Quantcast
Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5167

中日石垣、プロ入り初のバックスクリーン弾でMVP!清宮お祭り弾!賞金使途未定!阪神馬場が清宮斬り

$
0
0

中日石垣雅海内野手(19=酒田南高校)がMVPを受賞した。「6番3塁」で先発出場した石垣は 1点リードの 4回、DeNA阪口の 2球目をフルスイングした。打球はプロ入り初めてセンターバックスクリーンに飛び込むソロ本塁打となった。ウ選抜の石垣(中日)が 4回、中越えに豪快な「ソロ本塁打」を放ち、「最優秀選手(MVP)」に輝いた。ダイヤモンドを回るとき、自身の野球人生でも記憶がないガッツポーズが自然と出た。山形出身で、スタンドには家族や親戚、友人ら20人以上が訪れていた。スター選手の登竜門といわれるフレッシュオールスターで、中日の若いスラッガーが輝いた。イースタン選抜の「3番」、北海道日本ハム清宮幸太郎内野手(19=早実高)が「ソロ本塁打」を放ち、「優秀選手賞」をゲットした。清宮は 4回無死の第 2打席で、ウエスタン選抜、中日藤嶋のカーブを右翼ポール際に放り込んだ。公式戦とはひと味違うお祭りムードに終始、ほほえんでいた。 9回には先頭でウ選抜の阪神・望月惇志投手(20)と対戦し左飛だった。

フレッシュ球宴初出場の阪神「D4位・島田海吏外野手(22=上武大學)」が、会心の 2盗を決めた。審判の両手が横に広がると、ちょっぴりほっとした表情を浮かべた。見せ場は 3- 1の 6回。二死から四球で出塁すると、次打者・谷川原健太捕手(21=ソフトバンク)の 4球目にスタートだ。際どいタイミングも、見事に 2塁を奪ってみせた。ウエスタンでは「リーグ2位」の「19盗塁」。プロ入り後から培ってきた自慢の快足を、みちのくのファンにお披露目だ。 4回無死でも右前打を放ち笑みがこぼれた。虎で盗塁を決めたのは2004年のルーキーだった鳥谷敬内野手(36)以来、14年ぶり。その後の鳥谷の活躍は語るまでもない。 2回に仕掛けた 2盗はアウトとなったが、偉大な先輩が通った道を、これから島田が歩んでいく。背番号の重みは、自身でも十分わかっている。虎入りし、赤星憲広氏(野球評論家)と同じ「53番」を手渡された。甲子園施設内にある、首位打者や最多勝など歴代のタイトルホルダーが一覧に載っているプレート。島田にはどうしても、堂々に輝く赤星氏の 5年連続盗塁王(2001-2005年)が目に入ってしまう。入寮時には大先輩の著書「頭で走る盗塁論」(朝日新書)を持参。今でも欠かさず読み、足に磨きをかけ続けている。開幕は 1軍で迎えたものの、ニアミスで会うことはできず肩を落としたが、塁を奪う度に、憧れの先輩へと近づいている。目指すのは当然、 1軍の舞台。期待と重圧を背負い、虎の新しいスピードスターになる。

ウエスタン選抜の阪神馬場皐輔投手(23=仙台大学)が清宮とのドラフト1位対決を制した。全ウの先発を任された馬場は先頭打者の仙台育英時代の先輩、巨人松原聖弥外野手(23=育成選手)を右翼ライナーに。続く西武金子侑司一外野手(28)を 2ゴロに打ちとり、テンポよく二死を奪い、最後は怪物清宮を迎えた。直球で追い込んで迎えた 4球目。外角低めに落とすスプリットで空振り三振にきり、球場をわかせた。 1イニングのみの登板となったが、幼少から大学まで過ごした東北の地で、プロとして成長した姿をみせた。

望月惇志投手(20)が持ち味の剛速球で北海道日本ハム清宮幸太郎内野手をねじ伏せた。全ウの最終回のマウンドを託された望月は先頭で「3番」清宮を迎えた。 4回に本塁打を放ち優秀選手となった清宮と対峙すると、アクセル全開だ。初球でいきなり“宣戦布告”の 155キロの直球を見せ、場内のボルテージを一気に上げた。球場をざわめかせると全球直球だ。最速の 150キロ台の直球を連発し、カウント 2- 2からの 6球目、外角低め 155キロの直球で左飛に抑えた。続く「4番」のヤクルト村上宗隆内野手(18)を内角 155キロで内野フライに打ちとるも、味方の失策で出塁を許した。しかし、「5番」のロッテ安田尚憲内野手(19)を 3ゴロ、最後は楽天岩見雅紀外野手(23)を外角高め 151キロの直球で空振り三振に切って、試合を締めくくった。全21球中19球を占めた直球は、そのうち18球が 150キロを超えていた。 9回を無安打に抑えてセーブをマークし、ウエスタン・リーグ選抜の 3- 1勝利に貢献。通算成績はウ選抜の「28勝20敗6分け」。本州の最北端、「津軽富士」と呼ばれる霊峰岩木山を眺める弘前の地で、若虎が強烈なインパクトを残した。望月が 150キロを超える直球を連発。「ドラ1トリオ」のクリーンアップを力でねじ伏せた。 1メートル90の長身から、最速は 158キロ。かねてから首脳陣からの期待は高かった。しかし度重なるけがに泣かされ、ルーキーイヤーの2016年以来 1軍から遠ざかる日々。昨年12月には腰椎ヘルニアの手術も受けた。地道なリハビリを乗り越え、 3日の中日戦(甲子園)で待望の 1軍マウンドに帰ってきた。腰の手術以降、湯船にゆっくりつかる習慣をつくった。そしてその時間で本をむさぼり読んだ。中でも心に残った 1冊がある。『孫子の兵法』だ。マウンド上での自分も、自然と変わっていった。全てのことが野球につながる感覚が、確かにある。 1軍帯同を続ける今、毎日が勉強だ。首位広島とのゲーム差は「7」。 1軍では「5者連続奪三振」中の若武者がみちのくの土産を手に、逆襲のシンデレラボーイとなる。

記事をまとめてみました。

 

 

 フレッシュオールスターゲーム<イースタン選抜1-3ウエスタン選抜>◇12日◇弘前市運動公園はるか夢球場

 中日石垣雅海内野手がMVPを受賞した。

 「6番3塁」で先発出場した石垣は 1点リードの 4回、DeNA阪口の 2球目をフルスイングした。打球はプロ入り初めてセンターバックスクリーンに飛び込むソロ本塁打となった。「いい当たりだった。プロで打ったことがなかったので自信になる」。ダイヤモンドを回るとき、自身の野球人生でも記憶がないガッツポーズが自然と出た。

 山形出身で、スタンドには家族や親戚、友人ら20人以上が訪れていた。「親の前で打つことができてうれしかった。こういうところで(MVPを)取れたのは何か持っているのかな。(MVPに)恥じないようにやっていかないといけない」。スター選手の登竜門といわれるフレッシュオールスターで、中日の若いスラッガーが輝いた。

  4回、「本塁打」を放ち、ガッツポーズする全ウ・石垣雅海内野手=弘前市運動公園はるか夢球場

 ウ選抜の石垣(中日)が 4回、中越えに豪快な「ソロ本塁打」を放ち、「最優秀選手(MVP)」に輝いた。山形・酒田南高から入団した 2年目の内野手は、東北で開催された一戦で躍動し、「ここまで育ててくれた両親の前で打てて本当にうれしい。賞金はほぼ全部両親にあげるつもり」とうれしそうに話した。

★宮城出身で 1回無安打無失点のウ選抜・馬場皐輔投手(阪神)

 「東北で投げていて普段とは違うものを感じた。あっという間だったが楽しめた。これから 1軍で活躍できるように頑張る」

★ 3打数 2安打で「優秀選手賞」に輝いた育成選手のウ選抜・周東佑京内野手(ソフトバンク)

 「ウエスタンのシーズンでも 2安打はなかなかない。支配下入りを目指してやってきたので、いいアピールができた」

★捕手で先発出場したウ選抜・中村奨成捕手(広島)

 「他チームのいい投手をリードしたことは成長の材料になる。打撃は( 2打数)無安打だったが、強く振れたので良かった」

 表彰式で記念撮影する最優秀選手賞に選ばれた中日石垣雅海内野手(手前中央)と優秀選手賞の北海道日本ハム清宮幸太郎内野手(手前左)とソフトバンク周東佑京内野手(右)=弘前市運動公園はるか夢球場

 イースタン選抜の「3番」、北海道日本ハム清宮幸太郎内野手(19=早実高)が「ソロ本塁打」を放ち、「優秀選手賞」をゲットした。賞金50万円の使い道については「わからないです」と苦笑い。「本当に光栄。賞に恥じないようなプレーが、これからもできたら」と話した。

 清宮は 4回無死の第 2打席で、ウエスタン選抜、中日藤嶋のカーブを右翼ポール際に放り込んだ。公式戦とはひと味違うお祭りムードに「楽しかった。その一言。どんなプレーも笑顔でできました」と、終始、ほほえんでいた。

  4回、「ソロ本塁打」を放ったイ選抜の北海道日本ハム・清宮幸太郎内野手=弘前市運動公園はるか夢球場

 北海道日本ハムの「ドラフト1位・清宮幸太郎」がイ選抜の「3番・DH」で先発出場し 4回に「ソロ」を放つなど 4打数 1安打だった。清宮は試合後、「優秀選手賞」に選出された。

 清宮は 1回二死走者なしでウ選抜の先発、阪神・馬場と対戦し、空振り三振に倒れた。

 清宮は 4回、先頭で打席に立つと、ウ選抜の中日・藤嶋が投じた変化球をとらえ右翼ポール際へ「ソロ」を放った。清宮は「もう空振りばっかりだったので、変化球がきてくれてよかった。なかなか(タイミングが)あってなかったが、うまく合わせられた。もう(スタンドに)いってくれという感じだった。楽しんで一生懸命やるということを意識していた。それで結果がついてくればいいという思いだった」とコメントした。 6回には二死走者なしでウ選抜の中日・清水と対戦し空振り三振だった。

  9回には先頭でウ選抜の阪神・望月と対戦し左飛だった。

 

  4回、右前へ快音を響かせた島田海吏外野手。虎の背番号「53」が輝きをみせた=弘前市運動公園はるか夢球場

 背負う番号に恥じない走りで、みちのくのお祭りを駆け抜けた。鋭い眼光で、包囲網をかいくぐる。フレッシュ球宴初出場の阪神「D4位・島田海吏外野手(上武大學)」が、会心の 2盗を決めた。審判の両手が横に広がると、ちょっぴりほっとした表情を浮かべた。

 「相手が警戒している中で決めたいと思っていました。キャッチャーは違いますけど、アウトになった後もチャレンジして成功できたので良かったです」

 見せ場は 3- 1の 6回。二死から四球で出塁すると、次打者・谷川原(ソフトバンク)の 4球目にスタートだ。際どいタイミングも、見事に 2塁を奪ってみせた。ウエスタンでは「リーグ2位」の「19盗塁」。プロ入り後から培ってきた自慢の快足を、みちのくのファンにお披露目だ。 4回無死でも右前打を放ち「シーズン中にはないようないい当たりでした」と笑みがこぼれた。

 虎で盗塁を決めたのは2004年のルーキーだった鳥谷以来、14年ぶり。その後の鳥谷の活躍は語るまでもない。 2回に仕掛けた 2盗はアウトとなったが、偉大な先輩が通った道を、これから島田が歩んでいく。

  6回には 2盗に成功した島田海吏外野手(右)。虎では鳥谷敬内野手以来14年ぶりだ=弘前市運動公園はるか夢球場

 背番号の重みは、自身でも十分わかっている。虎入りし、赤星憲広氏(野球評論家)と同じ「53番」を手渡された。甲子園施設内にある、首位打者や最多勝など歴代のタイトルホルダーが一覧に載っているプレート。島田にはどうしても、堂々に輝く赤星氏の 5年連続盗塁王(2001-2005年)が目に入ってしまう。

 「いつもその近くにカバンを置くんですけど、やっぱり見ちゃうんですよね…。数字もそうですけど、本当にすごい記録です!」

 入寮時には大先輩の著書「頭で走る盗塁論」(朝日新書)を持参。今でも欠かさず読み、足に磨きをかけ続けている。開幕は 1軍で迎えたものの、ニアミスで会うことはできず肩を落としたが、塁を奪う度に、憧れの先輩へと近づいている。

 「力強いスイングを目指していきたい。高いレベルの中でできたのはプラスになると思います」

 目指すのは当然、 1軍の舞台。期待と重圧を背負い、虎の新しいスピードスターになる。

  4回、安打を放つウ選抜の阪神・島田海吏外野手=弘前市運動公園はるか夢球場

◇データBOX◇

 島田が初出場のフレッシュ球宴で 2盗をマーク。阪神の選手がフレッシュ球宴で盗塁するのは、2004年 7月 9日(大阪ドーム)の鳥谷以来。入団 1年目の2001年に39盗塁で「盗塁王」になった赤星も、同年のフレッシュ球宴に出場し、 5打数 1安打だったが、盗塁はマークしていない。

■島田 海吏(しまだ・かいり)

 外野手。1996(平成 8)年 2月 6日生まれ、22歳。熊本県宇土市出身。中学時代は宇土鶴城中軟式野球部に所属しながら陸上の大会にも出場。 3年時には 100メートルで全国大会に出場し、準決勝で桐生祥秀(現東洋大學)に先着。九州学院高では 2年春に選抜出場。上武大では中堅手で 3年春に首位打者。遠投 110メートル。2018年「D4位」で阪神に入団。 1メートル75、72キロ。右投げ左打ち。年俸 800万円。背番号「53」。

 

 1回表全イ2死、全ウ馬場皐輔投手は清宮幸太郎内野手を空振り三振に仕留める=弘前市運動公園はるか夢球場

 ウエスタン選抜の阪神馬場皐輔投手が清宮とのドラフト1位対決を制した。

 全ウの先発を任された馬場は先頭打者の仙台育英時代の先輩、巨人松原を右翼ライナーに。続く西武金子一を 2ゴロに打ちとり、二死で怪物清宮を迎えた。直球で追い込んで迎えた 4球目。外角低めに落とすスプリットで空振り三振にきり、球場をわかせた。「 2アウトまでとんとんといったので、最後三振をとりたいと思っていた。ギアを上げて投げました」と振り返った。 1イニングのみの登板となったが、幼少から大学まで過ごした東北の地で、プロとして成長した姿をみせた。

 ウ選抜の先発、阪神・馬場皐輔投手=弘前市運動公園はるか夢球場

 阪神の「ドラフト1位ルーキー」で宮城県出身の馬場がウエスタン選抜の先発を務めた。 1回を完璧に封じ「東北で投げていて普段とは違うものを感じた。あっという間だったが楽しめた」と感慨深げだった。

 テンポよく二死を奪い、最後は清宮(北海道日本ハム)を落ちる球で空振り三振に仕留めた。「 3人で切りたかったので気持ちを入れて投げた。これから 1軍で活躍できるように頑張る」と白い歯をみせた。

 

 全ウ「9番手」で登板し力投する望月惇志投手=弘前市運動公園はるか夢球場

 望月惇志投手が持ち味の剛速球で北海道日本ハム清宮をねじ伏せた。

 全ウの最終回のマウンドを託された望月は先頭で「3番」清宮を迎えた。「どうせ投げるならクリーンアップに投げたいと思っていた」と話した右腕は、初球でいきなり“宣戦布告”の 155キロの直球を見せ、場内のボルテージを一気に上げた。 150キロ台の直球を連発し、カウント 2- 2からの 6球目、外角低め 155キロの直球で左飛に抑えた。「できれば三振を狙っていた。もっと真っすぐの質を上げていかなければ、空振りを取れない」と反省した。

 続く「4番」のヤクルト村上を内野フライに打ちとるも、味方の失策で出塁を許した。しかし、「5番」のロッテ安田を 3ゴロ、最後は楽天岩見を外角高め 151キロの直球で空振り三振に切って、試合を締めくくった。「勝ち試合で僅差で投げられたのはいい経験になりました」とシーズン後半戦を見据えた。

 イ選抜の主軸を力でねじ伏せた望月惇志投手。虎の後半戦へ頼もしい存在や!!=弘前市運動公園はるか夢球場

  150キロ台連発や!! 望月惇志投手が、北海道日本ハムの「ドラフト1位」、清宮幸太郎内野手に全球直球で勝負を挑み、左飛に打ち取った。 9回を無安打に抑えてセーブをマークし、ウエスタン・リーグ選抜の 3- 1勝利に貢献。通算成績はウ選抜の「28勝20敗6分け」。高卒 3年目の右腕が、後半戦巻き返しのラッキーボーイの予感や!!

 本州の最北端、「津軽富士」と呼ばれる霊峰岩木山を眺める弘前の地で、若虎が強烈なインパクトを残した。望月が 150キロを超える直球を連発。「ドラ1トリオ」のクリーンアップを力でねじ伏せた。

 「投げるならクリーンアップに投げたいと思っていたし、初球から全力でいこうと。きょうはめったにない試合。せっかくなので三振を狙っていこうと思っていました」

  4回に本塁打を放ち優秀選手となった清宮と対峙すると、アクセル全開だ。初球からこの日最速の 155キロ連発。球場をざわめかせると全球直球だ。カウント 2- 2からの 6球目。またも 155キロ外角直球で左飛に詰まらせた。それでも「できれば三振を狙っていたので…」と満足はなしだ。

 続く「4番」村上(ヤクルト)は内角 155キロで遊飛に打ち取ったが、遊撃が落球。一死 2塁を背負う不運も、落ち着いて後続を断った。安田(ロッテ)を 3ゴロに打ち取ると、最後は岩見(楽天)のバットを高め 151キロで空を切らせた。「最後は三振が取れてよかったと思います」と笑顔。全21球中19球を占めた直球は、そのうち18球が 150キロを超えていた。

 清宮幸太郎内野手(右)にオール直球勝負の望月惇志投手。最後は155キロで左飛に仕留めた=弘前市運動公園はるか夢球場

  1メートル90の長身から、最速は 158キロ。かねてから首脳陣からの期待は高かった。しかし度重なるけがに泣かされ、ルーキーイヤーの2016年以来 1軍から遠ざかる日々。昨年12月には腰椎ヘルニアの手術も受けた。地道なリハビリを乗り越え、 3日の中日戦(甲子園)で待望の 1軍マウンドに帰ってきた。

 腰の手術以降、湯船にゆっくりつかる習慣をつくった。そしてその時間で本をむさぼり読んだ。はじめは野球関係ばかりだったが、「もっと他にも目を向けてみようかな」。書店に足を運び、目についた面白そうな本を手に取った。五輪のメダリストの自伝から、筋肉や骨の構造についてのものまで。英語を勉強しようと一念発起したことも。あらゆる知識や考えを貪欲に吸収した。

 中でも心に残った 1冊がある。『孫子の兵法』だ。「勝負師の考え方や、勝つための策とか。なるほど、と思いました。野球以外の本でも、野球に共通していることはたくさんあるんだなって」。マウンド上での自分も、自然と変わっていった。全てのことが野球につながる感覚が、確かにある。 1軍帯同を続ける今、毎日が勉強だ。

 「もっと真っすぐの質を上げていかないと、空振りは取れないなと思いました。またしっかりやっていきます」

 首位広島とのゲーム差は「7」。 1軍では「5者連続奪三振」中の若武者がみちのくの土産を手に、逆襲のシンデレラボーイとなる。

  9回 イ選抜に勝利し、ナインとハイタッチするウ選抜の望月惇志投手(左)=弘前市運動公園はるか夢球場

★母「ドキドキ…」

 望月の母・由美子さん(50)は 1塁側内野席で親族とともに生観戦。「 1人目の打者が清宮くんで、見ていてドキドキしました。でも、楽しそうに投げていてよかったです」と声を弾ませた。後半戦はさらなる飛躍が期待される右腕に、母は「こんなに早く 1軍で投げられて、(フレッシュに)出させていただいた。みなさんに感謝したいです。一番の思いはけがをせずに、自分の力が出せるところで頑張ってほしいです」と活躍を願った。

■「孫子の兵法」とは

 紀元前 500年ごろ、中国春秋時代の軍事思想家孫武の作とされる兵法書。以前は戦争の勝敗は天運に左右されるという考え方が強かったが、孫武は戦争の記録を分析・研究。勝敗は運ではなく人為によることを知り、勝利を得るための指針を理論化した。

■望月 惇志(もちづき・あつし)

 投手。1997(平成 9)年 8月 2日生まれ、20歳。神奈川・横浜市出身。東芹が谷ジュニアフェニックスから野球を始め、中学時代には横浜南ボーイズに所属。横浜創学館高では甲子園出場なし。2016年「D4位」で阪神入団。2016年10月 1日の巨人戦(甲子園)でプロ初登板。今季は 7月 3日の中日戦(甲子園)に登板し、 5者連続三振を奪い、 2回無安打無失点。年俸 500万円。 1メートル90、89キロ。右投げ右打ち。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 2018年公式戦順位表

 

 2018年交流戦順位表

 

 2018年 公式戦 日程と結果(07月)

 

 2018年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ


Viewing all articles
Browse latest Browse all 5167

Trending Articles