●野球の「2020年東京五輪」予選を兼ねる国際大会「第2回プレミア12」の 2次ラウンド(R)が12日に各地で行われ、日本( 1次ラウンドB組「1位」)は東京ドームで米国(A組「2位」)と対戦し、 3- 4で競り負けた。日本は先発高橋礼投手(24=福岡ソフトバンク)が 2回に先制点を許す。 3回にも 2本の 2塁打を浴び、 2失点目。打線は 3回まで無安打無得点に封じられた。侍ジャパンが米国に 3- 4で敗れた。「プレミア12」スーパーラウンド(SR) 2戦目、予告されていたハウク投手から先発が変更。代わりのマーフィー投手に 3回まで無安打に抑えられ、先手を取られた。この日が誕生日だった浅村栄斗内野手(29=東北楽天)の 3打点の活躍も及ばなかった。日本は 4回に浅村の適時打で 1点を返す。 5回に山岡泰輔投手(24=オリックス)が打たれ再び 2点差になるも、 6回に浅村の 2本目の適時打で 1点差に迫る。日本は大野雄大投手(31=中日)が 7回にソロを浴びて点差を広げられ、 8回に浅村の適時打で 1点差に詰め寄るも敗戦。今大会初の黒星を喫した。 2次Rでは 1次Rで同組だった相手とは対戦せず、 1次Rでの対戦結果をそのまま反映させるため、日本は「2勝1敗」、米国は「1勝2敗」となった。日本は13日、「3勝0敗」としているメキシコ(A組「1位」)と対戦する。仮に、日本が13日メキシコ戦に敗れた場合でも、その時点ではまだ「決勝進出」の可能性は残っている。東京ドーム開催の日本戦で観客動員が 3万人を割り込んだ。発表された入場者数は 2万7827人。日本-米国の好カードだったが、 3塁側内野席や 2階席は空席が目立った。プロ選手参加の国際大会公式戦では06年の「第1回WBC」日本-中国戦が 1万5869人で最少。強化試合を除いた15年以降の国際大会では初めて 3万人に届かなかった。
●侍ジャパンの菊池涼介内野手(29=広島)が12日、「プレミア12」スーパーラウンド米国戦(東京ドーム)で首に違和感を訴え、途中交代した。「2番2塁」で先発。 5回一死 1、 2塁で[4番」ボームの右前適時打にジャンプキャッチを試み、着地した際に負傷。 7回表の守備からベンチに下がった。金子誠ヘッド兼打撃コーチ(43=北海道日本ハム)は重傷ではないというトレーナーの見立てを明かした上で、13日メキシコ戦の起用については慎重な姿勢。大会 5戦すべてに「2番先発」していた主軸にスタメン回避の可能性も出てきた。ポスティングシステムを使用して大リーグ挑戦を目指す決断を下した状況で、アクシデントに見舞われた。
●侍ジャパン鈴木誠也外野手(25=広島)は「侍4番史上初の4戦連発」はならずも、長打 2本で好調をキープした。 4回一死、「2番手」リチャード投手からチーム初安打となる中越え 3塁打を記録し、「6番」浅村の適時打で反撃のホームイン。 8回も先頭で左中間フェンス付近まで運ぶ 2塁打を放ち、 3点目のホームを踏んだ。
●犬鷲の主砲が孤軍奮闘した。侍ジャパン浅村栄斗内野手が 4打数 3安打 3打点と気を吐いた。 2点を追う 4回二死 3塁。米国2番手の「メジャー69勝左腕」リチャードの 141キロツーシームを右前に打ち返し 1点差に詰め寄った。再び 2点差とされた 6回二死 1塁では中越え適時 2塁打。 8回には一死 3塁から左前に運び、チームの全打点を挙げた。打線が波に乗りきれない中でクリーンアップの 1つ後ろでバックアップ。決して多くは語らない生粋のバットマンが、持ち前の打棒で侍打線を活性化させる。
●侍ジャパン切り札の周東佑京外野手(23=ソフトバンク)がまたしても快足を見せた。 1点を追う 8回、左前適時打を放った浅村の代走で出場。次打者坂本勇の打席、 2度のけん制後の 4球目にスタートを切り、今大会 4個目の盗塁を成功させた。外野手登録だが 9回は 3塁守備に就き、 9回の守備では 3ゴロを処理して 2塁送球で封殺。万能ぶりを見せつけ、攻守で落ち着いていた。
●侍ジャパン外崎修汰内野手(26=埼玉西武)が抜てきに応えた。「9番3塁」で今大会初先発。 3回の第 1打席で四球を選ぶと、続く 5回の打席も“アップルウオッチ”で連続四球。 7回にはカウント 2- 2から遊撃への内野安打で「3打席連続出塁」し役割を果たした。
●先発の高橋礼投手(24=ソフトバンク)は 4回 2失点で敗戦投手。 1回は三者凡退に抑えたが 2、 3回と長打から得点を許した。快投の再現はならずうなだれた。今後は17日(決勝もしくは3位決定戦)に登板する可能性がある。
●侍ジャパン吉山由伸投手(21=オリックス)が今大会最速の 158キロをマークした。 8回から登板し、先頭の米国ボーンへの初球で計測。中前打を許すも、 1回 2安打無失点で踏ん張った。無失点投球でブルペンを支えている。
●日本( 1次R・B組1位)は米国(A組2位)に 3- 4で競り負けた。予告先発されていた投手が当日に登板を回避した米国に対し日本はあと一打が出ず、今大会初黒星を喫した。決勝進出へ、負けられない一戦は今永昇太投手(26=DeNA)に託される。13日の相手は 2次ラウンド全勝のメキシコ。
記事をまとめてみました。
第2回プレミア12<日本 3- 4米国>◇スーパーラウンド◇12日◇東京ドーム
日本は先発高橋礼が 2回に先制点を許す。 3回にも 2本の 2塁打を浴び、 2失点目。打線は 3回まで無安打無得点に封じられた。
日本は 4回に浅村の適時打で 1点を返す。 5回に山岡が打たれ再び 2点差になるも、 6回に浅村の 2本目の適時打で 1点差に迫る。
日本は大野が 7回にソロを浴びて点差を広げられ、 8回に浅村の適時打で 1点差に詰め寄るも敗戦。今大会初の黒星を喫した。
8回裏日本1死二塁、坂本勇人内野手(手前)が空振り三振に倒れ、口元を押さえる稲葉篤紀監督=東京ドーム
野球の「2020年東京五輪」予選を兼ねる国際大会「第2回プレミア12」の 2次ラウンド(R)が12日に各地で行われ、日本( 1次ラウンドB組「1位」)は東京ドームで米国(A組「2位」)と対戦し、 3- 4で競り負けた。この日が29歳の誕生日の浅村が 3打席連続となる適時打を放ち、 3打点でチームの全打点をたたき出したが、あと 1点が遠かった。 2次Rでは 1次Rで同組だった相手とは対戦せず、 1次Rでの対戦結果をそのまま反映させるため、日本は「2勝1敗」、米国は「1勝2敗」となった。日本は13日、「3勝0敗」としているメキシコ(A組「1位」)と対戦する。
9回裏日本二死、山田哲人内野手は遊ゴロに倒れて万事休し、喜ぶアメリカナインの奥で悔しそうな稲葉篤紀監督ら=東京ドーム
侍ジャパンが米国に 3- 4で敗れた。「プレミア12」スーパーラウンド(SR) 2戦目、予告されていたハウクから先発が変更。
代わりのマーフィーに 3回まで無安打に抑えられ、先手を取られた。この日が誕生日だった浅村栄斗内野手の 3打点の活躍も及ばなかった。13日は全勝のメキシコと対戦する。
◇ ◇ ◇
「3敗」のオーストラリア以外の 5チームが可能性を残している。日本は残り 2試合を連勝すれば「1位通過」が決定。最短での日本の決勝進出は15日で、条件は日本が13日メキシコ戦に勝利、韓国が15日メキシコ戦に勝利、米国が13日オーストラリア戦、15日台湾戦のどちらかで負けた場合。また13日メキシコ戦のスコアによっては、米国が連勝した場合でも15日に決定の可能性がある。仮に、日本が13日メキシコ戦に敗れた場合でも、その時点ではまだ「決勝進出」の可能性は残っている。
試合前に整列する両チーム=東京ドーム
東京ドーム開催の日本戦で観客動員が 3万人を割り込んだ。発表された入場者数は 2万7827人。日本-米国の好カードだったが、 3塁側内野席や 2階席は空席が目立った。
プロ選手参加の国際大会公式戦では06年の「第1回WBC」日本-中国戦が 1万5869人で最少。強化試合を除いた15年以降の国際大会では初めて 3万人に届かなかった。
1回、米国代表・ペイトン外野手の打球を捕って 1塁へ送球する菊池涼介内野手=東京ドーム
侍ジャパンの菊池涼介内野手が12日、「プレミア12」スーパーラウンド米国戦(東京ドーム)で首に違和感を訴え、途中交代した。
「2番2塁」で先発。 5回一死 1、 2塁で[4番」ボームの右前適時打にジャンプキャッチを試み、着地した際に負傷。 7回表の守備からベンチに下がった。金子ヘッド兼打撃コーチは重傷ではないというトレーナーの見立てを明かした上で、13日メキシコ戦の起用については「明日の朝の状態を見てから。明日から『2番』がどうなるか」と慎重な姿勢。大会 5戦すべてに「2番先発」していた主軸にスタメン回避の可能性も出てきた。ポスティングシステムを使用して大リーグ挑戦を目指す決断を下した状況で、アクシデントに見舞われた。
5回表アメリカ一死 1、 2塁、菊池涼介内野手はボームの打球をジャンプして捕球を試みるも捕れず=東京ドーム
野球国際大会「プレミア12」に出場中の日本代表・菊池涼介内野手が12日、米国戦(東京ドーム)で首に違和感を訴え 7回の守備から途中交代した。試合中の守備で痛めたとみられる。13日メキシコ戦以降の試合出場について金子ヘッドコーチは「トレーナーいわく、明日の状態を見てから」と慎重な姿勢を見せた。
8回裏日本無死、中越え二塁打を放った鈴木誠也外野手=東京ドーム
侍ジャパン鈴木誠也外野手は「侍4番史上初の4戦連発」はならずも、長打 2本で好調をキープした。
4回一死、「2番手」リチャードからチーム初安打となる中越え 3塁打を記録し、「6番」浅村の適時打で反撃のホームイン。 8回も先頭で左中間フェンス付近まで運ぶ 2塁打を放ち、 3点目のホームを踏んだ。左方向に内野手 3人が守るシフトを敷かれながら「そこに飛んでしまったら仕方がないと思ってやっていた」と冷静。「打率4割7分1厘」の「4番」は「次、しっかり勝てるように」と力を込めた。
8回裏日本一死 3塁、浅村栄斗内野手は左適時打を放ち、喜ぶベンチを背に 1塁に走る=東京ドーム
犬鷲の主砲が孤軍奮闘した。侍ジャパン浅村栄斗内野手が 4打数 3安打 3打点と気を吐いた。
2点を追う 4回二死 3塁。米国2番手の「メジャー69勝左腕」リチャードの 141キロツーシームを右前に打ち返した。「前後にいい打者がいる。今日は自分らしい打撃ができた」と 1点差に詰め寄った。再び 2点差とされた 6回二死 1塁では中越え適時 2塁打。 8回には一死 3塁から左前に運び、チームの全打点を挙げた。
8回裏日本一死 3塁、左前に適時打を放ち笑顔を見せる浅村栄斗内野手=東京ドーム
前夜も武骨なヒーローを貫いた。11日オーストラリア戦もロースコアの苦戦を強いられた。同点の 8回二死満塁で押し出し四球を選び「全然ストライクがこなかったので、打つ気はなかったです」と、ふてぶてしく決勝点をもたらした。この日は追い上げが届かず 1点差で敗戦。自身29回目の誕生日だったが大会初黒星を喫し「本当に悔しい結果になってしまったけど、終わったわけじゃない。切り替えてやっていきたい」と次戦以降を見据えた。
打線が波に乗りきれない中でクリーンアップの 1つ後ろでバックアップ。決して多くは語らない生粋のバットマンが、持ち前の打棒で侍打線を活性化させる。
周東佑京外野手が 2盗=東京ドーム
侍ジャパン切り札の周東佑京外野手がまたしても快足を見せた。
1点を追う 8回、左前適時打を放った浅村の代走で出場。次打者坂本勇の打席、 2度のけん制後の 4球目にスタートを切り、今大会 4個目の盗塁を成功させた。そのまま 3塁に入り、 9回の守備では 3ゴロを処理して 2塁送球で封殺。
「内野に入る準備は自分の中でできていたので、バタバタせずに入れた」と攻守で落ち着いていた。
8回裏日本一死 1塁、 2塁盗塁を決めた周東佑京外野手=東京ドーム
50メートル走 5秒 7の快足が武器の『侍フェラーリ』こと周東(ソフトバンク)が、またも足で沸かせた。 8回、左前打で出塁した浅村の代走で出場。あっさりと 2盗を成功させ、大会 4つ目の盗塁を記録。「自分の仕事はできたかなと思う」。外野手登録だが 9回は 3塁守備に就き、堅実にゴロを処理。「内野に入る準備もできていた」と万能ぶりを見せつけた。
侍ジャパン外崎修汰内野手=東京ドーム
侍ジャパン外崎修汰内野手が抜てきに応えた。
「9番3塁」で今大会初先発。 3回の第 1打席で四球を選ぶと、続く 5回の打席も“アップルウオッチ”で連続四球。 7回にはカウント 2- 2から遊撃への内野安打で「3打席連続出塁」した。「久しぶりだったので緊張、不安があったが、やれることは何かを考え、出塁することとつなぐことをやっていこうと打席に入った」と役割を果たした。
3回表アメリカ無死、チャタムは左 2塁打を放った。投手高橋礼=東京ドーム
日本の先発、高橋礼投手が 4回 4安打 2失点で降板した。 2回、 3回と先頭に安打を打たれたことが失点につながった。
降板後は「ストライク先行を心掛けましたが、自分でカウントを悪くしてしまい、狙い球を絞りやすい状況を作ってしまいました。良かったところもありましたが、先制点を取られ 4回で降板してしまい、先発としての役割を果たすことができませんでした」」と反省した。
3回表、米国に 2- 0とされ悔しそうな表情を見せる日本の先発高橋礼投手=東京ドーム
先発の高橋礼は 4回 2失点で敗戦投手。 1回は三者凡退に抑えたが 2、 3回と長打から得点を許した。前回先発した 6日のプエルトリコ戦では、 6回二死まで走者を許さない完璧な投球を披露。快投の再現はならず「純粋に自分の球が米国打線に勝てていない」とうなだれた。今後は17日(決勝もしくは3位決定戦)に登板する可能性がある。
8回表、日本「5番手」で登板した山本由伸投手=東京ドーム
侍ジャパン山本由伸が今大会最速の 158キロをマークした。 8回から登板し、先頭の米国ボーンへの初球で計測。中前打を許すも、 1回 2安打無失点で踏ん張った。
ここまで、 6日プエルトリコ戦、 7日台湾戦に続き、 3戦目の登板でいずれも無失点投球でブルペンを支えている。
2次ラウンド(R)の 3試合が行われ、日本( 1次R・B組1位)は米国(A組2位)に 3- 4で競り負けた。予告先発されていた投手が当日に登板を回避した米国に対し日本はあと一打が出ず、今大会初黒星を喫した。
決勝進出へ、負けられない一戦は今永昇太投手に託される。13日の相手は 2次ラウンド全勝のメキシコ。今大会 2試合目の先発となる左腕は「『世界一』になるために倒さなければいけない相手。パワーヒッターが多いイメージ。低めばかりがセオリーじゃない。高さも使えるようにしたい」と言葉に力を込めた。
メキシコ戦に向けてキャッチボールなどで調整した今永昇太投手。エース左腕に重要な一戦が託される=東京ドーム
前回登板の 1次ラウンド・台湾戦( 7日、台中)では、大音量マイクを使った“爆音応援”など現地の独特な雰囲気にも冷静に対処。 3回無失点と粘投した。日本に戻っての大一番へ「今度は地の利を生かしたい」とうなずいた。
「食」も快投への助けとなる。台湾では食事が口に合わず「炭水化物が取れなかった」が、 9日に帰国後は米、うどん、そばなどを摂取。昨オフのウインターリーグでチームメートだったオーストラリア代表左腕、ケントとも再会し、山崎(DeNA)、DeNAの通訳とすし店を訪れてリフレッシュした。
「しっかり先発の役割を果たしたい」と今永。ホームの声援を背に、大一番をものにする。
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