スタンドへ。

 「打ったのはストレート。守備でのミスを取り返すためにも出塁することだけ考えて打席に入りました」。 2回の守備で左翼線のゴロを後逸するミスを犯していただけに、取り返したい一心だった。

 「甘かったんで、しっかり振れてよかった。まっすぐのタイミングでいきました」と一発を振り返った。

  3回、本塁打を放った高山俊外野手=ZOZOマリンスタジアム

 高山が故郷・千葉で貴重な反撃弾を放った。 2- 4と逆転された直後の 3回先頭。石川の甘い直球を逃さず、右翼席中段にほうり込んだ。 7試合ぶりの「4号ソロ」。「シンカーもあるので、球(ゾーン)を上げていきました。しっかり振れました」。 2回の守備では三木の打球のクッション処理を誤り、適時失策を犯していただけに「守備のミスを取り返すためにも出塁することだけを考えて打席に入りました」と話していた。

 

  4回表阪神一死 3塁、梅野隆太郎捕手は投前にスクイズを決める=ZOZOマリンスタジアム

 梅野隆太郎捕手が同点スクイズを決めた。 1点ビハインドの 4回。一死から 8番俊介が左翼線 2塁打を放ち出塁すると、ロッテ石川のけん制悪送球で一死 3塁。続く 9番梅野が 2ボールから 3球目を投前に転がしてスクイズを成功させた。阪神のスクイズは昨年 7月28日ヤクルト戦の北條以来。今季初めてだった。

 梅野は「相手のミスで広がったチャンスをものにしたかったですし、同点のチャンスだったのでしっかりと決めることができて良かったです」と話した。

 

  5回、火の出るような打球の決勝タイムリーを放った福留孝介外野手。前の糸井が歩かされ、燃えた=ZOZOマリンスタジアム

 ナメんじゃねえ! 初球からガツンといった。カッと目を見開き、燃えさかる闘志を込めてバットを振り抜いた。福留の視線の先で、火の出るような打球がうなりをあげて人工芝の上を加速していく。遊撃・三木の脇を抜けてあっという間に左前に到達。貫禄を示すには十分すぎるV打で 4番の仕事をきっちり果たした。

 「それは相手がそうしただけで俺がやることは変わらないと思うけど、でも、なにくそと思いながら打席には立ったけどね」

 40歳の主将は誇りを守り、胸を張った。 4- 4で迎えた 5回無死、四球で出塁の 1走上本が 2盗。ロッテベンチは糸井とは勝負を避け、 1塁を埋めた。無死 1、 2塁となり、福留が石川の外寄りの 140キロの初球を逆らわずに逆方向へ。百戦錬磨の男だからこそ、心は熱く、頭は冷静に…。左前への決勝タイムリーとなった。

  6回、 2塁打を放った福留孝介外野手=ZOZOマリンスタジアム

  6回には中越え 2塁打、 7回にもしぶとく左前適時打を放ち、 6打数 3安打 2打点で 4日のヤクルト戦(神宮)以来、19試合ぶり今季「3度目の猛打賞」をマーク。乱打戦のなかでも抜群の存在感を示した。

 戦友の第一線で戦い続けている姿が、これ以上ない力になる。中日時代から親交のある荒木は今年、自身と同じ40歳になる。2000安打達成に迫る竜のいぶし銀はしみじみと言う。

 「福留はずっとスーパースターであり続けてほしい。俺の夢は俺が野球を辞めて、スタンドであいつのプレーをみることなんだ」。荒木は1995年のドラフトで福留、原俊介を外した中日に外れ外れ 1位で入団した。 3年後「スーパースター」と同じユニホームを着ることになった。

  7回にもダメ押しタイムリーを放った福留孝介外野手=ZOZOマリンスタジアム

 同級生に羨望のまなざしを送られる。福留は「何言っているんだよ。あいつ」と照れくさそうに笑うが、荒木の存在も大きな励みになっている。  乱戦を自らのバットで制した主将は「少しずつ自分のできることをやっていけばいいのかな。こういう試合でしっかりと勝てたのはスタートとしてはよかったんじゃないかなと思います」と胸を張った。連勝街道を突き進む。

◇データBOX◇

 福留の猛打賞は今季「5度目」でチーム最多( 4安打 2回を含む)。ちなみにNPB通算で 124度目。シーズンの自身最多は中日時代の2002年に記録した「18」。

 

  5回表阪神一死 1、 2塁、鳥谷敬内野手は左前打を放った=ZOZOマリンスタジアム

 鳥谷敬内野手が鼻骨骨折から 5試合ぶりに先発復帰し、骨折後初ヒットを決めた。「6番・3塁」で先発。 1点リードの 5回一死 1、 2塁、左腕土肥の高めスライダーを左前に運んだ。

  5月24日巨人戦の 5回に左腕吉川光の直球が顔面に直撃し、鼻骨を骨折。翌25日巨人戦以降は代打出場が続いていた。この日は相手先発が右腕石川ということもあり、満を持して先発復帰していた。

 金本監督は「左投手はまだちょっと怖いだろうし、まずは右から慣れていこうかな、と」と慎重な起用を示唆していたが、 2番手の左腕投手との対決にも代打は送らず。鳥谷は恐怖心に打ち勝つ形で、しっかり結果を出した。

  5回、左腕土肥星也投手(左)から復帰初安打を放った鳥谷敬内野手。左投手から顔面死球を受けたが、後遺症は心配なさそうだ=ZOZOマリンスタジアム

 白球が左翼の人工芝に弾む。スコアボードに「H」ランプが灯ると、虎党が沸いた。お祭り騒ぎの左翼スタンドとは対照的に、 1塁ベース上で表情 1つ変えない背番号「1」。これぞ、鳥谷敬-。クールな男が帰ってきた。

 「(怖さは)まったくないということはないけど、投手も違うのでね」

 試合後も多くは語らない。これも鳥谷らしさ。一喜一憂せず、冷静に状況を見極めていた。だが、千葉の夜空に響かせた快音は完全復活の“証”だ。 5試合ぶりに「6番・3塁」でスタメン復帰すると、 5回一死 1、 2塁だ。ロッテ 2番手左腕・土肥の 4球目、高め 119キロの変化球を左前へ。24日の巨人戦(甲子園)で顔面死球を受けた吉川光と同じ、左投手からの一打。18打席ぶり、鼻骨骨折後初の安打となる“克服打”で好機を拡大すると、 7回にも右翼線へ 2塁打。今季14度目のマルチもマークした。

 特別フェースガードをつけたヘルメットで先発復帰した鳥谷敬内野手=ZOZOマリンスタジアム

 この日はフェースガード付の特別ヘルメットを着用。「視界には(器具部分が)入りますけど」と苦笑いしたが、「走塁面のことも帰塁のこともある」と打撃時以外にボールが直撃するリスクを避けるため、使用に踏み切った。 6打数 2安打 1打点とフル出場し、通算打席数は「7887」。藤田平氏の「7882」を抜き、球団歴代「1位」に立った。

 本人は「(歴代「1位」も)全然気にしていないです」と平然としたが、記者席から藤田氏が見守る前で完全復活をアピール。「2000安打」までも残り「85」。最前線に戻ってきた“虎の顔”が、チームにさらに勢いをもたらしていく。

◇データBOX◇

◎…鳥谷が 6打席に立ち、通算「7887」打席とし、藤田平の「7882」打席を抜き、球団歴代「1位」になった。 ◎…鳥谷は「928得点、949四球、1147三振」で球団「1位」を記録している。

 

 阪神先発の秋山拓巳投手=ZOZOマリンスタジアム

 秋山拓巳投手が今季「4勝」目をあげた。ロッテ打線に猛打を浴び、 5回 7失点も粘りの投球を見せた。「何回も代えられそうな場面があった。投げさせてもらえたことに感謝して、次に向けてやっていきたい」と試合後には反省を口にしていた。

 

  9回裏ロッテ無死、藤川球児投手(左)は角中からNPB通算「1000個」目の三振を奪うも、際どいコースで苦笑する=ZOZOマリンスタジアム

 藤川球児投手がNPB通算「1000奪三振」を達成した。 9回に登板し、先頭の角中を見逃し三振に斬った。史上「146人」目。

 これまでの最速記録は1993年野茂(近鉄)の「871回」。藤川は「771回と 2/3」で達成。野茂のスピード記録を大幅に更新した。

 藤川は安打で一死 1塁とした後、井口から通算「1001個」目の三振を奪い、代打柴田を中飛に打ち取って試合を締めた。

 通算「1000奪三振」を奪い、花束を手にナインとハイタッチする藤川球児投手。史上最速到達だ=ZOZOマリンスタジアム

 藤川球児投手(36)がNPB通算「1000奪三振」を記録した。

  9回に登板。先頭で迎えたロッテ角中から見逃し三振を奪って達成した。

 「ファンの方が三振に関心を持ってくれていた時期もあった。それをモチベーションにしていた」と少し照れて話した。

 剛腕から投じられた力のこもったボールが、梅野のミットに突き刺さった。角中はピクリとも動けず、名幸球審の手が上がる。藤川が日本球界通算「1000奪三振」だ。野茂英雄(近鉄)を超える史上最速のスピードで到達した。

 「なんとも思わないですよ。チームが勝ったことの方が、その方が重要です」

 藤川球児投手(右)は通算「1000奪三振」を祝う花束を手に金本知憲監督とハイタッチ=ZOZOマリンスタジアム

 偉業を成し遂げても淡々。右腕にとっては個人の記録よりチームの勝ちが優先だった。歴史的瞬間は 9回にいきなり訪れた。先頭の 4番を内角低め 149キロの直球で見逃し三振。「771回 2/3」での「1000「K」」到達は、野茂の「871回」を抜き、歴代最速に。「(野茂さんの方が)全然上じゃないですか。先発でメジャーで実績も出されて」と謙遜したが「でも、ファンの方が三振を期待されているときがあって、それがモチベーションだった」と笑みを浮かべた。

 その後も井口を見逃し三振に斬り、「1001個」目。「またがんばります」と切り替えていた。

☆藤川球児投手(阪神)通算「1000奪三振」

 30日のロッテ 1回戦(ZOZOマリン)の 9回に角中から見逃し三振を奪って達成。プロ野球 146人目。初奪三振は2000年 3月31日の横浜戦で谷繁元信捕手から。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ


Viewing all articles
Browse latest Browse all 5167

Trending Articles