●守屋功輝投手(26)が23日、兵庫・西宮市内で緊急会見を開くことになった。守屋は妻を殴ってケガをさせたとして、20日付で傷害容疑で書類送検されていた。阪神の谷本修球団副社長兼本部長(55)は23日、西宮市の球団事務所で、守屋本人と22日に会って事情を確認したことを明かし球団としての姿勢を明かしていた。守屋功輝投手が23日、一部で報道された妻へのDV疑惑を否定した。守屋は妻への暴力行為で、20日付で兵庫県警西宮署に傷害容疑で書類送検されていた。前日22日に阪神の谷本球団本部長らと会い、逆に妻の日常的な暴力、暴言などに悩まされていたことを伝えていた。この日の夕刻、球団はあらためて守屋を擁護する見解を示した。続いて午後 6時半から本人が緊急会見に臨み説明。疑惑に関しては、昨年12月に協議離婚に向けて話し合っていたときに突然、被害届を出されたと説明した。妻には野球用の大事なグラブや通勤用のリュックを壊され、守屋自身が精神的に追い込まれていたという。夫婦げんかは一時は落ち着いていたが、 2人目の子どもを作ろうという話し合いを行っていた際に再び同じような事態が起きたと明かした。DVは守屋の側が受けていた、と認識。春季キャンプ参加は球団からも支障なしと認められ、予定通り参加する構えだ。
●妻に暴行してけがをさせたとして、傷害の疑いで書類送検された阪神の守屋功輝投手が23日、西宮市の球団事務所で緊急会見を開き、暴行容疑を否定した。 暴力を受けて苦しんでいたのは守屋の方で、妻が警察に被害届を出した内容とは真逆の内容を訴えた。守屋本人から直接事情を聞いた球団は、 2月 1日からの春季キャンプ参加は問題なしとの見解を示した。守屋によると、プロ 2年目の16年から夫婦げんかが日常的に起こり、妻の暴力や暴言に苦しめられていた。昨年12月に協議離婚に向けて話し合っていたタイミングで警察から連絡を受け、被害届が出されていることを知ったという。球団は前日22日、自主トレ先の故郷岡山から守屋を呼び寄せ、改めて聞き取り調査を実施した。谷本球団副社長は、春季キャンプ参加も現時点では支障はなしとの認識を示した。
●阪神元監督の和田豊テクニカルアドバイザー(TA、57)が23日、臨時コーチを務める高知・安芸 2軍キャンプに向けて、胸中を明かした。 5年ぶりとなる現場復帰。ユニホームは着用しないが、キャンプ初日から最終日まで若虎の指導を行う。和田TAは11年10月に監督就任し、12年から15年までの 4シーズンで指揮を執った。14年には「シーズン2位」からクライマックス・シリーズを突破して05年以来の日本シリーズ進出にも導いた。15年12月からはオーナー付シニアアドバイザー(SA)としてフロント入りし、17年11月から現職。18年 4月に開校したタイガースアカデミー・ベースボールスクールでは特別顧問も務めている。
●昨年10月に阪神を退団し、電鉄本社と再契約することが決まっていた掛布雅之氏(64)が「HANSHIN LEGEND TELLER」という新ポストに就任することが23日、わかった。谷本修球団副社長兼本部長が今後の活躍に期待をかけた。 オーナー(電鉄本社会長=67)は掛布氏の存在感を実感し、再契約を決めた。今も行っている講演会を継続することや、甲子園に観戦に訪れる関係者らに球団の歴史や伝統を伝える語り部としての役割を担うことになりそうだ。
●阪神の「ドラフト2位・井上広大外野手」(18)が23日、甲子園の室内練習場で行われた新人合同自主トレに参加し、ティー打撃などで汗を流した。同じく自主トレを行っていた福留孝介外野手(42)と初対面し、感激。甲子園の室内練習場で自主トレした福留は新人選手と初対面。握手してあいさつを交わした。練習後に報道陣に対してけむに巻いたが、ニヤリと笑った。練習ではキャッチボールや打撃練習などで汗。若虎へ自らノックを打ち、練習のサポートも行った。春季キャンプに向け、チームメートとともにしっかりと準備を進めていく。
記事をまとめてみました。
守屋功輝投手(26)が23日、兵庫・西宮市内で緊急会見を開くことになった。守屋は妻を殴ってケガをさせたとして、20日付で傷害容疑で書類送検されていた。
阪神の谷本球団本部長は23日、西宮市の球団事務所で、守屋本人と22日に会って事情を確認したことを明かし「一部報道がありましたが、昨日本人から聞いた内容とは相当食い違っている。守屋君は奥さまの日常的な暴力、暴言に相当悩んでいた。警察に呼ばれたのは事実なようですが、今お話ししたような内容を伝えた。話を聞く限り、常識的というか理解できることだったので、そちらを信用して対応していく」と球団としての姿勢を明かしていた。
守屋功輝投手が23日、兵庫・西宮市の球団事務所で緊急会見を開き、一部で報道された妻へのDV疑惑を否定した。守屋は妻への暴力行為で、20日付で兵庫県警西宮署に傷害容疑で書類送検されていた。前日22日に阪神の谷本球団本部長らと会い、逆に妻の日常的な暴力、暴言などに悩まされていたことを伝えていた。
一連の問題について会見の中で頭を下げる守屋功輝投手=阪神球団事務所
この日の夕刻、球団はあらためて守屋を擁護する見解を示した。続いて午後 6時半から本人が緊急会見に臨み「週刊誌の件につきましては事実と異なることも多く、今後につきましては弁護士と話し合いをし、法的措置を取ることも検討しております」と説明。疑惑に関しては「夫婦げんかが日常茶飯事に起きていた」中で、昨年12月に協議離婚に向けて話し合っていたときに突然、被害届を出されたと説明した。妻には野球用の大事なグラブや通勤用のリュックを壊され、守屋自身が精神的に追い込まれていたという。
暴力の有無については「夫婦げんかで、ぼくは止めるためというのが一番で、暴力というのはおかしいのではないか」と語り、週刊誌の報道で掲載された妻の手首のあざについても「止めようとした」際に強く握ってしまってできたものだったとした。妻の頭部打撲は守屋自身も診断書を見たが「皮下出血のところで、身に覚えがないというか、いつやったんだろうというのがある」と、自身の行為によるものではなかったとした。
夫婦げんかは一時は落ち着いていたが、 2人目の子どもを作ろうという話し合いを行っていた際に再び同じような事態が起き「子どもの前でもケンカをしてしまうようになったので、それはちょっと耐えられない、やめようねと言っていたのに」と明かした。DVは守屋の側が受けていた、と認識。「モラハラというか、そういうことがすごかったです」と語った。
春季キャンプ参加は球団からも支障なしと認められ、予定通り参加する構えだ。
一連の問題について会見する守屋功輝投手=阪神球団事務所
守屋功輝投手が23日、兵庫・西宮市内で緊急会見を行った。守屋は妻を殴ってケガをさせたとして、20日付で傷害容疑で書類送検されていた。一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
(会見の冒頭で)
守屋 本日は私事でお集まりいただき、ありがとうございます。また、大変お騒がせをし、応援してくださっているファンの方々、チームメートや関係者のみなさまに多大なるご迷惑とご心配をかけてしまい、申し訳ございません。週刊誌の件につきましては事実と異なることが多く、今後につきましては弁護士と話し合いをし、法的措置を取ることも検討しております。また、球団の方からは「他の選手と同様にキャンプインしていい」と言ってくださったので、そこはしっかり感謝の気持ちを持って、チームに貢献できるように今日から取り組んで行こうと思っております。
一連の問題について会見する守屋功輝投手=阪神球団事務所
-一部報道ではDVやモラハラが。自身の認識は
守屋 夫婦げんかが日常茶飯事に起きてまして、妻の方から暴れだして、ひっかかれたりとかそういうことを止めるために手首を持っていたことはあります。持った上でもまだやろうとするというのがあって、ああいった写真の内出血になったんだと思います。
-守屋選手自身も日常的に暴力や暴言を受けていた
守屋 けんかは日常茶飯事に起きていて、何か妻が思い出すと引っ張ってきて手をあげられたりとか、遠征中はグローブとか通勤で使用しているリュックを壊されたりして。結構、精神的にきつかったというのはあります。
-守屋選手自身が被害届を出さなかった理由は
守屋 やっぱり夫婦のことですので、そんなことで被害届を出すのは人としてありえないと思っていまして。それでしなかったというのが一番です。
一連の問題について会見する守屋功輝投手=阪神球団事務所
-相手は被害届を出した
守屋 12月中、協議離婚に向けた話をお互い弁護士をつけた上でして、そこで円満に協議離婚の話し合いをしている中で、急に警察の方から電話が入り、被害届が出されているという事実を知って、そういうこともあって、話が決別してしまったというのはあります。
-どのように(今後を)見守るのか
守屋 ぼくはあったことを話すだけで、真実を明らかにしたいというか。そういうとこです。
-キャンプに向けて
守屋 今回のことで本当にいろんな方々にご心配というかお騒がせをしてしまったので、そこを重く受け止めて、その分しっかりチームに貢献できるように取り組んでいきたいと思います。
◆守屋功輝(もりや・こうき)
1993年(平 5)11月25日生まれ、岡山県出身。倉敷工-ホンダ鈴鹿を経て14年「ドラフト4位」で阪神入り。昨季は中継ぎとして、チームでは島本、ジョンソンに次ぐ自己最多の57試合に登板。入団 4年間で合計 9試合登板だった右腕が、一気にブレークした。 184センチ、88キロ。右投げ右打ち。
妻に暴行してけがをさせたとして、傷害の疑いで書類送検された阪神の守屋功輝投手が23日、西宮市の球団事務所で緊急会見を開き、暴行容疑を否定した。 暴力を受けて苦しんでいたのは守屋の方で、妻が警察に被害届を出した内容とは真逆の内容を訴えた。守屋本人から直接事情を聞いた球団は、 2月 1日からの春季キャンプ参加は問題なしとの見解を示した。
◇ ◇ ◇
○…守屋は妻の話として結婚当初からDV(ドメスティックバイオレンス)があったなどと報じた週刊誌に法的措置を取ることも検討していることを明かした。今週発売の週刊文春には、守屋のDVに加えて浮気や家出のほか、生活費や養育費の支払いがないという妻の主張が報じられている。守屋は「事実と異なることが多く、今後は弁護士と話し合いをし、法的措置を取ることも検討しています」とコメントした。
一連の問題について会見する守屋功輝投手=阪神球団事務所
妻に暴行してけがをさせたとして、傷害の疑いで書類送検された阪神の守屋功輝投手が23日、西宮市の球団事務所で緊急会見を開き、暴行容疑を否定した。
暴力を受けて苦しんでいたのは守屋の方と主張し、妻が警察に被害届を出した内容とは真逆の内容を訴えた。守屋から直接事情を聞いた球団は、 2月 1日からの春季キャンプ参加は問題なしとの見解を示した。
◇ ◇ ◇
無数のフラッシュを浴びた守屋は、傷害容疑についてはっきりと否定した。「妻の方から暴れ出して引っかかれたりとか、そういうことを止めるために手首を持ったことはあります。夫婦げんかというか。僕は(相手の暴力を)止めるためにというのが一番。暴力というのはおかしいんじゃないかと」。球団が守屋本人の意向を受け、午後6時半に会見の場を設定。そこで語られたのは、妻が暴力を振るわれたとして警察に出した被害届とは、真逆の内容だった。
守屋によると、プロ 2年目の16年から夫婦げんかが日常的に起こり、妻の暴力や暴言に苦しめられていた。「何か妻が思い出すと手を上げられたり、遠征中にグラブとかリュックを壊されたりして…。精神的にきつかったのはあります」。昨年12月に協議離婚に向けて話し合っていたタイミングで警察から連絡を受け、被害届が出されていることを知ったという。
一連の問題について会見する守屋功輝投手=阪神球団事務所
捜査関係者によると、18年 4月26日、自宅で妻を殴り、けがをさせた疑いが持たれている。守屋は「僕も(提出された)診断書を見させてもらったんですが、(頭部などの)皮下出血のところで身に覚えがないというか、いつやったんだろうというか、それはあります」と説明。警察からは守屋自身も被害届を提出するか確認されたが「夫婦のこと。そんなことで被害届を出すのは人としてありえない」と考え、出さなかったという。
球団は前日22日、自主トレ先の故郷岡山から守屋を呼び寄せ、改めて聞き取り調査を実施した。谷本球団副社長は「守屋君が一方的に悪いわけじゃない」と話し、「今後も公的機関が預かっていますので、本人も球団もその都度、要請に応じる」と、春季キャンプ参加も現時点では支障はなしとの認識を示した。「お騒がせをしてしまっているので、僕の方から一言、言うべき」と報道陣の前に立った守屋は「僕はあったことを話すだけで、真実を明らかにしたい。そういうとこです」と潔白を主張した。
一連の問題についての会見を終え引き揚げる守屋功輝投手=阪神球団事務所
妻に暴行してけがをさせたとして、傷害の疑いで書類送検された阪神の守屋功輝投手が23日、西宮市の球団事務所で緊急会見を開き、暴行容疑を否定した。 暴力を受けて苦しんでいたのは守屋の方で、妻が警察に被害届を出した内容とは真逆の内容を訴えた。
◇ ◇ ◇
◆阪神守屋一問一答
【囲み取材】
-会見の意図
守屋 やっぱり思った以上にすごいことになっているというか。お騒がせをしてしまっているので、僕の方から一言言うべきなのかなと思った。
-夫婦げんかが始まった時期は
守屋 プロ 2年目ぐらいから。一度、落ち着いたことがあって。 2人目を作ろうということになって、ある日突然思い出すようなことがあって、同じようなことの繰り返しというか。子供の前でケンカをするようになって、それが耐えられなくなった。やめようねと言っていたのに、結構(けんかを)やってしまっていたので別居をしました。
-DVを受けていた
守屋 そうですね。モラハラというか。そういうことがすごかった。
-奥様の浪費癖で送金を止めたのは事実
守屋 そうですね…それは、あの…クレジットカードを僕の口座で勝手に作られていたというのがあって。
-それを奥様側が止められたという認識で週刊誌に話した
守屋 そうですね。名義が相手方なので、僕が止めることはできないので。
-今後、春季キャンプ中に今回のことで離脱することもある
守屋 それはまだわかりません。
-協議離婚の話し合いもストップしている
守屋 こっちは折れるところは折れれるようにしていたんですけど、ちょっと向こうの条件で常識外の部分があって。ちょっとこれは…というのが続いて無理ですという話し合いをしていた中での被害届だったりとか、そういうことがあったんで、ちょっとおかしいなというか。
-離婚の意思は固い
守屋 そうですね。やっぱり子どもの前ですごいけんかを…。手を挙げられたりしたので、それを子どもに見せてしまったのが心苦しくて。そこが一番、離れた方が子どものためにもいいんじゃないかなというのがあって。それで別居という形を取らせてもらった。 -自主トレの仕上がりは 守屋 そこはもう、非常にいい感じですね。自主トレはしっかりやってきました。
阪神元監督の和田豊テクニカルアドバイザー(TA)が23日、臨時コーチを務める高知・安芸 2軍キャンプに向けて、胸中を明かした。
5年ぶりとなる現場復帰。ユニホームは着用しないが、キャンプ初日から最終日まで若虎の指導を行う。「野球人にとって、 2月 1日のキャンプ初日と開幕は特別な日。そこでグラウンドに立てるのは、どういう立場でも本当に身が引き締まる。楽しみにしています」と言葉に力を込めた。
新人のティー打撃を見守る和田TA
和田TAは11年10月に監督就任し、12年から15年までの 4シーズンで指揮を執った。14年には「シーズン2位」からクライマックス・シリーズを突破して05年以来の日本シリーズ進出にも導いた。15年12月からはオーナー付シニアアドバイザー(SA)としてフロント入りし、17年11月から現職。18年 4月に開校したタイガースアカデミー・ベースボールスクールでは特別顧問も務めている。
「ユニホームを脱いでからもいろんなレベルの野球を見てきた。もちろんタイガースというチームも見ながら、アカデミーの指導もしてきた。そういうのも(今キャンプの指導に)生かせればいいかなという思いがある。常に 1軍を意識した、いずれそこで活躍するんだという強い思いでやってほしい。そのためには後押し、バックアップは惜しまない」とキャンプインを待ちわびた。
阪神和田豊TAは「ドラフト2位」の井上広大のティー打撃練習を見て畑山俊二スカウトと話す=阪神鳴尾浜球場
2月に高知・安芸市で 2軍キャンプの指導にあたる阪神・和田豊テクニカルアドバイザー(TA)が23日、西宮市の球団事務所で、若虎の全面支援を約束した。監督を退任して以来、 5年ぶりの現場で、初日から打ち上げまで滞在。特に新人の変化に注目した。
「新人選手は自分でアマチュア時代にみているし、どういう選手か、ある程度把握しながらの指導になる」
フロントとして、アマチュアの現場にも足を運んできた。2001年から15年間も 1、 2軍のコーチや監督を歴任したが、入団前の姿を踏まえた指導は初めて。新人合同自主トレも視察して「 2週間ちょっとで顔つきが変わっている」と目を細めた。
「指導者って、そういう変化を見逃さない(ことが大切)というか。『あっ、これだ』という瞬間が絶対にある。表情がちょっと変わるところを見逃さないように」
選手時代から虎一筋で36年目。タテジマの酸いも甘いも知る男は「後押し、バックアップは惜しまない」と誓った。
新ポストが決まった掛布雅之氏。虎のレジェンドテラーを務める
昨年10月に阪神を退団し、電鉄本社と再契約することが決まっていた掛布雅之氏が「HANSHIN LEGEND TELLER」という新ポストに就任することが23日、わかった。
谷本修球団副社長兼本部長が「掛布さんが(電鉄本社に)来られて、和やかに話が進んだみたいです」と明かした。「レジェンドであることは間違いないですから。われわれのためになることを発信していってもらえたら」と、今後の活躍に期待をかけた。
藤原崇起オーナー(電鉄本社会長)は掛布氏の存在感を実感し、再契約を決めた。昨年12月には「野球に対して情熱を持っておられ、いろいろなことをわかりやすく話をされる。みんなが『面白いな』と思っていただくような仕事で」とコメント。今も行っている講演会を継続することや、甲子園に観戦に訪れる関係者らに球団の歴史や伝統を伝える語り部としての役割を担うことになりそうだ。
※守屋が妻へのDV否定!和田TA、5年ぶり現場復帰へ思い!掛布氏、阪神の新ポスト就任!-2に続く!