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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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阪神先発西が完封で移籍後初勝利!広島・九里が5回途中4失点で虎狩り失敗!藤川が登録抹消!

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阪神は3回二死 2塁から糸原健斗内野手(26)の左前打で先制。先発西勇輝投手(28=オリックス)は 9回 6安打 9奪三振で、自身 2年ぶり完封勝利。 140球の熱投で、カード勝ち越しを決めた。 1回一死満塁のピンチをしのぎ、 3回まで無失点に抑えた。阪神が小刻みに加点した。 4回に梅野隆太郎捕手(27)の中前適時打で 1点、 5回に大山悠輔内野手(24)、福留孝介外野手(41)の連続適時打で 2点追加した。西は 6回まで無失点。阪神は 7回に中谷将大外野手(26)の 2点左前打で6点差に広げ、 8回にもダメ押しの 3点を加えた。西は完封で「移籍後初勝利」を挙げた。広島九里亜蓮投手(27=亜細亜大學OB)が「1敗」。広島・九里亜蓮投手が 7日、阪神戦(マツダ)に先発したが猛虎打線につかまり、 5回途中( 4回 2/3)を 6安打 4失点(自責 3)でノックアウトされた。 2回まで 1四球無安打だったが、 3回先頭・梅野に中前打、西の送りバントで一死 2塁とし、鳥谷敬内野手(37)の左飛後、糸原に左前適時打を浴びて先制点を許した。 4回一死から遊撃・田中広輔内野手(29)のファンブルで走者を背負い、その後、梅野に適時打で失点。 5回一死からは糸原に右中間 2塁打、二死後、大山に左翼線適時 2塁打を浴びて 3点目を失ったところで降板となった。阪神は 7日の広島戦(マツダ)で 5回までに 4得点。球団史上ワーストだった開幕から「8試合連続3得点以」下に終止符を打った。西勇輝投手が 3回の打席では、送りバントを決めて糸原の先制打をアシスト。その後は絶妙な制球力で 9三振を奪う力投を披露。味方打線に 9点の援護点をもらいながら、自ら志願して最後まで投げ抜いた。

糸原健斗内野手のタイムリーで先制した。 3回、先頭梅野の中前打からつくった二死 2塁のチャンスで、糸原が九里のフォークをとらえて左前打。 2塁走者の梅野は本塁へ激走した。続く 4回二死 1、 2塁のチャンスでは、梅野が中前適時打。貴重な追加点に両手でガッツポーズを作り笑顔を見せた。梅野は 2日の巨人戦(東京ドーム)の試合中に負傷し、左足薬指の骨折を押して出場中。前日 6日広島戦での 3打数 3安打の活躍に続き、この日も 4回までに 2打数 2安打 1打点。気合あふれるプレーを見せている。球団史上ワーストの「開幕から8試合連続3得点以下」を記録し、矢野燿大監督(50)は再び打線に手を加えた。前日に初めて「1番」で起用した「D1位」・近本光司外野手(24=大阪ガス)を初めて先発から外し、「1番・鳥谷、2番・糸原」でスタート。貧打からの脱出へ、試行錯誤する中で大きな先制点となった。

左足薬指骨折を抱えながら強行出場を続ける梅野隆太郎捕手が 7日の広島戦(マツダ)で、先制のホームイン&追加点のタイムリー。自身初の「6打席連続安打」と大活躍だ。梅野隆太郎捕手が連日の活躍でチームに大勝を呼び込んだ。 4回二死 1、 2塁で今季初打点となる適時打を放つなど、 4打数 2安打。守っては先発の西を完封へ好リードした。最後の打者を抑えると、マウンドの西と笑顔で抱き合った。初回の一死満塁のピンチを乗り切り、スコアボードにゼロを並べ続けた。最後まで呼吸を合わせた。13安打9得点の猛攻は梅野のバットから始まった。先頭打者の 3回は中前打で出塁して先制機をつくり、 4回はチーム 2点目を呼び込むタイムリー。序盤の攻撃を引っ張った。自身は 5日広島戦の最終打席から 6打席連続安打で、打率も「3割6分」まで浮上させた。梅野の気迫がチームに勢いをもたらしている。 0- 0の 3回無死、中前を放つと糸原の適時打で生還。 4回二死 1、 2塁では追い込まれてから 3球目、内角直球を強振した。詰まった飛球は 2塁・菊池涼介内野手(29)の体に当たりながら、ぽとり。執念の一打で 5日の第 4打席から 6打席連続の「H」ランプを灯し、ガッツポーズだ。

阪神の「4番」大山悠輔内野手が追加点のタイムリーを放った。 5回二死 2塁で左翼越えに適時 2塁打。今季35打席目にして初の長打となった。続く「5番」福留も右翼へ 4点目のタイムリー。 7回には二死 2、 3塁から「7番」中谷が左翼へ 2点タイムリーを放ち 6点目。阪神にとっては今季初めての 1試合 4得点以上、初の「2ケタ安打」となった。

中谷将大外野手が 7日の広島戦(マツダ)に 2試合連続でスタメン出場し、マルチ安打を放った。 7回二死 2、 3塁からはチーム10安打目となる 2点打を左前に運び、球団ワーストの「開幕8試合連続1桁安打」を止めた。 5日の第 1戦で「千金の逆転2ラン」を放ちながら、前日 6日は 1塁でダブルエラーをおかして先制点を献上するなど、 4打数無安打。汚名返上に燃えて、見事に結果を残した。

藤川球児投手(38)が 7日、出場選手登録を抹消された。前日 6日の広島戦(マツダ)で中継ぎ登板し、自身17年ぶりの 1イニング 2被弾を喫し、 1回 3失点と精彩を欠いていた。福原忍投手コーチ(43)は期待を込め、最短10日での再登録については明言しなかった。金村曉投手コーチ(42)は、 2軍での実戦登板について「本人に任せます」と説明した。藤川はこの日は鳴尾浜に姿を現さず。平田勝男 2軍監督(59)は「休み明け( 9日)から投手コーチと話して、相談してやると思う」と話し、香田勲男 2軍投手コーチ(53)も「いろいろ(本人の)話を聞いてからになると思う」と話した。藤川は今季 3試合に登板し、勝ち負けなしで「防御率9.00」だった。代わりに山崎憲晴内野手(32)が昇格した。

記事をまとめてみました。

 

 

 <広島 0- 9阪神>◇第 3戦◇阪神 2勝 1敗 0分◇ 7日◇Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島(通称:「マツダスタジアム」)

 阪神は3回二死 2塁から糸原の左前打で先制。先発西は 1回一死満塁のピンチをしのぎ、 3回まで無失点に抑えた。

 阪神が小刻みに加点した。 4回に梅野の中前適時打で 1点、 5回に大山、福留の連続適時打で 2点追加した。西は 6回まで無失点。

 阪神は 7回に中谷の 2点左前打で6点差に広げ、 8回にもダメ押しの 3点を加えた。西は完封で「移籍後初勝利」を挙げた。広島九里が「1敗」。

 移籍後、完封で完投し初勝利を飾った西勇輝投手(右)は矢野燿大監督とともにウイニングボールを披露した=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 広島・九里亜蓮投手が 7日、阪神戦(マツダ)に先発したが猛虎打線につかまり、 5回途中( 4回 2/3)を 6安打 4失点(自責 3)でノックアウトされた。

  2回まで 1四球無安打だったが、 3回先頭・梅野に中前打、西の送りバントで一死 2塁とし、鳥谷の左飛後、糸原に左前適時打を浴びて先制点を許した。

 広島先発の九里亜蓮投手=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

  4回一死から遊撃・田中広のファンブルで走者を背負い、その後、梅野に適時打で失点。 5回一死からは糸原に右中間 2塁打、二死後、大山に左翼線適時 2塁打を浴びて 3点目を失ったところで降板となった。「2番手」・レグナルトも福留に右前適時打を浴びて失点を重ねた。

 昨季対阪神 5試合(先発 4、中継ぎ 1)で「1勝2敗、防御率5.57」と相性はよくない。登板前日 6日には「無駄な四球を減らして、しっかりゾーンで勝負できるようにしたい。先発をやらしてもらっているので、 1イニングでも長く投げられるようにしたい」と気合が入っていたが、無念の早期降板で虎狩りに失敗した。

  3回、先制適時打を放った糸原健斗内野手=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 阪神は 7日の広島戦(マツダ)で 5回までに 4得点。球団史上ワーストだった開幕から「8試合連続3得点以」下に終止符を打った。

  3回に糸原が先制打、 4回には梅野の適時打で追加点を上げると、 5回にさらにたたみかけた。一死から糸原が 2塁打を放つと、二死 2塁から大山が左翼線に適時 2塁打。「打線のいい流れに乗って積極的にスイングしていこうと思っていました。バットの先でしたが、積極的に振りにいった結果がヒットにつながったと思います」。「4番」の今季初長打で 3点目を奪うと、続く福留の右前適時打で 4点目をゲット。今季初めてスコアボードに 4点目を刻んだ。

 試合後、完封で移籍後初勝利の西勇輝投手と記念撮影する矢野燿大監督=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 西勇輝投手が 7日の広島戦(マツダ)で、待望の移籍後初勝利を挙げた。 9回 6安打 9奪三振で、自身 2年ぶり完封勝利。 140球の熱投で、カード勝ち越しを決めた。

 オリックスからFAで移籍し、阪神では 2度目の先発。試合後のヒーローインタビューでは「純粋にうれしい。自分のわがままで、最後までいかせてもらった」と笑顔をみせた。

  1回、先頭田中広を死球で歩かせ、続く菊池涼に左前打を浴びるなど、いきなり一死満塁のピンチを背負ったが、松山を 1ゴロ併殺に仕留めた。 3回の打席では、送りバントを決めて糸原の先制打をアシスト。その後は絶妙な制球力で 9三振を奪う力投を披露。味方打線に 9点の援護点をもらいながら、自ら志願して最後まで投げ抜いた。

 阪神先発の西勇輝投手=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 シビれた、魂の 140球! 阪神は広島に 9- 0で快勝し、カード勝ち越し。今季オリックスからFA加入した西勇輝投手が「移籍後初勝利」を自身 2年ぶり、「12球団一番乗り」の完封で飾った。「リーグ3連覇」中の強力打線相手に 6被安打 9奪三振。抜群の投球術とリズムで、打線の今季最多「13安打&9得点」を誘発した。虎を選んでくれて、ありがとう!!

 魂を込めた 140球目、白球が 3塁・大山のグラブにおさまると、西が梅野とがっちり抱き合った。圧巻の「虎1勝」目。誰にもマウンドは譲らない。続投を志願し、「2年ぶりの完封勝利」で、自らの価値を証明した。

 「自分のわがままで(最後まで)いかせてもらいました。投げ切れてよかったです。『1勝』に対して(の感想)は、『みんなが勝った』ということだけの共有でいいのかなと思います」

 前日10得点と破壊力抜群の赤ヘル打線を前に、マウンド上で野球少年のような笑みを何度も浮かべ、抜群の制球力と投球術でマツダを支配した。

 「一番つらかった」という 1回は一死 1、 3塁で鈴木を迎えたが、冷静に無理な勝負を回避。四球で満塁とし、打ち気にはやる松山を初球変化球で 1ゴロ併殺。連打は一度も許さなかった。

 志願の続投で 140球を投げ抜いた西勇輝投手。見事な完封勝利だった=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 虎が「5年連続負け越し」中のマツダだが、負の歴史とも無縁だ。自身 8年ぶり 2度目の同地で、 2年ぶりの完封。阪神投手のマツダでの完封は能見以来 4年ぶりだった。

 「東京で『3連敗』をやられましたが、悲観せずにどんどんみんなが前をみていけば、いい雰囲気で甲子園に戻れる」。前向きな言葉を並べた。決して、下は向かない-。

 能力は高いのに明確な目標が持てなかった菰野高入学時。 2年夏に三重大会決勝で負け、火がついた。「次の年は絶対に甲子園にいく」「プロに行きたい」。周囲が驚くほど発言も取り組みも変わり、翌年夏、有言実行で全国切符をつかんだ。

 オリックス入団 2年目の2010年夏には最大のピンチに見舞われた。右顔面の神経まひを発症し、完治まで 2カ月かかった。医者から完治のめどの説明がなく先の見えない日々。「野球は終わったかも…」。絶望のふちに立ったが、野球がしたい思いが体を突き動かした。寮で 1人、読書家ではなかった青年が自己啓発の本を読みあさった。心を整える方法を必死に学び、翌年「プロ初勝利を含む10勝」を挙げた。

  9回、広島・西川を三邪飛に打ち取って完封勝利し、ガッツポーズを見せる西勇輝投手=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 常に顔を上げる。前を向く-。染みついているからこそ、どんな相手にも平常心で向かっていける。矢野監督も「楽しむって、なかなか勝負の中では難しい部分もあるけど。いろいろなことで影響を及ぼすことができる投手」とうなずいた。

 笑顔の西に導かれるように打線は「今季最多13安打9得点」。自身も 3回に犠打で先制点を演出するなど、重苦しかったムードを 1人で吹き飛ばし、チームを「最下位」から脱出させた。 9日のDeNAから甲子園 6連戦。西も聖地に、立つ。

 「完封、完投ではなく勝つことに意味がある。責任を感じながら投げる立場。9点もとってくれたら完投するのが普通。本当に(勝敗への)責任を持って、マウンドにあがりたい」。FA投手として当然-。頼もしすぎる男がチームを甦らせた。

 勝利の瞬間、梅野隆太郎捕手(左)と歓喜の抱擁!=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

■西勇輝投手について福原忍投手コーチ

 「ナイスピッチングでした。あそこまでいったら、僕も完封してほしかった」

◇データBOX◇

◎…西の完封勝利は2017年 4月 9日の北海道日本ハム戦(京セラ)以来 2年ぶり。 ◎…広島に無失点で勝つのは2017年 5月 7日(甲子園、 6- 0)以来。マツダでは2015年 9月25日( 3- 0)以来 4年ぶりで完封は同 4月26日の能見篤史( 6- 0)以来。

◎…阪神移籍 1年目(外国人除く)の完封勝利は2009年 7月30日の久保康友( 2- 0横浜)以来。移籍 1年目で初勝利を完封で飾ったのは1967年 8月 5日の柿本実( 2- 0大洋)以来52年ぶり。

◎…阪神投手の完封勝利は昨年 9月29日の中日戦(ナゴヤドーム、 4- 0)の藤浪晋太郎以来。

 

  3回表阪神二死 2塁、糸原健斗内野手は先制の左前適時打を放った=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 阪神が糸原健斗内野手のタイムリーで先制した。 3回、先頭梅野の中前打からつくった二死 2塁のチャンスで、糸原が九里のフォークをとらえて左前打。

 「梅野さんと西さんがいい形でチャンスを作ってくれたので、なんとかホームにかえしたいという気持ちで打席に入りました。先取点がほしい場面で打つことができて良かったです」。 2塁走者の梅野は本塁へ激走した。

 続く 4回二死 1、 2塁のチャンスでは、梅野が中前適時打。貴重な追加点に両手でガッツポーズを作り笑顔を見せた。「なんとか自分で決めたいという思いで振り切った結果、いいところに落ちてくれました」。梅野は 2日の巨人戦(東京ドーム)の試合中に負傷し、左足薬指の骨折を押して出場中。前日 6日広島戦での 3打数 3安打の活躍に続き、この日も 4回までに 2打数 2安打 1打点。気合あふれるプレーを見せている。

  3回表二死 2塁、糸原健斗内野手の先制左前適時打で生還の梅野隆太郎捕手(手前左)を笑顔で迎える矢野燿大監督ら阪神ベンチ=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 糸原健斗内野手が 7日、広島戦(マツダ)の 3回に先制の適時打を放った。

 「梅野さんと西さんがいい形でチャンスを作ってくれたので、なんとかホームに返したいという気持ちで打席に入りました。先取点が欲しい場面で打つことができてよかったです」

  3回、先頭の梅野が中前打を放つと、続く西が投犠打。鳥谷は左飛に倒れたが、二死 2塁から糸原が左前に運び先制点をもたらした。

 球団史上ワーストの「開幕から8試合連続3得点以下」を記録し、矢野監督は再び打線に手を加えた。前日に初めて「1番」で起用した「D1位」・近本光司外野手(大阪ガス)を初めて先発から外し、「1番・鳥谷、2番・糸原」でスタート。貧打からの脱出へ、試行錯誤する中で大きな先制点となった。

 

 ど根性の2安打! 梅野隆太郎捕手が連日の活躍でチームに大勝を呼び込んだ。 4回二死 1、 2塁で今季初打点となる適時打を放つなど、 4打数 2安打。守っては先発の西を完封へ好リードした。

 最後の打者を抑えると、マウンドの西と笑顔で抱き合った。初回の一死満塁のピンチを乗り切り、スコアボードにゼロを並べ続けた。「 1試合に絶対3回ぐらいはピンチが来る。それが早くなっただけ」。最後まで呼吸を合わせた。

 13安打9得点の猛攻は梅野のバットから始まった。先頭打者の 3回は中前打で出塁して先制機をつくり、 4回はチーム 2点目を呼び込むタイムリー。序盤の攻撃を引っ張った。自身は 5日広島戦の最終打席から 6打席連続安打で、打率も「3割6分」まで浮上させた。

  4回表阪神二死 1、 2塁、梅野隆太郎捕手は中前適時打を放った=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

  2日巨人戦の走塁で左足薬指を骨折した。「今までやってきたことを無駄にしたくない気持ちもある」とチームを離脱したのは 2戦だけ。患部をテープで固めながら出場を続ける。この日の 3回は糸原の適時打で 2塁から先制のホームまで全力疾走。痛みを感じさせない懸命のプレーに、矢野監督は「骨折しているなかでも、あいつの気持ちはね。ファーストに飛び込むことも含めて、出たい気持ちはより感じる。グッと成長してくれたら」と語り、梅野の気持ちを受け止めた。

 「結果的にいい方向に向いているので、先制点を取ればピッチャーが楽に投げていける。それでもバッテリーで勝っていかないといけないので、次に向けてやっていきたい」。梅野の気迫がチームに勢いをもたらしている。

 梅野隆太郎捕手(右)は西勇輝投手の完封勝利を支え、笑顔で抱き合う=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 左足薬指骨折を抱えながら強行出場を続ける梅野隆太郎捕手が 7日の広島戦(マツダ)で、先制のホームイン&追加点のタイムリー。自身初の「6打席連続安打」と大活躍だ。

 「結果がいい方向に向いている。先制できればいい方向にいけるのでね」

  0- 0の 3回無死、中前を放つと糸原の適時打で生還。 4回二死 1、 2塁では追い込まれてから 3球目、内角直球を強振した。詰まった飛球は 2塁・菊池涼の体に当たりながら、ぽとり。執念の一打で 5日の第 4打席から 6打席連続の「H」ランプを灯し、ガッツポーズだ。

 守っては西の完封をアシスト。「サインの交換もスムーズにいって、表情も明るかった」と笑顔を見せた。

 

 5回に「適時2塁打」を放った大山悠輔内野手。ようやく長打が出た!=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 阪神の「4番」大山悠輔内野手が追加点のタイムリーを放った。 5回二死 2塁で左翼越えに適時 2塁打。

 「打線のいい流れに乗って、積極的にスイングしていこうと思っていました。バットの先でしたが、積極的に振りに行った結果がヒットにつながったと思います」。今季35打席目にして初の長打となった。

 続く「5番」福留も右翼へ 4点目のタイムリー。「西も頑張って投げてくれているので、 1点でも多く追加点をと思っていました。いいタイムリーになってくれました」。 7回には二死 2、 3塁から「7番」中谷が左翼へ 2点タイムリーを放ち 6点目。阪神にとっては今季初めての 1試合 4得点以上、初の「2ケタ安打」となった。

 5回表阪神二死 2塁、大山悠輔内野手は左翼線へ「適時2塁打」を放った=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 負のデータを次々と吹っ飛ばしていった虎打線の中で、「4番」打者も遅ればせながら“開花気配”だ。大山が 2点リードの 5回二死 2塁から、左翼線へ「適時2塁打」。これが嬉し恥ずかし、今季35打席目で初長打だった。

 「自分自身、チャンスで打てていなかったのもあるので、タイムリーは大きいです。ゲームとしても追加点が取れたのが良かったです」

 長打よりも、打点を喜び、チームへの貢献を強調した。

 5回表阪神二死 2塁、大山悠輔内野手は左に「適時2塁打」を放った=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 とはいえ、12球団の「開幕4番」で唯一長打がなかった…なんて悪いデータを、いつまでも引きずってはいられない。開幕から不振を極めた野手が順番に活躍する流れに乗って、雑音にもピリオドを打った。

 これで 3試合連続安打。 7回にも左前打を放ち、 2試合ぶり 2度目のマルチ安打だ。この日の 2安打は、ともにカウント 2- 0から。打者有利のカウントから、ファーストストライクから振っていく。今季の大山には、あまり見られなかった積極性がでてきた。

 「どんどん振っていくのが持ち味なので、これからも忘れずにやっていきたいです」

 試行錯誤を続けて日々打順を組み替えている矢野監督。でも、クリーンアップだけは動かそうとしなかった。「4番」大山に託す気持ちは、揺るぎなかったのだ。

 やっと打率も「2割台(0.206)」に乗せた大山。次は、「『4番』のバットで勝つ試合」を待っている。

 

 中谷将大外野手が 7日の広島戦(マツダ)に 2試合連続でスタメン出場し、マルチ安打を放った。 7回二死 2、 3塁からはチーム10安打目となる 2点打を左前に運び、球団ワーストの「開幕8試合連続1桁安打」を止めた。

 「昨日は何もできなかったので、そういう思いで今日は打席に立った」

  5日の第 1戦で「千金の逆転2ラン」を放ちながら、前日 6日は 1塁でダブルエラーをおかして先制点を献上するなど、 4打数無安打。汚名返上に燃えて、見事に結果を残した。

 

 阪神の藤川が 7日、出場選手登録を外れた。 6日の広島戦で「2本塁打」を浴びるなど、 1回 3失点と精彩を欠いた。福原投手コーチは「どこかが悪いとかではない。状態を上げたいということなので」と説明した。

  6日、広島・松山竜平外野手(左)に「2ラン」を浴びた藤川球児投手=Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

 藤川球児投手が 7日、出場選手登録を抹消された。前日 6日の広島戦(マツダ)で中継ぎ登板し、自身17年ぶりの 1イニング 2被弾を喫し、 1回 3失点と精彩を欠いていた。

 福原投手コーチは「状態をあげたいということなので。しっかり状態をあげてきてもらって」と期待を込め、最短10日での再登録については「どうですかね」と明言しなかった。

 金村投手コーチは「そんなに悪くはないが、本人と話し合って」と話し、 2軍での実戦登板について「本人に任せます」と説明した。

 藤川はこの日は鳴尾浜に姿を現さず。平田2軍監督は「休み明け( 9日)から投手コーチと話して、相談してやると思う」と話し、香田 2軍投手コーチも「いろいろ(本人の)話を聞いてからになると思う」と話した。

 藤川は今季 3試合に登板し、勝ち負けなしで「防御率9.00」だった。代わりに山崎憲晴内野手が昇格した。

 

 

 昨年の屈辱を跳ね返して、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも「オレがやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。

 

 2019年オープン戦順位表

 

 2019年 公式戦 順位表

 

 2019年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2019年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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