●阪神の先乗り合同自主トレが29日、キャンプ地の沖縄・かりゆしホテルズボールパーク宜野座でスタートし、31人が参加した。外野のレギュラーを狙う高山俊外野手(26)はフリー打撃で「宜野座1号」を放つなど順調な調整ぶりをみせた。今季初の屋外フリー打撃でまっさきにケージに入ると 7球目を右中間芝生席へ。高山はニヤリ。38スイングで柵越えは 3本だった。個別練習に切り替わった午後からもバットを握り続けた。マシン打撃を約15分、低い弾道を意識したロングティーを約 200球。妥協はなかった。福留孝介外野手(42)、糸井嘉男外野手(38)の実績組に近本光司外野手(25=大阪ガス)、ジェリー・サンズ外野手(32=韓国キウムFA)らが争う外野はチーム屈指の激戦区。プロ 5年目を迎えた燃える男が、力強い放物線で意気込みを示した。背水の陣で臨む 5年目のシーズン。まずは沖縄で上々のスタートを切った。
●先発転向を視野に入れる阪神左腕飯田優也投手(29)が、沖縄・先乗り自主トレの一番乗りで宜野座のブルペンに入った。鬼気迫る表情で投球練習をスタートさせると、力のこもったボールを35球。目をぎらつかせた。
●藤浪晋太郎投手(25)が29日、沖縄・宜野座で始まった先乗り合同自主トレに参加し、課題の制球力向上をアピールした。ブルペンで投球練習し、受けた梅野隆太郎捕手(28)が絶賛。昨年プロ初の未勝利に終わった右腕に、完全復活の道が開けた。白球がキャッチャーミットに収まる音がブルペンに響き渡った。腕の角度、足元の動きを確認しながら、藤浪が黙々と50球を投げた。沖縄・宜野座で迎えた先乗り組の自主トレ初日。右腕はさらりと振り返ったが、持ち前の球威はそのままに、課題である制球で安定感を見せた。背水の決意で臨む春季キャンプ。完全復活はあるのか。試行錯誤の右腕に対し、心強い「証言」があった。昨年はプロ初の未勝利に終わった。復活への兆しが見えない状況で、秋季キャンプでは山本昌臨時コーチ(54)の指導を受けた。オフには沖縄で米国のトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」の最先端技術で投球動作を解析。その成果が表れつつある。梅野は太鼓判を押した。藤浪自身はこの日の投球で全球種を試し、中でもツーシームに手応えを感じた。課題の制球が安定すれば、藤浪の速球にツーシームの組み合わせは相手打者にとっては脅威になる。言葉は少ないが、復活にかける思いがにじみ出た。
●年明けから沖縄で自主トレを続けている藤川は、先乗り組とは別で体を動かした。 1月初旬から沖縄で自主トレを行っている藤川球児投手が宜野座で投球練習を行った。15球を投げ、感触を確かめた。室内練習場ではトスバッティングなどで汗を流した。守護神に内定しているベテランの調整は順調だ。
●阪神の新外国人選手 3人が29日、兵庫県西宮市の球団事務所で入団記者会見に臨んだ。米大リーグ通算「92本塁打」の実績を持つジャスティン・ボーア内野手(31=前エンゼルス)は抱負を語った。最速 161キロの阪神の新外国人ロベルト・スアレス投手(28=ソフトバンク)に、救援陣の救世主としての期待が寄せられた。先発もできるが、リリーフとしての適性が高いとみられている。Pジョンソン、ドリスが抜けて再編が必要な救援陣の一角としての活躍を見込まれた。本人も完全復活への手応えをつかんでいる。18年に戦列復帰し、昨季は登板9試合で 6度先発。スライダー、フォーク、ツーシームと多彩にボールを操るが、最大の武器は16年に 161キロを計測した直球。自信をのぞかせた。メキシコで走り込みや投げ込みを重ねてきたという。 2月沖縄・宜野座キャンプで、その剛球が披露される。
●阪神の新外国人、ジャスティン・ボーア内野手(前エンゼルス)とジェリー・サンズ外野手が29日、西宮市内で入団会見を行った。「メジャー通算92発」のボーアは左打者に不利な甲子園の風の攻略を宣言。マリナーズ・イチロー会長付特別補佐兼インストラクター(46)に憧れ、日本語の勉強の成果も披露した。サンズは“大和魂”で練習の虫になることを誓った。どれだけメジャー実績のある助っ人でも苦しめられた。あの金本知憲氏(51)でさえもケンカを挑んだ。そんな浜風も“イチロー魂”で吹き飛ばしてみせる。右翼から左翼へ、左打者に不利な風が吹く甲子園を問われると、ボーアはニヤリと笑った。矢野監督が「4番・1塁」を見込む長距離砲は会見場に詰めかけた報道陣を支配すると、海を渡った背景として2017年にマーリンズでともにプレーしたイチロー氏の存在があると語った。イチロー氏が2001年、米大リーグ、マリナーズに入団後、英語を猛勉強したように、ボーアも日本語も覚え始めた。入団会見でも「イイテンキデスネ」「オオキニ」と日本語を披露。もともと、おにぎり好きをアピールしていたが、さっそくランチにコンビニで購入したツナとエビマヨのおにぎりを 3個食べほおを緩めた。最近10年で「30本塁打」以上を放った虎の野手は10年のクレイグ・ブラゼル内野手(39=47発)のみ。浜風を苦にしている場合じゃない。イチロー氏から受け継いだ魂で「リーグV」を導く。
●阪神球団が運営する「タイガースアカデミー」と、子供向けスポーツスクール運営を行うリーフラス株式会社が29日、パートナー契約を締結し、新たなベースボールスクールの事業を行うことを発表した。アカデミー側には阪神元監督でもある和田豊アカデミー特別顧問(57)を筆頭にプロ経験の指導者が所属。彼らがポルテの指導者対象に講習会を開いたり、ポルテの子供たち対象の特別スクールを実施する。また、阪神主催の公式戦への招待、優待なども行う予定。
記事をまとめてみました。
決意の「宜野座1号」! 高山俊外野手が29日、沖縄・宜野座で先乗り自主トレ組の「第1号」を放った。
今季初の屋外フリー打撃でまっさきにケージに入ると 7球目を右中間芝生席へ。高山は「打つ順番なんで何とも言えないですけど、何でも 1番っていうのはいいんじゃないですか」とニヤリ。38スイングで柵越えは 3本だったが「久しぶりに外で打つのでコンパクトに打とうと心がけた」と、振り返った。
外野でノックを受ける高山高山俊外野手=沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
個別練習に切り替わった午後からもバットを握り続けた。マシン打撃を約15分、低い弾道を意識したロングティーを約 200球。「低くて強い打球をこすらず、引っかけず打つことを納得するまでやろうと思った」と妥協はなかった。福留、糸井の実績組に近本、サンズらが争う外野はチーム屈指の激戦区。プロ 5年目を迎えた燃える男が、力強い放物線で意気込みを示した。
沖縄での合同自主トレ初日、「宜野座1号」を放った高山俊外野手=沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
阪神の先乗り合同自主トレが29日、キャンプ地の沖縄・かりゆしホテルズボールパーク宜野座でスタートし、31人が参加した。外野のレギュラーを狙う高山俊外野手はフリー打撃で「宜野座1号」を放つなど順調な調整ぶりをみせた。
曇天の空を、爽快なひと振りで切り裂いた。フリー打撃で“1号”を放ったのは高山だった。
「ぶっちゃけ、順番なんでアレですけど…なんでも一番でいいんじゃないですか、今年は」
打撃練習する高山俊外野手=沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
江越とともに最初の組で打撃ケージに入り、右中間へ一発をお見舞い。38スイングで 3本の柵越えを放ち「よかったですね。コンパクトに振れたんじゃないかな」とうなずいた。昼食後は室内でトスバッティング。「納得いくまでやろうと思った」。30分間、最後は低く強い打球が5球連続で決まるまでこだわり、バットを振り続けた。
「崖っぷちなんで、やるしかない」。福留、糸井、サンズら強敵がそろう左翼&右翼を狙う。背水の陣で臨む 5年目のシーズン。まずは沖縄で上々のスタートを切った。
飯田優也投手=阪神鳴尾浜球場 (19年11月撮影)
先発転向を視野に入れる阪神左腕飯田優也投手が、沖縄・先乗り自主トレの一番乗りで宜野座のブルペンに入った。
鬼気迫る表情で投球練習をスタートさせると、力のこもったボールを35球。「もう試すとかじゃない。調整とかじゃないので。アピールをどんどんしていかないといけない」と目をぎらつかせた。
今年は違うで! 藤浪晋太郎投手が29日、沖縄・宜野座で始まった先乗り合同自主トレに参加し、課題の制球力向上をアピールした。
ブルペンで投球練習し、受けた梅野隆太郎捕手が「めちゃめちゃ良かった」と絶賛。昨年プロ初の未勝利に終わった右腕に、完全復活の道が開けた。
◇ ◇ ◇
白球がキャッチャーミットに収まる音がブルペンに響き渡った。腕の角度、足元の動きを確認しながら、藤浪が黙々と50球を投げた。「継続です。特に変わったことはしていない」。沖縄・宜野座で迎えた先乗り組の自主トレ初日。右腕はさらりと振り返ったが、持ち前の球威はそのままに、課題である制球で安定感を見せた。背水の決意で臨む春季キャンプ。完全復活はあるのか。試行錯誤の右腕に対し、心強い「証言」があった。
ブルペンでツーシームを投げる藤浪晋太郎投手=沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
捕手を務めた女房役の梅野が興奮まじりに話した。「今日はめちゃめちゃ良かった。イメージ通り。最初にしてはできあがりすぎくらい。びっくりするくらい球も速かった」。全50球のうち、抜け球はほとんどなく梅野のミットに収まった。言葉を続けた。「悪い球でもストライクになる球が多かった。ベストな球も今まで以上に多かったし、何球も続いていた。本当にめちゃめちゃ良かった」と賛辞を繰り返した。例年、春季キャンプ前の自主トレで藤浪の球を受けている。「全然、全然、変わってる。『そりゃないだろ~』という球もそんなに多くないし」。普段から率直に感想を話す虎の正捕手が昨年までとの違いを感じ取った。
昨年はプロ初の未勝利に終わった。復活への兆しが見えない状況で、秋季キャンプでは山本昌臨時コーチの指導を受けた。オフには沖縄で米国のトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」の最先端技術で投球動作を解析。その成果が表れつつある。梅野は「あいつ(藤浪)もイメージ通りに投げてたと思うし、受けてた方もイメージ通りの球」と太鼓判を押した。
藤浪自身はこの日の投球で全球種を試し、中でもツーシームに手応えを感じた。「もともと投げてる球種なので、新球種ってわけではないですけど」。課題の制球が安定すれば、藤浪の速球にツーシームの組み合わせは相手打者にとっては脅威になる。「変わらないです。いい感じです」。言葉は少ないが、復活にかける思いがにじみ出た。
ブルペンで気合の入った表情で投球する藤浪晋太郎投手=沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
梅ちゃんをうならせた! 阪神の先乗り合同自主トレが29日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座でスタート。昨季未勝利から復活を目指す藤浪晋太郎投手はブルペンに入り、50球を投じた。受けた梅野隆太郎捕手を「エグい」といわしめたのは、ツーシーム。まさに心の余裕の表れ。沖縄でついに光が見えた!
気温17度と、ちょっぴり肌寒い宜野座を一気にホットにさせたのは、藤浪だった。受けていた梅野の「エグい!」という叫びがすべて-。合同自主トレ初日からブルペン入りし、全球種を試しての50球を投じた。安定した制球力を見せただけじゃない。ツーシームが好調の何よりの証しだ。
「ツーシーム(の感覚)はいいんで。もともと、そんなに投げている球種ではない。新球種というわけではないですけど」
右腕は冷静に話したが、表情から、一定の手応えを得た様子がうかがえた。
宜野座のブルペンに入った藤浪晋太郎投手は気迫あふれる表情をみせた=沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
50球で荒れ球は、ほぼなし。特に 3球投げたツーシームはすべてストライクゾーンに収まり、圧巻だった。ツーシームは利き腕の方向へシュートのように変化するため、右打者の内角への攻めに有効。これまで藤浪は制球難に苦しんでいたため、右打者と勝負することさえできなかったが、今はそこをイメージしながら投げることができる。梅野は「真っすぐがよくなっているから気持ちの余裕が出てきたのではないか」と分析した。
確かに 1年前の宜野座では 1カ月でおよそ1500球を投げたが、フォームで試行錯誤した。最後まで原点を思い出すことができず、オープン戦では左打者を並べられたりもした。自問自答をしながら腕を振り続けた結果、 1軍登板はわずか 1試合。プロ 7年目で初の未勝利に終わり、秋季キャンプから山本昌臨時コーチに密着指導された。
腕を縦振りに変え、昨年12月には動作解析を受けた。この日、午前10時10分からのウオーミングアップでは最初の5分だけ本隊から外れ、重い球での壁当てやゴムチューブで可動域を広げることなどに時間を費やした。
クビ覚悟で臨む今季。 2月 4、 5日のシート打撃を経て、 8日の中日戦(北谷)か 9日の日本ハム戦(宜野座)に向かう。運命のマウンドが近づくたびに、中身が変わってきた。
藤浪晋太郎投手(右)の球を受けた梅野隆太郎捕手がベタ褒めした=沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
2年連続となる「ゴールデングラブ賞」の授賞式で梅野は「再生の方向にいくように」と藤浪に寄り添うことを約束していた。そして期待に応える50球に女房役は「めちゃめちゃよかった。イメージ通り気持ちよく(球を)受けられた」と 4度も「よかった」を繰り返した。「最初にしては出来上がり過ぎくらい。びっくりするくらい球も速かった。ベストな球も今まで以上に多かったし、何球も続いていた」。常にコンビを組んできたからこそ、変化がわかる。
「(感触はこれまでと)変わらないです。いい感じです」
悔しさ、もどかしさ、怒り…すべての思いを今季にぶつける。いよいよ、球春到来。「2.1」から勝負が始まる。投の主役は藤浪。梅野だけじゃない。矢野監督もコーチもファンも、すべての人たちを驚かせる。
★今オフの藤浪晋太郎投手
◆山本昌臨時コーチと二人三脚:昨年11月の秋季キャンプで山本昌臨時コーチに弟子入り。腕を縦振りに戻すため、手首を立てて投げるチェンジアップを教わるなど、特別指導を受けた。
◆最先端トレーニング:昨年12月、沖縄で米シアトルのトレーニング施設「ドライブラインベースボール」の講習を50万円支払って受けた。動作解析などで弱点を探し、制球難解消を模索。
◆投げ込み: 1月は「活躍できなかったらクビ」と覚悟を口にし、鳴尾浜で積極的にブルペンに入っている。15日から 3連投もこなし、21日に 152キロも計測した。
ブルペンで投球練習をする藤川球児投手=沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
1月初旬から沖縄で自主トレを行っている藤川球児投手が宜野座で投球練習を行った。「みなさんが見ていないところでも練習しているので」と15球を投げ、感触を確かめた。
室内練習場ではトスバッティングなどで汗を流した。「ただの練習です。普通のこと。まだ始まってない」。守護神に内定しているベテランの調整は順調だ。
ブルペンで投球練習をする藤川球児投手=沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
年明けから沖縄で自主トレを続けている藤川は、先乗り組とは別で体を動かした。ブルペンでは捕手を座らせて10球。うち 2球はカーブを投げて感触を確かめると、捕手を 5足分後ろに下がらせて、直球のみ 5球を投じた。「(みなさんが)見ていないところでも(ブルペンに)入っていましたから。ただの練習です」。守護神はさすがの冷静さだった。
阪神の新外国人選手 3人が29日、兵庫県西宮市の球団事務所で入団記者会見に臨んだ。米大リーグ通算「92本塁打」の実績を持つボーアは「阪神はファンが熱狂的と聞いている。期待に応えられるよう頑張りたい」と抱負を語った。
韓国プロ野球の打点王、サンズは「持ち味はパワー。韓国での経験を生かして勝利に貢献したい」とアピール。ソフトバンクで投手としてプレーしたスアレスは「歴史のある球団でプレーできることがうれしい。しっかり活躍したい」と話した。
阪神入団会見で話すロベルト・スアレス投手(中央)=阪神球団事務所
最速 161キロの阪神の新外国人ロベルト・スアレス投手(ソフトバンク)に、救援陣の救世主としての期待が寄せられた。
先発もできるが、リリーフとしての適性が高いとみられている。入団会見に同席した谷本球団副社長兼本部長は「17年に右肘の側副靱帯(じんたい)再建手術を受けましたが、その傷も癒え、ブルペンの救世主となってくれることを期待しております」。ジョンソン、ドリスが抜けて再編が必要な救援陣の一角としての活躍を見込まれた。
入団会見を終えボールを手にポーズを決めるロベルト・スアレス投手=阪神球団事務所
本人も完全復活への手応えをつかんでいる。18年に戦列復帰し、昨季は登板9試合で 6度先発。「去年の最後の試合でも 158~ 159キロは投げられたので、今年もそのスピードに近づき、超えられるようにやっていきたい」。スライダー、フォーク、ツーシームと多彩にボールを操るが、最大の武器は16年に 161キロを計測した直球。「(強みは)スピードのある直球。今年は100%のスピードの直球を投げられるように努力したい」と自信をのぞかせた。
メキシコで走り込みや投げ込みを重ねてきたという。 2月沖縄・宜野座キャンプで、その剛球が披露される。
阪神入団会見で笑顔を見せる、左から谷本修副社長・球団本部長、ジャスティン・ボーア内野手、ジェリー・サンズ外野手=阪神球団事務所
19年韓国プロ野球(KBO)で 113打点を挙げ、「打点王」に輝いたジェリー・サンズ外野手(韓国キウムFA)もボーアに負けず?ジョークをかました。
外野と 1塁を守れるが、阪神としては外野手として期待されている。どのポジションで勝負したいか、と問われ「ショートストップ(遊撃手)」と返答。しっかりと笑いを誘った上で「言われればどこでも守るつもり。外野は両翼守れるし、内野だと 1塁を守れる。言われたところを守るつもり」と続けた。
入団会見を終えバットを手にポーズを決めるジェリー・サンズ外野手=阪神球団事務所
調整は順調に進んでいるという右の大砲は、この日の昼食でカツ丼にチャレンジするなど日本文化に早くもとけ込もうとしている。「KBOの経験を生かし、阪神でもチームの勝利に多く貢献できるようにしていきたい。パワーという部分が強みで、外野、内野の間を強く抜く打球が強み」。
※先乗り組の第1号は高山!藤浪が完全復活や!藤川が15球!飯田、鬼気迫る表情で35球!-2に続く!