●西勇輝投手(28=オリックス)が先発し、安定感のある投球を見せた。 5回を散発の 3安打 1失点。降雨による 2度の中断を挟みながらのマウンドも、悪天候の場合を想定した“予行演習”として動じることはなかった。先発が予想される開幕 3戦目、31日のヤクルト戦(京セラ)に向けて準備を整えていく。カーブやスライダーなどの変化球を織り交ぜながら、西武打線を翻弄(ほんろう)。 5回無死 1塁から栗山の打球を打ち取るも、 2塁へ自ら悪送球。ピンチを招いたが、最少の1失点にとどめた。 5回 4安打 1失点(自責点 0)と順調に調整を進めている。試合後、西は反省しきり。開幕までの残りの期間で、納得のいく投球ができるよう準備していく。あと 2週間。西が万全の準備を尽くして開幕を迎える。
●阪神「ドラフト1位」近本光司外野手(24=大阪ガス)が 3回一死 1、 3塁からショートのグラブをはじき、左翼前に転がるオープン戦初タイムリーで初打点を記録した。阪神の「ドラフト1位」・近本光司外野手が「2番・中堅」で出場。 3回無死 1、 2塁でセーフティーバントを成功させ、「一挙7得点」を呼び込んだ。 8試合連続の「2番」起用に応える最高の結果に矢野燿大監督(50)もうなずいた。本拠地・甲子園で披露した俊足で、開幕スタメンまで突っ走る。 1塁を駆け抜けると、ちょぴり恥ずかしそうに両手を掲げた。バットを寝かせ、白球を転がす。黒土を全力で蹴る度に、聖地は熱を帯びた。近本が絶妙なセーフティーバントを決めてチャンス拡大。「一挙7得点」の口火を切り、甲子園初勝利を呼び込んだ。 5回にも 2本目の安打を放ち、オープン戦「5個目の盗塁」も決めた。足の速い左打者を常々、「2番」の理想像に掲げてきた指揮官。「打率・3割(40打数12安打)」に、チームトップの「5盗塁」。存在感を増すルーキーの活躍に、自然と目尻は下がった。足元には、“憧れ”がたっぷりと詰まっている。大阪ガス時代に使用していたアシックス社のスパイクは、かつてイチローが使用していたものと同じ型。現在はその“イチローモデル”をベースにリニューアルした改良型を履き、グラウンドを目いっぱい駆け抜けている。チームの勝利だけを祈り、近本は走り続ける。
●福留孝介外野手(41)が17日、西武とのオープン戦(甲子園)の 3回に「2号3ラン」を放ち、「甲子園初勝利」に導いた。この回打者12人の猛攻で 7得点。今季42歳を迎えるベテランがその中心だった。 3月29日ヤクルト戦(京セラドーム)の開幕オーダーを想定した 1戦で打線がつながり、得点力アップの課題克服に期待をもたせた。失投は逃さない。福留が高めに浮いた内角球をとらえた。舞い上がった打球は、右翼席に着弾。「オープン戦2号」となる「3ラン」。完璧なスイングに、虎党は酔い知らせた本番はまだ先の話だ。 3回に見せた打者12人、「一挙7得点」の猛攻。今年42歳を迎えるベテランがその中心にいた。矢野阪神を「甲子園初勝利」に導いた。甲子園でのオープン戦 3試合で「2敗1分」と未勝利だった。この日が開幕まで本拠地最終戦。昨年は大きく負け越した地元で嫌なイメージを引きずりたくなかった。そういう意味では「大きな1勝」だ。指揮官は開幕戦を想定したオーダーを組んだことを示唆した。木浪聖也内野手(24=ホンダ=亜細亜大學OB)&近本の「新人1、2番」コンビが先陣を切り、主軸につなぐ。福留がポイントゲッターぶりを発揮する場面は何度も見られそうだ。
記事をまとめてみました。
<オープン戦:阪神 7- 3西武>◇17日◇阪神甲子園球場
西勇輝投手が先発し、安定感のある投球を見せた。
カーブやスライダーなどの変化球を織り交ぜながら、西武打線を翻弄(ほんろう)。 5回無死 1塁から栗山の打球を打ち取るも、 2塁へ自ら悪送球。ピンチを招いたが、最少の1失点にとどめた。 5回 4安打 1失点(自責点 0)と順調に調整を進めている。
試合後、西は「今の時期は結果でなく内容がすごく大事。その中で自分がした重大さをしっかり受け止めて、この 1週間自分なりに考えて練習していきたい」と反省しきり。開幕までの残りの期間で、納得のいく投球ができるよう準備していく。
雨の中でも 5回 1失点の好投をみせた西勇輝投手=阪神甲子園球場
西勇輝投手が西武戦(甲子園)に先発し、 5回を散発の 3安打 1失点。降雨による 2度の中断を挟みながらのマウンドも、悪天候の場合を想定した“予行演習”として動じることはなかった。先発が予想される開幕 3戦目、31日のヤクルト戦(京セラ)に向けて準備を整えていく。
悪天候も、中断も、準備OK!! 西が雨の甲子園で“予行演習”を行い、 5回 3安打 1失点。 5回に自らの悪送球などから失点を許したが、それ以外は何の危なげもない投球で試合をつくった。
「雨だからとか寒いから投げづらいとかは関係ない。その中でいかに良い状況を探っていくかが大事。きょうは雨が降ってくれたり、たまに雹(ひょう)とかもあったので。そういう悪天候、全然ウエルカムだと思っています。むしろ試合があることに感謝したい」
阪神対西武 5回表西武無死 1塁、西勇輝投手は栗山巧外野手の打球を 2塁へ悪送球する=阪神甲子園球場
試合開始から降りしきっていた雨は、 1球投げるごとに強まった。 1回一死 1塁、「3番」秋山の打席で土砂降りに。 3球目を投げたところで、試合が中断した。開始わずか 3分-。「気持ちを切りかけそうになるんですけど、しっかり自分で考えながら待つ時間も大切なのかなと思いました」。オリックス時代の本拠地は京セラドーム。パ・リーグ全体でもドーム球場が多く、降雨やそれによる中断、再開はなかなかなかった。 3回の攻撃中にも中断が挟まるなど、貴重な経験を積み「屋外球場なのでこういうことも全然あると思う。インターバルが長い中でも自分のできることを。いい勉強になりました」と前向きにとらえた。
1回に雨で試合が中断し、苦笑いを浮かべながらベンチに戻った=阪神甲子園球場
矢野監督は「文句ないというか、西らしい。打ち取っている内容のレベルが高い」とコーナーをきっちり突いた投球を絶賛。さらに「いいテンポで打線にもつながりが出たのはあると思う」と投球リズムにもうなった。
順調に段階を踏み、次戦は24日のオリックス戦(京セラ)に先発する。その次にはいよいよ開幕 3戦目、ヤクルト戦(京セラ)が待ち受ける。
「今のプロセスが大事だと思うので、全てが自分のためになるように。捕手とのコミュニケーションも数少ないマウンドで呼吸の合わせをできるようにやっていきたい」
あと 2週間。西が万全の準備を尽くして開幕を迎える。
3回裏阪神一死 1、 3塁、近本光司外野手は左前適時打を放った=阪神甲子園球場
阪神「ドラフト1位」近本光司外野手が 3回一死 1、 3塁からショートのグラブをはじき、左翼前に転がるオープン戦初タイムリーで初打点を記録した。
5回にも 2本目の安打を放ち、オープン戦「5個目の盗塁」も決めた。「(適時打は)最低限、犠牲フライでも考えていました。(ぬかるんだグラウンドでの盗塁は)影響はあると思いますが、自分だけ足場が悪いわけではないので。甲子園の雰囲気は素晴らしいですね」と話していた。
3塁線に絶妙なバントヒットを決める近本光司外野手。小技でも魅せた=阪神甲子園球場
これが理想の「2番」!! 阪神の「ドラフト1位」・近本光司外野手が「2番・中堅」で出場。 3回無死 1、 2塁でセーフティーバントを成功させ、「一挙7得点」を呼び込んだ。 8試合連続の「2番」起用に応える最高の結果に矢野燿大監督(50)も「セーフにもなれるっていうのは近本のプラス」とうなずいた。本拠地・甲子園で披露した俊足で、開幕スタメンまで突っ走る。
1塁を駆け抜けると、ちょぴり恥ずかしそうに両手を掲げた。バットを寝かせ、白球を転がす。黒土を全力で蹴る度に、聖地は熱を帯びた。近本が絶妙なセーフティーバントを決めてチャンス拡大。「一挙7得点」の口火を切り、甲子園初勝利を呼び込んだ。
近本光司外野手は快足を飛ばして 1塁セーフ=阪神甲子園球場
「気持ち的に、ランナーを進めることが大事だったので。コースを狙ってやりました」
聖地を沸かせたのは 3回無死 1、 2塁。バントのサインに初球を 3塁線に転がすと、アクセル全開で快足を飛ばした。 3塁手の送球もそれ、内野安打。無死満塁とし、大量得点の呼び水となった。 8試合連続での「2番」起用。最高の結果で応えたチルドレンに、先発を託し続ける矢野監督もニッコリだ。
「近本のバントはまたこれうまく最高のところにいって、セーフにもなれるっていうのは近本のプラスやし。ああいう風に出塁すること、つなぐことで野球っていうのは点入ると思うから」
3回、セーフティバントを決めた近本光司外野手=阪神甲子園球場
足の速い左打者を常々、「2番」の理想像に掲げてきた指揮官。「打率・3割(40打数12安打)」に、チームトップの「5盗塁」。存在感を増すルーキーの活躍に、自然と目尻は下がった。
足元には、“憧れ”がたっぷりと詰まっている。大阪ガス時代に使用していたアシックス社のスパイクは、かつてイチローが使用していたものと同じ型。現在はその“イチローモデル”をベースにリニューアルした改良型を履き、グラウンドを目いっぱい駆け抜けている。
「イチロー選手のようにプレーや動作ひとつで球場内にフラッシュがたくような。ファンの方々に楽しんでいただけるような選手になっていきたい」
5回裏阪神2死 1塁、近本光司外野手は 2塁盗塁を決める、野手は源田壮亮=阪神甲子園球場
入団会見ではっきりと口にしてから、 4カ月-。東京ドームに凱旋しているレジェンドにも届きそうな快足で、聖地の虎党を喜ばせた。憧れに近づく第一歩だ。
「(大量点になり)よかったです」
迷いは必要ない。チームの勝利だけを祈り、近本は走り続ける。
■「D1位」・近本光司外野手のバントヒットについて清水雅治ヘッドコーチ
「あそこで最高のセーフティーをね。『2番』の価値があると思う。これからも難しいピッチャーが出てくると思うけど、そういうピッチャーからも決めてほしい。そしたら、いい『2番』になれる」
阪神対西武 3回裏阪神一死 1、 2塁、「右越え3点本塁打」を放った福留孝介外野手=阪神甲子園球場
頼れる男や! 福留孝介外野手(41)が17日、西武とのオープン戦(甲子園)の 3回に「2号3ラン」を放ち、「甲子園初勝利」に導いた。この回打者12人の猛攻で 7得点。今季42歳を迎えるベテランがその中心だった。 3月29日ヤクルト戦(京セラドーム)の開幕オーダーを想定した 1戦で打線がつながり、得点力アップの課題克服に期待をもたせた。
◇ ◇ ◇
失投は逃さない。福留が高めに浮いた内角球をとらえた。舞い上がった打球は、右翼席に着弾。「オープン戦2号」となる「3ラン」。完璧なスイングに、虎党は酔い知らせた。「(本塁打は)よろしいことですね」。本番はまだ先の話だ。サラリと話して、クラブハウスへと消えた。 3回に見せた打者12人、「一挙7得点」の猛攻。今年42歳を迎えるベテランがその中心にいた。矢野阪神を「甲子園初勝利」に導いた。
3回裏阪神一死 1、 2塁、福留孝介外野手は「右越え3点本塁打」を放って生還し大山悠輔内野手(中央)、筒井壮コーチ(左)らとハイタッチする=阪神甲子園球場
主力選手にとっては、調整段階の時期だが、福留は衰えを見せるどころか、ますます盛んだ。セ・リーグ野手最年長となる42歳シーズン。日々の準備に手を抜くことは決してない。甲子園での試合では若手よりも早く球場入り。黙々とランニングを行い、体を温めるのが日課だ。初対戦の投手が気になれば、担当スコアラーから情報を収集。試合前でも、試合中のベンチでも聞きたいことはすぐに聞く。
この日、対決した西武「ドラフト1位」の松本も「初顔合わせ」だったが、第 1打席でも右中間 2塁打を放った。 2打数 2安打。新人投手にプロの洗礼を浴びせた。ベテラン健在に、矢野監督も「ずっと孝介らしい、しっかりした内容の打席ができている。今日の本塁打も追い込まれてから見事な打球。ほかの打席もまったく問題なし。いつ開幕してもいい感じに見える」と全幅の信頼を寄せている。
甲子園でのオープン戦 3試合で「2敗1分」と未勝利だった。この日が開幕まで本拠地最終戦。昨年は大きく負け越した地元で嫌なイメージを引きずりたくなかった。そういう意味では「大きな1勝」だ。指揮官は「形としては開幕に近づいた形」と開幕戦を想定したオーダーを組んだことを示唆した。木浪&近本の「新人1、2番」コンビが先陣を切り、主軸につなぐ。福留がポイントゲッターぶりを発揮する場面は何度も見られそうだ。
昨年の屈辱を跳ね返して、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも「オレがやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2018年公式戦順位表
2019年オープン戦順位表
2019年 公式戦 日程と結果(02月)
2019年 公式戦 日程と結果(03月)
2019年 公式戦 日程と結果(04月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
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