● 3月29日の中京11Rで行われた「第50回高松宮記念(4歳以上オープン、GI、芝1200メートル、定量、18頭立て、1着賞金= 1億3000万円)」は、長い審議のすえ、春の短距離王者が誕生した。松若騎手騎乗の「9番人気モズスーパーフレア(牝 5、音無」)がGIを初制覇した。「秋春スプリントGI制覇」を狙ったタワーオブロンドンや、昨年の「最優秀3歳牝馬グランアレグリア」らを撃破し、春の「スプリントチャンピオン決定戦」を制した。デビュー 7年目の松若風馬騎手は自厩舎の馬でうれしい「GI初制覇」。タイムは 分08秒 7(重)。ハナ差の「2着」にはは「2番人気グランアレグリア」、さらにアタマ差遅れた「3着」は「4番人気ダイアトニック」が入った。 1位入線した「15番人気クリノガウディー」はゴール前で斜行し、他馬の進路を妨害。「4着」に降着となった。
記事をまとめてみました。
<高松宮記念>◇29日=中京競馬場◇GI◇芝1200メートル◇ 4歳上◇出走18頭
長い審議のすえ、春の短距離王者が誕生した。松若騎手騎乗の「9番人気モズスーパーフレア(牝 5、音無)」がGIを初制覇した。
好スタートから大逃げをうち、後続を突き放す。直線で猛追したクリノガウディー(牡 4、藤沢則)などとのたたき合い。クリノガウディーが先頭で入線するも、ダイアトニック(牡 5、安田隆)の進路を妨害したとして 4着に降着となり、モズスーパーフレアが 1着に繰り上がった。勝ちタイムは 1分 8秒 7。 2着は外を追い込んだグランアレグリア(牝 4、藤沢和)、 3着はダイアトニック。馬連(8)(16)は9150円、馬単(16)(8)は2万6540円、3連複(3)(8)(16)は2万2830円、3連単(16)(8)(3)は21万7720円。
逃げ切って「高松宮記念」を制したモズスーパーフレア(右)、 1位入線したクリノガウディー(左)は 4着降着=中京競馬場
3月29日の中京11Rで行われた「第50回高松宮記念(4歳以上オープン、GI、芝1200メートル、定量、18頭立て、1着賞金= 1億3000万円)」は、松若風馬騎手騎乗の「9番人気モズスーパーフレア(牝 5歳、栗東・音無秀孝厩舎)」が勝利。「秋春スプリントGI制覇」を狙ったタワーオブロンドンや、昨年の「最優秀3歳牝馬グランアレグリア」らを撃破し、春の「スプリントチャンピオン決定戦」を制した。デビュー 7年目の松若風馬騎手は自厩舎の馬でうれしい「GI初制覇」。タイムは 分08秒 7(重)。
2着は「2番人気グランアレグリア」、 3着は「4番人気ダイアトニック」。 1位入線した「15番人気クリノガウディー」はゴール前で斜行し、他馬の進路を妨害。「4着」に降着となった。
「高松宮記念」を制したモズスーパーフレア(右)=中京競馬場
3月29日の中京11Rで行われた「第50回高松宮記念(4歳以上オープン、GI、芝1200メートル、定量、18頭立て、1着賞金= 1億3000万円)」は、松若風馬騎手騎乗の「9番人気モズスーパーフレア(牝 5歳、栗東・音無秀孝厩舎)」が優勝。「秋春スプリントGI制覇」を狙ったタワーオブロンドンや、昨年の「最優秀3歳牝馬グランアレグリア」らを撃破。今年最初の芝GIで、春の「スプリントチャンピオン決定戦」を制し、戴冠を果たした。デビュー 7年目の松若風馬騎手は自厩舎の馬でうれしい「GI初制覇」。なお、 1位入線のクリノガウディーは斜行により「4着」へ降着、 4位入線したダイアトニックが「3着」となった。タイムは 1分08秒 7(重)。
ハナ差の「2着」にはグランアレグリア(2番人気)、さらにアタマ差遅れた「3着」にダイアトニック(4番人気)が入った。
「中京高松宮記念」で待望のGI初制覇を果たしたモズスーパーフレア=中京競馬場
◆松若風馬騎手(1着 モズスーパーフレア)
「ゴール板を抜けたときは負けたかなと正直思ったんで。まさか勝てると思っていなかったんですけど、初めて勝てて、素直にとてもうれしいです。スタートだけしっかり大切に出そうと思っていたので。しっかりスタートも決まってくれましたし、自分のリズムで、いいペースで行けたなあと思います。あまりそこまで(馬場は)悪くなってほしくないなと思っていたんですけど、午後に晴れてくれて、少し回復していたので、そういうのもよかったんじゃないかなと思います。ゴール前はホントに必死で、無我夢中で追っていました」
高松宮記念を勝ったモズスーパーフレアは、父Speightstown、母Christies Treasure、母の父Belong to Meという血統。アメリカ・Alpha Delta Stables, LLCの生産馬で、(株)キャピタル・システムの所有馬。通算成績は「20戦7勝」。重賞は昨年のオーシャンS(GIII)に次いで「2勝目」。「高松宮記念」は、管理する音無秀孝調教師は06年オレハマッテルゼに次いで「2勝目」、騎乗した松若風馬騎手は「初勝利」。
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