●阪神は 1日、今季限りで引退のメッセンジャーが帰国の途に就いたと発表した。今後の登板予定がないため離日となった。チームはエールを送った。
●西勇輝投手(28)ら先発陣が 1日、甲子園で投手指名練習に参加して汗を流した。チームは土壇場からの｢６連勝｣で大逆転での｢ＣＳ進出｣を決め、 5日から｢クライマックスシリーズ(ＣＧ)ファーストステージ｣で｢２位｣ＤｅＮＡとの 3連戦(横浜)に挑む。キャッチボールやダッシュなどで調整を行った西はチームの上昇ムードを実感。自身も 9月21日広島戦(甲子園)、同28日ＤｅＮＡ戦(横浜)で連勝し、｢６連勝｣に大きく貢献した。この日、同じく練習に参加した青柳晃洋投手(25)や高橋遥人投手(23＝亜細亜大學ＯＢ)ら若手の良き手本となっているエースは｢今は先発で、良い意味で先頭に立てていると思う。気持ち的にも引っ張っていくという気持ちが強い｣と力を込めた。
●｢ＣＳ第３戦｣先発が有力視される高橋遥人投手が、先輩投手陣に続く力投を誓った。自身は 8月23日ヤクルト戦で｢３勝｣目を挙げたあと｢４連敗｣を喫した。
●西勇輝投手が 1日、甲子園での投手指名練習に参加して、｢クライマックスシリーズ(ＣＳ)｣を突破しての｢下克上Ｖ｣へ気合を入れた。右腕は 5日のＤｅＮＡとの｢ファーストステージ第１戦(横浜)｣に先発する見込み。自身は2014年以来 5年ぶりとなるＣＳの舞台で、虎投の大黒柱としてチームを勝利へ導く。最高気温が32度まで上昇した甲子園で、｢ＣＳ突破｣へ闘志を燃やした。初戦を任される見込みの西が、｢リーグ３位｣からの下克上へ力を込めた。第 1の壁をクリアするイメージはできている。ＤｅＮＡ戦は今季 4試合で｢１勝１敗｣ながら、｢防御率１．８８｣の好相性。今季最終登板となった 9月28日(横浜)でも 5回 4安打無失点で｢１０勝｣目を挙げ、｢ＣＳ進出｣へ連勝のバトンをつないだ。下克上の道は西から！ 西勇輝投手が 5日に開幕するＤｅＮＡとの｢クライマックスシリーズ(ＣＳ)ファーストステージ｣第 1戦(横浜)に先発することが 1日、決定的となった。ＦＡ移籍 1年目でチームトップの｢１０勝｣。大逆転で｢ＣＳ進出｣を決めた最終盤の｢６連勝｣でも自身｢２連勝｣とエースの役割を果たした。盤石の救援陣と勢いそのまま、ポストシーズンを駆け抜ける。後ろにはリーグトップの防御率を残した盤石の救援陣が控える。西も信頼を置く。西は巨人とのセカンドステージも見据えイニングを食う覚悟だ。背番号｢１６｣を先頭に、勝負の東上だ。初戦突破、そしてその先の｢日本一｣へ。今季限りでの退団を表明している鳥谷敬内野手(38)と戦える、残り少ない期間でもある。この仲間と一日でも長く戦うために、腕を振る。
●阪神藤原崇起球団オーナー(67＝電鉄本社会長)が｢ＣＳ出場｣を決めたチームを改めて激励した。大阪市内で突破を熱望。最終戦で広島を逆転しての｢Ａクラス入り｣に成長を感じ取っていた。大逆転で｢クライマックスシリーズ(ＣＳ)ファーストステージ出場｣を決めたチームへエール。一戦必勝の“相撲魂”を説き、下克上での｢日本一｣に期待を寄せた。土俵際で踏ん張って、切符を手に入れた。“優勝”への挑戦権をつかんだ以上、あとは全力で白星を並べるだけだ。短くも熱い戦いは、日本が誇る国技にも通ずる。｢日本一｣という言葉に反応した藤原オーナーは、一戦必勝での下克上を強く願った。オーナー就任 1年目は｢６９勝６８敗６分け｣。自身も観戦した 9月30日、中日との今季最終戦(甲子園)で勝利し、｢６連勝フィニッシュ｣。まさに土俵際から一気に寄り返して｢ＣＳ出場｣を決めた。矢野燿大監督(50)は試合後格上アイルランドを撃破した桜のフィフティーンを引き合いに出していたが、総帥は大相撲だ。流れる熱い血が言葉となり、力強いエールへと変わる。平等にチャンスはある。巨人にもＤｅＮＡにも、そして虎にも。がっぷり四つに上位と組み合い、押し切る。その先に｢日本一｣がある。
記事をまとめてみました。
阪神は 1日、今季限りで引退のメッセンジャーが帰国の途に就いたと発表した。
ランディ・メッセンジャー投手＝阪神甲子園球場 (2019年 9月29日撮影)
今季限りで現役を引退したランディ・メッセンジャー投手が米国へ帰国の途に就いた。引退試合となった 9月29日の中日戦(甲子園)で登板。
今後の登板予定がないため離日となった。チームは｢劇的な６連勝でＣＳ進出｣が決定。メッセンジャーは球団を通じて日本語で｢タイガースファン、本当にありがとうね。チームメート、ＣＳ、頑張れ！｣とエールを送った。
投手指名練習で力強く投げ込む西勇輝投手＝阪神甲子園球場
西勇輝投手(28)ら先発陣が 1日、甲子園で投手指名練習に参加して汗を流した。
チームは土壇場からの｢６連勝｣で大逆転での｢ＣＳ進出｣を決め、 5日から｢クライマックスシリーズ(ＣＧ)ファーストステージ｣で｢２位｣ＤｅＮＡとの 3連戦(横浜)に挑む。
キャッチボールやダッシュなどで調整を行った西は｢今、勢いあると思う｣とチームの上昇ムードを実感。自身も 9月21日広島戦(甲子園)、同28日ＤｅＮＡ戦(横浜)で連勝し、｢６連勝｣に大きく貢献した。
投手指名練習で投げ込む高橋遥人投手＝阪神甲子園球場
同 6試合の中では先発陣とリーグトップの防御率を残した救援陣によって、｢４２イニング連続無失点( 2リーグ制以降球団最多)｣も記録。右腕は｢『６連勝』した時『１点取れば勝てる』みたいな中継ぎの安定感は、 1年間を通してものすごい素晴らしいと思いました。先発陣からしたらすごい頼もしかった｣と感謝した。
この日、同じく練習に参加した青柳や高橋遥ら若手の良き手本となっているエースは｢今は先発で、良い意味で先頭に立てていると思う。気持ち的にも引っ張っていくという気持ちが強い｣と力を込めた。｢まずは横浜戦を無事に勝って、東京(｢１位｣巨人戦)に行けるように。チーム一丸となって、みんなと 1日でも長く2019年をやっていければ良いなと思います｣と意気込んだ。
投手指名練習で投げ込む高橋遥人投手＝阪神甲子園球場
｢ＣＳ第３戦｣先発が有力視される高橋遥人投手が、先輩投手陣に続く力投を誓った。甲子園で汗を流し｢思いきっていきたいなと思います｣と気合。 1つの負けが終戦につながるシーズン最終盤で好投した西や青柳らを｢かっこいいなと思って見ていました｣。
自身は 8月23日ヤクルト戦で｢３勝｣目を挙げたあと｢４連敗｣を喫した。｢ 9月の一番大事な時期で勝てなかった。(ＣＳの)出番が来たら打たれた時のことを生かして投げられたら｣と引き締めた。
投手指名練習で笑顔の高橋遥人投手(左)と望月惇志投手＝阪神甲子園球場
下克上の道は西から！ 西勇輝投手が 5日に開幕するＤｅＮＡとの｢クライマックスシリーズ(ＣＳ)ファーストステージ｣第 1戦(横浜)に先発することが 1日、決定的となった。
ＦＡ移籍 1年目でチームトップの｢１０勝｣。大逆転で｢ＣＳ進出｣を決めた最終盤の6連勝でも自身｢２連勝｣とエースの役割を果たした。｢頼もしい｣と語る盤石の救援陣と勢いそのまま、ポストシーズンを駆け抜ける。
◇ ◇ ◇
｢今、勢いあると思う｣ 額に汗を浮かべ、西は上向くチーム状況を表した。｢奇跡のＣＳ進出｣決定から一夜明け、甲子園で投手指名練習に参加。キャッチボールなどで汗を流した。
甲子園で遠投し調整する西勇輝投手＝阪神甲子園球場
エースとして、下克上への先陣を切る。ＣＳ登板はオリックス時代の14年に 1度経験も｢あの頃は立場が違う。おんぶに抱っこだった｣と振り返る。当時は日本ハムとのファーストステージで金子、ディクソンに次ぐ 3戦目の先発だった。
｢今は先発(陣の中)で、良い意味で先頭に立てていると思う。気持ち的にも、引っ張っていくというのが強い。初戦、 2戦目と連続で勝てるように。しっかりやっていければ｣
その言葉からはＣＳ開幕投手の自覚がにじんだ。ＦＡ移籍 1年目の今季は｢チーム最多１０勝｣。投球回数も自身最長の 172回 1/3を投げるなど、先発陣の柱を担った。同じく練習に参加した青柳や高橋遥ら後輩にもアドバイスを送り、精神的支柱にもなっている。
投手指名練習でリラックスした表情の西勇輝投手＝阪神甲子園球場
予行もバッチリ済ませた。結果的に“前哨戦”となった 9月28日ＤｅＮＡ戦(横浜)。エース今永と投げ合い、 5回 4安打無失点で勝利を呼び込んだ。今季同カードは 4戦に先発し、｢防御率１．８８｣。リーグ戦で最も抑え込んだ相手だ。｢横浜スタジアムも前回、良い勝ち方をしている｣と良いイメージを残している。
後ろにはリーグトップの防御率を残した盤石の救援陣が控える。西も｢６連勝した時に『1点取れば勝てる』みたいな中継ぎの安定感。 1年間を通して、ものすごく素晴らしいと思った｣と頼りにする。第 2戦の先発が予想される青柳も｢初回から 1人、 1人いけるところまで。チームが勝てば、全てが正義｣と信頼を置く。西は巨人とのセカンドステージも見据え「(救援陣に)余力を残してもらえれば｣とイニングを食う覚悟だ。｢まずは横浜戦を勝って東京に行けるように、チーム一丸となって。みんなと 1日でも長く、2019年をやっていければ｣。背番号｢１６｣を先頭に、勝負の東上だ。
西勇輝投手は甲子園で汗を流す。ＣＳファーストステージ初戦の先発が濃厚だ＝阪神甲子園球場
行くぞ、｢日本一｣！ 西勇輝投手が 1日、甲子園での投手指名練習に参加して、｢クライマックスシリーズ(ＣＳ)｣を突破しての｢下克上Ｖ｣へ気合を入れた。右腕は 5日のＤｅＮＡとの｢ファーストステージ第１戦(横浜)｣に先発する見込み。自身は2014年以来 5年ぶりとなるＣＳの舞台で、虎投の大黒柱としてチームを勝利へ導く。
最高気温が32度まで上昇した甲子園で、｢ＣＳ突破｣へ闘志を燃やした。初戦を任される見込みの西が、｢リーグ３位｣からの下克上へ力を込めた。
｢やるからには『３位』から『優勝』へ行けるチャンスなので。とにかくまずは横浜戦を無事に勝って東京に行けるように。チーム一丸となってやっていければいいと思います｣
第 1の壁をクリアするイメージはできている。ＤｅＮＡ戦は今季 4試合で｢１勝１敗｣ながら、｢防御率１．８８｣の好相性。今季最終登板となった 9月28日(横浜)でも 5回 4安打無失点で｢１０勝｣目を挙げ、｢ＣＳ進出｣へ連勝のバトンをつないだ。「横浜スタジアムはすごく前回、いい勝ち方をしている。引き続き、行かせてもらうだけかなと思います｣と冷静に見据えた。
西勇輝投手はオリックス時代の2014年にＣＳで登板。経験者として若手を引っ張る＝京セラドーム大阪
自身 5年ぶりに挑む短期決戦だ。ＣＳの登板はオリックスに在籍していた2014年10月14日の｢ファーストステージ第 3戦・日本ハム戦(京セラ)｣以来。当時は 5回 1/3を 6安打 1失点と先発の役割を果たしたが、試合は 1－ 2で負け、｢ファイナルステージ進出｣はならなかった。
｢あの頃は(先輩に)おんぶにだっこで、立場が違った。今は先発で、いい意味で先頭に立てていると思う。気持ち的にも引っ張っていくというのが強いです｣
悔しい経験も生かして今度こそ勝ち上がる。最終戦から一夜明けたこの日は甲子園での投手指名練習に参加。青柳、高橋遥、望月と汗を流した。若く、ＣＳ登板経験がない先発陣が多い虎投の中で、西が精神的支柱となって先陣を切る。
｢みんなと一日でも長く2019年(シーズン)をやっていけるように。いい調整をしていきたいと思います｣
初戦突破、そしてその先の｢日本一｣へ。今季限りでの退団を表明している鳥谷と戦える、残り少ない期間でもある。この仲間と一日でも長く戦うために、腕を振る。
投手指名練習 西勇輝投手＝阪神甲子園球場
★西のクライマックスシリーズ（ＣＳ）登板ＶＴＲ
2014年10月14日、｢１勝１敗｣で迎えた日本ハム戦(京セラ)。先発した当時 6年目の西は 1、 2回を 3者凡退に抑える。その後も四死球や安打を許しながら 5回を無失点に抑えたが、 6回に稲葉に右前にタイムリーを打たれ、ここで｢２番手｣・佐藤達にマウンドを譲った。 5回 1/3を 6安打 6三振 1失点。試合は 9回に平野佳が中田に勝ち越し弾を浴び、 1－ 2で敗れて、｢ファイナルステージ進出｣はならなかった。
◇データＢＯＸ◇
◎…西の今季のＤｅＮＡ戦での｢防御率１．８８｣はセ 5球団相手ではもっとも好成績。横浜スタジアムでは 3試合に登板して｢１勝１敗、防御率２．２５｣。球場別ではマツダスタジアムの｢１．５０｣がもっともよく、横浜はそれに続く数字だった。
◎…阪神が最後にＣＳに出場した2017年(対ＤｅＮＡ)の先発はメッセンジャー、秋山、能見。青柳は登板していない。
阪神藤原崇起球団オーナー(電鉄本社会長)が｢ＣＳ出場｣を決めたチームを改めて激励した。
大阪市内で｢今度は短期決戦だからどうなるか分りませんが、頑張ってもらいたいと思っております。ファンのみなさんの期待に応えられるように｣と突破を熱望。最終戦で広島を逆転しての｢Ａクラス入り｣に｢チームが一体となって成長を遂げてきたということなんでしょう。高校野球はよく、甲子園に来てから成長したと監督さんは言ってらっしゃる。みんながいろんな経験を積んで、強くなるんでしょうな｣と成長を感じ取っていた。
阪神藤原崇起オーナー＝阪神電鉄本社（2018年10月16日撮影）
阪神・藤原崇起オーナーが 1日、大阪市内で取材に応じ、大逆転で｢クライマックスシリーズ(ＣＳ)ファーストステージ出場｣を決めたチームへエール。一戦必勝の“相撲魂”を説き、下克上での｢日本一｣に期待を寄せた。
土俵際で踏ん張って、切符を手に入れた。“優勝”への挑戦権をつかんだ以上、あとは全力で白星を並べるだけだ。短くも熱い戦いは、日本が誇る国技にも通ずる。｢日本一｣という言葉に反応した藤原オーナーは、一戦必勝での下克上を強く願った。
｢お相撲でも、初日は(どの力士も)優勝しようと思って土俵に上がっている。それがなかったら、駄目なんでしょうな。みんなにチャンスがあるわけですから｣
5日に横浜で｢ＣＳファーストステージ｣が開幕する。 9月 8日から行われた秋場所は、関脇御嶽海が｢１２勝３敗｣で並んだ関脇貴景勝との｢優勝決定戦｣を制して｢２度目の優勝｣を飾った。13日目に貴景勝が｢３敗｣目を喫して並んだチャンスを逃さず、白星を並べ続けての｢逆転Ｖ｣。どんな優勝も最初は｢０勝０敗｣から。そして最後まで諦めない姿勢が大事。相撲ファンで知られる総帥は、挑戦者の気持ちが｢なかったら、駄目｣と言い切り、虎戦士たちの背中を押した。
“相撲魂”で挑め。阪神藤原崇起オーナーは｢日本一｣を狙う気持ちで戦え－と大号令
オーナー就任 1年目は｢６９勝６８敗６分け｣。自身も観戦した 9月30日、中日との今季最終戦(甲子園)で勝利し、｢６連勝フィニッシュ｣。まさに土俵際から一気に寄り返して｢ＣＳ出場｣を決めた。矢野監督は試合後｢『ラグビーＷ杯』で日本チームが日本中に大きな感動を与えてくれています｣と格上アイルランドを撃破した桜のフィフティーンを引き合いに出していたが、総帥は大相撲だ。流れる熱い血が言葉となり、力強いエールへと変わる。
｢今度は短期決戦なので、どないなるかわかりませんけど、頑張ってもらいたいと思っております。期待に応えられるように｣
平等にチャンスはある。巨人にもＤｅＮＡにも、そして虎にも。がっぷり四つに上位と組み合い、押し切る。その先に｢日本一｣がある。
“相撲魂”で挑め。阪神藤原崇起オーナーは｢日本一｣を狙う気持ちで戦え－と大号令
阪神・藤原崇起オーナーが 1日、大阪市内で取材に応じ、大逆転で｢クライマックスシリーズ(ＣＳ)ファーストステージ出場を決めたチームへエール。
――波のあるシーズンが終わった
「確信と何やらを持っていったわけではないですけど、そういう意味ではどういうことだったかというのはまたタイガースに聞かなあきませんけど、本当に波が大きな、山、谷のあったシーズンでしたね」
――まだポストシーズンが続く
「とにかくね、きのう（９月３０日）のファンのみなさんが『まだやれ』ということで勝ち残ったので。これからも頑張ってもらいたいと思っております」
――矢野監督はラグビー日本代表のようにと話していた。挑戦者の気持ちを忘れてほしくない
「いろんな経験を積んで、みんな成長していく。終盤にああいうふうなチャンスをつかむということは、チームが一体となって成長を遂げてきたということなんでしょう。みんながみんな、いろんな経験をして、強くなるんでしょうね」
屈辱を跳ね返し て、全員野球でファン皆が待ち望む｢三文字｣に向かって、全員で力を合わせて進め！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
2018年の悔しい結果を 打ち破 るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状 況でも｢オレ がやってやる｣｢オレが決めてやる｣という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思 いをスローガンと して表現しています。
※このスローガン・デザ インは 2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2019年 公式戦 順位表
2019年 公式戦 日程と 結果 (09月)
2019年 ＣＳ日程と 結果 (１0月)
クライマックスシリーズ セリーグ日程
日本シリーズ2019 日程
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