●西村康稔経済再生担当相(57)は 6日の記者会見で、｢新型コロナウイルス｣の新規感染者が夜の繁華街に関連している例が目立つことに関し、東京都の小池百合子知事(67)と 7日に会談し、対策を話し合うと明らかにした。感染経路が不明なケースが夜の街の関係者に多く、西村氏は強調。接待を伴う飲食店が営業を再開できる目安の19日を前に、小池氏や専門家と効果的な抑止策について議論する。
●東京都で 6日、新型コロナウイルスの感染者が新たに26人報告されたことが関係者への取材で分かった。直近 7日間で平均すると、 1日当たり約19.7人。累計では約5370人になった。都は感染拡大の兆しがあるとして｢東京アラート｣を継続、警戒を求めている。
●“アベノマスク”が、タピオカドリンクに変わる。全国に 8店舗を展開するタピオカドリンク専門店｢フロルフロル｣は 1～30日の間、未開封のアベノマスクと、好きなタピオカドリンクを無料で交換する、寄付企画を行っている。｢アベノマスク｣とも呼ばれる政府配布の布マスクは、いまだ全国への配布が完了しておらず、町にはよりフィルター効果の高いとされる不織布マスクさえ、飽和状態が目立っている。滋賀草津ＤＥ愛ひろば前店(草津市)の矢田恵美店長(51)は企画を立ち上げた理由を説明した。集まったマスクは、老人ホームや保育所など、必要としている施設に届ける予定だという。
●｢新型コロナウイルス｣の影響で客が激減していた京都の観光地は徐々に活気を取り戻しつつある。 6日、清水寺に続く清水坂の約20店舗が一斉に営業を再開させた。清水繁栄会の村上健治会長(76)は説明した。清水寺では週末の参拝者が緊急事態宣言解除前の 1日 400人程度から、約3000人まで増加した。平日でも 200人から多いときで 800人程度までになっているという。繁華街の四条河原町では人通りが増加。飲食店で働く30代の男性は、店は外国人観光客向けのようで｢今日は2000円も稼いでいない｣と嘆いた。
●元ＳＭＡＰの稲垣吾郎(46)、草彅剛(45)、香取慎吾(43)が 7日午後 3時から生放送するＡｂｅｍａＴＶのレギュラー番組｢７．２ 新しい別の窓｣に大阪府の吉村洋文知事(44)がリモート出演することが 5日、分かった。 3カ月ぶりにスペシャル生ライブも無観客で実施。お笑いコンビ、ＥＸＩＴらも登場する。大阪府は 6日、大阪市の70代女性 1人が｢新型コロナウイルス｣に感染したと明らかにした。軽症で感染経路は不明。 5月31日以来となる新規感染者の発表で、府内で確認された感染者は計1784人となった。休業要請などを再び実施するかどうかを判断する独自基準｢大阪モデル｣の警戒信号は｢緑｣を維持した。
● 7日放送のＴＢＳ系｢サンデーモーニング｣(日曜前 8・00)の名物コーナー｢週刊・御意見番｣では、｢新型コロナウイルス｣の陽性判定が出ていた、巨人の坂本勇人内野手(31)、大城卓三捕手(27)が 2度目の同検査で陰性となったことを紹介。また、感染が疑われたヤクルトの村上宗隆内野手(20)、アルバート・スアレス投手(30)らも同検査で陰性が判明し、 6月19日の開幕に影響がないことを取り上げた。司会の関口宏(76)がなだめようとするも張本氏は険しい表情を崩さなかった。
●ダウンタウンの松本人志(56)が 7日、フジテレビ系｢ワイドナショー｣(日曜、前10・00)に出演し、小池百合子東京都知事に対して苦言を呈した。｢新型コロナウイルス感染拡大｣の兆しがあるとして東京都が｢東京アラート｣を発令。レインボーブリッジが赤くライトアップされ警戒を促していた。松本はフジテレビを訪れる際に、レインボーブリッジが青くライトアップされていたことを指摘。色が時間帯によって変化することを語った。司会の東野幸治(52)が続けた。勘違いしていたことを明かした。大阪モデルでは通天閣などをライトアップし、警戒の基準を｢赤・黄・緑｣で示している。松本はオチも加えて、ライトアップの単純化を求めていた。
記事をまとめてみました。
西村康稔経済再生担当相は 6日の記者会見で、｢新型コロナウイルス｣の新規感染者が夜の繁華街に関連している例が目立つことに関し、東京都の小池百合子知事と 7日に会談し、対策を話し合うと明らかにした。｢感染防止策として具体的にどのようなことができるのか意見を交わしたい｣と説明した。
感染経路が不明なケースが夜の街の関係者に多く、西村氏は｢危機感を持っている｣と強調。接待を伴う飲食店が営業を再開できる目安の19日を前に、小池氏や専門家と効果的な抑止策について議論する。
また、経済協力開発機構(ＯＥＣＤ)の加盟国の閣僚級が参加し、｢新型コロナ｣を受けた世界経済の見通しなどを議論する会合が10日に開催されることも明らかにした。テレビ会議形式で行う。
4日、東京都議会にて答弁する、小池百合子都知事＝都庁
東京都で 6日、新型コロナウイルスの感染者が新たに26人報告されたことが関係者への取材で分かった。直近 7日間で平均すると、 1日当たり約19.7人。累計では約5370人になった。都は感染拡大の兆しがあるとして｢東京アラート｣を継続、警戒を求めている。
都内の感染者数は 3月下旬から急増し、 4月中旬にピークに達した。 5月下旬にかけ減少傾向にあったが、同25日の緊急事態宣言解除後は再び増加に転じた。
“アベノマスク”が、タピオカドリンクに変わる。全国に8店舗を展開するタピオカドリンク専門店｢フロルフロル｣は 1～30日の間、未開封のアベノマスクと、好きなタピオカドリンクを無料で交換する、寄付企画を行っている。
｢アベノマスク｣とも呼ばれる政府配布の布マスクは、いまだ全国への配布が完了しておらず、町にはよりフィルター効果の高いとされる不織布マスクさえ、飽和状態が目立っている。滋賀草津ＤＥ愛ひろば前店(草津市)の矢田恵美店長は｢捨てられていたかもしれない税金を、無駄にすることなく、有意義な使い方をしてくれる施設などに届けたいと思い、活動を始めました｣と企画を立ち上げた理由を説明した。
フロルフロルの店舗と、寄付されるマスク
滋賀県では、｢アベノマスク｣がまだ十分に行き渡っていないのか、まだ寄付枚数が少ないと言うが、名古屋 3店舗では｢ 1日で 100杯分のマスクが集まっている｣と反響を明かした。
ひろば前店には、 400円～ 580円の41種類の商品がある。大阪など県外から来る人もいるというが、多くの人が｢『もらうのが申し訳ない』と、 400円のミルクティーを選ぶんです｣と、人の温かさに触れ、うれしそうに話した。町にある｢寄付ボックスに持って行きにくいが、お店なら気軽に持って行ける｣という声も出ていると話す。気を使って、 1杯交換し、もう 1杯購入していく客も少なくないという。｢良い事をして、良い物をもらえる｣。集まったマスクは、老人ホームや保育所など、必要としている施設に届ける予定だという。
｢新型コロナウイルス｣の影響で客が激減していた京都の観光地は徐々に活気を取り戻しつつある。
6日、清水寺に続く清水坂の約20店舗が一斉に営業を再開させた。清水繁栄会の村上健治会長は｢一斉に開けて、『清水坂は元気に商売しているよ。ぜひお越し下さい』という意思表示です｣と説明した。
徐々に観光客が増加している清水寺へ続く坂道＝京都市・清水坂
清水寺では週末の参拝者が緊急事態宣言解除前の 1日 400人程度から、約3000人まで増加した。平日でも 200人から多いときで 800人程度までになっているという。八坂神社も同様で、神社庶務課の東條貴史さんは｢若干増えていると思います。油断は禁物なので(感染対策に)最善を尽くそうと思います｣と語った。
徐々に観光客が増加している清水寺へ続く坂道＝京都市・清水坂
繁華街の四条河原町では人通りが増加。飲食店で働く30代の男性は｢コロナ前に比べると 3割ぐらいは戻っている｣と話した。だが店は外国人観光客向けのようで｢(外国人が)戻ってもらわないと、今日は2000円も稼いでいない｣と嘆いた。
左から草彅剛、稲垣吾郎、香取慎吾
元ＳＭＡＰの稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が 7日午後 3時から生放送するＡｂｅｍａＴＶのレギュラー番組｢７．２ 新しい別の窓｣に大阪府の吉村洋文知事(44)がリモート出演することが 5日、分かった。
同番組では専門家を招き、吉村知事とともに緊急事態宣言後の対策や、｢アフターコロナ｣について、生活をする中で今、知っておきたいことはもちろん、視聴者に代わって 3人が、家庭では夫であり、父でもある吉村知事のプライベートの過ごし方などに迫る。
また、 3カ月ぶりにスペシャル生ライブも無観客で実施。お笑いコンビ、ＥＸＩＴらも登場する。
大阪府庁で定例会見を行う吉村洋文知事＝大阪府庁
大阪府は 6日、大阪市の70代女性 1人が｢新型コロナウイルス｣に感染したと明らかにした。軽症で感染経路は不明。 5月31日以来となる新規感染者の発表で、府内で確認された感染者は計1784人となった。
府によると、感染疑いの人に対する検査は 452件実施され、陽性率は 0.2％。休業要請などを再び実施するかどうかを判断する独自基準｢大阪モデル｣の警戒信号は｢緑｣を維持した。
7日放送のＴＢＳ系｢サンデーモーニング｣(日曜前 8・00)の名物コーナー｢週刊・御意見番｣では、｢新型コロナウイルス｣の陽性判定が出ていた、巨人の坂本勇人内野手、大城卓三捕手が 2度目の同検査で陰性となったことを紹介。また、感染が疑われたヤクルトの村上宗隆内野手、アルバート・スアレス投手らも同検査で陰性が判明し、 6月19日の開幕に影響がないことを取り上げた。
張本勲氏
リモート出演した野球評論家の張本勲氏(79)は｢いやぁ、よかったですよ｣と、安堵する一方で｢厳しく言えば何やっとるんだ、と怒ってやりたいくらい。この時期だからね。振り返ったらどっかで何かしてるんですよ、会食とか、遊んだりとか。そういうことは一切やめないと｣と苦言を呈した。
司会の関口宏が｢普通にしててもうつるときはうつるみたいだよ｣と、なだめようとするも張本氏は｢だからキリがないじゃない｣と返し、険しい表情を崩さなかった。
ダウンタウンの松本人志が 7日、フジテレビ系｢ワイドナショー｣(日曜、前10・00)に出演し、小池百合子東京都知事に対して｢(大阪府知事の)吉村さんにライバル意識持ちすぎ｣と苦言を呈した。
｢新型コロナウイルス感染拡大｣の兆しがあるとして東京都が｢東京アラート｣を発令。レインボーブリッジが赤くライトアップされ警戒を促していた。
松本はフジテレビを訪れる際に、レインボーブリッジが青くライトアップされていたことを指摘。｢(フジテレビに)来るとき、橋青色だったんですよ。あれ、ややこしいんですけど、聞いたら、医療従事者の方々に『ありがとうございます』の青らしいんですけど。で、(午後) 8時になったら赤なんですって｣と色が時間帯によって変化することを語った。
ダウンタウン・松本人志氏
司会の東野幸治(52)が｢19時から20時の青は医療従事者を応援する青。20時から24時はアラートの赤｣と補足。松本は｢小池さん、ちゃんと言わないと！青やって思っちゃうよ｣と続けた。
さらに｢大阪モデルをあれ(イメージ)してるから『きょう青なんや』って。これ全然分かってないよ｣と周知が行き届いていないことを強調。ゲストの石原良純も｢単純に『赤くないじゃん』って思ってた｣と勘違いしていたことを明かした。
大阪モデルでは通天閣などをライトアップし、警戒の基準を｢赤・黄・緑｣で示している。松本は｢小池さんは吉村さんにライバル意識持ちすぎ。もう『赤・青・黄』でいいんですよ。それをレインボーカラーとか言うでしょ。『レインボーブリッジに掛けてる』とか言うんですけど、レインボーブリッジは橋やからもう掛かってんねん！｣とオチも加えて、ライトアップの単純化を求めていた。
