●「新型コロナウイルス禍」の子どもたちの不安を取り除こうと、世界保健機関(WHO)は17日までに、親が心掛けるべき「6カ条」を公表した。短時間でも子どもと一緒に遊ぶ時間をつくったり、「新型コロナ」について共に学んだりすることなどを奨励している。「6カ条」は<1>子どもと 1対 1の時間をつくる<2>親が前向きに物事をきちんと伝える<3>新しいルーティンを作る<4>子どもが「悪い子」になったら一呼吸置く<5>落ち着いてストレスと向き合う<6>「新型コロナウイルス感染症」について正確な情報を話す。
●東京都は17日、「新型コロナウイルスの感染者」が新たに 161人報告されたと発表した。直近 7日間の平均は 1日当たり約 258.7人で、依然として高水準だ。 200人以下になったのは11日以来で、休日明けに減少する傾向がある。17日時点の入院患者は前日より61人増の1666人。うち重症患者は27人で、 2人増えた。都は警戒度を「4段階の指標」で最も深刻な「感染が拡大している」に位置付けている。お盆の時期の旅行や帰省を控えるよう都民に要請しており、酒類を提供する飲食店やカラオケ店には今月31日まで午後10時閉店の「時短営業」も求めている。
●文部科学省は17日、スポーツ庁の30代男性職員が「新型コロナウイルス」に感染したと発表した。鈴木大地長官や、萩生田光一文科相ら政務三役との接触は最近なかったという。
●「新型コロナウイルスの感染拡大」が続く中、福岡市が、ワクチンが十分備えられるか治療法が確立するまで、クルーズ船の博多港への寄港を認めないと決めたことが18日、市への取材で分かった。市によると、「感染症」を理由とし、自治体独自の判断で入港の可否を決める仕組みは珍しい。国土交通省によると、博多港には2015~18年、全国で最多のクルーズ船が寄港。19年の速報値は那覇港が 260隻と最多で、博多港は 229隻で 2位だった。クルーズ船を巡っては「ダイヤモンド・プリンセス」などで「新型コロナの大規模なクラスター(感染者集団)」が発生した。
●今夏のお盆休みは、「新型コロナウイルスの感染拡大」が影響し、帰省や旅行に出掛けた人出が大幅に減った。曜日の配列で休みが連続して取りにくく、各地で猛暑になったこともあり、例年のような混雑にならなかった。航空各社が17日に発表した 7~16日の利用実績は、国内線が前年同期比64%減の 124万 4千人、国際線は97%減の 2万 1千人。高速道路各社がまとめた同期間の10キロ以上の渋滞は前年から66%減の 149回だった。KDDI(au)の主要観光地23地点の調査では、休み終盤の15、16日、大半が前年 8月の休日平均より減少した。高速道路各社によると、お盆期間の渋滞の発生数は2005年の民営化以降で最少。交通量は昨年に比べ33%減った。ピーク日もなかった。KDDIによると、スマートフォンの位置情報を分析した結果、15日は23地点のうち19地点で、16日は全てで減少した。減少率は 2~ 4割の地点が多かった。静岡県の浜名湖内浦湾は15日55.1%減、16日69.0%減。金沢市の兼六園は同様に45.1%減と54.4%減、熊本市の熊本城公園も41.7%減と42.6%減だった。
●東日本や西日本は17日も広く高気圧に覆われ、浜松市中区で午後 0時10分、国内史上最高気温と並ぶ41.1度を観測するなど各地で猛暑となった。浜松市天竜区では16日午後に今夏の国内最高気温40.9度を記録したばかりで、国内で40度台を連日観測するのは観測史上初めて。気象庁によると、17日は他に愛知県新城市で38度に達し、和歌山県古座川町、宮崎県西米良村、高知県四万十市などで37度を超えた。一方、東北は日本海から延びる前線や湿った空気の影響で雨が降り、秋田県や山形県で 1時間降水量が20ミリを超えた。18日の予想最高気温は岐阜市、岡山市、山口市、福岡県久留米市、熊本市、鹿児島市が38度などとなっている。16日の40.9度は観測史上、岐阜県多治見市で07年 8月16日に観測された「歴代5位」とタイ記録となった。今夏の40度以上は11日の群馬県伊勢崎市と桐生市の40.5度以来、 3回目。16日は他に多治見市で39.6度、高知県四万十市で39.4度、甲府市で39.2度、徳島県那賀町で39.0度に達した。伊豆諸島・大島では観測史上最高の35.9度を記録。伊豆諸島、小笠原諸島の観測点で初の「猛暑日」となった。前日16日も浜松市天竜区で40.9度、中区でも40.2度を記録。 2日連続で40度を超える猛暑となる中、市内のうなぎ店「炭焼うなぎ加茂」の加茂学さん(52)は、「コロナ対策」の換気で外から熱風が入って来るため、冷房が全く効かず、客も汗だくで食事をしていたという。
●日本列島は18日も、猛暑が続いた。西日本から東日本にかけての広範囲で高気圧に覆われて晴れ、午前中から最高気温が35度以上の「猛暑日」となる地点もあった。九州では40度に迫る場所もあるとみられ、気象庁は「熱中症」に警戒するよう呼び掛けている。午前11時現在で全国 921の観測地点のうち、30度以上は 512地点、うち35度以上は41地点に上った。
●ロイター通信は17日、「米国立気象局」が西部カリフォルニア州デスバレーで16日に54.4度の気温を観測したと報じた。世界気象機関(WMO)によると、公式記録として確認されれば1931年以来89年ぶりの暑さとなる。「米国立気象局」によると、54.4度は16日午後 3時41分(日本時間17日午前 7時41分)に観測した。
記事をまとめてみました。
「新型コロナウイルス禍」の子どもたちの不安を取り除こうと、世界保健機関(WHO)は17日までに、親が心掛けるべき「6カ条」を公表した。
短時間でも子どもと一緒に遊ぶ時間をつくったり、「新型コロナ」について共に学んだりすることなどを奨励している。
「6カ条」は<1>子どもと 1対 1の時間をつくる<2>親が前向きに物事をきちんと伝える<3>新しいルーティンを作る<4>子どもが「悪い子」になったら一呼吸置く<5>落ち着いてストレスと向き合う<6>「新型コロナウイルス感染症」について正確な情報を話す。
「 1対 1の時間-」では学齢別に接し方を紹介。小さな子どもには「物語を聞かせたり、お絵かきをしたりする」、小学生の子どもには「ゲーム感覚で一緒に家事をする」などとした。
「親が前向きに-」では子どもが良いことをしたときはたくさん褒めるよう心掛けること、「新しいルーティン」は日々の活動や自由時間を子どもたち自身に計画させたり、毎日運動する時間を取ったりするようアドバイスしている。
「子どもが悪い子になったら-」は親が叱る時、大声で叫ぶ前にゆっくりと深呼吸することを推奨。「ストレスと向き合う」は親自身が健康でいるために休息をしっかり取ること、「新型コロナについて話す」は、子どもから尋ねられて分からない場合でも、共に考えようと呼び掛けている。
東京都は17日、「新型コロナウイルスの感染者」が新たに 161人報告されたと発表した。直近 7日間の平均は 1日当たり約 258.7人で、依然として高水準だ。 200人以下になったのは11日以来で、休日明けに減少する傾向がある。17日時点の入院患者は前日より61人増の1666人。うち重症患者は27人で、 2人増えた。
都によると、 161人のうち感染経路が不明なのは 6割に当たる92人。年代別では20代と30代が80で約半数を占めた。感染者の累計は 1万7875人となった。
都は警戒度を「4段階の指標」で最も深刻な「感染が拡大している」に位置付けている。お盆の時期の旅行や帰省を控えるよう都民に要請しており、酒類を提供する飲食店やカラオケ店には今月31日まで午後10時閉店の「時短営業」も求めている。
「新型コロナウイルスの感染拡大」が続く中、福岡市が、ワクチンが十分備えられるか治療法が確立するまで、クルーズ船の博多港への寄港を認めないと決めたことが18日、市への取材で分かった。市によると、「感染症」を理由とし、自治体独自の判断で入港の可否を決める仕組みは珍しい。
国土交通省によると、博多港には2015~18年、全国で最多のクルーズ船が寄港。19年の速報値は那覇港が 260隻と最多で、博多港は 229隻で 2位だった。
市は、「博多港港湾施設管理条例」の運用ルールに当たる要領を新たに策定し、 6月から施行。感染症発生地域に寄港したり、その地域の住民が乗っていたりするクルーズ船を対象に、ワクチンが日本で承認され医療機関に常備されるか、治療法が確立するまでは、基本的に接岸を認めないと定めた。これまでに適用事例はないという。
福岡市の高島宗一郎市長は18日の記者会見で「クルーズ船の感染者が市内で入院すれば医療崩壊が起きうる。市民を守るため、上陸は断るしかない」と述べた。
クルーズ船を巡っては「ダイヤモンド・プリンセス」などで「新型コロナの大規模なクラスター(感染者集団)」が発生した。
今夏のお盆休みは、「新型コロナウイルスの感染拡大」が影響し、帰省や旅行に出掛けた人出が大幅に減った。曜日の配列で休みが連続して取りにくく、各地で猛暑になったこともあり、例年のような混雑にならなかった。
航空各社が17日に発表した 7~16日の利用実績は、国内線が前年同期比64%減の 124万 4千人、国際線は97%減の 2万 1千人。高速道路各社がまとめた同期間の10キロ以上の渋滞は前年から66%減の 149回だった。KDDI(au)の主要観光地23地点の調査では、休み終盤の15、16日、大半が前年 8月の休日平均より減少した。
航空各社によると、空の便の国内線は、全日空が前年同期比69%減で47万 8千人、日航66%減で39万人。全ての方面で大幅に減った。国際線は全日空が96%減の 1万 2千人、日航97%減で 8千人だった。一部の航空会社では運航している便がなかった。各社は低迷が想定以上だとみており、今後もダイヤの減便を続ける方針だ。
利用客がまばらな羽田空港国内線の到着ロビー=東京都大田区
高速道路各社によると、お盆期間の渋滞の発生数は2005年の民営化以降で最少。交通量は昨年に比べ33%減った。ピーク日もなかった。
昨年、10キロ以上の渋滞 436回のうち首都圏が46%で、近畿圏21%、愛知、岐阜、三重 3県の中京圏が12%だった。今年は 149回のうち首都圏83%で近畿圏が17%、中京圏はゼロだった。このうち30キロ以上は昨年が39回、今年は 6回だった。
KDDIによると、スマートフォンの位置情報を分析した結果、15日は23地点のうち19地点で、16日は全てで減少した。減少率は 2~ 4割の地点が多かった。静岡県の浜名湖内浦湾は15日55.1%減、16日69.0%減。金沢市の兼六園は同様に45.1%減と54.4%減、熊本市の熊本城公園も41.7%減と42.6%減だった。
東日本や西日本は17日も広く高気圧に覆われ、浜松市中区で午後 0時10分、国内史上最高気温と並ぶ41.1度を観測するなど各地で猛暑となった。浜松市天竜区では16日午後に今夏の国内最高気温40.9度を記録したばかりで、国内で40度台を連日観測するのは観測史上初めて。
厳しい暑さは18日も続く見通しで気象庁は小まめな水分補給といった「熱中症対策」を呼び掛けている。過去の41.1度は埼玉県熊谷市で2018年 7月23日に観測された。
気象庁によると、17日は他に愛知県新城市で38度に達し、和歌山県古座川町、宮崎県西米良村、高知県四万十市などで37度を超えた。一方、東北は日本海から延びる前線や湿った空気の影響で雨が降り、秋田県や山形県で 1時間降水量が20ミリを超えた。
18日の予想最高気温は岐阜市、岡山市、山口市、福岡県久留米市、熊本市、鹿児島市が38度などとなっている。
16日の40.9度は観測史上、岐阜県多治見市で07年 8月16日に観測された「歴代5位」とタイ記録となった。今夏の40度以上は11日の群馬県伊勢崎市と桐生市の40.5度以来、 3回目。
16日は他に多治見市で39.6度、高知県四万十市で39.4度、甲府市で39.2度、徳島県那賀町で39.0度に達した。
伊豆諸島・大島では観測史上最高の35.9度を記録。伊豆諸島、小笠原諸島の観測点で初の「猛暑日」となった。
猛暑が続く中、浜松市中区で17日、日本歴代最高気温に並ぶ41.1度を記録した。18年 7月23日に埼玉県熊谷市で観測された記録に並んだ。
静岡地方気象台の瀬下政宏気象情報官は猛暑の原因を「大気の下層が太平洋高気圧、上層がチベット高気圧で覆われており、雲が発生、発達しにくく、太陽の光が届きやすいため」と分析した。加えて「浜松付近は西寄りの風が吹き、フェーン現象になり、乾いた風が浜松に入って来て、さらに気温が上昇した」と話した。
「新型コロナウイルスの感染拡大」に伴い、感染防止策としてマスクの着用が推奨されており、「熱中症患者」や、死者が多く出ている。熊谷市の富岡清市長は浜松の41.1度を記録したことを受け、「生命に影響を与えかねない災害級の暑さ」と警戒し、「『暑さ対策日本一』を掲げてきた市として、暑さを競うのではなく、生命と健康を守るため、今年は『新型コロナウイルス感染症対策』と併せ、『暑さ対策』、『熱中症予防』に取り組んでいく」とコメントした。
前日16日も浜松市天竜区で40.9度、中区でも40.2度を記録。 2日連続で40度を超える猛暑となる中、市内のうなぎ店「炭焼うなぎ加茂」の加茂学さんは「今までで 1番暑くて、ビックリした」。この日も常連客に加え、夏場に精を付けるためと多くの食事客が訪れた。「コロナ対策」の換気で外から熱風が入って来るため、冷房が全く効かず、客も汗だくで食事をしていたという。加茂さんは「この暑さは体にこたえる。体に熱がこもり、夜バテてしまう」と話した。加茂さんは、「外出自粛の影響」で経営面で苦しむ店が多くある中、客が来てくれることが幸せだと話し「『暑さ対策』と『コロナ対策』、できることは全部やり、お客様に喜んでいただきたい」と、前向きに話した。
日本列島は18日も、猛暑が続いた。西日本から東日本にかけての広範囲で高気圧に覆われて晴れ、午前中から最高気温が35度以上の「猛暑日」となる地点もあった。九州では40度に迫る場所もあるとみられ、気象庁は「熱中症」に警戒するよう呼び掛けている。
気象庁によると、午前中には宮崎県美郷町やえびの市、高知県四万十市、三重県紀北町、鹿児島市などで37度台に達した。午前11時現在で全国 921の観測地点のうち、30度以上は 512地点、うち35度以上は41地点に上った。
デスバレー国立公園付近で高温に関する注意する看板 (ロイター通信)
ロイター通信は17日、「米国立気象局」が西部カリフォルニア州デスバレーで16日に54.4度の気温を観測したと報じた。世界気象機関(WMO)によると、公式記録として確認されれば1931年以来89年ぶりの暑さとなる。
WMOによると、31年 7月にチュニジア中部ケビリで55.0度を記録している。世界の最高気温は1913年 7月10日にデスバレーで記録した56.7度とされる。
米国立気象局によると、54.4度は16日午後 3時41分(日本時間17日午前 7時41分)に観測した。
デスバレーはシエラネバダ山脈の東側に位置した砂漠の盆地で、極端に乾燥した気候で知られる。
米デスバレーの砂丘=カリフォルニア州 (ロイター通信)
こう暑いと、ウナギが電気が無いけれど、ポケモンのシビルドンになってしまう…(ボソ)