●「Vパレード」、やろうぜ!!矢野燿大監督(50)が28日、京セラドーム大阪でヤクルト戦に備えた最終調整を見届けた。全体練習前にナインに訓示。2003、05年の「リーグ優勝」時に味わった感激をおよそ10分にわたって熱弁した。いよいよ始まる。期待と不安が入り交じるシーズン開幕。矢野監督は覚悟をにじませ、虎党に向けて力強く宣言した。開幕前最後の練習を前にミーティングルームで約10分間の訓示。思いを 1つにするように呼びかけた。虎党を喜ばせる究極が、「Vパレード」となることは誰よりもわかっている。現役時代に 2度経験し、雨に見舞われながらも通った御堂筋は忘れられない。そんな経験も口にしながら、開幕に向かう選手を鼓舞した。開幕戦では宣言通り「1番」木浪聖也内野手(24=ホンダ=亜細亜大學OB)、「2番」近本光司外野手(24=大阪ガス)のルーキーコンビ起用。発展途上のチームに失敗を恐れず、「楽しめ」と号令を出した。「開幕7連勝」を飾った02年を思い出しつつ、前向きな姿勢で14年ぶりの頂点を目指す。信念は揺るがない。躍動し、感情を爆発させるような姿を虎ファンに見せる。まずは、昨季 1試合で 7回 4安打無得点と抑え込まれたヤクルト小川泰弘投手(28)攻略からシーズンがスタートする。さあ、出陣だ。矢野阪神が大海原に乗り出す。紆余曲折あることは百も承知。矢野監督はブレずに 143試合を戦う。
●「キナチカ」の躍動で、開幕ダッシュを決める。29日、セ・パ両リーグで同時開幕する。ヤクルト戦に臨む阪神は京セラドームで全体練習をした。球団新人史上初の「開幕1、2番」を任される「ドラフト3位」・木浪聖也内野手と「同1位」・近本光司外野手は強心蔵発言。打って打って、打ちまくれ!阪神「ドラフト3位」の木浪聖也内野手と「ドラフト1位」の近本光司外野手が、開幕試合の29日ヤクルト戦(京セラドーム大阪)で「1、2番」を任される。思い切りのいい打撃に定評のある「1番」木浪が打てば、打線は勢いづく。「2番」近本は足も使え、シュアな打撃が持ち味。 2人のルーキーが「相乗効果」を発揮して、高い得点力が期待される「3番」糸井嘉男外野手(37)、「4番」大山悠輔内野手(24)、「5番」福留孝介外野手(41)の前に好機を演出したいところだ。開幕前日の28日は京セラドーム大阪で最終調整。初回から先制攻撃でツバメ退治へ-。 2人の新人が虎の新時代を切り開く。虎の新人 2人が「開幕1、2番」を務めるのは球団史上初(スタメンに新人 2人は1972年の中村勝広(66歳没)、望月充(70歳)以来47年ぶり)で、ともに安打を放ち勝てば、これも初となる。昨季は17年ぶりの「最下位」に沈み、金本知憲監督(50)が事実上の解任となる辞任。昨季、ファームで「日本一」を達成した矢野燿大監督が緊急昇格した。キャンプから自主性を重んじられた中で、平成最後のオープン戦は「5勝11敗1分け」の「11位」でフィニッシュ。若手、中堅の伸び悩みが解消されない中で、木浪&近本だけが頼りだった。午後 6時-。平成に次ぐ新元号の発表よりもひと足先に虎の新時代が幕を開ける。「1番」・木浪、「2番」・近本。虎の先頭に立つ頼もしい24歳コンビが衝撃的な 1日にする。
記事をまとめてみました。
練習前、会見に臨む矢野燿大監督=京セラドーム大阪
本音は02年の開幕ダッシュ! 矢野燿大監督が開幕前日の28日、京セラドーム大阪でヤクルト戦に備えた最終調整を見届けた。開幕戦では宣言通り「1番」木浪、「2番」近本のルーキーコンビ起用。発展途上のチームに失敗を恐れず、「楽しめ」と号令を出した。「開幕7連勝」を飾った02年を思い出しつつ、前向きな姿勢で14年ぶりの頂点を目指す。
◇ ◇ ◇
シーズンがいよいよ幕を開ける。開幕前日の全体練習を見守った矢野監督は穏やかな表情で信念を語った。「プロで楽しむの、って究極やと思う」。日頃からそう話す指揮官らしい決意表明だ。
京セラドームで練習を見守る矢野燿大監督=京セラドーム大阪
矢野監督 もう、ここまで来たんで(気持ちも)高まっているしね。選手たちにも、どうせなら楽しんでやろうと。何も始まってないし、今からやるんだから。楽しんでやりたいなと。
矢野タイガースの象徴とも言えるのが「1番」木浪、「2番」近本のルーキーコンビだ。 2リーグ分立後では球界初となる新人の「開幕戦1、2番」スタメンとなる。キャンプ前には誰も予想しなかった開幕オーダー。指揮官は胸を高鳴らせるルーキーたちの背中も押す。
矢野監督 俺はある意味、開幕出られたら最高やん(と思う)。ルーキーでさ。それがヒット 3本打ってヒーローになろうが、逆に悪い方向に結果がうまく出なかったとしても。
矢野燿大監督=京セラドーム大阪
開幕ダッシュというキーワードであの快進撃が頭に浮かんだ。「本心言えば、絶対開幕ダッシュしたい。あれ何年やったっけ…。2002年か。開幕7連勝かなんかして、興奮して寝られへんわみたいな」。星野監督就任 1年目に最高のスタートを切り、お祭り騒ぎになった。「そらしたいよな。出来るもんなら」。ただ、山あり谷ありの長いシーズン。不動心で臨む覚悟だ。
矢野監督 最終的に「1番」になることがオレらの目標。ずっと言ってるように勝つだけでは足らんと思う。やっぱりファンの人を喜ばせたい。選手のそういう姿を見せたなかで、何か感じ取れるように、あふれ出るような、そういうものがオレらのやりたい野球だと思う。
信念は揺るがない。躍動し、感情を爆発させるような姿を虎ファンに見せる。まずは、昨季 1試合で 7回 4安打無得点と抑え込まれたヤクルト小川攻略からシーズンがスタートする。さあ、出陣だ。矢野阪神が大海原に乗り出す。
笑顔で練習を見守る矢野燿大監督=京セラドーム大阪
◆阪神02年の開幕ダッシュ:星野仙一監督を中日から迎え、ムーア、片岡、アリアスらを獲得してのシーズンは、巨人との 2連戦で始まった。 3月30日の開幕戦は初の開幕投手となった井川が完投勝利を挙げ、第 2戦は先発ムーアはじめ 6投手の継投で連勝発進。余勢を駆って 4月 2日からの横浜 3連戦(現DeNA)に「3連勝」と勢いは止まらない。同 5日からのヤクルト 3連戦も○○の後、 7日の第 3戦でようやく敗れ連勝は「7」で止まった。この 7試合で矢野監督は捕手としてフル出場し、「打率4割3分3厘」と大当たり。守っては「チーム防御率0.97」と、巧みなリードで好スタートの立役者となった。
<阪神の開幕1軍メンバー>
◆新戦力は 3人:ジョンソン、木浪、近本の 3人。広島、北海道日本ハムと並び今季12球団最多。
◆新人野手 2人は18年ぶり:木浪、近本と新人野手 2人。01年の沖原佳典、赤星憲広以来、18年ぶり。
◆投手 9人:昨年の10人から 1人減。投手の登録が10人未満は、07年 9人以来12年ぶり。
星野監督の下、18年ぶりのリーグ優勝に輝いた2003年の御堂筋パレード。矢野虎で再現だ
「Vパレード」、やろうぜ!! 阪神・矢野燿大監督が28日、全体練習前にナインに訓示。2003、05年の「リーグ優勝」時に味わった感激をおよそ10分にわたって熱弁した。
いよいよ始まる。期待と不安が入り交じるシーズン開幕。矢野監督は覚悟をにじませ、虎党に向けて力強く宣言した。
「2003、05年は『リーグ優勝』だけで終わりましたけど、今シーズン『日本一』になって大阪、神戸でパレードやりたいなと思います」
同じ思いを、選手にも伝えていた。開幕前最後の練習を前にミーティングルームで約10分間の訓示。「楽しくやって、ファンを喜ばせよう」「最後にパレードしよう!!」。思いを 1つにするように呼びかけた。虎党を喜ばせる究極が、「Vパレード」となることは誰よりもわかっている。現役時代に 2度経験し、雨に見舞われながらも通った御堂筋は忘れられない。そんな経験も口にしながら、開幕に向かう選手を鼓舞した。
矢野燿大監督は練習開始直前にも野手陣、コーチを集めて、指示を出した=京セラドーム大阪
もちろんスタートからの白星街道を思い描く。星野監督就任 1年目だった02年には「開幕7連勝」。最高のスタートだったことを思い返し「興奮して寝られへんみたいな。ああいうスタートを切れたらなっていうのは心のどこかにはある」と吐露した。一方で「でも監督という立場で、どっちでも最後には『1番』取ろうぜっていうのがあるべきかな」と将としての心構えを自らに言い聞かせた。
「(開幕ダッシュは)そらしたいよな。できるもんなら。でもどっちでも、自分の中で気持ちの準備は、ある程度ある。最終的に『1番』になることが俺らの目標。ずっと言ってるように、勝つだけでは足らんと思うし、やっぱりファンの人を喜ばせたい」
紆余曲折あることは百も承知。矢野監督はブレずに 143試合を戦う。
◇データBOX◇
◎…平成の阪神の開幕戦は昨季までで「12勝17敗1分け」。最多得点は2017年 3月31日の広島戦(マツダ)の10得点。最多勝利投手はメッセンジャーの「3勝」。
ノックを受けて調整する木浪聖也内野手=京セラドーム大阪
「キナチカ」の躍動で、開幕ダッシュを決める。阪神「ドラフト3位」の木浪聖也内野手と「ドラフト1位」の近本光司外野手が、開幕試合の29日ヤクルト戦(京セラドーム大阪)で「1、2番」を任される。
思い切りのいい打撃に定評のある「1番」木浪が打てば、打線は勢いづく。「2番」近本は足も使え、シュアな打撃が持ち味。 2人のルーキーが「相乗効果」を発揮して、高い得点力が期待される「3番」糸井、「4番」大山、「5番」福留の前に好機を演出したいところだ。
開幕前日の28日は京セラドーム大阪で最終調整。木浪が「(開幕戦は)緊張するとは思うけど、準備をしっかりして。『1番』の仕事を考えてやっていきたい。(近本は)足も速いので心強いです」と語れば、「(1、2番を組む)イメージはできています。オープン戦もでしたけど、しっかり初球から振れたらいいなと思う」と近本もうなずいた。
初回から先制攻撃でツバメ退治へ-。 2人の新人が虎の新時代を切り開く。
ダイヤモンドをかき回せ! 「2番」・近本光司外野手がダッシュで感触を確かめる=京セラドーム大阪
新元号の虎を引っ張るのは俺たちだ! 29日、セ・パ両リーグで同時開幕する。ヤクルト戦に臨む阪神は京セラドームで全体練習をした。球団新人史上初の「開幕1、2番」を任される「ドラフト3位」・木浪聖也内野手と「同1位」・近本光司外野手は強心蔵発言。打って打って、打ちまくれ!
新時代をフレッシュに彩る。矢野監督の下、タテジマに袖を通し、開幕スタメンに名を刻むまで成長した。ここからが、本番。リードオフマンを託される木浪が誓った。
「当日にならないとわからないですけど、緊張すると思うので、準備をしっかりしたいと思います。(対小川について)イメージできています」
新元号の虎、引っ張ってや! リードオフマンを託される木浪聖也内野手が決戦の地で快音を鳴らした=京セラドーム大阪
午後 1時すぎ、決戦の地である京セラドームで最後の調整が始まった。シートノックでは遊撃に入って、軽快な動きをみせた。フリー打撃では45スイング。オープン戦で12球団の新人トップとなる「打率0.373」を残した勢いそのままに「1番・遊撃」でデビューする。
「2番・中堅」が決定している近本は「不安というのを考えるのはあまりよくないと思うので『不安はないですか?』と聞かれたら『ないです』と答えます。あまりプレッシャーとか、緊張はない」と言いきった。
虎の新人 2人が「開幕1、2番」を務めるのは球団史上初(スタメンに新人 2人は1972年の中村勝広、望月充以来47年ぶり)で、ともに安打を放ち勝てば、これも初となる。木浪は近本について「自分より足を生かせるという意味で心強い」と話す。心蔵に毛が生えているとはこのことだ。
練習に臨む近本光司外野手=京セラドーム大阪
昨季は17年ぶりの「最下位」に沈み、金本監督が事実上の解任となる辞任。昨季、ファームで「日本一」を達成した矢野監督が緊急昇格した。キャンプから自主性を重んじられた中で、平成最後のオープン戦は「5勝11敗1分け」の「11位」でフィニッシュ。若手、中堅の伸び悩みが解消されない中で、木浪&近本だけが頼りだった。
指揮官は「今の子たちが(開幕に)緊張するんかどうかわからん」と苦笑いしながらも「失敗を怖がらんとか積極的な姿勢とか、そういうものは欲しい。結果はどっちに出ても最高だから」と背中を押す。将の胸の内を木浪は分かっていた。
「時間がたつのは早かった。いいことも悪いこともいっぱいあったので、それを生かしていければ」
午後 6時-。平成に次ぐ新元号の発表よりもひと足先に虎の新時代が幕を開ける。「1番」・木浪、「2番」・近本。虎の先頭に立つ頼もしい24歳コンビが衝撃的な 1日にする。
打撃練習に臨む近本光司外野手(奥)と木浪聖也内野手=京セラドーム大阪
★タオル&Tシャツ
木浪&近本の活躍を球団営業部も心待ちにしている。「新人1、2番コンビ」が球団史上初ということで特製タオルとTシャツを球団オンラインショップで発売することが決定。「1番」・木浪に続き、「2番」・近本が打席に入った瞬間、受注を開始するという。関係者は「他のグッズも含めて検討する」と鼻息が荒い。
◇データBOX◇
◎…阪神がホームで開幕を迎えるのは2016年の中日戦(京セラ)以来 3年ぶり。この年はメッセンジャーが先発し、 2- 5で敗れた。16年以降の開幕戦結果は●○○。さて、今年は?
◎…阪神の新人 2人が開幕オーダーに名を連ねるのは1972年の中村勝広、望月充以来、47年ぶり。ともにヒットを放ち、チームが勝てば球団史上初となる。
※ 3月29日の予告先発は、阪神・ランディ・メッセンジャー投手(37)ーヤクルト・小川泰弘投手(28)です。
昨年の屈辱を跳ね返して、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも「オレがやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2019年オープン戦順位表
2019年 公式戦 日程と結果(03月)
2019年 公式戦 日程と結果(04月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュースを配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放送します!
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。 プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。
視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、Andoroid5以降、iOS9以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
※ブラウザ:iPhone/iPadの場合はSafariもしくはChrome、Androidの場合はChromeでご利用ください。