「ヴィクトリアマイル」を制し史上最多タイの芝GI7勝目を挙げたアーモンドアイ=東京競馬場
<ヴィクトリアマイル>◇17日=東京◇GI◇芝1600メートル◇ 4歳上牝◇出走16頭
クリストフ・ルメール騎手(40)が騎乗した断然の「1番人気」アーモンドアイ(牝 5、国枝)が圧勝し、「国内外JRA・GI通算7勝目」となり、「史上最多タイ」となった。
好スタートから好位を進むと、直線で楽な手応えで抜け出し、ノーステッキで快勝。勝ちタイムは 1分30秒 6。
「2着」に 4番人気サウンドキアラ(牝 5、安達)、「3着」に 5番人気ノームコア(牝5、萩原)。
「ヴィクトリアマイル」を制し史上最多タイの芝GI7勝目を挙げたアーモンドアイ=東京競馬場
ルメール騎手は「アーモンドアイ大人になりましたので、乗りやすかったです。いいポジション取れましたし、マイペースで走ることができました。これから負けないね。もうレジェンドホース」と褒めちぎった。
アーモンドアイは18年に「桜花賞、オークス、秋華賞」の「牝馬3冠」を制し、ジャパンCも勝ち、同年の「年度代表馬」を受賞。19年は「ドバイターフ、天皇賞・秋」を「優勝」。「有馬記念」で 9着に敗れて以来、中 146日での出走だったが、見事に巻き返した。「国内外GI・7勝」はシンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクト、ウオッカ、キタサンブラック、ジェンティルドンナに続いて 7頭目。
馬連(12)(18) 750円、馬単(12)(18) 950円、 3連複(12)(16)(18)2960円、 3連単(12)(18)(16)7340円。
(注=成績、払戻金などは、必ず主催者のものと照合して下さい)
「ヴィクトリアマイル」を制したアーモンドアイ=東京競馬場
17日の東京11Rで行われた「第15回ヴィクトリアマイル」( 4歳以上オープン、GI、芝1600メートル)、牝馬、定量、16頭立て=ディメンシオン、セラピアが出走取消、「1着賞金」= 1億 500万円)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の「1番人気」アーモンドアイ( 5歳、美浦・国枝栄厩舎)が「勝利」。東京競馬場で開催される 5週連続GIの「第2戦・古馬マイル女王決定戦」を制した。
4馬身差の「2着」は 4番人気サウンドキアラ、さらにクビ差「3着」には 5番人気ノームコアが入った。
5月17日の東京11Rで行われた「第15回ヴィクトリアマイル」( 4歳以上オープン、GI、芝1600メートル)、牝馬、定量、16頭立て=ディメンシオン、セラピアが出走取消、「1着賞金」= 1億 500万円)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の「1番人気」アーモンドアイ( 5歳、美浦・国枝栄厩舎)が「勝利」。昨年のオークス馬ラヴズオンリーユーや、「重賞3連勝中」だったサウンドキアラらを撃破し戴冠。東京競馬場で開催される 5週連続GIの「第2戦・古馬マイル女王決定戦」を制した。タイムは 1分30秒 6(良)。
ゴール前力強く抜け出したアーモンドアイが、「ヴィクトリアマイル」を圧勝した=東京競馬場
4馬身差の「2着」にはサウンドキアラ( 4番人気)、さらにクビ差遅れた「3着」にノームコア( 5番人気)が入った。なお、昨年のオークス馬ラヴズオンリーユー( 3番人気)は「7着」、昨年の「2着馬」プリモシーン(2番人気)は「8着」に敗れた。
今年の初戦を迎えたアーモンドアイは、出走予定だったドバイターフが中止となったため、昨年の「有馬記念」(9着)以来の出走で「復活V」。他馬を寄せつけない走りで力の違いを見せつけ、シンボリルドルフやディープインパクトら歴代の名馬に並ぶ「史上最多タイの芝GI7勝目」。
また、「1着賞金」 1億 500万円を獲得し、JRA獲得賞金が10億円を突破。JRA獲得賞金が10億円を超えた牝馬はブエナビスタ、ジェンティルドンナ、ウオッカの 3頭のみ。アーモンドアイは昨年 3月にドバイターフを勝っており、JRA+海外の総獲得賞金が14億円を突破し、「歴代7位」に浮上した。
「ヴィクトリアマイル」を制し史上最多タイの芝GI7勝目を挙げたアーモンドアイとルメール騎手=東京競馬場
「ヴィクトリアマイル」を勝ったアーモンドアイは、父ロードカナロア、母フサイチパンドラ、母の父サンデーサイレンスという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は「12戦9勝」(うち海外1戦1勝)。重賞は18年「シンザン記念」(GIII)、「桜花賞」(GI)、「オークス」(GI)、「秋華賞」(GI)、「ジャパンC」(GI)、昨年の「ドバイターフ」(海外GI)、「天皇賞・秋」(GI)に次いで「8勝目」。「ヴィクトリアマイル」は、国枝栄調教師は11年アパパネ、C.ルメール騎手は17年アドマイヤリードに次いで「2勝目」。
◆クリストフ・ルメール騎手(1着 アーモンドアイ)
「安心しました。パドックからスタートまでいい感じで大人になりましたね。途中もとても乗りやすくて、リラックスしていて、最後はパワフルストライドを使いましたね。改めてGIを勝つことができましたし、これから負けないね。アーモンドアイは特別な馬です」
ヴィクトリアマイルを制したアーモンドアイとルメール騎手=東京競馬場