●政府の「新型コロナウイルス特措法」に基づく緊急事態宣言を受け、一時休業する店も多い日本を代表する繁華街、東京・銀座では、SNS上で助け合いの輪が広がりつつある。「創業100年」の老舗和菓子店「木挽町よしや」 3代目の斉藤大地さん(34)が、 4月から同店公式ツイッターで「もの繋ぎプロジェクト」を展開している。老舗も世界的企業もつながり、銀座一体となって、厳しい時期を乗り切ろうとしている。「もの繋ぎプロジェクト」は商品を贈られた店(企業)が、次の店に自分のおすすめ商品を贈るもので、「木挽町よしや」のツイッター及びインスタグラムで、商品や参加店舗及び企業を紹介していく仕組み。近所の老舗弁当店「木挽町辨松」の廃業も立ち上がる契機になったと明かした。今後、高級果物店の「銀座千疋屋」や「ユニクロ銀座店」が賛同者に名を連ねる予定だ。「コロナ」収束後、賛同者連名で国か東京都に、最後の物品などを寄付する予定。斉藤さんは、前向きに呼び掛けた。
●「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹氏(73)が、安倍晋三首相が 4日に開いた記者会見の内容に批判した。尾木氏は同日、「うぁ~総理の記者会見に失望 失望」のタイトルでブログを更新。 4日に行われた、「新型コロナウイルス感染症」に関する安倍首相の記者会見をうけ、尾木氏は飲食関係者や社会的弱者を思い不安を吐露。警報を鳴らした。
●福井県は 5日、「新型コロナウイルス特措法」に基づく緊急事態宣言の延長を受け、 4月25日から実施している飲食店の営業時間を午前 5時~午後 8時の間に限定する協力要請を、 5月11日に解除すると発表した。一方、県内の遊興施設や運動施設などに対する休業要請は期限を同 6日から20日まで延長する。県内では直近 1週間、新たな感染者が確認されていない。県境をまたぐ移動や、接待を伴う飲食店の利用は引き続き20日まで自粛するよう県民に要請した。
記事をまとめてみました。
政府の「新型コロナウイルス特措法」に基づく緊急事態宣言を受け、一時休業する店も多い日本を代表する繁華街、東京・銀座では、SNS上で助け合いの輪が広がりつつある。
「創業100年」の老舗和菓子店「木挽町よしや」 3代目の斉藤大地さんが、 4月から同店公式ツイッターで「もの繋ぎプロジェクト」を展開している。老舗も世界的企業もつながり、銀座一体となって、厳しい時期を乗り切ろうとしている。
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新型コロナウイルス感染拡大の中、SNS上で、銀座の助け合いの輪を広げていく「もの繋ぎプロジェクト」を展開する老舗和菓子店「木挽町よしや」店主の斉藤大地さん。「つなぐ」ポーズを披露
「もの繋ぎプロジェクト」は商品を贈られた店(企業)が、次の店に自分のおすすめ商品を贈るもので、「木挽町よしや」のツイッター及びインスタグラムで、商品や参加店舗及び企業を紹介していく仕組み。斉藤さんは芸能人や政治家、企業ら顧客のどら焼き用焼印6000本を預かるだけに、「コロナ」の影響を受けて苦しむ店舗や企業の声を数多く聞いてきた。企画した経緯について「銀座の街に恩返しじゃないですが、たくさんあるいいお店や商品に、少しでも興味を持ってもらえたら」と説明した。
SNS上で展開する銀座の助け合いの輪「もの繋ぎプロジェクト」で、「銀座木村家」からあんぱんを贈られた「ハイアットセントリック銀座東京」
近所の老舗弁当店「木挽町辨松」の廃業も立ち上がる契機になった。「うちも古いので、複雑な気持ちと悲しい気持ちが入り交じって。銀座の店がどんどん倒産や閉店していく前に、何とかしたいとの気持ちもありました」と明かした。
開始 1カ月で、歌舞伎座やあんぱんで有名な「銀座木村家」、約 2年前に銀座に進出した高級ホテル、「ハイアットセントリック銀座東京」ら18社が賛同。斉藤さんは「SNS上拡散して『ウチも』『ウチも』と、どんどんつながっている状態です」と手応えを口にした。今後、高級果物店の「銀座千疋屋」や「ユニクロ銀座店」が賛同者に名を連ねる予定だ。
SNS上で展開する銀座の助け合いの輪「もの繋ぎプロジェクト」で、「ハイアットセントリック銀座東京」が「ステーキハウスハマ銀座店」に贈ったホテルオリジナルグッズ
一方、斉藤さんも本業で苦境に立たされている。「コロナ」でイベントが軒並みなくなり、売り上げは 8~ 9割減。緊急事態宣言が 5月末まで延長が決定した。「自粛していてももたない」と短縮営業を続けていたが、連休明けの 5月 7日以降は未定だ。「先の見えない不安なので、(銀座の)皆さんもかなり怖がっています。今後は想像がつかないですよね。店も続けるかどうか、迷っています」。
「コロナ」収束後、賛同者連名で国か東京都に、最後の物品などを寄付する予定。斉藤さんは「今は、銀座にこういうお店があると再認識していただく。そして『コロナ』が収束したら、ぜひ来ていただきたいです」と、前向きに呼び掛けた。
「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹氏が、安倍晋三首相が 4日に開いた記者会見の内容に「よほどブレーンが力量不足なのか あんな新味も説得力もない会見やらせるなんて」と批判した。
尾木氏は同日、「うぁ~総理の記者会見に失望 失望」のタイトルでブログを更新。「総理は主観的には頑張っておられるのでしょうが 残念です 残念、、よほどブレーンが力量不足なのか あんな新味も説得力もない会見やらせるなんてーー少し気の毒にさえなりました」とつづった。
尾木直樹氏 (2017年 2月14日撮影)
続く投稿では、「PCR検査」などが計画通りに進展しなかったことを問われた安倍首相が回答に窮したことに触れ、「はっきりしないーーと明らかにオロオロしていました その姿を見て気の毒になったと同時に何故側近さんたちはこんなに単純明解な事実を解明してあげないのか すごく疑問も湧きました」とし、「医療崩壊の状態を招いた背景には総理のこの間の医療・保健機関軽症政策にあること 総理に悪くて話せない雰囲気があるのではないか 忖度に次ぐ忖度のガードで守られて 外の世界が見えなくなっているかもしれないです」と私見を述べた。
尾木直樹氏 (2017年 2月14日撮影)
「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹氏は 5日、「これじゃ 生活出来なくて命落とすーー」と題し、自身のブログを更新。前日行われた政府の記者会見をうけ、私見をつづった。
4日に行われた、「新型コロナウイルス感染症」に関する安倍首相の記者会見をうけ、尾木氏は「【自粛=補償】セットでないと生きられないのです」と、飲食関係者や社会的弱者を思い不安を吐露。「地球全体が『コロナ』との戦いに全力投球していますから海外の情報から学んでください!!昨日の方針じゃ話しになりません」と、警報を鳴らした。
尾木氏は「専門家会議の尾身先生も経済の専門家の意見、判断仰いでくださいってお願いしておられましたが今頃、『受け止めてくれたー』」とは驚きました」と、対応の遅さを指摘。「総理はどうされてしまったのでしょうか?不思議になります 誰か的確にアドバイス,サポートできる方はおられないのでしょうか?与野党問わず議員のみなさんもわかってくれているのでしょうか?」と困惑しつつ、「もっと動いてくださいませ!!」と政府へ訴えた。
福井県は 5日、「新型コロナウイルス特措法」に基づく緊急事態宣言の延長を受け、 4月25日から実施している飲食店の営業時間を午前 5時~午後 8時の間に限定する協力要請を、 5月11日に解除すると発表した。一方、県内の遊興施設や運動施設などに対する休業要請は期限を同 6日から20日まで延長する。
県内では直近 1週間、新たな感染者が確認されていない。杉本達治知事は県庁での対策本部会議後、「感染の第 1波は終息しつつある。通常の社会生活に戻るために全力を挙げる」と述べた。
県は休業や短縮営業の要請に応じた事業者に協力金10万~50万円を支給する考えだが、延長に伴う増額は行わない。
県境をまたぐ移動や、接待を伴う飲食店の利用は引き続き20日まで自粛するよう県民に要請した。ストレス発散のため、県内で家族がピクニックやバーベキューなどの屋外活動をすることは認める。