●活動停止中の阪神が、チーム再稼働について慎重に検討を続けている。谷本修球団副社長(55)は11日、姿勢を示した。阪神では藤浪晋太郎投手(25)、伊藤隼太外野手(30)、長坂拳弥捕手(25)が 3月26日夜に｢新型コロナウイルス感染｣の有無を調べる｢ＰＣＲ検査｣で｢陽性判定｣を受けた。 3選手は感染判明からすでに 2週間以上経過し、｢陰性診断｣で病院を退院している。さらに、濃厚接触者と言われていた選手、スタッフらについても、谷本副社長は明らかにしたが、慎重な姿勢は崩さない。
●｢新型コロナウイルス｣の感染者が出た阪神へ、各界からエールを届ける｢コロナ打ち破れ！｣。第11回は高校野球の強豪・履正社高の岡田龍生監督(58)です。阪神には現在、坂本誠志郎捕手(26)と井上広大外野手(18)の教え子 2人が在籍。気になるのは今年入団したばかりの井上。今、やれることをしっかりやろう－とエールを送った。プロ入りしてから 3カ月、ここまでやってきて、自分が現状でどうかということをもう一回、見つめなおして、思い返して、こういうことを課題に置いてやろうとか、考える時間があると思います。今だからこそ使える時間を、有効活用してほしいです。履正社高の生徒たちも自宅待機になっているので、学校から提示された条件の中でやっています。ニュースも見ていますけど、大変な状況です。それぞれの立場もあるし、現状で、どうやっていくかということしか言えない。自分たちのできることを、しっかりやってということしか、ないと思います。
●糸井嘉男外野手(38)が“糸井熱男”を披露した。松田宣がＳＮＳ上で始めた｢＃熱男リレー｣に呼応。自主トレ仲間のソフトバンク柳田悠岐外野手(31)から指名を受けると、早速自身のインスタグラムを更新した。炎の動画加工も駆使する演出で盛り上げた。再生回数はあっという間に 1万回を突破。チームメートの西勇輝投手(29)やオネルキ・ガルシア投手(30)らを指名。球界の枠を超えて広がるファンサービスに、ユーモアあふれるヨシオ節で応えた。
●阪神の｢ドラフト４位・遠藤成(じょう)内野手｣(18＝東海大相模高)が、チームが活動休止している今期間に｢走り方改革｣を行っていることが12日、分かった。若者らしくＳＮＳなどをフル活用。虎で臨時コーチを務めた陸上の秋本真吾氏(38)が“オンライン授業”を行ったことを明かした。どんな状況下でも、本気ならば自身を高められる。どんな困難も、この青年の向上心を“待機”させておくことはできない。｢Ｄ４位・遠藤｣には、つながりたい人がいた。つながる手段があった。助言を求め動画を送信。受信した陸上講師・秋本氏は、舌を巻いていた。遠藤と秋本氏は、 1月の新人合同自主トレ時の出会いから今風だった。秋本氏が振り返る。あらゆる方向へ、アンテナが向いている。秋本氏にはこの期間、継続して指導を行ってきたソフトバンクの内川聖一内野手(37)も助言を求めてきたという。この難局も絶対に自分のプラスにしてやろうという点で、秋本氏は遠藤からも超一流に通じるものを感じている。誰より体を動かしたいはずの高卒ルーキーが、頭もツールも駆使し、挑んでいる。
●阪神甲子園駅構内にあるおにぎり専門店｢ＯＮＩＧＩＲＩ ＩＣＨＩＧＯ｣が新商品｢ライスボーア｣を発売することが12日、決定的となった。おにぎり好きを公言する阪神の新外国人、ジャスティン・ボーア内野手(31＝前エンゼルス)や球団も公認のオリジナルメニュー。開幕は不透明だが、リーグ優勝へカギを握る男が、早くも大好物を握らせた！昨年末から企画し、助っ人がお気に入りと話していた照り焼きおにぎりを開発。もともとメニューにあったツナのおにぎりと照り焼きおにぎりの 2個セットでの販売を検討し、球団サイドとの交渉をまとめた。オリジナルシールも完成。シーズンが始まり次第、甲子園で試合が行われる日に、甲子園駅構内の 2店舗で販売する予定だという。｢新型コロナウイルス感染拡大｣の影響でシーズンの開幕が延期となった。ボーアは、新型コロナ禍と白球を遠くへと吹き飛ばす。
●日刊スポーツでは 4月 4日から｢極トラ・プレミアム｣ツイッターでアンケートを行っています。 7日から 8日にかけて、フォロワーの皆さんに投票していただいたのは【あなたにとっての阪神の抑え投手は？】です。最も票を集めたのは、今季も活躍が期待される守護神でした。山本和行氏(70)、中西清起氏(57)、藤川球児投手(39)、呉昇桓投手(37)の 4氏から選ぶアンケートで、総得票数は2102票。その中で86％と一番多くの票を集めたのは、今季も活躍が期待される藤川球児投手でした。昨季はシーズン中盤から守護神を務め、｢１６セーブ｣を挙げました。シーズン開幕日は不透明ですが、注目されるのは藤川の｢日米通算２５０セーブ｣達成です。｢名球会｣入りへあと「７セーブ｣。昨年 8月31日の巨人戦(甲子園)で、現役単独最多の｢ＮＰＢ通算２３５セーブ｣目をマークした。今年もきっと声援を送るファンのために、腕を振ってくれるはずです。
記事をまとめてみました。
阪神の球団旗
活動停止中の阪神が、チーム再稼働について慎重に検討を続けている。谷本修球団副社長は11日、｢そこに関しては極めて慎重に進めています｣との姿勢を示した。
阪神では藤浪晋太郎投手、伊藤隼太外野手、長坂拳弥捕手が 3月26日夜に｢新型コロナウイルス感染｣の有無を調べる｢ＰＣＲ検査｣で｢陽性判定｣を受けた。 3選手は感染判明からすでに 2週間以上経過し、｢陰性診断｣で病院を退院している。さらに、濃厚接触者と言われていた選手、スタッフらについても、谷本副社長は｢もう全部クリアになりました、実はきのう(10日)の段階で。だから保健所との連絡もきのうの時点ですべて終わりました｣と明らかにしたが、慎重な姿勢は崩さない。
活動再開後の練習に関して、地域アドバイザーからキャッチボールについて｢いわゆるソーシャルディスタンスは取れているし、ちゃんと手指消毒した後にキャッチボールしたらいいですよと、お墨付きをもらえました｣という。準備を進めつつ、再稼働時期については慎重に見極める。
｢新型コロナウイルス｣の感染者が出た阪神へ、各界からエールを届ける｢コロナ打ち破れ！｣。第11回は高校野球の強豪・履正社高の岡田龍生監督です。阪神には現在、坂本誠志郎捕手と井上広大外野手の教え子 2人が在籍。気になるのは今年入団したばかりの井上。今、やれることをしっかりやろう－とエールを送った。
｢新型コロナウイルスの感染拡大｣で、野球界や日本だけでなく、世界的に大変な状況になっています。みんなでなんとか乗り切らないといけないですね。野球だけという問題ではありませんから。
教え子たちには今、できることをしっかりやってほしいです。(阪神・Ｄ２位の)井上がどんな状況なのかよくわからないのでコメントは難しいですが、今、できる範囲で頑張るしかない。現状のなかで最大限、自分で考えて取り組むしかないでしょう。
プロ入りしてから 3カ月、ここまでやってきて、自分が現状でどうかということをもう一回、見つめなおして、思い返して、こういうことを課題に置いてやろうとか、考える時間があると思います。今だからこそ使える時間を、有効活用してほしいです。
井上広大外野手
履正社高の生徒たちも自宅待機になっているので、学校から提示された条件の中でやっています。選抜も中止になりましたからね。それぞれができることをやるだけだと思います。とにかく、先が全く見えない状況なので、今やれることをやろうと言っています。この時期をしっかり乗り越えて－。それしか言いようがないです。
ニュースも見ていますけど、いい方向に進んでいないように思えます。阪神だけではなく、現状をいかに切り抜けるかということでさえ、大変な状況です。それぞれの立場もあるし、現状で、どうやっていくかということしか言えない。
お互いに頑張りましょうとか、今の状況が何とかよくなればということで、自分たちのできることを、しっかりやってということしか、ないと思います。
◇岡田 龍生(おかだ・たつお)
1961(昭和36)年 5月18日生まれ、58歳。大阪府出身。小 4で野球を始める。東洋大姫路高では 1年秋からベンチ入り。主将も務め、 3年春の選抜では｢４強｣進出に貢献。日体大から鷺宮製作所を経て教師として桜宮高へ赴任。野球部ではコーチとして矢野燿大(現阪神監督)も教えた。87年に履正社高の監督に就任。当時、弱小だった野球部を強豪へ育て上げ、97年夏に甲子園初出場。2019年夏の大会で初優勝。甲子園出場は春 9度、夏 4度(優勝 1度)。
糸井嘉男外野手＝阪神甲子園球場 (2020年 3月18日撮影)
糸井嘉男外野手が“糸井熱男”を披露した。松田宣がＳＮＳ上で始めた｢＃熱男リレー｣に呼応。自主トレ仲間のソフトバンク柳田から指名を受けると、早速自身のインスタグラムを更新した。
室内練習場で両手を交互に突き上げ｢熱男(アツオ)！ 嘉男(ヨシオ)！ 熱男！ 嘉男！｣と繰り返し、最後は｢熱男～！｣と絶叫。炎の動画加工も駆使する演出で盛り上げた。再生回数はあっという間に 1万回を突破。｢次はあなたです｣と、チームメートの西勇やガルシアらを指名。球界の枠を超えて広がるファンサービスに、ユーモアあふれるヨシオ節で応えた。
阪神の｢ドラフト４位・遠藤成(じょう)内野手｣(東海大相模高)が、チームが活動休止している今期間に｢走り方改革｣を行っていることが12日、分かった。若者らしくＳＮＳなどをフル活用。虎で臨時コーチを務めた陸上の秋本真吾氏が“オンライン授業”を行ったことを明かした。どんな状況下でも、本気ならば自身を高められる。
どんな困難も、この青年の向上心を“待機”させておくことはできない。｢Ｄ４位・遠藤｣には、つながりたい人がいた。つながる手段があった。助言を求め動画を送信。受信した陸上講師・秋本氏は、舌を巻いていた。 秋本真吾先生、僕の走りを見てください！
秋本真吾先生、僕の走りを見てください！ 遠藤成内野手が志願した＝阪神鳴尾浜球場
｢遠藤さんは直接インスタグラムで『走り方でアドバイスをください』って、最近連絡が来たんです。その後ＬＩＮＥでもつながって、走る動画を送ってきた。本当に意欲的で本気な人は、やっぱり(この状況下でも)そこまでしてくる｣
3月の 2軍練習試合で｢プロ１号｣を放つなど順調にプロとして踏み出していた。攻守をさらに磨こうとしていた矢先に暗闇に突入－。並の18歳ならば何も手につかなくなるような状況だが、それでも遠藤はこの期間に｢走り方改革｣を進めていた。手元にスマートフォンさえあれば、ＳＮＳで師にアプローチできた。そして“オンライン授業”へとこぎつけた。
遠藤と秋本氏は、 1月の新人合同自主トレ時の出会いから今風だった。秋本氏が振り返る。｢野球専門の『トクサンＴＶ』というＹｏｕＴｕｂｅｒの方がいて、私も数年前に出演したのですが。遠藤選手は初めてお会いしたときに『見ていました』と言ってくれたんです｣。あらゆる方向へ、アンテナが向いている。｢そういうもの(ＹｏｕＴｕｂｅ)も見て、自分から学んでいる。自分で勉強する意識が高い人というイメージがあります｣と感心しきりだ。
ＳＮＳを使って秋本真吾氏(左)に弟子入りした(中央が遠藤。右は小野寺暖外野手)＝阪神鳴尾浜球場
秋本氏にはこの期間、継続して指導を行ってきたソフトバンクの内川も｢やっと走れるように球団から許可が出たけど、何から始めればいいかな？｣と助言を求めてきたという。この難局も絶対に自分のプラスにしてやろうという点で、秋本氏は遠藤からも超一流に通じるものを感じている。
｢いざ再開したときに、知見がかなりたまった状態で体を動かしにいくという方が、僕はいいんじゃないかなと思います｣
誰より体を動かしたいはずの高卒ルーキーが、頭もツールも駆使し、挑んでいる。
虎の主砲として期待されるジャスティン・ボーア内野手＝阪神甲子園球場
阪神甲子園駅構内にあるおにぎり専門店｢ＯＮＩＧＩＲＩ ＩＣＨＩＧＯ｣が新商品｢ライスボーア｣を発売することが12日、決定的となった。おにぎり好きを公言する阪神の新外国人、ジャスティン・ボーア内野手(前エンゼルス)や球団も公認のオリジナルメニュー。開幕は不透明だが、リーグ優勝へカギを握る男が、早くも大好物を握らせた！
｢ライスボーア｣の照り焼き味。具がぎっしり (提供・鈴木貴之代表)
もう握らせた。おにぎりのように世の中の重苦しい空気を丸～く収めたい。阪神甲子園駅構内にあるおにぎり専門店｢ＯＮＩＧＩＲＩ ＩＣＨＩＧＯ｣とボーアとの思いが結実した。新商品｢ライスボーア｣が完成。虎党の胃袋に大朗報だ。
｢開発にあたって当社スタッフと試行錯誤しながら照り焼きの味を考えました｣
店舗を運営する株式会社ＲＩＣＥＢＡＬＬの鈴木貴之代表(44)が声を弾ませた。
セットで発売される (提供・鈴木貴之代表)
昨年末から企画し、助っ人がお気に入りと話していた照り焼きおにぎりを開発。もともとメニューにあったツナのおにぎりと照り焼きおにぎりの 2個セットでの販売を検討し、球団サイドとの交渉をまとめた。オリジナルシールも完成。シーズンが始まり次第、甲子園で試合が行われる日に、甲子園駅構内の 2店舗で販売する予定だという。
｢新型コロナウイルス感染拡大｣の影響でシーズンの開幕が延期となった。
｢ライスボーア｣セットに使用されるシール (提供・鈴木貴之代表)
Ｂ砲も実戦15試合で｢打率０．１８９、３打点｣で長打なしと心配されるが、日本に滞在し、自主練習を重ねている。矢野監督は｢４番・１塁｣として期待しており、｢リーグ優勝｣へのキーマンになるのは間違いない。鈴木代表も「開幕したらライトスタンドにホームランを期待しています」とエールを送った。球場へ向かう虎党の“勝負飯”となること間違いなしだ。
ボーアはチームの活動休止前、｢状態を維持して、けがには気を付けてコンディショニングをしていきたい｣と意気込んでいた。おにぎりを力に、新型コロナ禍と白球を遠くへと吹き飛ばす。
19年 9月18日、ヤクルト戦に登板した藤川球児投手＝阪神甲子園球場
日刊スポーツでは 4月 4日から｢極トラ・プレミアム｣ツイッターでアンケートを行っています。 7日から 8日にかけて、フォロワーの皆さんに投票していただいたのは【あなたにとっての阪神の抑え投手は？】です。最も票を集めたのは、今季も活躍が期待される守護神でした。
◇ ◇ ◇
山本和行、中西清起、藤川球児、呉昇桓の 4氏から選ぶアンケートで、総得票数は2102票。その中で86％と一番多くの票を集めたのは、今季も活躍が期待される藤川球児投手でした。昨季はシーズン中盤から守護神を務め、｢１６セーブ｣を挙げました。
現役時代の山本和行氏＝阪神甲子園球場 (1985年 6月 5日撮影)
フォロワーの皆さんのコメントを見ていると、00年代中盤に活躍した｢ＪＦＫ｣の鉄壁ぶりが印象深い様子です。藤川とジェフ・ウィリアムス、久保田智之の3氏は今年の沖縄・春季キャンプで再集結。当時を思い出して喜ぶファンの様子を見て、藤川もとてもうれしそうでした。唯一の現役選手として感謝の思いを胸に、戦う意思を新たにした瞬間でした。
シーズン開幕日は不透明ですが、注目されるのは藤川の｢日米通算２５０セーブ｣達成です。｢名球会｣入りへあと「７セーブ｣。昨年 8月31日の巨人戦(甲子園)で、現役単独最多の｢ＮＰＢ通算２３５セーブ｣目をマークした時には｢この数字というのは、全てタイガースファンと一緒に作ってきた数字｣と話していました。今年もきっと声援を送るファンのために、腕を振ってくれるはずです。
現役時代の中西清起氏＝阪神甲子園球場 (1985年8月2日撮影)
フォロワーの皆さんのコメントの中には、山本和行氏を推す声も多数。選択肢には入れられませんでしたが、阪神の暗黒時代に活躍した｢たむじい｣こと、田村勤氏の名前も多く挙がっていました。 9回のマウンドに仁王立ちする守護神の系譜は、脈々と受け継がれています。
◆藤川が今季達成可能な記録
現在｢日米通算２４３セーブ｣で、｢名球会｣入りの条件｢２５０セーブ」へあと｢７｣。この基準を満たして入会したのは過去に岩瀬仁紀、佐々木主浩、高津臣吾の 3人で、藤川は 4人目を目指す。日本球界だけの記録では｢通算２４１セーブ｣。現在39歳 8カ月の藤川が｢ＮＰＢ２５０セーブ｣に到達すると、佐々木の37歳 1カ月を抑え史上最年長となる。また、藤川の目標のひとつが｢通算防御率１点台｣。今季も昨季と同じ56イニングに登板すると仮定すると、自責点が｢９｣以下なら｢１点台｣に突入する。
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time！オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 日程と 結果 (04月)
2020年 ＣＳ日程と 結果 (05月)
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