●オリックスからＦＡで新加入した西勇輝投手(28)がキャンプ初日から 3日連続でブルペン入りした。大きな捕球音を響かせながら計51球。力強い直球に制球力も抜群。初日の33球、 2日目の50球に続く投球に順調さをうかがわせた。 3日間、投球練習後には、打撃練習も欠かさず熱心に行っている。ＤＨ制のあるパ・リーグから投手も打席に立つセ・リーグへ。打つ気も満々。 5日から始まる第 2クールも気合十分で、調整を進めていく。マシン打撃なども行って精力的に動き続けた。
●阪神の｢ドラフト１位｣・近本光司外野手(24＝大阪ガス)が 3日、打撃練習後に阪神元監督の吉田義男(85)と、元阪急の福本豊氏(71)から直接指導を受けた。吉田氏からはエール。外野は福留孝介外野手(41)や糸井嘉男外野手(37)らがおり、競争はし烈だが、定位置を獲得に向け猛アピールしていく。気温23度。照りつける南国の強い日差し以上に、レジェンド 2人から受けた熱血指導で近本は胸が“熱く”なった。フリー打撃の練習後、吉田義男氏と福本豊氏が身ぶり手ぶりを使って、技術や経験を注入。ピンと背筋を伸ばしながら、何度もうなずいた。吉田氏は現役時代に華麗な守備で｢牛若丸｣と称された名遊撃手。近本も大学時代、フランス文化の勉強していた際、フランスで野球の監督をしていた吉田氏のすごさを学んでいた。虎を1985年に｢日本一｣に導いた名将は猛ゲキ。一方、｢世界の盗塁王｣で知られる福本氏は太鼓判。近本も福本氏の走塁について明かし、目を輝かせた。第 1クール最終日は初のシートノックで高山俊外野手(25)、島田海吏外野手(22)と中堅を守った。フリー打撃でも打撃投手を務めた守屋と対戦し、全29球で安打性は｢左翼線と右中間への２本｣。野球教室の後に室内で約 2時間、自主的にマシン相手に打撃練習。投手相手の打撃でバットが体が離れ、軸回転できていなかった点を修正。振り込みを重ね、球場を後にしたのも一番最後だった。キャンプインからの 3日間の充実度は｢７５点｣と自己採点。あすから第 2クールへと突入。レジェンドからの教えを生かし、これからさらに輝きを放つ。
●陽川尚将内野手(27)が、 2軍・安芸キャンプの対外試合初戦となる11日の社会人との練習試合で｢４番｣を務めることが 3日、決まった。昨年7月には 1軍で｢４番｣に座り、金本阪神の窮地を救う活躍も見せた。10月に右肘を手術し、再び 2軍からアピールする必要がある。安芸では野手キャプテンも務めながら、 1軍に戻る日に向け準備する。第 1クール最終日のこの日、持ち前の長打力を安芸の観客に披露した。ランチ特打で｢バックスクリーン直撃弾２発｣を含む10本、ロングティーでは47本中33本が｢サク越え｣。球場外に飛び出す打球に悲鳴をあげた球団関係者に、平田 2軍監督が、ジョークでクレームをつけた。同監督は宜野座組からもれた反発心に期待。新井良太 2軍打撃コーチ(35)は状態の良さに期待する。心待ちにする勝負のスタート。準備を重ね、時を待つ。今季は 1軍定着が目標だ。 1軍では 1塁にはジェフリー・マルテ内野手(27)、 3塁には大山といったライバルたちが待っている。遅れを取り戻し、レギュラー争いに名乗りを上げるため、まずは安芸から自慢の打棒でアピールを続けていく。
記事をまとめてみました。
3日連続でブルペンに入った西勇輝投手＝沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
オリックスからＦＡで新加入した西勇輝投手がキャンプ初日から 3日連続でブルペン入りした。
大きな捕球音を響かせながら計51球。｢昨日のほうがまだ良かった｣と話しながらも、力強い直球に制球力も抜群。初日の33球、 2日目の50球に続く投球に｢計画通りです。自分の中であまり無計画に動くのは嫌なので。感じ的には悪くないですし、8仕上がりは)半分以上じゃないかな｣と順調さをうかがわせた。
3日連続でブルペンに入った西勇輝投手＝沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
西は今キャンプのブルペンで試行錯誤を続けている。スパイクは 2種類を交互に使用。この日は初日と同じ、比較的軽量のものを使った。今年から硬めに整備されたマウンドについても細かく要望を出し、この日は｢ばっちりでした！｣と納得の様子だった。
3日間、投球練習後には、打撃練習も欠かさず熱心に行っている。ＤＨ制のあるパ・リーグから投手も打席に立つセ・リーグへ。｢最低限の役割はしたい。『９番』バッターとして立っているだけじゃなくて、果敢に攻めていきたい｣と打つ気も満々。 5日から始まる第 2クールも気合十分で、調整を進めていく。
ブルペンで投球する西勇輝投手＝沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
阪神春季キャンプ( 3日、沖縄・宜野座)ＦＡ加入の西は、第 1クールを 3日連続のブルペン入りで駆け抜けた。｢計画通りです、はい。あまり自分で、無計画に動くのが嫌いなので｣と満足げだ。この日は捕手を座らせ、10球ずつ内外角に交互に構えるよう要求。51球をキチッと投げ分け、清々しい表情でマウンドを降りた。｢状態？ 半分以上じゃないですかね｣と振り返り、マシン打撃なども行って精力的に動き続けた。
打撃練習する近本光司外野手。ネット裏から(左から)吉田義男氏と福本豊氏が熱視線を送った＝沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
阪神春季キャンプ( 3日、沖縄・宜野座)レジェンドエキス注入や！ 阪神の｢ドラフト１位｣・近本光司外野手(大阪ガス)が 3日、打撃練習後に阪神元監督の吉田義男と、元阪急の福本豊氏から直接指導を受けた。吉田氏からは｢レギュラーを取れ！｣とエール。外野は福留や糸井らがおり、競争はし烈だが、定位置を獲得に向け猛アピールしていく。
気温23度。照りつける南国の強い日差し以上に、レジェンド 2人から受けた熱血指導で近本は胸が“熱く”なった。フリー打撃の練習後、吉田義男氏と福本豊氏が身ぶり手ぶりを使って、技術や経験を注入。ピンと背筋を伸ばしながら、何度もうなずいた。
近本光司外野手（右）に身ぶり手ぶりでアドバイスを送る吉田義男氏(左)と福本豊氏(中)＝沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
｢自分の考えをしっかり持つことと、人からのアドバイスを受け入れようと思って。それを取り入れてみて、それが合うかどうかを判断しながらやっていきたいと思っています｣
吉田氏と福本氏がフリー打撃の様子をケージの後ろから見守った後、近本のところへ歩を進めた。するとそこから“レジェンド塾”が開講した。言葉だけの指導にはとどまらず、手や体を使って、アドバイスも。期待の“ドライチ”も臆することなく積極的に質問。教えを聞き逃すまいと必死に耳を傾け、しっかりと頭に焼き付けた。
吉田氏は現役時代に華麗な守備で｢牛若丸｣と称された名遊撃手。近本も大学時代、フランス文化の勉強していた際、フランスで野球の監督をしていた吉田氏のすごさを学んでいた。
坂道ダッシュする近本光司外野手＝沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
虎を1985年に｢日本一｣に導いた名将は｢プロ野球は試合に出ないといけない。そういう意味でも(レギュラーを)取れ｣と猛ゲキ。さらに｢彼がレギュラーを取ることで(福留と糸井の)両ベテランを脅かすことにつながる。彼が旗頭になって世代交代をしていかないとアカンと思うね｣と競争の激化に期待した。
一方、｢世界の盗塁王｣で知られる福本氏は｢タイミングさえ合えば走れる。試合に使ってもらったら30～40本くらい走れるし、『打率０．２７０』なら十分でしょう｣と太鼓判。近本も福本氏の走塁について｢ 2盗して、すぐに 3盗する映像を結構見ていた｣と明かし、｢信念を持ってと。自分ができることをしっかりやったほうがいいよと教えていただいた｣と目を輝かせた。
笑顔の近本光司外野手＝沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
第 1クール最終日は初のシートノックで高山、島田と中堅を守った。フリー打撃でも打撃投手を務めた守屋と対戦し、全29球で安打性は｢左翼線と右中間への２本｣。野球教室の後に室内で約 2時間、自主的にマシン相手に打撃練習。投手相手の打撃でバットが体が離れ、軸回転できていなかった点を修正。振り込みを重ね、球場を後にしたのも一番最後だった。
｢第 2クールから実戦も入るので、やってきたことをゆっくりですけど出せていけたら｣ キャンプインからの 3日間の充実度は｢７５点｣と自己採点。あすから第 2クールへと突入。レジェンドからの教えを生かし、これからさらに輝きを放つ。
野球教室の前にあいさつを述べる矢野燿大監督＝沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
★脈拍測って快眠
近本はキャンプ中のセルフケアにも力を入れている。就寝前にスマートフォンと連動して脈拍を測る時計で計測しており｢寝る前の脈拍が高いと、寝ているときの脈拍も高い。リラックスした状態で睡眠に入ること大事だと思った｣。そのためにキャンプ２日目から寝る前に腹式呼吸やストレッチ、風呂に入ることで｢自分が呼吸しやすい体勢になる｣ように心がけているという。第２クールから快眠で疲れを取り、キャンプ完走を目指す。
野球教室終了後、子供達にサイン色紙をプレゼントする近本光司外野手＝沖縄宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
◇近本 光司(ちかもと・こうじ)
1994(平成 6)年11月 9日生まれ、24歳。兵庫・淡路市出身。淡路市立学習小 2年で仮屋クラブで野球を始め、東浦中では軟式野球部。社高では投手兼外野手で甲子園出場はなし。関学大 3年時に外野手に転向し、同年春に｢ベストナイン｣。大阪ガスでは 1年目からレギュラーで、｢初優勝｣した昨年の都市対抗で｢ＭＶＰ｣。｢準優勝｣した｢アジア・ジャカルタ大会｣の野球日本代表。 170センチ、72２キロ、左投げ左打ち。既婚。年俸1500万円。背番号｢５｣。
野球教室で小学生に打撃を教える陽川尚将内野手(右)ら阪神ナイン＝高知県安芸市・安芸市営球場(安芸タイガース球場)
陽川尚将内野手が、 2軍・安芸キャンプの対外試合初戦となる11日の社会人との練習試合で｢４番｣を務めることが 3日、決まった。
昨年7月には 1軍で｢４番｣に座り、金本阪神の窮地を救う活躍も見せた。10月に右肘を手術し、再び 2軍からアピールする必要がある。安芸では野手キャプテンも務めながら、 1軍に戻る日に向け準備する。｢打席の中の内容にこだわって行きたい。淡泊にならないように、粘りとか｣と実戦への思いを語った。
第 1クール最終日のこの日、持ち前の長打力を安芸の観客に披露した。ランチ特打で｢バックスクリーン直撃弾２発｣を含む10本、ロングティーでは47本中33本が｢サク越え｣。球場外に飛び出す打球に悲鳴をあげた球団関係者に、平田 2軍監督が｢フロントがボール代、ケチって、選手のやる気をそいじゃいかんよ｣と、ジョークでクレームをつけた。
同監督は｢悔しさを内に秘めてやってる｣と宜野座組からもれた反発心に期待。新井 2軍打撃コーチは｢すごくバットが振れている｣と状態の良さに期待する。｢いい状態で行けるように｣と心待ちにする勝負のスタート。準備を重ね、時を待つ。
ロングティーで柵越えを連発する陽川尚将内野手。 1軍昇格へ猛アピール＝高知県安芸市・安芸市営球場(安芸タイガース球場)
阪神 2軍春季キャンプ( 3日、高知・安芸)陽川尚将内野手(27)が 3日、ランチタイム中の特打とロングティー(外野に向かって行うティー打撃)で快音を連発し、計43発の冊越えを放ってみせた。ロングティーでは推定 130メートルの場外弾も。昨秋に右肘クリーニング手術を受けた影響で 2軍キャンプスタートも、完全復活へ猛アピールだ。
自慢のパワーでスタンドを沸かせた。土佐の潮風に轟音が重なる。陽川が豪快な打球を放って猛アピールだ。
「いい状態に持っていけるようにしていきたい」
逆手でティー打撃する小幡竜平内野手＝高知県安芸市・安芸市営球場(安芸タイガース球場)
まずは志願したランチタイム中の特打で魅せた。91スイングで｢２発のバックスクリーン直撃弾｣を含む10発を放ち、 1日のフリー打撃での｢５発｣から倍増させた。
その後のロングティーでは｢３３発｣の冊越えを放つ。左翼ポール際への打球はスタンド、ネットを越えて球場となりの道路へ着弾する推定 130メートルの場外弾も放った。これには見守っていた平田 2軍監督も思わず｢すごかった｣と目を丸くした。
昨年10月に受けた右肘のクリーニング手術のこともあり春季キャンプは 2軍スタートとなったが、ここまで順調にすべてのメニューをこなしている。持ち味の長打力では引っ張り方向を中心に力強い打球を飛ばし、守備でも 3塁と外野で軽快な動きをみせ、不安を感じさせない。新井 2軍打撃コーチも｢強い球も投げられているし、バットも振れている｣とここまでの仕上がり具合に目を見張った。
居残り特打する伊藤隼太外野手＝高知県安芸市・安芸市営球場(安芸タイガース球場)
｢なにくそ魂｣を期待され、今キャンプの 2軍野手キャプテンに指名された。11日に予定されている社会人チームとの練習試合では｢４番｣で出場する見込み。｢打席の中の内容にこだわっていきたい。淡泊にならないように粘りであったり｣と、初の実戦へ力を込めた。
昨季は｢４番｣を務めたこともあり、今季は 1軍定着が目標だ。 1軍では 1塁にはマルテ、 3塁には大山といったライバルたちが待っている。遅れを取り戻し、レギュラー争いに名乗りを上げるため、まずは安芸から自慢の打棒でアピールを続けていく。
昨年の屈辱を跳ね返して、全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって、全員で力を合わせて進め！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも｢オレがやってやる｣｢オレが決めてやる｣という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2018年公式戦順位表
2月 1日より実施いたします春季キャンプ中の練習試合(阪神タイガース主催)を下記の通り実施いたしますのでお知らせいたします。練習試合のため雨天等で中止の場合、振替試合等はございません。
2019年 公式戦 日程と結果(02月)
2019年 公式戦 日程と結果(03月)
2019年 公式戦 日程と結果(04月)
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