●近本光司外野手(25=大阪ガス)の来季年俸が、球団OBの赤星憲広氏(43=元外野手=現・野球解説者、野球評論家、タレント)のルーキーイヤー級に跳ね上がることが 3日、わかった。近本はこの日、阪神鳴尾浜球場で行われた新人の強化指定練習に参加。キャッチボールなどで汗を流した。同じルーキーとして戦った木浪聖也内野手(25=ホンダ=亜細亜大學OB)は、11月25日の契約更改で1200万円増の2200万円でサインした。“キナチカコンビ”として近本も「一緒に入った仲。 2人で一緒にやっていきたい」と共闘を誓った。今季開幕スタメンを果たした球団初の「新人1、2番コンビ」にとって互いが必要な存在。来季へ向けて、近本は意欲を示した。近本は 142試合に出場して「リーグ新人最多記録」を更新する「159安打」を放ち、「36盗塁」で「盗塁王」に輝いた。 113試合に出場した木浪もシーズン終盤に近本が塗り替えた「球団新人記録」に並ぶ「13試合連続安打」をマークした。 1年目の経験を糧に「ルーキー」の肩書きが取れる 2年目も切磋琢磨(せっさたくま)していく。チームの飛躍には「キナチカ」のパワーアップが欠かせない。
●岩貞祐太投手(28)が「岩岩コンビ」で責任感を高める。11月30日の「OB会総会」で、同期入団で同学年の岩崎優投手(28)がチームを引っ張っていきたいと発言。鳴尾浜での練習後、同じ思いかと問われた左腕は意識した。梅野隆太郎捕手(28)、原口文仁捕手(27)らも同学年で「岩岩-」はじめ来季プロ 7年目の世代が中心的存在になりそう。「東京五輪」の影響で早くなる開幕に向けて、例年より 1週間ほど早まる開幕に向け、調整の見通しを力強く語った。
●11月に「虎風荘」を退寮した植田海内野手(23)が、 1人暮らしで自炊に初チャレンジする。近江からプロ入りして自炊経験はゼロだといい苦笑い。食事を含めた体調管理はプロの責務で。 6年目のシーズンに向けてこの日も鳴尾浜で強化指定練習に参加した。独り立ちしレギュラー獲得を目指す。
●守屋功輝投手(26)が 3日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉を終え、 2年連続の50試合以上登板を誓った。契約書に記された金額に、思わず背筋が伸びた。驚きつつも気持ちよく判子を押し、守屋が会見場で充実感をにじませる。プロ 5年目でブレークを果たし、 3倍超えとなる年俸2300万円の大幅昇給を勝ち取った。昨年まで通算 9試合登板。今季は自慢の直球を大きな武器にチームで「3番目」に多い57試合を投げた。「プロ初勝利」を含む「2勝2敗7ホールドで防御率3.00」。慢心はない。給料の使い道は「貯金です」と控えめだったが、 2軍監督時代から目をかけてもらった矢野燿大監督(50)の期待に十分応えた。昨季まで「通算9試合登板」。今季は島本浩也投手(26=63試合)、ピアース・ジョンソン(28=58試合)に次ぐ57試合に登板し、「プロ初勝利を含む2勝(2敗)、防御率3.00」と飛躍した。来季は「50試合以上の登板」と「今年以上の成績」を目標に掲げた。守屋のサクセスストーリーは続いていく。
●中谷将大外野手(26)は、 500万円ダウンの年俸3000万円でサインした。17年に「20発」を放った距離砲も今季は「打率1割8分1厘、6本塁打」。プロ10年目に向け厳しい表情で目標設定した。 6月上旬からの 2カ月半は 2軍暮らしが続いた。打席に入ると狙い球を絞りきれないケースが多かったという。オフは筋力アップを図りながら、同時にフォームや配球を映像で分析し直す。新助っ人ボアの加入もあり、 1塁、外野争いは激化が必至。来季こそ定位置奪取へ、長打力もあげつつ打率も残す。そのためにこのオフで取り組むことを「筋力アップ」と明かした。上半身、下半身とも限界まで体をいじめ抜くと宣言した。来季はプロ10年目の節目。主戦場となる外野は福留孝介外野手(42)や糸井嘉男外野手(38)のベテランや近本光司外野手、高山俊外野手(26)がおり、競争は激しいが、鍛え抜いた体と進化した打撃で定位置をつかむ。 (金額は推定)
記事をまとめてみました。
阪神の近本光司外野手の来季年俸が、球団OBの赤星憲広氏のルーキーイヤー級に跳ね上がることが 3日、わかった。
近本はこの日、鳴尾浜で行われた新人の強化指定練習に参加。キャッチボールなどで汗を流した。来季に向け「自分のできることを伸ばしていきたいと思っているので、そういうところをやっていきたい」。同じルーキーとして戦った木浪は、11月25日の契約更改で1200万円増の2200万円でサインした。“キナチカコンビ”として近本も「一緒に入った仲。 2人で一緒にやっていきたい」と共闘を誓った。
練習を行う木浪聖也内野手(左)と近本光司外野手=阪神鳴尾浜球場
2年目も「キナチカ」でチームを引っ張る! 阪神の同期コンビ、近本光司外野手と木浪聖也内野手が 3日、鳴尾浜で強化指定練習に参加して結束力の強化を誓った。
今季開幕スタメンを果たした球団初の「新人1、2番コンビ」にとって互いが必要な存在。来季へ向けて、近本は「 2人で一緒にやっていきたい」と共闘継続を願い、木浪も「今年( 3位)のままじゃダメだと、みんな思っている。(今季を)もっと上回る結果を出すために、しっかり力つけていきたい」と意欲を示した。
近本は 142試合に出場して「リーグ新人最多記録」を更新する「159安打」を放ち、「36盗塁」で「盗塁王」に輝いた。 113試合に出場した木浪もシーズン終盤に近本が塗り替えた「球団新人記録」に並ぶ「13試合連続安打」をマークした。
近本 本当に 2人とも、分からないことばっかだった。自分の中でいい支えになったのかなと思います。
鳴尾浜での自主トレで桑原謙太朗投手(右)に顔を触られる木浪聖也内野手=阪神鳴尾浜球場
グラウンドだけでなく移動中も行動をともにし、互いが異なる野球観に触れた。さらに努力や葛藤も目の当たりにし、その姿勢をともに吸収し合った。
木浪 チカとずっといて、あれだけ結果が出るのも分かります。普通じゃないというか、こういうことやってるからだなって。チカには言わないですけど「俺ももっと、こうしなきゃいけない」って思えるようになりました。
刺激を受けたのは近本も同じで、プラスになった。
近本 そういうところで新鮮さはありました。(野球観が)違うからこそお互い、勉強になった。
互いに高め合ってきた 2人はこの日もキャッチボールやダッシュメニューを一緒にこなし、汗を流した。 1年目の経験を糧に「ルーキー」の肩書きが取れる 2年目も切磋琢磨(せっさたくま)していく。チームの飛躍には「キナチカ」のパワーアップが欠かせない。
キャッチボールを行う岩貞祐太投手=阪神鳴尾浜球場
岩貞祐太投手が「岩岩コンビ」で責任感を高める。11月30日の「OB会総会」で、同期入団で同学年の岩崎がチームを引っ張っていきたいと発言。鳴尾浜での練習後、同じ思いかと問われた左腕は「そうなるようにしないといけないけど、まずは自分のことを確実にやっていかないと」と意識した。
梅野、原口らも同学年で「岩岩-」はじめ来季プロ 7年目の世代が中心的存在になりそう。例年より 1週間ほど早まる開幕に向け、調整の見通しを「 1週間早められれば」と話した。
鳴尾浜でストレッチする岩貞祐太投手=阪神鳴尾浜球場
岩貞は昨年同学年の梅野、岩崎、陽川らと自主トレを行ったが「今年も沖縄で、同じようなメンバーでやると思います」と 3日、計画を明かした。来季は 7年目、29歳を迎えるシーズン。チームの中心として期待がかかるが「そうならないといけない」と力を込めた。「東京五輪」の影響で早くなる開幕に向けても「オフはいつもほぼ無休でやっていたので、同じようなスタイルでやっていきたい」と力強く語った。
11月に「虎風荘」を退寮した植田海内野手が、 1人暮らしで自炊に初チャレンジする。近江からプロ入りして自炊経験はゼロだといい「作れないです。ご飯炊いたことないです」と苦笑い。
「これから練習します。ご飯を炊いて、とりあえず最初はみそ汁くらい…」。食事を含めた体調管理はプロの責務で「自分のやることをオフはやって、来年のキャンプへいい形で入れるように」。 6年目のシーズンに向けてこの日も鳴尾浜で強化指定練習に参加した。
鳴尾浜でダッシュする植田海内野手=阪神鳴尾浜球場
植田は 3日、11月末に「虎風荘」を退寮。「まだバタバタしてご飯は作れていないです」と外食中心となっていると話したが「しっかり気をつかってます」と栄養面を考えて食事を取っている。ご飯も炊いたことがないそうだが「まずはご飯とみそ汁くらいは作れるようにしたい」と自炊デビューへ意気込んだ。今オフについて「来年のキャンプにいい形で入れるようにしたい」。独り立ちしレギュラー獲得を目指す。
守屋功輝投手が 3日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉を終え、 2年連続の50試合以上登板を誓った。今季年俸 700万円から1600万円増の2300万円でサイン。「期待していた以上の評価をいただきました」と感謝した上で、来季目標について「50試合以上は。今年よりいい成績を残せるように」と掲げた。
転機のシーズンとなった。昨年まで通算 9試合登板。今季は自慢の直球を大きな武器にチームで「3番目」に多い57試合を投げた。「自信を持って投げられたこと」が活躍できた最大の要因という。「プロ初勝利」を含む「2勝2敗7ホールドで防御率3.00」。「やっとプロ野球選手になれた」と実感した一方、「勝っている場面も何試合か登板させてもらって、そこで逆転を許したりとか、失敗することがあった。来シーズンはしっかりゼロで」と慢心はない。
契約更改を終え笑顔で会見を行う守屋功輝投手=兵庫県西宮市の甲子園・阪神球団事務所
中継ぎ陣ではジョンソンとドリスが保留者名簿から外れ、来季の「勝利の方程式」は不透明になっている。だが、守屋は「任されたところをゼロに抑えるのが仕事」と自らの使命に集中する。このオフもリリース時の感覚を研ぎ澄まし、球の質を上げることに取り組んでいる。
今季を「見たことのない世界だった。すごいいい経験ができた」と振り返った。実績がないところから、はい上がった 1人。サクセスストーリーを続けていく。 (金額は推定)
契約更改を終え会見に臨む守屋功輝投手=兵庫県西宮市の甲子園・阪神球団事務所
守屋功輝投手が 3日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉を行い、 700万円から 3倍超えの2300万円でサインした。プロ 5年目の今季は57試合に登板し、「プロ初勝利を含む2勝2敗、防御率3.00」と大ブレーク。東京ドームでの「防御率0.00」の好相性も継続し、 2年連続も50試合登板を誓った。また、来季10年目の中谷将大外野手は 500万円ダウンの3000万円でサインした。
契約書に記された金額に、思わず背筋が伸びた。驚きつつも気持ちよく判子を押し、守屋が会見場で充実感をにじませる。プロ 5年目でブレークを果たし、 3倍超えとなる年俸2300万円の大幅昇給を勝ち取った。
「僕が期待していた以上の評価をいただきました。やっとプロ野球選手になれたなっていう、そんな 1年でした」
契約更改で大幅アップをゲットした守屋功輝投手。来季も“鬼門”での好投に期待や!=兵庫県西宮市の甲子園・阪神球団事務所
給料の使い道は「貯金です」と控えめだったが、 2軍監督時代から目をかけてもらった矢野監督の期待に十分応えた。昨季まで「通算9試合登板」。今季は島本(63試合)、ジョンソン(58試合)に次ぐ57試合に登板し、「プロ初勝利を含む2勝(2敗)、防御率3.00」と飛躍した。
12球団トップの「防御率3.46」を誇る強力中継ぎ陣の一角を占めたから、余計に価値がある。セットアッパーのジョンソン、ドリスの去就は流動的だが、「任されたところをゼロで抑えることが仕事。それができればいい」と頼もしかった。
勝利の方程式入りを目指す上で“お得意さま”も継続する。チームは東京ドームで今季「5勝8敗、防御率5.76」と打ち込まれた中、守屋は 5試合に登板し、「防御率0.00」を記録。さらに、クライマックスシリーズのファイナルステージでも敵地で 2試合に登板し、無失点と抜群の安定感を示した。
「向こうもデータが出て、打ちにくる。それを上回れるような成績を残せるようにしていきたいですね」
矢野監督から「はいあがるぞ」と言われ続けた右腕がついに花開いた。来季は「50試合以上の登板」と「今年以上の成績」を目標に掲げた。守屋のサクセスストーリーは続いていく。
今季57試合に登板した守屋功輝投手。東京ドームでは自責0と“お得意さま”だった=東京ドーム
■守屋について阪神・谷本修副社長兼球団本部長
「試合数、投球回数が60回近いし、あらゆるところで投げてくれたことが大きい。勝ち試合、負け試合、味方が作ったピンチ。今年の象徴」
◇守屋 功輝(もりや・こうき)
1993(平成 5)年11月25日生まれ、26歳。岡山県出身。倉敷工高からホンダ鈴鹿を経て、2015年「D4位」で阪神入団。16年の 4月20日のヤクルト戦(甲子園)で「プロ初登板初先発」。昨季はウエスタンで39試合に登板し、「リーグ制覇&日本一」に貢献するも、 1軍では 4試合で「防御率11.57」。今季は57試合に登板し、「2勝2敗7ホールド、防御率3.00」。 184センチ、88キロ。右投げ右打ち。背番号「43」。
契約更改を終え会見を行う中谷将大外野手=兵庫県西宮市の阪神球団事務所
脳トレから花開かせる! 中谷将大外野手は、 500万円ダウンの年俸3000万円でサインした。
17年に「20発」を放った距離砲も今季は「打率1割8分1厘、6本塁打」。プロ10年目に向け「『20本』はもう過去のこと。新しいことに挑戦しないといけない。長打を出しつつ、確実性も残せるように」と厳しい表情で目標設定した。
契約更改を終え会見に臨む中谷将大外野手=甲子園・阪神球団事務所
6月上旬からの 2カ月半は 2軍暮らしが続いた。打席に入ると狙い球を絞りきれないケースが多かったという。「自分の打ち方を確立できなかったのが 1番。頭の中を整理できなかった。打撃の中に芯がなかった」と反省。オフは筋力アップを図りながら、同時にフォームや配球を映像で分析し直す。新助っ人ボアの加入もあり、 1塁、外野争いは激化が必至。「しっかり空いているところを見つけて、貪欲に入り込んでいきたい」と気合十分だ。 (金額は推定)
500万円減で更改した中谷将大外野手。背水の来季へ肉体をいじめ抜く=兵庫県西宮市の甲子園・阪神球団事務所
とにかく結果を残すしかない。 500万円減の3000万円で更改。 2年連続でダウンとなった阪神・中谷が 3日、背水で挑む来季へ覚悟を語った。
「求められるのは長打だと思うので、長打を出しつつ、確実性がないので、伸ばせるようにしたい」
今季は62試合出場で「打率0.181、6本塁打、19打点」。納得のいく結果は残せなかった。2017年には「20本塁打」を放ったが、ここ 2年間は苦しんだ。
契約公開後の会見を終え席を立つ中谷将大外野手=兵庫県西宮市の甲子園・阪神球団事務所
来季こそ定位置奪取へ、長打力もあげつつ打率も残す。そのためにこのオフで取り組むことを「筋力アップ」と明かした。「自分を追い込むところまで追い込んでいきたい。偏ったらダメ」と上半身、下半身とも限界まで体をいじめ抜くと宣言した。
「10年もやらせてもらっている球団に感謝しかない。感謝を表すのは結果を残すことだと思うので、結果を残せるようにやりたいです」
来季はプロ10年目の節目。主戦場となる外野は福留や糸井のベテランや近本、高山がおり、競争は激しいが、鍛え抜いた体と進化した打撃で定位置をつかむ。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2018年の悔しい結果を 打ち破 るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状 況でも「オレ がやってやる」「オレが決めてやる」という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思 いをスローガンと して表現しています。
※このスローガン・デザ インは 2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2019年 公式戦 順位表
日本シリーズ2019 日程と結果
2020年 公式戦 日程と 結果 (03月)
2020年 CS日程と 結果 (04月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実 況で 応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュ ース を配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら 「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放 送します!
阪神タイガース主 催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービス です。 プレイボール(※)からヒーローイ ンタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシ ーンを検索することができる「シーン検索」、フ ァンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」な ど、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信 サービスです。
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