●広島が 2回に 1点を先制した。會澤翼捕手(31)、の連打などで一死 2、 3塁とし、田中広が左翼へ犠飛。阪神は 3回まで 1安打無得点。阪神は 5回、ジェフリー・マルテ内野手(27=エンゼルス )の「7号ソロ」で同点。 6回無死 1、 2塁から糸井嘉男外野手(37)が左中間を破る適時打を放ち、 2点を勝ち越した。阪神は継投で逃げ切り、「3位」タイに再浮上。先発岩田稔投手(35)が「3勝」目。広島は引き分けをはさんで今季最長「6連敗」で貯金を使い果たした。阪神ラファエル・ドリス投手(31)が「16セーブ」、広島大瀬良大地投手(28)が「6敗」。岩田の粘りに阪神打線が応えた。 0- 1の 5回にマルテが 6月 4日以来の本塁打となる同点の「7号ソロ」。大瀬良の 146キロの直球を捉えた打球は高々と上がって左翼席へ飛び込み喜んだ。 6回は無死 1、 2塁で打席に入った糸井が左中間へ勝ち越しの 2点 2塁打を放った。笑みを広げ、意気込んだ。 7回は藤川球児投手(38)が坂倉将吾捕手(21)に 2塁打を浴びながらも無失点とすると、 8回はピアース・ジョンソン投手(28)も鈴木誠也外野手(24)に中越え 2塁打を許しつつ、會澤翼捕手(31)を外角低めへのストレートで見逃し三振に切って無失点。 9回はラファエル・ドリス投手(31)が三者凡退に抑えて、強力リリーフ陣で逃げ切った。これで「2位」広島と「0.5ゲーム」差となって、鯉の尻尾をつかまえた。
●坂本誠志郎捕手(25)が「8番・捕手」で 4月 4日の巨人戦(東京ドーム)以来、今季 3度目の先発マスクで、岩田の「3勝」目を支えた。岩田とは今季初バッテリー。 8回二死 2塁で會澤をフルカウントにした場面では、マウンドのジョンソンのもとに走り、最後は 153キロ速球で見逃し三振。矢野監督もねぎらった。最近 5試合で20打数 1安打だった梅野隆太郎捕手(27)に、左足薬指骨折で欠場した 4月 4日以来の休養を与えた矢野監督も称賛を惜しまなかった。
●岩田稔投手が広島戦に限れば 5年ぶりとなる白星の権利を手にして、 6回 2安打 1失点で降板した。 2回に犠飛で先制点を許したが、 3回以降は安定した投球。同点で迎えた 6回表二死 1、 2塁からも追加点を与えなかった。直後の 6回裏に「3番」糸井の勝ち越し 2点 2塁打が飛び出し、勝利投手の権利を手にした。岩田稔投手は「目を見開き、照れ笑いした。強い直球にスライダーなど多彩な変化球を制球よくまぶし、 6回 2安打 1失点で今季「3勝」目。広島戦に限れば 5年ぶりの勝ち星だった。14年 7月 8日以来、13戦勝ちがつかず「7連敗」で迎えていたマウンド。1823日ぶりの「広島星」には、苦労した長い年月分の渋みが存分に詰まっていた。好投しても打線の援護に恵まれない試合もあり、広島相手に自身「13戦未勝利」、「7連敗」で迎えた一戦だった。勝ち投手の権利を持って強力中継ぎ陣に後を託した。数日前、九州地方を豪雨が襲った。被害が出た熊本・益城町は 100歳になった父方の祖母が暮らす地域だ。「ばあちゃん」は16年 4月の熊本地震で自宅が倒壊し、今は同町の施設で生活を送っている。岩田は17年12月、大阪・南港から北九州・新門司港まで車をフェリーに乗せ、遠路はるばる祖母の顔を見に行ったことがある。「99歳のばあちゃんへ」と当時の年齢を書き込んだ背番号「21」ユニホームをプレゼントすると、破顔して喜んでくれたという。祖母は今も孫の投球を楽しみにチェックしている。負のジンクスを断ち切って「3勝」目を熊本に届け、充実感が漂った。この日も11個も内野ゴロを奪った。勝負の夏場、持ち味が際立ち始めた35歳が頼もしい。
●ジェフリー・マルテ内野手が 1カ月ぶりの1発を放った。岩田の粘りに阪神打線が応えた。 0- 1の 5回にマルテが 6月 4日以来の本塁打となる同点の「7号ソロ」。大瀬良の 146キロの直球を捉えた打球は高々と上がって左翼席へ飛び込み喜んだ。 6回は無死 1、 2塁で打席に入った糸井が左中間へ勝ち越しの 2点 2塁打を放った。球団は得点力不足解消を目指し、すでに「メジャー通算75本塁打」のヤンガービス・ソラルテ内野手(32=マーリンズ傘下)の獲得に向かっている。外国人枠を巡る競争の激化が近づく中、存在感を示した。
●近本光司野手(24=大阪ガス)がセーフティーバントで勝ち越し機を切り開いた。冷静な判断力が光る一打で、連続安打試合を「3」に伸ばした。 6回の先頭で初球を 1塁線に転がし、 1塁内野安打に。足を生かした着想に、矢野監督も目を細めた。 6月は「月間打率0.179(95打数17安打)」と不振。 7月 3日のDeNA戦(横浜)では58試合ぶりにスタメン落ちの悔しさも味わった。それでも、その試合で代打で登場し、決勝点を呼ぶ 2塁打&好走塁。前日の「2番」を経て、定位置へ。唯一無二の武器の価値を改めて示した。この疾走感が続けば、打線は再び勢いが出てくる。守備でも 9回は左翼に回り、俊足を飛ばして広島松山竜平外野手(33)の飛球を好捕した。
●ベテラン藤川球児投手(38)が球宴に監督推薦で選出した広島緒方孝市監督(50)の前で“御礼”の快投を見せた。 2点リードした直後の 7回に登板。切れ味鋭い速球が生きて先頭の代打安部を空振り三振に仕留めた。二死後に代打坂倉に右越え 2塁打を浴びたが菊池涼介内野手(29)を 147キロ外角速球で空を切らせたあと 5回 2/3を「自責0」で、生涯防御率が目標とする 1点台に突入する。
● 8回はジョンソンがつないだ。二死から鈴木に中越え 2塁打を浴び、続く会沢にフルカウントまで粘られた。ここでなかなかサインが決まらず、坂本がマウンドへ。話し合ったのちに低めに投じた 153キロ直球で、鮮やかに見逃し三振に仕留めた。蓄積疲労による休養からの復帰後、これで 3試合連続無失点だ。
●ドリスが 9回を 3人で抑え、リーグトップの「16セーブ」目を挙げた。ジョンソン-藤川からバトンを受け、広島の野間峻祥外野手(26)、松山の代打攻勢にも完全投球で「勝利の方程式」を締めた。登板のなかったDeNA山崎康晃投手(26)をかわし、「単独トップ」に立つも意に介さず。勝利を託され頼もしかった。
●青柳晃洋投手(25)が 6日広島戦で同カード 2年ぶりに先発する。前回17年 4月15日の登板では 3回 6失点(自責 3)。気を引き締めた。ここ 2戦は 5回持たずに降板。 3試合ぶりの勝利を目指す。
記事をまとめてみました。
<阪神 3- 1広島>◇第13回戦◇阪神 6勝 7敗 0分◇ 5日◇阪神甲子園球場
広島が 2回に 1点を先制した。會澤、小窪の連打などで一死 2、 3塁とし、田中広が左翼へ犠飛。阪神は 3回まで 1安打無得点。
阪神は 5回、マルテの「7号ソロ」で同点。 6回無死 1、 2塁から糸井が左中間を破る適時打を放ち、 2点を勝ち越した。
阪神は継投で逃げ切り、「3位」タイに再浮上。先発岩田が「3勝」目。広島は引き分けをはさんで今季最長「6連敗」で貯金を使い果たした。
阪神ドリスが「16セーブ」、広島大瀬良が「6敗」。
気合の入った表情で広島打線に挑む岩田稔投手=阪神甲子園球場
岩田の粘りに阪神打線が応えた。 0- 1の 5回にマルテが 6月 4日以来の本塁打となる同点の「7号ソロ」。大瀬良の 146キロの直球を捉えた打球は高々と上がって左翼席へ飛び込み「一打席一打席が勝負だから、いつもポジティブな気持ちで準備しているよ。いい感触だった」と喜んだ。
6回は無死 1、 2塁で打席に入った糸井が左中間へ勝ち越しの 2点 2塁打を放った。「何とかチャンスで打ちたかったので、2人の走者をかえせて良かった」と笑みを広げ、「ちょっと負けが込んでいるので、あしたからも必死でやっていきたい」と意気込んだ。
6回裏阪神無死 1、 2塁、糸井は左中間に勝ち越しとなる「2点適時2塁打」を放った=阪神甲子園球場
阪神は 5日、広島戦(甲子園)に 3- 1で勝ち、「37勝38敗4分け」として借金を「1」に減らした。
先発・岩田が 2回に田中広に犠飛を許して先制されたが、 5回先頭のマルテが左翼ポール際に「7号ソロ」を放って同点。「いい感触だった。ファンに喜んでもらおうと、必死に打ちました」とM砲。さらに 6回には近本の 1塁内野安打に続き、糸原も広島の拙守(記録は 1塁内野安打)で出塁して無死 1、 2塁。ここで糸井が中越えの 2塁打を放って、 2点を追加した。「最高で~す! なんとかチャンスで打ちたくて、 2人のランナーを返せてよかったです」と超人も喜んだ。
こうなれば阪神の勝ちパターンだ。 7回は藤川が坂倉に 2塁打を浴びながらも無失点とすると、 8回はジョンソンも鈴木に中越え 2塁打を許しつつ、會澤を外角低めへのストレートで見逃し三振に切って無失点。 9回はドリスが三者凡退に抑えて、強力リリーフ陣で逃げ切った。
これで「2位」広島と「0.5ゲーム」差となって、鯉の尻尾をつかまえた。
勝利し、タッチを交わす坂本誠志郎捕手(右)ら阪神ナイン=阪神甲子園球場
阪神は 5日、広島戦(甲子園)に 3- 1で勝ち、「37勝38敗4分け」として借金を「1」に減らした。ヒーローインタビューには岩田稔投手、ジェフリー・マルテ内野手、糸井嘉男外野手の 3人が登場した。
--まずは岩田選手。6回1失点の力投でした
「ありがとうございます。自分の投球ができたと思います」
--ゴロアウトが多かった
「粘り強く投げて、しっかり守ってもらってというのが僕のスタイルなので、それができてよかったです」
--きょうは何がよかった
「ストレートがよかったですね」
--しっかり投げて反撃につなげた
「ありがたいッス」
--坂本とは久々にバッテリーを組んだが
「これまで何回も組んでいるので、違和感はなかった。スッと入っていけました」
--久々の連勝です。ファンへひとこと
「久々の連勝は、恥ずかしいですが、これを積み重ねていきたいです」 --続いてはマルテ選手。同点ホームランはお見事でした 「(日本語で)サイコウデス!」
--ホームランの感触はどうだった
「いい感触でした。ずっと0点が続いていたので、ファンに喜んでもらおうと思って、必死に打ちました」
ヒーローインタビューを受ける、(右から)糸井嘉男外野手、ジェフリー・マルテ内野手、岩田稔投手=阪神甲子園球場
--あれで打線が活気づいた
「よかった。それぞれのイニングで、みんなが点を取ろうと努力している。そこに貢献できてよかった」
--ファンはまたマルテ選手のホームランに期待している
「また応援にきてください。ファンに楽しんでもらえるように、また頑張ります」
--お待たせしました、糸井選手。見事な勝ち越しタイムリーでした
「最高で~す!」
--大瀬良に追い込まれてから打った
「なんとかチャンスで打ちたくて、2人のランナーをかえせてよかったです」
--近本、糸原選手がバントでチャンスを作ってくれたが、どんな気持ちで打席へ
「先程も言ったけど、なんとか(ランナーを)かえしたいと思っていました」
--監督の矢野ガッツは見えましたか
「すみません、見ていません」
--ベンチのムードはどうですか
「ベリーグッドです!」
--甲子園6連戦の初戦をとれた
「負けが込んでいるので、あしたからも勝って、喜んでもらえるように頑張っていきます」
ベンチの矢野燿大監督と清水雅治ヘッドコーチ=阪神甲子園球場
--マルテが同点弾
矢野監督「 0- 1でも、 0- 1じゃないような重さがあったんで。あれで追いついたっていうのは、本当に『よし、行けるぞ』っていうムードを作ってくれた。見事なホームランだった」
--梅野は休養
「体の疲れもあるし負けてくると俺の経験上も余計、疲れてくる。移動ゲームやったし」
--先発に勝ちがついた
「理想のゲーム。まだまだ改善せなあかんミスも出たなかで、先発に勝ちがついて、中継ぎにホールドがついて、クローザーにセーブがつくのは理想の形。ウチの野球はそういう野球」
--NHKが試合を通して、矢野ガッツのワイプを出していた
「そうなん!? 恥ずかしいな。前半しょんぼりやったけど(笑)。言うてーや。恥ずかしいやん。広報通してくれる?(笑) まぁ、そうやって喜んでくれるなら、もっともっとガッツポーズしたいし。チームにとっても、ガッツポーズはいい効果しかないと思ってるので。これからもやり続けます」
坂本誠志郎捕手が 4月 4日巨人戦以来の先発マスクで、岩田の「3勝」目を支えた。
岩田とは今季初バッテリーで「バッターや風を見ながら岩田さんと話して、工夫しながらやっていけました」。 8回二死 2塁で會澤をフルカウントにした場面では、マウンドのジョンソンのもとに走り、最後は 153キロ速球で見逃し三振。
矢野監督も「泥臭いことができる選手。テンポよく岩田をリードした。 1個 1個のプレーは中身がしっかりあった」とねぎらった。
1回表広島二死 3塁、岩田稔投手(右)は鈴木誠也外野手を三ゴロに仕留め、捕手坂本誠志郎(左)とタッチする=阪神甲子園球場
坂本が「8番・捕手」で 4月 4日の巨人戦(東京ドーム)以来、今季 3度目のスタメンマスク。最少の 1失点にとどめ、投手陣を引っ張った。「久しぶりだけど、思うようにやってやろうと。思い切っていこうと」。 7回には先頭で中前打。最近 5試合で20打数 1安打だった梅野に、左足薬指骨折で欠場した 4月 4日以来の休養を与えた矢野監督も「(梅野を)休ませた中で勝てたというのはチームにとっても大きいですし。坂本にも梅野にとっても大きい」と称賛を惜しまなかった。
低めに集める投球で広島打線を抑える岩田稔投手=阪神甲子園球場
岩田稔投手が広島戦に限れば 5年ぶりとなる白星の権利を手にして、 6回 2安打 1失点で降板した。
2回に犠飛で先制点を許したが、 3回以降は安定した投球。同点で迎えた 6回表二死 1、 2塁からも追加点を与えなかった。直後の 6回裏に「3番」糸井の勝ち越し 2点 2塁打が飛び出し、勝利投手の権利を手にした。
岩田は試合前の時点で14年 7月 8日以来、広島戦の白星から遠ざかっている。好投しても打線の援護に恵まれない試合もあり、広島相手に自身「13戦未勝利」、「7連敗」で迎えた一戦だった。
6回表広島二死 1、 2塁、岩田稔投手は小窪哲也内野手を右飛に仕留めガッツポーズする=阪神甲子園球場
岩田稔投手が 5日、広島戦(甲子園)に先発。 0- 0の 2回一死 2、 3塁から田中に左犠飛を許した失点のみで、 6回 2安打 1失点と試合を作り「初回からしっかり打者と勝負することができました。ピンチの場面でも動じず粘ることができ、先発としての役割を果たすことができました」と胸を張った。
6回に糸井が勝ち越しの 2点 2塁打を放ち、勝ち投手の権利を持って強力中継ぎ陣に後を託した。
お立ち台でヒーローインタビューを受ける岩田稔投手、右はジェフリー・マルテ内野手=阪神甲子園球場
岩田稔投手は「えっ!?」と目を見開き、「意外ですね」と照れ笑いした。
強い直球にスライダーなど多彩な変化球を制球よくまぶし、 6回 2安打 1失点で今季「3勝」目。広島戦に限れば 5年ぶりの勝ち星だった。14年 7月 8日以来、13戦勝ちがつかず「7連敗」で迎えていたマウンド。1823日ぶりの「広島星」には、苦労した長い年月分の渋みが存分に詰まっていた。
1回無死、1番菊池涼の遊ゴロをいきなり木浪が失策。ベテラン左腕は「ミスは誰にでも出る。助け合いですから」と動じず、後続3人からゴロアウトを奪った。2回に先制点を奪われても落ち着き払った投球内容。今季初めてバッテリーを組んだ坂本とも難なく波長を合わせた。
「大丈夫だとは思うけど、ちょっと心配やな…」。前日4日、残留練習地だった鳴尾浜でつぶやいた。数日前、九州地方を豪雨が襲った。被害が出た熊本・益城町は 100歳になった父方の祖母が暮らす地域だ。「ばあちゃん」は16年 4月の熊本地震で自宅が倒壊し、今は同町の施設で生活を送っている。
試合後、ファンに手を振る勝利投手の岩田稔投手=阪神甲子園球場
岩田は17年12月、大阪・南港から北九州・新門司港まで車をフェリーに乗せ、遠路はるばる祖母の顔を見に行ったことがある。「99歳のばあちゃんへ」と当時の年齢を書き込んだ背番号「21」ユニホームをプレゼントすると、破顔して喜んでくれたという。祖母は今も孫の投球を楽しみにチェックしている。負のジンクスを断ち切って「3勝」目を熊本に届け、充実感が漂った。
「粘り強く投げるのが僕のスタイル。その中でしっかりバックに守ってもらってアウトを重ねていくのが僕の投球なので、それができて良かったです」。この日も11個も内野ゴロを奪った。勝負の夏場、持ち味が際立ち始めた35歳が頼もしい。
お立ち台の(左から)ジェフリー・マルテ内野手、岩田稔投手、糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場
岩田の粘りに阪神打線が応えた。 0- 1の 5回にマルテが 6月 4日以来の本塁打となる同点の「7号ソロ」。大瀬良の 146キロの直球を捉えた打球は高々と上がって左翼席へ飛び込み「一打席一打席が勝負だから、いつもポジティブな気持ちで準備しているよ。いい感触だった」と喜んだ。
6回は無死 1、 2塁で打席に入った糸井が左中間へ勝ち越しの 2点 2塁打を放った。「何とかチャンスで打ちたかったので、 2人の走者をかえせて良かった」と笑みを広げ、「ちょっと負けが込んでいるので、あしたからも必死でやっていきたい」と意気込んだ。
5回裏阪神無死、「左越え同点本塁打」を放ったジェフリー・マルテ内野手=阪神甲子園球場
ジェフリー・マルテ内野手(28)が 1カ月ぶりの1発を放った。
1点を追う 5回、先頭で左翼席中段に「6号ソロ」。「打ったのはストレート。1打席1打席が勝負だから、いつもポジティブな気持ちで準備しているよ。その成果を出せて良かったね」。 6月 4日ロッテ戦(ZOZOマリン)以来の 1発で試合を振り出しに戻した。
球団は得点力不足解消を目指し、すでに「メジャー通算75本塁打」のヤンガービス・ソラルテ内野手(マーリンズ傘下)の獲得に向かっている。外国人枠を巡る競争の激化が近づく中、存在感を示した。
5回裏阪神無死、マルテ内野手(右)は「左越え本塁打」を放ちベンチの出迎えを受ける=阪神甲子園球場
阪神のジェフリー・マルテ内野手が 5日の広島戦(甲子園)で 5回に同点アーチを放った。
「打ったのはストレート。一打席一打席が勝負だから、いつもポジティブな気持ちで準備しているよ。その成果を出せてよかったね」
0- 1の 5回、先頭で打席に入り、カウント 2- 2からの 7球目だった。高め 146キロを一閃。打球は高々と放物線を描き、左翼席の中段に着弾した。 6月 4日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来となる「7号ソロ」で試合を振り出しに戻した。
※阪神逃げ切り3位タイに再浮上!岩田1823日ぶり広島戦白星3勝目!近本バントで勝機演出!-2へ続く!
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