●20年の球界は、「東京オリンピック(五輪)」の影響で例年と異なる日程になる。プロ野球は 3月20日(春分の日)、セ、パ同時に開幕する。一部のカードは開幕戦として 9年ぶりにデーゲーム開催。ドラフト会議や日本シリーズは11月に開催する。夏の「全国高校選手権」は五輪閉幕翌日の 8月10日に開幕する。
●中学硬式野球の団体「リトルシニア」で活躍した選手の多くが今年もプロ入りする。関西からは、支配下で 3人が指名を受けた。阪神の「D2位」の井上広大外野手(履正社高=東大阪シニア出身)は虎の主軸として期待。北海道日本ハム「D3位」の上野響平遊撃手(京都国際高=貝塚シニア出身)は好守と将来性を高く評価されての指名となった。また、広島「D5位」の石原貴規捕手(天理大=甲子園シニア出身)は、カープ次世代の正捕手の呼び声が高い。井上のプロ入りを祝う激励会が大阪市内のホテルで行われたのは、年末が近づく12月の中旬だった。東大阪シニアの現役選手、OBら約 120人が参加した席上で井上は真新しいタイガースのユニホーム姿を披露した。背番号「32」は輝いている。さらに井上が目指すのは、超一流のプロ選手といえる「侍(サムライ)ジャパン」入り。夢を持って、虎戦士となる。高校最後の夏は、見事に全国制覇。決勝戦では星稜高(石川)の好投手・奥川恭伸(「D1位」でヤクルト入り)から豪快な中越え本塁打を飛ばした。高校通算本塁打は「49本」。高校からプロへ立場は変わるが同じ舞台の甲子園で大暴れしてほしい。
●阪神は今オフ、ドドーン!と大補強。新助っ人は「メジャー通算92発」のジャスティン・ボーア内野手(31=前エンゼルス)を筆頭に 5人も獲得。投手陣は、バラエティーに富んだ助っ投が新たにやってきた。先発要員のジョー・ガンケル投手(28=前マーリンズ3A)はメジャー経験はないが、長い腕を振って大胆にテークバックを取るフォームは、日本球界にはいないタイプ。日本でひと旗上げる決意を固めている。阪神は今オフ、ドドーン!と大補強。新助っ人は「メジャー通算92発」のジャスティン・ボーア内野手を筆頭に5人も獲得。ボーアとともに打線のテコ入れとして獲得したのがジェリー・サンズ外野手(32=前韓国・キウム)だ。昨季は「113打点」を挙げてタイトルを獲得。米大リーグの「マイナーで通算180発」を放ち、パワーも兼ね備える。今オフ、米球界に復帰したジョンソンとは2017年に「ジャイアンツ3A」時代に同僚で情報は収集済みだ。
●阪神は今オフ、ドドーン! と大補強。ドラフト会議では、「1位・西純矢投手(18=創志学園高)」ら将来性豊かな甲子園のスターたちを指名。未来のチーム作りも、着々と進めていく。昨年、苦しんだ貧打を解消してくれる最有力候補だ。阪神が年俸 250万ドル(約 2億7300万円)で新たに単年契約したボーアは、「メジャー通算92本塁打」を誇るスラッガー。 193センチ、 122キロという巨体で軽く振っただけで左翼席へと運ぶパワーが持ち味だ。谷本修球団副社長兼本部長(55)が「ブラゼルやバースと似ていますよね」と言えば、矢野燿大監督(51)も「4番・1塁」の構想を描き大きな期待を寄せている。日本球界になじめないメジャーリーガーは多いが、その点も問題なさそうだ。マーリンズ時代の2015年から 3年間、イチロー氏(46=現球団会長付特別補佐兼インストラクター)と同僚で、その野球に取り組む姿勢に心酔した。オフに神戸を訪れて自主トレをともにしたこともある。昨季、チームメートだった大谷翔平投手(25)からも日本の野球についてヒアリング済み。ツナや照り焼きチキン入りのおにぎりが好物という親日家が、異国の地で大ブレークする。
記事をまとめてみました。
阪神甲子園球場
20年の球界は、「東京オリンピック(五輪)」の影響で例年と異なる日程になる。プロ野球は 3月20日(春分の日)、セ、パ同時に開幕する。
一部のカードは開幕戦として 9年ぶりにデーゲーム開催。 7月21日~8月13日は五輪のため中断され、ドラフト会議や日本シリーズは11月に開催する。社会人野球は例年 7月の都市対抗を11月に、秋開催の日本選手権を 7月に実施。
夏の「全国高校選手権」は五輪閉幕翌日の 8月10日に開幕する。
中学硬式野球の団体「リトルシニア」で活躍した選手の多くが今年もプロ入りする。関西からは、支配下で 3人が指名を受けた。阪神の「D2位」の井上広大外野手(履正社高=東大阪シニア出身)は虎の主軸として期待。日本ハム「D3位」の上野響平遊撃手(京都国際高=貝塚シニア出身)は好守と将来性を高く評価されての指名となった。また、広島「D5位」の石原貴規捕手(天理大=甲子園シニア出身)は、カープ次世代の正捕手の呼び声が高い。
井上のプロ入りを祝う激励会が大阪市内のホテルで行われたのは、年末が近づく12月の中旬だった。
東大阪シニアの現役選手、OBら約 120人が参加した席上で井上は真新しいタイガースのユニホーム姿を披露した。背番号「32」は輝いており、「阪神の『4番』打者となり、『ホームラン王』を目指します」と述べた。さらに井上が目指すのは、超一流のプロ選手といえる「侍(サムライ)ジャパン」入り。「高校では日本代表に選ばれなかったので、日の丸を背負える高校の先輩でもある山田哲人選手(ヤクルト)のような選手になりたい」という夢を持って、虎戦士となる。
阪神の「D2位指名」を受けてプロ入りする井上広大外野手。東大阪シニアの後輩たちに活躍を誓った=大阪市内のホテル
高校最後の夏は、見事に全国制覇。決勝戦では星稜高(石川)の好投手・奥川恭伸(「D1位」でヤクルト入り)から豪快な中越え本塁打を飛ばした。高校通算本塁打は「49本」。高校からプロへ立場は変わるが同じ舞台の甲子園で大暴れしてほしい。
遊撃の守備を買われた上野は、守備範囲の広さと強肩が持ち味。 3遊間と 2遊間。バランスを崩しながらも 1塁手が捕球しやすい送球ができる。課題の打撃を強化できれば、球界を代表する遊撃手となれる。
そんな自身の弱点について十分に理解している上野は「プロでバッティングを鍛えて、ショートの守備でお客さんを呼べる選手になりたい」と話す。まずは 2軍(イースタン)で実績を積むことが夢への第一歩となる。
北海道日本ハムから3位で指名された上野響平遊撃手は、遊撃手の華麗な守備で観客を魅了できるか…
広島「D5位」の石原は、甲子園シニアが輩出した期待の選手。宝塚リトルを経て進んだ甲子園シニアでは控え選手だったが、進学した創志学園高(岡山)と天理大で才能を開花させた。シニア時代は控えでも、努力すればプロ野球選手になれることを身をもって実証した。カープの正捕手・会沢が30歳代とベテランの域に入っており、世代交代の有力候補となる。
そんな石原は「長く活躍し、ファンのみなさんに愛される選手になりたい」と抱負を述べた。
このほか、ソフトバンクの「育成D3位」で八戸学院光星高の伊藤大将内野手(寝屋川中央シニア出身)も指名された。シニア時代の夢をかなえた新人選手にエールをおくるとともに、プロで大きく羽ばたくことを期待したい。
阪神は今オフ、ドドーン! と大補強。新助っ人は「メジャー通算92発」のジャスティン・ボーア内野手(前エンゼルス)を筆頭に 5人も獲得。
投手陣は、バラエティーに富んだ助っ投が新たにやってきた。
先発要員のジョー・ガンケル投手(前マーリンズ3A)はメジャー経験はないが、長い腕を振って大胆にテークバックを取るフォームは、日本球界にはいないタイプ。「持ち味である攻めのピッチングができるように頑張っていきたい」と日本でひと旗上げる決意を固めている。
阪神と来季の選手契約を締結し、夫婦で写真に収まるジャスティン・ボーア内野手(左)
ロベルト・スアレス投手は昨季まで所属したソフトバンクで日本球界を経験済み。2016年に58試合に登板して「26ホールド」を記録し、タフネスは証明済みだ。17年に右肘の手術を受けたが「まだまだやれる自信もあります」と鼻息は荒い。
ジョン・エドワーズ投手(前インディアンス3A)は精巣がんから復活した苦労人。「藤川投手につなぐ役割を全うして、『優勝』に貢献します」と“ポスト・ジョンソン”に名乗りを上げた。
ジャスティン・ボーア内野手
阪神は今オフ、ドドーン! と大補強。新助っ人は「メジャー通算92発」のジャスティン・ボーア内野手を筆頭に5人も獲得。ボーアとともに打線のテコ入れとして獲得したのがジェリー・サンズ外野手(前韓国・キウム)だ。昨季は「113打点」を挙げてタイトルを獲得。米大リーグの「マイナーで通算180発」を放ち、パワーも兼ね備える。本人も期待される役割は承知していて「優勝するためには得点力を上げることが必要だと聞いた。打点を稼いで貢献したい」。今オフ、米球界に復帰したジョンソンとは2017年に「ジャイアンツ3A」時代に同僚で「素晴らしい時間を過ごしたと聞いています」と情報は収集済みだ。
阪神は今オフ、ドドーン! と大補強。新助っ人はメジャー通算92発のジャスティン・ボーア内野手を筆頭に 5人も獲得。球団史上最多の「開幕助っ人8人体制」で底上げを図る。ドラフト会議では、「1位・西純矢投手(創志学園高)」ら将来性豊かな甲子園のスターたちを指名。未来のチーム作りも、着々と進めていく。
昨年、苦しんだ貧打を解消してくれる最有力候補だ。阪神が年俸 250万ドル(約 2億7300万円)で新たに単年契約したボーアは、「メジャー通算92本塁打」を誇るスラッガー。「まずはキャンプでチームメートからいろいろと教えてもらい、早くチームの一員として認められるように頑張っていきたいと思っています」と意気込む。
193センチ、 122キロという巨体で軽く振っただけで左翼席へと運ぶパワーが持ち味だ。谷本球団副社長兼本部長が「ブラゼルやバースと似ていますよね。ちょーんで入りますから」と言えば、矢野監督も「4番・1塁」の構想を描き「ホームラン、打点をね。ウチにないものというと、やっぱり得点力、長打」と大きな期待を寄せている。
ジャスティン・ボーア内野手には貧打解消の期待がかかる。矢野燿大監督も打線の中心に見込んでいる
左中間、右中間が深く本塁打の出にくい甲子園を本拠地にしているとはいえ、近年は得点力不足に悩まされてきた。昨年の「チーム538得点」は12球団ワースト。2010年に「740得点」を挙げて以来、セ・リーグで得点トップとなったことがない。優秀な投手陣を擁しているとはいえ、昨年は力投に報いられない試合も多かった。ボーアにはここぞでガツンと打って、どんどん走者をかえす役割が求められる。
日本球界になじめないメジャーリーガーは多いが、その点も問題なさそうだ。マーリンズ時代の2015年から 3年間、イチロー氏(現球団会長付特別補佐兼インストラクター)と同僚で、その野球に取り組む姿勢に心酔した。オフに神戸を訪れて自主トレをともにしたこともあり「イチロー選手を訪ねて神戸を訪ねたこともあるので、違和感は全くありません」。昨季、チームメートだった大谷翔平からも日本の野球についてヒアリング済み。ツナや照り焼きチキン入りのおにぎりが好物という親日家が、異国の地で大ブレークする。
◇ジャスティン・ボーア(Justin Bour)
1988年 5月28日生まれ、31歳。米国ワシントンDC出身。2009年「D25巡目」でカブスに入団。13年にマーリンズへ移籍。14年にメジャーデビュー。18年にトレードでフィリーズへ移籍。昨季はエンゼルスで52試合に出場し、「打率0.172、8本塁打、26打点」。メジャー通算 559試合に出場し、「打率0.253、92本塁打、303打点」。 193センチ、 122キロ。右投げ左打ち。年俸 250万ドル(約 2億7300万円)。背番号「41」。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
阪神タイガースは1935年12月10日、「株式会社大阪野球倶楽部」として創設し、以来、ファンの皆様のご支援ご声援のおかげをもちまして、2020年に「創設85周年」を迎えます。これに先立ち、「85周年」を記念したシンボルマークを案内いたします。
また、「創設85周年」を記念し、2020年シーズンはホーム・ビジターユニフォームとも左袖に「85周年記念エンブレム」を付けて戦う予定です。今後もより一層阪神タイガースを愛していただけますよう取り組んで参る所存でございます。
2019年 公式戦 順位表
日本シリーズ2019 日程と結果
2020年 公式戦 日程と 結果 (02月)
2020年 公式戦 日程と 結果 (03月)
2020年 CS日程と 結果 (04月)
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