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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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北條が先制2点適時打、1打席目凡退にリベンジ!原口が今季初の猛打賞マーク!木浪12戦連続安打!

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序盤は投手戦。阪神先発の秋山拓巳投手(28)は 3回まで走者を 1人も許さない完全投球。DeNA井納翔一投手(33)も 3回まで 2安打無失点に抑えた。阪神は 4回、 4連打で 4得点。 6回にも 1点を追加。DeNAは 4回にホセ・ロペス内野手(35)の「26号ソロ」、 6回にネフタリ・ソト内野手(30=シンシナティ・レッズ)の「35号2ラン」などで 1点差。DeNAは 8回に佐野恵太外野手(24)の「4号ソロ」で同点。阪神は終盤も得点圏に走者を進めるも、あと 1本が出ず。そのまま延長戦に入った。DeNAは延長10回に筒香嘉智内野手(27)の右翼席への「27号2ラン」でサヨナラ勝ち。「2連勝」とした。阪神の連勝は「2」で止まった。DeNAエドウィン・エスコバー投手(27)が「5勝」目、阪神能見篤史投手(40)が「2敗」目。阪神がDeNAに痛恨のサヨナラ負けを喫した。「3位」広島が先に最下位ヤクルトに敗れており、勝てば「1.5ゲーム」差だった。「2.5」差で変わらず、「クライマックスシリーズ(CS)進出」を争う戦いは厳しいままだ。ドッと沸くDeNAベンチとは対照的に阪神ベンチは意気消沈。 4時間18分のロングゲームは矢野阪神にとって痛すぎる敗戦となってしまった。勝っていれば広島に「1.5ゲーム」差まで迫ることが出来たはずが、ゲーム差は「2.5」差のまま…。強みを生かした戦い方を貫く。シーズン残り19試合。負けられない試合が続く。

北條史也内野手(25)が 4回に先制となる 2点適時打を放った。 4回二死 2、 3塁。DeNA井納の 2球目、真ん中低め 144キロ直球を捉えた。打球は 3塁手の筒香のグラブをかすめてレフト前へ。走者2人が生還すると、右拳を突き上げた。 2回の 1打席目は一死 1、 2塁のチャンスで 4- 6- 3の併殺に倒れていただけに、リベンジに成功した。ミス帳消し後も課題は残った。 6回の 3塁守備ではロペスのゴロを捕球するも 1塁へ悪送球。直後に秋山が降板し、「2番手」島本浩也投手(26)が失策で出した走者を生還させて 1点差にまで迫られた。再びバットで取り返したいところで、失敗を繰り返した。 7回無死 1塁で打席へ。送りバントのサインにもスリーバント失敗で走者を進められなかった。打撃不振の大山悠輔内野手(24)に代わり、 5試合連続でサードでスタメン出場中。地位を固める上でアピールが必要だった。もがき続ける背番号「2」は、同点の 9回二死から 3塁へセーフティーバントを決めて出塁。直後に代走を送られてベンチに退いたが、「猛省ヒーロー」が浮き沈みの激しいゲームで最後まで諦めない執念を見せた。

先発マスクを被った原口文仁捕手(27)が今季初の「猛打賞」をマークした。 3回に左前打を放つと、 4回には左翼線へ 2塁打。 7回には 3塁への内野安打と足でヒットをもぎ取った。この回で代走梅野隆太郎捕手(28)を送られたが、守っても同期入団の先発秋山を粘り強くリード。攻守で存在感を示した。

阪神のルーキー木浪聖也内野手(25=ホンダ=亜細亜大學OB)が連続試合安打を「12」に伸ばした。 4回二死 1、 3塁で井納のフォークボールを捉えて 8戦ぶりの適時打。 6回にも左前安を放って、ここ12戦で 9度目の複数安打とした。近本が 5月に「13試合連続安打」で01年赤星憲広氏(43=現・野球解説者、野球評論家、タレント)の「球団新人記録」を塗り替えたばかり。同期の持つ記録にあと「1」と迫るも気持ちを切り替えた。 1本では終わらない。 4- 1の 6回には、得点の突破口を開いた。二死走者なしで打席に入ると、カウント 2- 2からの 6球目、 137キロを左前へ。自ら出塁し好機を演出すると、その後、敵失で 5点目のホームを踏んだ。これで 1日の巨人戦(甲子園)に続く「25度目のマルチ安打」もマーク。 7月26日には 2軍降格を味わったが、 8月 6日に再昇格してからは「打率0.426(61打数26安打)」と好調キープだ。引き締まった表情で前を向いた。次こそは「勝てる一打」を放ち、記録に並び、塗り替える。

近本光司外野手(24=大阪ガス)が今季「37度目のマルチ安打」で、16年に高山がマークした「球団新人最多安打記録」の 136にあと「1」とした。 6回に武藤の外に逃げる球を中前にはじき返し、先頭打者の 8回は石田から自慢の足で遊撃内野安打をもぎ取った。 1点差に迫られており、少しでもリードを広げたい場面。しかし、続く福留孝介外野手(42)の打席で 1塁への帰塁が遅れた近本はプロ初のけん制死となり、ベンチのチャンスメークの思惑をフイにした。苦い残像から悔しげな表情で述懐した。球団の「新人安打記録」で、いまは相手ベンチに打撃コーチとして座る「2位」の坪井智哉(1998年)に並び、「1位」の高山俊(2016年)の「136」に、王手をかけた。新人ながら「1、2番」で引っ張ってきたシーズンも残り19試合。逆転での「クライマックスシリーズ進出」を懸け、近本は変わらぬ姿勢で戦い抜く。

阪神先発の秋山拓巳投手は投げては 6回途中 5安打 4失点(自責 3)、打っては今季初適時打を放った。初回からコーナーを丁寧に突き、 3回まで打者 9人を完璧に抑える立ち上がり。ここまで 3試合バッテリーを組んで「2勝」と好相性の原口と息を合わせた。 4点リードの 4回にロペスにソロを被弾。 6回も相手打線につかまった。先頭の中井に右前打を許すと、続くソトへカウント 3- 0からの 4球目、外角への変化球を右中間席に運ばれた。 2点差とされ、ロペスを北條の失策で出塁させたところで無念の降板。「2番手」島本に譲った。 6回途中、78球で試合は作ったが、反省も残るマウンドとなった。バットでは自身を助ける快音を響かせた。 4回に 2点を先制してなおも二死 2、 3塁の第2打席。相手先発井納を捉えた。カウント 1- 2からの 4球目。スライダーに食らいつき、しぶとく中前へ運んだ。「今季初打点」となる適時打で、追加点をもたらした。愛媛・西条高時代は「伊予ゴジラ」と呼ばれ、「高校通算48本塁打」を記録。勝負強い一打でも存在感は示した。

記事をまとめてみました。

 

 

 <DeNA 7x- 5阪神=延長10回>◇第22回戦◇阪神13勝 8敗 1分◇ 4日◇横浜スタジアム

 序盤は投手戦。阪神先発の秋山は 3回まで走者を 1人も許さない完全投球。DeNA井納も 3回まで 2安打無失点に抑えた。

 阪神は 4回、 4連打で 4得点。 6回にも 1点を追加。DeNAは 4回にロペスの「26号ソロ」、 6回にソトの「35号2ラン」などで 1点差。

 DeNAは 8回に佐野の「4号ソロ」で同点。阪神は終盤も得点圏に走者を進めるも、あと 1本が出ず。そのまま延長戦に入った。

 DeNAは延長10回に筒香の右翼席への「27号2ラン」でサヨナラ勝ち。「2連勝」とした。阪神の連勝は「2」で止まった。

 DeNAエスコバーが「5勝」目、阪神能見が「2敗」目。

 10回裏DeNA一死 1塁、「サヨナラ2点本塁打」を放ち、雄たけびを上げる筒香嘉智内野手。投手能見篤史=横浜スタジアム

 阪神がDeNAに痛恨のサヨナラ負けを喫した。 5- 5の延長10回に能見が主砲筒香に「2ラン」を浴びた。

  4回に一挙 4点を先制する理想の展開だったが、攻守でミスが出て流れを失った。「3位」広島が先に最下位ヤクルトに敗れており、勝てば「1.5ゲーム」差だった。「2.5」差で変わらず、「クライマックスシリーズ(CS)進出」を争う戦いは厳しいままだ。

◇   ◇   ◇

 ショッキングな幕切れだった。 5- 5の延長10回。一死から「6番手」能見がロペスを四球で歩かせると、カウント 2- 1から筒香に内角スライダーをフルスイングされ、右翼席中段に運ばれた。ドッと沸くDeNAベンチとは対照的に阪神ベンチは意気消沈。 4時間18分のロングゲームは矢野阪神にとって痛すぎる敗戦となってしまった。

  8回裏DeNA一死、ピアース・ジョンソン投手は佐野恵太外野手に同点本塁打を浴びる=横浜スタジアム

 ゲームセット直後にベンチ裏から出てきた矢野監督は悔しさを押し殺すように口を開いた。「まあ、そら負けるには原因がいろいろあると思うし、 1本が出ないのもそうやし、ミスもあったしね。原因はいろいろとあると思う」。 4点リードの試合は最後にまさかのうっちゃり負け。指揮官は「ピッチャーだけの責任には俺はできへんけどね」と攻守でのミスをポイントに挙げた。

 頻発するミスが流れを変えた。 4回に先制2点タイムリーを放った北條が、 1点差まで迫られた 7回一死で走者を送れずバント失敗。 8回には内野安打で出塁した近本がけん制アウトとまさかのボーンヘッド。DeNAよりも多い14安打を放ちながら11残塁と得点につなげられなかった。守備でも 6回にサード北條の 1塁悪送球から傷口を広げた。

  9回表阪神二死 1塁、矢野燿大監督は代走植田の 2塁盗塁にリクエストし判定を待つ=横浜スタジアム

 落雷の影響でノーゲームとなった前夜。矢野監督は「中継ぎも総動員でいける」と宣言。「みんなで狙っていく」と「CS進出」を絶対目標に挙げた。その言葉通りに 6回途中で先発秋山を下げると、惜しげもなく強力中継ぎ陣を投入。だが、ミス連発が投手陣にも影響したのか…。 8回のジョンソンが登板51試合目で佐野に来日初被弾を喫するなど、「今季ワーストタイの4本塁打」を浴びた。

 矢野阪神が追いかける「3位」広島は、先に神宮でヤクルトに敗れた。勝っていれば「1.5ゲーム」差まで迫ることが出来たはずが、ゲーム差は「2.5」差のまま…。投手陣への信頼は変わらないか? そう問われた指揮官は「当たり前やん!」と返した。強みを生かした戦い方を貫く。シーズン残り19試合。負けられない試合が続く。

 DeNAにサヨナラ負けを喫しバスへ向かう矢野燿大監督=横浜スタジアム

▼阪神のサヨナラ負けは、 7月16日中日戦以来で、今季 5度目。サヨナラ本塁打を打たれたのは18年 9月17日DeNA戦でのソト以来で、今季初。

▼阪神は14安打を放ちながら敗戦。負けた試合での安打数では、今季最多だった。

▽阪神金村曉投手コーチ(10回への継投について)

 「( 9回登板の)ドリスを打席に立たせてソト、ロペスにいきたかったけど…。試合の流れ的に誰がいってもきついね」

▽島本浩也投手( 6回無死 1塁から 2番手で登板、 1失点も無死満塁を切り抜ける)

 「満塁になってからは開き直って投げられたけど、先頭(打者)から開き直っていくくらいじゃないと」

▽能見篤史投手(筒香にサヨナラ弾を浴び)

 「打たれたことを振り返っても仕方ない。自分の力がなかった。それだけです」

 

 4回表阪神二死 2、 3塁、 2点適時打を放った北條史也内野手。投手井納翔一=横浜スタジアム

 北條史也内野手が 4回に先制となる 2点適時打を放った。 4回二死 2、 3塁。DeNA井納の 2球目、真ん中低め 144キロ直球を捉えた。

 打球は 3塁手の筒香のグラブをかすめてレフト前へ。走者 2人が生還すると、右拳を突き上げた。

 「 1打席目のチャンスで凡退してしまい、悔しい思いをしたので、その悔しさをぶつけていきました。すぐにやり返すことができて良かったです」

  2回の 1打席目は一死 1、 2塁のチャンスで 4- 6- 3の併殺に倒れていただけに、リベンジに成功した。

 4回表阪神二死 2、 3塁、北條史也内野手は左前適時打を放ちベンチに向かってガッツポーズを見せる、左はホセ・ロペス内野手、右は筒井壮コーチ=横浜スタジアム

 「猛省ヒーロー」は静かに闘志を燃やした。北條史也内野手が先制適時打を放ち、チームを勢いに乗せた。 4回二死 2、 3塁。DeNA井納の 2球目、真ん中低め 144キロ直球を捉えた。打球は 3塁手の筒香のグラブをかすめてレフト前へ。走者2人が生還すると、右拳を突き上げた。

  4回表阪神二死 2、 3塁、北條史也内野手は秋山拓巳投手の中前適時打で生還しベンチのナインと笑顔でタッチする=横浜スタジアム

 「 1打席目のチャンスで凡退してしまい、悔しい思いをしたので、その悔しさをぶつけていきました。すぐにやり返すことができて良かったです」

  2回の第1打席は一死 1、 2塁のチャンスで 4- 6- 3の併殺に倒れていた。悔しさと反省を胸に向かった打席でリベンジに成功した。声を張り、ベンチを盛り上げるムードメーカーが打線を波に乗せた。続く原口が左翼線 2塁打でチャンス拡大し、投手の「9番」秋山も中前打で追加点を挙げるなど、打者一巡の猛攻で一気に 4点を奪った。

  6回裏DeNA無死、北條史也内野手はロペスの打球を 1塁へ悪送球しエラーする=横浜スタジアム

 ミス帳消し後も課題は残った。 6回の 3塁守備ではロペスのゴロを捕球するも 1塁へ悪送球。直後に秋山が降板し、「2番手」島本が失策で出した走者を生還させて 1点差にまで迫られた。再びバットで取り返したいところで、失敗を繰り返した。 7回無死 1塁で打席へ。送りバントのサインにもスリーバント失敗で走者を進められなかった。

  7回表阪神無死 1塁、北條史也内野手はスリーバント失敗でアウトになる=横浜スタジアム

 打撃不振の大山に代わり、 5試合連続でサードでスタメン出場中。地位を固める上でアピールが必要だった。もがき続ける背番号「2」は、同点の 9回二死から 3塁へセーフティーバントを決めて出塁。直後に代走を送られてベンチに退いたが、「猛省ヒーロー」が浮き沈みの激しいゲームで最後まで諦めない執念を見せた。

 

  4回表阪神二死 1塁、原口文仁捕手は左線に 2塁打を放った=横浜スタジアム

 先発マスクを被った原口文仁捕手が今季初の「猛打賞」をマークした。

  3回に左前打を放つと、 4回には左翼線へ 2塁打。 7回には 3塁への内野安打と足でヒットをもぎ取った。この回で代走梅野を送られたが、守っても同期入団の先発秋山を粘り強くリード。攻守で存在感を示した。

 4回表阪神二死 1、 3塁、 3走原口文仁捕手は木浪聖也内野手の右前適時打で生還しベンチのナインとタッチする=横浜スタジアム

 

 阪神のルーキー木浪聖也内野手が連続試合安打を「12」に伸ばした。

  4回二死 1、 3塁で井納のフォークボールを捉えて 8戦ぶりの適時打。 6回にも左前安を放って、ここ12戦で 9度目の複数安打とした。近本が 5月に「13試合連続安打」で01年赤星憲広の「球団新人記録」を塗り替えたばかり。同期の持つ記録にあと「1」と迫るも「ヒットが出ていることは良いことですが勝たないと報われない。勝てる一打を打てるように」と気持ちを切り替えた。

  4回に右前へ適時打を放つ木浪聖也内野手。これで「12試合連続安打」だ!=横浜スタジアム

 好球必打で食らいついた。「D3位・木浪」が、 8月18日の巨人戦(東京ドーム)から「12試合連続」となる安打をマーク。同級生の「D1位・近本」が今季樹立した「13試合連続安打」の「球団新人記録」まで、あと「1」に迫った。

 「ヒットが出ているのはいいことですが、やっぱり勝つためのヒットというか…。勝たないと報われないと思うので」

 逆転負けに悔しさをにじませたが、バットは雄弁だった。

 まずは 4回。北條、秋山の適時打で 3点を先取し、なおも二死 1、 3塁の好機で一気にたたみかけた。

 6回表阪神二死、木浪聖也内野手は左前打を放った=横浜スタジアム

 「目の前で秋山さんが打ってくれたので、自分も絶対に打ってやる! という気持ちで打席に立ちました」。井納の初球フォークを空振りも、もう 1球続けられた 1311キロのフォークを振り抜き右前へ。さらに 1点を追加する適時打で、 4- 0とした。

  1本では終わらない。 4- 1の 6回には、得点の突破口を開いた。二死走者なしで打席に入ると、カウント 2- 2からの 6球目、 137キロを左前へ。自ら出塁し好機を演出すると、その後、敵失で 5点目のホームを踏んだ。これで 1日の巨人戦(甲子園)に続く「25度目のマルチ安打」もマーク。 7月26日には 2軍降格を味わったが、 8月 6日に再昇格してからは「打率0.426(61打数26安打)」と好調キープだ。

 6回表阪神二死、木浪聖也内野手は左前打を放った=横浜スタジアム

 しのぎを削り合う同期の記録も、目前だ。球団新人の「12試合連続安打」は2001年の赤星憲広に並び、近本が今季樹立したばかりの新記録に、リーチ。“キナチカ”コンビとしてチームを引っ張るルーキー 2人が、また新たな歴史を刻もうとしている。

 「勝てる一打を打てるように、もっと頑張っていきたいです」

 引き締まった表情で前を向いた。次こそは「勝てる一打」を放ち、記録に並び、塗り替える。

◇データBOX◇

◎…D3位・木浪が「12試合連続安打」。今季はD1位・近本が 4月18日のヤクルト戦(神宮)- 5月 2日の広島戦(甲子園)まで「13試合連続安打」をマーク。2001年の赤星憲広の「12」を超えて、「球団新人記録」を樹立した。

 

  6回表阪神二死 1塁、中前打を放った近本光司外野手。投手武藤祐太=横浜スタジアム

 近本光司外野手が今季「37度目のマルチ安打」で、16年に高山がマークした「球団新人最多安打記録」の 136にあと「1」とした。

  6回に武藤の外に逃げる球を中前にはじき返し、先頭打者の 8回は石田から自慢の足で遊撃内野安打をもぎ取った。この打席を「初球からセフティー(バント)をしたり、どんな形でもいいと思っていた。あまりバッティング的には良くなかったですけど(バットを)内から出せたかなと思います」と振り返ったが、直後の自分のプレーを戒めた。

  1点差に迫られており、少しでもリードを広げたい場面。しかし、続く福留の打席で 1塁への帰塁が遅れた近本はプロ初のけん制死となり、ベンチのチャンスメークの思惑をフイにした。「自分の中で走るタイミングをうかがっていた。(アウトになり)チームにも迷惑をかけてしまいました」。苦い残像から悔しげな表情で述懐した。

  6回に中前打を放った近本光司外野手。この日 2安打でついにリーチ=横浜スタジアム

 ただ、積み重ねた 135安打の事実は消えない。球団新人では98年坪井に並ぶ「歴代2位」の数字。DeNA打撃コーチを務める「先輩」の前で刻んだ。今回の遠征前には「 1本でチームが勝つために 2本、 3本と打てるように」と語り、その意欲をしっかり形にした。サヨナラ負けとあって「今日は負けたので、気持ちを切り替えてやっていきます」と表情は最後まで晴れなかった。新人ながら「1、2番」で引っ張ってきたシーズンも残り19試合。逆転での「クライマックスシリーズ進出」を懸け、近本は変わらぬ姿勢で戦い抜く。

  6回表阪神二死 1塁、近本光司外野手は中前打を放ちガッツポーズ=横浜スタジアム

 D1位・近本が得意の横浜で 2安打を重ね、今季「135安打」。球団の「新人安打記録」で、いまは相手ベンチに打撃コーチとして座る「2位」の坪井智哉(1998年)に並び、「1位」の高山俊(2016年)の「136」に、王手をかけた。

 「(明日から)気持ちを切り替えてやっていきます」

 自身のミスと敗戦に悔しさを押し殺した。 6回に中前打を放ち、 5- 4の 8回は先頭で遊撃内野安打。しかし左腕・石田の微妙なけん制にタッチアウト…。「走るタイミングをうかがっていた。いいけん制だったけど、チームに迷惑をかけて申し訳ない」。直後にジョンソンが同点被弾しただけに、悔しさも倍増だ。

 マルチ安打も「37度」目で球団新人では坪井の「40」に迫る。まずは、 5日。勝利に直結するヒットで、球団史に名を刻む。

▽近本に並ばれたDeNA・坪井智哉打撃コーチ

 「これからもドンドン抜いていってもらいたいです」

 

  4回表阪神二死 2、 3塁、適時打を放った秋山拓巳投手。投手井納翔一=横浜スタジアム

 阪神先発の秋山拓巳投手は投げては 6回途中 5安打 4失点(自責 3)、打っては今季初適時打を放った。

 初回からコーナーを丁寧に突き、 3回まで打者 9人を完璧に抑える立ち上がり。ここまで 3試合バッテリーを組んで「2勝」と好相性の原口と息を合わせた。 4点リードの 4回にロペスにソロを被弾。 6回も相手打線につかまった。先頭の中井に右前打を許すと、続くソトへカウント 3- 0からの 4球目、外角への変化球を右中間席に運ばれた。 2点差とされ、ロペスを北條の失策で出塁させたところで無念の降板。「2番手」島本に譲った。 6回途中、78球で試合は作ったが、反省も残るマウンドとなった。

  5回裏DeNA二死 1塁、大和内野手の投ゴロを好捕した秋山拓巳投手=横浜スタジアム

 「点を取ってくれた後に点を取られてしまい、課題としてきた長いイニングを投げることができず悔しい投球となりました。次回は長いイニングを投げられるように、取り組んでいきたいと思います」

 ベンチに下がった後は気持ちを切り替え、最前列で声を出した。

 バットでは自身を助ける快音を響かせた。 4回に 2点を先制してなおも二死 2、 3塁の第2打席。相手先発井納を捉えた。カウント 1- 2からの 4球目。スライダーに食らいつき、しぶとく中前へ運んだ。「今季初打点」となる適時打で、追加点をもたらした。愛媛・西条高時代は「伊予ゴジラ」と呼ばれ、「高校通算48本塁打」を記録。勝負強い一打でも存在感は示した。

  6回裏を終え、島本浩也投手(手前)を笑顔で迎える秋山拓巳投手=横浜スタジアム

 

※ 9月 5日の予告先発は、DeNA・大貫晋一投手(25)ー阪神・青柳晃洋投手(25)です。

 

 横浜に負けるとは…。逆転負けの屈辱を跳ね返し て、全員野球でファン皆が待ち望む二文字に向かって、全員で力を合わせて進め!

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!   

 

 2018年の悔しい結果を 打ち破 るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状 況でも「オレ がやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思 いをスローガンと して表現しています。

※このスローガン・デザ インは 2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。

 

 2019年 公式戦 順位表

 

 2019年 公式戦 日程と 結果 (08月)

 

 2019年 公式戦 日程と 結果 (09月)

 

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