●ボクシング｢ＷＢＡ世界ミドル級王者｣の村田諒太選手(33)が、ヤクルト阪神15回戦(神宮)を観戦した。試合前には矢野燿大監督(50)と話す機会もあり思い出を語った。村田自身が再戦した相手に勝ったこともあり指揮官から問われたが謙遜した。
●阪神は 1回に大山悠輔内野手(24)の｢先制適時２塁打｣、 2回にヤンハービス・ソラーテ内野手(32＝前マーリンズ傘下３Ａ)のソロでリードを奪う。ヤクルトは阪神先発オネルキ・ガルシア投手(30＝中日)に 3回まで無得点。ヤクルトは 5回に青木宣親外野手(37)の適時内野安打で 1点差に迫り、 6回に中村悠平捕手(29)の｢２ラン｣で逆転。先発デビッド・ブキャナン(30＝フィラデルフィア・フィリーズ )は 6回 2失点で降板した。ヤクルトは 7回から継投で逃げ切り、｢２連勝｣で借金を｢２０｣に減らした。ブキャナンは｢２勝｣目。スコット・マクガフ投手(29＝マイアミ・マーリンズ )が｢６セーブ｣目。阪神は｢２連敗｣。ガルシアは踏ん張れず｢５敗｣目。東都の虎党からため息が漏れた。 1点差まで追い上げた 9回二死満塁。糸原健斗内野手(26)の放った飛球は右翼手雄平外野手(35)のミットに収まった。ゲームセット…。あと 1歩という追い上げを見せただけに、表情には悔しさがにじんだ。 6回には先発ガルシアが中村に｢逆転２ラン｣を浴びた後、二死 1、 2塁から｢１番｣廣岡大志内野手(22)の何でもないゴロを遊撃手糸原がファンブル。痛恨のタイムリーエラーで差を広げられた。新助っ人ソラーテを 2塁で起用することで、 2塁を主戦場とする糸原が遊撃へ。打撃を優先すれば、守備力が低下する。新たな悩みが、生まれているのは確かだ。出場10試合で｢４本塁打｣を放つソラーテの攻撃力は捨てがたい。だが、12球団ワーストの｢８７失策｣は頂けない。ＣＳ圏内である｢３位｣広島とは｢５．５ゲーム｣差に。フラストレーションのたまる夜になった。敗戦の中、収穫は新外国人ソラーテが元気を取り戻したことだ。精彩を欠いた広島から神宮に舞台が移ったこの日は 2回に｢４号ソロ｣を放ち、 9回は右翼線 2塁打で好機を演出。チームを鼓舞した。
● 3年目の｢４番｣大山悠輔内野手がプロ入り後初めて規定打席に到達した。 8試合ぶりの打点をあげた。初回一死 1、 2塁でブキャナンの 147キロ直球をとらえて、右翼線へ先制の｢適時２塁打｣を放った。 7月27日巨人戦(東京ドーム)以来の打点。濱中治打撃コーチ(41)は奮起を期待した。
●ヤンハービス・ソラーテ内野手が今季｢４号｣目の本塁打を放った。初回に｢４番｣大山の｢右翼線適時２塁打｣で先制し、続く 2回。先頭のソラーテがブキャナンの初球、真ん中に入った 132キロチェンジアップをとらえた。打球は右翼スタンドへ一直線。序盤に貴重な追加点となった。ここ 5試合で17打数 1安打と状態が降下し、打破するような 1発。 7月30日中日戦(甲子園)以来の本塁打で、 9連戦の初戦でチームに勢いをつけた。 9回にも 2塁打を記録し、｢マルチ安打｣。チームは逆転負けで 9連戦の初戦を落としたが、ソラーテの復調はプラス材料だ。陽気な性格でムードメーカーになっているが、試合でもチームを引っ張る存在だ。 4本のアーチはいずれもカード初戦に放った。この日は空砲に終わったが、ソラーテの復調は打線に活気をもたらす。次こそ勝利の｢セクシータイム｣を披露する。
●糸井嘉男外野手が猛打賞の活躍を見せた。初回一死 1塁で右前打を放ち、先制の好機をつくった。 3回、 6回と 3打席連続安打を放ち、 1日中日戦(甲子園)以来の｢猛打賞｣。勝利に結びつかず、下を向いた。糸井自身は｢７戦連続安打｣と好調をキープしている。調子を上げてきたバットで、今度こそチームを勝利に導く。 ●近本光司外野手(24＝大阪ガス)は 3三振で小休止となった。 1回に先頭で空振り三振を喫するなど、右腕ブキャナンに苦戦。 4打数無安打に終わり反省した。 8月はここまで全 4試合で｢マルチ安打｣を記録して計17打数11安打と大暴れしていたが、今月初のノーヒットとなった。
●｢２番・遊撃｣で出場した糸原が、 6回の守備で痛恨の適時失策。ガルシアが中村に｢逆転２ラン｣を許し、 1点ビハインドになっていた二死 1、 2塁で廣岡のゴロを弾いた。糸原自身今季 6個目、チームとしても｢１２球団ワーストの８７個｣目の失策で 4点目を献上。 9回二死満塁でも右飛に倒れた。
●好投を続けていたオネルキ・ガルシア投手が痛恨の｢逆転２ラン｣を浴びた。 2－ 1の 6回二死 2塁から、中村に左翼へ本塁打を許した。ガルシアは膝に手をついたまま、しばらく動けなかった。毎回のようにランナーを出しながらも粘り強い投球を続け、 5回まで 5安打 1失点だった。中村に｢２ラン｣を浴びた直後、奥村に左前打を許し代打西田に四球を与えたところで、悔しい降板となった。ガルシアは試合をつくりながらも、 6月 2日広島戦(マツダスタジアム)以来白星が遠ざかっている。
●この日出場選手登録された能見篤史投手(40)は貫禄の完全投球だ。 2点ビハインドの 8回に登板。先頭｢６番｣村上から三振を奪うなど、 3者凡退に仕留めた。リフレッシュも兼ねて 2軍調整に入っていたが、 1軍再昇格して即好投。頼れるベテランが帰ってきた。
●望月惇志投手(21)が11日広島戦(京セラドーム大阪)で、今季 2度目の先発登板する。 6日は兵庫・西宮市の鳴尾浜球場でフリー打撃に登板。志願し、打者 6人に26球を投じた。 1軍のマウンドは 7月17日中日戦(豊橋)以来。ウエスタン・リーグでは｢防御率２．５８｣と安定した投球を続けている。
記事をまとめてみました。
試合観戦に訪れた村田諒太選手(右)と握手を交わす矢野燿大監督＝明治神宮野球場
ボクシング｢ＷＢＡ世界ミドル級王者｣の村田諒太が、ヤクルト阪神15回戦(神宮)を観戦した。
試合前には矢野監督と話す機会もあり｢人生で初めてもらったサインが矢野さんだった｣と思い出を語った。村田自身が再戦した相手に勝ったこともあり｢負けた相手に勝つというのはメンタルとか難しかったでしょう｣と指揮官から問われたが｢そんなことないですよ｣と謙遜した。
鳥谷敬内野手(左)とあいさつを交わすボクシング村田諒太選手＝明治神宮野球場
＜ヤクルト 4－ 3阪神＞◇第15回戦◇阪神 9勝 4敗 2分◇ 6日◇明治神宮野球場
阪神は 1回に大山の｢先制適時２塁打｣、 2回にソラーテのソロでリードを奪う。ヤクルトは阪神先発ガルシアに 3回まで無得点。
ヤクルトは 5回に青木の適時内野安打で 1点差に迫り、 6回に中村の｢２ラン｣で逆転。先発ブキャナンは 6回 2失点で降板した。
ヤクルトは 7回から継投で逃げ切り、｢２連勝｣で借金を｢２０｣に減らした。ブキャナンは｢２勝｣目。マクガフが｢６セーブ｣目。阪神は｢２連敗｣。ガルシアは踏ん張れず｢５敗｣目。
5回裏ヤクルト一死塁、廣岡大志内野手の打球を処理する 2塁手ソラーテ内野手＝明治神宮野球場
東都の虎党からため息が漏れた。 1点差まで追い上げた 9回二死満塁。阪神糸原の放った飛球は右翼手雄平のミットに収まった。ゲームセット…。矢野燿大監督は｢粘りは見せてくれて、いける雰囲気は作れた。決めきれなかったのは残念やけど｣。あと 1歩という追い上げを見せただけに、表情には悔しさがにじんだ。
課題である守備のほころびが、試合を劣勢にした。 2点リードの 5回二死 3塁で｢２番｣青木が放った 1、 2塁間の強烈な打球を 1塁手マルテが飛びついてキャッチ。 1塁送球がそれてセーフとなった(記録は適時内野安打)。 2塁手ソラーテが捕球していれば難なくアウトに思われたが…。これにはベンチもぼうぜんだ。
6回裏ヤクルト二死 1、 2塁、廣岡大志内野手の打球を後逸する糸原健斗内野手＝明治神宮野球場
6回には先発ガルシアが中村に｢逆転２ラン｣を浴びた後、二死 1、 2塁から｢１番｣廣岡の何でもないゴロを遊撃手糸原がファンブル。痛恨のタイムリーエラーで差を広げられた。新助っ人ソラーテを 2塁で起用することで、 2塁を主戦場とする糸原が遊撃へ。打撃を優先すれば、守備力が低下する。新たな悩みが、生まれているのは確かだ。
矢野監督は顔をゆがめた。｢ソラーテが来たことで俺自身も難しくなっている部分もある。本来セカンドを守るのがショートっていうのが簡単ではないけど。そこは俺の責任と(糸原)健斗自身がもちろん頑張らなアカンところ。(ソラーテの起用は)リスクを負いながら。そこは兼ね合いがちょっと難しい｣。出場10試合で｢４本塁打｣を放つソラーテの攻撃力は捨てがたい。だが、12球団ワーストの｢８７失策｣は頂けない。ＣＳ圏内である｢３位｣広島とは｢５．５ゲーム｣差に。フラストレーションのたまる夜になった。
球場を後にする矢野燿大監督＝明治神宮野球場
阪神はあと一歩及ばなかった。 2－ 4の 9回、連打と四球で無死満塁と攻め立て、内野ゴロで 1点を返した。しかし、なおも一死 1、 3塁で原口が奥村の好守に遭った遊直。近本が勝負を避けられた後、糸原が右飛に倒れ、矢野監督は｢粘りは見せてくれたが、決め切れなかったのは残念｣と硬い表情だった。
敗戦の中、収穫は新外国人ソラーテが元気を取り戻したことだ。精彩を欠いた広島から神宮に舞台が移ったこの日は 2回に｢４号ソロ｣を放ち、 9回は右翼線 2塁打で好機を演出。｢負けてしまったが、最後の粘りは明日につながる｣とチームを鼓舞した。
■大山悠輔内野手( 1回に先制 2塁打)
｢ 1打席目に打てて、打点が付いたのはプラス｣
■久慈内野守備走塁コーチ( 6回、糸原健斗内野手の失策で追加点を許し)
｢投手陣に迷惑をかけっ放し。申し訳ない｣
1回表阪神一死 1、 2塁、右翼線へ｢先制適時２塁打｣を放った大山悠輔内野手＝明治神宮野球場
阪神の｢４番｣大山悠輔内野手が 8試合ぶりの打点をあげた。
初回一死 1、 2塁でブキャナンの 147キロ直球をとらえて、右翼線へ先制の｢適時２塁打｣を放った。 7月27日巨人戦(東京ドーム)以来の打点。｢ここ最近自分のバッティングを出来ていなかったので、どんな形でもランナーをかえしたいという気持ちだけでした｣と話した。
3年目の大山悠輔内野手がプロ入り後初めて規定打席に到達した。初回一死 1、 2塁の好機で右翼線へ先制の｢適時２塁打｣を放ち、 8試合ぶりの打点。
1回表阪神一死 1、 2塁、右翼線へ｢先制適時２塁打｣を放った大山悠輔内野手＝明治神宮野球場
｢ここ何試合か結果も内容も良くなかったので、ヒットも出て打点もついてプラスになった｣。その後は、 2打数無安打 1死球。｢その後の打席で当たりがいい、で終わらせてしまっては駄目｣と反省した。規定打席について、大山は｢まだ試合があるので｣と話すにとどめたが、濱中打撃コーチは｢監督が決めることですが、ここまで『４番』で来たので最後まで『４番』で行くつもりで、ホームランと打点を上げてほしい｣と奮起を期待した。
2回表阪神無死、｢右越え本塁打｣を放ったヤンハービス・ソラーテ内野手＝明治神宮野球場]
ヤンハービス・ソラーテ内野手が今季｢４号｣目の本塁打を放った。
初回に｢４番｣大山の｢右翼線適時２塁打｣で先制し、続く 2回。先頭のソラーテがブキャナンの初球、真ん中に入った 132キロチェンジアップをとらえた。｢回の先頭バッターだったし、コンパクトにセンター方向に打ち返そうと思っていたよ。チェンジアップにうまくコンタクトすることが出来たね｣。打球は右翼スタンドへ一直線。序盤に貴重な追加点となった。
ここ 5試合で17打数 1安打と状態が降下し｢ゾーンに苦しんでいるが、しっかりコンタクト出来るようにしたい｣と話していたが、打破するような 1発。 7月30日中日戦(甲子園)以来の本塁打で、 9連戦の初戦でチームに勢いをつけた。
2回表阪神無死、｢右越え本塁打｣を放ち歓喜するソラーテ内野手＝明治神宮野球場
セクシータイムの復活だ！ 阪神の新外国人ヤンハービス・ソラーテ内野手が左打席で来日初アーチを放った。 1点リードの 2回に右翼へ 6戦ぶりとなる｢４号ソロ｣。
9回にも 2塁打を記録し、｢マルチ安打｣。チームは逆転負けで 9連戦の初戦を落としたが、ソラーテの復調はプラス材料だ。
◇ ◇ ◇
ゲームセットを見届けたソラーテは、ベンチに居残った。最後に追い上げたが、 1点差負け。込み上げる悔しさがあった。ガルシアと話し込み、ベンチから出てこない。陽気な助っ人は、チームを勝たせるためにやってきた。自らは復調の気配を見せたが、負けてしまっては意味がない。｢負けてはしまったけど、全体の粘りは見せた。いい野球につながると思います｣。重い足取りだったが、帰りのバスへ歩を進めた。
ヤンハービス・ソラーテ内野手(左)は敗戦後、オネルキ・ガルシア投手と話し込んでベンチに居残る＝明治神宮野球場
左打席で初の｢セクシータイム｣を決めた。 2回に追加点となる｢４号ソロ｣を右翼席へ。初球を思い切り振り抜いた。｢回の先頭バッターだったし、コンパクトにセンター方向に打ち返そうと思っていたよ。チェンジアップにうまくコンタクトすることができたね｣。過去 3本の本塁打はいずれも右打席。着弾を確認すると上機嫌で 3塁を回り、ステップを踏んだ。跳び上がり、両手を上下に開く。ワニに見立ててバチンとたたく｢クロコダイルポーズ｣をさく裂。 1度はツバメを食いちぎった。
初出場となった 7月26日の巨人戦で本塁打を放ち、センセーショナルなデビューを果たしたが、打撃は下降線に。来日から半月がたち、日本独特の暑さや移動などで疲労が蓄積。ここ 5試合で17打数 1安打と急降下。｢(ストライク)ゾーンに苦しんでいる｣と漏らすこともあった。だが、この日の 1発に｢うれしいです。左で 1本出て、楽になったというか。ほっとしています｣と安堵(あんど)の表情を浮かべた。 9回にも 2塁打を記録し、左打席で｢マルチ安打｣の活躍だった。
陽気な性格でムードメーカーになっているが、試合でもチームを引っ張る存在だ。 4本のアーチはいずれもカード初戦に放った。この日は空砲に終わったが、ソラーテの復調は打線に活気をもたらす。｢やることは変わらない。いつもと一緒です。明日からも頑張ります｣。次こそ勝利の｢セクシータイム｣を披露する。
3回表阪神二死、糸井嘉男外野手は右前打を放った＝明治神宮野球場
糸井嘉男外野手が猛打賞の活躍を見せた。初回一死 1塁で右前打を放ち、先制の好機をつくった。
3回、 6回と 3打席連続安打を放ち、 1日中日戦(甲子園)以来の｢猛打賞｣。勝利に結びつかず、勝ちたかったかの問いには｢はい、そうですね｣と下を向いた。糸井自身は｢７戦連続安打｣と好調をキープしている。
1回、ヤクルト・中村悠平捕手が投球を弾いた間に本塁を狙うもタッチアウトの糸井嘉男外野手＝明治神宮野球場
糸井が今季 9度目の｢猛打賞｣。 1回一死 1塁で右前打で好機を広げ、大山の適時 2塁打を演出。 3回二死には左前、 6回先頭では再び右前打を放った。 8月 2度目の 3安打で｢月間打率０．３５０｣。試合後は｢勝てたら、なおよかったか｣という問いに｢はい、そうですね｣とポツリ。調子を上げてきたバットで、今度こそチームを勝利に導く。
7回表阪神2死一塁、見逃し三振に倒れた近本光司外野手＝明治神宮野球場
近本光司外野手は 3三振で小休止となった。 1回に先頭で空振り三振を喫するなど、右腕ブキャナンに苦戦。
4打数無安打に終わり｢少し考えすぎたところがあった。シンプルにやっていきたい｣と反省した。 8月はここまで全 4試合で｢マルチ安打｣を記録して計17打数11安打と大暴れしていたが、今月初のノーヒットとなった。
9回、右飛に倒れて最後の打者となった糸原健斗内野手＝明治神宮野球場
｢２番・遊撃｣で出場した糸原が、 6回の守備で痛恨の適時失策。ガルシアが中村に｢逆転２ラン｣を許し、 1点ビハインドになっていた二死 1、 2塁で廣岡のゴロを弾いた。糸原自身今季 6個目、チームとしても｢１２球団ワーストの８７個｣目の失策で 4点目を献上。 9回二死満塁でも右飛に倒れ｢明日も頑張ります｣と多くを語らなかった。
6回裏ヤクルト二死 1、 2塁、逆転本塁打を浴びたあとも抑えることができず途中降板となるオネルキ・ガルシア投手＝明治神宮野球場
好投を続けていたオネルキ・ガルシア投手が痛恨の｢逆転２ラン｣を浴びた。 2－ 1の 6回二死 2塁から、中村に左翼へ本塁打を許した。
ガルシアは膝に手をついたまま、しばらく動けなかった。
毎回のようにランナーを出しながらも粘り強い投球を続け、 5回まで 5安打 1失点だった。中村に｢２ラン｣を浴びた直後、奥村に左前打を許し代打西田に四球を与えたところで、悔しい降板となった。
ガルシアは試合をつくりながらも、 6月 2日広島戦(マツダスタジアム)以来白星が遠ざかっている。
6回裏ヤクルト二死 1、 2塁、逆転本塁打を浴びたあとも抑えることができず途中降板となったガルシア投手＝明治神宮野球場
好投を続けていたガルシア投手が1球に泣いた。
2－ 1の 6回二死 2塁から、中村に左翼へ｢逆転２ラン｣。｢ここで打たれたのが全て。全て良かったと思うので、 1球だけだと思う｣。 6回途中 7安打 4失点で降板。 5回までは粘り強く 1点に抑えていただけに、矢野監督は｢悪くはなかったんじゃない？ ただ勝負どころのね。最後の本当にあと 1人、っていう。なんとか粘ってほしいところで、粘り切れてないので｣と頭を悩ませた。
この日出場選手登録された能見篤史投手は貫禄の完全投球だ。
2点ビハインドの 8回に登板。先頭｢６番｣村上から三振を奪うなど、 3者凡退に仕留めた。
｢ゼロに抑えられて良かったです｣。リフレッシュも兼ねて 2軍調整に入っていたが、 1軍再昇格して即好投。頼れるベテランが帰ってきた。
8回に登板し 3者凡退に抑えた能見篤史投手(左)、右は木浪聖也内野手＝明治神宮野球場
充電期間を終え、 1軍に再昇格した阪神・能見が、 8回から｢４番手｣として登板。 3人で片付け、｢結果として『０』に抑えられたのでよかったです｣と振り返った。守護神・ドリスが不調のため、 2軍降格中。ブルペン陣の台所事情が苦しいだけに、矢野監督は｢いいリフレッシュになったと思うし。いい球もいっていた｣とうなずいた。
阪神望月惇志投手＝豊橋市民球場 (2019年 7月17日撮影)
望月惇志投手が11日広島戦(京セラドーム大阪)で、今季 2度目の先発登板する。
6日は兵庫・西宮市の鳴尾浜球場でフリー打撃に登板。｢ドリスが投げるということを聞いていたので、一緒に投げられればいいかなと思って、お願いしました｣と志願し、打者 6人に26球を投じた。 1軍のマウンドは 7月17日中日戦(豊橋)以来。ウエスタン・リーグでは｢防御率２．５８｣と安定した投球を続けている。
※ 8月 7日の予告先発は、ヤクルト・石川雅規投手(39)ー阪神・青柳晃洋投手(25)です。
昨年の屈辱を跳ね返し て、全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって、全員で力を合わせて進め！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
2018年の悔しい結果を 打ち破 るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状 況でも｢オレ がやってやる｣｢オレが決めてやる｣という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思 いをスローガンと して表現しています。
※このスローガン・デザ インは 2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
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