●西勇輝投手(30)が26日、オンライン取材に応じ、後輩投手陣の突き上げを願った。阪神移籍後 2年連続チームトップの「2ケタ勝利」を挙げ、来季も開幕投手が基本線だ。だが骨太のチームになるためには生え抜き台頭が不可欠とし、西勇は迷わず後輩たちの名前を並べ、秋山拓巳投手(29)、青柳晃洋投手(26)、高橋遥人投手(24=亜細亜大學OB)の名を挙げて奮起を期待。開幕投手を競い合うことでチームが活性化し、「優勝」を目指す推進力になるとの考えを示した。移籍 2年目の今季は、開幕投手を務めて「11勝」をマーク。 2年連続でチームトップの「2ケタ勝利」を挙げ、投球回、防御率も先発投手陣で最高の数字だ。矢野燿大監督(51)も11月の秋季練習中明かしており、来季も開幕投手を任されることが基本線。だがあえて後輩の突き上げを望んだのは、チームのレベルアップ、そして未来を思ったからだ。藤川球児投手(40)や能見篤史投手(41)らベテラン勢が退団し、変わる自身の役割も自覚している。背中と結果で若手を引っ張る意気込みだ。「日本シリーズ」は見なかったという。西勇 1強では強くならない。理想の関係でチーム力の底上げを図る。熱い呼びかけに、来季こそ「優勝」の思いを込めた。
●坂本誠志郎捕手(27)が新フォームで本塁打を放った。実戦機会を求め、フェニックスリーグに参加中。初回二死 1塁でDeNA先発坂本裕哉投手(23)から左翼席に豪快な 1発を運んだ。同リーグでは低重心だった構えにゆとりを持たせるフォームを試している。貪欲に試行錯誤を続けていく。梅野隆太郎捕手(29)からの正捕手奪取へ向け、南国で打棒に磨きをかける日々。平田勝男 2軍監督(61)もうなった。
●井上広大外野手(19)がみやざきフェニックス・リーグのDeNA戦(天福)で 3安打を放ち、ヤクルト奥川との再戦に弾みをつけた。「4番右翼」でフル出場。初回に左腕坂本から中前適時打で先制点をたたき出した。 3回、 5回にも安打を放ち、同リーグ初の 3安打をマーク。いずれも 2ストライクからコンパクトなスイングに意識を切り替え、成長を感じさせた。27日ヤクルト戦(都城)の相手先発は、19年「ドラフト1位右腕」ト奥川恭伸投手(19=星稜)の先発が予想される。対決は19年 8月22日、「夏の甲子園大会」決勝以来。当時は履正社(大阪)の「4番」井上が、星稜(石川)のエース奥川からバックスクリーン左へ「逆転3ラン」を放ち、「優勝」を飾った。プロ同士で迎える 2年越しの対戦へ表情を引き締めた。球界の未来を担う 2人が、南国で相まみえる。これからの野球界を担う黄金世代。その筆頭候補が南国で火花を散らす。
●阪神先発小野泰己投手(26)が 6回 2安打 1失点(自責 0)で来季巻き返しをアピールした。変化球でカウントを整えながら、持ち味の直球で強気に押し込んだ。前回18日のヤクルト戦( 5回 1安打無失点)に続く快投だ。今季は「1軍登板0」に終わり、きりり。平田 2軍監督も進化を感じ取っていた。
●阪神及川雅貴投手(19=横浜)がヤクルト奥川恭伸投手との初対決に意気込んだ。ともに27日に先発予定。 2人は高校時代、ロッテ佐々木朗希投手(19=岩手県立大船渡)、阪神西純矢投手(19=創志学園)とともに「高校四天王」と称され、甲子園を沸かせた。及川は前回19日の西武戦でプロ最長の 7回を 6安打 1失点に抑えるなど状態を上げている。「負けません!」と力を込めた。
●阪神先発の右腕小野は威力ある直球を主体に 6回 2安打 1失点(自責 0)。前回の18日ヤクルト戦( 5回 1安打無失点)に続いて好投を見せた。打線では「4番」井上が先制適時打を含む固め打ちで、同リーグ初の 3安打。27日ヤクルト戦(都城)では、同学年の右腕奥川と19年「夏の甲子園大会」決勝以来となる対決に臨む。実戦機会を求めて参加中の坂本も、 2ランを含む 2安打を放った。
●阪神藤井彰人バッテリーコーチ(44)が近大の後輩でもある「ドラフト1位」佐藤輝明内野手(21)に温かいエールを送った。「人気球団の目玉ルーキー」としてすでに注目を浴びている藤井コーチは現役時代に「男前キャラ」で人気を博しただけに、自らキャラを勝ち取るようにエール。将来的なキャラクター設定についても冗談交じりに勧めていた。頼れる先輩として、黄金ルーキーを支えていくつもりだ。
●来季から阪神投手陣の最年長になる38歳中田賢一投手が、古巣に刺激を受けた。昨季まで 6年間在籍したソフトバンクが「日本シリーズ」で巨人を圧倒。移籍 1年目の今季は 3試合に登板して「0勝2敗」。この日は鳴尾浜で汗を流し、来季の巻き返しを誓った。
●ヤンキースの「GM特別アドバイザー」を務める松井秀喜氏(46)が、古巣・巨人の奮起に期待した。26日、都内で開催されたビジネスセミナーに米ニューヨークからオンラインで参加。日本シリーズで 2年連続の「4連敗」で敗退した巨人の話題となり、今後の巻き返しにエールを送った。主催者側と対談形式で行われ、将来的な指導者への可能性についても直球の質問が飛んだ。来季、阪神の監督を務めるのはどうかとの質問にたじたじの様子だった。それでも、「指導者」という立場では日米で定期的に野球教室を行うなど積極的に活動している。球界全体のさらなる発展を願った。
記事をまとめてみました。
開幕投手を奪いに来い! 西勇輝投手が26日、オンライン取材に応じ、後輩投手陣の突き上げを願った。
阪神移籍後 2年連続チームトップの「2ケタ勝利」を挙げ、来季も開幕投手が基本線だ。だが骨太のチームになるためには生え抜き台頭が不可欠とし、秋山、青柳、高橋の名を挙げて奮起を期待。開幕投手を競い合うことでチームが活性化し、「優勝」を目指す推進力になるとの考えを示した。
読売テレビ「朝生ワイド す・またん!」でスタジオ生出演した西勇輝投手
◇ ◇ ◇
来季の開幕投手について問われると、西勇は迷わず後輩たちの名前を並べた。
「僕が目指すというよりも、秋山だったり、青柳、(高橋)遥人あたりがね。今年 1年、ローテーション回れた部分もありますので、そういう若手に出てきてほしいなと、すごく思いますよね」
読売テレビ「朝生ワイド す・またん!」でスタジオ生出演した西勇輝投手(右)。左は森たけしアナウンサー
移籍 2年目の今季は、開幕投手を務めて「11勝」をマーク。 2年連続でチームトップの「2ケタ勝利」を挙げ、投球回、防御率も先発投手陣で最高の数字だ。矢野監督も11月の秋季練習中、「そら西を上回ってくれたら変えるけど。現状は西でしょ」と明かしており、来季も開幕投手を任されることが基本線。だがあえて後輩の突き上げを望んだのは、チームのレベルアップ、そして未来を思ったからだ。
秋山拓巳投手=阪神甲子園球場
「(開幕投手は)外様より生え抜きというイメージが、僕はあります。僕が 3番手、 4番手に下がるくらいレベルアップして、来年の開幕に向けてにやっていってほしい」。チーム内の開幕投手争いが活気づけば底上げにつながり、16年ぶりの「リーグ優勝」への推進力になる。もちろん、西勇も簡単に手渡すつもりはない。「僕も抜かされないようにレベルアップしたいので、いい相乗効果を持って」。藤川や能見らベテラン勢が退団し、変わる自身の役割も自覚している。「球児さんも能見さんも、福留さんも抜けて。先発投手だったら、自分が上の年齢になってくる」。背中と結果で若手を引っ張る意気込みだ。
青柳晃洋投手=阪神甲子園球場
「日本シリーズ」は「やっぱり、自分がやりたい場所」と見なかったという。「来年こそはチームみんなで『優勝』をもぎ取って、みんなであの舞台に立てるように頑張りたいなと思います」。西勇 1強では強くならない。理想の関係でチーム力の底上げを図る。熱い呼びかけに、来季こそ「優勝」の思いを込めた。
高橋遥人投手=阪神甲子園球場
○…西勇はこの日、読売テレビの朝の情報番組「朝生ワイド す・またん!」に生出演。大リーグ移籍を視野に入れていると報道された巨人菅野の話題が出ると、18年オフまで自主トレをともにした先輩にエールを送った。「僕からしたら師匠みたいな方なので、前からテレビで言ってたので夢をかなえてほしいと思います」。また、視聴者からの「セ・リーグにもDH制を導入するべきか」という質問には「ぼくバッターで立ちたいんで、DH制にしたらちょっといやだな」と笑顔で返していた。
みやざきフェニックス・リーグ<DeNA 1- 7阪神>◇26日◇日南市天福球場
坂本誠志郎捕手が新フォームで本塁打を放った。
実戦機会を求め、フェニックスリーグに参加中。初回二死 1塁でDeNA先発坂本から左翼席に豪快な 1発を運んだ。同リーグでは低重心だった構えにゆとりを持たせるフォームを試している。「あと 3試合ですけど、続けたいこともあるし変えてみたいことも出てくると思う。ピッチャー相手にしっかり対応して、何かをつかんで帰りたい」。貪欲に試行錯誤を続けていく。
1回二死 1塁で「左越え2ラン」を放った坂本誠志郎捕手=日南市天福球場
「5番・DH」で出場した阪神・坂本が 1回に左翼席へ豪快な「2ラン」。続く第 2打席も左前打を放った。「自分の課題がバッティング。感覚としてもいいものがあったので、これを続けたい」。梅野からの正捕手奪取へ向け、南国で打棒に磨きをかける日々。平田 2軍監督も「 1軍で試合に出て、その差というのはあるね。打つ方でも頭 2つ 3つ違う」とうなった。
井上広大外野手がみやざきフェニックス・リーグのDeNA戦(天福)で 3安打を放ち、ヤクルト奥川との再戦に弾みをつけた。
「4番右翼」でフル出場。初回に左腕坂本から中前適時打で先制点をたたき出した。 3回、 5回にも安打を放ち、同リーグ初の 3安打をマーク。「追い込まれてからどうやって塁に出るかを考えて」。いずれも 2ストライクからコンパクトなスイングに意識を切り替え、成長を感じさせた。
DeNA戦の 1回、井上広大外野手は「中前先制適時打」を放った=日南市天福球場
27日ヤクルト戦(都城)の相手先発は、19年「ドラフト1位右腕」奥川の先発が予想される。対決は19年 8月22日、「夏の甲子園大会」決勝以来。当時は履正社(大阪)の「4番」井上が、星稜(石川)のエース奥川からバックスクリーン左へ「逆転3ラン」を放ち、「優勝」を飾った。
DeNA戦の 1回、井上広大外野手は「中前先制適時打」を放った=日南市天福球場
プロ同士で迎える 2年越しの対戦へ表情を引き締めた。「楽しみはあります。打ちたい気持ちはありますけど、いま自分がやっていることを継続してできないといけない。勝負とかじゃなく、ここ(宮崎)は自分の能力を高めるところ。良い投手にどうやって対応していくかを考えて、やっていけたら」。球界の未来を担う 2人が、南国で相まみえる。
3回、左前打を放った井上広大外野手。ヤクルト奥川恭伸投手とのプロ初対決が実現する=日南市天福球場
阪神・井上広大外野手が26日、DeNA戦(天福)に「4番・右翼」で出場。フェニックス・リーグ自身初の 3安打を放った。27日のヤクルト戦(都城)は奥川恭伸投手(19)が先発予定。昨夏の「甲子園大会決勝」で「日本一」を争った 2人のプロ初対戦が、南国の地をさらに熱くする。
粘って、甘い球を見逃さなかった。井上がフェニックス初の「猛打賞」と大暴れ。南国で大きな成長曲線を描く若虎の伸びしろは天井知らずだ。
「ウエスタンでも打率が低かったので、追い込まれてからどうやって塁に出るかというのを考えていた。コンタクトすることを意識して打席に立ちました」
昨夏の甲子園決勝で井上広大外野手は奥川恭伸投手から「3ラン」を放った=阪神甲子園球場
まずは 1回二死 2塁。今季 1軍で「4勝(1敗)」をマークした左腕・坂本からファウルで粘って 9球目。変化球を完璧にはじき返し、先制の中前適時打を放った。 3回の第 2打席は左前に運ぶと、 5回の第 3打席はまたも追い込まれてから粘って 8球目を中前へ。簡単にはやられない執念、そして打席での対応力を見せつけた。
夢の対決が宮崎で実現する。きょう27日の相手先発はヤクルト・奥川。履正社の「4番」、星稜のエースとして対戦し、井上が奥川から「3ラン」を放った昨夏の「甲子園大会」決勝以来、プロに入ってからは初めての直接対決に平田 2軍監督も「野球界を盛り上げるためにスター、フレッシュな話題性のある選手がどんどん出てこないと。楽しみだね」と思わず表情が緩んだ。
開会式のリハーサルで井上広大外野手(左)と奥川恭伸投手はガッツポーズ=阪神甲子園球場
今季、井上はウエスタン・リーグ69試合で「打率0.226」、「リーグ2位タイ」の「9本塁打」、「同3位」の「36打点」。対する奥川はイースタン・リーグで 7試合に登板し「1勝1敗、防御率は1.83」。ともに 1軍の舞台も経験した。プロ 1年目の集大成として進化を見せるにはうってつけの相手。井上が力を込めた。
「打ちたいというのはありますけど、いまは自分がやってきていることを継続して。いい投手だからこそ、どうやって対応していくかというのを考えたい」
これからの野球界を担う黄金世代。その筆頭候補が南国で火花を散らす。
DeNA戦に先発した小野泰己投手=日南市天福球場
阪神先発小野泰己投手が 6回 2安打 1失点(自責 0)で来季巻き返しをアピールした。
変化球でカウントを整えながら、持ち味の直球で強気に押し込んだ。前回18日のヤクルト戦( 5回 1安打無失点)に続く快投だ。今季は「1軍登板0」に終わり、「キャンプ初日からアピールできるよう、まずはオフからしっかりやっていきます」ときりり。平田 2軍監督も「 1軍のローテーションでもチャレンジできる」と進化を感じ取っていた。
阪神及川雅貴投手がヤクルト奥川恭伸投手との初対決に意気込んだ。
ともに27日に先発予定。 2人は高校時代、ロッテ佐々木朗、阪神西純とともに「高校四天王」と称され、甲子園を沸かせた。及川は前回19日の西武戦でプロ最長の 7回を 6安打 1失点に抑えるなど状態を上げている。「同級生で投げ合える機会はなかなかない思う。うれしいですし、楽しみです。でもあまり意識せずに、自分の投球に集中したいと思います」と力を込めた。
阪神及川雅貴投手=阪神鳴尾浜球場 (2020年 7月19日撮影)
27日のヤクルト戦に先発予定の阪神・及川も26日、奥川との投げ合いに「同級生で投げ合えるというのはなかなか機会がないと思う。楽しみです」と目を細めた。練習試合を含めても横浜高時代に奥川と対戦した経験はないという。フェニックス・リーグの自身最終登板で実現する2019年の「高校BIG4」同士の初対戦。「負けません!」と力を込めた。
阪神先発の右腕小野は威力ある直球を主体に 6回 2安打 1失点(自責 0)。前回の18日ヤクルト戦( 5回 1安打無失点)に続いて好投を見せた。打線では「4番」井上が先制適時打を含む固め打ちで、同リーグ初の 3安打。27日ヤクルト戦(都城)では、同学年の右腕奥川と19年「夏の甲子園大会」決勝以来となる対決に臨む。実戦機会を求めて参加中の坂本も、 2ランを含む 2安打を放った。
◆阪神平田2軍監督の一問一答
-先発の小野
フォアボール5つでも、内容が違う。不安のあるフォアボールじゃない。カウント 3- 2からのフォークやカーブ、そういうところを自分でイメージ作って、そこでのフォアボールだから。これまではにっちもさっちもいかないようなフォアボールが多々あったけど、この前のヤクルト戦の登板と今日、オレは素晴らしいと思っているよ。このオフ休ませたくないね。このままの感触で(来季の)開幕を迎えさせたいくらいだよ。それに加えてけん制も2つ、こっちから強制的に入れさせた。今までけん制もやりたがらなかったけど、ファーストに 2つ、セカンドに 1つと。やっぱりそういうけん制から見て取れるように、何か変わろうというね。無難にじゃなくてチャレンジしようというのが出てるよね。
阪神及川雅貴投手とヤクルト奥川恭伸投手
-いい頃の小野に近づいている?
このフェニックスでちょっとキカッケをつかんでくれ…たと思っているよ。
-来年は楽しみ
もうほんと…休ませたくないねぇ…。オフも投げたりはするやろけどね。今ぐらいだったら、 1軍のローテーションでもチャレンジできるよ。
-井上が 3安打
塁に出てタッチアップしたりスチールでアウトになったり、走塁の練習になったな。
-追い込まれてから3安打
1打席目のタイムリーなんかは粘って、いいタイムリーだったね。
-27日ヤクルト戦(都城)は奥川とプロ初対戦
そう! 楽しみだね。ウチは及川。奥川と及川、これも楽しみだね。
平田勝男 2軍監督=阪神鳴尾浜球場 (2020年 6月24日撮影)
-どういった結果を求める?
いやいや、そういうことではないよ。奥川にしても佐々木朗希にしてもさ、これからプロ野球界をね。そういうちっちゃいこと(結果)で我々は考えていないんだよ。西純にしても、それを目の当たりにしてね。タイガースだけじゃなくて他のチームからもこれからいろんなスター、フレッシュな話題性のある選手がどんどん出てこないとね。
-登板はないが、試合を見る西純にとっても参考になるものがある
刺激になるよ。井上と遠藤にしてもそうだし。日本シリーズも終わったんだから、こういう話題ができるのは野球界にとっても新聞市場にとっても良いことだね。
-坂本が本塁打
誠志郎は宮崎に来て、やっぱり差というのを見せてるよ。キャッチャーとしてもだけど、打つ方でも格の違いをね。やっぱり 1軍で経験してゲームに出て、その差というのは違いが出てる。やっぱり頭 2つ、 3つ違うもんね。ホームランといい、左中間に打ったり、そういう内容がいい。アウトになっても内容が違う。
阪神藤井彰人バッテリーコーチが近大の後輩でもある「ドラフト1位」佐藤輝明内野手に温かいエールを送った。
「人気球団の目玉ルーキー」注目を浴びているが、「佐藤くんの今できることをやってほしい。今までやってきたことを、プロに入ってもやってほしい」。藤井コーチは現役時代に「男前キャラ」で人気を博しただけに、将来的なキャラクター設定についても「あった方が…」と冗談交じりに勧めていた。
阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手=近畿大学 (2020年11月12日)
阪神・藤井彰人バッテリーコーチ(44)が26日、近大の後輩で「ドラフト1位・佐藤輝明内野手」に“男前エール”を送った。
「(阪神は特別と)そうやって言われるから、僕はあまり思ってほしくないというか、今できることをやってほしいかな」
ただでさえ注目度の高い猛虎で、「4球団競合ルーキー」となればプレッシャーも増す。そんな後輩には自然体を貫くことを望んだ。
現役時代、自身は『男前』の愛称で親しまれた。「(キャラ付けは)あった方が。(自身は)あってよかったですね」と振り返り、佐藤輝には「自ら作れるというか、野球で成績出すしかないんじゃないですか」と自らキャラを勝ち取るようにエール。頼れる先輩として、黄金ルーキーを支えていくつもりだ。
中田賢一投手=横浜スタジアム (2020年 6月28日)
来季から阪神投手陣の最年長になる38歳中田賢一投手が、古巣に刺激を受けた。
昨季まで 6年間在籍したソフトバンクが「日本シリーズ」で巨人を圧倒。「ピッチャーがすごいですね。(甲斐)拓也も研究して確率的に打たれないところにリードしていた」とうなった。
移籍 1年目の今季は 3試合に登板して「0勝2敗」。この日は鳴尾浜で汗を流し「どういう形でもいいので、 1軍の勝ちに貢献したい」と来季の巻き返しを誓った。
ヤンキースの「GM特別アドバイザー」を務める松井秀喜氏(46)が、古巣・巨人の奮起に期待した。
26日、都内で開催されたビジネスセミナーに米ニューヨークからオンラインで参加。日本シリーズで 2年連続の「4連敗」で敗退した巨人の話題となり、「ジャイアンツをもちろん応援しているんですけど、パ・リーグが今、強いですよね。その要因は詳しくは分からないですけど、『日本シリーズ』、最大 7試合あるんですから、もっと拮抗(きっこう)した形に来年以降、なってほしいなと思います」と今後の巻き返しにエールを送った。
主催者側と対談形式で行われ、将来的な指導者への可能性についても直球の質問が飛んだ。来季、阪神の監督を務めるのはどうかとの質問に「現監督がおられますのでね。その座を奪うというか…そういうのはさすがに出来ないと思いますし、阪神ファンの方も私にそういう気持ちは全くないと思いますので」と苦笑い。さらに、現状を踏まえると巨人が松井氏を必要としているかもしれないと振られ、「いや、そういうわけでもないと思いますけど」とたじたじの様子だった。
松井秀喜氏 (2018年11月 7日撮影)
それでも、「指導者」という立場では日米で定期的に野球教室を行うなど積極的に活動している。「野球というスポーツに自分が何が出来るか。次の世代に野球の素晴らしさ、野球が楽しいな、そういう気持ちを持って欲しいなと。それだけですね」と、球界全体のさらなる発展を願った。
○…松井氏は逆境に打ち勝つことをテーマとし、プロ野球人生を振り返りながら対談形式で講義を行った。セミナー参加者はビジネスマンを中心に約3500人。講義の最後では「現状を受け入れて、コントロールできることをなんとかして、コントロールできないことは気にしない。そういう気持ちで、プレーヤー時代はやってきました。ビジネスの世界で役立つか分からないですけど、同じ日本人として、これからも皆様の世界中での活躍を期待しております」とメッセージを送った。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!来季こそ勝利を掴め!
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2020年 公式戦日程と結果 (11月)
2021年 公式戦日程表と結果(03月)
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