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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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大山が反撃タイムリー!バットでチーム盛り上げ!能見一死しか取れず3失点KO…2番手は石崎!

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甲子園のグラウンドを管理する阪神園芸が匠の技で、阪神-DeNAの両チームに最高の舞台を用意した。14日の第 1戦は阪神が快勝。15日の第 2戦は降りしきる雨の中、泥沼のコンディションの中、DeNAが勝ち 1勝 1敗。前日16日は降雨中止。17日も午前中まで雨。グラウンドキーパーは午前 9時に集合。午前中は雨が続いており、作業ができなかったが、それでも昼過ぎに雨が上がるとグラウンド整備を担当する阪神園芸が活動開始。グラウンドにできた水たまりにを「魔法の白い袋」を使ってみるみると水分を吸い上げていった。匠の技による整備もあり、定刻通り午後 6時にプレーボール。試合はホームの阪神が敗れ、DeNAがファイナルステージ進出となったものの、悪天候の中、両者の熱戦を演出した阪神園芸の技術の高さも光った。阪神園芸の金沢健児甲子園施設部長は「完璧ではないけど、できることをやった。野球ができる状態にはできたかな」と胸を張った。

DeNAが初回に無死 1、 3塁からホセ・ロペス内野手(33)の先制左前適時打などで 3点を挙げた。先発ジョー・ウィーランド投手(27)は 3回を 1安打無失点。DeNAが 4回に梶谷隆幸外野手(29)の中前適時打、ロペスの「2ラン」で 3点を追加した。阪神は 6回に大山悠輔内野手(22=白鴎大学)の右前適時打で 1点を返した。DeNAがファーストステージ突破を決めた。ウィーランドが 7回 1失点と好投。阪神は 1回持たずKOの先発能見篤史投手(38)が誤算だった。金本知憲監督(49)がCS敗退の悔しさをかみしめた。先発能見が 1回から 3点を失い、防戦一方となり、 4回には「3番手」の岩崎優投手(26)がロペスに致命的な「2ラン」を浴びて 6点差に広がった。打線も好投手の先発ウィーランドを攻略できず。勝てばファイナル進出の大一番は完敗だった。監督就任 2年目の今季も若手強化を最大のテーマに掲げ、チーム最多の「20本塁打」を放った中谷将大外野手(24)やCSでも大活躍したルーキー大山が台頭。その一方で、昨季、存在感を示した高山俊外野手(24)や北條史也内野手(23)、原口文仁捕手(25)が不振に終わった。主戦の先発藤浪晋太郎投手(23)が絶不調に陥ったのも誤算だった。中堅クラスの奮闘でシーズンは「78勝61敗4分けの2位」。昨季の借金「12」から今季貯金「17」に押し上げた。

大山悠輔内野手が反撃のタイムリーを放った。 6点ビハインドの 6回二死 2塁。DeNAウィーランドの内角高めの速球を右前にはじき返し、 2塁走者を生還させた。同学年の藤浪の投入で場内の雰囲気が一気に変わった甲子園。それに負けじとバットでチームを盛り上げた。駆け抜けた 1年目は、打ちまくったまま終わった。大山の向かっていく姿勢、鋭い振りだけが、沈みきった甲子園を照らす光だった。最後の試合も、チーム唯一の得点を生み、刻んだ打率は驚異の 0.538。虎を勝たせようと、もがき続けた。 6回二死 2塁でも無我夢中で食らいついた。ウィーランドの 146キロ真っすぐを捉え、ライナーで 2塁手の頭上を越える右前適時打。 4万6319人が詰めかけた本拠地が、この日最高の盛り上がりを見せた。15日の雨中の第 2戦では、虎の新人としては史上初のCS本塁打。そればかりか、CS最多タイ記録の 1試合 4安打を放った。この夜の 2安打で全試合安打とし、「打率0.538(13打数7安打)、4打点、1本塁打」と堂々たる数字。片岡篤史打撃コーチ(48)もねぎらった。ずっと謙虚に、ただファンのため、虎のために。大山は戦い、打ち続ける。

阪神先発の能見篤史投手が 1回を持たずに降板した。 1回無死 1、 3塁でDeNAロペスに先制打、嶺井博希捕手(26)にも「2点適時打」を許し、いきなり 3失点。一死満塁で「8番投手」のウィーランドを迎えたところで、「2番手」石崎剛投手(27)との交代が告げられた。レギュラーシーズンではDeNA相手に 3試合先発し、「1勝負けなしで防御率2.14」。 9月28日同戦では完投勝利を挙げていた。悔しさの残るシーズン最終登板となった。

藤浪晋太郎投手が 6回からリリーフ登板した。 9月28日のウエスタン・リーグ最終戦、12日のみやざきフェニックス・リーグ西武戦でいずれも好投。ファイナルステージに進出した場合の先発候補ととして15日に 1軍に合流し、17日に出場登録をされた。 6回リリーフ登板した藤浪晋太郎投手は 2回無失点に抑えた。 6回はこの日最速の 157キロを計測するなど「3者凡退」。 7回は先頭ロペスに左前打を許したが、筒香嘉智外野手(25)を遊ゴロ、宮崎敏郎内野手(26)は投ゴロ、最後は嶺井を空振り三振に仕留めた。 9月28日のウエスタン・リーグ最終戦、12日のみやざきフェニックス・リーグ西武戦でいずれも好投。ファイナルステージに進出した場合の先発候補ととして15日に 1軍に合流し、この日出場選手登録されたばかりだった。救援登板は新人時代の2013年以来だったが、最速 157キロを出すなど、 2回を 1安打無失点に締め「いい意味で、適当に投げようと思った。抑えたら(流れが)変わると思った」と話した。今季は制球難などで 1軍と 2軍を何度も行き来した。金本監督は「来季に向けた起用でない」としながらも期待を込めた。

セは「レギュラーシーズン2位」の阪神が「同3位」のDeNAに 1- 6で敗れ、CSファーストステージでの敗退が決まった。先勝した「2位」チームが敗退するのは初という屈辱に金本知憲監督は「結果がすべて。残念で悔しい」。巻き返しの 3年目に向けて、今季限りで引退を発表した新井良太内野手(34)の入閣が検討されていることが明らかになった。雨が上がった甲子園に虎党の涙が落ちた。先発能見が一死しかとれず、 3失点KO。見せ場もつくれず、そのまま押し切られた。勝負にならなかった金本監督は唇をグッとかんだ。来季の巻き返しを誓う。確かな上がり目があった2017年が閉幕した。明るく、厳しく、そして、もっと強く。退任した掛布雅之 2軍監督(62)の後任には矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ(48)、片岡篤史打撃コーチのいずれかの配転を軸に調整中。首脳陣のテコ入れとともに、再出発を図る。シーズンは終了。18日には大阪・野田の電鉄本社にて、坂井オーナーへのシーズン報告会を行う。今季の反省と来季への課題を洗い出す。並行して、来季に向けた新しいコーチングスタッフの編成も、急ピッチで進めていく。良太、入閣検討へ-。球団関係者の話を総合すると、11日に引退会見をしたばかりの新井が指導者として引き続きタテジマに袖を通し続ける可能性が浮上していることが判明した。安藤優也投手(39)も入閣予定でフレッシュな人材が金本阪神を支える。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 1- 6DeNA>◇CSファーストステージ第 3戦◇阪神 1勝 2敗◇17日◇阪神甲子園球場

 甲子園のグラウンドを管理する阪神園芸が匠の技で、阪神-DeNAの両チームに最高の舞台を用意した。14日の第 1戦は阪神が快勝。15日の第 2戦は降りしきる雨の中、泥沼のコンディションの中、DeNAが勝ち 1勝 1敗。前日16日は降雨中止。17日も午前中まで雨。それでも昼過ぎに雨が上がるとグラウンド整備を担当する阪神園芸が活動開始。グラウンドにできた水たまりにを「魔法の白い袋」を使ってみるみると水分を吸い上げていった。匠の技による整備もあり、定刻通り午後 6時にプレーボール。試合はホームの阪神が敗れ、DeNAがファイナルステージ進出となったものの、悪天候の中、両者の熱戦を演出した阪神園芸の技術の高さも光った。

 グラウンド整備を行う阪神園芸関係者=阪神甲子園球場

 決戦に向け、甲子園球場を管理する阪神園芸のスタッフがグラウンドの整備を急ピッチで行った。グラウンドキーパーは午前 9時に集合。午前中は雨が続いており、作業ができなかったが、雨が止んだ午後 0時半から総出の10人態勢で作業を開始した。水たまりに黒土をかぶせ、何度もトンボがけを行い、試合前には甲子園のグラウンドを普段通りの姿に復活。

 15日の第 2戦は降りしきる雨の中で決行され、16日は雨天中止。阪神園芸の金沢健児甲子園施設部長は「完璧ではないけど、できることをやった。野球ができる状態にはできたかな」と胸を張った。

 前日16日は降り続ける雨で雨天順延が決定=阪神甲子園球場

☆阪神園芸・ドキュメント

★午前 9時:総出の10人が集合。予報に反して降雨が続いていたため、作業開始を遅らせる

★午前11時30分頃:雨が上がったが、グラウンドはドロドロ

★午後 0時30分:雨がやんだことを確認し、整備開始

★午後 1時:マウンド、打席に土をかけてトンボでならす

★午後 1時30分:「PQパック」という水吸収剤で水たまりの水分を吸収。その後速乾性の土をまき、再度トンボで土をならす

 午後 1時ごろから、阪神園芸のスタッフが総出で作業開始=阪神甲子園球場

★午後 2時30分:トラクターを使い、グラウンドの表面が均一になるように何度もならす

★午後 3時30分:ローラーを使い外野芝生の水分を吸収。特に守備位置付近を重点的に整備する

★午後 3時45分:マウンド、ホームベースに白線が引かれる

★午後 5時:整備終了。シートノックなし

★午後 6時:試合開始

 試合前、グラウンドを整備する阪神園芸のスタッフら=阪神甲子園球場

 

 DeNAが初回に無死 1、 3塁からロペスの先制左前適時打などで 3点を挙げた。先発ウィーランドは 3回を 1安打無失点。

 DeNAが 4回に梶谷の中前適時打、ロペスの「2ラン」で 3点を追加した。阪神は 6回に大山の右前適時打で 1点を返した。

 DeNAがファーストステージ突破を決めた。ウィーランドが 7回 1失点と好投。阪神は 1回持たずKOの先発能見が誤算だった。

  5回裏阪神攻撃終了後、投手交代を告げ、うつむきながらベンチへ戻る金本知憲監督=阪神甲子園球場

 金本知憲監督がCS敗退の悔しさをかみしめた。先発能見が 1回から 3点を失い、防戦一方となり、 4回には「3番手」の岩崎がロペスに致命的な「2ラン」を浴びて 6点差に広がった。

 打線も好投手の先発ウィーランドを攻略できず。勝てばファイナル進出の大一番は完敗だった。指揮官は試合後「雨を理由にすると、言い訳になる。そうではなく、向こうの打線が調子を上げてきたと感じた。時の運もあるし、勝負運とか勝ち運とか。結果がすべてなので。残念で悔しいが…」と振り返った。

  9回、厳しい表情の金本知憲監督、矢野燿大コーチ=阪神甲子園球場

 監督就任 2年目の今季も若手強化を最大のテーマに掲げ、チーム最多の「20本塁打」を放った中谷やCSでも大活躍したルーキー大山が台頭。その一方で、昨季、存在感を示した高山や北條、原口が不振に終わった。主戦の先発藤浪が絶不調に陥ったのも誤算だった。中堅クラスの奮闘でシーズンは「78勝61敗4分けの2位」。昨季の借金「12」から今季貯金「17」に押し上げた。

 「(CSで敗れた悔しさを)持ってくれていると思うし、来年につなげる意味でも。つなげないといけないし。 1年を考えると、気持ちを前面に出してくれたし、ベテラン、中堅が頑張ってくれた。先発も決められないなか、スタメンも固定できないなかで、2位になれたのは、胸張っていいことだと思う。みんなの野球に対する執念や粘りで2位になれた。今日で最後になったが、ほめてやりたいチームだと思う」と総括した。

 

  6回裏阪神二死 2塁、右前適時打を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 大山悠輔内野手が反撃のタイムリーを放った。

  6点ビハインドの 6回二死 2塁。DeNAウィーランドの内角高めの速球を右前にはじき返し、 2塁走者を生還させた。

 同学年の藤浪の投入で場内の雰囲気が一気に変わった甲子園。それに負けじとバットでチームを盛り上げた。

  6回、唯一の得点を叩き出した大山悠輔内野手。CS3試合を通して勝負強さを見せた=阪神甲子園球場

 駆け抜けた 1年目は、打ちまくったまま終わった。大山の向かっていく姿勢、鋭い振りだけが、沈みきった甲子園を照らす光だった。最後の試合も、チーム唯一の得点を生み、刻んだ打率は驚異の 0.538。虎を勝たせようと、もがき続けた。

 「負けたので…」

 すべて終わってしまった。当然うつむきながら言葉少なに引き揚げたが、D 1位らしい、だれより胸を張れる戦いぶりだった。

  0- 6とされ円陣を組んで臨んだ 4回は、二死 1塁から懸命にバットを出し右前打。ここでは得点へつなげられなかったが、 6回二死 2塁でも無我夢中で食らいついた。ウィーランドの 146キロ真っすぐを捉え、ライナーで 2塁手の頭上を越える右前適時打。 4万6319人が詰めかけた本拠地が、この日最高の盛り上がりを見せた。

  4回、安打を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 15日の雨中の第 2戦では、虎の新人としては史上初のCS本塁打。そればかりか、CS最多タイ記録の 1試合 4安打を放った。この夜の 2安打で全試合安打とし、「打率0.538(13打数7安打)、4打点、1本塁打」と堂々たる数字。片岡打撃コーチも「このシリーズはラッキーボーイ的存在になってくれた。大山に関しては自信にしてほしい」とねぎらった。

 「変わらないこと」を誓い、この世界に飛び込んだ。元阪神内野手で大山の恩師、白鴎大の藤倉多祐(かずまさ)総監督には「ファンあってのプロ野球だ。悠輔、腰、頭を低くしろよ。ユニホームを着ているから(周囲は)チヤホヤしてくれるんだ。脱いだらただの兄ちゃんだぞ」と送り出された。グラウンドでは攻撃的に、だが他では謙虚に。ずっと変わらない。

  6回、適時打を放った大山悠輔内野手 投手はDeNA・ウィーランド=阪神甲子園球場

 大一番でも、何も変えなかった。これまで常に「振っていかないとタイミングが合っていかない」と話してきた通り、大一番でもどんどん振った。CS13打席のうち 5打席でファーストストライクを打ちにいき、 3ボールまで進んだ打席は 1度もなかった。

 ずっと謙虚に、ただファンのため、虎のために。大山は戦い、打ち続ける。

☆今季の打線について片岡篤史打撃コーチ

 「 1年間、キャプテン(福留)を筆頭にがんばってくれたが、この悔しさを忘れずにやるしかない。悔しさを忘れずにバネにするしかない」

 

  1回、降板する能見篤史投手=阪神甲子園球場

 阪神先発の能見篤史投手が 1回を持たずに降板した。

  1回無死 1、 3塁でDeNAロペスに先制打、嶺井にも「2点適時打」を許し、いきなり 3失点。一死満塁で「8番投手」のウィーランドを迎えたところで、「2番手」石崎との交代が告げられた。

 レギュラーシーズンではDeNA相手に 3試合先発し、「1勝負けなしで防御率2.14」。 9月28日同戦では完投勝利を挙げていた。

  1回表、わずか一死でKOとなり、ベンチへ戻る能見篤史投手(左)=阪神甲子園球場

 先発した能見は 1/3回 4安打 2四球 3失点と大乱調。大一番を任されたベテラン左腕だったが先頭の桑原に四球を与えると、梶谷に右前打を許し無死 1、 3塁。続くロペスに先制の左前打を許した。その後もDeNA打線を止められず、プロ最短の一死しかアウトをとれず、わずか37球で降板。「出だしですね。悪い流れを作ってしまった」。悔しさの残るシーズン最終登板となった。

 

  6回、リリーフカーを降り、マウンドへ向かう藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 藤浪晋太郎投手が 6回からリリーフ登板した。

  9月28日のウエスタン・リーグ最終戦、12日のみやざきフェニックス・リーグ西武戦でいずれも好投。ファイナルステージに進出した場合の先発候補ととして15日に 1軍に合流し、17日に出場登録をされた。

  6回表からマウンドに上がった藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

  6回リリーフ登板した藤浪晋太郎投手は 2回無失点に抑えた。

  6回はこの日最速の 157キロを計測するなど「3者凡退」。 7回は先頭ロペスに左前打を許したが、筒香を遊ゴロ、宮崎は投ゴロ、最後は嶺井を空振り三振に仕留めた。

  9月28日のウエスタン・リーグ最終戦、12日のみやざきフェニックス・リーグ西武戦でいずれも好投。ファイナルステージに進出した場合の先発候補ととして15日に 1軍に合流し、この日出場選手登録されたばかりだった。

  7回表DeNA無死 1塁、筒香嘉智外野手を遊ゴロに抑える藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 阪神の藤浪晋太郎投手が 0- 6の 6回から「5番手」でマウンドに上がった。

 救援登板は新人時代の2013年以来だったが、最速 157キロを出すなど、 2回を 1安打無失点に締め「いい意味で、適当に投げようと思った。抑えたら(流れが)変わると思った」と話した。

 今季は制球難などで 1軍と 2軍を何度も行き来した。金本監督は「来季に向けた起用でない」としながらも「何かつかんでくれれば」と期待を込めた。

  6回から登板した藤浪晋太郎投手は力強い投球を見せた=阪神甲子園球場

 「レギュラーシーズン2位」の阪神は、先発した能見篤史投手がわずか一死しか取れず 3失点で降板。 6回から「5番手」で登板した藤浪晋太郎投手が 2回を無失点に抑えたが、打線が振るわず。「同3位」のDeNAに連敗を喫し、「1勝2敗」でファーストステージで敗退した。 阪神は能見、DeNAはウィーランドが先発。

 DeNAは 1回、桑原の四球と梶谷の右前打で 1、 3塁とすると、ロペスの左前適時打で先制。 1- 0とした。続く筒香も四球で無死満塁。一死後、嶺井の「2点左前打」で 3- 0とした。 4回には先頭の倉本が右中間へ「2塁打」。桑原が捕前犠打で一死 3塁とすると、梶谷が中前打。 4- 0とすると、続くロペスが左中間へ「1号2ラン」を放ち 6- 0とした。

 阪神は 6回二死、福留が右中間フェンス直撃の「2塁打」。続く大山が適時右前打を放ち、 1- 6とした。しかし鳥谷は 2ゴロで追加点とはならなかった。

  5番手として登板した藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 阪神の藤浪が 0- 6の 6回から「5番手」でマウンドに上がった。救援登板は新人時代の2013年以来だったが、最速 157キロを出すなど、 2回を 1安打無失点に締め「いい意味で、適当に投げようと思った。抑えたら(流れが)変わると思った」と話した。

 今季は制球難などで 1軍と 2軍を何度も行き来した。金本監督は「来季に向けた起用でない」としながらも「何かつかんでくれれば」と期待を込めた。

 

 厳しい表情で戦況を見つめる金本知憲監督。来季、「勝負の3年目」だ!=阪神甲子園球場

 セは「レギュラーシーズン2位」の阪神が「同3位」のDeNAに 1- 6で敗れ、CSファーストステージでの敗退が決まった。先勝した「2位」チームが敗退するのは初という屈辱に金本知憲監督は「結果がすべて。残念で悔しい」。巻き返しの 3年目に向けて、今季限りで引退を発表した新井良太内野手の入閣が検討されていることが明らかになった。

 雨が上がった甲子園に虎党の涙が落ちた。先発能見が一死しかとれず、 3失点KO。見せ場もつくれず、そのまま押し切られた。勝負にならなかった金本監督は唇をグッとかんだ。

 「向こうの打線が調子を上げてきたな…というのは感じましたね。時の運もあるし、勝負運というか。結果がすべてなんでね、これは。残念で、悔しいですけど」

 大誤算だった。 1回、能見が先頭の桑原を歩かせると梶谷の右前打で 1、 3塁。ロペスに 3遊間を破られ、先制点を献上した。その後、一死満塁から嶺井に「左前2点打」を許し、柴田に 1、 2塁間を破られたところで、たまらずタオルを投げ込んだ。わずか一死しかとれず、「4安打3失点KO」。37球で、大勢が決した。

  3回、選手交代を告げた金本知憲監督=阪神甲子園球場

 自慢だったブルペン陣もつかまった、 4回には岩崎がロペスに痛恨の「2ラン」…。一気にリードを 6点に広げられた。それでも「けが人も出て、先発も決まらない中、スタメンも固定できない中で『2位』になれたのは胸を張っていいと思う。きょうで最後になったけど、今年、本当にほめてやりたいチームだと思います」と選手を称えた。

 シーズンは終了。18日には大阪・野田の電鉄本社にて、坂井オーナーへのシーズン報告会を行う。今季の反省と来季への課題を洗い出す。並行して、来季に向けた新しいコーチングスタッフの編成も、急ピッチで進めていく。

 良太、入閣検討へ-。球団関係者の話を総合すると、11日に引退会見をしたばかりの新井が指導者として引き続きタテジマに袖を通し続ける可能性が浮上していることが判明した。

  6回、好投した藤浪晋太郎投手に拍手する金本知憲監督=阪神甲子園球場

 金本監督とも広陵高の先輩後輩関係。中日で 5年、阪神で 7年、トータル12年の現役生活で「通算630試合出場、打率0.238、40本塁打、151打点」だったが、常に声を出す元気印はチームの活力になっていた。ポストは 2軍の育成コーチが有力とみられる。引退会見では今後に関して「まだ何も決まっていない」と話したが、若手と汗にまみれる役割ならうってつけ。同じく引退した安藤優也投手(39)も入閣予定でフレッシュな人材が金本阪神を支える。

 金本監督は「(選手は悔しい気持ちを)持ってくれていると思う。来年につなげないといけないし。 1年を考えてみれば、今年は気持ちを前面に出してくれたし、ベテラン、中堅もよく頑張ったしね」と選手をねぎらうことも忘れなかった。来季の巻き返しを誓う。確かな上がり目があった2017年が閉幕した。明るく、厳しく、そして、もっと強く。退任した掛布雅之 2軍監督の後任には矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ、片岡篤史打撃コーチのいずれかの配転を軸に調整中。首脳陣のテコ入れとともに、再出発を図る。

 敗れて肩を落とす金本知憲監督、矢野燿大コーチ、片岡篤史コーチ=阪神甲子園球場

◇データBOX◇

◎…阪神は「ファーストステージ7度目」の出場で、前回の2015年以来「6度目」の敗退。セ・リーグではCSが導入された2007年以降、ファーストステージで先勝した「2位チーム」は、日本シリーズに進出した2014年の阪神も含めこれまで 5チーム全てがファイナルステージに進出していたが、初めて突破できなかった。

◇新井 良太(あらい・りょうた)

 内野手。1983(昭和58)年 8月16日生まれ、34歳。広島県出身。広陵高校、駒澤大學を経て2006年大学生・社会人D 4巡目で中日入団。2010年オフにトレードで阪神移籍。兄・貴浩と同一チーム所属になった。「今季17試合、打率・063、0本塁打、0打点。通算630試合、打率0.238、40本塁打、151打点」。 1メートル88、99キロ。右投げ右打ち。年俸2100万円。背番号「32」。独身。

 

 今年の試合は終了してしまったが、来年に向かって再度全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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