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矢野阪神、選手へやる気リポート課して覇権奪還や!阪神加入の中田、背番号20!中田にローテ期待!

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「星野流リポート」で覇権奪回 !!矢野燿大監督(50)が31日から始まる高知・安芸秋季キャンプの参加選手に「やる気リポート」の提出を義務づけていることが28日、分かった。キャンプ前に個々の課題を明確化し、首脳陣と共有する狙いがある。星野監督も03年春季キャンプ前に課して18年ぶりの「リーグ優勝」につなげた。ペンを走らせて「V」への土台を築く。この日で甲子園での秋季練習を打ち上げた。矢野阪神は闘将イズムで「V奪回」への第1歩を刻む。秋季キャンプ参加メンバー34人に「やる気リポート」の提出を課し、31日のキャンプインまでに首脳陣が目を通すことになった。今季は最終盤の「6連勝締めでAクラスに入った」が、指揮官に慢心はない。「まだ強いチームではない」。この日で秋季練習を終了。野手はスローボール打ちのフリー打撃やロングティー打撃などで心身を整えた。師と慕い、18年1月に急逝した星野仙一氏(70歳没)も阪神監督当時、採り入れた方法だ。01年の就任直後、首脳陣や選手に「チーム再建論」のリポート提出を命じた。03年春季キャンプ前も「個々のテーマ」をお題にナインの記入をうながした。練習メニューに反映させ、18年ぶり「優勝」の土台作りに成功した。当時、正捕手だった矢野監督の方策は「星野流」そのものだ。30日に高知入りし、31日から20年の挑戦がスタートする。「15年ぶりの栄冠」に向けて、まずは頭から汗をかく。

ソフトバンクから無償トレードで阪神に加入した中田賢一投手(37)が29日午後、兵庫県西宮市内で入団会見に臨んだ。黒のスーツ姿で登場した「100勝右腕」は、入団に感謝を示した。加入決定後には、中日時代の先輩福留孝介外野手(42)に連絡を入れたという。背番号は中日時代につけていた「20」と発表された。FA権を再行使せずに迎えた今季は、「日本一」となった層の厚いチームの中で 1軍登板は先発 1試合のみ。それでも、 2軍戦で21試合に登板して「6勝3敗」。チーム最多の95回 1/3で規定投球回を超え、「防御率3.02」は「リーグ1位」の成績を残した。「日本シリーズ」は登録40人の枠から外れ、「みやざきフェニックス・リーグ」で登板していた。通算 294試合に登板して「100勝77敗、防御率3.72」。阪神は中田がFAを行使した13年オフ、交渉に乗り出して背番号「18」を提示した過去がある。矢野監督も期待を寄せる。矢野監督からは電話で熱い言葉をもらった。覇権奪還を狙う矢野阪神の右腕となる。14年に元朝日放送でフリーアナウンサーの角野友紀さん(33)と結婚。角野アナは在阪局時代、阪神の取材にも足を運んでいた。やりとりを明かして会見場を沸かせていた。

木浪聖也内野手(25=ホンダ=亜細亜大學OB)が28日に閉幕した「みやざきフェニックスリーグ」でも好調を維持し、31日から高知・安芸で始まる秋季キャンプに臨む。プロ 1年目から開幕スタメンを果たしたが、 7月26日に打撃不振で 2軍に降格。 8月 6日に 1軍復帰すると、安打量産の活躍を見せた。新井良太 2軍打撃コーチ(36)と打撃フォームの見直し、あることに気づいたという。新井コーチは 1年目の 2軍生活を調整ではなく「修正と鍛錬」の時間と説明した。打者は好不調の波と格闘し、成長していく。木浪は1つの波を乗り越えた。31日から始まる秋季キャンプ。さらなる飛躍が楽しみだ。

阪神がラファエル・ドリス投手(31)に対して来季残留の方針を固めていることが29日、分かった。今季は開幕をクローザーで迎えた。夏場に 2軍調整を強いられたが、「クライマックスシリーズ」で奮闘。公式戦は56試合に投げ、「5勝4敗19セーブ15ホールドポイント」で「防御率2.11」だった。シーズン佳境に不安定な投球で失点を重ねたこともあり、去就が流動的だったが、 150キロを超える球界屈指の球威や救援での経験を評価する。今季は 1年契約。来季契約更新が基本線の模様で、来日 5年目のシーズンを迎える。17年に「自己最多37セーブ」で「セーブ王」のタイトルに輝くなど通算「96セーブ」は「球団歴代3位」の好記録だ。15日の帰国時も残留を熱望していた。来日 1年目で中継ぎで活躍したピアース・ジョンソン投手(28)も残留交渉に着手し、来年も剛腕助っ人が救援の柱になりそうだ。

阪神の秋季キャンプが、31日から高知・安芸でスタート。藤原崇起オーナー(67=阪神電鉄本社会長)が、11月11、12日に視察することが29日、わかった。大の日本酒党の総帥は手土産に一升瓶を 4本、持参する予定。チームの底上げに目を光らせると同時に、矢野燿大監督やコーチ陣、さらに臨時コーチとして招く山本昌氏(54)らを“飲みニケーション”で労うつもりだ。日本酒を手に、ざっくばらんに話そう-。阪神は30日に高知・安芸へ移動。31日から秋季キャンプがスタートするが、多忙を縫って藤原オーナーも直接、足を運ぶ。11月11、12日に視察することがわかった。11日に高知県内のチーム宿舎に入り、12日に安芸市営球場で大山悠輔内野手(24)ら若手の動きをチェック予定。さらに大の日本酒党という総帥は一升瓶を 4本、持参していくという。オーナー正式就任(昨年12月 1日)前だった昨秋に始まり、今春は 1、 2軍と、キャンプでは常に直接激励を行ってきた総帥。初めて 1シーズンを見終え、今年の秋はさらに中身の濃い 1泊 2日となる。そしてもちろん来年は関西で「日本一の祝杯」を上げたい-。これが総帥のホンネだろう。

記事をまとめてみました。

 

 「星野流リポート」で覇権奪回 !!  矢野燿大監督が31日から始まる高知・安芸秋季キャンプの参加選手に「やる気リポート」の提出を義務づけていることが28日、分かった。キャンプ前に個々の課題を明確化し、首脳陣と共有する狙いがある。星野監督も03年春季キャンプ前に課して18年ぶりの「リーグ優勝」につなげた。ペンを走らせて「V」への土台を築く。この日で甲子園での秋季練習を打ち上げた。

◇   ◇   ◇

 矢野阪神は闘将イズムで「V奪回」への第1歩を刻む。秋季キャンプ参加メンバー34人に「やる気リポート」の提出を課し、31日のキャンプインまでに首脳陣が目を通すことになった。矢野監督がその狙いを説明する。

 「いつも俺が言う自主性という部分でも自分がどうしたいかを、自分でも分かっておくのと、こっちも分かっておきたいのと、また(選手と首脳陣で認識の)ズレも出てくる。そこは話し合って決めていける」

 笑顔でナインを見つめる矢野燿大監督=阪神甲子園球場

 今季は最終盤の「6連勝締めでAクラスに入った」が、指揮官に慢心はない。「まだ強いチームではない」。この日で秋季練習を終了。野手はスローボール打ちのフリー打撃やロングティー打撃などで心身を整えた。「予定通り。やれることやって高知へ行ける」。そう語った上で指揮官は3日後に迫ったキャンプのテーマを明かした。

 「より個々のレベルを上げていくのが秋のキャンプになる。自分がどうやったら試合に出られるか、どうやったらレギュラーになれるかを目指してやっていく」

 矢野監督は1年間通して自主性を促してきた。強制ではなく、個々が自発的に目的意識を持つ大切さを説く。課題をはっきりさせるためにもリポートで思考を整理させる。「自分がどうしたいか、当たり前だけど考えていかないと書けない」。選手と指導陣で共有し、練習メニューなどに反映させたい狙いもある。

 指揮官は「去年もやってるんちゃう?」と記憶をたどる。実は師と慕い、18年1月に急逝した星野仙一氏も阪神監督当時、採り入れた方法だ。01年の就任直後、首脳陣や選手に「チーム再建論」のリポート提出を命じた。03年春季キャンプ前も「個々のテーマ」をお題にナインの記入をうながした。練習メニューに反映させ、18年ぶり「優勝」の土台作りに成功した。当時、正捕手だった矢野監督の方策は「星野流」そのものだ。

 フリー打撃で外野に飛んできたボールを拾う矢野燿大監督=阪神甲子園球場

 明日30日に高知入りし、31日から20年の挑戦がスタートする。「15年ぶりの栄冠」に向けて、まずは頭から汗をかく。

◆星野監督が求めた「再建リポート」

  01年オフに就任した、前中日の星野仙一新監督は同年12月、コーチ全員に再建策を書くよう求めた。02年1月には、全選手に猛虎再建リポートの執筆を指示。さらには担当記者にまで同じ内容のリポート提出を依頼した。読み込んだ星野監督は「タイガースに関する最高の文章を読ませてもらった。中身が濃かった」と決意を新たにした。チームを把握した02年オフには、選手に対し「個々のテーマ設定」を書くよう厳命。弱点を克服するためにどういう練習が必要か考えるよう求め、03年の「リーグ優勝」へとつなげた。

 

 ソフトバンクから無償トレードで阪神に加入した中田賢一投手が29日午後、兵庫県西宮市内で入団会見に臨んだ。

 黒のスーツ姿で登場した「100勝右腕」は、入団に感謝を示して「しっかりとしたプレーをこれから見せていきたい。なかなか(ソフトバンクで) 1軍で投げられない状態が続いていた。(阪神に)呼んでいただいたので、次に向けて頑張っていきたい」。気持ちの切り替えについても「まだ現役がしたい。まだ投げたい、投げられると思っていた」。加入決定後には、中日時代の先輩福留に連絡を入れたという。「ビックリしていましたけど、『頑張ろうな』と言っていただいた」と笑顔で明かした。背番号は中日時代につけていた「20」と発表された。

 ソフトバンクから移籍入団しユニホームを着用する中田賢一投手=阪神球団事務所

 北九州市大から04年「ドラフト2巡目」で中日に入団。 150キロ超の速球を武器にローテーションを担い、「虎キラー」として阪神の前に何度も立ちはだかった。14年にFAでソフトバンクに移籍し、先発投手として活躍。同年には07年中日時代の「14勝」以来、 2度目の「2桁11勝」をマークし、常勝軍団先発陣の一角を担った。18年には通算「100勝」をマーク。FA権を再行使せずに迎えた今季は、「日本一」となった層の厚いチームの中で 1軍登板は先発 1試合のみ。それでも、 2軍戦で21試合に登板して「6勝3敗」。チーム最多の95回 1/3で規定投球回を超え、「防御率3.02」は「リーグ1位」の成績を残した。「日本シリーズ」は登録40人の枠から外れ、「みやざきフェニックス・リーグ」で登板していた。通算 294試合に登板して「100勝77敗、防御率3.72」。

 阪神は中田がFAを行使した13年オフ、交渉に乗り出して背番号「18」を提示した過去がある。矢野監督も「先発として、まだまだできるんと違うかな」と期待を寄せる。

 ソフトバンクから移籍入団し会見を行う中田賢一投手=阪神球団事務所

 虎の天敵キラーになる! ソフトバンクから無償トレードで阪神に加入した中田賢一投手が29日、西宮市の球団事務所で入団会見を行った。

◇   ◇   ◇

 阪神谷本球団副社長兼球団本部長は中田の先発ローテーション定着を期待した。会見の冒頭で「先発ローテーションの一角を占めてくれることを期待して、こちらから声を掛けさせていただきました」と獲得の経緯を説明した。

 中日時代につけた背番号「20」を提示。「一番彼にふさわしい番号」と話した。当時は阪神戦に立ちはだかる存在だった。「よくやられたイメージ。思い切りのいい投球。エイヤの思い切りではなくて、考えた思いきりのいい投球で若い投手陣の参考になる」と期待した。来季は38歳だが「あらためて本人に確認したら体もめちゃめちゃ元気だと。見た目も若い」と語った。

 ソフトバンクから移籍入団し会見を行う中田賢一投手=阪神球団事務所

 虎の天敵キラーになる! ソフトバンクから無償トレードで阪神に加入した中田賢一投手が29日、西宮市の球団事務所で入団会見を行った。「NPB通算100勝」を誇る右腕は、新人の05年に阪神戦でプロ初勝利。そこから「6連勝」するなど、入団 3年で「8勝2敗」と「虎キラー」の異名を取った。球団首脳は今季苦戦した巨人、中日戦での力投を期待。年俸は3500万円。中日時代の背番号「20」をつけ、リーグ制覇の使者になる。(金額は推定)

◇   ◇   ◇

 日焼けした精悍(せいかん)な顔つきで、中田が新天地への決意を示した。「まだ現役をしたいという気持ちが強い。自分の中でもまだ『投げたい』『投げられる』と思っていました」。19年は 1軍登板 1試合のみで初の未勝利に終わった。地元福岡を離れてプロ16年目のシーズンへ。貪欲に出場機会を求め、トレード移籍にも戸惑いはなかった。

 阪神入団会見を終え星野仙一氏の胴上げ写真の前を通り引き揚げる中田賢一投手=阪神球団事務所

 かつて虎を苦しめた右腕が、天敵キラーになる。中日で迎えたルーキーイヤーの05年。阪神相手に「プロ初勝利」を挙げた。そこから「6連勝」をマークするなど、入団 3年で「8勝2敗」。「僕自身は一生懸命、投げてただけなので…」と照れ笑いで当時を振り返った。

 今度はタテジマに袖を通し、虎が苦戦した相手に牙をむく。今季は優勝した巨人に「10勝15敗」、 5位中日に「10勝14敗1分け」と大きく負け越した。会見に同席した谷本球団副社長兼球団本部長は「(巨人キラーに?)その方がいいですね。ジャイアンツさんとか、今年のドラゴンズさんにも苦しんだ。そういう強い相手に向かっていって欲しい」と期待した。通算で巨人に「10勝6敗」、古巣中日に「3勝1敗」と好相性を残す。中田も「また、新たにどちらかのチームのキラーになれるように」と頼もしく言った。

 背番号は中日時代の「20」に決まった。「自分の中ですごく愛着のある番号。プロ生活15年がたつんですけど、来季もルーキーのように。はつらつとした気持ちでマウンドに上がりたいなと思います」。来年38歳のベテランが新人のように目を輝かせた。

 阪神谷本修球団副社長(左)と握手を交わす中田賢一投手=阪神球団事務所

  6年間在籍したソフトバンクでは、 5度の「日本一」を経験。「投手陣も打者も、目の前で『こいつには負けないぞ』という思いで。仲がいいながらもバチバチに意識して試合で投げたり『あいつが打ったらオレも打つ』みたいなギラギラ感がチーム内でもあった。そういうのがあれば、相乗効果で個々の力が上がっていくと思っています」。先輩、後輩に関係なく、強いチームを作り上げるノウハウを注入していく。

 矢野監督からは電話で「思い切ってやって欲しい。力を貸して欲しい」と熱い言葉をもらった。「矢野監督を胴上げするために。また、ファンのみなさんと一緒に喜べるように。しっかりと 1球、 1球投げ込んでいきたい」。覇権奪還を狙う矢野阪神の右腕となる。

◆中田賢一(なかた・けんいち)

 1982年(昭57) 5月11日、北九州市生まれ。八幡-北九州市大を経て04年「ドラフト2巡目」で中日入団。 3年目の07年に「14勝」などローテーション投手として活躍。13年は一時中継ぎに回って「15ホールド」。ソフトバンクにFA移籍した14年は、 7年ぶり「2桁となる11勝を挙げた」。18年 8月の「プロ通算100勝」を最後に勝利がなく、今季は 1試合、プロ15年目で初めて未勝利に終わった。通算「294試合100勝77敗、防御率3.72」。今季推定年俸は6000万円。 181センチ、82キロ。右投げ右打ち。

 虎の天敵キラーになる! ソフトバンクから無償トレードで阪神に加入した中田賢一投手が29日、西宮市の球団事務所で入団会見を行った。

◇  ◇  ◇

 マスコミ対策はバッチリ? 新天地の中田には心強い味方がいた。14年に元朝日放送でフリーアナウンサーの角野友紀さんと結婚。角野アナは在阪局時代、阪神の取材にも足を運んでいた。会見で中田は「明るい表情で。まず現役を続けられることに喜んでました」と妻の反応を明かした。マスコミ対応のノウハウを教えてもらった? という問いには「特にはなかったですけど、甲子園球場の中に関しては、僕よりは詳しいという風に…(笑い)」と、やりとりを明かして会見場を沸かせていた。

 

 木浪聖也内野手が28日に閉幕した「みやざきフェニックスリーグ」でも好調を維持し、31日から高知・安芸で始まる秋季キャンプに臨む。

 プロ 1年目から開幕スタメンを果たしたが、 7月26日に打撃不振で 2軍に降格。 8月 6日に 1軍復帰すると、安打量産の活躍を見せた。「11日間」に何があったのか。阪神担当の奥田隼人記者が飛躍のきっかけに迫った。

◇   ◇   ◇

 宮崎の秋で、木浪が2年目の大ブレークを予感させる活躍を見せた。「CSファイナルステージ最終戦」から、中 3日で参戦した「みやざきフェニックスリーグ」で、 8試合に出場し、「26打数10安打、打率3割8分5厘、2本塁打、4打点」の成績を残した。17日の楽天戦では 1試合 2発の長打力を披露。 8戦中 7戦で安打を放つなど存在感は抜群で、平田 2軍監督も「木浪は別格だよ」と一目を置くほどだった。

 適時打を放ち得意げにベンチを指さす木浪聖也内野手=東京ドーム (2019年 9月15日撮影)

 そんな木浪だが、プロ 1年目は決して順風満帆ではなかった。オープン戦で最多安打を記録し、開幕スタメンを果たした。しかし打撃の調子が上がらず、ベンチスタートが増えた。 7月には「20打席無安打」も経験。同26日に初めて 2軍降格となった。ところが 8月 6日に 1軍復帰するや、不振がうそのように打ちまくった。同じルーキーの近本が塗り替えた「球団新人記録」に並ぶ「13戦連続安打」。ポストシーズンまで 1軍に定着した。ファームの「11日間」に何があったのか。

 新井 2軍打撃コーチと打撃フォームの見直し、あることに気づいたという。好調だったオープン戦の時期と比較し、同コーチからこんな問いかけがあったという。「いい時はリラックスして力が抜け、ヘッドが遊びながらバットに巻きついてアジャストしていくという感じだった。その動き、遊びがなくなっているんじゃないか」

 23日、みやざきフェニックス・リーグの楽天戦で「2番2塁」で先発出場した木浪聖也内野手=日向市お倉ヶ浜総合公園野球場

 ペナントレースを争う 1軍の公式戦で先発出場すれば、常に結果が求められる。構えに力みが生じ、バットは「動」から「静」になっていた。失った「遊び」を取り戻そうと、二人三脚で修正に取り組んだ。木浪は「ずっと付きっきりで、そこだけを見てもらいました」と振り返る。次第にフォームに余裕が生まれ、ボールを呼び込む時間も長くなった。「全部、良くなった」。原点回帰が、結果につながった。

 新井コーチは 1年目の 2軍生活を調整ではなく「修正と鍛錬」の時間と説明した。「もともと、打つことに関してはポテンシャルの高い選手。ただ、いい時は長続きしない。落ちて、また上がるという時にあいつの本質が出る」。打者は好不調の波と格闘し、成長していく。木浪は1つの波を乗り越えた。31日から始まる秋季キャンプ。さらなる飛躍が楽しみだ。

 

 阪神がラファエル・ドリス投手(31)に対して来季残留の方針を固めていることが29日、分かった。

 今季は開幕をクローザーで迎えた。夏場に 2軍調整を強いられたが、「クライマックスシリーズ」で奮闘。公式戦は56試合に投げ、「5勝4敗19セーブ15ホールドポイント」で「防御率2.11」だった。

 シーズン佳境に不安定な投球で失点を重ねたこともあり、去就が流動的だったが、 150キロを超える球界屈指の球威や救援での経験を評価する。今季は 1年契約。来季契約更新が基本線の模様で、来日 5年目のシーズンを迎える。球団幹部も「残りたいという気持ちを持ってくれています。基本、来季以降も、と思っています」と話した。

 ラファエル・ドリス投手=阪神甲子園球場

 制球難で崩れるケースも目立ったが「クライマックスシリーズファーストステージ」のDeNA戦で存在感が際立った。 7日の第 3戦は 7回、同点に追いつかれた直後の一死満塁の大ピンチで登板し、後続を断つ鮮やかな快投だった。17年に「自己最多37セーブ」で「セーブ王」のタイトルに輝くなど通算「96セーブ」は「球団歴代3位」の好記録だ。15日の帰国時も「家族みたいな存在。ここでやりたい気持ちは強い」と残留を熱望していた。来日 1年目で中継ぎで活躍したジョンソンも残留交渉に着手し、来年も剛腕助っ人が救援の柱になりそうだ。

 

 阪神の秋季キャンプが、31日から高知・安芸でスタート。藤原崇起オーナー(電鉄本社会長)が、11月11、12日に視察することが29日、わかった。大の日本酒党の総帥は手土産に一升瓶を 4本、持参する予定。チームの底上げに目を光らせると同時に、矢野燿大監督やコーチ陣、さらに臨時コーチとして招く山本昌氏(54)らを“飲みニケーション”で労うつもりだ。

 日本酒を手に、ざっくばらんに話そう-。阪神は30日に高知・安芸へ移動。31日から秋季キャンプがスタートするが、多忙を縫って藤原オーナーも直接、足を運ぶ。11月11、12日に視察することがわかった。

 「オーナーは『どれぐらい若手の底上げができているか、グラウンドでの選手の動きを見るのを楽しみにしている』とおっしゃっていた」

 球団首脳が明かした。11日に高知県内のチーム宿舎に入り、12日に安芸市営球場で大山ら若手の動きをチェック予定。さらに大の日本酒党という総帥は一升瓶を 4本、持参していくという。

 11月11、12日に秋季キャンプを視察することが分かった藤原崇起オーナー。日本酒を持って陣中見舞いだ=阪神甲子園球場

 11日夜に矢野監督、コーチ陣らと会食が予定されている。指揮官は基本、酒は飲まないが、コミュニケーションをとることが何より大事。慰労はもちろん、チーム状況や強化方針などを、アットホームな空気を作って聞いていくつもりだ。

 矢野虎 1年目の今季は終盤の快進撃で「3位」に滑り込み、「CSファイナルステージに進出」。一方で「12球団ワーストの538得点」の打線など課題も山積だ。それでも、このオフはFAに参戦しない方針。ドラフトも高校生 5人と大卒投手 1人。打撃陣の補強は現状では外国人選手のみで、若手の底上げは必要不可欠だ。

 今月18日のシーズン終了報告では「オフェンスディフェンス、両方の面でこういうことやらなあかん、というお話も監督から伺っています。そういう中でキャンプを過ごしてもらえれば。フロントががんばらないとアカンところもある。そういうお話をさせていただきました」と話した藤原オーナー。電鉄、フロント、チームが一枚岩となっての優勝を目指す中、実際に自分の目でも確かめ、話を聞いていく。

 さらに楽しみなのは臨時コーチとして招く山本昌氏との対面だ。「通算219勝」のレジェンド左腕は11月 1日から指導に当たる予定。日程は流動的だが、球団首脳は「スケジュールが合えばオーナーも話される機会はあるでしょう」と話した。

 タイガースナインが秋季キャンプを行う安芸市営球場

 オーナー正式就任(昨年12月 1日)前だった昨秋に始まり、今春は 1、 2軍と、キャンプでは常に直接激励を行ってきた総帥。初めて 1シーズンを見終え、今年の秋はさらに中身の濃い 1泊 2日となる。そしてもちろん来年は関西で「日本一の祝杯」を上げたい-。これが総帥のホンネだろう。

★藤原オーナーのキャンプ視察

 昨年は11月12、13日に次期オーナーとして安芸で秋季キャンプを視察。12日夜に矢野監督らと会食し、13日は球場へ。ナインに「この練習は何のためにやるのか、何を強くしたいのか、思い返して欲しい」など訓示した。  今春はオーナーとして 2月 9日に沖縄・宜野座に入り、矢野監督らと会食。10日に掛布SEA(当時)と紅白戦を視察し「各々が目標を思い返し、確認することが迷いをなくす」など訓示。同15日は安芸で平田 2軍監督らと会食し、16日に 2軍キャンプを視察した。

 

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!   

 

 2018年の悔しい結果を 打ち破 るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状 況でも「オレ がやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思 いをスローガンと して表現しています。

※このスローガン・デザ インは 2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。

 

 2019年 公式戦 順位表

 

 2019年 公式戦 日程と 結果 (09月)

 

 2019年 CS日程と 結果 (10月)

 

 クライマックスシリーズ セリーグ日程

 

 日本シリーズ2019 日程

 

 

 

 

 

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