●阪神は 2点リードの 3回に高山俊外野手(26)の「3号3ラン」など 4長短打と 4四球などで 5点を追加した。広島は 3回に小園海斗内野手(19=報徳学園高校)の「3号ソロ」で反撃。広島は 4回に長野久義外野手(34=巨人)の適時打で 1点を返したが、 5回無死 1、 2塁の好機では西川龍馬外野手(24)が併殺打、菊池涼介内野手(29)が三振に倒れた。阪神打線がソラーテショックを払拭(ふっしょく)する、先発野手全員安打の猛攻を見せた。初回、先頭木浪聖也内野手(25=ホンダ=亜細亜大學OB)が 8球ファウルで粘った後に14球目を中前安打。一死から「3番」福留孝介外野手(42)の右越え適時 2塁打で先制した。 2回にも木浪の適時打で追加点を挙げると、 3回のビッグイニングで流れをガッチリとたぐり寄せた。四球と安打で一死 1、 3塁。「6番」高山俊外野手(26)が先発薮田和樹投手(27=亜細亜大學OB)の直球を完璧に捉え、右中間席へ運ぶ「3号3ラン」。この回、「2番」近本光司外野手(24=大阪ガス)にも 2点打が飛び出し、打者11人 5得点の攻勢で試合を決定づけた。試合前の時点で残り17戦で「17勝」が「CS進出」確定に必要な状況だった。矢野燿大監督(50)は、総力戦の構えを示した。新助っ人の力は借りずとも、シーズンを戦ってきた戦力で広島をとらえてみせる。
●福留孝介外野手が先制の 2塁打を放った。福留が 1回一死 1塁から「右越えへ先制の適時2塁打」。「NPB通算393本」目の 2塁打で、谷繁元信氏(48=元横浜、中日)と並び「歴代16位タイ」。現役では最多だ。初回、「1番」木浪が追い込まれてから 8球ファウルで粘り、14球目を中前安打で出塁。一死後、「3番」福留が広島先発薮田の真ん中直球を右翼越えの 2塁打とし木浪が 1塁から一気に生還、先制に成功した。阪神は逆転でのCSに向け、「3位」広島を「3.5」差で追う。チーム最年長の一打で、大事な直接対決第 2ラウンドの先手を奪った。
●木浪聖也内野手(25)が追加点をもたらした。 1点リードの 2回二死 1、 2塁。「1番」木浪は先発薮田の低めカーブをすくい上げ、右翼フェンス直撃の適時打。リードを 2点に広げた。前日 6日の同カードは 4打数無安打に終わり、連続試合安打は「13」でストップ。同期近本の持つ球団「新人の連続安打記録更新」はならなかった。一夜明けたこの日は、初回の第 1打席で 8球粘った上に14球目を中前安打。 2打席連続安打で早くもマルチ安打となった。 1回の「かえる男」が 2回には「かえす男」に。二死 1、 2塁から貴重な追加点となる右越え適時打で今季「27度目のマルチ安打」。 虎新人最長タイまで伸ばした「13戦連続安打」は前夜( 6日)に途切れた。が、元気一杯再スタートだ。
●高山俊外野手が豪快な「3ラン」で追加点を挙げた。 2点リードの 3回一死 1、 3塁。カウント 2- 1からの 4球目、真ん中 145キロ直球を完璧に捉えた。打球は逆風を切り裂き、右中間席に飛び込む「3号3ラン」。広島を一気に突き放す貴重な 1発となった。この回、「2番」近本にも 2点適時打が飛び出し、打者11人で一挙 5得点。 3回まで毎回得点で、先発西勇輝投手(28=オリックス)に大量援護をプレゼントした。高山俊外野手が 3回に「3号3ラン」。「3位」広島との直接対決に完勝し、再び「2.5ゲーム」差に迫った。本塁打を放てば今季「3戦全勝」(昨季からは「4連勝」)。「3位」広島との直接対決で、「2.5ゲーム」差に戻した。前日 6日、 1軍に昇格するはずだったヤンハービス・ソラーテ内野手(32)が「モチベーションが上がらない」と球場入りして即、帰阪。解雇が確実となった。「CS争い」に水を差されるような“事件”だったが、もがき苦しんだ2016年の「新人王」にとっては今が大事だった。食うか食われるかがプロの世界。もう、独り立ちしなければいけない。今季10度目の先発野手全員安打。虎将は力を込める。残り16試合。 8日、負ければ「自力CS進出」の可能性が消滅する。高山も虎も気力を振り絞る。もう、止まらない。
●近本光司外野手が 3回に中前適時打を放ち、「6試合連続安打」をマークした。今季「140安打」で、「新人安打記録」は「リーグ3位」の98年高橋由伸氏(巨人=44=現・読売ジャイアンツ球団特別顧問、野球解説者、野球評論家)に並んだが表情を引き締めた。残り16試合。リーグ記録である58年長嶋茂雄氏(巨人=83=現・読売ジャイアンツ終身名誉監督。日本プロ野球名球会顧問)「153安打」の“ミスター超え”なるか注目される。
●西勇輝投手(28)が、かわいい後輩の涙に燃えた。大粒の汗を拭い、真っ赤に染まったマツダの真ん中で懸命に腕を振った。西がチームトップタイの「7勝」目。広島打線相手に打たせてとる投球で、 8回 11安打 3失点。3併殺を奪うなど持ち味を発揮し、チームトップタイの「7勝」目を挙げた。前夜は高橋遥人投手(23=亜細亜大學OB)が 4回 6失点で降板。ベンチでは目を赤くする姿があった。普段から西は高橋遥ら若手投手に助言を惜しまず、自身も活躍に影響を受ける存在。そんな後輩の涙に燃えないはずがなかった。この日の最高気温は32度超、暑さで何度か足がつる場面もあった。熱い太陽が照りつけるデーゲーム。また互いに切磋琢磨(せっさたくま)していく。多彩な変化球の原点は海の向こうのレジェンドだった。まだ指が短く、握力も未熟だった三重・菰野高 1年時。初めて本格的に覚えた変化球がスライダーだった。たくさんの名投手の変化球が図解されたバイブル本を買い、隅から隅まで熟読。自分でも投げられそうな球がなかなか見つからない中、唯一しっくりきたのが、「メジャー通算303勝」のランディ・ジョンソン投手(55=元ダイヤモンドバックスなど)の握りだった。あの頃のたゆまぬ努力は必ず、今につながっているはずだ。虎でのルーキーイヤーも大詰め。気迫の投球でチームを鼓舞する。
●原口文仁捕手(27)が、今季限りで現役引退する広島赤松真人外野手(37)に感謝の気持ちを語った。原口は昨年末に大腸がんと診断され、今年 1月末に公表。自身も胃がんから復帰した赤松から、その際に、できる限りのサポートを約束されていた。原口は当時を思い出し感謝の気持ちが尽きなかった。原口は懸命にリハビリに励み、 6月上旬に 1軍復帰。気持ちを新たにしていた。
● 6日広島戦での 1軍再昇格に備えてマツダスタジアムに入りながら「モチベーションが上がらない」との理由で“職務放棄”し、帰阪したヤンハービス・ソラーテ内野手は騒動から一夜明けた 7日、鳴尾浜球場での残留組練習に姿を現さなかった。ソラーテはユニホームを着用してチームとともに球場入りしたが、矢野監督らと話し合った後、グラウンドに姿を見せないまま試合前に広島を離れた。 5日DeNA戦(横浜)後に昇格方針が決まり、 6日午前に鳴尾浜で荷物をまとめて移動したがとんぼ返りとなった。来日デビューとなった 7月26日の巨人戦で「勝ち越し2ラン」を放つなど当初は「メジャー通算75本塁打」の実力を発揮したが、次第に調子を下げ、拙守もあって出場機会が減った。出場20試合で「打率1割8分8厘、4本塁打、9打点」で、 8月19日に出場選手登録を抹消されていた。谷本修球団副社長兼本部長(54)はすぐに動いた。シーズン途中で解雇させることを決めた。断罪し、厳しく対処した。
記事をまとめてみました。
<広島 3- 7阪神>◇第23回戦◇阪神12勝11敗 0分◇ 7日◇Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島(通称:「マツダスタジアム」)
阪神は 2点リードの 3回に高山の「3号3ラン」など 4長短打と 4四球などで 5点を追加した。広島は 3回に小園の「3号ソロ」で反撃。
広島は 4回に長野の適時打で 1点を返したが、 5回無死 1、 2塁の好機では西川が併殺打、菊池涼が三振に倒れた。
阪神が先発野手全員安打で快勝。西は「7勝」目。広島は 8回に松山の適時打で 1点を返すも、序盤の 7失点が響いた。薮田は「2敗」目。
藤川球児投手(左)からウイニングボールを受け取った西勇輝投手=マツダスタジアム
阪神打線がソラーテショックを払拭(ふっしょく)する、先発野手全員安打の猛攻を見せた。
初回、先頭木浪が 8球ファウルで粘った後に14球目を中前安打。一死から「3番」福留の右越え適時 2塁打で先制した。 2回にも木浪の適時打で追加点を挙げると、 3回のビッグイニングで流れをガッチリとたぐり寄せた。四球と安打で一死 1、 3塁。「6番」高山が先発薮田の直球を完璧に捉え、右中間席へ運ぶ「3号3ラン」。この回、「2番」近本にも 2点打が飛び出し、打者11人 5得点の攻勢で試合を決定づけた。
1回表阪神一死 1塁、右越えの「先制適時2塁打」を放った福留孝介外野手=マツダスタジアム
試合前の時点で残り17戦で「17勝」が「CS進出」確定に必要な状況だった。自力で「CS進出」を決めるには瀬戸際で踏みとどまり、勝利を重ねることが不可欠。そんなタイトな局面で、 2試合ぶりの先発野手全員安打で12安打 7得点。 8日の第 3戦に向け、矢野監督は「今日、みんなで( 1勝を)取れた。本当に総力戦で。明日、うちはもういくしかないんでね。思い切って、全員でいこうかなと思います」と、総力戦の構えを示した。新助っ人の力は借りずとも、シーズンを戦ってきた戦力で広島をとらえてみせる。
3回表阪神一死 1、 3塁、高山俊外野手は右中間に「3点本塁打」を放ち、ナインと笑顔でタッチする=マツダスタジアム
▽高山俊外野手( 3回に「3号3ラン」を放つも、 5打数 1安打に終わり)
「(本塁打は)甲子園だったらただのヒット。(自分は)ホームランバッターではないので、あの 1本で終わっているというのは 100点満点でいう 0点です」
1回表阪神一死一塁、福留孝介外野手は右中間へ「先制適時2塁打」を放った=マツダスタジアム
福留孝介外野手が先制の 2塁打を放った。
初回、「1番」木浪が追い込まれてから 8球ファウルで粘り、14球目を中前安打で出塁。一死後、「3番」福留が広島先発薮田の真ん中直球を右翼越えの 2塁打とし木浪が 1塁から一気に生還、先制に成功した。福留は「木浪が良い形で塁に出たので、チャンスを広げようと思っていました。初回から先制できて良かったです」と振り返った。
阪神は逆転でのCSに向け、「3位」広島を「3.5」差で追う。チーム最年長の一打で、大事な直接対決第 2ラウンドの先手を奪った。
1回表阪神一死 1塁、右越えの「先制適時2塁打」を放ち、 1塁を蹴る福留孝介外野手=マツダスタジアム
福留が 1回一死 1塁から「右越えへ先制の適時2塁打」。「NPB通算393本」目の 2塁打で、谷繁元信(元横浜、中日)と並び「歴代16位タイ」。現役では最多だ。虎の上空を漂う暗雲をひと振りで吹き飛ばした。「きのうのこともあったし、 1回から点が取れてよかった。あんまり先のことは考えず、目の前の 1つ 1つという気持ちでいけば、その先にCSも見えてくる」。ベテランの言葉は重みも、説得力もある。
2回表阪神二死 1、 2塁、木浪聖也内野手は右翼線へ適時打を放った=マツダスタジアム
木浪聖也内野手が追加点をもたらした。
1点リードの 2回二死 1、 2塁。「1番」木浪は先発薮田の低めカーブをすくい上げ、右翼フェンス直撃の適時打。リードを 2点に広げた。
「昨日打てなかった悔しさがあったので、絶対にやり返してやろうと思っていました。まだ序盤なので、もっと打てるように頑張ります」
2回表阪神二死 1、 2塁、右への適時打を放った木浪聖也内野手は 1塁をまわったところで滑ってしまう=マツダスタジアム
前日 6日の同カードは 4打数無安打に終わり、連続試合安打は「13」でストップ。同期近本の持つ球団「新人の連続安打記録更新」はならなかった。
一夜明けたこの日は、初回の第 1打席で 8球粘った上に14球目を中前安打。 2打席連続安打で早くもマルチ安打となった。
2回表阪神二死 1、 2塁、右への適時打を放った木浪聖也は 1塁をまわったところで滑ってしまう。
2回表阪神二死 1、 2塁、右への適時打を放った木浪聖也内野手は 1塁をまわったところで滑ってしまう=マツダスタジアム
ファウル、ファウル、またファウル。プレーボール直後の“ファウルショー”が、崖っぷちの虎に勇気とパワーをもたらした。主役は木浪。「1番打者」が粘って粘って14球目を中前打。カープ先発薮田はガックリだ。一死後、福留の「右越え2塁打」で一気に先制のホームを踏んだ。
「絶対に初回から出てやるという気持ちが強かったので、ああやって粘って球数を費やさせて塁に出られたのはよかったです」
1回の「かえる男」が 2回には「かえす男」に。二死 1、 2塁から貴重な追加点となる右越え適時打で今季「27度目のマルチ安打」。虎新人最長タイまで伸ばした「13戦連続安打」は前夜( 6日)に途切れた。が、元気一杯再スタートだ。
1回先頭、木浪聖也内野手が粘りに粘って、中前に弾き返した=マツダスタジアム
「きょうは何としても勝つという声がチームの中でもあったので。あしたが大事になると思うので、あした勝つために自分ができることを一生懸命やるだけです」
ルーキーが試合を重ねるごとに、「1番打者」らしくなっている。
■木浪聖也内野手について濱中治打撃コーチ
「「粘って粘って、ああいうヒットはチームも勢いに乗る。(木浪)聖也の一打で勢いをつけてくれたし、あれでいけるかなという雰囲気になった」
3回表阪神一死 1、 3塁、右中間へ「3点本塁打」を放った高山俊外野手=マツダスタジアム
高山俊外野手が豪快な「3ラン」で追加点を挙げた。
2点リードの 3回一死 1、 3塁。カウント 2- 1からの 4球目、真ん中 145キロ直球を完璧に捉えた。打球は逆風を切り裂き、右中間席に飛び込む「3号3ラン」。高山は「チャンスだったので、なんとかランナーを返したいと思っていました。積極的にスイングしにいった結果、甘い球を逃さずに打つことができました」。広島を一気に突き放す貴重な 1発となった。
この回、「2番」近本にも 2点適時打が飛び出し、打者11人で一挙 5得点。 3回まで毎回得点で、先発西に大量援護をプレゼントした。
3回、高山俊外野手が右越えに「3ラン」。ソラーテ騒動を吹き飛ばすワンサイドゲームにした=マツダスタジアム
打つしかない! 勝つしかない! 高山俊外野手が 3回に「3号3ラン」。「3位」広島との直接対決に完勝し、再び「2.5ゲーム」差に迫った。前日 6日に「モチベーションが上がらない」と 1軍昇格前に帰阪したヤンハービス・ソラーテ内野手(32)の解雇が確実に-。お騒がせ助っ人はもうゴメン! ここからは、若虎たちがやりまっせ!
捕まえた鯉の尻尾は、もう離さない。前代未聞のソラーテ騒動から一夜明け、虎は揺らがなかった。「3位」という赤い壁をブチ破ろうと、高山が豪快に右翼席にほうり込んだ。意識もモチベーションも高い。クールな表情ながら、バチバチと自らにムチを入れていた。
「積極的にスイングしにいった結果、甘い球を逃さずに打つことができました。(広く、浜風がある)甲子園だったら、ただのヒットでした」
2- 0の 3回一死 1、 3塁。内角に入ってきた薮田の 145ロ直球を振り抜いた。 8月21日のDeNA戦(京セラ)以来の「3号3ラン」。本塁打を放てば今季「3戦全勝」(昨季からは「4連勝」)。「3位」広島との直接対決で、「2.5ゲーム」差に戻した。
「チャンスだったので、何とかランナーをかえしたいと思っていました」
3回表阪神一死 1、 3塁、右中間へ「3点本塁打」を放ち出迎えを受ける高山俊外野手=マツダスタジアム
前日 6日、 1軍に昇格するはずだったソラーテが「モチベーションが上がらない」と球場入りして即、帰阪。解雇が確実となった。「CS争い」に水を差されるような“事件”だったが、もがき苦しんだ2016年の「新人王」にとっては今が大事だった。
「ホームランバッターじゃないので、あの 1本で終わるというのは…。 100点満点でいうと、 0点です」
矢野監督も「あの後を打ってほしい」と厳しかった。 7- 3の 9回無死 1、 3塁で浅い右飛に倒れるなど、他の 4打席では凡退。「プロ通算18発」。求められるのは放物線だけじゃない。ヒットであり、四球であり、とにかく塁に出ること。この粘っこさを見せてほしい。今の虎に必要だった。
食うか食われるかがプロの世界。もう、独り立ちしなければいけない。
先日、掛布オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザーの今季限りでの退団が発表された。忘れられない言葉がある。16年 6月。内角攻めなどでプロの壁にぶち当たり、 1軍に帯同しながら、当時 2軍監督だった掛布氏の下へ派遣されたときのことだった。
「数字が残っていないのに、なんで僕は 1軍にいるんでしょうか?」
高山俊外野手(左)を迎える矢野燿大監督。笑顔が戻った=マツダスタジアム
そう質問すると「お前は『ドラフト1位』。特別なんだから」と諭されたという。「D6位」から上り詰めた掛布氏だからこそのメッセージだった。今も昔も共通しているのは重圧に勝てたものが生き残るということ。結果がすべてだ。新人球団記録だった「シーズン136安打」も近本に抜かれた。強い柱になることが掛布氏に対しての恩返しになる。
今季10度目の先発野手全員安打。虎将は「本当に総力戦で。あした、うちはもう、行くしかないんでね。思い切って全員で行こうかな」と力を込める。残り16試合。 8日、負ければ「自力CS進出」の可能性が消滅する。高山も虎も気力を振り絞る。もう、止まらない。
◇データBOX◇
◎…高山が「今季3号」。本塁打を打てば昨年 6月12日の北海道日本ハム戦(札幌ドーム)からチームは「4連勝」。
◎…阪神の先発野手全員安打は 9月 5日のDeNA戦(横浜)以来、今季10度目。今季の先発全員安打は 8月10日の広島戦(京セラ)の 1度のみ。
3回表阪神二死満塁、近本光司外野手は中前適時打を放った=マツダスタジアム
近本光司外野手が 3回に中前適時打を放ち、「6試合連続安打」をマークした。
今季「140安打」で、「新人安打記録」は「リーグ3位」の98年高橋由伸(巨人)に並んだが「(記録は)意識していない。 1日 1本、いいところで打つこと」と表情を引き締めた。
残り16試合。リーグ記録である58年長嶋茂雄(巨人)「153安打」の“ミスター超え”なるか注目される。
3回表阪神二死満塁、近本光司外野手は中前適時打を放った=マツダスタジアム
「D1位・近本」が17打席ぶりに得点圏で快音。 3回二死満塁で打席に入ると、中前への 2点打でリードを広げた。得点圏での安打は 8月10日の広島戦(マツダ)以来。「いいところで 1本、毎試合 1本という気持ち。何とか打ちたいという意識で打席に入った」。今季「140安打」目で1998年の高橋由伸(巨人)に並び、新人では「リーグ3位」。58年に長嶋茂雄(巨人)が残した「セ・リーグ新人記録の153安打」も視界にとらえている。
※福留、逆転CSへ先制2塁打!木浪フェン直の追加点打!高山豪快3ラン一発でコイ倒2.5差再び!-2に続く!