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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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福留が抹消、両足ふくらはぎに張り!マルテ2点適時打で逆!岩田、2勝目の権利を手にして降板!-1

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頼れるベテランがまたも離脱…。福留孝介外野手(42)が22日、出場選手登録を抹消されることが分かった。両足ふくらはぎに張りが生じたため。 5月31日広島戦で負傷。右足ふくらはぎ筋挫傷で 2軍降格し、11日に 1軍再昇格していた。かばった左足にストレスがかかり、ふくらはぎに張りが生じた。病院に行かない見通しだが、シーズン中盤を戦うチームにとっては痛恨の一大事。矢野燿大監督(50)も「反対(の足)も張ってきた。怖さが出てきたということ」と説明した。無意識に右足をかばって、左足も痛めたとみられる。復帰戦の11日ソフトバンク戦から延長12回をフル出場。人工芝の敵地で負担も増した。清水雅治ヘッドコーチ(54)も症状について「良くはない」と明かした。最短で 7月 2日以降に再登録は可能だが慎重を期して、後半戦開始の同15日中日戦以降にずれ込む可能性も出てきた。

西武は 2回に中村剛也内野手(35)の「12号ソロ」で先制に成功。阪神は 3回まで西武先発の本田圭佑投手(26)からヒットを放つことができずに無得点だった。阪神は 4回に井嘉男外野手(37)、ジェフリー・マルテ内野手(27=エンゼルス )の適時打などで 3点を奪い、逆転に成功。西武打線は中盤の 5、 6回と得点を奪えなかった。阪神は 7回に糸原健斗内野手(26)の適時打で追加点。先発岩田稔投手(35)は 6回 2失点で、 4月18日ヤクルト戦以来の今季「2勝」目。西武本田圭佑投手(26)は「3敗」目。 5カードぶりの勝ち越しを決める「2連勝」で、貯金を再び「2」とした。先発野手全員安打をマークした。先発の岩田は 6回 2失点で 4月18日以来の「2勝」目。交流戦 4年ぶりの白星をつかんだ。矢野監督は試合後、近本を絶賛した。また岩田については、目を細めた。

近本光司外野手(24=大阪ガス)が「日本生命セ・パ交流戦」の西武 2回戦(甲子園)で、嫌なムードを振り払った。ベテラン福留孝介外野手が両ふくらはぎの張りで出場選手登録を抹消され、試合も先手を奪われた中、 4回にチーム初安打。続けざまに 2盗、 3盗を決め、逆転への突破口を開いた。阪神-西武戦が22日、甲子園球場で行われ、 4回に阪神が逆転。「ドラフト1位」・近本光司外野手が連続盗塁を決め、流れを一気に手繰り寄せた。「1番・中堅」で出場し、 4回先頭。 126キロを右前打。続く糸原の 2球目に果敢にスタートを切り、セーフを奪った。際どいタイミングに西武ベンチがリクエストを要求するも、判定は変わらず。 6月 4日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来の盗塁で、無死 2塁の好機を演出した。糸原は左飛に倒れ一瞬、反撃の空気がしぼんだかのように思えた。しかし、ここでも近本の足が光り輝いた。糸井嘉男外野手(37)への 2球目、モーションを完璧に盗んで 3盗。聖地が大歓声に包まれると、糸井の中前適時打で生還。プロ 4度目の複数盗塁で、聖地の空気を一変させた。なお一死 1塁から大山悠輔内野手(24)が右翼線 2塁打。一死 2、 3塁に広げるとマルテが左前へ 2点打。 3- 2と試合をひっくり返した。チームは 5カードぶりの勝ち越しで、シーズン折り返しを貯金2でターン。「ドラフト1位」ルーキーがバットと足で虎浮上の道を切り開く。この世界は、相手に嫌われてなんぼ。警戒された方の勝ち。一時は落ち込んだ近本が、またスタートを切った。

阪神がクリーンアップ3連打で鮮やかな逆転劇を決めた。 2点を追う 4回。一死 3塁で「3番」糸井が、しぶとく中前適時打。「4番」大山が 2塁打で 2、 3塁に好機を拡大すると、「5番」マルテが、左前に逆転 2点打。一気に試合をひっくり返した。 6回には先頭糸井の 2塁打に大山が左前タイムリーで続き、 6月 4日以来16試合ぶりに 3~ 5番が打点をそろってマークした。マルテはお立ち台で喜んだ。家族が初めて観戦に訪れ、エステファニー夫人からトラッキー人形ゲット指令を受けていたという。愛妻に向けたものをつかみとり笑顔をみせた。糸井はマルチ安打で、この 4試合計11安打。打率も「3割」に乗せ、 3試合連続打点。勝負強さに矢野監督はエンジン全開を感じ取っている。この日、ベテラン福留が戦線離脱した。マルテはカバーしあうことを誓った。先発野手全員安打の攻撃の中心となった主軸 3人が、「交流戦3連勝」締めへ全力を尽くす。

阪神が3回にジェフリー・マルテの2点適時打などで、一気に試合をひっくり返した。 2点を追う4回、先頭の近本が右前打で出塁すると、糸原の2球目に 2盗、糸井の2球目に 3盗を決め、一死 3塁とチャンスメーク。糸井の中前適時打で1点をかえすと、大山が右翼線への 2塁打で続いた。最後はマルテが 139キロの直球をとらえて、左前に 2点適時打を放った。この回一気に逆転に成功した。マルテは前日21日に28歳の誕生日を迎え、初回に適時 2塁打を放ち連敗ストップに貢献していた。

木浪聖也内野手(25=ホンダ=亜細亜大學OB)は貴重な追加点をたたき出し、序盤のミスを取り返した。 1点リードの 5回無死 1塁、2ストライクからカーブを大飛球で左中間に適時 2塁打。 1回表の遊撃守備では無死 1塁で投ゴロをさばいた岩田の送球を捕球できず、併殺を逃していた。中盤の猛反撃でリードを広げた。 0- 2の 4回に集中打で 3点を奪って逆転。さらに 5回、先頭の高山俊外野手が右前打で出塁すると、木浪聖也内野手の左中間への適時 2塁打で 1点を追加。 6回も先頭の糸井嘉男外野手が右翼フェンス直撃の 2塁打を放ち、続く大山悠輔内野手が 5点目の左前適時打。 7回も植田海内野手(23)の右前打から 1点を追加し、これで 4イニング連続得点。大きな 4点のリードを奪った。

岩田稔投手が22日の西武戦(甲子園)に先発し 6回 5安打 2失点。中村の「ソロ2本」による 2点のみで踏ん張った。岩田は 4月18日のヤクルト戦(神宮)で今季「1勝」目を挙げて以降、好投を続けながらも白星がついていなかった。この日も大阪桐蔭高時代の同期である中村に 2打席連続で本塁打を浴びたが、それ以外はピンチらしいピンチもつくらず。力投で試合をつくった。打線が 6回までに 5得点を挙げ、勝利投手の権利を手にしてマウンドを降りた。西武戦は09年以来10年ぶりで、中村にはこの試合まで 4打数 1安打だった。悔しい 2被弾にも、岩田はどこかすがすがしかった。大阪桐蔭時代に甲子園出場はかなわず、敵味方とはいえ聖地で一緒にプレーしたのはこれが初めて。濃密な 3年間を過ごした同期との対戦は特別だった。失点は 2点のみ。打たせて取る投球で、奪った18アウトのうちゴロで15アウト(併殺)。持ち味を発揮し、連打も許さなかった。 4月18日ヤクルト戦(神宮)以来の待望の勝利。お立ち台で照れくさそうにかみしめた。

阪神は22日、『矢野ガッツ』グッズの販売を開始したことを発表した。矢野燿大監督が、チームが得点したときやヒットを打ったときにガッツポーズで喜ぶことを恒例としたことで商品化が進められていた。この日の西武戦(甲子園)前に取材に応じた矢野監督はさらなる広がりに期待を込めた。矢野監督のシルエットがプリントされたフェースタオルとTシャツ、また同様に 9選手の『○○ガッツ』フェースタオルも販売された。

記事をまとめてみました。

 

 

 日本生命セ・パ交流戦<阪神 6- 2埼玉西武>◇第 2回戦◇阪神 2勝 0敗 0分◇22日◇阪神甲子園球場

 福留孝介外野手(42)が22日、出場選手登録を抹消されることが分かった。

 両足ふくらはぎに張りが生じたため。 5月31日広島戦で負傷。右足ふくらはぎ筋挫傷で 2軍降格し、11日に 1軍再昇格していた。

 矢野監督は「反対(の足)も張ってきた。怖さというか、そういうのが出てきたということで。俺が申し訳なかったのは、急がせてしまったのよね。初めに痛めたときに早く帰ってきてほしいということで、孝介もある意味、無理したなかで最短で帰ってこようと努力して、ちゃんと帰ってきてくれたけど(11日の)ソフトバンク戦でいきなり延長になって、あそこで代えたかったけど、代えられない状況になってしまって。まず早く帰ってきてくれというので無理させてしまった」と説明した。かばった左足にストレスがかかり、ふくらはぎに張りが生じた。

 阪神福留孝介外野手=阪神甲子園球 (2019年 5月12日撮)

 頼れるベテランがまたも離脱…。阪神福留孝介外野手が22日、両足のふくらはぎに張りが生じたため、出場選手登録を抹消された。

 病院に行かない見通しだが、シーズン中盤を戦うチームにとっては痛恨の一大事。矢野監督も「反対(の足)も張ってきた。怖さが出てきたということ」と説明した。

 福留は 5月31日広島戦で負傷。右ふくらはぎ筋挫傷で2軍降格後は回復に努め、最短で再登録できる 6月11日のソフトバンク戦で 1軍復帰した。

 阪神福留孝介外野手=阪神甲子園球 (2019年 6月21日撮影)

 指揮官は「俺が申し訳なかったのは、急がせてしまった。早く帰ってきてほしくて、孝介も無理したなかで、最短で帰ってこようと努力して帰ってきてくれたけど、ソフトバンク戦でいきなり延長になって、代えたかったけど代えられない状況になってしまって」と続けた。無意識に右足をかばって、左足も痛めたとみられる。

 復帰戦の11日ソフトバンク戦から延長12回をフル出場。人工芝の敵地で負担も増した。矢野監督は「完全に肉離れという状況ではないと思う。痛いけど抹消しないと、これから逆にしんどくなる」と話し、清水ヘッドコーチも症状について「良くはない」と明かした。最短で 7月 2日以降に再登録は可能だが慎重を期して、後半戦開始の同15日中日戦以降にずれ込む可能性も出てきた。

 

 西武は 2回に中村の「12号ソロ」で先制に成功。阪神は 3回まで西武先発の本田からヒットを放つことができずに無得点だった。

 阪神は 4回に糸井、マルテの適時打などで 3点を奪い、逆転に成功。西武打線は中盤の 5、 6回と得点を奪えなかった。

 阪神は 7回に糸原の適時打で追加点。先発岩田は 6回 2失点で、 4月18日ヤクルト戦以来の今季「2勝」目。西武本田は「3敗」目。

  4回裏阪神一死 2、 3塁、左へ逆転の2点適時打を放ったジェフリー・マルテ内野手=阪神甲子園球場

 阪神は22日、甲子園で西武に 6- 2で快勝。 5カードぶりの勝ち越しを決める「2連勝」で、貯金を再び「2」とした。

  0- 2の 4回、チーム初安打を放った近本が 2盗、 3盗を決めて一死 3塁のチャンスを作ると、糸井の適時打とマルテの 2点打で 3- 2と逆転。 5回は木浪、 6回は大山、 7回は糸原と効果的にタイムリーを放ち、先発野手全員安打をマークした。先発の岩田は 6回 2失点で 4月18日以来の「2勝」目。交流戦 4年ぶりの白星をつかんだ。

  4回、二塁打を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 矢野監督は試合後、「タイガースらしい野球ができて、いい勝ち方ができました」と話すと、「大きく流れを変えてくれたのは近本。挑戦していく気持ちでやってくれたプレーが一気に流れを呼び込む点になった。素晴らしかった」と近本を絶賛した。

 「マルテのタイムリーも本当に効果的なヒット。ベンチの上で手を振っているので、家族が来てるんだなと(思った)。ハッスルしてくれたのだと思います

 また岩田については、「(ゴロアウトが多く)岩田らしさが出てるところだと思います。後半につながるような今日の登板になったと思う。岩田がそういうリズムを作ってくれたと思います」と目を細めた。

  4回、 2点適時打を放ったジェフリー・マルテ内野手=阪神甲子園球場

■「2勝」目を挙げた岩田稔投手

 「2カ月ぶりといわれるとすごく恥ずかしいんですけど、上で投げられているだけで僕は幸せなので。特別うれしいですね。勝つのは」

■逆転打のジェフリー・マルテ内野手

 「(日本語で)最高です! チームメートが本当に自分のことを応援してくれますし、チームメート全員でやった結果だと思います。ファンの方や家族にいつも支えられて、こうして野球ができているので本当に感謝しています」

 

 阪神-西武戦が22日、甲子園球場で行われ、 4回に阪神が逆転。「ドラフト1位」・近本光司外野手が連続盗塁を決め、流れを一気に手繰り寄せた。

 「1番・中堅」で出場し、 4回先頭。 126キロを右前打。続く糸原の 2球目に果敢にスタートを切り、セーフを奪った。際どいタイミングに西武ベンチがリクエストを要求するも、判定は変わらず。 6月 4日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来の盗塁で、無死 2塁の好機を演出した。

 糸原は左飛に倒れ一瞬、反撃の空気がしぼんだかのように思えた。しかし、ここでも近本の足が光り輝いた。糸井への 2球目、モーションを完璧に盗んで 3盗。聖地が大歓声に包まれると、糸井の中前適時打で生還。プロ 4度目の複数盗塁で、聖地の空気を一変させた。

 なお一死 1塁から大山が右翼線 2塁打。一死 2、 3塁に広げるとマルテが左前へ 2点打。 3- 2と試合をひっくり返した。

  4回、 3盗を決めた近本光司外野手=阪神甲子園球場

 近本光司外野手が「日本生命セ・パ交流戦」の西武 2回戦(甲子園)で、嫌なムードを振り払った。ベテラン福留孝介外野手が両ふくらはぎの張りで出場選手登録を抹消され、試合も先手を奪われた中、 4回にチーム初安打。続けざまに 2盗、 3盗を決め、逆転への突破口を開いた。チームは 5カードぶりの勝ち越しで、シーズン折り返しを貯金2でターン。「ドラフト1位」ルーキーがバットと足で虎浮上の道を切り開く。

◇   ◇   ◇

 空気を一気に変えた。風を切るように近本がロケットスタートを切った。低姿勢のまま 2塁へスライディング。塁審が両手を広げると、今季最多観衆の 46726人が一斉にメガホンをたたいた。

 「いつでも行けるようにと、タイミングをうかがっていた。チームに良い流れを持ってこれて良かったです」

 足で流れを持ってきた。 2点を追う 4回、先頭で打席に向かうとチーム初安打となる右前打で出塁。直後の糸原への2球目で果敢にスタートを切った。リクエストによるビデオ検証でも判定はセーフ。16試合ぶりの盗塁を決めた。圧巻はその次だった。糸井の 2球目に相手バッテリーの隙を突き、 3盗を狙う。ストライク送球が来るも、伸ばした左足が先着した。「セ界2位」となる「18盗塁」目。交流戦は初対戦の投手ばかりだが「盗塁は、初見であってもデータや映像があるので準備ができる」と頼もしい。

  4回裏阪神無死 3塁、近本光司外野手(右)は糸井嘉男外野手の中前適時打で生還し笑顔でハイタッチ=阪神甲子園球場

 試練を乗り越えた。 6月中旬には22打席連続無安打とスランプが訪れた。だが、結果が出なくても全く動じない。「気持ち(の部分)だけなので…」。しっかりとした野球観があるから、不安にはならない。試合前にはテレビ解説や新聞評論などで来訪した球団OBらから細かな助言を受ける。「聞いたことは 1度自分に取り入れて、そこから必要ないと思ったものを外していく感じです」と自らの判断軸で、取捨選択ができる。「聞いたこと全てが正解ではない。もっといろんなことに取り組んで、自分がどれだけ早くプロの世界に慣れるかですね」。向上心あふれる24歳の成長は止まらない。

 ベテラン福留の出場選手登録抹消もあり、一時は暗雲も漂った。だが、この日は 4回に新顔が切り開いた好機から一気に3点を奪って逆転。先発野手全員安打も呼び込み、土曜日の連敗も「6」でストップしてみせた。矢野監督は「大きく流れを変えてくれた。リズムに乗って走る勇気は止まってしまう。近本が多く走者に出ることがウチの野球」と存在感をたたえた。

 この世界は、相手に嫌われてなんぼ。警戒された方の勝ち。「相手に嫌な影響を与えていきたい。プレッシャーをかけていきたいですね」。一時は落ち込んだ近本が、またスタートを切った。

 

  4回裏阪神一死 3塁、バットの先に当て中前への適時打とする糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 阪神がクリーンアップ3連打で鮮やかな逆転劇を決めた。

  2点を追う 4回。一死 3塁で「3番」糸井が、しぶとく中前適時打。「4番」大山が 2塁打で 2、 3塁に好機を拡大すると、「5番」マルテが、左前に逆転 2点打。一気に試合をひっくり返した。

  6回には先頭糸井の 2塁打に大山が左前タイムリーで続き、 6月 4日以来16試合ぶりに 3~ 5番が打点をそろってマークした。

  4回裏阪神一塁死 1塁、大山悠輔内野手は右線二塁打を放った=阪神甲子園球

 マルテはお立ち台で「チームメート全員でやった結果」と喜んだ。家族が初めて観戦に訪れ、夫人からトラッキー人形ゲット指令を受けていたという。すでに子どもには人形をプレゼント済みで、愛妻に向けたものをつかみとり「自分も家族もスペシャルな日になった」と笑顔をみせた。

 糸井はマルチ安打で、この 4試合計11安打。打率も「3割」に乗せ、 3試合連続打点。勝負強さに矢野監督は「いいところで打ってくれるのは、嘉男の本来の打撃だと思う。そういうものにどんどん近づいてくれている」とエンジン全開を感じ取っている。

  4回裏阪神1死 2、 3塁、ジェフリー・マルテ内野手は左前適時打を放った=阪神甲子園球

 この日、ベテラン福留が戦線離脱した。マルテは「大切な存在。みんなで自信をもっていくしかない」とカバーしあうことを誓った。苦しい中で連勝に貢献した糸井は「明日勝って(交流戦を)終わりたい」と言った。先発野手全員安打の攻撃の中心となった主軸 3人が、「交流戦3連勝」締めへ全力を尽くす。

 

  4回裏阪神一死 2、 3塁、ジェフリー・マルテ内野手は左前適時打を放った=阪神甲子園球

 阪神が3回にジェフリー・マルテの 2点適時打などで、一気に試合をひっくり返した。

  2点を追う 4回、先頭の近本が右前打で出塁すると、糸原の 2球目に 2盗、糸井の 2球目に 3盗を決め、一死 3塁とチャンスメーク。糸井の中前適時打で 1点をかえすと、大山が右翼線への 2塁打で続いた。最後はマルテが 139キロの直球をとらえて、左前に 2点適時打を放った。「昨日チャンスの場面で打てなかったから、今日はいい場面で打てて良かったよ。ポジティブな結果になったね」。この回一気に逆転に成功した。

 マルテは前日21日に28歳の誕生日を迎え、初回に適時 2塁打を放ち連敗ストップに貢献していた。

  4回裏阪神一死 2、 3塁、左へ逆転の2点適時打を放ったジェフリー・マルテ内野手=阪神甲子園球

 福留がいなくても、オレがヤル! 甲子園初観戦のファミリーの前で、パパが燃えた。大きな背中でチームを引っ張る雄姿をみせつけた。逆転タイムリーのマルテがお立ち台に上がり、日本語で歓喜の雄たけびだ。

 「サイコーデース!」

 「2連勝」の立役者が虎党の大歓声に祝福された。 0- 2の 4回一死 3塁から糸井が反撃の中前適時打。大山も右翼線 2塁打で続き、一死 2、 3塁からM砲が結果を出した。

  1ボールから西武先発・本田の内角低め 139キロ直球を豪快なスイングで左前へ弾き返す 2点打。クリーンアップ 3連打で一気に逆転だ。28歳の誕生日だった前日に続く 2試合連続打点で勝利に貢献し「昨日の最後の打席がよくなかった(空振り三振)。どこかで返したかった。( 2点打は)自分にとってもすごく大事だった」とうなずいた。

  4回裏阪神一死 2、 3塁、左へ逆転の2点適時打を放ったジェフリー・マルテ内野手=阪神甲子園球

 家族の喜ぶ顔が見たかった。シーズン当初は、遠征先で焼き肉店を訪れた際に出されたものを黙々と食べていたが、 6月中旬の家族の来日が近づくと、「これは何ていう名前の肉なんだ?」と周囲への質問攻めを開始。家族が来たら、教えてあげるためだった。

 「ファンの方や家族にいつも支えられて、こうして野球ができているので本当に感謝しています」

 ずっと頭のなかで思い浮かべていたエステファニー夫人らの笑顔は現実になった。しかも、この日の“出勤前”には夫人からトラッキー人形のプレゼントをお願いされていた。まさに有言実行。お立ち台で人形を大事そうに抱えた助っ人は「妻にあげます」と声を弾ませた。

 お立ち台で笑顔を見せるマルテ内野手(右)。トラッキー人形は愛妻へのプレゼントだ。左は岩田稔投手=阪神甲子園球

 この日、福留が両足ふくらはぎの違和感で抹消され、中軸での起用の可能性は高まる。「3、5番」に座れば「打率0.302(43打数13安打)」と頼もしい数字を残してきたマルテは「福留選手は大切な存在です。いなくて残念ですが、みんなで自信を持ってやっていくしかない」と腕をぶした。

 「自分たちもいいところを見せられるように頑張ります。レッツゴータイガース!」

 ガンガン打って、家族も虎も引っ張っていく。

◇データBOX◇

◎…阪神の先発野手全員安打は 5月15日の巨人戦(13- 8、東京ドーム)以来、今季 4度目。

◎…阪神のクリーンアップがそろって適時打を放ったのは 6月 4日のロッテ戦(11- 3、ZOZOマリン)以来、今季 5度目。

 

※福留が抹消、両足ふくらはぎに張り!マルテ2点適時打で逆!岩田、2勝目の権利を手にして降板!-2に続く!

 

 

 

 

 

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