●ハーフマラソン日本記録保持者の設楽悠太選手(26=ホンダ)が 2時間 6分11秒で「2位」に入り、日本記録を突破した。2002年に高岡寿成選手 2時間 6分16秒の日本記録を16年ぶりに突破した。このレースで設楽を始め、井上大仁選手(25=MHPS)、木滑良(きなめりょう)選手(27=MHPS)、宮脇千博選手(26=トヨタ自動車)、山本憲二選手(28=マツダ)、佐藤悠基選手(31=日清食品グループ)がグランドチャンピオンシップ出場権を獲得した。
●ハーフマラソン日本記録保持者の設楽悠太が 2時間 6分11秒で「2位」に入り、日本記録を16年ぶりに塗り替えた。2002年に高岡寿成がマークした 2時間 6分16秒の日本記録を 5秒更新した。レース序盤は先頭集団についていくも、31キロ付近で先頭集団から大きく遅れる。しかし38キロ付近でリオデジャネイロ五輪銀メダルのフェイサ・リレサ選手(28=エチオピア)をとらえ「5位」に浮上。39キロ付近では昨年日本人トップの井上大仁選手を逆転し、「4位」に浮上する。前を行くディクソン・チュンバ選手(31=ケニア)、アモス・キプルト選手(25=ケニア)、ギデオン・キプケテル選手(25=ケニア)を追いかけた。40キロすぎで「2位」に上がり、ゴール前の直線では左手人さし指を高く突き上げ喜びを表現した。設楽は追い上げられた要因を話した。『総合1位』は取れなかったけれど日本人トップを取ることができてうれしい。優勝はチュンバ選手で 2時間 5分30秒、井上は「5位」で日本人「2位」の 2時間 6分54秒だった。
●日本実業団連合は、日本新記録を出した選手に「1億円の報奨金」を出すマラソン強化プロジェクトをスタートさせており、これで見事にクリアして「1億円」をつかみ取った。
記事をまとめてみました。
<東京マラソン>◇25日◇東京都庁前〜東京駅前(42.195キロ)
ハーフマラソン日本記録保持者の設楽悠太(26=ホンダ)が 2時間 6分11秒で「2位」に入り、日本記録を突破した。2002年に高岡寿成 2時間 6分16秒の日本記録を16年ぶりに突破した。
このレースで設楽を始め、井上大仁(MHPS)、木滑良(MHPS)、宮脇千博(トヨタ自動車)、山本憲二(マツダ)、佐藤悠基(日清食品グループ)がグランドチャンピオンシップ出場権を獲得した。
東京マラソンのスタートをする 3万6000人のランナー=新宿・都庁前
ハーフマラソン日本記録保持者の設楽悠太が 2時間 6分11秒で「2位」に入り、日本記録を16年ぶりに塗り替えた。2002年に高岡寿成がマークした 2時間 6分16秒の日本記録を 5秒更新した。
レース序盤は先頭集団についていくも、31キロ付近で先頭集団から大きく遅れる。しかし38キロ付近でリオデジャネイロ五輪銀メダルのフェイサ・リレサ(エチオピア)をとらえ「5位」に浮上。39キロ付近では昨年日本人トップの井上大仁を逆転し、「4位」に浮上する。前を行くディクソン・チュンバ(ケニア)、アモス・キプルト(ケニア)、ギデオン・キプケテル(ケニア)を追いかけた。40キロすぎで「2位」に上がり、ゴール前の直線では左手人さし指を高く突き上げ喜びを表現した。
東京マラソンを「2位」でゴールする設楽悠太選手=東京駅前ゴール
設楽は「32キロくらいで負けたな、と思っていたけれど、家族や会社の人からの声援で力がでた」と追い上げられた要因を話した。「今回は記録よりも勝つことを意識していた。『総合1位』は取れなかったけれど日本人トップを取ることができてうれしい。あと 1人抜かせなかったけれどあれが僕の限界」と冷静だった。日本新記録を樹立したため、日本実業団陸上連合からは「1億円」の賞金が贈られる。「沿道から『1億円とって来い!』と声をたくさんいただいて励みになった」と少し笑った。
優勝はチュンバで 2時間 5分30秒、井上は「5位」で日本人「2位」の 2時間 6分54秒だった。
ハーフマラソン日本記録保持者の設楽悠太が 2時間 6分11秒で「2位」に入り、日本記録を更新した。2002年に高岡寿成が出した 2時間 6分16秒の日本記録を16年ぶりに突破した。
日本実業団連合は、日本新記録を出した選手に「1億円の報奨金」を出すマラソン強化プロジェクトをスタートさせており、これで見事にクリアして「1億円」をつかみ取った。
競技後のインタビューは以下の通り。
-ゴールした瞬間、倒れ込んでいた
設楽:今回は記録よりも勝つことを意識してたので、「総合1位」は取ることが出来なかったが、日本人トップを取ることが出来てうれしい。 -目の前にあと一人 設楽:前は見えていたが、もうあれが僕の限界でした。
-16年ぶり日本記録を更新
設楽:正直、狙っていなかった。 2時間 9分を狙っていたので、目標を達成できて良かった。
-記者会見の 2時間 9分というのは本音だった?
設楽: 2時間 9分以内ということで、 6分台も入れるという可能性を含めて。
東京マラソンを「2位」でゴールする設楽悠太選手=東京駅前ゴール
-昨年は最後の方で「1億円」というコールがなくなったが、今年は最後まで言ってもらえるように走りますと言っていた
設楽:最後まで「1億円取ってこい」と声をかけていただいた方がいたので、しっかり頑張ることが出来た。 -今の心境は 設楽:今は休みたい。
-今後の予定は
設楽: 3月はもう走らないです。
-毎週、本番のレースに望んで、練習のようにこなしていた
設楽:土日に試合がないとサボってしまう。試合がある分、日頃の練習を頑張ることができているので、結果を残せている要因としては、土日の試合があるおかげだと思う。
-これからで足りないものは
設楽:今の練習は間違ってないと思うので、これからも同じ練習をすれば、結果はついてくると思う。
-(レース展開で)去年とは逆の形で井上をとらえた
設楽:32キロくらいで負けたなと思ったが、30キロ以降に家族の応援があったり、会社の応援があったりで頑張ることが出来た。最後まで諦めずに走ることが出来た。
現在の男子のMGC出場選手は以下の通り。
▼村沢明伸(日清食品グループ) 2時間14分 8秒(北海道 1位、日本人 1位)
▼大迫傑(ナイキ・オレゴンプロジェクト) 2時間 7分19秒(福岡国際 3位、日本人 1位)
▼上門大祐(大塚製薬) 2時間 9分27秒(福岡国際 6位、日本人 2位)
▼竹ノ内佳樹(NTT西日本) 2時間10分 1秒(福岡国際 7位、日本人23位)
▼園田隼(黒崎播磨) 2時間 9分34秒(びわ湖毎日 2位、日本人 1位)
ゴールした後、倒れ込む設楽悠太選手=東京駅前ゴール
▼設楽悠太(ホンダ) 2時間 6分11秒(日本新)(東京 2位、日本人 1位)
▼井上大仁(MHPS) 2時間 6分54秒(東京 5位、日本人 2位)
▼木滑良(MHPS) 2時間 8分 8秒(東京 7位、日本人 3位)
▼宮脇千博(トヨタ自動車) 2時間 8分54秒(東京 8位、日本人 4位)
▼山本憲二(マツダ) 2時間 8分48秒(東京 9位、日本人 5位)
▼佐藤悠基(日清食品グループ) 2時間 8分58秒(東京10位、日本人 6位)
▼川内優輝(埼玉県庁) ワイルドカード=福岡国際 2時間10分53秒、防府国際 2時間10分 3秒
虎ちゃんも、東京マラソン参加者でした!(笑)
参加者と言っても、JR飯田橋駅近くの 5km地点で、給水担当のボランティア・リーダー(一般ボランティアの世話役)としての参加でした。
全ての仕事が終了後、余りの寒さのために貧血を起こし歩けなくなり、最後は救急車で病院送りになりました。病院で計られた体温が、36度 4分から35度 9分迄下がっていました。今回の敗因は、寝坊した為にカイロを持たずに家を出た所にありました。
ここを読んでくれた人は、まだまだ寒い日が続きますので、カイロを持つなりで、健康に気を付けて下さいね。
悪いことだけではありませんでした。行きの電車の中で話をさせて貰った男の子のランナーに、担当場所を通過する際に「○○さ~ん」(虎ちゃんの本名・みよじ)を呼ばれた事でした。無事にゴールできた事だと信じています。