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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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近本15打席ぶり安打、土俵際第3戦突破口開く!糸井が左足首手術無事終了、9日に退院!-1

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巨人は10日、大型の台風19号の関東地方接近に伴い、交通機関の計画運休等が予想されることから、安全を考慮し、10月12日に予定している阪神との「クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第4戦」(東京ドーム)の中止・順延を決めたと発表した。第 4戦は翌13日に順延となり、以降の試合も順次繰り下げて開催する。巨人が初戦から「3連勝」した場合は10月11日の第 3戦で「日本シリーズ進出」が決まるため、第 4戦以降は行われない。

 巨人は一回無死 1、 3塁から丸佳浩外野手(30)の併殺打の間に 1点を先制。阪神先発の高橋遥人投手(23=亜細亜大學OB)は 2回 1失点で「2番手」オネルキ・ガルシア投手(30=中日)にスイッチした。巨人は 4回にアレックス・ゲレーロ外野手(32)の「2ラン」で加点。 5回は丸の犠飛、岡本和真内野手(23)の適時打で 2点を加えた。先発C.C.メルセデス(クリストファー・クリソストモ・メルセデス)投手(25)は 6回まで 3安打無失点。巨人は 8回から大竹寛投手(36)-ルビー・デラロサ投手(30=アリゾナ・ダイヤモンドバックス)と危なげなくつなぎ阪神に連勝。アドバンテージの「1勝」を加え、「日本シリーズ進出」に王手をかけた。巨人メルセデスが「1勝」、阪神高橋遥が「1敗」。完敗だった。投打ともに王者巨人に力負けし、ファイナルステージ敗退の崖っぷちに追い込まれた。「CS史上3連敗」から逆転で「ファイナルステージ突破」したケースは 1度もない。まさに徳俵…。だが、巨人ファンの大歓声が響く 3塁側ベンチ裏スイングルームで矢野燿大監督(50)は努めて前を向いた。意表を突かれたのは島本浩也投手(26)が登板した、 3点ビハインドの 5回だ。一死 1、 2塁で丸への初球。亀井善行外野手(37)と坂本勇人内野手(30)が猛ダッシュ。梅野隆太郎捕手(28)は送球すらできず、不意打ちの重盗を食らった。島本の投球にタイミングを計らず、 1球目から仕掛けてきた。奇襲で 2、 3塁のピンチになり、丸の左犠飛、岡本の右前適時打で 2失点。そつのない攻撃に覇者の強さが出た。 9回は主力の福留孝介外野手(42)が右膝に死球が直撃し、テーピングを巻いて無言で帰路へ。「CSファーストステージ」DeNA戦の 6日に背中、 7日に左足に当たり、またも死球禍に見舞われ、今日11日の出場は不透明な危機に陥った。チームは再び「1敗」も負けられない苦境に追い詰められた。「日本シリーズ」に進む道は「4連勝」だけだ。退路は断たれた。絶体絶命の窮地で底力を試される。阪神の藤原崇起オーナー(67=阪神電鉄会長)は「大逆襲」を予言した。「CSファイナルステージ」第 2戦を東京ドームで観戦。チームは完敗したが、レギュラーシーズンから土壇場でことごとく勝ち上がってきただけに、力を込めた。

阪神が10日、巨人との「クライマックスシリーズ・ファイナルステージ」第 2戦(東京ドーム)で先制点を献上。先発した高橋遥人投手が 1回から崩れた。 1回、先頭の亀井にいきなり右翼線を破る 2塁打。続く坂本勇にも右前打を浴び 1、 3塁。丸の遊ゴロ併殺の間に、走者が生還。 2試合連続で先制を許した。 2回は 1四球を出しながらも無失点としていたが、 3回先頭で自身の打席が回ってきたところで代打が告げられ交代に。「2番手」にはガルシアがマウンドに上がった。高橋遥は 7日のDeNAとの「CSファーストステージ」第 3戦(横浜)で先発しており、中 2日での登板だった。同戦では 3回 1安打無失点と快投。球数は28球に抑えていた。この日の最速は 152キロと思い切って腕を振っていた。矢野監督は注文をつけた。

阪神「4番」ジェフリー・マルテ内野手(28)は 4打数無安打に終わった。初回二死 2塁で投ゴロに倒れるなど、メルセデスらに沈黙。悔しがった。CSの打率は「1割2分5厘」。チームは土俵際に追い込まれたが必死に前を向いた。

2連敗の中、阪神は近本光司外野手(24=大阪ガス)が希望の光となった。第 1戦の「2番」から打順を上げ、「1番中堅」で出場。 1点を追う 3回一死。先発左腕メルセデスに追い込まれたが 3球ファウルで粘り、 8球目の外角直球を左前に運んだ。DeNAとの「CSファーストステージ」第 2戦の第 1打席以来、15打席ぶりの安打。眠っていたバットに久々の快音が響いた。立て続けに足でも見せた。続く「2番」北條史也内野手(25)の打席。計 4度のけん制を受けても、ひるまなかった。 3球目で果敢にスタートを切ると、悠々 2塁を陥れた。復調気配のルーキーが突破口を切り開く。11日は負けられない一戦になる。

今季限りで退団する鳥谷敬内野手は快音を響かせられなかった。 5点を追う 8回二死で代打登場し、大竹の内角直球をとらえられず 3飛に倒れた。東京ドーム全体から大歓声が沸き起こる中で打席に入ったが、敗戦に厳しい表情。11日の第 3戦に敗れればタテジマのラストゲームになる。

アイシングがぐるぐる巻かれた右足を引きずり、険しい表情で球場を後にした。福留が 9回二死でデラロサから。 1塁まで歩くのがやっとで、直後に代走・江越大賀外野手(26)がおくられた。試合後、報道陣の問いかけには言葉を発さなかった。痛々しい姿が、すべてを物語っていた。大得意の東京ドームだった。今季は12試合で「打率0.442(43打数19安打)、3本塁打、7打点」だったが、この日は完全に沈黙した。 1点を追う 3回二死 2塁では投ゴロに倒れるなど好機を生かせず。 3打席凡退で迎えた 9回の 4打席目で“悲劇”に見舞われた。フルカウントからの 6球目、 139キロが右膝付近に直撃。あまりの痛みに苦悶(くもん)の表情を浮かべ、患部をおさえて倒れ込んだ。何とか立ち上がったが、CSでは初の途中交代となった。「日本シリーズ進出」へ、巨人に「王手」をかけられた。後がない。福留の負傷は、あまりにも痛い。

岩貞投手投手(28)がプロ初の連投で 2回 1安打無失点と期待に応えた。 6回から「4番手」で登板。先頭大城卓三捕手(26)に中前打を許すも後続を断った。 7回は「1番」亀井からの上位打線を 3者凡退。前日の好救援に続き、存在感を示した。

阪神の崖っぷちの「ファイナルステージ」第 3戦は、中 4日で青柳晃洋投手(25)が先発する。 6日のDeNAとの「ファーストステージ」第 2戦(横浜)は、 4回 3失点で降板し、チームは「サヨナラ負け」。必勝を期した。

左足親指の爪部分を負傷した西勇輝投手(28=オリックス)が、13日の第 4戦に先発する見込みとなった。この日はブルペンに入り、約30球を投げ込んだ。西は 5日のDeNAとの「ファーストステージ」初戦(横浜)に先発したが、初回に左足へ打球を受けて負傷降板。中 7日でマウンドに向かうことになりそうだ。

阪神は10日、糸井嘉男外野手(38)が東京都内の病院で「左足首の関節鏡視下クリーニング術及び靭帯補強術」を無事に終え、 9日に退院したと発表した。糸井は 8月 9日広島戦(京セラドーム大阪)で 2盗を試みた際に左足首を負傷。 9月上旬には、レギュラーシーズンの復帰を断念していた。FA移籍 4年目となる来季に備える。今季は主に「3番」を任され、 103試合に出場。チームトップの「打率3割1分4厘」をマークしていた。

記事をまとめてみました。

 

 

 セ・CSファイナルステージ<巨人 6- 0阪神>◇第 2回戦◇阪神 0勝 3敗 0分◇10日◇東京ドーム

 巨人は10日、大型の台風19号の関東地方接近に伴い、交通機関の計画運休等が予想されることから、安全を考慮し、10月12日に予定している阪神との「クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第4戦」(東京ドーム)の中止・順延を決めたと発表した。

 第 4戦は翌13日に順延となり、以降の試合も順次繰り下げて開催する。チケットは払い戻しは行わず、12日の第 4戦のチケットは13日の第 4戦で有効となる。第 5戦以降も同様。球団は「開催日」と「試合開始時間」を確認のうえ来場するよう呼びかけている。

 台風19号の接近に伴い12日の「第4戦中止」のお知らせをする電光掲示板=東京ドーム

 巨人が初戦から「3連勝」した場合は10月11日の第 3戦で「日本シリーズ進出」が決まるため、第 4戦以降は行われない。

 【変更後の第4戦以降の開催予定】

第4戦 10月13日14時開始

第5戦 10月14日14時開始

第6戦 10月15日18時開始

 

 巨人は一回無死 1、 3塁から丸の併殺打の間に 1点を先制。阪神先発の高橋遥は 2回 1失点で「2番手」ガルシアにスイッチした。

 巨人は 4回にゲレーロの「2ラン」で加点。 5回は丸の犠飛、岡本の適時打で 2点を加えた。先発メルセデスは 6回まで 3安打無失点。

 巨人は 8回から大竹-デラロサと危なげなくつなぎ阪神に連勝。アドバンテージの「1勝」を加え、「日本シリーズ進出」に王手をかけた。巨人メルセデスが「1勝」、阪神高橋遥が「1敗」。

  8回表阪神二死、代打鳥谷敬内野手は 3飛を打ち上げベンチへ引き揚げる、右は矢野燿大監督=東京ドーム

 完敗だった。投打ともに王者巨人に力負けし、ファイナルステージ敗退の崖っぷちに追い込まれた。「CS史上3連敗」から逆転で「ファイナルステージ突破」したケースは 1度もない。まさに徳俵…。だが、巨人ファンの大歓声が響く 3塁側ベンチ裏スイングルームで矢野監督は努めて前を向いた。

 「俺は苦しいときこそ前を向いたり、苦しい状況をプロで楽しむのはなかなか簡単じゃないけど、そう言ってずっとチームとしてやってきた。明日も全員で、この土俵際、ギリギリ、追い込まれたところから、ウチは『4連勝』しかない」

  9回表阪神二死、右足に死球を食らって交代する福留孝介外野手(左)。中央は矢野燿大監督=東京ドーム

 皮肉にも、これまでの躍進に導いてきた短期決戦仕様の「早めの継投」が裏目に出た。先発高橋遥を 2回であきらめ、 3回から救援陣を投入。だが、巨人の重量打線に攻略される。意表を突かれたのは島本が登板した、 3点ビハインドの 5回だ。一死 1、 2塁で丸への初球。亀井と坂本勇が猛ダッシュ。梅野は送球すらできず、不意打ちの重盗を食らった。島本の投球にタイミングを計らず、 1球目から仕掛けてきた。奇襲で 2、 3塁のピンチになり、丸の左犠飛、岡本の右前適時打で 2失点。そつのない攻撃に覇者の強さが出た。

 清水ヘッドコーチが「島本に重盗があると指示し切れなかった」と猛省すれば梅野も「 2遊間も悔しい思いをしたけど、自分も悔しいです。反省しないといけない」と険しい表情。 1回から先制され、終始、巨人ペースだった。 4回はCS進出の立役者ガルシアもゲレーロに「2ラン」を被弾。打線はメルセデスに太刀打ちできず完封負け。浜中打撃コーチも「球も速かった。制球もあったし、低めに決まっていた」と脱帽した。

 福留孝介外野手は死球を受けた右膝にサポーターを巻いて引き揚げる=東京ドーム

  9回は主力の福留が右膝に死球が直撃し、テーピングを巻いて無言で帰路へ。「CSファーストステージ」DeNA戦の 6日に背中、 7日に左足に当たり、またも死球禍に見舞われ、今日11日の出場は不透明な危機に陥った。チームは再び「1敗」も負けられない苦境に追い詰められた。「日本シリーズ」に進む道は「4連勝」だけだ。指揮官は「ここで投げられる、こういうところまで来たことに選手たちが、そういう(楽しむ)気持ちを持って、やってきたことをやってくれたらいい」と語気を強める。退路は断たれた。絶体絶命の窮地で底力を試される。

▼阪神が「CSファイナルステージ」<1>戦から連敗し、対戦成績が「0勝3敗」となった(巨人にはアドバンテージ「1勝」)。「日本シリーズ出場」のかかったプレーオフやCSで、ストレートで王手をかけられたのは過去16チーム。またCSの最終ステージが「4戦先取」となった08年以降では、過去 8チーム。いずれも「シリーズ進出」を果たした例はなく、阪神がここから逆転で「日本シリーズ」に進めば史上初となる。

 巨人に敗れ球場を引き揚げる矢野燿大監督=東京ドーム

 阪神の藤原崇起オーナー(阪神電鉄会長)は「大逆襲」を予言した。

 「CSファイナルステージ」第 2戦を東京ドームで観戦。チームは完敗したが、レギュラーシーズンから土壇場でことごとく勝ち上がってきただけに、「まだ明日がありますから期待しておいてください。何が起こるか分からないので」と力を込めた。

 

 阪神が10日、巨人との「クライマックスシリーズ・ファイナルステージ」第 2戦(東京ドーム)で先制点を献上。先発した高橋遥人投手が 1回から崩れた。

  1回、先頭の亀井にいきなり右翼線を破る 2塁打。続く坂本にも右前打を浴び 1、 3塁。丸の遊ゴロ併殺の間に、走者が生還。 2試合連続で先制を許した。

 阪神先発の高橋遥人投手=東京ドーム

 高橋遥人投手が10日の巨人との「CSファイナルS第2戦」(東京ドーム)に先発し、 2回 2安打 1失点で降板した。

  1回に先頭の亀井の右翼線 2塁打、坂本勇の右前打で無死 1、 3塁のピンチ。丸の遊ゴロ併殺の間に 1点を失ったが、後続は断って最少失点で切り抜けた。 2回は 1四球を出しながらも無失点としていたが、 3回先頭で自身の打席が回ってきたところで代打が告げられ交代に。「2番手」にはガルシアがマウンドに上がった。

  1回、丸佳浩外野手を併殺に抑えるも先制点を与え表情がくもる高橋遥人投手=東京ドーム

 阪神の先発高橋遥人投手が 2回 2安打 1失点で降板した。 3回に打席がまわってきた際に代打・上本が送られた。

 高橋遥は 7日のDeNAとの「CSファーストステージ」第 3戦(横浜)で先発しており、中 2日での登板だった。同戦では 3回 1安打無失点と快投。球数は28球に抑えていた。

 この日の最速は 152キロと思い切って腕を振っていた。

  1回裏巨人無死 1、 3塁、丸佳浩外野手の併殺で先制を許し、喜ぶ巨人ベンチを背に悔しそうな高橋遥人投手(中央)=東京ドーム

 阪神の先発高橋遥人投手が 2回 2安打 1失点で降板した。「何イニング投げるのかはわからなかったので、 1人 1人思い切って投げました。先制されたのは悔しいです」。

  8日DeNA戦から中 2日での先発。「球数も少なかったので。しっかり抑えるぞという気持ちだけ持ってました」と最速 152キロの真っすぐで押した。ただ矢野監督は「いきなり(先頭に)出られてヒットやった。 1点でよく収まったなというのと。こっちとしては先に点をやってほしくないなという部分と。両方やね」と注文をつけた。

 

  1回表阪神二死 2塁、チャンスも投ゴロに倒れるジェフリー・マルテ内野手=東京ドーム

 阪神「4番」ジェフリー・マルテ内野手は 4打数無安打に終わった。

 初回二死 2塁で投ゴロに倒れるなど、メルセデスらに沈黙。「しっかりコントロールされて、ボールも低めに集まって、彼のいいところが出ていた」と悔しがった。CSの打率は「1割2分5厘」。チームは土俵際に追い込まれたが「全力でやるしかない。ポジティブな結果が出るようにやっていきたい」と必死に前を向いた。

  7回表阪神無死、 3ゴロに終わりバットをたたきつけたジェフリー・マルテ内野手=東京ドーム

 マルテは 4打数無安打と沈黙。 1回二死 2塁の先制機では投ゴロに倒れ、流れを持ってくることができなかった。「(メルセデスは)しっかりコントロールされていて、ボールが低めに集まっていた」。11日の第 3戦に向けては「全力でやるしかない。ポジティブな結果が出るようにチーム全体でやっていきたい」と力を込めた。

 

  3回表阪神一死、近本光司外野手は左前打を放った=東京ドーム

  2連敗の中、阪神は近本光司外野手が希望の光となった。

 第 1戦の「2番」から打順を上げ、「1番中堅」で出場。 1点を追う 3回一死。先発左腕メルセデスに追い込まれたが 3球ファウルで粘り、 8球目の外角直球を左前に運んだ。DeNAとの「CSファーストステージ」第 2戦の第 1打席以来、15打席ぶりの安打。眠っていたバットに久々の快音が響いた。

  3回表阪神一死 1塁、近本光司外野手は 2塁盗塁を決める=東京ドーム

 立て続けに足でも見せた。続く「2番」北條の打席。計 4度のけん制を受けても、ひるまなかった。 3球目で果敢にスタートを切ると、悠々 2塁を陥れた。「警戒された中で走ることができて良かった」。執拗(しつよう)な警戒にも「いいスタートを切らなくてもいいと、筒井(外野守備走塁)コーチと話していたので」と、想定通りだった。チームは敗れ、後がなくなった。絶体絶命の第3戦に向け「しっかり塁に出て、しっかり走って、(本塁に)返ってきたい」ときっぱり。復調気配のルーキーが突破口を切り開く。

  3回、 2盗に成功した近本光司外野手=東京ドーム

 近本が「CS3盗塁目」を決めた。 3回一死で15打席ぶりとなる左前打を放つと、続く北條の打席の 3球目で果敢にスタートを切った。「『いいスタートじゃなくてもいい』と筒井( 1塁)コーチと話していた。警戒されている中で 1つ決められてよかったです」。11日は負けられない一戦になるが「しっかり塁に出て走ってかえってきたいです」と力を込めた。

 

  8回表阪神二死、代打鳥谷敬内野手は 3飛を打ち上げる=東京ドーム

 今季限りで退団する鳥谷敬内野手は快音を響かせられなかった。

  5点を追う 8回二死で代打登場し、大竹の内角直球をとらえられず 3飛に倒れた。

  8回表阪神二死、 3飛に倒れる代打鳥谷敬内野手=東京ドーム

 東京ドーム全体から大歓声が沸き起こる中で打席に入ったが、「個人的なことはもういいです」と敗戦に厳しい表情。11日の第 3戦に敗れればタテジマのラストゲームになる。「出たところで、自分ができることをしっかりやるしかない」と力を込めた。

 

  9回、デラロサ投手の投球が福留孝介外野手の右膝を直撃=東京ドーム

 アイシングがぐるぐる巻かれた右足を引きずり、険しい表情で球場を後にした。福留が 9回二死でデラロサから。 1塁まで歩くのがやっとで、直後に代走・江越がおくられた。

 「……」

 試合後、報道陣の問いかけには言葉を発さなかった。痛々しい姿が、すべてを物語っていた。

 大得意の東京ドームだった。今季は12試合で「打率0.442(43打数19安打)、3本塁打、7打点」だったが、この日は完全に沈黙した。 1点を追う 3回二死 2塁では投ゴロに倒れるなど好機を生かせず。 3打席凡退で迎えた 9回の 4打席目で“悲劇”に見舞われた。

  9回、デラロサ投手の投球を右膝に受け、あまりの痛さに倒れ込んだ福留孝介外野手=東京ドーム

 フルカウントからの 6球目、 139キロが右膝付近に直撃。あまりの痛みに苦悶(くもん)の表情を浮かべ、患部をおさえて倒れ込んだ。何とか立ち上がったが、CSでは初の途中交代となった。

 CSでの 5試合で、死球はこれで 3個目だ。横浜でDeNAと対戦したファーストステージでは 6日に右肘付近、 7日には左足に受けた。しかもその左足はまだ完治しておらず、患部は腫れなどのダメージを負ったままとみられる。痛みを表に出さず、フル出場を続けてきたが、ここへ来て今後の出場に暗雲。矢野監督も状態について「そりゃ、わからないよ」と厳しい表情だった。

 「日本シリーズ進出」へ、巨人に「王手」をかけられた。後がない。福留の負傷は、あまりにも痛い。

 敗戦後、球場を後にする福留孝介外野手。痛々しい…=東京ドーム

◎CSファイナルステージ

  6試合制で行われ、先に「4勝」した球団が「日本シリーズ」に進出する。「レギュラーシーズン1位球団」には、「1勝のアドバンテージ」が与えられる。延長は12回までで、ステージの勝ち上がりが確定した時点でコールドゲームとする。また先攻球団が12回表を無得点で終了した際、裏は行わない。引き分けの場合、再試合は行わない。セ・リーグは悪天候による中止などで予定試合を消化できない場合、勝利数が多い球団が勝者。勝利数が並んだ場合は「1位球団が」勝者となる。予告先発はセ、パ両リーグとも実施する。

 

 

※近本15打席ぶり安打、土俵際第3戦突破口開く!糸井が左足首手術無事終了、9日に退院!-2に続く!

 

 

 

 

 

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